JP3544213B2 - インスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、インスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法に関する。このインスリン様増殖因子−1含有組成物は、骨強化作用を有し、骨粗鬆症の予防や治療に有用である。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢化に伴い骨粗鬆症、骨折、腰痛などの各種骨疾患患者が増加している。これは、カルシウムの摂取不足、カルシウム吸収能力の低下、閉経後のホルモンアンバランスなどが原因であるとされている。このような高齢化に伴う骨粗鬆症や骨折などの各種骨疾患を予防するためには、骨量をできるだけ増加させて最大骨量(peak bone mass)を高めることが有効であるとされている。また、最大骨量を高めるということは、まさしく骨を強化することに他ならない。このような現状の中で、カルシウムの補給を目的として、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、燐酸カルシウムなどのカルシウム塩や牛骨粉、卵殻、魚骨粉などの天然カルシウム剤が用いられている。しかし、これらのカルシウム塩の中には、消化管内で不溶性の塩を形成し、体内に十分吸収されないものもある。また、骨粗鬆症治療や骨強化のための医薬として、ビタミンD3 やカルシトニン製剤などが用いられているが、これらの医薬を用いた場合、耳鳴り、頭痛、食欲不振などの副作用を伴うことがある。したがって、骨粗鬆症という疾病の性質上、長期的に経口摂取することができ、その予防または治療効果を期待できるような食品の開発が望まれている。
【0003】
先に、本発明者らは、骨芽細胞を増殖させて骨を強化することのできる画分を乳清から得ることに成功した(特願平3−356754号、特願平4−142170号)。しかしながら、乳清から得られた画分中に含まれる骨芽細胞を増殖させて骨を強化する因子については特定されておらず、実際の製品に応用するに際して、工程管理が難しいという問題があった。
【0004】
一方、インスリン様増殖因子−1(以下、IGF−1と略記する)は、ソマトメジンのクラスに属する分子量約7,800のポリペプチドであり、骨芽細胞を活性化し、骨量を増加させて骨を強化するなど骨代謝において重要な役割を果たす因子であることが知られている。また、最近になって消化管にIGF−1のレセプターが存在することが明らかになり、経口摂取されたIGF−1が消化管のレセプターを介して作用することが示唆さている(ホルモンと臨床、第39巻、31〜37頁、1991年)。このIGF−1については、ヒト乳中に存在することが確認されており(J.Clin.Endocrinol.Metab.、第58巻、955〜959頁、1984年)、それ以外にも血清や肝臓を含む全ての臓器に存在することが確認されている(Proc.Natl.Acad.Sci.USA、第81巻、935〜939頁、1984年)。また、血清などからIGF−1を単離する方法(J.Biol.Chem.、第261巻、569〜575頁、1986年)や遺伝子組み換えによってIGF−1を得る方法(特開昭63─269984号公報)などが知られている。さらには、牛乳中にもIGF−1が存在することが確認されており、その化学構造もヒト由来のIGF−1と全く同じであることが報告されている(Biochem.J.、第251巻、95〜103頁、1988年)。そして、牛乳から酸抽出とイオン交換クロマトグラフィーを組み合わせた方法によってIGF−1を分離する方法が知られている(Biochem.J.、第233巻、207〜213頁、1986年)。しかし、この方法では工程が煩雑であり、必ずしも実用的であるとは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、ヒト由来のIGF−1と同一の化学構造を持ち、同様の効果を示すことが期待されるウシ由来のIGF−1を牛乳から効率良く分離する方法について鋭意検討したところ、特定の条件で原料を処理することにより、骨粗鬆症の予防や治療に有効な高濃度のIGF−1を含有する組成物を得るに至り、本発明を完成させた。したがって、本発明は、骨強化作用や骨粗鬆症の予防または治療効果を有するウシ由来のIGF−1を高濃度に含有する組成物を製造する方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
次に、本発明のIGF−1含有組成物の製造法について述べる。本発明では、牛乳、脱脂乳、乳清およびそれらの濃縮物または乾燥物を出発原料とする。牛乳、脱脂乳、乳清としては、未殺菌及び殺菌したものを挙げることができる。また、牛乳、脱脂乳、乳清の濃縮物または乾燥物としては全粉乳、脱脂粉乳、ホエー粉、ホエー蛋白濃縮物(WPC)、ホエー蛋白単離物(WPI)を挙げることができる。さらに、これらの牛乳、脱脂乳、乳清およびそれらの濃縮物または乾燥物を還元したものを限外濾過、逆浸透、クロマトグラフィー、透析などの処理により、蛋白質含量を高めたものも用いられる。次に、この原料を下記の式に示す条件で100℃以下に加熱する。
T≧−5(pH)+100
(但し、Tは温度を表し、pHの範囲は2≦pH≦7である。)加熱時間は10分間程度で十分である。そして、加熱によって生じた沈澱を遠心分離などの処理で除去した後、上清を分画分子量10kDa以下の膜を用いて濃縮する。この際に用いる膜の材質や運転条件については特に制限はなく、通常の方法に従って行うことができる。なお、分画分子量が10kDaを超える膜を用いた場合、IGF−1が透過液側に流出してしまう。さらに、必要に応じて、この濃縮液をダイアフィルトレーション、イオン交換樹脂クロマトグラフィー、電気透析などの処理で脱塩した後、凍結乾燥や噴霧乾燥などの処理を行い、IGF−1含有組成物粉末を得ることができる。このIGF−1は熱安定性が高いので、通常の殺菌工程を加えることも可能である。
【0007】
ここで、本発明の加熱条件について説明する。市販のWPCを脱イオン水で溶解して10%WPC溶液を調製し、温度とpH条件を変えて加熱した。なお、加熱時間は全て10分間とした。その結果を図1に示す。図中、◎印はIGF−1含量20μg/g以上の組成物を得ることができた条件であり、○印はIGF−1含量10μg/g以上の組成物を得ることができた条件であり、×印はIGF−1含量10μg/g未満の組成物しか得ることができなかった条件である。そして、下記の式の条件で100℃以下に加熱することにより、IGF−1含量10μg/g以上の組成物を得ることができることが判明した。
T≧−5(pH)+100
(但し、Tは温度を表し、pHの範囲は2≦pH≦7である。)
【0008】
以上のように、本発明では、ウシ由来のIGF−1含量が10μg/g以上の組成物を提供することができる。このIGF−1含有組成物は骨強化作用を有するので、飲食品、医薬、飼料など添加して、骨粗鬆症の予防や治療などの効果を賦与することができる。そして、このIGF−1含有組成物を含んだ飲食品、医薬、飼料などには、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、卵殻あるいは乳由来のカルシウムなど、吸収性の良好なカルシウムをさらに添加することにより、効果を増すことができる。なお、このウシ由来のIGF−1含有組成物については、ラットによる動物試験の結果、急性毒性は認められなかった。
次に、本発明の実施例を挙げて具体的に説明する。
【0009】
【実施例1】
乳清蛋白濃縮物(WPC)を10%濃度となるよう蒸留水で十分溶解し、40lの乳清蛋白溶液(pH6.8)を調製した。次に、この乳清蛋白溶液を5lずつ分取し、各温度に保持して10分間加熱した後、17,000×Gで遠心分離を行って上清を回収した。そして、この上清を分画分子量8kDaのUF膜で濃縮し、凍結乾燥してIGF−1含有組成物粉末を得た。また、IGF−1含有組成物の粉末中に含まれるIGF−1濃度をラジオイムノアッセイ(RIA)で測定した。なお、比較として、乳清蛋白溶液(pH6.8)を調製した後に、この乳清蛋白溶液を5l分取し、上記記載の条件式から外れる65℃に保持して10分間加熱したものについてもIGF−1濃度を測定した。
その結果を表1に示す。
【表1】
【0010】
【参考例1】
未殺菌の乳清(pH6.8)20lを65℃で10分間加熱した後、17,000×Gで遠心分離を行って上清を得た。この上清を分画分子量8kDaのUF膜で濃縮し、凍結乾燥してIGF−1含有組成物粉末63gを得た。このIGF−1含有組成物の粉末中に含まれるIGF−1濃度をRIAで測定したところ、15.2μg/gであった。
【0011】
【実施例2】
殺菌牛乳20lを12Nの塩酸でpHを4.5に調整した後、90℃で10分間加熱し、17,000×Gで遠心分離を行って上清を得た。この上清を分画分子量8kDaのUF膜で濃縮し、凍結乾燥してIGF−1含有組成物粉末106gを得た。このIGF−1含有組成物の粉末中に含まれるIGF−1濃度をRIAで測定したところ、11.5μg/gであった。
【0012】
【実施例3】
殺菌脱脂乳20lを12Nの塩酸でpHを4.5に調整した後、90℃で10分間加熱し、17,000×Gで遠心分離を行って上清を得た。この上清を分画分子量8kDaのUF膜で濃縮し、凍結乾燥してIGF−1含有組成物粉末85gを得た。このIGF−1含有組成物の粉末中に含まれるIGF−1濃度をRIAで測定したところ、12.7μg/gであった。
【0013】
【試験例1】
実施例1で得られたIGF−1含有組成物の骨芽細胞増殖促進効果について調べた。培養骨芽細胞様株(MC3T3−E1)を96穴の平底細胞培養プレートに撒き込み、0.3%ウシ血清を含むα─MEM培地(Flow Laboratories社製)で18時間培養した。なお、培養に際しては、培地100μlに対し、0.5%濃度のIGF−1含有組成物を溶解した溶液2μlを添加した。培養後、トリチウムでラベルしたチミジンを添加し、2時間後に細胞に取り込まれたチミジンの放射活性を測定することにより、骨芽細胞の増殖活性を求めた。その結果を図2に示す。図2では、培地にIGF−1含有組成物を添加しなかった群の放射活性を100%とし、放射活性によってIGF−1含有組成物を添加した群の細胞増殖活性を示した。70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃及び100℃の加熱条件で処理したIGF−1含有組成物を培地に添加した場合、培地のみと比べて1.7〜2倍の細胞増殖活性を示した。
【0014】
【試験例2】
実施例2で得られたIGF−1含有組成物の骨強化作用について調べた。
実験動物は5週齢のSD系雌ラットを用い、1試験群7匹で試験を行った。骨粗鬆症モデルラットは、1週間予備飼育した後、卵巣摘出手術を施し、さらに、低カルシウム食で5週間飼育することによって作製した。また、疑似手術を施し、卵巣を摘出しないシャムラットも作製した。そして、骨粗鬆症モデルラットを対照群とIGF−1含有組成物投与群の2群に分け、それぞれ被験飼料で3週間飼育した。
なお、被験飼料の組成を表2に示す。
【表2】
表2に示すように、カゼイン2%分の窒素量に置換してIGF−1含有組成物3.25%を添加した。また、飼料中のカルシウム量とリン量は、全ての群で等しくなるように調整し、それぞれ飼料100gあたり、300mg、230mgとした。
【0015】
3週間後に各群のラットの両側大腿骨を摘出し、破断特性測定装置で骨強度を測定した。その結果を図3に示す。大腿骨破断応力は、対照群に比べて組成物投与群で統計的に有意に高い値を示した。
次に、本発明で製造したIGF−1含有組成物添加製品の参考例を示す。
【0016】
【参考例2】
常法に従い、下記の組成を有するIGF−1含有組成物入り飲料を製造した。
混合異性化糖 15.0(重量%)
果汁 10.0
クエン酸 0.5
IGF−1含有組成物 0.5
香料 0.1
カルシウム 0.1
水 73.8
【0017】
【参考例3】
常法に従い、下記の組成を有するIGF−1含有組成物入り錠剤を製造した。
含水結晶ブドウ糖 73.5(重量%)
IGF−1含有組成物 20.0
カルシウム 5.0
シュガーエステル 1.0
香料 0.5
【0018】
【発明の効果】
本発明の方法により、IGF−1を高濃度に含有する組成物を提供することが可能となる。このIGF−1含有組成物は、骨強化作用を有することから、各種の骨関節疾患、特に骨粗鬆症の予防あるいは治療に有用である。また、成長期に摂取させることにより、最大骨量を増加させることができる。したがって、このIGF−1含有組成物は、飲食品、医薬、飼料などの素材として有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、加熱条件とIGF−1含量の関係を示したものである。
図2は、試験例1におけるIGF−1含有組成物の骨芽細胞増殖促進効果について示したものである。
図3は、試験例2のIGF−1含有組成物の骨強化作用について示したものである。
Claims (1)
- 牛乳、脱脂乳、乳清およびそれらの濃縮物または乾燥物を下記の式に示す条件で100℃以下に加熱し、生じた沈殿を除去した後、分画分子量10kDa以下の膜で濃縮することを特徴とするインスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法。
T≧−5(pH)+100
(但し、Tは温度を表し、pHの範囲は2≦pH≦7である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09727393A JP3544213B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | インスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP09727393A JP3544213B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | インスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06279312A JPH06279312A (ja) | 1994-10-04 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09727393A Expired - Lifetime JP3544213B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | インスリン様増殖因子−1含有組成物の製造法 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-03-31 JP JP09727393A patent/JP3544213B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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