JP3545091B2 - 製品洗浄機の排水弁を動作させる方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、製品洗浄機の排水弁に付着した障害物を除去することができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
製品洗浄機に一般に用いられる排水弁(ドレン弁)は、典型的には弁カバーとシールとを備えており、この弁カバーにより、製品洗浄機の管を通る洗浄水の流れを方向づけている。弁カバーは、第一の位置では、洗浄水溜めから管を通って製品洗浄機の洗浄部まで、洗浄水を流動させる。第二の位置では、弁カバーは管を遮断し、浄水溜めからの洗浄水を、一部は管を通って排水管から排出させる。洗浄水は一日の作業の過程で製品洗浄機を通って汲み上げられるので、弁の周囲に残滓が付着し、弁を詰まらせたり作動不能にしたりする。例えば、爪楊枝、アルミフォイル、ストロー等の製品は、製品洗浄機の排水管に付着することがあり、これが洗浄機の適正な作動を妨げる。一例を挙げれば、排水弁が開放位置に留まることになり、製品洗浄機内を循環している洗浄水の一部が洗浄機を通って汲み上げられて排水管から外部に排出されてしまうことがある。また、別の例としては、こうした障害物により、排水弁が閉鎖位置に固着して、製品洗浄機の排水が適切に行われなくなり、洗浄水が溢れ出てくることもある。
残滓が製品洗浄機の作動部に入り込んで支障をきたすのを防ぐために、製品洗浄機は、典型的には、スクリーンの網目の寸法より大きい残滓を濾し取る目の粗いスクリーンを備えている。次に、このスクリーンから残滓を手作業で除去する。しかしながら、残滓の大きさによっては、スクリーンを通過してしまう。不都合な残滓が洗浄機作動部へ侵入するのをより確実に防止する目的で、洗浄機は、典型的には、粗いスクリーンを通過した残滓を除去するための、目の細かい第二のスクリーンを備えている。しかしながら、この目の細かいスクリーンの網目寸法より小さい残滓は、なおこの目の細かいスクリーンを通過して排水弁や排水管の周りに堆積してしまう。この残滓は、結局、排水弁や排水管の障害物となる。
【0003】
かくして、製品洗浄機の排水弁や排水領域から障害物を除去する方法に対する要望が,産業界で高まっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、弁カバーと排水管とを含む製品洗浄機の排水弁を動作させるための方法に関する。本方法は、排水管を閉じる第一の位置と排水管を開く第二の位置との間で、弁カバーを迅速に往復動させる工程を含む。
【0005】
【実施例】
本発明の方法は、清水すすぎ式製品洗浄機即ち「水槽」式製品洗浄機に対して有用である。この洗浄器は、約11.4リットル乃至60.6リットル(約3乃至16ガロン)の水を保持する製品棚の下側に、比較的大きな洗浄水溜めを有する。一般的な作業サイクルでは、洗浄水溜めを水で満たし、洗浄用に適当量の洗剤を加える。洗浄水溜め内の洗浄水は、連続的な製品棚を洗浄するために使用され、洗浄水の汲み上げ再循環により再使用される。各洗浄サイクルの後には、洗浄された製品棚をすすぐ清水噴霧装置を用いて清水を加える。清水によるすすぎは、再循環ポンプを停止して行う。各サイクル毎に現在の製品棚をすすぐために、約4.5リットル(約1.2ガロン)の清水を洗浄水に加える。すすぎ中に清水をタンクに加えるので、製品洗浄機は、洗浄サイクルとすすぎサイクルの間に、一部圧送排水を行う。洗浄機は、加えた清水に略等しい量の洗浄水を排水する。この清水すすぎ製品洗浄機の一つの利点は、後の作業サイクルで、多量の洗浄水を再使用できることである。洗浄水溜めは、その中の洗浄水がかなり汚れる数作業サイクル毎に定期的に、また、その日の作業の終了後に、完全に排水する。
【0006】
本発明の方法は、注水/排水(フィルアンドダンプ)式の製品洗浄機に対しても有用である。この型の洗浄機では、洗浄サイクルの各工程後に洗浄水を洗浄機から排水する。注水/排水式製品洗浄機の場合、洗浄サイクル前に洗浄水溜めに注水し、洗浄サイクルの終了後に排水し、すすぎサイクル前に再び注水する。すすぎサイクル後、再び洗浄水を排水し、別の洗浄サイクルの開始前に再注水する。多くの場合、水の使用率が高い時には、各サイクル間で水を保持しておいてもよい。
図1は、本発明の方法が有用な排水弁システム10の斜視図である。排水弁システム10は、管12、弁30、ソレノイド40及びブラケット60から構成されている。管12は、第一の端部14と、エルボ16と、第二の端部18とから成り、洗浄水は、洗浄水溜めから第一の端部14に汲み上げられ、第二の端部18から洗浄室に入り、製品を洗浄する。
管12を通る洗浄水の流れは、弁30により調節される。弁30は、弁カバー32と弁アーム34とを有し、弁アーム34には蓋50が回動可能に取り付けられている。弁30は更に、弁カバー32に取り付けられ一般的にはゴムから成る、円錐状のシール36を有する。排水管38は、管12から離れた位置で開口している。円錐状のシール36は、洗浄水溜めから洗浄室へと流れる洗浄水が、サイフォン作用で排水管38に流入しないように、排水管38を封止する。弁カバー32は、第一の位置では、排水管38を閉鎖するように移動し、洗浄水を管12から洗浄機に流入させる。弁カバー32は、第二の位置では、洗浄水溜めからの洗浄水の流れの方向を変えるように移動し、排水管38から排水する。
【0007】
ソレノイド40は、管12にジヤーナル接続された、ブラケット60上に取り付けられている。ソレノイド40は、ソレノイドアーム42とばね44とを有する。ばね44は、一方の端部がソレノイド本体46上に位置し、他方の端部が座金48により係止されている。座金48は、ソレノイドアーム42に取り付けられている。ソレノイドアーム42には更に、蓋50と係合する切欠き52を設けている。アーム42は、ばね44によりソレノイド40から離れる方向に付勢される。弁カバー32が第一の位置にあるとき、ソレノイドアーム42は、ソレノイド本体から離れる方向に延出する。一方、弁カバー32を第二の位置に置くために、ソレノイド40は、ソレノイドアーム42をソレノイド本体46内に引き込む。これにより、排水管38が開口する。
清水すすぎ式製品洗浄機の洗浄水は再循環するので、残滓がストレーナスクリーンを通過して弁カバー32周辺に溜まる傾向がある。注水/排水式製品洗浄機の場合も、残滓は、ストレーナスクリーンを通過し、弁カバー32の周りに堆積する。いずれの型の洗浄機でも、この残滓が溜まる結果、弁カバー32が排水管38からずれ、排水管から洗浄水が漏出してしまう。これにより、ポンプから流入して洗浄機の方に流出する洗浄水は、循環中にその一部が排水されてしまうことになる。この部分的な排水の結果、いずれの型の洗浄機でも洗浄水の使用量が増加し、製品洗浄サイクルの効率が下がる。また、残滓の堆積は、適正な排水を行うために弁30が完全に開いた位置に移動することを妨げるので、製品洗浄機の完全な排水が行われなくなる。
【0008】
更に、洗浄水を製品洗浄機から排水した後に残滓が弁30及び排水管38の周りに溜まるのを防ぐために、弁カバー32を急速に往復動させて、弁30、円錐状シール36及び排水管38から残滓を除去するようにしている。弁カバー32のこの動作は、製品洗浄機の運転停止サイクルが行われた後に、行われる。これは、製品洗浄機を停止すると、その洗浄水溜め内に収容されている全ての使用済洗浄水が自動的に排水されるためである。この結果、洗浄機を始動させて洗浄作業を開始すると、先ず、洗浄水溜めにはきれいな洗浄水が満たされる。
弁カバー32を移動させる方法は、以下の工程に従って行われる。まず最初に製品洗浄機を、その停止サイクルに切り換える。連続した作業サイクルに備え、製品洗浄機に洗浄水が入っていないときに洗浄機が動作するのを防ぐために、本発明の方法は、製品洗浄機が洗浄作業を停止した時にのみ行われる。次に、弁カバーを第二の位置に移動して、使用済洗浄水を、洗浄水溜めから第一の端部14に汲み上げ、更に排水管38を介して製品洗浄機から排水する。この排水は、製品洗浄機の型に応じて、洗浄水溜めが完全にからになるまで、或いは洗浄水溜め内の水位が指示プローブに達するまで、続けられる。後者の場合、水位が指示プロープに達した後、約20秒間、洗浄機からの排水を続ける。排水が終了すると、ソレノイド40の作用で、弁カバー32を第一の位置から第二の位置まで迅速に往復動させる。弁カバー32の往復動は、典型的には、短時間のうちに少なくとも2回好ましくは3回乃至5回、行う。特定の実施例では、弁カバー32を6秒間に亘り往復動させる。弁カバー32の往復動が終了すると、製品洗浄機は停止する。
【0009】
ソレノイド40がソレノイドアーム42をソレノイド本体46内に収容すると、弁カバー32は、第一の位置から第二の位置に移動する。この動作の結果、切欠き52により、弁アーム34が、蓋50を介してソレノイド本体46の方へ引っ張られる。蓋50の回動により、弁アーム34は座金48がその移動を止めるまでソレノイド本体46の方へ移動する。この時点では、弁30は、第二の位置にある。弁カバー32は、ソレノイド40への電気供給が中断されてばね44が座金48によりソレノイドアーム42を第一の位置の方へ付勢すると、閉じる。蓋50が弁アーム34上で回転すると、切欠き52は、弁アーム34をソレノイド本体46から離れる方向に移動させる。この動作が終了すると、弁カバー32は第一の位置にあり、排水管38を覆う。
残滓が排水弁30の周囲から除去されると、この残滓は、製品洗浄機の管12その他の部分を流れる洗浄水により、最終的に、製品洗浄機の洗浄アームまで運ばれる。次に、製品洗浄機の洗浄アームを取り外して洗浄することにより、容易に残滓を製品洗浄機から除去することができる。
以上、本発明をその好ましい実施例を参照して詳細に説明してきたが、前記特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなく種々の修正及び変形を成し得ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を実施する弁装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 排水弁システム
12 弁
14 第一の端部
16 エルボ
18 第二の端部
30 弁
34 弁アーム
38 排水管
50 蓋
【産業上の利用分野】
本発明は、製品洗浄機の排水弁に付着した障害物を除去することができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
製品洗浄機に一般に用いられる排水弁(ドレン弁)は、典型的には弁カバーとシールとを備えており、この弁カバーにより、製品洗浄機の管を通る洗浄水の流れを方向づけている。弁カバーは、第一の位置では、洗浄水溜めから管を通って製品洗浄機の洗浄部まで、洗浄水を流動させる。第二の位置では、弁カバーは管を遮断し、浄水溜めからの洗浄水を、一部は管を通って排水管から排出させる。洗浄水は一日の作業の過程で製品洗浄機を通って汲み上げられるので、弁の周囲に残滓が付着し、弁を詰まらせたり作動不能にしたりする。例えば、爪楊枝、アルミフォイル、ストロー等の製品は、製品洗浄機の排水管に付着することがあり、これが洗浄機の適正な作動を妨げる。一例を挙げれば、排水弁が開放位置に留まることになり、製品洗浄機内を循環している洗浄水の一部が洗浄機を通って汲み上げられて排水管から外部に排出されてしまうことがある。また、別の例としては、こうした障害物により、排水弁が閉鎖位置に固着して、製品洗浄機の排水が適切に行われなくなり、洗浄水が溢れ出てくることもある。
残滓が製品洗浄機の作動部に入り込んで支障をきたすのを防ぐために、製品洗浄機は、典型的には、スクリーンの網目の寸法より大きい残滓を濾し取る目の粗いスクリーンを備えている。次に、このスクリーンから残滓を手作業で除去する。しかしながら、残滓の大きさによっては、スクリーンを通過してしまう。不都合な残滓が洗浄機作動部へ侵入するのをより確実に防止する目的で、洗浄機は、典型的には、粗いスクリーンを通過した残滓を除去するための、目の細かい第二のスクリーンを備えている。しかしながら、この目の細かいスクリーンの網目寸法より小さい残滓は、なおこの目の細かいスクリーンを通過して排水弁や排水管の周りに堆積してしまう。この残滓は、結局、排水弁や排水管の障害物となる。
【0003】
かくして、製品洗浄機の排水弁や排水領域から障害物を除去する方法に対する要望が,産業界で高まっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、弁カバーと排水管とを含む製品洗浄機の排水弁を動作させるための方法に関する。本方法は、排水管を閉じる第一の位置と排水管を開く第二の位置との間で、弁カバーを迅速に往復動させる工程を含む。
【0005】
【実施例】
本発明の方法は、清水すすぎ式製品洗浄機即ち「水槽」式製品洗浄機に対して有用である。この洗浄器は、約11.4リットル乃至60.6リットル(約3乃至16ガロン)の水を保持する製品棚の下側に、比較的大きな洗浄水溜めを有する。一般的な作業サイクルでは、洗浄水溜めを水で満たし、洗浄用に適当量の洗剤を加える。洗浄水溜め内の洗浄水は、連続的な製品棚を洗浄するために使用され、洗浄水の汲み上げ再循環により再使用される。各洗浄サイクルの後には、洗浄された製品棚をすすぐ清水噴霧装置を用いて清水を加える。清水によるすすぎは、再循環ポンプを停止して行う。各サイクル毎に現在の製品棚をすすぐために、約4.5リットル(約1.2ガロン)の清水を洗浄水に加える。すすぎ中に清水をタンクに加えるので、製品洗浄機は、洗浄サイクルとすすぎサイクルの間に、一部圧送排水を行う。洗浄機は、加えた清水に略等しい量の洗浄水を排水する。この清水すすぎ製品洗浄機の一つの利点は、後の作業サイクルで、多量の洗浄水を再使用できることである。洗浄水溜めは、その中の洗浄水がかなり汚れる数作業サイクル毎に定期的に、また、その日の作業の終了後に、完全に排水する。
【0006】
本発明の方法は、注水/排水(フィルアンドダンプ)式の製品洗浄機に対しても有用である。この型の洗浄機では、洗浄サイクルの各工程後に洗浄水を洗浄機から排水する。注水/排水式製品洗浄機の場合、洗浄サイクル前に洗浄水溜めに注水し、洗浄サイクルの終了後に排水し、すすぎサイクル前に再び注水する。すすぎサイクル後、再び洗浄水を排水し、別の洗浄サイクルの開始前に再注水する。多くの場合、水の使用率が高い時には、各サイクル間で水を保持しておいてもよい。
図1は、本発明の方法が有用な排水弁システム10の斜視図である。排水弁システム10は、管12、弁30、ソレノイド40及びブラケット60から構成されている。管12は、第一の端部14と、エルボ16と、第二の端部18とから成り、洗浄水は、洗浄水溜めから第一の端部14に汲み上げられ、第二の端部18から洗浄室に入り、製品を洗浄する。
管12を通る洗浄水の流れは、弁30により調節される。弁30は、弁カバー32と弁アーム34とを有し、弁アーム34には蓋50が回動可能に取り付けられている。弁30は更に、弁カバー32に取り付けられ一般的にはゴムから成る、円錐状のシール36を有する。排水管38は、管12から離れた位置で開口している。円錐状のシール36は、洗浄水溜めから洗浄室へと流れる洗浄水が、サイフォン作用で排水管38に流入しないように、排水管38を封止する。弁カバー32は、第一の位置では、排水管38を閉鎖するように移動し、洗浄水を管12から洗浄機に流入させる。弁カバー32は、第二の位置では、洗浄水溜めからの洗浄水の流れの方向を変えるように移動し、排水管38から排水する。
【0007】
ソレノイド40は、管12にジヤーナル接続された、ブラケット60上に取り付けられている。ソレノイド40は、ソレノイドアーム42とばね44とを有する。ばね44は、一方の端部がソレノイド本体46上に位置し、他方の端部が座金48により係止されている。座金48は、ソレノイドアーム42に取り付けられている。ソレノイドアーム42には更に、蓋50と係合する切欠き52を設けている。アーム42は、ばね44によりソレノイド40から離れる方向に付勢される。弁カバー32が第一の位置にあるとき、ソレノイドアーム42は、ソレノイド本体から離れる方向に延出する。一方、弁カバー32を第二の位置に置くために、ソレノイド40は、ソレノイドアーム42をソレノイド本体46内に引き込む。これにより、排水管38が開口する。
清水すすぎ式製品洗浄機の洗浄水は再循環するので、残滓がストレーナスクリーンを通過して弁カバー32周辺に溜まる傾向がある。注水/排水式製品洗浄機の場合も、残滓は、ストレーナスクリーンを通過し、弁カバー32の周りに堆積する。いずれの型の洗浄機でも、この残滓が溜まる結果、弁カバー32が排水管38からずれ、排水管から洗浄水が漏出してしまう。これにより、ポンプから流入して洗浄機の方に流出する洗浄水は、循環中にその一部が排水されてしまうことになる。この部分的な排水の結果、いずれの型の洗浄機でも洗浄水の使用量が増加し、製品洗浄サイクルの効率が下がる。また、残滓の堆積は、適正な排水を行うために弁30が完全に開いた位置に移動することを妨げるので、製品洗浄機の完全な排水が行われなくなる。
【0008】
更に、洗浄水を製品洗浄機から排水した後に残滓が弁30及び排水管38の周りに溜まるのを防ぐために、弁カバー32を急速に往復動させて、弁30、円錐状シール36及び排水管38から残滓を除去するようにしている。弁カバー32のこの動作は、製品洗浄機の運転停止サイクルが行われた後に、行われる。これは、製品洗浄機を停止すると、その洗浄水溜め内に収容されている全ての使用済洗浄水が自動的に排水されるためである。この結果、洗浄機を始動させて洗浄作業を開始すると、先ず、洗浄水溜めにはきれいな洗浄水が満たされる。
弁カバー32を移動させる方法は、以下の工程に従って行われる。まず最初に製品洗浄機を、その停止サイクルに切り換える。連続した作業サイクルに備え、製品洗浄機に洗浄水が入っていないときに洗浄機が動作するのを防ぐために、本発明の方法は、製品洗浄機が洗浄作業を停止した時にのみ行われる。次に、弁カバーを第二の位置に移動して、使用済洗浄水を、洗浄水溜めから第一の端部14に汲み上げ、更に排水管38を介して製品洗浄機から排水する。この排水は、製品洗浄機の型に応じて、洗浄水溜めが完全にからになるまで、或いは洗浄水溜め内の水位が指示プローブに達するまで、続けられる。後者の場合、水位が指示プロープに達した後、約20秒間、洗浄機からの排水を続ける。排水が終了すると、ソレノイド40の作用で、弁カバー32を第一の位置から第二の位置まで迅速に往復動させる。弁カバー32の往復動は、典型的には、短時間のうちに少なくとも2回好ましくは3回乃至5回、行う。特定の実施例では、弁カバー32を6秒間に亘り往復動させる。弁カバー32の往復動が終了すると、製品洗浄機は停止する。
【0009】
ソレノイド40がソレノイドアーム42をソレノイド本体46内に収容すると、弁カバー32は、第一の位置から第二の位置に移動する。この動作の結果、切欠き52により、弁アーム34が、蓋50を介してソレノイド本体46の方へ引っ張られる。蓋50の回動により、弁アーム34は座金48がその移動を止めるまでソレノイド本体46の方へ移動する。この時点では、弁30は、第二の位置にある。弁カバー32は、ソレノイド40への電気供給が中断されてばね44が座金48によりソレノイドアーム42を第一の位置の方へ付勢すると、閉じる。蓋50が弁アーム34上で回転すると、切欠き52は、弁アーム34をソレノイド本体46から離れる方向に移動させる。この動作が終了すると、弁カバー32は第一の位置にあり、排水管38を覆う。
残滓が排水弁30の周囲から除去されると、この残滓は、製品洗浄機の管12その他の部分を流れる洗浄水により、最終的に、製品洗浄機の洗浄アームまで運ばれる。次に、製品洗浄機の洗浄アームを取り外して洗浄することにより、容易に残滓を製品洗浄機から除去することができる。
以上、本発明をその好ましい実施例を参照して詳細に説明してきたが、前記特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなく種々の修正及び変形を成し得ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を実施する弁装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 排水弁システム
12 弁
14 第一の端部
16 エルボ
18 第二の端部
30 弁
34 弁アーム
38 排水管
50 蓋
Claims (9)
- 排水弁が、流体溜めから流体を流入させる第一の端部と、製品洗浄機まで流体を流出させる第二の端部と、流体を製品洗浄機から圧送する第一管の排水管開口とを有する、第一の管内に位置し、前記排水弁が、前記第一の管上で開口して製品洗浄機から流体を汲み上げる排水管と、前記排水管を閉じることにより流体を前記第一の管の前記第一の端部から前記第一の管の前記第二の端部まで流体を流動せしめる第一の位置と、前記排水管を開くことにより流体を前記第一の管から前記排水管を通って汲み上げる第二の位置と、の間を移動する弁カバーとを備えた、製品洗浄機の排水弁を動作させるための方法において、前記第一の位置と前記第二の位置との間で弁カバーを迅速に往復動させることにより、弁カバーに付着した残滓を除去することを特徴とする方法。
- 前記弁カバーを、少なくとも2回往復動させることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記弁カバーを、少なくとも3回往復動させることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 6秒より短い時間内に、前記弁カバーを3回往復動させることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記弁カバーを迅速に往復動させるに先立ち、前記製品洗浄機の前記流体溜めから流体を排出させる工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記製品洗浄機の流体溜めから流体を排出させるに先立ち、製品洗浄機の停止工程を開始することを特徴とする請求項5記載の方法。
- ソレノイドを用いて前記弁を往復動させることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記製品洗浄機が、清水すすぎ式製品洗浄機であることを特徴とする請求項4記載の方法。
- 前記製品洗浄機が、フィルアンドダンプ式の製品洗浄機であることを特徴とする請求項4記載の方法。
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US08/233,380 US5383486A (en) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | Method of operating a warewasher drain valve |
US08/233380 | 1994-04-26 |
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