JP3538604B2 - オーニング - Google Patents

オーニング

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JP3538604B2
JP3538604B2 JP2001212598A JP2001212598A JP3538604B2 JP 3538604 B2 JP3538604 B2 JP 3538604B2 JP 2001212598 A JP2001212598 A JP 2001212598A JP 2001212598 A JP2001212598 A JP 2001212598A JP 3538604 B2 JP3538604 B2 JP 3538604B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーニングに関す
る。さらに詳述すると、本発明は、パラソル等の日除け
部材を支持するアーム部を折り畳むことができるオーニ
ングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図18に示すように、パラソル1
02と、パラソル102を吊り下げるためのアーム部1
03と、アーム部103を支持するアーム部105とこ
れを支持する支柱104とを備えるオーニング(日除
け)101がある。アーム部103は、パラソル102
が支障なく展開できるように支柱104から十分離れた
位置でパラソル102を支持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオーニング101では、使わない時には場所
を取り邪魔な存在となってしまう。即ち、パラソル10
2が閉じられ又は取り外されアーム部103,105が
折り畳まれても、アーム部103の長さはパラソル10
2の総長より長く、また支柱104は更に長く、オーニ
ング101は冬季など長期間使用しない場合は、屋内例
えば物置等に収納されるが、アーム部103や支柱10
4が長いため収納が困難である。
【0004】そこで本発明は、不使用時にアーム部をパ
ラソルの折り畳み時の総長より短くして小さく収納でき
るオーニングを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、日除け部材と、この日除け
部材を吊り下げるためのアーム部と、アーム部を支持す
る支柱とを備えるオーニングにおいて、アーム部は、日
除け部材を先端に吊り下げる第1リンクと、回り対偶に
よって前記第1リンクの途中と前記支柱とを連結する第
2リンクと、支柱をスライダガイドとして摺動可能な第
1スライダと、回り対偶によって第2リンクの途中と第
スライダとを連結する第3リンクと、第1リンクの基
端が回り対偶によって連結され第3リンクをスライダガ
イドとして摺動可能な第2スライダとを備え、第1リン
クと第2リンク、第3リンク及び第2のスライダとで第
1のスライダてこ連鎖を、第2リンク、第3リンク、支
柱及び第1スライダとで第2のスライダてこ連鎖を構成
し、第1スライダの上下動でアームが折り畳まれたり展
開するようにしている。
【0006】したがって、第1スライダを上方へ向けて
摺動させると、この動きが第3リンクを介して第2リン
クを押し上げ、該第2リンクを支柱から離すように回転
させると共に第3リンク自体も第2リンクと連結された
その先端側を支柱から離すように回転させる。さらに、
この第2リンクと第3リンクとの動きに連動して、第1
リンクの基端を支持する第2スライダが第3リンク上を
摺動し、第1リンクがその先端側を支柱から突き出すよ
うに第2リンクに対して回転する。以上の動作により、
アーム部が支柱から突き出すように伸びた状態となる。
一方、第1スライダを下向きに摺動させると、第3リン
クは第2リンクを支柱に引き寄せるように第1スライダ
上で回転する。さらに、この第2リンクと第3リンクと
の動きに連動して、第1リンクの基端の第2スライダが
第3リンク上を摺動し、第1リンクを支柱側に引き寄せ
るように第2リンクに対して回転する。これにより、ア
ーム部が折り畳まれ支柱に引き寄せられた状態となる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
オーニングにおいて、アーム部の第1から第3の各リン
ク同士あるいはこれらと他の部材との間を連結する回り
対偶が分解可能に構成されるようにしている。したがっ
て、冬季など長期間オーニングを使用しない場合には、
アーム部を分解しかつ支柱から取り外して収納すること
ができる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のオーニングにおいて、日除け部材がパラソルであ
り、該パラソルを開閉させる受骨用ろくろが紐部材を介
して支柱またはアーム部の支柱寄りの部位に接続され
て、アーム部の伸縮とパラソルの開閉とが連動するよう
に構成されている。したがって、アーム部の伸縮操作の
みでパラソルを自動開閉することができる。しかも、ア
ーム部の伸展により支柱からある程度離れたところでパ
ラソルが開き始め、支柱から十分離れた位置でパラソル
が完全に開くことから、パラソルが支障なく展開でき
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載のオーニングにおいて、日除け部材が、自動巻き取
り機構を備える巻き取りローラとこれに巻き取られるシ
ート状日除け生地から成り、巻き取りローラを支柱側あ
るいは第1アームの先端のいずれかに支持させると共に
シート状日除け生地の先端側を第1アームの先端あるい
は支柱側のいずれかに支持させ、アーム部の展開及び折
り畳みとシート状日除け生地の展開及び巻き取りとが連
動するように構成されている。
【0010】この場合には、アーム部の伸展と共にシー
ト状日除け生地が巻き取りローラから引き出されてアー
ム部の上に張られ、アーム部の折り畳みに伴ってシート
状日除け生地が巻き取りローラに自動的に巻き取られ収
納される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1から図17に本発明のオーニングの実
施の一形態を示す。このオーニング1は、パラソル状の
日除け部材(以下、単にパラソルと呼ぶ)2と、このパ
ラソル2を吊り下げるためのアーム部3と、該アーム部
3を支持する支柱4とから構成されている。
【0013】更にアーム部3は、パラソル2を先端に吊
り下げる第1リンク5と、この第1リンク5の途中と支
柱4とを連結する第2リンク6と、支柱4をスライダガ
イドとして摺動可能な第1スライダ15と、第2リンク
6の途中と第スライダ1とを連結する第3リンク7
と、第1リンク5の基端を連結して第3リンク7をスラ
イダガイドとして摺動可能な第2スライダ12とを備
え、第1リンク5と第2リンク6、第3リンク7及び第
2のスライダ12とで第1のスライダてこ連鎖を、第2
リンク6、第3リンク7、支柱4及び第1スライダ15
とで第2のスライダてこ連鎖を構成し、第1スライダ1
5の上下動でアーム部3が折り畳まれたり展開するよう
にしている。
【0014】ここで、各リンク5,6,7同士並びにこ
れらリンク5,6,7と他の部材たる各スライダ15,
12及び支柱4とは、回り対偶を構成するジョイント
(接続部材)によってそれぞれ連結されている。このジ
ョイントは、本実施形態では、例えば1つの突起を有す
る雄ジョイント8a,40,9a,9b,10a,10
bとこの雄ジョイントの突起を受け入れる二股に割りを
入れた雌ジョイント11,8b,13,14,16,3
9と、これらの重ね合わされた部分を貫通して互いに回
転可能に連結する回転中心となる軸(以下、回転支点と
もいう)21,22,20,36,17,23とから成
るヒンジ接続構造である。そして、本実施形態の場合に
は、このヒンジ接続構造の軸21,22,20,36,
17,23としてボルト及びナットの締結手段を採用す
ることにより、ジョイントを必要に応じて分解可能とし
ている。各リンク5,6,7の端部に備えられる各ジョ
イント8a,8b,9a,9b,10a,10bは丸パ
イプから成る各リンク5,6,7の端部に嵌め込まれて
ビス止めなどによって固定されている。また、支柱4あ
るいはリンク5,6の途中に備えられるジョイント1
3,14,16は、ボス部をリンク5,6あるいは支柱
4に嵌合してからビス止めなどによって固定されてい
る。本実施形態では、既存のパイプなどの構造材の利用
を図るため、各ジョイント8a,8b,9a,9b,1
0a,10b,13,14,16は、リンク5,6,7
や支柱4などと別部材で構成してビス止め等で固定する
手法を採用しているが、あらかじめ一体成形するように
しても良い。例えば、第1スライダ15及び第2スライ
ダ12に備えられた各ジョイント39,40はそれらと
一体に成形されている。なお、ジョイントの材質として
は、特に限られるものではないが、耐候性に優れると共
に軽量且つ機械的強度にも優れる材料、例えばポリアセ
タール樹脂等の利用が好ましい。
【0015】各リンク5,6,7は、角材や板材、型
材、角パイプ材、丸パイプ材などのさまざまの断面形状
の構造材の中から必要に応じて適宜選択可能であるが、
本実施形態の場合には丸パイプ材によって構成されてい
る。また、各リンク5,6,7の材質についても特に限
定されるものではないが、軽量で且つ適度な強度を有す
る材料、例えばアルミニウム合金などの利用が好まし
い。
【0016】そして、第1リンク5の先端側には、図4
及び図5に示すように、エルボ形の雄ジョイント8a
が、パラソル2を取り付ける側に突出するように取り付
けられる。更に、この雄ジョイント8aには、パラソル
2を吊り下げるためのパラソル支持部材11が雌ジョイ
ントとして軸21によって取り付けられ、XZ平面にお
いて回転自在に連結されている。他方、第1リンク5の
基端には、図6及び図7に示すように、エルボ形の雌ジ
ョイント8bが、先端の雄ジョイント8aとは逆方向に
突出するように取り付けられている。そして、この雌ジ
ョイント8bには、一体成形により雄ジョイント40を
備える第2スライダ12がXZ平面において軸22を中
心に回転自在となるように取り付けられている。第2ス
ライダ12は、第3リンク7よりも僅かに大径の内径を
有する円筒から成り、第3リンク7をスライダガイドと
して摺動し得るように嵌合されている。尚、本明細書に
おいて、支柱4の軸方向OをZ方向、アーム部3が伸
縮する方向をX方向、更にX,Z両方向と直交する方向
をY方向とする。
【0017】また、第2リンク6の両端には雄ジョイン
ト9a,9bが備えられている。そして、一方の雄ジョ
イント9aが、図8及び図9に示すように、支柱4の上
端近傍に固定された雌ジョイントとしてのリンク支持部
材13と軸20を中心にXZ平面において回転し得るよ
うに取り付けられる。また、他方の雄ジョイント9bに
は、図10に示すように、雌ジョイント14が軸36を
中心にXZ平面において回転自由であるようにやはり軸
36を介して取り付けられる。なお、雌ジョイント14
の第1リンク5上での固定位置点は、例えば本実施形態
では、アーム部3が折り畳まれた状態において、第2リ
ンク6のリンク支持部材13における回転支点20と、
第1リンク5のパラソル支持部材11における回転支点
21とのZ方向高さがほぼ同一高さとなるように設定し
ている(図2参照)。
【0018】第3リンク7の両端にも雄ジョイント10
a,10bが備えられている。そして、一方の雄ジョイ
ント10aは、図11及び図12に示すように、第2リ
ンク6の途中に固定されている雌ジョイント16と軸1
7を介して連結され、XZ平面において回転自在に取り
付けられている。雌ジョイント16は、第2リンク6と
は別部材で構成されているが、場合によっては第2リン
クと一体に成形されるようにしても良い。なお、雌ジョ
イント16が第2リンク6上に固定される点は、アーム
部3が伸びた状態から自重等によって折り畳んだ状態に
逆戻りしてしまうことを防ぐため、本実施形態では、ア
ーム部3が伸びた状態において、第3リンク7と第2リ
ンク6とのなす角θaが死点を超える角度例えば90度
を超えるように設定する(図1参照)。一方、第3リン
ク7の他方の雄ジョイント10bは、図13及び図14
に示すように、一体成形により雄ジョイント部を備える
第1スライダ15がXZ平面において軸23を中心に回
転自在となるように取り付けられている。
【0019】第1スライダ15は、図14及び図15に
示すように、円筒の一部を切り欠いたばね構造を成し、
支柱4に嵌合されて摺動可能に取り付けられると共に、
円筒の切り欠き部分38を貫通するクランプねじ37を
締め付けることによって任意の位置で支柱4に固定され
る構造とされている。クランプねじ37は第1スライダ
15の溝ないし凹部などに頭部が回転不能に収納された
状態で切り欠き部分38を貫通し、反対側に配置される
クランプレバー19のねじ孔に螺合するように設けられ
ている。したがって、クランプレバー19を締め付け方
向に回転させると、クランプねじ37が引っ張られて切
り欠きの間隔を狭めるように支柱4を締め付け、第1ス
ライダ15を支柱4に対して固定する。また、クランプ
レバー19を緩めていれば、第1スライダ15は支柱4
に沿って容易に摺動できる。また、第1スライダ15は
昇降動作時に掴むためのグリップ18を備える。したが
って、グリップ18を掴んで第1スライダ15をストロ
ーク端あるいは任意の位置まで容易に昇降させることが
でき、更にその位置でクランプレバー19を回すだけで
クランプねじ37を締め上げて第1スライダ15を支柱
4に固定できる。
【0020】第2スライダ12は、図6及び図7に示す
ように、第3リンク7の外径よりも僅かに大きな内径を
有する円筒から成り、第3リンク7をスライダガイドと
して摺動するものである。この第2スライダ12には雄
ジョイント40が一体成形されている。
【0021】ここで、各リンク5,6,7の長さ、第1
スライダ15における回転支点23の位置、リンク支持
部材13における回転支点20の位置、第1リンク5の
両端に取り付けられる円弧状の雄ジョイント8a,8b
の各回転支点21,22の位置等は、特に限定されるも
のではないが、アーム部3ができるだけコンパクトに折
り畳まれるような関係に設定される。即ち、図2に示す
ように、アーム部3が折り畳まれた状態において、支柱
4の最も近くに第3リンク7が平行に位置し、更にこの
第3リンク7の外に第2リンク6、第1リンク5、閉じ
られたパラソル2の順にそれぞれ平行に位置するように
設定されている。また、第2リンク6には、アーム部3
が折り畳まれた状態において第1リンク5と当接するス
トッパ24を例えばねじで取り付ける(図8及び図9参
照)。ストッパ24により、アーム部3が折り畳まれる
際に第1リンク5と第2リンク6とが衝突することが回
避される。また、第2リンク6に固定されたストッパ2
4に第1リンク5が当接することで、アーム部3の折り
畳んだ状態において第1リンク5と第2リンク6とがず
れることが防止される。
【0022】本実施形態のパラソル2は、例えば図3に
示すように、パラソル生地(図示省略)と、これを支え
るように放射状に配置された骨(rib)25と、この骨
25の内側の端部を連結して集合させる骨用ろくろ(ri
ng)28と、骨25の中程を突っ張ってパラソルを広げ
るための受骨(spreder)26と、受骨26の内側の端
部を連結して集合させる受骨用ろくろ27とから構成さ
れ、受骨用ろくろ27をパラソル2の中心軸方向に移動
させることによって開閉可能であるように構成される既
知の又は新規のものである。パラソル2の骨用ろくろ2
8には、上向きに突出する筒状のねじ軸を有し、該ねじ
軸部をパラソル支持部材11の孔に貫通させてダブルナ
ット29により固定するように設けられている。
【0023】また、受骨用ろくろ27は紐部材30を介
してアーム部3又は支柱4に接続され、アーム部3の伸
縮とパラソル2の開閉が連動するように構成される。紐
部材としては例えばロープ30の使用が一般的である
が、これに限定されず例えばワイヤ等であっても良い。
このロープ30は、本実施形態の場合、パラソル2の上
端の骨用ろくろ28に設けられた孔(図示省略)を通し
て、雄ジョイント8aの孔31及び第1リンク5の管内
を通して支柱4側へ引き回される。ここで、パラソル支
持部材11及び雄ジョイント8aには、ロープ30の移
動を円滑にする滑車32,33が設けられている(図4
及び図5参照)。また、雄ジョイント8bにはロープ3
0を第1リンク5の管内から外に引き出すためのガイド
孔34が設けられている(図6及び図7参照)。そし
て、図16及び図17に示すように、ロープ30は、パ
ラソル2の骨ろくろ28→雄ジョイント8aの孔31→
第1リンク5の管内→雄ジョイント8bのガイド孔34
を通り、さらに第1スライダ15の回転支点23に設け
た図示しない滑車→雄ジョイント8bの回転支点22に
設けた図示しない滑車を通って、再び第1スライダ15
に戻されて取り付けられるようにしている。尚、ロープ
30の先端と骨受用ろくろ27との関係は、直接取り付
けられても良いし、ロープ30が骨受用ろくろ27を貫
通しているだけで拘束されず、ロープが引っ張られると
きに骨受用ろくろ27と係合して該ろくろ27を引き上
げる構造としても良い。
【0024】したがって、アーム部3が折り畳まれてパ
ラソル2が支柱4に近づくと、第2スライダ12が第1
スライダ15に接近することによって、両スライダ1
2,15間でのロープ30の掛け渡し距離が短くなるた
め、ロープ30がパラソル2側に送り出されて、受骨用
ろくろ27がZ方向下方に向かって移動する。これによ
りパラソル2が閉じる。一方、アーム部3が伸びてパラ
ソル2が支柱4から離れると、第2スライダ12が第1
スライダ15から離れて両スライダ12,15間だの距
離を引き離すため相対的にロープ30がパラソル2側へ
引っ張られて、受骨用ろくろ27がZ方向上方に向かっ
て移動する。これによりパラソル2が開く。以上によ
り、アーム部3の伸縮とパラソル2の開閉が連動するよ
うに構成される。なお、アーム部3の伸縮とパラソル2
の開閉が所望の通り連動するものであれば、ロープ30
の通る経路は上記の例に限定されるものではない。更
に、パラソル2の開閉とアーム部3の伸縮とを連動させ
る構造とせず、パラソル開閉用のロープを別に備え、こ
れを引っ張り、支柱4などに固定することによってパラ
ソルを開いた状態にすることも可能である。
【0025】以上のように構成されるオーニング1によ
ると、図2に示すパラソル2が閉じた状態から図1に示
すパラソル2が開いた状態とするには、第1スライダ1
5をリンク支持部材13に近づけるように支柱4上を摺
動させる。すると、第3リンク7の下端が支柱4に沿っ
て上方に移動し、第2リンク6を支柱4から離すように
軸20を中心に回転させながら、第3リンク7自体も支
柱4から離れるように軸23を中心に回転する。さら
に、第2リンク6と第3リンク7との動きに連動して、
第2スライダ12が第2リンク6(雌ジョイント16)
に近づくように第3リンク7上を摺動し、第2スライダ
12の軸22及び第2リンク6(雌ジョイント16)の
軸17を中心にそれぞれ第1リンク5を回転させるた
め、第1リンク5が大きく傾いて支柱4から離した位置
でパラソル2を吊り下げることとなる。以上の動作によ
り、アーム部3が支柱4から伸びた状態となる。
【0026】ここで、アーム部3が支柱4から突き出る
ように伸展するに従って、パラソル2と支柱4上のロー
プ30が固定されている位置との間の距離が大きくなる
ことから、相対的にロープ30が引っ張られて受骨用ろ
くろ27が引き上げられる。したがって、パラソル2
は、徐々に開きながら支柱4から離れ、最も離れた位置
で完全に開いた状態となる。なお、パラソル支持部材1
1は第1リンク5パラソル2を閉じる場合にはに対して
軸21を中心に回転自由であるから、パラソル2は水平
に保たれる。即ち、オーニング1は図1に示す状態とな
る。
【0027】一方、図1に示す状態から図2に示す状態
へとパラソル2を閉じる場合には、第1スライダ15を
リンク支持部材13から遠ざけるように支柱4上を摺動
させる。即ち、第1スライダ15を引き下げる。する
と、第1スライダ15上の第3リンク7の下端が降下す
るため、第3リンク7が軸23を中心に支柱4に引き寄
せられるように回転し、同時に第2リンク6も軸20を
中心に支柱4に近づくように回転する。さらに、第2リ
ンク6と第3リンク7のこの動きに連動して、第2スラ
イダ12が第1スライダ15に近づくように第3リンク
7上を摺動するため、第1リンク5が第2リンク6の軸
36及び第2スライダ12の軸22を中心にそれぞれ回
転してパラソル支持部材11を上にして起立する。そし
て、各リンク5,6,7が支柱4に近づきかつ平行に配
置されるようにアーム部3が折り畳まれる。
【0028】ここで、アーム部3が折り畳まれるに従っ
て、第2スライダ12と第1スライダ15との間隔が小
さくなるから、その分だけロープ30がパラソル2側に
送り出されて受骨用ろくろ27がZ方向下方に下がり、
これによりパラソル2が閉じられる。即ち、オーニング
1は図2に示す状態となる。尚、アーム部3を伸ばした
状態のまま、支柱4に止めているロープの端を外して解
放すれば、パラソル2は伸ばされたアーム3の先端に吊
り下げれられたまま閉じることとなる。
【0029】更に、支柱4は途中で上支柱4aと下支柱
4bとに分割されていんろう継手等によって着脱自在に
連結されており、収納時などに分離することによって長
さを短くできるようにしている。例えば、この支柱4の
上支柱4aと下支柱4bとの連結位置は、閉じた状態の
パラソル2の下端縁よりも上、即ちアーム部3を支える
上支柱4a部分が折り畳み時のパラソル2の総長よりも
短い長さとなる位置に設定してある。尚、符号4cは締
付けねじである。
【0030】以上のように本発明のオーニング1によれ
ば、使わない時にはアーム部3をコンパクトに折り畳む
ことができる。即ち、本発明のオーニング1によれば、
不使用時には場所を取ることなく容易に収納することが
できる。さらに、アーム部3を構成する各リンク5,
6,7は分解且つ組み立て可能なヒンジによって互いに
連結されているので、冬季など長期間使用しない場合に
は、各リンク5,6,7を分解して室内に納めることが
できる。このため、大きな物置を有さない日本家屋にも
適したオーニングといえる。尚、分解せずに支柱4の途
中より上を引き抜いて組み立てたまま収納しても良い。
【0031】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。例えば、上述の実施形態における支柱4は、1
本のポールによって構成しても良いし、テレスコピック
構造の伸縮可能な支柱としても良い。分割可能あるいは
伸縮可能な支柱とする場合には、収納時におけるアーム
部の高さが短いことと相俟って、使わない時あるいは収
納時のオーニングのスペースをコンパクトなものとする
ことが可能となる。また、上述の実施形態では、第1ス
ライダ15を人手によって昇降させるようにした場合に
ついて主に説明しているが、これに限られず、流体圧シ
リンダによって昇降させたり、送りねじ機構を電動モー
タなどで回転させることにより昇降させたりすることが
できることはいうまでもない。
【0032】また、上述の実施形態では日除け部材にパ
ラソル2を用いたが、これに限定されるものではない。
例えば、図示していないが、ロールに巻かれたシート状
日除け生地を引き出して使用するタイプのオーニングと
して構成するようにしても良い。この場合、例えば二組
みの支柱4とアーム部3を利用して、シート状日除け生
地を巻き取ったロール(あるいはロールをケーシングに
収容した状態のもの)とロールから引き出されるシート
状日除け生地の先端縁部分とを支持する。例えば、シー
ト状日除け生地を巻き取ったロールを2本の支柱4の頂
部に取り付けて支持する一方、シート状日除け生地の先
端の縁部分を第1リンク5の先端に取り付ける。日除け
部材は、例えば捻りばね等で常時生地を巻き取るように
付勢するように構成される。したがって、アーム部3を
支柱4から伸ばすと、当該付勢力に抗しながら生地がロ
ールから引き出される。一方、アーム部3を折り畳むと
生地がロールに内蔵されるねじりバネなどの復元力でロ
ールに巻き取られ収容される。これによっても、使わな
い時にはアーム部3をコンパクトに折り畳むことでスペ
ースをとらないようにできる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載のオーニングによると、支柱に沿った第1スライ
ダの昇降動作によって第1〜第3のリンクが互いに連係
して回動することにより、アーム部が支柱から水平方向
に突き出すように伸展したり、支柱側に引き寄せられる
ように折り畳まれる。したがって、支柱から十分離れた
ところでパラソルを開いて吊り下げることができるし、
使わないときにはアーム部をコンパクトに折り畳んで閉
じたパラソルを支柱近くに吊り下げて収納することがで
きるので場所を取ることがない。即ち、本発明によれ
ば、大きな収納スペースを必要とせず、使わないときに
邪魔となり難い。しかも、収納時のアーム部の高さを、
リンク支柱に邪魔されずに日除け部材を開くのに必要な
アーム長さの概ね半分程度のリンク長さに相当するもの
とでき、かつ各リンクが最小限の隙間で平行に配置され
るため奥行き方向の場所をとることがないので、収納ス
ペースをコンパクトにできる。
【0034】また、請求項2に記載のオーニングによる
と、各リンク同士あるいはこれらと他の部材との間を連
結する回り対偶が分解可能に構成されているので、冬季
など長期間オーニングを使用しない場合には、アーム部
を分解しかつ支柱から取り外して収納することができ
る。
【0035】請求項3記載の発明によると、アーム部の
伸縮とパラソルの開閉とが連動するように構成されてい
るので、アーム部の伸縮操作のみでパラソルを自動開閉
することができる。しかも、アーム部の伸展により支柱
からある程度離れたところでパラソルが開き始め、支柱
から十分離れた位置でパラソルが完全に開くことから、
パラソルが支障なく展開できる。
【0036】請求項4記載の発明によると、自動巻き取
り機構を備える巻き取りローラに巻かれたシート状日除
け生地の先端あるいは巻き取りローラをアーム部で支持
させてアーム部の展開及び折り畳みとシート状日除け生
地の展開及び巻き取りとが連動するように構成されてい
るので、アーム部の伸展と共にシート状生地から成る日
除け部材が巻き取りローラから引き出されて日除けが自
動的に張られ、アーム部の折り畳みに伴ってシート状生
地が巻き取りローラに自動的に巻き取られ収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーニングの第1の実施形態の一例を
示す略側面図であり、アーム部が伸びた状態を示す。
【図2】本発明のオーニングの第1の実施形態の一例を
示す側面図であり、アーム部が折り畳まれた状態を示
す。
【図3】本発明のオーニングに用いるパラソルの開閉動
作の一例を示す模式図である。
【図4】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
パラソルを支持する第1リンクの一部を示す拡大側面図
である。
【図5】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
パラソルを支持する第1リンクの一例を示す拡大正面図
である
【図6】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
第1リンクと第3リンクの接続部分を示す拡大側面図で
ある。
【図7】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
第1リンクと第3リンクの接続部分を示す概略拡大平面
図である。
【図8】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
支柱に回転可能に接続される第2リンクの一部を示す概
略拡大平面図である。
【図9】本発明のオーニングのアーム部の一例を示し、
支柱に回転可能に接続される第2リンクの一部を示す概
略拡大側面図である。
【図10】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、第1リンク上を回転可能に支持する第2リンクの一
部を示す概略拡大側面図である。
【図11】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、第2リンク上を回転可能に支持する第3リンクの一
部を示す拡大平面図である。
【図12】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、第2リンク上を回転可能に支持する第3リンクの一
部を示す拡大側面図である。
【図13】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、支柱に摺動可能且つ回転可能に接続される第3リン
クの一部を示す拡大正面図である。
【図14】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、支柱に摺動可能且つ回転可能に接続される第3リン
クの一部を示す拡大側面図である。
【図15】本発明のオーニングのアーム部の一例を示
し、支柱に摺動可能且つ回転可能に接続される第3リン
クの一部を示す拡大平面図である。
【図16】パラソルを開閉させる受骨用ろくろを紐部材
を介してアーム部又は支柱に接続する場合の一例を示す
概略側面図であり、アーム部が伸びた状態を示す。
【図17】パラソルを開閉させる受骨用ろくろを紐部材
を介してアーム部又は支柱に接続する場合の一例を示す
側面図であり、アーム部が折り畳まれた状態を示す。
【図18】従来のパラソル型オーニングの一例を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 オーニング 2 パラソル(日除け部材) 3 アーム部 4 支柱 5 第1リンク 6 第2リンク 7 第3リンク 27 受骨用ろくろ 30 ロープ(紐部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 10/04 E04F 10/06 A45B 11/00 A45B 23/00 A45B 25/16 E04H 15/28 E04H 15/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日除け部材と、この日除け部材を吊り下
    げるためのアーム部と、前記アーム部を支持する支柱と
    を備えるオーニングにおいて、前記アーム部は、前記日
    除け部材を先端に吊り下げる第1リンクと、回り対偶に
    よって前記第1リンクの途中と前記支柱とを連結する第
    2リンクと、前記支柱をスライダガイドとして摺動可能
    な第1スライダと、回り対偶によって前記第2リンクの
    途中と前記第スライダとを連結する第3リンクと、前
    記第1リンクの基端が回り対偶によって連結され前記第
    3リンクをスライダガイドとして摺動可能な第2スライ
    ダとを備え、前記第1リンクと第2リンク、第3リンク
    及び第2のスライダとで第1のスライダてこ連鎖を、前
    記第2リンク、第3リンク、支柱及び第1スライダとで
    第2のスライダてこ連鎖を構成し、前記第1スライダの
    上下動で前記アームが折り畳まれたり展開することを特
    徴とするオーニング。
  2. 【請求項2】 前記アーム部の第1から第3の各リンク
    同士あるいはこれらと他の部材との間を連結する前記回
    り対偶は分解可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のオーニング。
  3. 【請求項3】 前記日除け部材がパラソルであり、該パ
    ラソルを開閉させる受骨用ろくろが紐部材を介して前記
    支柱または前記アーム部の前記支柱寄りの部位に接続さ
    れて、前記アーム部の伸縮と前記パラソルの開閉とが連
    動するように構成されることを特徴とする請求項1また
    は2記載のオーニング。
  4. 【請求項4】 前記日除け部材が、自動巻き取り機構を
    備える巻き取りローラとこれに巻き取られるシート状日
    除け生地から成り、前記巻き取りローラを前記支柱側あ
    るいは前記第1アームの先端のいずれかに支持させると
    共に前記シート状日除け生地の先端側を前記第1アーム
    の先端あるいは前記支柱側のいずれかに支持させ、前記
    アーム部の展開及び折り畳みと前記シート状日除け生地
    の展開及び巻き取りとが連動するように構成されること
    を特徴とする請求項1または2記載のオーニング。
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