JP3547165B2 - 負荷時タップ切換装置用タップ選択器 - Google Patents

負荷時タップ切換装置用タップ選択器 Download PDF

Info

Publication number
JP3547165B2
JP3547165B2 JP10247794A JP10247794A JP3547165B2 JP 3547165 B2 JP3547165 B2 JP 3547165B2 JP 10247794 A JP10247794 A JP 10247794A JP 10247794 A JP10247794 A JP 10247794A JP 3547165 B2 JP3547165 B2 JP 3547165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
geneva
contact
geneva gear
tap
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10247794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07312316A (ja
Inventor
豊明 鶴見
Original Assignee
ティーエム・ティーアンドディー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティーエム・ティーアンドディー株式会社 filed Critical ティーエム・ティーアンドディー株式会社
Priority to JP10247794A priority Critical patent/JP3547165B2/ja
Publication of JPH07312316A publication Critical patent/JPH07312316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3547165B2 publication Critical patent/JP3547165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、変圧器のタップ電圧を負荷をかけた状態で切換える負荷時タップ切換装置のタップ選択器に係り、特にタップ選択器のゼネバ歯車伝動装置を改良した負荷時タップ切換装置用タップ選択器に関する。
【0002】
【従来の技術】
負荷時タップ切換装置として、送電系統の変圧器に設けられるものと、産業用変圧器に設けられるものがある。前者は、送配電系統の負荷が変動して電圧変化が一定限度を越えた際に、タップを切換えることにより、送配電系統の電圧を一定に保つものである。
【0003】
後者は、産業機器が要求する電力に応じて、通電状態を保ったまま、変圧器のタップを切換えて必要な電力を供給せしめるものである。このため、負荷時タップ切換装置は、変圧器の使用用途にあったタップ電圧の切換えステップに容易に対応できるものが要求されている。
【0004】
負荷時タップ切換装置のタップ選択器は、主として接点機構とゼネバ歯車伝動装置からなり、接点機構はタップ切換えを直接行なうものであり、ゼネバ歯車伝動装置は接点機構を制御するものである。従来この種の負荷時タップ切換装置のタップ選択器として、以下に述べる2つの方式がある。
【0005】
<第1の方式>
図4は従来の負荷時タップ切換装置のタップ選択器の第1の方式を示す正断面図であり、図5は図4の接点機構を示す平面図で、図5(a)は上側の接点機構30aを示し、図5(b)は下側の接点機構30bを示している。図6(a),(b)はそれぞれ図4のゼネバ歯車伝動装置を示す平面図および正断面図である。
【0006】
これは具体的にはゼネバ歯車伝動装置20と、接点機構30a,30bからなり、ゼネバ歯車伝達装置20はゼネバ歯車21、ゼネバドライバ22、ピン23、溝24から構成されている。接点機構30a,30bはそれぞれ駆動板26、可動接点31a,31b、固定接点32a,32b、集電リング33a,33b、支柱90,91、支持板92,93から構成されている。
【0007】
固定接点32aは、それぞれ変圧器の各タップに電気的に接続され、水平円周上に一定距離Aを存して配置されている。また、固定接点32aと集電リング33aと連結する可動接点31aが回転し、隣接する固定接点32aを選択することにより、変圧器のタップを切換えている。
【0008】
一方、接点機構30a,30bは、上下に2段1組で構成されている。前述の接点機構30aを上段とすると、下段は接点機構30bのように、固定接点32bが上段の固定接点32aの中間位置に位置するように構成されている。そして、上段の可動接点31bが切換えを行なう際、駆動板26により連結された下段の可動接点31bは同時に回転する。
【0009】
ただし、可動接点31aは、1つの固定接点32b上を回転するのみであり、上段の可動接点31aが固定接点32aと開離している際も、可動接点31bは常に固定接点32bと接触しているため、常時通電状態を保っている。
【0010】
これらの接点機構30a,30bはゼネバ歯車伝動装置20により回転制御される。ゼネバドライバ22は、この下面両端のてこ部に垂直方向にピン23が固定され、このピン23にゼネバ歯車21が係合するように、スリット状の溝24が一定角度で振り分けられている。
【0011】
このように構成された従来の第1の方式では、タップ切換時は以下のように動作する。すなわち、図示しない駆動手段により、ゼネバドライバ22を回転させると、このピン23が、ゼネバ歯車21の溝24の側面を押し出され、ゼネバ歯車21が回転させられる。そして、ゼネバ歯車21の回転が、このゼネバ歯車21に連結されている駆動板26が回転し、これにより可動接点機構20a,20bの可動接点21a,21bが回転する。
【0012】
<第2の方式>
図7は従来の負荷時タップ切換装置のタップ選択器の第2の方式を示す正断面図であり、図8は図7の接点機構を示す平面図で、図8(a)は上側の接点機構50aを示し、図8(b)は下側の接点機構50bを示している。図9(a),(b)はそれぞれ図7のゼネバ歯車伝動装置40を示す平面図および正断面図である。
【0013】
上側の接点機構50aは、可動接点51a、固定接点52a、集電リング53a、支柱100,101、支持板102,103からなっている。固定接点52aは、それぞれ変圧器の各タップに連結されており、水平円周面上に2通りの接点距離A,Bに分割して配置されている。
【0014】
そして、固定接点52aと集電リング53aを連結する可動接点51aが回転し、隣接する固定接点を選択することにより、変圧器のタップを切換えている。また、前述の第1の方式と同様に、2段構成の接点機構を有しているが、切換え時の動作は異なり、前記接点機構50aを上側とすると、下側の接点機構50bは可動接点51b、上側の可動接点51aを切換えの際、全く駆動せず、常時通電状態を保っている。
【0015】
これらの接点機構50a,50bの回転制御を行なっているゼネバ歯車伝動装置40は、ゼネバ歯車41a、41b、ゼネバドライバ42とから構成されている。ゼネバドライバ42は、この両端部のてこ部にピン43aとピン43bが、それぞれ上下逆方向に取り付けられており、ゼネバ歯車41aはピン43aに係合するように上側に、またゼネバ歯車41bはピン43bに係合するように下側に配置されている。
【0016】
そして、それぞれのゼネバ歯車41aと41bには、スリット状の溝44aと切欠きの大きい溝44bが形成され、特に振り分け角度の大きい溝44bが形成されている。また、それぞれのゼネバ歯車41a,41bに駆動板46aと46bが連結され、上側のゼネバ歯車41aがピン43aに噛み合うときには、駆動板46aに接続された可動接点51aが回転し、下側のゼネバ歯車41bがピン43bと噛み合い駆動するときには、駆動板43bに接続された可動接点51bが回転するように構成されている。
【0017】
なお、以上説明したゼネバ歯車41a,41b以外に、切欠きの大きい溝に代えて漏斗状の溝を使用したものが、特公昭44ー21049号公報で公知であり、また半円月状の溝を使用したものが、特公昭51ー38409号公報で公知であるが、いずれも前述したゼネバ歯車41a,41bと同等の機能を有している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた第1および第2の方式にあっては、接点機構の固定接点数を増加する際に以下のような問題点がある。第1の方式は、スリット状の溝24のみで構成されたゼネバ歯車21を有するゼネバ歯車伝動装置であるため、ゼネバ歯車21自身の構造も単純で簡素に構成できる。
【0019】
しかしながら、ゼネバ歯車21とゼネバドライバ22間の距離とゼネバドライバ22の駆動中心とピン23との関係が規定されれば、ピン23が入り込めるゼネバ歯車21の溝24の位置は、一通りしかないため、スリット状溝24のピッチを変えることができなく、等間隔の溝配置となる。このため、ゼネバ歯車21とそれに連動する可動接点31a,31bは、一定角度での切換えしか行なえず、固定接点32a,32bも当然等配置となる。
【0020】
ここで、固定接点32a,32b間の距離は、各接点間に生じる電位差に対する絶縁距離によって求められてくるが、第1の方式では、固定接点32a,32bの距離を高電位部の絶縁距離に合わせるしかなく、低電位部では、余分に距離を取ることになる。すなわち、接点機構30a,30bは接点間距離を一定に保たなければならないため、接点数が増えれば増える程、形状は大形化していく。
【0021】
第2の方式は、スリット状の溝44aと切欠きの大きい溝44bで形成されたゼネバ歯車41a,41bを有するゼネバ歯車伝動装置40であるため、低電位部と高電位部とを分けることができることから、低電位部での接点間距が短縮でき、前述した第1の方式の問題点である形状の大形化が解消できる。
【0022】
しかし、切欠きの大きい溝44bは、スリット状の溝44aと比べ、ゼネバ歯車41a,41bのスペースをかなり取るため、接点の増加数は、それ程望めない。
【0023】
また、ゼネバ歯車41a,41bが上下段必要であるため、2段分のスペースを確保しなければならなく、さらに接点数の増加に伴い、ゼネバ歯車41a,41bの形状も複雑化していくため、加工が困難になっていくといった問題がある。
【0024】
さらに、前述の公知の漏斗状の溝や半円月状の溝を有するものであっても同様な問題があり、これらの溝は、切欠きの大きい溝以上に形状が複雑化していく。
そこで、本発明は以上述べた問題点を除去するためなされたもので、構造が簡単で、小形な接点機構を有する負荷時タップ切換装置用タップ選択器を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、接点機構とゼネバ歯車伝動装置を備え、
前記接点機構は変圧器の各タップに電気的に接続され、水平平面上に相異なる2種類の接点間距離を存して円周上に配設された複数の固定接点と、この各固定接点に接離可能に設けられ、駆動部材の回転により回転駆動する2種類の可動接点からなり、
前記ゼネバ歯車伝動装置は、ゼネバドライバとゼネバ歯車からなり、前記駆動部材を回転駆動させるものであって、ゼネバドライバは、回転可能に支持され、この両端に有するてこ部でかつこの上下面にそれぞれ回転中心からの距離が近い位置および遠い位置にピンが設けられ、
前記ゼネバ歯車は、外周縁が円弧状の第1ゼネバ歯車部材と外周縁が円弧状の第2ゼネバ歯車部材が一体的に形成され、
前記第1ゼネバ歯車部材の外周縁には中心から見た振り分け角度が所定角度をなし、かつ前記ゼネバドライバの上面に有するピンが係脱可能となるようにスリット状の溝が複数個等間隔に形成され、
前記第2ゼネバ歯車部材の外周縁には中心から見た振り分け角度が、前記第1ゼネバ歯車部材に形成されているスリット状の溝の振り分け角度より小さく、かつ前記ゼネバドライバの下面に有するピンが係脱可能となるようにスリット状の溝が複数個等間隔に形成され、
前記接点機構の接点間距離の大きな接点間を切換える際は、前記振り分け角度の大きいスリット状の溝が、前記ゼネバドライバの回転中心から遠い距離位置に有るピンが噛み合い回転し、また前記接点機構の接点間距離の小さな接点間を切換える際は、前記ゼネバドライバの回転中心から近い距離位置に有るピンと噛み合い回転するごとく構成したことを特徴とする負荷時タップ切換装置用タップ選択器である。
【0026】
【作用】
請求項1に対応する発明によれば、ゼネバ歯車は、第1ゼネバ歯車部材と第2ゼネバ歯車部材が一体的に形成され、この両ゼネバ歯車部材にはそれぞれ振り分け角度を変えた等配のスリット状の溝が形成されているので、高電位部と低電位部と分けて配置することができ、これにより低電位部の固定接点間距離が短縮可能となり、コンパクトな負荷時タップ切換装置用タップ選択器が得られる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明による負荷時タップ切換装置用タップ選択器の概略構成を示す正断面図であり、図2(a),(b)は図1のゼネバ歯車伝動装置1を示す斜視図であり、図3(a),(b)はそれぞれ図1の接点機構10a,10bを示す平面図である。
【0028】
ゼネバ歯車伝動装置1は、ゼネバ歯車2とゼネバドライバ3とからなり、ゼネバ歯車2は2つのゼネバ歯車部材2a,2bが組み合わせた構成となっている。ゼネバ歯車部材2aは、円環のほぼ2/3が切り欠かれ、断面がL字状であって半径方向に複数のスリット状の溝5aが等間隔に形成されている。ゼネバ歯車部材2bは、円環のほぼ1/3が切り欠かれ、断面が平板状であって半径方向に複数のスリット状の溝5bが等間隔に形成されている。
【0029】
この場合、溝5aはピッチが大きく(円の中心から見た振り分け角度が大きく)、溝5bは溝5aのピッチに比べて小さく(円の中心から見た振り分け角度が小さく)なっている。ゼネバ歯車部材2a,2bは、上面方向から見て円環状をなすように一体的に組み合わされている。
【0030】
ゼネバドライバ3は、この両端部のてこ部にそれぞれピン4a,4bがそれぞれ、ゼネバドライバ3の回転中心からの距離を異ならせ、上下に取り付けられている。ゼネバドライバ3に取り付けられているピン4a,4bは、ゼネバ歯車2に形成されている溝5a,5bと係脱可能に構成されている。
【0031】
接点機構10aは、可動接点11a、固定接点12a、集電リング13a、駆動板26、支柱80,81、支持板82,83から構成されている。支持板82,83の間に、固定接点12a,12bをそれぞれ取り付けるための支柱80,81が固定されている。すなわち、複数本(ここでは6本)の支柱80が後述する間隔であって、取り付け端部が支持板82,83の同一円周上に配置固定され、さらに支持板82,83の間であって、支柱80の相互間に複数本(ここでは6本)の支柱81が後述する間隔でかつ取り付け端部が同一円周上に配置固定されている。
【0032】
固定接点12aは、図3(a)に示すように、例えば右側に配置されている固定接点相互の接点間距離をA(円の中心から見て振り分け角度を大きくしてある)とし、左側に配置されている固定接点相互の接点間距離をB(円の中心から見て振り分け角度を見て小さくしてある)となるように、支柱80が配置固定されている。
【0033】
また、固定接点12bは、図3(b)に示すように、例えば右側に配置されている固定接点相互の接点間距離をA(円の中心から見て振り分け角度を大きくしてある)とし、左側に配置されている固定接点相互の接点間距離をB(円の中心から見て振り分け角度を見て小さくしてある)となるように、支柱81が配置固定されている。この場合、接点間距離Aの方は、高電位部に相当し、接点間距離Bの方は低電位部に相当する。
【0034】
一方、上下の接点機構10a10bは、前述の従来の第1の方式と同様に、下側の固定接点12bが、上側の固定接点12aの中間の位置にあるように構成されている。また、各段の固定接点12a,12bが配設されている円周の中心部には、それぞれ集電リング13a,13bが垂直方向に複数個(ここでは6個)配置固定されている。
【0035】
各集電リング13a,13bと各固定接点12a,12bに摺動可能に可動接点11a,11bが配設され、可動接点11a,11bは、ゼネバ歯車2に固定された駆動板6により支持固定され、駆動板6はゼネバ歯車2の回転中心として回転可能に構成されている。
【0036】
そして、切換方式は、前述の従来の第1の方式と同様に、ゼネバ歯車2が駆動すると、上側の可動接点11aが回転し、同時に駆動板16により連結された下側の可動接点11bが回転する。この際、上側の可動接点11aは隣接するタップを選択し、一方下側の可動接点11bは、1つの固定接点上を回転し、常時通電状態を保っている。
【0037】
このような構成のものにおいて、高電位部に相当する長い接点距離Aの区間の切換えは、以下のように行なわれている。すなわち、図2(a)に示すように、ゼネバドライバ3の回転中心から遠い側のピン4aがスリット状の振り分け角度の大きいゼネバ歯車2の上段2aに形成された溝5aに係入し、ゼネバ歯車2を図示しない駆動手段により駆動させることにより、駆動板6に連結した接点機構10a,10bの可動接点11a,11bを同時に回転させられる。
【0038】
また、低電位部に相当する短い接点距離Bの区間の切換えは、図2(b)に示すようにゼネバドライバ3の回転中心から近い側のピン4bが振り分け角度の小さいゼネバ歯車2の下段2bに形成されたスリット状の溝5bに係入し、ゼネバ歯車2を図示しない駆動手段により駆動させることにより、駆動板6に連結した接点機構10a,10bの可動接点11a,11bを同時に回転させられる。
【0039】
以上述べた実施例によれば、加工が容易なスリット状の溝5a,5bによって構成されたゼネバ歯車2を使用し、2種の振り分け角度の違う切換えが行なえるので、接点機構10a,10bを高電位部と低電位部とに分けて配置することができる。これにより、前述した従来の方式に比べて低電位部の接点間距離を短縮でき、これによりコンパクトな接点機構10a,10bを得ることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、高電位部と低電位部の2種類の振り分け角度による切換えが単純な形状のゼネバ歯車を有するゼネバ伝動装置で行なえるため、接点機構の形状を大形化することなく、容易に接点を増加することができる負荷時タップ切換装置用タップ選択器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ切換装置用タップ選択器の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】図1のゼネバ歯車伝動装置を示す斜視図。
【図3】図1の接点機構を示す平面図。
【図4】従来の負荷時タップ切換装置用タップ選択器の第1の方式の概略構成を示す図。
【図5】図4の接点機構を示す平面図。
【図6】図4のゼネバ歯車伝動装置を示す図。
【図7】従来の負荷時タップ切換装置用タップ選択器の第2の方式の概略構成を示す図。
【図8】図7の接点機構を示す平面図。
【図9】図7のゼネバ歯車伝動装置を示す図。
【符号の説明】
1…ゼネバ歯車伝動装置、2…ゼネバ歯車、3…ゼネバドライバ、4a,4b…ピン、5a,5b…溝、6…駆動板、10a,10b…接点機構、11a,11b…可動接点、12a,12b…固定接点、13a,13b…集電リング、80,81…支柱、82,83…支持板。

Claims (1)

  1. 接点機構とゼネバ歯車伝動装置を備え、
    前記接点機構は変圧器の各タップに電気的に接続され、水平平面上に相異なる2種類の接点間距離を存して円周上に配設された複数の固定接点と、この各固定接点に接離可能に設けられ、駆動部材の回転により回転駆動する2種類の可動接点からなり、
    前記ゼネバ歯車伝動装置は、ゼネバドライバとゼネバ歯車からなり、前記駆動部材を回転駆動させるものであって、ゼネバドライバは、回転可能に支持され、この両端に有するてこ部でかつこの上下面にそれぞれ回転中心からの距離が近い位置および遠い位置にピンが設けられ、
    前記ゼネバ歯車は、外周縁が円弧状の第1ゼネバ歯車部材と外周縁が円弧状の第2ゼネバ歯車部材が一体的に形成され、
    前記第1ゼネバ歯車部材の外周縁には中心から見た振り分け角度が所定角度をなし、かつ前記ゼネバドライバの上面に有するピンが係脱可能となるようにスリット状の溝が複数個等間隔に形成され、
    前記第2ゼネバ歯車部材の外周縁には中心から見た振り分け角度が、前記第1ゼネバ歯車部材に形成されているスリット状の溝の振り分け角度より小さく、かつ前記ゼネバドライバの下面に有するピンが係脱可能となるようにスリット状の溝が複数個等間隔に形成され、
    前記接点機構の接点間距離の大きな接点間を切換える際は、前記振り分け角度の大きいスリット状の溝が、前記ゼネバドライバの回転中心から遠い距離位置に有るピンが噛み合い回転し、また前記接点機構の接点間距離の小さな接点間を切換える際は、前記ゼネバドライバの回転中心から近い距離位置に有るピンと噛み合い回転するごとく構成したことを特徴とする負荷時タップ切換装置用タップ選択器。
JP10247794A 1994-05-17 1994-05-17 負荷時タップ切換装置用タップ選択器 Expired - Fee Related JP3547165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247794A JP3547165B2 (ja) 1994-05-17 1994-05-17 負荷時タップ切換装置用タップ選択器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247794A JP3547165B2 (ja) 1994-05-17 1994-05-17 負荷時タップ切換装置用タップ選択器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07312316A JPH07312316A (ja) 1995-11-28
JP3547165B2 true JP3547165B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=14328541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10247794A Expired - Fee Related JP3547165B2 (ja) 1994-05-17 1994-05-17 負荷時タップ切換装置用タップ選択器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3547165B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021229736A1 (ja) * 2020-05-14 2021-11-18 株式会社東芝 負荷時タップ切換器の蓄勢機構および負荷時タップ切換器
JP7480015B2 (ja) * 2020-10-21 2024-05-09 株式会社東芝 負荷時タップ切換器のタップ選択器
KR102628580B1 (ko) * 2021-02-16 2024-01-23 히타치 에너지 스위처랜드 아게 부하시 탭 절환기용의 스위칭 시스템, 부하시 탭 절환기 및 부하시 탭 절환기의 탭 연결의 스위칭 방법
JP2023122169A (ja) * 2022-02-22 2023-09-01 株式会社東芝 タップ選択器のタップ切換機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07312316A (ja) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4235290B2 (ja) 負荷時タップ切換器
JP5694333B2 (ja) 真空スイッチを有する負荷時タップ切換器
US6849813B1 (en) Step switch with selector
JP2013506276A5 (ja)
JP2006522470A (ja) タップ切換器
US10102990B2 (en) On-load tap changer
JP3547165B2 (ja) 負荷時タップ切換装置用タップ選択器
BG63554B1 (bg) Сигнализиращо устройство за положение
US4816662A (en) Remote control switch for posture adjustment of automotive mirrors
US2785242A (en) Tap-changers
US5038086A (en) Power seat, improved rotary switch system therefor
US2452916A (en) Rotary tap switch
US3250864A (en) Regulating transformers having a large number of taps
EP3758035B1 (en) Single-phase diverter switch for column-type on-load tap changer
TWI390566B (zh) Compound switch
CA2315636A1 (en) Electric switch
JP4282148B2 (ja) 負荷時タップ切換器用タップ選択器
JP3424947B2 (ja) タップ選択器の極性切換器
US3258546A (en) Transfer switch with movable contact toggle mechanism for tapped regulating transformers
US3806674A (en) Transfer swi ch operating mechanism for effecting tap changes
WO2022085288A1 (ja) 負荷時タップ切換器のタップ選択器
US3671687A (en) Transfer switch for tap-changing regulating transformers including lost motion interconnection driving mechanism
US3360618A (en) Transfer switch for tap-changing transformers convertible for adaptation to a wide range of currents
JP2023539233A (ja) 負荷時タップ切換器モジュール
JP2022536704A (ja) 負荷時タップ切換器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040119

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees