JP3548490B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は画像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
メモリカード、磁気媒体(ハードディスクやフロッピーディスク)及び光磁気媒体等の記録媒体に画像データ、音声データ及び制御データをファイルとして記録するデジタルスチルカメラ(DSC):電子カメラが実用化されている。かかるデジタルスチルカメラでは、記録媒体にデータをファイル形式で記録する場合には、メモリ管理は、例えばデータの互換性の面でパーソナルコンピュータ等で標準的なDOS形式で行われることが望ましく、電子スチルカメラではDOS形式によりメモリが管理されている。このことは他の画像記録・再生装置についても同様である。そして記録媒体には、その動作を制御するための制御情報を制御ファイルとして記録することも検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録媒体に記録されている制御ファイルの利用については、未だ充分に活用されているわけではない。
【0004】
そこで、本発明の目的は、記録媒体に記録された制御ファイルを効果的に利用できる画像記録再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明による画像記録再生装置は、撮影レンズと、前記撮影レンズを介して被写体像を光電変換するための撮像手段と、前記撮像手段により得られた画像データを画像ファイルとして記録媒体に記録する記録手段と、記録された画像ファイルを再生して画像を表示する表示手段と、アップスイッチとダウンスイッチとを有するアップダウンスイッチ手段と、前記アップダウンスイッチ手段によって所望の再生画像を選択して前記表示手段に表示し、当該表示された再生画像に対する関連情報を設定して前記画像ファイルとは異なるコントロールファイルとして前記記録媒体にASCIIコードで記録すると共に、前記画像ファイルとは異なるファイル識別情報を当該コントロールファイルに付加するコントロールファイル作成手段とを有する
ここで、前記コントロールファイルとして記録される関連情報は、コマ番号の管理、プログラム再生設定、送信設定、撮影条件設定、画像処理設定の少なくとも1つを含むことができ、前記再生画像に対する関連情報の内容設定において、前記アップダウンスイッチ手段を使用することができる。また、前記ファイル識別情報は、ファイル名またはファイル名に付される拡張子の少なくとも一方であり、撮影を指示可能なトリガスイッチ手段をさらに有し、前記コントロールファイルの作成時のおいては前記トリガスイッチ手段をコントロールファイル作成のための入力手段として併用してコントロールファイルを作成することができる。
【0006】
【作用】
本発明では、所望の再生画像に対して、当該画像に関連する各種の情報が設定出来、かつ、その設定内容はコントロールファイルとして、画像データが画像ファイルとして記録される記録媒体に、画像ファイルとは異なるファイル識別情報を付加した形で記録される。
【0007】
【実施例】
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に関連する画像記録・再生装置の一例であるデジタルスチルカメラ(電子カメラ)の斜視図である。カメラ筐体100には、レンズ101、撮影指示を行うトリガスイッチ102、LCD等から構成される表示パネル103、動作を指示する操作スイッチ104、メモリカード106が挿入、装着される挿入スロット105、撮影された映像信号を出力するビデオ信号出力端子107、外部装置とのデータ授受を行う外部インタフェース(I/F)108が装備されている。
【0008】
操作スイッチ104の構成は、図2に平面図で示すように、カメラ電源のON/OFFを制御する電源スイッチ104A、記録/再生モードを切り換える記録/再生スイッチ104B、再生コマを選択するUPスイッチ104CとDOWNスイッチ104D、制御ファイル操作用のコントロールスイッチ104Eを備える。
【0009】
表示パネル103は、例えば、図3に示す如く、制御ファイルを表す“CONTROL”103A、プログラム再生を表す“PROG PLAY”103B及び7セグメント2桁表示の数字表示部103Cを有し、“PROG PLAY”の点灯は再生を、消灯が記録を示している。
【0010】
図4は、デジタルスチルカメラの構成ブロック図である。被写体は、レンズ1を介して光電変換手段であるCCD等の撮像素子を有し、変換された電気信号に対して所定の撮像処理を施す回路を有する撮像回路2に入力される。撮像回路2からの映像信号は、A/Dコンバータ3でデジタルデータに変換され、フレームメモリ4に書き込まれる。フレームメモリ4から読み出された映像データは、D/Aコンバータ5でアナログ信号に変換され、ビデオエンコーダ6でエンコード処理された後、外部端子7とビューファインダ8に供給される。データ記録時にはフレームメモリ4から読み出された映像データは、圧縮/伸長回路9でJPEG方式等に準拠した圧縮方式で圧縮処理が施され、カードインタフェース(I/F)16を介してメモリカード17に記録される。再生時には、カードインタフェース16を介してメモリカード17から読み出された映像データは、圧縮/伸長回路9で伸長され、フレームメモリ4に書き込まれる。フレームメモリ4から読み出された映像データは、D/Aコンバータ5、ビデオエンコーダ6の処理を経て外部端子7、ビユーファインダ8に出力される。
【0011】
システム制御回路10は、カメラ動作の全体を制御する。例えば、表示・スイッチ制御回路11を介して、表示部12(図1の103に対応)の表示を制御するとともに、操作スイッチ13(図1の104に対応)からの操作情報に基づいてカメラ動作を制御する。システム制御回路10は、またキャラクタジェネレータ14を介して映像信号にキャラクタ情報を重畳させ、RSインタフェース(I/F)15を介して外部との通信制御を行う。
【0012】
電源18は、後述するカードインタフェース16に電源を供給するもので、カードインタフェース16からのメモリカード17の装着検出信号をシステム制御回路10の割込端子INTが受信すると電源供給動作を開始させるように制御されている。
【0013】
メモリカード17に音声データが記録されている場合には、カードインタフェース16を介して読み出された音声データは音声回路19で音声処理され、スピーカ20から出力される。音声データのメモリカード17への記録は、マイク21と音声回路19及びカードインタフェース16を介して行われる。
【0014】
図5には、メモリカード内のデータ配置例が示されている。先頭領域であるブートセクタには管理情報のパラメータデータが記録され、FATにはメモリ使用状況を表すテーブルが記録され、続いて、画像ファイル、制御ファイル、音声ファイル(図示せず)等が記録されているデータ記録領域が配置されている。画像ファイルや音声ファイルは、ヘッダーと画像データ領域から成っている。この画像データは、JPEGに準拠した形式のデータである。
【0015】
さて、記録媒体に記録されているファイルの制御ファイルの利用例について説明する。ファイルの区別は、ファイル名の拡張子により行う。DOSシステムでは、ファイル名称は8文字の主ファイル名と3文字の拡張子から構成され、拡張子が「J6I」が画像ファイルを、「J6S」が音声ファイルを、「J6C」が制御ファイルをそれぞれ表す。
【0016】
制御ファイルは、ASCIIコードで記述され、下記キーワード(TABLE,PROGRAM,MODEM,CONDITION,PROCESS等)により制御情報が規定される。
##TABLE コマ番号(NO.)の管理
##PROGRAM プログラム再生
##MODEM モデム制御
##CONDITION 撮像条件設定
##PROCESS 演算処理
【0017】
エントリ位置によるコマ番号管理状態で、コマ送り時に制御ファイルの登録されているディレクトリが指定された場合に制御ファイルの表示を行う。図6には、ディレクトリ・エントリに順次登録されているファイル例が示されている。本例では、コマ番号が位置情報を示し、各位置対応に画像ファイルや制御ファイルが登録されている。
【0018】
図7には、制御ファイルの例として、図6のコマ番号3として登録しているファイルCTL00003.J6Cで規定されている情報例が示されている。図7にはプログラム再生が指示され、DSC00001.J6Iの画像ファイルを10秒間再生(映出)する旨の指示、DSC00004.J6Iの画像ファイルを15秒間再生する旨の指示の後、#ENDでプログラム終了する旨が規定されている。プログラム設定のためには、パーソナルコンピュータを用いたり、モニタ上に制御ファイルを映出して設定することができる。
【0019】
図8のモニタ表示例を参照すると、同図(A)は、2コマ目の画像ファイルの再生状態を示し、UPスイッチの操作によりコマ番号をインクリメントすると、(B)に示すようにコマ番号“03”が表示されるとともに、“PROG PLAY”が点滅表示される。このとき、モニタにはミュート画面が表示される。ここで、トリガスイッチが操作されると、プログラム再生動作に入り、図7に示す制御ファイルが実行されると、(C)に示すように“PROG PLAY”が点灯表示され、1コマ目の画像ファイルが10秒間再生される。続いて、(D)に示すように、4コマ目の画像ファイルが15秒間再生され、#ENDでプログラム再生が終了し、(B)と同様な表示状態である(E)の表示状態に戻る。
【0020】
コマ番号指定用のUPスイッチとDOWNスイッチに関する処理手順について図9を参照して説明する。UPスイッチ処理では、先ず、再生モードか否かを判定し(ステップS1)、再生モードでなければ処理を終了し、再生モードであるときには、コマ番号を1だけ加算し(インクリメントし)(ステップS2)、コマ番号を表示し(ステップS3)、コマ番号で指定されるディレクトリを読み出す(ステップS4)。次に、記録済か否かを判定し(ステップS5)、記録済でなければミュート再生処理を実行し(ステップS6)、記録済であれば拡張子をチェックして(ステップS7)、映像ファイルか否かを判定する(ステップS8)。ここで、映像ファイルであれば映像再生処理を実行し(ステップS9)、映像ファイルでなければ制御ファイルか否かを判定する(ステップS10)。制御ファイルでなければ、ミュート再生処理を実行し(ステップS11)、制御ファイルであれば、またミュート再生処理を実行した(ステップS12)後、“PROG PLAY”のセグメントをモニタ上に点滅表示し(ステップS13)、処理手順を終了する。また、DOWNスイッチ処理では、同様に再生モードか否かを判定し(ステップS14)、再生モードでなければ処理を終了し、再生モードであるときには、コマ番号を1だけ減算して(デクリメントして)(ステップS15)、ステップS3の処理に移行する。
【0021】
プログラム再生を実行するときのトリガスイッチ操作に応答する処理手順を図10を参照して説明する。先ず、再生モードか否かを判定し(ステップS21)、再生モードでなければ記録モードトリガ処理を実行し(ステップS22)、再生モードであれば、“PROG PLAY”が点滅中か否かを判定する(ステップS23)。ここで、点滅中でなければ、EVF、モニタに日付データを表示し(ステップS24)、点滅中であれば、“PROG PLAY”セグメント点灯表示し(ステップS25)、制御ファイル名称を読み出す(ステップS26)。次に、再生時間(例えば、図7における10秒間や15秒間)を読み出し(ステップS27)、ディレクトリ内のファイルの有無を判定し(ステップS28)、なければステップS34の処理に移行し、あればコマ番号を表示し(ステップS29)、再生処理を実行した(ステップS30)後、指定された再生時間を経過するのを待つ(ステップS31)。該再生時間が経過すると、次の制御ファイル名称を読み出し(ステップS32)、#ENDによる終了か否かを判定する(ステップS33)、このとき、終了していなければ、ステップS27の処理に戻り、終了していればミュート再生処理を実行し(ステップS34)、“PROG PLAY”を点滅表示し(ステップS35)、処理手順を終了する。
【0022】
上述例では、コマ番号はディレクトリ内のエントリの位置情報を用いているが、制御ファイルでコマ番号を管理することも可能で、これらを切り換えて用いることができる。すなわち、ディレクトリ内のファイル名称のチェックを行い、拡張子がJ6Cのファイル(コントロールファイル)がなければエントリの位置情報をコマ番号とする。J6Cのファイルがある場合は、ファイル内のフラグをチェックし、制御ファイルによるコマ番号管理が指定されている場合、制御ファイルによるコマ番号管理を行う。
【0023】
コマ番号管理の制御ファイルの内容は、例えばコントロールファイルCTL1.J6Cについての例が図11に示され、##TABLEでコマ番号の管理が指定され、図12に示すように、ディレクトリにコントロールファイルを先頭にして、以降図示の如く記録される。
【0024】
図13を参照して上記コマ番号管理の切り換え処理手順を説明すると、カード装着処理が行われた後、メモリカードのフォーマットがOKか否かを判定し(ステップS41)、カメラがDOSフォーマットを扱えないときには警告を発し、OKであれば制御ファイル(“J6C”)を検索した(ステップS42)後、制御ファイルの有無を判定する(ステップS43)。制御ファイルがあれば、制御ファイル内のコマ番号を管理するフラグの有無を“##TABLE”の文字列を検索して調べ(ステップS44及びステップS45)、あれば制御ファイルでコマ番号を管理し(ステップS46)、なければディレクトリ・エントリ位置よりコマ番号を生成して(ステップS47)、本処理手順を終了する。ステップS43において、制御ファイルがないと判定すると、ステップS47の処理に移行する。
【0025】
次に、制御ファイルや制御ファイルの内容を順次表示する例について説明する。図14にはメモリカードのディレクトリ内でのファイルの登録状況が示されており、ファイルはコントロールスイッチによって選択して表示される。図15には、図14の制御ファイル:CTL1.J6Cの内容が表示されている。図15は##MODEMで表されるキーワードとしてMODEMコントロールの制御ファイルが示され、キーワードの横にコメント情報が記述されている。TEL NOは送信先の電話番号を示し、送信するコマのファイル名がFiLEとして指定され、#ENDでこのブロックの処理が終了し、引き続いて、同様にして次の送信先電話番号、送信ファイル名が指定されている。
【0026】
図16には、図14のキーワード“PROCESS”の制御ファイルCTL2.J6Cの内容が表示されている。この制御ファイルは、輪郭強調、ぼかし処理、目視画面処理等を規定するもので、FiLTER−1、FiLTER−2処理等が規定されている。この処理としては、処理プログラム自体を記述しておくことも可能である。
【0027】
図17には、図14のカメラの動作条件を規定するキーワード“CONDITION”の制御ファイルCTL3.J6Cの内容が表示されている。本例では、ストロボ(STROBO)とホワイトバランス(WB)の使用状態が規定されているが、絞り、シャッター速度等のプログラム線図として任意に設定可能であり、スポーツやポートレイト等、撮影状態、条件に応じて最適な条件を設定可能である。
【0028】
コントロールスイッチによる所望のブロックのファイルを検索表示する例が図18に示されている。この状態では、画面上には“CONTROL”が点滅表示され、右上部にはコマ番号が、中央部にはキーワードとコメントが表示されている。同図(A)には、図14のコマ番号2の制御ファイル(図15に示されている)が表示され、コントロールスイッチの操作により同図(B)に示すようにコマ番号2の制御ファイルの2番目の内容が表示されるようになる。コントロールスイッチの更なる操作によって(C)や(D)に示すような4コマ目のファイルの内容(図16)が表示される。コマ番号5を選択するようにコントロールスイッチを操作すると、図17に示すファイルの内容が(E)や(F)のように表示される。こうすることによって、ディレクトリに存在する多数ブロックの中からコントロールファイルのみをコントロールスイッチを用いて迅速に検索、表示できる。
【0029】
上記処理手順を図19のフローチャートを参照して説明すると、コントロールスイッチ処理が施されると、現在制御ファイルの表示中か否かを判定し(ステップS51)、表示中でなければ、ディレクトリの先頭から拡張子がJ6Cのファイルを検索し(ステップS52)、J6Cの拡張子の有無を判定し(ステップS53)、あれば制御ファイルのキーワードとコメントをEVFとモニタ上に表示して(ステップS55)、コントロールセグメントを点滅表示させる(ステップS56)、本処理手順を終了する。ステップS53において、ないと判定されると、エラー表示を、例えば図20に示すように行う(ステップS54)。
【0030】
ステップS51において、制御ファイルが表示中であれば、ファイル内の次のキーワードの検索を行い(ステップS57)、該キーワードの有無を判定し(ステップS58)、ありと判定するとステップS55の処理に移行し、ないと判定すると、次に、ディレクトリエントリから拡張子がJ6Cのファイルを検索する(ステップS59)。次に該ファイルの有無を判定し(ステップS60)、ありと判定するとステップS55の処理に移行し、ないと判定すると、終了表示を図21に示す如く行う。
【0031】
次に、本発明の実施例として、メモリカードに記録されている画像ファイルと音声ファイルを組み合わせて再生することができる画像記録・再生装置について説明する。例えば、図22に示すような記録ファイルについて、再生時には主ファイル名や主ファイル名の一部が同じで拡張子が異なるもの(公知のように、J6Iが画像ファイル、J6Sが音声ファイルを示す)を選択(検索)して読み出して実行することができる。こうすることにより、1個のファイルとして扱うことができるので、扱いが簡単になり、関連を表す特別情報が不要でメモリ管理が容易となる。
【0032】
図23を参照して本実施例の処理手順を説明すると、先ずコマ番号で指定されるファイルを検索し(ステップS71)、映像ファイルか否かを判定し(ステップS72)、映像ファイルでなければミュート再生処理を実行し(ステップS77)、映像ファイルであれば映像ファイルを再生する(ステップS73)。次に、主ファイル名(主ファイル名の一部)が同一の拡張子J6Sファイルを検索し(ステップS74)、該拡張子の有無を判定し(ステップS75)、ありと判定すると音声ファイルを再生して(ステップS76)、処理手順を終了し、また、なしと判定するとそのまま処理を終了する。
【0033】
上記処理において、繰り返し音声ファイルを再生したい場合には、トリガスイッチを再び操作すれば良いし、音声ファイル(データ)の再生が不可能な装置の場合には、音声ファイルがある旨の表示をして操作者に告知せしめることもできる。
【0034】
上記制御ファイルはASCIIコードで記述、作成されるが、この作成は直接操作によって行うこともできる。カメラでプログラム再生の制御ファイルを作成する場合は、コントロールボタンを押して作成モードにし、UP/DOWNスイッチで再生コマを選択し、トリガスイッチを押し、再生指定時間毎にトリガスイッチを押す。再生コマ選択以後の処理を繰り返して必要なファイルが作成された後にコントロールボタンを押してファイル作成を終了する。尚、トリガスイッチの押下により再生指定時間の設定中は時間スケールを加速したり、デジタル表示してUP/DOWNスイッチで再生指定時間を設定することもできる。
【0035】
次に、カメラ等の画像記録・再生装置へのICメモリカード等の記録媒体の装着、離脱時の安定動作を確保する例について説明する。尚、ここで、「装着」とは、給電用導体セグメントの電気的接触が得られた状態を言い、「離脱」とは、給電用導体セグメントの電気的接触が解除された状態を言う。前述のような記録再生装置では、メモリカードの装置への確実な電気的接続が行われた後に始めてアクセス動作が確実となる。例えば、アクセス中に(電気的接続中に)カードが離脱されると、カードへの誤書き込みが生じ、カードが充分に装着されていない不安定な状態でアクセスが行われると誤動作の恐れがある。そこで、従来は、カードのピンのうち所定のピン長を他ピンより短めに設定してあり、両ピンの接続完了検出信号を受信したときに、アクセスを許容するようにしているが、浅い挿入時には検出が不確実となる。また、このような構成は、カード装着部を複雑とし、コストアップの要因にもなり、操作性の面でも問題がある。
【0036】
そこで、本例は、カードの装着、離脱を認識する手段の動作時間を変えることによって、媒体のデータ破壊を防止し、安定した装着を保証している。すなわち、カードが離脱される場合は、図4におけるシステム制御回路10への割込処理により、高速にカードインタフェース16への電源18からの電源供給をオフし、カードへの誤書き込みを禁止する。
【0037】
また、カードが装着される場合は、一定時間以上(本例では0.5秒)、安定して装着されていることを確認する。カメラが一定時間以上、メモリカードの装着の安定性を確認しているので、操作者は一定時間、装着動作を継続することになり、そのためメモリカードの十分安定な装着が保証される。
【0038】
図24を参照して上述実施例のカード装着割り込み処理を説明すると、カード装着時の検出信号CDをカードインタフェース16から受信すると、タイマを初期化し(ステップS81)、その後、未だカード装着状態にあるか否かを判定し(ステップS82)、カードが装着されていなければ処理を終了し、カード装着状態にあれば、0.5秒経過したか否かを判定する(ステップS83)。0.5秒経過していなければ、ステップS82の処理に戻る。ステップS83において、0.5秒が経過したと判定すれば、カードありフラグをセットし(ステップS84)、カードインタフェース16への電源供給をオンし(ステップS85)、カード装着処理を実行して(ステップS86)。本処理手順を終了する。
【0039】
次に、カード離脱割り込み処理について図25を参照して説明する。カードインタフェース16からカード装着信号CDがなくなり、離脱されたときに、直ちにカードインタフェース16への電源供給をオフし(ステップS91)、カードありフラグをクリアして(ステップS92)、カード離脱処理を実行する(ステップS93)。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コントロールファイルに記録された内容に従って、再生画像の処理が簡便に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連する画像記録・再生装置の一例であるデジタルスチルカメラ(電子カメラ)への適用例の斜視図である。
【図2】図1の操作スイッチ104の構成を示す平面図である。
【図3】図1の表示パネル103の表示例を示す図である。
【図4】デジタルスチルカメラの構成ブロック図である。
【図5】メモリカード内のデータ配置例を示す図である。
【図6】ディレクトリ・エントリに順次登録されているファイル例を示す図である。
【図7】図6のコマ番号3として登録しているファイルCTL00003.J6Cで規定されている情報例を示す図である。
【図8】上述例におけるモニタ表示例を示す図である。
【図9】コマ番号指定用のUPスイッチとDOWNスイッチに関する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】プログラム再生を実行するときのトリガスイッチ操作に応答する処理手順示すフローチャートである。
【図11】コマ番号管理の制御ファイルの内容、例えばコントロールファイルCTL1.J6Cについての例を示す図である。
【図12】図11の例における##TABLEでコマ番号の管理が指定されたディレクトリへの記録例を示す図である。
【図13】本例におけるコマ番号管理の切り換え処理手順を示すフローチャートである。
【図14】メモリカードのディレクトリ内でのファイルの登録状況を示す図である。
【図15】図14の制御ファイル:CTL1.J6Cの内容を示す図である。
【図16】図14のキーワード“PROCESS”の制御ファイルCTL2.J6Cの内容を示す図である。
【図17】図14のカメラの動作条件を規定するキーワード“CONDITION”の制御ファイルCTL3.J6Cの内容を示す図である。
【図18】コントロールスイッチによる所望のブロックのファイルを検索表示する例を示す図である。
【図19】図18に示す例の処理手順を示すフローチャートである。
【図20】図19におけるエラー表示例を示す図である。
【図21】図19における終了表示例を示す図である。
【図22】本発明による画像記録・再生装置の一実施例としての主ファイル名や主ファイル名の一部が同じで拡張子が異なるものを選択(検索)して読み出して再生する例を説明するための図である。
【図23】図22に示す実施例の処理手順を示すフローチャートである。
【図24】本発明に関連する他の例におけるカードの装着時のカードのデータ破壊を防止し、安定した装着を保証する例を示す図である。
【図25】本発明に関連する更に他の例におけるカードの離脱時のカードのデータ破壊を防止し、安定した装着を保証する例を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 撮像回路
3 A/Dコンバータ
4 フレームメモリ
5 D/Aコンバータ
6 ビデオエンコーダ
7 外部端子
8 ビューファインダ
9 圧縮/伸長回路
10 システム制御回路
11 表示・スイッチ制御回路
12 表示回路
13 操作スイッチ
14 キャラクタジェネレータ
15 RSインタフェース
16 カードインタフェース
17,106 メモリカード
18 電源
19 音声回路
20 スピーカ
21 マイク
100 カメラ筐体
101 レンズ
102 トリガスイッチ
103 表示パネル
104 操作スイッチ
105 スロット
107 ビデオ信号出力端子
108 外部インタフェース

Claims (5)

  1. 撮影レンズと、
    前記撮影レンズを介して被写体像を光電変換するための撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた画像データを画像ファイルとして記録媒体に記録する記録手段と、
    記録された画像ファイルを再生して画像を表示する表示手段と、
    アップスイッチとダウンスイッチとを有するアップダウンスイッチ手段と、
    前記アップダウンスイッチ手段によって所望の再生画像を選択して前記表示手段に表示し、
    当該表示された再生画像に対する関連情報を設定して前記画像ファイルとは異なるコントロールファイルとして前記記録媒体にASCIIコードで記録すると共に、前記画像ファイルとは異なるファイル識別情報を当該コントロールファイルに付加するコントロールファイル作成手段と、
    を有することを特徴とする画像記録再生装置。
  2. 前記コントロールファイルとして記録される関連情報は、コマ番号の管理、プログラム再生設定、送信設定、撮影条件設定、画像処理設定の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録再生装置。
  3. 前記再生画像に対する関連情報の内容設定において、前記アップダウンスイッチ手段を使用することを特徴とする請求項1に記載の画像記録再生装置。
  4. 前記ファイル識別情報は、ファイル名またはファイル名に付される拡張子の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録再生装置。
  5. 撮影を指示可能なトリガスイッチ手段をさらに有し、前記コントロールファイルの作成時のおいては前記トリガスイッチ手段をコントロールファイル作成のための入力手段として併用してコントロールファイルを作成することを特徴とする 請求項1に記載の画像記録再生装置。
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