JP3544170B2

JP3544170B2 - Cosmetics

Info

Publication number: JP3544170B2
Application number: JP2000154602A
Authority: JP
Inventors: 峰子米永
Original assignee: クリーンエース株式会社
Priority date: 2000-05-25
Filing date: 2000-05-25
Publication date: 2004-07-21
Anticipated expiration: 2020-05-25
Also published as: JP2001335496A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘナを含有する化粧料に関し、特に緩和な抗炎症作用または抗アレルギー作用による癒し効果を持つヘナを含有する化粧料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ヘナはインド、ネパ−ルなど西南アシアを中心に原生しているミソハギ科の植物であり、ヘナの葉には、ローソン、フラボノイド、ポリフェノールが含まれている。ヘナの葉はたんぱく質と結合し発色（黄色〜赤色）することから、かつら用の毛染め，手や足の爪の装飾など天然染料として一部利用されているものである。
【０００３】
一方、化粧品分野においては、皮膚刺激の少ない抗炎症剤，またはアトピ−やアレルギ−体質に有効な抗アレルギ−剤が不可欠であり、化粧品の性格上、化学合成品が使えず天然物の範疇において研究がなされてきた。現在、天然の抗炎症剤としてグリチルリチン酸を主成分とした甘草エキス，ウシの胎盤エキスなどがあり、また天然の抗アレルギ−剤としては紫蘇エキス，ビワの葉エキス，モモの葉エキスなどがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような天然の抗炎症剤は、接触性皮膚炎を誘発したり、効果が弱いなどの欠点があり、また天然の抗アレルギー剤は期待した効果が得られていない。
本発明は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われたものであって、ヘナの葉の成分に抗炎症活性または抗アレルギー活性が含まれていることを利用し、皮膚一次刺激，皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚組織を癒し（抗炎症作用，抗アレルギー作用）、アレルギー体質，アトピーなど敏感肌にも安心して使用できる化粧品（洗浄用化粧品、基礎化粧品、ヘアケア化粧品を含む全化粧品）を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為、本発明の請求項１記載の化粧料は、ヘナ（ミソハギ科植物，学名：ＬＯＷＳＯＮＩＡ，和名：指甲花又はツマクレナイノキ）の葉から葉脈及び茎を除去した後乾燥させ、 1.3−ブチレングリコール水溶液、グリセリン水溶液、アルコール水溶液、またはこれらの混液である水性溶媒にて抽出して得たヘナの葉エキスを含有させてなり、皮膚に塗布するものであることを特徴とするものである。
【００１０】
本発明の請求項２記載の化粧料は、請求項１記載の化粧料であって、該化粧料は美白ローションであり、上記ヘナの葉エキス，５．０重量％と、プラセンタエキス，１．０重量％と、桑白皮エキス，１．０重量％と、エタノール，５．０重量％と、１．３−ブチレングリコール，３．０重量％と、メチルパラベン，０．１重量％と、精製水，８４．９重量％とを均一に攪拌させた後、ろ過してなることを特徴とするものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
以下、本実施の形態１によるヘナの葉エキスを抽出する方法について説明する。
本実施の形態１によるヘナの葉エキスは、ヘナの葉から葉脈および茎を除去した後、乾燥させたもの（１００ｇ）に、２０％グリセリン水溶液（９００ｇ）を加え加温（８０℃〜１００℃）し、濾過後、減圧濃縮を行い（約１２０ｇ）、得られるものである。
【００１４】
上記ヘナの葉エキスの抽出にグリセリン水溶液を用いるのは、グリセリン水溶液のグリセリンにより、植物の細胞内の浸透圧が高められ、植物の細胞膜を容易に破壊することができ、これにより細胞質内成分までエキスとして抽出され、高濃度な植物エキスが得られるためである。また、このことにより植物エキス抽出の最後の工程である減圧濃縮にかかる時間を短縮することができるものである。
【００１５】
また、上記グリセリン水溶液の代わりにグリセリン水溶液と同等の効果のある１．３−ブチレングリコ−ル水溶液，アルコ−ル水溶液等又はこれらの混液でもヘナの葉エキスを抽出して得ることができ、この場合も最終的には減圧濃縮濃度をほぼ同じにするので、グリセリン水溶液を用いて得られるヘナの葉エキスとの差はないといえる。
【００１６】
次に、上記実施の形態１によるヘナの葉エキスが持つ癒し効果（抗炎症作用，抗アレルギー作用）について説明する。
本実施の形態１によるヘナの葉エキスが持つ癒し効果（抗炎症作用，抗アレルギー作用）を示すため、本実施の形態１のヘナの葉エキスの抗炎症作用と抗アレルギー作用を評価する生物学的実験を行った。本実験では、抗炎症作用を評価するために、ラットにおけるカラゲニン誘発浮腫に対するヘナの葉エキスによる抑制作用についての実験と、抗アレルギー作用を評価するために、モルモットにおけるヒスタミンによる腸管の収縮に対するヘナの葉エキスによる阻害作用についての実験を行った。
【００１７】
Ａ：抗炎症作用の評価方法
本実施の形態１によるヘナの葉エキス（ＨＥＮＡ）の抗炎症作用を評価する実験について説明する。なお、ヘナの葉エキスの抑制作用と比較する対象薬物として、アスピリンを用いた。
【００１８】
ウイスタ−系雄ラット（体重１２８〜１４５ｇ，１群７匹）を室内（温度２３± １℃，湿度５５± ５％）に保ち、１週間、固形飼料（ＣＥ−２，日本クリア社製）および飲料水を与えて飼育した。このようにして飼育した２群のうちの１群に、ＨＥＮＡ３００ｍｇ／ｋｇを、そしてもう１群にアスピリン１００ｍｇ／ｋｇを皮下注射し、ついで１％カラゲニン生理食塩水溶液０．１ｍｌを動物の右後肢の足蹠へ注射して、カラゲニン浮腫を誘発させた。注射後１〜６時間毎と、２４時間後に足容積測定装置（ＭＫ−５００，室町機械製）で誘発させた浮腫を測定し、得られた浮腫率より各浮腫抑制率を算出し、ＨＥＮＡとアスピリンによる浮腫抑制率を比較することによって、本実施の形態１によるヘナの葉エキス（ＨＥＮＡ）の抗炎症作用を評価した。得られたデータを表１に示す。
【表１】

【００１９】
Ｂ：抗アレルギー作用の評価方法
本実施の形態１によるヘナの葉エキス（ＨＥＮＡ）の抗アレルギー作用を評価する実験について説明する。
モルモット（３２５〜３７５ｇ）を１群６匹使用し、それらを後頭部打撲後、頸動・静脈を切断した。モルモットが放血致死後、その回腸を摘出して約２０ｍｍの長さに切り、管状標本とした。この標本の両端に糸を通し、通気した低Ｃａ^２＋Ｌｏｃｋｅ−Ｒｉｎｇｅｒ液を満たしたＭａｇｎｕｓ管内（３２℃，３０ｍｌ）に０．５ｇの負荷を加えて懸垂し、標本を１時間安定化させた後、腸管の収縮を等張性トランスデュ−サを介しポリグラフ上に記録した。収縮薬としてヒスタミン１０⁻ ^９〜１０⁻ ^４Ｍを用いて累積適用し、収縮薬単独の最大収縮を１００として、ＨＥＮＡ（１ｍＭ，１分前処置）による収縮抑制率を算出し、収縮に対する阻害性を検討することで、本実施の形態１によるヘナの葉エキス（ＨＥＮＡ）の抗アレルギー作用を評価した。得られたデータを表２に示す。
【表２】

【００２０】
上記実験結果より、ヘナの葉エキスにはカラゲニン浮腫を抑制するという抗炎症作用があり、その効果は市販されている非ステロイド系鎮痛剤の代表であるアスピリンには及ばないが、紫外線による炎症や日焼けによるほてりなどには十分であることがわかる。
また、ヘナの葉エキスには、アトピーやアレルギーの起因物質であるヒスタミンに拮抗するという抗アレルギー作用もあるので、皮膚のかゆみや湿疹などに悩まされている敏感肌の治療効果も期待できる。
【００２１】
なお、上記実験では、本実施の形態１によるヘナの葉エキスの癒し効果を評価する生物学的実験を行っているが、ヘナの葉エキスはヘナの葉から得ているため、ヘナの葉を粉末化したヘナの葉粉末も癒し効果（抗炎症作用，抗アレルギー作用）を持つことはいうまでもない。
【００２２】
以上に示すヘナの葉が有する癒し効果（抗炎症作用，抗アレルギー作用）の主成分は不明であるが、おそらく葉に含まれているローソン，フラボノイド，ポリフェノールが想定される。また、ヘナの葉に含まれているローソンは皮膚及び毛髪のタンパク（主としてケラチンタンパク）を結合する性質を有していることから皮膚，毛髪の表面を覆うことにより保護し、さらに皮膚への浸透を容易にし、その効果に持続性を持たすと考えられる。
【００２３】
このように本実施の形態１におけるヘナの葉エキスは、グリセリン水溶液，１．３−ブチレングリコ−ル水溶液，アルコ−ル水溶液等又はこれらの混液で抽出して得るようにしたので、ヘナの葉に含まれる有効成分を濃縮でき、さらに化粧料に添加することによって化粧料にヘナの葉の成分が有する効果を持たせることが可能となる。また、ヘナの葉エキスを化粧料に加えて調製する際、ヘナの葉エキスが液体であるため化粧料に混和させやすく、ヘナの葉は化粧料にとっては理想的な天然原料であるといえる。
【００２８】
（実施の形態４）
以下、ヘナの葉エキスを含有した実施の形態４による化粧料の調製について説明する。本実施の形態４は、実施の形態１によるヘナの葉エキスを用いて、美白ローションを調製したものである。
上記ヘナの葉エキスを含有した美白ローションは、表５の配合成分に従い、表記成分を均一に撹拌した後、ろ過することにより調製する。
【表５】

【００２９】
このように本実施の形態４における美白ローションは、実施の形態１によるヘナの葉エキスを含有しているので、紫外線による炎症や活性酸素により遊離されるヒスタミンをヘナの葉エキスが抑制することにより、正常なターンオーバ（新陳代謝）が維持され、メラニン色素の沈着（シミ，ソバカス）を予防する美白ローションとなる。
なお、本実施の形態４では、基礎化粧品である美白ローションを例に挙げたが、本実施の形態４の化粧料はこれに限定されるものではない。
【００３２】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項１記載の化粧料は、ヘナ（ミソハギ科植物，学名：ＬＯＷＳＯＮＩＡ，和名：指甲花又はツマクレナイノキ）の葉から葉脈及び茎を除去した後乾燥させ、 1.3−ブチレングリコール水溶液、グリセリン水溶液、アルコール水溶液、またはこれらの混液である水性溶媒にて抽出して得たヘナの葉エキスを含有させてなり、皮膚に塗布するものであることを特徴とするので、ヘナの葉エキスを化粧料に添加することで、皮膚一次刺激，皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚刺激組織を癒し（抗炎症作用，抗アレルギー作用）、アレルギー体質，アトピー等敏感肌にも安心して使用できる化粧品を提供することができる。
【００３８】
また、本発明の請求項２記載の化粧料は、請求項１記載の化粧料であって、該化粧料は美白ローションであり、上記ヘナの葉エキス，５．０重量％と、プラセンタエキス，１．０重量％と、桑白皮エキス，１．０重量％と、エタノール，５．０重量％と、１．３−ブチレングリコール，３．０重量％と、メチルパラベン，０．１重量％と、精製水，８４．９重量％とを均一に攪拌させた後、ろ過してなることを特徴とするので、正常な新陳代謝が維持され、メラニン色素の沈着を予防する美白ローションを提供できる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to cosmetics containing a f Na, relates cosmetic containing the lifting Tsuhe na effects healing by particularly mild anti-inflammatory action or antiallergic action.
[0002]
[Prior art]
Henna is a plant belonging to the family Laminariaceae, which is native to southwest Asia, such as India and Nepal. Henna leaves contain Lawson, flavonoids, and polyphenols. Henna leaves are partially used as natural dyes, such as hair dyes for wigs and hand and toenail decorations, because they combine with proteins and develop color (yellow to red).
[0003]
On the other hand, in the cosmetics field, anti-inflammatory agents that cause little skin irritation or anti-allergic agents that are effective for atopy and allergic constitution are indispensable. Due to the nature of cosmetics, chemically synthesized products cannot be used and natural products cannot be used. Research has been done. At present, natural anti-inflammatory agents include licorice extract containing glycyrrhizic acid as a main component and bovine placenta extract, and natural anti-allergic agents include perilla extract, loquat leaf extract and peach leaf extract. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, natural anti-inflammatory agents as described above, or to induce contact dermatitis, effect has drawbacks such as weak, also natural anti-allergic agents are not to obtain the effect as expected.
The present invention, which was made in view of the prior art problems described above that exist in, and use that it contains the anti-inflammatory activity or anti-allergic activity ingredient henna leaf, skin in primary irritation, no skin sensitization hypoallergenic, heal the damaged skin tissue with ultraviolet rays or the like (anti-inflammatory action, anti-allergic effect), allergies, cosmetics, which can be used with confidence in sensitive skin, such as atopic over (for cleaning Cosmetics, basic cosmetics, and hair care cosmetics ) .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the cosmetic according to claim 1 of the present invention is characterized by removing the leaf veins and stems from the leaves of henna (Lamiaceae, Scientific name: LOWSONIA, Japanese name: finger flower or pine tree), and then drying . 1 .3- butylene glycol aqueous solution, glycerine solution, it contain a alcohol solution or henna leaf extract obtained by extraction with an aqueous solvent is these mixture, is intended to be applied to the skin It is characterized by the following.
[0010]
The cosmetic according to claim 2 of the present invention is the cosmetic according to claim 1 , wherein the cosmetic is a whitening lotion, the henna leaf extract, 5.0% by weight, and the placenta extract, 1. 0% by weight, mulberry bark extract, 1.0% by weight, ethanol, 5.0% by weight, 1.3-butylene glycol, 3.0% by weight, methyl paraben, 0.1% by weight, purification Water, 84.9% by weight is uniformly stirred and then filtered.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
Hereinafter, a method for extracting the henna leaf extract according to the first embodiment will be described.
The henna leaf extract according to the first embodiment is obtained by removing leaf veins and stems from henna leaves, and then adding a 20% glycerin aqueous solution (900 g) to dried (100 g) and heating (80 ° C. to 100 ° C.). ), And after filtration, concentration under reduced pressure (about 120 g) to obtain a product.
[0014]
The use of an aqueous glycerin solution for the extraction of the above henna leaf extract is based on the fact that the glycerin in the aqueous glycerin solution increases the osmotic pressure in the plant cells, and can easily destroy the cell membrane of the plant. This is because a high-concentration plant extract is obtained as an extract. In addition, this makes it possible to reduce the time required for vacuum concentration, which is the last step of the plant extract extraction.
[0015]
In addition, instead of the glycerin aqueous solution, a henna leaf extract can be obtained by extracting a 1.3-butylene glycol aqueous solution, an alcohol aqueous solution or the like or a mixture thereof having the same effect as the glycerin aqueous solution. In this case as well, since the concentration under reduced pressure is almost the same, there is no difference from the henna leaf extract obtained using the glycerin aqueous solution.
[0016]
Next, the healing effect (anti-inflammatory action, anti-allergic action) of the henna leaf extract according to the first embodiment will be described.
Biology for evaluating the anti-inflammatory and anti-allergic effects of the henna leaf extract of the first embodiment to show the healing effects (anti-inflammatory and anti-allergic effects) of the henna leaf extract according to the first embodiment Experiments were performed. In this study, we examined the effect of henna leaf extract on carrageenan-induced edema in rats to evaluate the anti-inflammatory effect, and examined the effect of henna on histamine-induced intestinal contraction in guinea pigs to evaluate the antiallergic effect. An experiment was performed on the inhibitory effect of the leaf extract.
[0017]
A: Method for evaluating anti-inflammatory action An experiment for evaluating the anti-inflammatory action of henna leaf extract (HENA) according to the first embodiment will be described. Aspirin was used as a target drug to be compared with the inhibitory effect of henna leaf extract.
[0018]
Male Wistar rats (body weight: 128-145 g, 7 rats per group) were kept indoors (temperature: 23 ± 1 ° C., humidity: 55 ± 5%), and for 1 week, solid feed (CE-2, manufactured by Nippon Clear Co.) and They were raised with drinking water. One of the two groups bred in this manner was injected subcutaneously with 300 mg / kg of HENA and the other with 100 mg / kg of aspirin, and then 0.1 ml of a 1% carrageenan saline solution in the right hind leg of the animal. Was injected into the footpad to induce carrageenan edema. Edema induced by a foot volume measurement device (MK-500, manufactured by Muromachi Kikai) was measured every 1 to 6 hours after injection and 24 hours later, and each edema inhibition rate was calculated from the obtained edema rate, and HENA and The anti-inflammatory effect of the henna leaf extract (HENA) according to the first embodiment was evaluated by comparing the edema suppression rates by aspirin. Table 1 shows the obtained data.
[Table 1]

[0019]
B: Method for Evaluating Antiallergic Effect An experiment for evaluating the antiallergic effect of henna leaf extract (HENA) according to the first embodiment will be described.
Six guinea pigs (325 to 375 g) were used per group, and after bruising the occipital region, the jugular and venous veins were cut off. After the guinea pig was killed by exsanguination, the ileum was excised and cut into a length of about 20 mm to obtain a tubular specimen. A thread was passed through both ends of the specimen, and a 0.5 g load was applied to the inside of a Magnus tube (32 ° C., 30 ml) filled with aerated low Ca ²⁺ Locke-Ringer solution, and suspended, and the specimen was stabilized for 1 hour. Intestinal contractions were recorded on a polygraph via an isotonic transducer. 9-10 ^- ^- histamine ¹⁰ as vasopressors ⁴ cumulatively applied using M, as vasoconstrictors 100 the maximum contraction of the sole, to calculate the shrinkage suppression rate by Hena (1 mM, 1 minute pretreatment), inhibitory against contractions Was evaluated to evaluate the antiallergic effect of the henna leaf extract (HENA) according to the first embodiment. Table 2 shows the obtained data.
[Table 2]

[0020]
From the above experimental results, henna leaf extract has an anti-inflammatory effect of suppressing carrageenan edema, and its effect is not as good as that of aspirin, which is a typical non-steroidal analgesic on the market. It turns out that it is enough for hot flashes due to sunburn.
In addition, henna leaf extract also has an antiallergic effect of antagonizing histamine, which is a substance that causes atopy and allergy, and thus can be expected to have a therapeutic effect on sensitive skin suffering from itchy skin and eczema.
[0021]
In the above experiment, a biological experiment for evaluating the healing effect of the henna leaf extract according to the first embodiment is performed. However, since the henna leaf extract is obtained from the henna leaf, the henna leaf is not used. Needless to say, powdered henna leaf powder also has a healing effect (anti-inflammatory effect, anti-allergic effect).
[0022]
Although the main components of the healing effects (anti-inflammatory and anti-allergic effects) of the henna leaves described above are unknown, it is likely that Lawson, flavonoids and polyphenols contained in the leaves are present. In addition, Lawson contained in henna leaves has the property of binding skin and hair proteins (mainly keratin protein), so it is protected by covering the skin and hair surfaces, and further penetrates into the skin. It is considered that the effect is made easier and the effect has a lasting effect.
[0023]
As described above, the henna leaf extract according to the first embodiment is obtained by extracting with a glycerin aqueous solution, a 1.3-butylene glycol aqueous solution, an alcohol aqueous solution or the like, or a mixture thereof. Can be concentrated, and further added to the cosmetic to make the cosmetic have the effect of the henna leaf component. In addition, when the henna leaf extract is prepared by adding it to the cosmetic, the henna leaf extract is a liquid, so that it is easily mixed with the cosmetic, and it can be said that the henna leaf is an ideal natural material for the cosmetic.
[0028]
(Embodiment 4)
Hereinafter, the preparation of the cosmetic according to the fourth embodiment containing the henna leaf extract will be described. In the fourth embodiment, a whitening lotion is prepared using the henna leaf extract according to the first embodiment.
The whitening lotion containing the above henna leaf extract is prepared by uniformly stirring the indicated components according to the components shown in Table 5, and then filtering.
[Table 5]

[0029]
As described above, since the whitening lotion in the fourth embodiment contains the henna leaf extract according to the first embodiment, the henna leaf extract inhibits histamine released by inflammation due to ultraviolet rays and active oxygen, and thus, A whitening lotion that maintains normal turnover (metabolism) and prevents melanin pigment deposition (stain, freckles).
In the fourth embodiment, a whitening lotion, which is a basic cosmetic, is taken as an example. However, the cosmetic of the fourth embodiment is not limited to this.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, the cosmetic according to claim 1 of the present invention, henna (Lythraceae plants, scientific name: LOWSONIA, Common names: Yubikabutohana or Tsumakurenainoki) leaves dried after removing the veins and stems from, 1. 3-butylene glycol aqueous solution, aqueous glycerol solution, alcohol solution, or that will contain a henna leaf extract obtained by extraction with an aqueous solvent is these mixture are those applied to the skin As a characteristic, the addition of henna leaf extract to cosmetics reduces the primary irritation of the skin and is non-irritating without skin sensitization and heals skin-irritated tissues damaged by ultraviolet rays (anti-inflammatory action, anti-allergic action) ), It is possible to provide cosmetics that can be used with confidence even for sensitive skin such as allergic constitution and atopy.
[0038]
The cosmetic according to claim 2 of the present invention is the cosmetic according to claim 1 , wherein the cosmetic is a whitening lotion, the henna leaf extract, 5.0% by weight, a placenta extract, 1.0% by weight, mulberry bark extract, 1.0% by weight, ethanol, 5.0% by weight, 1.3-butylene glycol, 3.0% by weight, and methylparaben, 0.1% by weight. , Purified water, and 84.9% by weight, and then filtered, so that a whitening lotion that can maintain normal metabolism and prevent melanin pigment deposition can be provided.

Claims

Henna (Lythraceae plants, scientific name: LOWSONIA, Common names: Yubikabutohana or Tsumakurenainoki) leaves dried after removing the veins and stems from, 1 .3- butylene glycol aqueous solution, aqueous glycerol solution, alcohol solution or, A cosmetic comprising a henna leaf extract obtained by extraction with an aqueous solvent which is a mixture thereof , and applied to the skin.

The cosmetic according to claim 1,
The cosmetic is a whitening lotion,
The above henna leaf extract, 5.0% by weight, placenta extract, 1.0% by weight, mulberry bark extract, 1.0% by weight, ethanol, 5.0% by weight, 1.3-butylene glycol, 3.0% by weight, and methyl paraben, 0.1% by weight %, Purified water, 84.9% by weight, and then filtered.