JP3545346B2 - 加速度測定用のブラッグ格子装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は加速度測定用のブラッグ格子装置に関する。
【0002】
T. A. Berkoff, A. D. Kersey: ”Experimental Demonstration of a Fiber Bragg Grating Accelerometer”, IEEE Photonics Technology Letters, Vol. 8, No. 12, 12. 1996, p. 1677 − 1679 から加速度測定用ブラッグ格子が知られており、この装置は、光をガイドするため弾性材料中に形成された光学ブラッグ格子およびこの格子と接続された旋回可能な質量体を有しており、この質量体は、そこに作用する加速度に依存した慣性力を発生させて格子において弾性の伸長を引き起こすために用いられる。
【0003】
質量体と格子との接続はフレキシブルな層によって形成されており、これは固定されたベースプレートにより支持されていて格子中に埋め込まれている。格子の伸長は、この伸長方向に対し垂直に動く質量体殊に振動質量体によって引き起こされる。
【0004】
公知の装置は以下のようにして駆動される:格子に対し広帯域の光源の光が案内される。そして格子は、格子の伸長とともに変化する格子固有のブラッグ波長において供給された光の成分を反射する。格子の伸長は質量体により形成される慣性力によって引き起こされ、この慣性力は装置に対し及ぼされる測定すべき加速度に比例している。光の反射成分は評価装置へ供給され、それによってその成分にどのブラッグ波長が含まれているのかが求められる。
【0005】
評価装置はマッハツェンダ干渉計を有しており、これには互いに異なる光路長の2つのアームが設けられている。両方のアームに光の反射成分が入力結合され、両方のアームの通過後に重畳されて干渉が引き起こされ、その後、検出器へ供給される。反射成分中に含まれているブラッグ波長の特定は2つのアームの一方に配置された位相変調器を用いて行われ、これはそのアーム中を案内される光の反射成分の一部分を他方のアーム中を案内されるその成分の一部分に対し位相変調する。
【0006】
J. R. Dunphy による ”Feasibility study concerning optical fiber sensor vibration monitoring subsystem” SPIE Vol. 2721, p. 483 − 492 には、振動監視のためのブラッグ格子装置について記載されており、これは光をガイドするため弾性材料中に形成された少なくとも1つの光学ブラック格子を有している。この場合、格子においてその格子特有のブラッグ波長を測定する複数の評価装置が考慮され、それらは互いに比較される。それらの評価装置は、スペクトロメータ、干渉フィルタ、調整可能なファイバ格子、走査形ファブリペローフィルタ、走査される検出器を備えた波長分散性素子、あるいは調整可能な音響光学フィルタを有している。
【0007】
4つのブラッグ格子を備えたブラッグ格子装置についてこれらの評価装置に関しては、次のような装置が比較的有利であるとみなされる。すなわちその装置とは、供給された光のうち格子が反射した成分をそれに含まれているその格子特有のブラッグ波長に関して評価するため、調整された音響光学フィルタを格子ごとに有するものである。
【0008】
L. Zhang 等による ”Spatial and Wavelength Multiplexing Architectures for Extreme Strain Monitoring System Using Identical−Chirped−Grating−Interrogation Technique”, 12th International Conference on Optical Fiber Sensors, 10. 28 − 31, 1997, p. 452 − 455 において明らかにされているのは、ブラック格子の反射率Rが波長の関数でもあるし格子の応力の関数でもあることである。
【0009】
この場合、反射率は格子特有の中心ブラッグ波長を中心としてゼロよりも大きく、この領域外では実質的にゼロと等しい。応力が変化すると、波長領域全体が直線的にシフトする。
【0010】
「チャープされる」ブラッグ格子すなわち格子定数の変えられる格子を使用すれば、ほぼ矩形のカーブ状で波長に依存する格子の反射率Rを得ることができるので、波長領域内の反射率は実質的に一定になる。
【0011】
請求項1記載の本発明の基礎とする課題は、加速度測定用のブラッグ格子装置において、加速度を格別に簡単に評価できるようにすることである。
【0012】
請求項1の解決手段によれば、加速度測定用の本発明によるブラッグ格子装置は、光ビームを供給するためそれぞれ弾性材料中に形成された少なくとも2つの光学ブラッグ格子と、両方の格子と接続された少なくとも1つの変位可能な質量体とを有している。この質量体は装置に作用する加速度に依存する慣性力を発生させ、両方の格子のうちの一方を弾性的に伸長させ、それと同時に他方の格子を弾性的に収縮させる。
【0013】
たとえばこの解決手段において頻繁に生じる事例によれば、形成された慣性力によりあるときは両方の格子が、それらのうち一方が弾性的に伸長されると同時に他方の格子が弾性的に収縮される変形状態となり、別のときは両方の格子がこの変形状態とは異なる別の変形状態となり、その場合には逆にさきほどの他方の格子が弾性的に伸長されると同時に上述の一方の格子が弾性的に収縮される。その際に殊に加速度が振動として生じた場合には、これら両方の格子の一方および他方の変形状態が交互に生じる事態が起こる。
【0014】
ここで弾性材料とは、形成された慣性力によって弾性的な変形を引き起こすことのできる材料のことであり、この材料によればそのような変形により生じるブラッグ格子の格子定数の変化が、格子における格子特有のブラッグ波長の測定可能な変化として現れる。
【0015】
また、変位可能な質量体とは、測定すべき加速度によって加速される両方の格子に対して可動な質量体のことであり、たとえば両方の格子が取り付けられている加速されるフレームに対して可動な質量体のことである。
【0016】
この質量体によって生じる慣性力はじかに、またはたとえばたとえば力伝達機構を介して間接的に、両方の格子に作用を及ぼすことができる。
【0017】
有利には両方のブラッグ格子は、供給される光ビームの伝播方向において相前後して配置されている。したがってこれら2つの格子を弾性材料から成りビームを案内するための光導体中に、伝播方向に相前後して形成することができる。この導体をたとえば光導波体とすることができ、たとえば慣用のブラッグ格子センサで用いられている光グラスファイバとすることができる。
【0018】
本発明による装置の1つの有利な実施形態によれば両方の格子の間に質量体が配置されており、両方の格子各々とじかに接続されていて、その結果、質量体から生じた慣性力が格子にじかに作用を及ぼすようになる。
【0019】
質量体を力伝達機構を介して間接的に格子と接続することもでき、この場合、力伝達機構は質量体により生じた慣性力を、両方の格子のうち一方を伸長させると同時に他方の格子を収縮させるように各格子に作用する力に変換する。この場合、格子に対し間接的にはたらく慣性力および/または格子の伸長または収縮を大きくしたり小さくしたりすることができる。
【0020】
好適であるのは、上述の力伝達機構が伝播方向および/またはそれとは逆の方向に向いた力を発生させ、その力がじかに一方の格子に対しては伸長作用を及ぼし、他方の格子に対しては収縮作用を及ぼすようにすることである。たとえばこの場合、装置に対し実質的に固定された回転軸を中心に旋回可能なレバーまたはその他の相応にはたらく駆動部を力伝達機構にもたせることができる。
【0021】
また、両方の格子を、無慣性力状態すなわち装置に加速度が加わっていない状態で等しい中心ブラッグ波長をもつように形成したり準備したりすることができる。しかしながら両方の格子により引き起こされる有利な直線的な特性曲線領域を利用できるようにすることを考慮すると、両方の格子が慣性力のない状態において互いに異なる中心ブラッグ波長をもつようにするのが有利であり、この場合、両方の格子のうち一方の格子の中心ブラッグ波長が他方の格子の格子帯域幅内にあるようにする。
【0022】
本発明による装置の1つの実施形態によれば、両方のブラッグ格子のうち少なくとも一方が一定の格子定数を有する。その際に1つの格別な実施形態において優れているのは、両方の格子の各々が一定の格子定数をもつことである。
【0023】
また、両方のブラッグ格子のうち少なくとも一方が可変の格子定数をもつような実施形態(チャープされた格子)により、改善された直線的な特性曲線領域を得ることができ、この場合、有利かつ好適であるのは、両方の格子がそれぞれ1つの可変の格子定数をもつようにすることである。
【0024】
本発明による装置の1つの利点を挙げると、供給された光ビームの両方の格子から到来する成分をその格子特有のブラッグ波長に関して評価するにあたり、複雑な狭帯域の光検出器ではなく簡単な広帯域の光検出器を使用できることである。したがってこの装置の有利な実施形態によれば、供給された光ビームのうち両方の格子から到来する成分を受け取るために広帯域の光検出器が設けられている。
【0025】
本発明による装置を作動させる有利な方法は全般的にいえば、
−両方のブラッグ格子各々の中心ブラッグ波長を含む波長領域の光ビームを供給するステップと、
−供給されたビームのうちそれらの格子から到来した成分の強度を測定すべき加速度の尺度として測定するステップ
を有している。
【0026】
本発明による装置の有利な用途として機械的な振動周波数の測定が挙げられ、その際、振動周波数は装置の共振周波数よりも小さい。
【0027】
本発明による装置の他の有利な用途として機械的な振動周波数の振動振幅の測定が挙げられ、その際、機械的な振動周波数は装置の共振周波数よりも大きい。
【0028】
次に、図面を参照しながら本発明について実例を挙げながら詳しく説明する。
【0029】
図1は、2つのブラッグ格子を備えた本発明による装置の基本構造図である。
【0030】
図2は、図1による装置の特性曲線ダイアグラムであり、ここでは両方のブラッグ格子とも一定の格子定数をもっている。
【0031】
図3は、図1による装置の特性曲線ダイアグラムであり、ここでは2つのブラッグ格子は可変の格子定数をもっている。
【0032】
図4は、図1による装置の実施形態であり、これによれば質量体が力伝達機構を介して両方の格子と接続されている。
【0033】
図5は、図1による複数の装置を相前後して配置した実施形態を示す図である。
【0034】
なお、これらの図面は概略的なものであり、縮尺どおりではない。
【0035】
図1に描かれている全体として参照符号1の付された加速度測定用のブラッグ格子装置は、それぞれ弾性材料中に形成されていて光ビームSを案内する2つの光学ブラッグ格子11,12と、これら両方の格子11,12と接続されている旋回可能な質量体Mとを有している。この質量体は両方の格子11,12に作用する加速度に依存する慣性力を発生し、それによって両方の格子11または12の一方における弾性的な伸長およびこれと同時に他方の格子12または11の弾性的な収縮を生じさせる。
【0036】
ビーム源13から発せられる光ビームSはたとえば図1において参照符号xの付された伝播方向に伝播し、それに対してパラレルに参照符号aの付された測定すべき加速度が格子11,12に作用する。たとえば加速度aは、方向xに対しゼロとは異なる角度で両方の格子11,12に作用する。
【0037】
両方のブラッグ格子11,12は有利には伝播方向xに相前後して配置されており、その結果、格子11に当射したビームSのうち格子11を通り抜けた(図示されていない)成分が格子12に当射する。
【0038】
たとえば両方の格子11,12は、方向xにおいて間隔dをおいて互いに配置されている。この事例では、質量体Mをたとえば図1に示されているように両方のブラッグ格子11と12の間に配置することができ、これら両方の格子11,12の各々とじかに接続することができる。
【0039】
両方の格子11,12がたとえば方向xにおいて測定すべき加速度aで加速されると、両方の格子11,12に対し相対的にこの方向xでパラレルに旋回可能な質量体Mは、x方向とは逆の方向に作用する慣性力−F=M・aを生じさせ、この慣性力は格子11に対しては収縮作用を及ぼし同時に格子12に対しては伸長作用を及ぼす。
【0040】
これに対して両方の格子11,12が方向xに対し逆方向において測定すべき加速度−aで加速されると、質量体Mは方向xに作用する慣性力F=−M・aを生じさせ、この慣性力は格子11に対し伸長作用を及ぼし同時に格子12に対しては収縮作用を及ぼす。
【0041】
両方の格子11,12の各々は弾性材料中に形成されているので、両方の格子11,12およびそれらと接続された質量体Mとがいっしょに形成された系は、方向xで弾性的な2つのばね11,12およびそれらのばねと接続された質量体Mから成る機械的な系とみなすことができる。この場合、両方のばね11,12の各々は個々の弾性材料により決まるばね定数K1もしくはK2を有している。
【0042】
両方の格子11,12がそれぞれ等しい弾性をもつ材料中に形成されているならば、K1=K2が成り立つ。これがあてはまるのはたとえば、図1に示されているように両方の格子11,12が方向xに延びる共通の光導体10上に形成されているときである。このような光導体は実質的に均質に単一の弾性材料から成り、光ビームSは格子11に供給され、このビームSのうち格子11を通り抜けた成分が格子12へ供給される。
【0043】
たとえばこの光導体10はガラスまたはプラスチックから成る光ファイバであり、その中に格子11,12が公知のようにして形成されている。格子11と12の間で質量体Mを光導体10と接続することができる。
【0044】
両方の格子11,12の各々は方向xで相前後する複数の格子線100と、この格子11もしくは12においてそれぞれ隣り合う2つの格子線100の間隔により決まる格子定数cを有しており、これは格子11もしくは12が方向xまたはそれとは逆の方向で伸長するときには増大し、格子11もしくは12が方向xまたはそれとは逆の方向で収縮するときには減少する。したがって各格子11,12において、それらの格子定数cに依存しつまりは格子特有の中心ブラッグ波長λ0もしくはλ0′は周知のように、格子11または12が伸長したときにはある特定の方向にずらされ、格子11または12が収縮したときには、その特定の方向とは逆の方向にずらされる。
【0045】
この事例では両方の格子11または12の一方が伸長すると同時に他方の格子12または11が収縮するので、両方の格子11,12における個々の格子特有の中心ブラッグ波長λ0もしくはλ0′は互いに逆の方向にずらされる。
【0046】
格子11または12に一定または可変の格子定数cをもたせることができる。格子定数cが一定であれば定数cはそのままであり、つまり方向xで相前後するそれぞれ2つの格子線100間の間隔は一定であるのに対し、格子定数cが可変であればこの間隔は変化する。
【0047】
同じ反射率Rでありそれぞれ一定の格子定数cをもつ2つの格子11,12を使用した場合、図2に描かれている特性曲線ダイアグラムが重要となる。
【0048】
このダイアグラムでは、横座標に光の波長λと格子11の中心ブラッグ波長λ0との差λ−λ0が記されており、縦座標には光の強度Iが記されている。
【0049】
このダイアグラムにおける曲線Aは波長差λ−λ0に依存する格子11の反射率Rを表しており、その際に前提としているのは、格子12を考慮せずこの格子11だけが考察されており、波長の最適なビームSによって照射されている、ということである。また、ここでの反射率Rは、上述の格子11へ供給された光ビームSのうち単独で考察されている格子11から反射した成分S1の強度を波長差λ−λ0と関係させて表しており、この格子11の格子定数cが一定であればガウス曲線またはλ−λ0=0のときに最大値R0をとる類似の釣鐘状の曲線とすることができる。
【0050】
同様のことは、波長λのビームSで照射されるブラッグ波長λ0′の格子12についてもあてはまる。この場合、反射率Rすなわち供給される光ビームSのうち単独で考察される上述の格子12により反射される成分Sにおいて波長差λ−λ0′に依存する強度Iは、やはりガウス曲線またはλ−λ0′=0のとき最大値をとる類似の釣鐘状曲線とすることができる。みやすくするため図2では、この格子12に関する反射率Rの曲線は描かれていない。
【0051】
このようなブラッグ格子11,12各々についての反射率Rの釣鐘状曲線によりその格子の特定の格子帯域幅が決まり、これはたとえばこの特性曲線の半値の幅とすることができる。半値の幅とは、反射率Rの曲線における最大値の半分の値のところに位置するこの特性曲線(これは格子11の事例として図2において実例として描かれている曲線A)中の2つの点の間の間隔であり、曲線Aにおいて半値はR0/2に等しく、格子帯域幅はΔで表されている。
【0052】
さらに各格子11,12の反射率の既述の特性曲線について前提としているのは、個々の格子11もしくは12は慣性力のない状態にあることであり、したがってこの状態では横座標の点λ−λ0=0もしくはλ−λ0′=0は格子11もしくは12の中心ブラッグ波長λ=λ0ないしはλ=λ0′のところに位置する。
【0053】
格子11または12が伸長および/または収縮により方向xに対し平行に、慣性力のない無慣性力状態から動かされると、反射率Rの曲線全体がシフトし、つまり格子11であれば曲線Aは横座標に沿って右または左にずれ、その結果、そのような伸長および/または収縮後に格子11または12の反射率Rの曲線n最大値がλ−λ0±Δλ0=0もしくはλ−λ0′±Δλ0′=0のところに位置するようになる。この場合、Δλ0もしくはΔλ0′の極性符号は、格子11または12の伸長が生じたのか収縮が生じたのかに従って決まり、Δλ0もしくはΔλ0′の値は、そのような伸長または収縮の程度に依存する。
【0054】
図2の曲線Bの場合に前提としているのは、両方の格子11,12が存在しており、光ビームSが格子11へ供給されており、第2の格子12に向けて第1の格子11を通過したビームSの成分が当射することである。さらにここで前提としている光源13は、各格子11,12の格子帯域幅における少なくとも各波長λを、慣性力のない状態においてもこの格子11または12の各々に伸長状態および/または収縮状態が生じているときも発生するものである。
【0055】
この波長が時間的に相前後して発生する光源13は基本的に妨げ合うものではないにもかかわらず、有利であるのは、それよりもずっと簡単に実現することのできる広帯域の光源13を使用することであり、これはそれらの波長すべてを同時に供給することができる。
【0056】
この種の広帯域の光源13という前提のもとで曲線Bは、格子11へ供給された広帯域の光ビームSのうち両方の格子11,12から到来し格子11から方向xとは逆に戻ってくる反射成分S1において広帯域光源13のすべての波長λについて一体化された強度Iを、格子12の選択された中心ブラッグ波長λ0′と格子11の選択された中心ブラッグ波長λ0との差λ0′−λ0に依存して表す。
【0057】
格子11,12の格子定数がそれぞれ一定であるこの事例では、曲線Bは逆さにされた釣鐘状の曲線であり、λ0′−λ0=0のときに最小値R1をとり、これは格子11の反射率Rの曲線における最大値R0に左右される。
【0058】
この最小値R1の左右において曲線Bはそれぞれ上昇カーブないしは曲線枝B1,B2を有しており、これはその値R1から区間ごとにほぼ直線的に上昇している。
【0059】
両方の格子11,12がたとえば慣性力のない無慣性力状態において、それぞれ等しい一定の格子定数c、等しい中心ブラッグ波長λ0=λ0′およびブラッグ波長λ0=λ0′において等しい最大値R0をもつよう選定されている場合、両方の格子11,12の動作点は曲線Bの最小値R1のところに位置し、つまり2つの格子11と12のうち一方の格子の伸長と他方の格子の収縮が同時に発生することで、一体化された反射成分S1の強度Iの変化が上述の最小値R1の近くにおいてのみ曲線Bに従って引き起こされることになる。この動作点は、振動の振幅だけしか重要でないような振動測定に適している。
【0060】
これに対し、無慣性力状態において互いに異なる中心ブラッグ波長λ0≠λ0′をもつ格子11および12を使用した場合、これらの両方の格子11,12の共通の動作点は曲線Bにおける曲線枝B1またはB2のほぼ直線的な傾斜部分に位置する可能性があり、たとえば図2に示されているようにλ0′−λ0>0のところに位置する曲線枝B2の点に位置する可能性があり、そこでは反射成分S1は一体化された強度Iを有する。
【0061】
このように選定された動作点において両方の格子11,12が同時に互いに逆方向に伸長および収縮すると、それに依存して格子12の中心ブラッグ波長λ0′と格子11の中心ブラッグ波長λ0との差λ0′−λ0が変化し、これにより動作点は曲線B上で格子11,12の無慣性力状態における動作点に対し一方または他方の方向にシフトする。それに応じて反射成分S1の一体化された強度が変化し、その際、一体化された強度の変化は無慣性力状態での動作点の曲線Bの上昇に対し比例している。
【0062】
実例として図2に示されている無慣性力状態での動作点Pに関して、差λ0′−λ0が±Δλだけ変化すると、Iは±ΔI=b・(±Δλ)だけ変化し、ここでbは点Pにおける曲線枝B2の正の上昇を表す。
【0063】
理想的であるのは、動作点が個々の曲線枝B1またはB2の変曲点または少なくともその近くに位置することであり、その理由はこの点の近傍では曲線枝B1またはB2は殊に直線的だからである。
【0064】
実際にたとえば十分な直線性が得られるのは、絶対値|λ0′−λ0|が格子11の格子帯域幅Δの約1/3となるときである。格子11、12の測定可能な伸長と収縮はΔ/4の領域にあり、したがってたとえばΔ=350nmでλ0=1550nmにおいて格子11の場合には約100μεの最大伸長または最大収縮が生じる。
【0065】
可変の格子定数cをもつ格子11および/または12を使用すれば、図2による釣鐘状の曲線Bよりも改善された直線性をもつ曲線Bを得ることができる。図3には、そのような格子によって少なくとも近似的に達成される特性曲線ダイアグラムの理想的な事例が描かれている。
【0066】
図3に示されているように図2による曲線Aに対応する格子11の曲線Aは矩形関数であり、これはλ>λ0−Δ/2とλ<λ0+Δ/2についてI=R0により与えられ、残りすべてのλについてI=0により与えられ、ここでΔは格子11の格子帯域幅である。
【0067】
図2の曲線Bに対応する図3の曲線Bも同様にλ0′−λ0=0のときに最小値R1を有しており、これは格子11の最大値R0に依存している。しかしながらこの最小値R1の左右では上述の曲線Bは、0と−Δ/2の間で厳密に直線的な曲線枝B1と、0と+Δ/2の間で厳密に直線的な曲線枝B2とを有している。
【0068】
両方の格子11,12の共通の動作点は直線的な曲線枝B1またはB2におかれ、たとえば曲線枝B2の点Pにおかれる。この場合も格子11,12の測定可能な伸長と収縮はΔ/4の領域に位置するが、有利には直線的な特性曲線において拡大された測定領域に位置する。なぜならば可変の格子定数cをもつ格子の場合、格子帯域幅は一定の格子定数cをもつ格子よりも著しく大きくなり得るからである。
【0069】
両方の格子11もしくは12の互いにそれぞれ異なる中心ブラッグ波長λ0およびλ0′はいずれの事例でも、両方の格子の一方の中心ブラッグ波長たとえば格子12の中心ブラッグ波長λ0′が他方の格子の格子帯域幅内たとえば格子11の格子帯域幅11内に位置するよう選定すべきである。ブラッグ格子11または12の格子帯域幅は一般に、その格子11または12の反射率Rの曲線がゼロとは異なるとみなされる領域である。
【0070】
曲線Bは少なくとも区間ごとには一定ではないけれどもほぼ直線的な曲線枝B1および/またはB2をもつことから、供給された広帯域の光ビームSのうち格子11および12から到来した成分S1を評価するためには、たとえば光導体10からこの成分S1を出力結合する光結合器15を介してこの成分S1が供給される広帯域の光学検出器14だけしか必要とされない。
【0071】
図4に示されている装置1が図1による装置と異なる点は、質量体Mが直接的荷ではなく、装置1に対し実質的に固定されている回転軸21を中心に回転可能なレバーとして構成された力伝達機構2を介して間接的に、格子11および12と接続されていることだけである。
【0072】
回転軸21は図4の図平面に対し垂直に位置しており、たとえばレバー20を回転可能にヒンジ止めすることにより装置1のフレーム110のところに形成される。レバー20の第1のレバーアーム201には質量体Mが取り付けられており、第2のレバーアーム202は2つの格子11,12の各々と接続されている。第1のレバーアーム201の長さL1と第2のレバーアームの長さL2の比L1/L2により、力伝達機構2の伝達特性が決定される。
【0073】
質量体Mにより形成される方向xへ向いた慣性力Fまたはそれとは逆向きの慣性力−Fは、レバー20から方向x対し逆に作用する力−Kもしくは方向xに作用する力Kに変換される。力−Kにより格子11は収縮し同時に格子12は伸長し、力Kにより格子12は収縮し同時に格子11は伸長する。
【0074】
図4による装置の場合、力伝達機構2にとって重要な部分だけしか描かれておらず、それについてだけしか説明しなかったが、この装置1におけるその他のすべての部分は、図1による装置1のところですでに説明した図示の部分と同じである。
【0075】
ここで好適であるのは、2つの格子11,12を事前に緊張させ、各格子11,12が無慣性力状態においてある程度すでに弾性的にまえもって伸長されているようにすることである。格子がまえもってすでに伸長されていれば、まえもって伸長されていない格子よりも弾性的に収縮しやすくなる。
【0076】
好適にはたとえば光導体10を、格子11または12が収縮したときに光導体10の弾性的な事前の伸長だけが弱められ、光導体10の屈曲が発生しないよう、弾性的に事前に緊張させておく。たとえば光導体10を図4のフレーム110のようなフレーム上に事前に緊張させて保持しておくことができる。
【0077】
全般的にいって図1または図4による装置1は次のように作動される。すなわち、格子11,12の各々がもつ中心ブラッグ波長λ0およびλ0′を含む波長領域の光ビームSがそれらの格子11,12へ供給され、供給されたビームSのうちそれらの格子から到来する成分S1の強度Iが測定すべき加速度の尺度として測定される。
【0078】
両方の格子11,12におけるたとえば動作点付近において強度Iは波長差λ0′−λ0に依存しているので、測定されたこの強度Iからダイレクトに、両方の格子11,12に及ぼされる加速度を推定することができる。
【0079】
図1または図4による装置1は有利には振動振幅測定用の振動測定器として用いることができ、その場合には振動周波数ωは装置1全体の常に存在する共振周波数ω0よりも大きくなるよう選定される。この振動周波数ωの場合、質量体Mの変位は有利には振動周波数ωとは無関係に振動振幅に比例しており、これは振動周波数ωで励振されて振動状態にされる両方の格子11,12の変位と等しい。
【0080】
図1または図4の装置は有利には加速度測定用の加速度センサとして用いられ、この場合、装置1は振動周波数ωで励振されて振動させられ、振動周波数ωは装置1の共振周波数ω0よりも小さくなるようにする。このような振動周波数ωにおいて質量体Mの変位は有利には振動周波数ωに依存し、つまりは加速度に左右される。
【0081】
使用可能な周波数範囲は、加速度測定器の場合も振動測定器の場合も共振付近で減衰により増大し得る。
【0082】
図1または図4による装置1の場合、両方のブラッグ格子11,12は方向xで精確に相前後して配置されている。請求項1記載の請求の範囲には、両方のブラッグ格子が方向xで相前後して配置されているおよび/または並置されている装置も含まれている。
【0083】
図5に描かれている実施形態によれば複数の装置1が設けられており、これによれば質量体Mと接続されている両方の格子11,12によってそれぞれ構成されている個々の格子のペアが、光導体10上に相前後して配置されている。
【0084】
これら格子のペアは、互いに異なる中心ブラッグ波長λ0=λ1、λ0=λ2、λ0=λ3等に合わせて調整されている。各格子ペアにはそれぞれ対応して1つの広帯域の光検出器14が設けられており、これは個々のブラッグ波長λ0=λ1、λ0=λ2、λ0=λ3等に合わせて整合調整されている。
【0085】
また、ビーム源13は、すべてのブラッグ波長λ0=λ1、λ0=λ2、λ0=λ3等を含む広帯域の光ビームSを発生させるように構成されている。
【0086】
ビームSのうち各格子ペアから到来する個々の成分S1は光結合器15により光導体10から出力結合され、対応して設けられている検出器14へ供給される。
【0087】
格子ペアから実質的にいっしょに到来する成分S1における中心ブラッグ波長λ0=λ1、λ0=λ2、λ0=λ3等を互いに分離するために光学的な波長デマルチプレクサ16を用いれば、出力結合のためにただ1つの結合器15で十分である。波長デマルチプレクサとしてはたとえば、アメリカ合衆国特許 5 680 489 に記載されている格子分光器または同様にはたらくデマルチプレクサを用いることができる。
【0088】
これまで述べてきた装置1各々において、両方の格子11,12から到来した光ビームSの成分S1は両方の格子11,12により反射した成分である。この成分S1を両方の格子を通り抜けた成分とすることもでき、その際にはそれらの成分に合わせて評価を整合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、2つのブラッグ格子を備えた本発明による装置の基本構造図である。
【図2】図1による装置の特性曲線ダイアグラムであり、ここでは両方のブラッグ格子とも一定の格子定数をもっている。
【図3】図1による装置の特性曲線ダイアグラムであり、ここでは2つのブラッグ格子は可変の格子定数をもっている。
【図4】図1による装置の実施形態であり、これによれば質量体が力伝達機構を介して両方の格子と接続されている。
【図5】図1による複数の装置を相前後して配置した実施形態を示す図である。

Claims (8)

  1. 加速度(a,−a)測定用のブラッグ格子装置(1)において、
    光ビーム(S)を供給するために、弾性材料中にそれぞれ形成されており、供給される光ビーム(S)の伝播方向(x)において直線的に互いに相前後して配置されている2つの光学ブラッグ格子と、
    両方のブラッグ格子(11,12)と接続され、該ブラッグ格子(11,12)の間に配置された少なくとも1つの変移可能な質量体(M)とが設けられており、
    該質量体(M)は、装置(1)に作用する加速度(a,−a)に依存する慣性力(F,−F)を発生させて、両方の格子(11,12)の一方(11;12)を弾性的に伸張させると同時に他方の格子(12;11)を弾性的に収縮させることを特徴とする、
    加速度測定用のブラッグ格子装置。
  2. 両方の格子(11,12)は互いに異なる中心ブラッグ波長(λ0,λ0′)を有しており、両方の格子(11,12)のうち一方(12;11)の中心ブラッグ波長(λ0′;λ0)は他方の格子(11;12)の格子帯域幅(Δ)内にある、請求項1記載の装置。
  3. 両方のブラッグ格子(11,12)の少なくとも一方は一定の格子定数(c)を有する、請求項1または2記載の装置。
  4. 両方のブラッグ格子(11,12)の少なくとも一方は可変の格子定数(c)を有する、請求項1から3のいずれか1項記載の装置。
  5. 供給された光ビーム(S)のうち両方の格子(11,12)から到来する成分(R1)を受け取るため、広帯域の光検出器(14)が設けられている、請求項1から4のいずれか1項記載の装置。
  6. 加速度を測定するための請求項1から5のいずれか1項記載の装置(1)の使用において、
    該装置(1)を振動周波数(ω)で励振して振動させ、該振動周波数(ω)を装置の共振周波数(ω0)よりも小さくする、
    請求項1から5のいずれか1項記載の装置の使用。
  7. 請求項1から5のいずれか1項記載の装置(1)の使用において、
    該装置の共振周波数(ω0)よりも大きい機械的な振動周波数(ω)の振動振幅を測定する、
    請求項1から5のいずれか1項記載の装置の使用。
  8. 請求項1から5のいずれか1項記載の装置の作動方法において、
    両方のブラッグ格子(11,12)各々の中心ブラッグ波長(λ0)を含む波長領域をもつ光ビーム(R)を格子(11,12)へ供給するステップと、
    供給されたビーム(S)のうち格子(11,12)から到来する成分(S1)の強度(I)を、測定すべき加速度(a,−a)の尺度として測定するステップを有することを特徴とする作動方法。
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