JP3540169B2 - 圧接端子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄端子やヒューズ端子等の多種の接続端子を、分離された端子本体の接続部に接続自在にした圧接端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線を圧接接続する圧接端子として、図5に示すものがある。この圧接端子1は、導電金属板製の端子本体2を有している。この端子本体2の略中央には端子固定用及び電線接続用の一対の肩部3,3を一体形成してあると共に、その下部には圧接部としての逆U字状のスロット4を形成してある。また、端子本体2の上部には雄端子部5を一体形成してある。
【0003】
そして、圧接端子1のスロット4に電線Wを圧接接続する際には、雄端子部5で押すと該雄端子部5が変形するため、肩部3で押して圧入していた。また、例えば、図8(a),(b)に示すコネクタハウジング8のピッチの狭い各端子収容孔9に雄端子部5を圧入する場合も肩部3で押していた。
【0004】
尚、この肩部3を有した圧接端子1に関する類似技術は、実開平3−97317号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の圧接端子1では、圧接部4と雄端子部5とが一体化されているため、1種類の雄端子部5に限られてしまい、種類の異なる雄端子を電線Wに圧接接続する場合には、図6に示す幅広の雄端子部6を有した圧接端子1′や、図7に示すヒューズ端子7を有した圧接端子1″等のように複数の圧接端子1,1′,1″等をそれぞれ用意しなければならなかった。従って、これら各圧接端子1,1′,1″を用いるジャンクションボックス等の電気接続箱のコスト高の要因となっていた。
【0006】
また、図8(a)に示すように、コネクタハウジング8の隣接する各端子収容孔9,9間のピッチが狭いコネクタに圧接端子1の雄端子部5をそれぞれ圧入する場合には、各圧接端子1の隣接する肩部3,3同士が干渉(この干渉部分を図8(a)中符号Xで示す)して電気的不具合が発生したり、各圧接端子1の組み付けもできなかった。このため、図8(b)に示すように、隣接する各圧接端子1の肩部3,3同士が干渉しないように、ピッチの狭い端子収容孔9を一つおきに使って各圧接端子1の雄端子部5を圧入しなければならないのでコネクタが大きくなったり、コネクタハウジング8を一つ増やさなければならなかった。これにより、複数の圧接端子1を用いるジャンクションボックス等の電気接続箱も大型になった。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、種類の異なる雄端子やヒューズ端子等の接続端子を同一のもので共用して電気的に接続することができる圧接端子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、端子本体に、電線を圧接接続する圧接部を設けた圧接端子において、前記端子本体を、底片と、この底片の両側より上方に折り曲げられた一対の起立片と、この一対の起立片の各先端側を更に内側に折り曲げて相互に接触させて、複数の接続端子をそれぞれ接続自在にした接続部と成る一対の弾性片とで形成し、これら各起立片から各弾性片にかけて前記圧接部と成るスロットを形成したことを特徴とする。
【0009】
この圧接端子では、接続端子と圧接部を分離して小型化することで、同一の圧接部で種類の異なる雄端子やヒューズ端子等の多種の接続端子への対応が可能となり、また、接続端子側の形状の簡素化により部品コストの低減が図られる。さらに、隣接させた圧接部の配置が可能となる。これらにより、端子収容部のピッチの狭いコネクタに使用できるため、該コネクタを用いる電気接続箱の小型化が可能となる。特に、この圧接端子では、スロットに圧接接続される電線の抜けが一対の弾性片間に挾持される接続端子により確実に防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施形態の圧接端子の電線と雄端子を接続する前の状態を示す斜視図、図2(a)は同圧接端子の電線と雄端子を接続した状態を示す斜視図、図2(b)は同接続状態の側面図、図3(a)は上記圧接端子の電線と雄端子を接続した状態を示す正面図、図3(b)は他の雄端子を接続した上記圧接端子の正面図、図3(c)はヒューズ端子を接続した上記圧接端子の正面図、図4は上記圧接端子と上記雄端子を複数組み込んだコネクタの嵌合前の断面図である。
【0014】
図1〜図4に示すように、電線Wを圧接接続する圧接端子10は、導電金属板製の端子本体11を有している。この端子本体11は、底片12と、この底片12の両側より上方に垂直に折り曲げられた一対の起立片13,13と、この一対の起立片13,13の各先端側を更に内側に逆U字状に折り曲げて相互に接触させた一対の弾性片(接続部)14,14とで一体形成されていて、これら各起立片13の下部中央から各弾性片14の先端(図中下端)中央にかけてU字状のスロット(圧接部)15が形成されている。
【0015】
図1、図2(a),(b)に示すように、一対の弾性片14,14は側面逆V字状になって接触していて、その各先端側には互いに接触する円弧部14aをそれぞれ形成してある。これにより、端子本体11の各スロット15で二分割された一対の弾性片14,14間に、図1〜図3(a)に示す幅狭の雄端子20と、図3(b)に示す幅広の雄端子21と、図3(c)に示すヒューズHの一対の雄端子(以下ヒューズ端子という)22,22等の多種の接続端子が容易に挾持されて電気的に接続されるようになっている。また、各スロット15の起立片13と弾性片14との境の相対向する位置にはテーパ面15aがそれぞれ形成されて正面逆V字になっていて、電線Wが圧接接続し易くなっている。
【0016】
さらに、圧接端子10及び雄端子20を図4に示すコネクタ30に組み付ける場合には、雄端子20をコネクタハウジング31のピッチの狭い複数の端子収容孔(端子収容部)32に圧入によりそれぞれ嵌合させたり、コネクタハウジング31にインサート成形により複数の雄端子20を一体的に成形させ、圧接端子20を配線板(カバー)33のピッチの狭い複数の端子収容室(端子収容部)34に収容して固定させるようになっている。
【0017】
以上実施形態の圧接端子10によれば、図1に示す圧接端子10と電線W及び雄端子20の分離状態から、図2(a),(b)及び図3(a)に示すように、圧接端子10の端子本体11に雄端子20と電線Wを電気的に接続させる場合には、図示しない押圧治具により端子本体11の一対のスロット15,15に電線Wを圧接接続し、次に、端子本体11の一対の弾性片14,14に雄端子20の下部を挾持させることにより、端子本体11に雄端子20と電線Wを電気的に容易に接続させることができる。これにより、端子本体11の一対のスロット15,15間に圧接接続される電線Wの上抜けを、一対の弾性片14,14間に挾持される雄端子20の下面20a側により確実に防止することができる。また、端子本体11の一対のスロット15,15間に電線Wを圧入する場合には、電線Wを雄端子20の下面20aで押しても該雄端子20を変形させることなく圧入することができる。
【0018】
このように、雄端子20と、電線Wを圧接接続する一対のスロット15,15を有した端子本体11とを分離して小型化することにより、種類の異なる他の雄端子21やヒューズ端子22等の多種の接続端子を同一の上記圧接端子10で共用して電気的に接続することができる。さらに、上記接続端子側の形状の簡素化を図ることができるので、部品コストの低減を図ることができる。
【0019】
また、図4に示すように、配線板33のピッチが狭く隣接した各端子収容室34内に固定された各圧接端子10に、電線Wとコネクタハウジング31に組み付けられた各雄端子20とを電気的に接続させる場合には、圧接端子10を先に配線板33の端子収容室34にセットしてから該圧接端子10の一対のスロット15,15に電線Wを圧接接続するため、圧接端子10を配線板33の各端子収容室34にセットするときに圧接端子10に力がかからないので従来のような肩部が圧接端子10に必要ない。そして、圧接端子10の一対のスロット15,15に電線Wを圧接接続してから、雄端子20を圧接端子10の一対の弾性片14,14間に挿入することにより、圧接端子10の端子本体11に電線Wと雄端子20をそれぞれ電気的に容易に接続することができる。
【0020】
このように、圧接端子10に従来のような端子固定用及び電線接続用の肩部が必要ないので、図4に示すように、各圧接端子10の端子本体11を配線板33のピッチの狭い各端子収容室34にセットしても隣接する各端子本体11同士が干渉することがない。これにより、端子収容部のピッチの狭いコネクタ30に圧接端子10及び雄端子20を隣接させて使用することができ、該コネクタ30を用いる図示しない電気接続箱の小型化を図ることができる。また、コネクタハウジング31に雄端子20を組み付ける場合に、インサート成形により一体成形するようにすれば雄端子20の端子間ピッチの精度をより一段と向上させることができる。
【0021】
尚、前記実施形態によれば、電線を圧接接続するスロットにより弾性片を二分割するように形成したが、弾性片の先端(下端)に達しない位置でスロットを止めて弾性片を二分割しないように形成しても良い。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、接続端子と電線を圧接接続する圧接部を分離して小型化することにより、種類の異なる雄端子やヒューズ端子等の接続端子を同一の圧接端子で共用して電気的に接続することができ、また、接続端子側の形状の簡素化により、部品コストの低減を図ることができる。さらに、各圧接端子の圧接部同士をピッチを狭めて隣接配置することができる。これらにより、端子収容部のピッチの狭いコネクタに使用することができ、該コネクタを用いる電気接続箱の小型化を図ることができる。特に、一対の起立片から一対の弾性片にかけて形成されたスロットに圧接接続される電線の抜けを、該一対の弾性片間に挾持される接続端子により確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の圧接端子の電線と雄端子を接続する前の状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は上記圧接端子の電線と雄端子を接続した状態を示す斜視図、(b)は同接続状態の側面図である。
【図3】(a)は上記圧接端子の電線と雄端子を接続した状態を示す正面図、(b)は他の雄端子を接続した上記圧接端子の正面図、(c)はヒューズ端子を接続した上記圧接端子の正面図である。
【図4】上記圧接端子と上記雄端子を複数組み込んだコネクタの嵌合前の断面図である。
【図5】従来例の圧接端子の正面図である。
【図6】他の従来例の圧接端子の正面図である。
【図7】別の従来例の圧接端子の正面図である。
【図8】(a)は上記従来例の圧接端子をコネクタに複数組み込む際の問題点を示す断面図、(b)は同問題点を解決するコネクタと複数の圧接端子の配置状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 圧接端子
11 端子本体
12 底片
13,13 一対の起立片
14,14 一対の弾性片(接続部)
15 スロット(圧接部)
20,21 雄端子(接続端子)
22 ヒューズ端子(接続端子)
W 電線

Claims (1)

  1. 端子本体に、電線を圧接接続する圧接部を設けた圧接端子において、
    前記端子本体を、底片と、この底片の両側より上方に折り曲げられた一対の起立片と、この一対の起立片の各先端側を更に内側に折り曲げて相互に接触させて、複数の接続端子をそれぞれ接続自在にした接続部と成る一対の弾性片とで形成し、これら各起立片から各弾性片にかけて前記圧接部と成るスロットを形成したことを特徴とする圧接端子。
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