JP3549454B2 - Catv用放送受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルCATVシステムにおける緊急放送を受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12に、従来のデジタルCATV用放送受信装置の構成の一例を示す。
【0003】
同図において、1は、例えば90〜770MHzの高周波帯から6MHzのバンド幅を持つ1チャンネルに周波数を同調させるチューナーであり、将来的には全高周波帯が現行アナログ放送からデジタル放送あるいはデジタル通信に移行するようになることから、ここではデジタル放送受信用チューナー(以下、単にチューナーと称する)を想定している。2はデジタル変調に対応したデジタル復調器であり、CATVの場合、一般的に64QAMが採用されている。30は後段のブロック符号による誤り訂正部において、ブロック先頭を検出するための同期処理部であり、図13に示すISO/IEC13818−1で規定されているMPEG2トランスポートパケット(以下、TSパケット)の先頭同期バイトを検出の対象としている。4はTSパケットに誤りが発生していた場合に誤りの検出およびその訂正を行う誤り訂正部であり、図13に示すように、1個のTSパケット188バイト当たり16バイトの誤り訂正符号が追加される。以降、誤り訂正符号が付加されたTSパケットをフレームと呼ぶことにする。一般的に、この誤り訂正方式としてはヨーロッパのETS(Europen Telecommunication Standard)規格ETS−300−429が採用されており、誤り訂正符号としてリードソロモン符号が使われている。リードソロモン符号はブロック符号に属し、ETS−300−429では1TSパケットを1ブロックとして扱うため、各TSパケットの先頭にブロック先頭を示す1バイトの同期コード(通常は47ヘキサの値で8TSパケット毎に反転)が付加され、後段のデマルチプレクサー5と整合を取るため、本誤り訂正でこの同期コード反転は元に戻される。5はチューナー1で選択されたチャンネル内に多重化伝送されている複数のサブチャンネルやNIT、PAT、PMT等のPSI(Program Specific Information)あるいはSI(Service Information)を分離するデマルチプレクサーであり、コントローラ10の選局処理により、ユーザー所望の番組に該当した映像PESパケットおよび音声PESパケットを出力する。また、デマルチプレクサー5は放送局側と同一の時刻を共有するため、伝送されている参照基準時刻PCR(Progam Clock Reference)とフェーズロックループ回路から、27MHzのSTC(System Time Clock)を再生し、放送局側と同期を取っている。6はISO/IEC13818−2で規定されているMPEG2ビデオのPESパケットを復号するビデオデコーダであり、内蔵されているOSD(On Screen Display)機能により、EPG(電子番組ガイド)を放送画面と合成してテレビヘ出力する。7はISO/IEC13818−3で規定されているMPEG2オーディオのPESパケットを復号するオーディオデコーダである。8および9はそれぞれビデオ/オーディオのD/A変換器で、例えばコンポジットビデオ信号とステレオ信号を出力してTVに表示する。10はコントローラであり、リモコン制御やPSI/SIの処理に使われ、一般的に動作周波数としては数十MHz〜数百MHzのものが使用される。
【0004】
次に、このデジタルCATV用放送受信装置における待機時の緊急放送受信について説明をする。
【0005】
日本CATV技術協会JCTEA STD−003−1.1によると緊急放送時にはSI内のNITまたはPMTに、図14に示すような緊急情報記述子をCATV局が伝送することになっている。従って、CATV受信装置ではこの記述子が送られて来ているか否かを常時監視するために、チューナー1、デジタル復調器2、同期処理部30、誤り訂正部4、デマルチプレクサー5およびコントローラ10をCATV受信装置が待機状態でも通電しておく必要がある。
【0006】
緊急放送受信時の動作フローを図15を用いて説明する。
【0007】
先ず、ステップ71で、デマルチプレクサー5でNITまたはPMTが入力ビットストリーム中から取得されたかを判別し、取得していた時は、ステップ72において、コントローラ10は、これらのテーブルを解釈し、さらに緊急情報記述子が含まれているかを確認する。もし、緊急情報記述子が含まれていなければ、ステップ73で、SIテーブルの更新等の処理を行い、再びポーリング状態に戻る。緊急情報記述子が含まれている場合は、ステップ74で、緊急情報記述子内の緊急放送開始/終了フラグが放送中(start_end_flag=1)か否かを識別する。もし、放送中であれば、ステップ75,76で、area_codeフィールドに記載された地域と予め不揮発メモリー12に記憶されている居住地域とが合致しているかを照合し、合致している場合は、ステップ77で主電源がオン状態か否かを判断し、ステップ78で、主電源がオン状態ならば緊急事態の旨をOSDまたは警報ブザー11を使用してユーザーに告知する。主電源がオフ状態(以下、待機状態と表現する)ならば、ステップ79,78で、主電源をオンして同様に告知する。ステップ74で緊急放送中でないと判断された場合は、ステップ80で、待機状態から主電源をオンしたかを判断し、主電源がオフ状態からオンされて緊急警報された場合、緊急放送開始/終了フラグが終了状態(start_end_flag=0)になると、ステップ81で自動的に主電源をオフする。
【0008】
なお、従来、緊急放送システムとしては、特開平7−336662号公報に開示されたものが知られているが、このシステムは、デジタル放送については特に考慮されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、国際的に地球温暖化防止の動きが高まり、同時に電気製品の省エネルギー化が求められている。
【0010】
しかしながら、上述の従来の緊急放送方式では緊急放送そのものの発生頻度が稀にも関わらず、CATV受信装置では、ビットストリーム中に緊急放送情報(emergency_information_descriptor)の送出を監視するために、待機状態においてチューナーやデジタル復調以外にも、高速クロックで動作するデマルチプレクサーやコントローラを常時通電しておく必要があり、省エネルギーないし温暖化防止上間題があった。
【0011】
本発明の目的は、緊急放送待機時の省電力化を図ったCATV用放送受信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
【0013】
第1の手段は、CATV局からデジタル放送される、緊急放送を伝送していることを示すと共に、CATV局から送信されるデータに挿入されているブロック誤り訂正符号のブロックの先頭を示す同期コードが、通常放送時に用いられる通常同期コードと緊急放送時に用いられる緊急同期コードからなる第1の放送周波数と、緊急放送の開始/終了等の緊急情報データを伝送する第2の放送周波数とを受信可能なCATV用放送受信装置において、前記第1の放送周波数および前記第2の放送周波数と、前記通常同期コードおよび前記緊急同期コードを記憶する記憶手段と、主電源がオフである待機状態において、当該CATV用放送受信装置を前記第1の放送周波数に同調させる手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、受信された入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行う同期捕捉手段と、前記同期捕捉手段において同期の確立が得られた時、緊急放送が伝送されていると判断する緊急放送検出手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、前記主電源をオンし、当該CATV用放送受信装置を前記第2の放送周波数に同調させる手段と、前記第2の放送周波数の同調状態において、前記入力ビットストリーム中に伝送される緊急情報データを参照し、この緊急情報データが緊急放送中であることを示している時は、視聴者に緊急であることを告知する緊急告知手段と、前記緊急情報データが緊急放送終了であることを示している時は、前記緊急の告知を終了し、当該CATV用放送受信装置をを前記第1の放送周波数に同調させると共に、前記主電源をオフにして待機状態にする手段と、を具備することを特徴とする。
【0014】
第2の手段は、CATV局からデジタル放送される、緊急放送を伝送していることを示すと共に、CATV局から送信されるデータに挿入されているブロック誤り訂正符号のブロックの先頭を示す同期コードが、通常放送時に用いられる通常同期コードと緊急放送時に用いられる緊急同期コードからなる第1の放送周波数と、緊急放送の開始/終了等の緊急情報データを伝送する第2の放送周波数とを受信可能であって、前記第1の放送周波数と第2の放送周波数が等しいCATV用放送受信装置において、前記第1の放送周波数および前記第2の放送周波数と、前記通常同期コードおよび前記緊急同期コードを記憶する記憶手段と、主電源がオフである待機状態において、当該CATV用放送受信装置を前記第1の放送周波数に同調させる手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、受信された入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行う同期捕捉手段と、前記同期捕捉手段において同期の確立が得られた時、緊急放送が伝送されていると判断する緊急放送検出手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、前記主電源をオンする手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、誤り訂正後に、前記緊急同期コードを通常同期コードに戻す同期コード付け替え手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、前記入力ビットストリーム中に伝送される緊急情報データを参照し、この緊急情報データが緊急放送中であることを示している時は、視聴者に緊急であることを告知する緊急告知手段と、前記緊急情報データが緊急放送終了であることを示している時は、前記緊急の告知を終了し、前記主電源をオフにして待機状態にする手段と、を具備することを特徴とする。
【0015】
第3の手段は、第1の手段または第2の手段のいずれか1つの手段において、前記緊急同期コードに緊急放送の対象地域コードを割り当てたことを特徴とする。
【0016】
第4の手段は、第3の手段において、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、受信された入力ビットストリームの緊急同期コードと前記対象地域コードと比較して、緊急放送の対象地域に該当するかを判断する手段を具備することを特徴とする。
【0017】
第5の手段は、第1の手段または第2の手段のいずれか1つの手段において、前記同期捕捉手段は、前記通常同期コードと入力ビットストリームの同期が追従できない時は、同期コードを緊急同期コードに変更して、前記入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行うことを特徴とする。
【0018】
第6の手段は、第1の手段または第2の手段のいずれか1つの手段において、前記待機状態への移行時、通常同期コードおよび緊急同期コードを常時通電している一時記憶素子に転送する手段を具備することを特徴とする。
【0019】
第7の手段は、第1の手段または第2の手段のいずれか1つの手段において、前記緊急告知手段は、当該CATV用放送受信装置に内蔵された警報ブザーおよび/またはオンスクリーンディスプレイにより緊急事態を視聴画面に表示することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
はじめに、本発明の第1の実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0021】
図1は、本実施形態に係るデジタルCATV用放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【0022】
同図において、3は同期処理部、13は通常同期コードレジスタ、14は緊急同期コードレジスタ、15はセレクターであり、その他の構成は図11に示す同符号の構成に対応する。
【0023】
本発明のデジタルCATV用放送システムでは、緊急放送時に、緊急放送情報(emergency_information_descriptor)を伝送するチャンネル(第2の放送周波数:RFemergency)と、同期コードを通常放送時と変えることにより緊急放送が発生していることを示すチャンネル(第1の放送周波数:RFdefault)がCATV局側に用意され、CATV用受信装置側にも、これらの情報を予め不揮発メモリー12に記憶しているものとする。また、通常放送時に送信される同期コード(ETS−300−429に準拠した同期コード、以降、通常同期コードという)と、緊急放送時に付け替えられて送られる同期コード(以降、緊急同期コード)もあらかじめ不揮発メモリー12に記憶されており、CATV用放送受信装置の設置時に電源コードを電源プラグに差すことにより、それぞれのレジスター13,14に転送されるものとする。以下、通常同期コードと緊急同期コードを総称して同期コードと呼ぶことにする。
【0024】
図2は、図1に示す同期処理部3の詳細な構成を示すブロック図であり、ここで同期処理部3は、図12に示した同期処理部30と比べて、同期処理において検出される同期コードを通常同期コードと緊急同期コードから選択できるように改善されており、同期コードを検出して、同期コードが出現する周期(以下、同期パルス)を生成し、同期パルスと入力フレームとの間で同期が確立できているかを確認する同期捕捉部31と、この同期パルスと入力フレーム間の同期が維持できているかを監視する同期追従部32と、セレクター15に対して同期処理部3に入力する同期コードを制御する同期コード制御33とから構成されている。
【0025】
図3は、同期捕捉部31の詳細な構成を示すブロック図である。
【0026】
同図において、311は入力フレームと同期コードの比較を行って同期パルスを発生させるとともに、比較器313から再捕捉要求指示を受けた時に入力フレームの位置をフレームに同期したクロック(以降、フレームクロック)でシフトする移相回路を内蔵した比較器、312は比較器311で比較して一致した時にフレームクロックで次のフレームの同期コードが来るまでカウントする同期パルス幅カウンター、313は同期パルス幅カウンター312でカウントが終了した後、フレームの値を読んで、同期コードと一致しているかを確認する比較器、314は比較器311で生成した同期パルスが入カフレームと同期捕捉していることを最終判断するため、比較器313の一致回数が所定回数まで達するかを調べる同期捕捉判走カウンターである。
【0027】
図4は、同期追従部32の詳細な構成を示すブロック図である。
【0028】
同図において、321は同期捕捉部31で生成した同期パルスでフレームを一時記憶させるラッチ回路、322はラッチされたフレームの値が同期バイトと一致するかを比較する比較器、323は比較器322での不一致数をカウントする同期外れカウンターである。
【0029】
次に、同期処理部3の動作を図1乃至図5を参照しながら図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0030】
先ず図6に示すフローチャートにおいて、ステップ11で図3に示す同期捕捉部31の同期捕捉判定カウンター314をリセットし、ステップ12で図示されていない同期捕捉部31の捕捉失敗カウンターをリセットする。次いで、ステップ13で、図3に示す同期捕捉部31の比較器311において、入力フレームと同期コードが同一であるかを比較する。同一でない時は、ステップ14において捕捉失敗カウンターをインクリメントし、ステップ15で捕捉失敗カウンターが所定回数に達したかを判定し、達成しない場合は、ステップ16において入力されるフレームをフレームクロックでシフトさせ、再び、ステップ13で入力フレームと同期コードが同一であるかを比較する。もし、所定回数の再施行操作でも一致が見られなければ、ステップ17において同期不可能と判定する。一方、フレームと同期コードとの一致が得られれば、ステップ18において、図3に示す同期パルス幅カウンター312をスタートさせ、ステップ19で、204バイトカウントする。ステップ20において、次フレームの先頭、即ち204バイト目でフレームの値が同期コードの値と一致しているかを比較器313で比較して確認する。ここで、図5(a)に示すように、比較器313での比較が一致していれば、ステップ21で、同期捕捉判定カウンター314をインクリメントし、この時点で生成している同期パルスを使用して、フレームと同期パルス間の同期捕捉が確立したと判断する所定回数(K回)までステップ18〜ステップ22の処理を繰り返す。ステップ20で一致しない場合は、図5(b)に示すように、同期コードと同じ値がフレーム内のデータ領域(同期コード以外の領域)に出現し、比較器311で誤ってこのデータを同期コードとして捕えてしまったことによる誤動作を生じたので、この場合は、ステップ24において、比較器311でフレームの位置をフレームクロックでシフトさせて再捕捉を試みる。再捕捉はフレーム周期(204回)分繰り返せば得られるはずである。最終的に、ステップ22で、同期捕捉判定カウンター314が捕捉回数をK回をカウントした時、フレームの同期捕捉は確立されたと判断し、ステップ23で、同期パルスをバッファ315から後段の同期追従部32に出力する。
【0031】
同期捕捉部31から出力された同期パルスは、図4に示す同期追従部32に入力され、入力された同期パルスは、ラッチ回路321で、同期パルスでフレームを一時記憶させ、さらに比較器322で、入力フレームの伝送ジッターやノイズによる影響で同期外れが生じていないかを監視し、同期外れカウンタ323において同期外れが著しいと判定された場合は、前段の同期捕捉作業を再度行うよう同期捕捉部31に対して指示する。
【0032】
同期捕捉部31における処理の結果は、図2および図3に示すように、同期捕捉部31からの指示により、同期コード制御33は、同期処理部3に出力する同期コードを通常あるいは緊急用にセレクター15を切り替えて制御する。主電源投入には通常同期コードを出力するように制御される。
【0033】
以上、同期処理部3について説明したが、実際には同期コードの検出を容易にするため、ETS−300−429のように周期的に同期コードを反転させてもよい。
【0034】
次に、このように構成されるCATV用放送受信装置の待機状態における緊急放送受信時の動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0035】
ここで、待機状態時に通電されている回路は、図1に示すCATV用放送受信装置において、チューナー1、デジタル復調2、同期処理部3、通常同期コードレジスター13、緊急同期コードレジスター14、セレクター15である。
【0036】
待機状態時では、チューナー1はRFdefaultに同調され、同期処理部3には通常同期コードがロードされている。ステップ31では通常同期コードが同期処理部3において同期が追従しているかをモニタしている。そこで、通常同期コードで同期が同期処理部3で維持できない時、即ち、同期処理部3の同期捕捉部31での同期捕捉もできず、または同期追従部32で同期が外れて同期捕捉部31での再捕捉を試みても同期が得られない時は、ステップ32において、同期コード制御部33によってセレクター15を制御し、セレクター15から通常同期コードに代えて緊急同期コードを出力する。同期処理部3では、緊急同期コードを用いて同期捕捉処理を再施行する。ここで緊急同期コードは、単に緊急放送が伝送されていることを示すだけではなく、例えば、図7に示すようなCATV局の事業地域内で地域コードを割り振り、特定の地域にだけ緊急告知を実施するようにすることもできる。ステップ33で、緊急同期コードが同期しているかを判定し、ロードされた緊急同期コードで同期処理部3において同期を確立できなければ、ステップ42において、回線不良等の障害が起きたと判断して、次回にユーザーが主電源をオンした時にOSDを介してその旨を告知する等の処理が行われる。
【0037】
一方、ステップ33で、緊急同期コードで同期が確立できた場合は、ステップ34で、発せられている緊急放送の対象地域に該当しているものと判定し、主電源をオン状態にし、不揮発メモリー12から緊急情報記述子が伝送されているRFemergencyを読み出して、ステップ35で、チューナー1をRFemergencyに同調させる。同時に、ステップ36において、同期処理部3にロードする同期コードを同期コード制御部33からセレクター15に指令を出して、緊急同期コードから通常同期コードに変更して出力させる。ここで、RFemergencyは、CATV局が必ずJCTEA STD−003−1.1に準拠した緊急情報記述子(emergency_information_descriptor)をPMTまたはNITに伝送しているチャンネルである。ステップ37で、緊急情報記述子を取得し、緊急放送が放送中(start_end_flag=1)であれば、ステップ38において、CATV用放送受信装置内に装備されている警報ブザー11を鳴らすか、あるいはOSDを使用して、ユーザーに緊急告知をする。このように起動された緊急告知はstart_end_flag=0になるまで継続する。ステップ39で、緊急告知が終了した後、ステップ40で主電源が待機状態から投入された場合は、ステップ41でチューナー1をRFdefaultに遷移させて、主電源をオフの状態にし、再び待機状態に戻る。
【0038】
なお、ユーザーが視聴中(主電源オン状態)に、緊急放送が伝送されてきた場合は、同期処理部3には通常同期コードがロードされるので、RFdefaultを含めて、図15に示す処理に従って、PSI/SIから緊急放送情報を抽出して緊急告知する。
【0039】
次に、本発明の第2の実施形態を図9乃至図11に基づいて説明する。
【0040】
第1の実施形態に係るCATV用放送受信装置では、緊急放送時にRFdefaultの状態では、同期コードが緊急同期コードになっており、RFdefaultで緊急告知ができない欠点がある。本実施形態はこの欠点を改善したものである。
【0041】
図9は、本実施形態に係るデジタルCATV用放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【0042】
同図において、21は同期コード付け替え部であり、その他の構成は図1に示す同符号の構成に対応する。
【0043】
図10は、同期コード付け替え部21の詳細な構成を示す回路図である。
【0044】
この回路は、TSパケットは前段の誤り訂正部4でフレーム中に存在する誤りを訂正しており、後段のデマルチプレクサー5でデコードするためには同期コードを通常同期コード(値としては47ヘキサ)に戻せば良いので、セレクター15から出力される同期コードと通常同期コードを比較して、相違がある場合に同期パルスのタイミングで、即ち、TSパケットの先頭で、同期コードを通常同期コードに書き換える回路である。
【0045】
次に、このように構成されるCATV用放送受信装置の待機状態における緊急放送受信の動作を図11に示すフローチャートを用いて説明する。
【0046】
ここで、待機状態時に常時通電されている回路は、図9に示すCATV用放送受信装置において、チューナー1、デジタル復調2、同期処理部3、通常同期コードレジスター13、緊急同期コードレジスター14、セレクター15である。
【0047】
待機状態時では、チューナー1はRFdefaultに同調されている。即ち、視聴状態から待機状態へ移行する際には、不揮発メモリー12を読み出すことによって視聴チャンネルからRFdefaultに遷移している。また、同期処理部3には通常同期コードがロードされている。ステップ51で通常同期コードが同期しているかを監視しているが、通常同期コードで同期が同期処理部3で維持できない時、即ち、同期処理部3の同期捕捉部31での同期捕捉もできず、または同期追従部32で同期が外れて同期捕捉部31での再捕捉を試みても同期が得られない時は、ステップ52において、同期コード制御部33によってセレクター15を制御し、セレクター15から通常同期コードに代えて緊急同期コードを出力する。同期処理部3では、緊急同期コードを用いて同期捕捉処理を再施行する。ステップ53で、緊急同期コードが同期しているかを判定し、ステップ60では、緊急同期コードで同期を確立できなければ回線不良等の障害が起きたと判断して、次回にユーザーが主電源をオンした時に告知する等の処理がなされる。
【0048】
一方、ステップ53で、緊急同期コードで同期が確立できた場合は、ステップ54で、発せられている緊急放送の対象地域に該当しているものと判定して主電源をオン状態する。次に、ステップ55では、RFdefaultに伝送されているTSパケットの同期コードを同期コード付け替え部21で通常同期コードに付け替える。ステップ56で、緊急情報記述子を取得し、緊急放送が放送中(start_end_flag=1)であれば、ステップ57において、CATV用放送受信装置内に装備されている警報ブザー11を鳴らすか、あるいはOSDを使用して、ユーザーに緊急告知する。このように起動された緊急告知はstart_end_flag=0になるまで継続する。ステップ58で、緊急告知が終了した後、ステップ59で主電源が待機状態から投入された場合は、主電源をオフの状態にして、再び待機状態に戻る。
【0049】
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態において必要としていた緊急放送検出時の主電源オン/オフに伴うチューナー遷移(図8に示すステップ36,ステップ42の処理)が不要になるという利便がある。
【0050】
一方、ユーザーが視聴中(主電源オン状態)に緊急放送が伝送されている場合は、第1の実施形態と同様に、図15に示す処理によって緊急告知することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上に述べたように、本願第1乃至第7の発明によれば、CATV用放送受信装置に緊急放送用の同期コードを検出する手段を追加するだけで、緊急放送の有無を判別できるため、従来のもののように高速動作するデマルチプレクサー、コントローラー、さらには誤り訂正部に常時通電することなく緊急放送を受信することができ、省電力化を実現することができる。
【0052】
また、本願第2の発明によれば、前記第1の発明に比べて、第1の放送周波数のみで緊急告知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデジタルCATV用放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す同期処理部3の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す同期捕捉部31の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示す同期追従部32の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示す比較器313の動作を説明するための同期コードとフレームクロックの波形図である。
【図6】図3に示す同期捕捉部31の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】CATV局の事業地域内で割り振られた地域コード示す図である。
【図8】第1の実施形態に係るCATV用放送受信装置の待機状態における緊急放送受信時の動作を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態に係るデジタルCATV用放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す同期コード付け替え部21の詳細な構成を示す回路図である。
【図11】第2の実施形態に係るCATV用放送受信装置の待機状態における緊急放送受信時の動作を示すフローチャートである。
【図12】従来技術に係るデジタルCATV用放送受信装置のブロック図である。
【図13】ISO/IEC13818−1で規定されているMPEG2トランスポートパケット(以下、TSパケット)である。
【図14】CATV局から伝送される緊急情報記述子である。
【図15】従来技術に係るデジタルCATV用放送受信装置における緊急放送受信時の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1 チューナー
2 デジタル復調器
3 同期処理部
31 同期捕捉部
312 比較器
312 同期パルス幅カウンター
313 比較器
314 同期捕捉判定カウンター
315 バッファ
32 同期追従部
321 ラッチ
322 比較器
323 同期外れカウンター
33 同期コード制御部
4 誤り訂正部
5 デマルチプレクサー
6 ビデオデコーダ
7 オーディオデコーダ
8,9 D/A変換器
10 コントローラ
11 警報ブザー
12 不揮発メモリー
13 通常同期コードレジスタ
14 緊急同期コードレジスタ
15 セレクター
Claims (6)
- CATV局からデジタル放送される、緊急放送を伝送していることを示すと共に、CATV局から送信されるデータに挿入されているブロック誤り訂正符号のブロックの先頭を示す同期コードが、通常放送時に用いられる通常同期コードと緊急放送時に用いられる緊急同期コードからなる第1の放送周波数と、緊急放送の開始/終了等の緊急情報データを伝送する第2の放送周波数とを受信可能なCATV用放送受信装置において、
前記第1の放送周波数および前記第2の放送周波数と、前記通常同期コードおよび前記緊急同期コードを記憶する記憶手段と、主電源がオフである待機状態において、当該CATV用放送受信装置を前記第1の放送周波数に同調させる手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、受信された入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行う同期捕捉手段と、前記同期捕捉手段において同期の確立が得られた時、緊急放送が伝送されていると判断する緊急放送検出手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、前記主電源をオンし、当該CATV用放送受信装置を前記第2の放送周波数に同調させる手段と、前記第2の放送周波数の同調状態において、前記入力ビットストリーム中に伝送される緊急情報データを参照し、この緊急情報データが緊急放送中であることを示している時は、視聴者に緊急であることを告知する緊急告知手段と、前記緊急情報データが緊急放送終了であることを示している時は、前記緊急の告知を終了し、当該CATV用放送受信装置を前記第1の放送周波数に同調させると共に、前記主電源をオフにして待機状態にする手段と、を具備することを特徴とするCATV用放送受信装置。 - CATV局からデジタル放送される、緊急放送を伝送していることを示すと共に、CATV局から送信されるデータに挿入されているブロック誤り訂正符号のブロックの先頭を示す同期コードが、通常放送時に用いられる通常同期コードと緊急放送時に用いられる緊急同期コードからなる第1の放送周波数と、緊急放送の開始/終了等の緊急情報データを伝送する第2の放送周波数とを受信可能であって、前記第1の放送周波数と第2の放送周波数が等しいCATV用放送受信装置において、
前記第1の放送周波数および前記第2の放送周波数と、前記通常同期コードおよび前記緊急同期コードを記憶する記憶手段と、主電源がオフである待機状態において、当該CATV用放送受信装置を前記第1の放送周波数に同調させる手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、受信された入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行う同期捕捉手段と、前記同期捕捉手段において同期の確立が得られた時、緊急放送が伝送されていると判断する緊急放送検出手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、前記主電源をオンする手段と、前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、誤り訂正後に、前記緊急同期コードを通常同期コードに戻す同期コード付け替え手段と、前記第1の放送周波数の同調状態において、前記入力ビットストリーム中に伝送される緊急情報データを参照し、この緊急情報データが緊急放送中であることを示している時は、視聴者に緊急であることを告知する緊急告知手段と、前記緊急情報データが緊急放送終了であることを示している時は、前記緊急の告知を終了し、前記主電源をオフにして待機状態にする手段と、を具備することを特徴とするCATV用放送受信装置。 - 前記緊急同期コードに緊急放送の対象地域コードを割り当てたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のCATV用放送受信装置。
- 前記緊急放送検出手段において緊急放送が検出された時、受信された入力ビットストリームの緊急同期コードと前記対象地域コードと比較して、緊急放送の対象地域に該当するかを判断する手段を具備することを特徴とする請求項3記載のCATV用放送受信装置。
- 前記同期捕捉手段は、前記通常同期コードと入力ビットストリームの同期が追従できない時は、同期コードを緊急同期コードに変更して、前記入力ビットストリームと前記緊急同期コードとの同期捕捉を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のCATV用放送受信装置。
- 前記緊急告知手段は、当該CATV用放送受信装置に内蔵された警報ブザーおよび/またはオンスクリーンディスプレイにより緊急事態を視聴画面に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載のCATV用放送受信装置。
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