JP3538434B2 - アプリケーション・プログラムの実行の制御方法 - Google Patents

アプリケーション・プログラムの実行の制御方法

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JP3538434B2
JP3538434B2 JP30580192A JP30580192A JP3538434B2 JP 3538434 B2 JP3538434 B2 JP 3538434B2 JP 30580192 A JP30580192 A JP 30580192A JP 30580192 A JP30580192 A JP 30580192A JP 3538434 B2 JP3538434 B2 JP 3538434B2
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46—Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54—Interprogram communication
    • G06F9/543—User-generated data transfer, e.g. clipboards, dynamic data exchange [DDE], object linking and embedding [OLE]
    • G—PHYSICS
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    • G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451—Execution arrangements for user interfaces

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にアプリケーシ
ョン・プログラムの実行を制御する方法に関し、更に詳
しくは、アプリケーション・プログラムよる特別のタス
クの実行を制御するためのユーザ・インターフェースを
提供する方法とシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】現在多数の汎用アプリケーション・コン
ピュータ・プログラムが市販されている。これらの汎用
アプリケーション・プログラムはワード・プロッセサ、
卓上出版装置、表計算及びデータ・ベースの製品に含ま
れている。この分野は、これらの製品を作るのに非常に
激しい競争を行っている。これらの汎用アプリケーショ
ン・プログラムがパーソナル・コンピュータ用に最初に
開発された時、これらは今日の基準から判断すると簡単
なものであった。１つには競争による圧力のため、これ
らのプログラムは、多くの特徴とオプションを備える非
常に精巧なプログラムに発展した。例えば、最初の表計
算用のプログラムは基本的に数値計算用のセルのグリッ
ドを提供するものである。今日では、表計算用のプログ
ラムによってデータのグラフ化、データの保存と取り出
し、プログラム機能のようなはるかに多くの能力が与え
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】不幸にして、これらの
汎用アプリケーション・プログラムが更に精巧になるに
従って、ユーザもまたこれらの進歩した特徴の利点を活
用するため、更に習熟しなければならない。これらの進
歩した特徴のため、しばしば以前には簡単であったタス
クを実行するのがより複雑になる。その結果、ユーザは
これらの以前には簡単であったタスクを実行するため、
プログラムの学習に多くの時間をさかなければならな
い。このような複雑さは、最初に実行したタスクを希に
しか実行しない場合の効率にもまた影響を及ぼす。例え
ば、ユーザは卓上出版装置を使用して季刊のニューズレ
ターを急いで作成しようと希望する場合があるが、この
ユーザはアプリケーションの必要な部分全体についての
設計上のスキルを有さず、またはこれらの必要な部分を
使用するスキルを有していない場合がある。また、ユー
ザは卓上出版装置を使用して季刊のニューズレターを作
成する場合もある。しかし、このユーザはこのニューズ
レターを発行する間隔の間に、この卓上出版装置の特徴
の多くをどのように使用するかを忘れているかも知れな
い。従って、ユーザは四半期毎にかなりの時間を使用し
て再学習を行わなければならない。
【０００４】幾くつかの汎用コンピュータ・プログラム
に最近付加された特徴に、プロセス間連絡がある。プロ
セス間連絡によって、コンピュータ・プログラムは連絡
用チャンネルを介してデータを相互に転送することが可
能になる。プロセス間連絡は、一般的にプログラムを同
期化し、プログラムからデータを要求し、データをプロ
グラムに転送するために使用されている。マイクロソフ
ト社はアプリケーション・プログラム用の標準のプロセ
ス間連絡機構を開発している。この機構はダイナミック
・データ・エクスチェンジ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｄａｔａ
Ｅｘｃｈａｎｇｅ、ＤＤＥ）と呼ぶ。このＤＤＥによ
って、ウィンドズ（Ｗｉｎｄｏｗｓ）のウィンド環境用
に開発されたプログラムのためのプロセス間連絡手段が
提供される。ウィンドズのＤＤＥの特徴は「マイクロソ
フト・システム・ジャーナル」、１９８７年１１月と
「マイクロソフト・ウィンドズのプログラマ用参考文
献」で説明されている。ＤＤＥは、メッセージ・パッシ
ングによって実行される。ＤＤＥは一般的に２つのアプ
リケーション・プログラムがデータを共有するのを可能
にするために使用する。例えば、ユーザはグラフィック
ス・パッケージで開発された四半期毎の図表をニューズ
レターに挿入しようとする。ＤＤＥを使用すると、卓上
出版装置はグラフィックスのプログラムによって新しい
図表を発生するように要求することができる。この卓上
出版装置は次に新しい図表を最近のニューズレターに自
動的に組み込むことできる。従って、ＤＤＥは１つのプ
ログラムが他のプログラムとデータを共有し、これを更
新する機構を提供する。
【０００５】一般的に、ＤＤＥを使用するアプリケーシ
ョン・プログラムの開発者は、自分達のＤＤＥインタフ
ェースを公表している。例えば、表計算のプログラムの
開発者は、このプログラムが識別するメッセージのリス
トと、どのようにしてこのプログラムがこれらのメッセ
ージに対して応答を行うかを公表している。幾くつかの
汎用アプリケーション・プログラムでは、これらのメッ
セージが定義され、その結果、ユーザ・インターフェー
スを介してアプリケーション・プログラムに対して実行
することのできる各機能は、ＤＤＥを介して実行するこ
とができる。
【０００６】これらの精巧な汎用プログラムを使用する
ため、容易に使用することのできる方法とシステムを有
するのが好ましい。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの目的は、
汎用アプリケーション・プログラム内で特別のタスクを
実行する方法とシステムを提供することである。
【０００８】本発明の他の目的は、タスクの実行を制御
するため、既存のアプリケーション・プログラムに対す
る新しいユーザ・インターフェースを提供することであ
る。本発明の他の目的は、第３者が既存のアプリケーシ
ョン・プログラムの特徴を拡張してカストム化するのを
可能にする方法とシステムを提供することである。本発
明の他の目的は、特別のタスクの実行に関して専門的な
知識を有するインターフェース・プログラムを提供する
ことである。
【０００９】本発明の他の目的は、アプリケーション・
プログラムで特別のタスクを実行するためのシステムの
アーキテクチャを提供することである。
【００１０】本発明を更に以下で十分説明するに従って
明かとなるこれら及びその他の目的は、特別のタスクを
実行するためのアプリケーション・プログラムの実行を
制御する方法とシステムによって得られる。好適な実施
例では、インターフェース・コンピュータ・プログラム
は、アプリケーション・コンピュータ・プログラムから
状態情報を集め、特別のタスクに関連するユーザの入力
を集め、アプリケーション・プログラムに転送する命令
を発生し、これらの命令をアプリケーション・プログラ
ムに転送してこの特別のタスクを実行する。
【００１１】
【実施例】本発明は、１つ以上のアプリケーション・プ
ログラムに対してユーザ・インターフェースを実行する
方法を提供する。この方法によれば、インターフェース
・プログラムはアプリケーション・プログラムと所望の
タスクを実行するユーザと相互作用を行う。インターフ
ェース・プログラムはウィザード（Ｗｉｚａｒｄ）と呼
ぶ。例えば、本発明の１実施例では、ページウィザード
（ＰａｇｅＷｉｚａｒｄｓ）と呼ぶ幾くつかのユーザ・
インターフェース・プログラムによって、パブリッシャ
（Ｐｕｂｌｉｓｈｅｒ）と呼ぶ卓上出版用のアプリケー
ション・プログラムに対する新しいユーザ・インターフ
ェースが提供される。各々のページウィザードはパブリ
ッシャによって特別のタスクを実行するためのユーザ・
インターフェースを提供する。カレンダ（Ｃａｌｅｎｄ
ｅｒ）・ページウィザードと呼ぶ１つのこのようなペー
ジウィザードはカレンダの作成をサポートする。カレン
ダ・ページウィザードは、ユーザからフォーマットと日
付の情報を集める。カレンダ・ページウィザードはパブ
リッシャと相互作用を行い、パブリッシャによるカレン
ダの作成を実行する。
【００１２】図１は、アプリケーション・プログラム１
０２とインターフェース１０１の代表的なブロック図で
ある。これらのプログラムは、プロセス間連絡チャンネ
ル１０５を介して連絡を行う。好適な実施例では、プロ
セス間連絡チャンネルはウィンドズのダイナミック・デ
ータ・エクスチェンジ（ＤＤＥ）である。しかし、他の
プロセス間連絡の方法を使用することも可能である。イ
ンターフェース・プログラム１０１は、ユーザ・インタ
ーフェース部１０４とアプリケーション・インターフェ
ース部１０３によって構成される。ユーザ・インターフ
ェース部１０４によって、ユーザにタスクの特有のイン
ターフェースが与えられる。カレンダ・ページウィザー
ドの例の場合、このタスクはパブリッシャを使用してカ
レンダを作成することである。ユーザ・インターフェー
スはカレンダ情報をユーザに表示し、ユーザからフォー
マットのデータを集める。アプリケーション・インター
フェース部１０３はアプリケーション・プログラム１０
２に転送する命令を準備し、アプリケーション・プログ
ラム１０２との連絡を制御する。または、インターフェ
ース・プログラムが幾くつかのアプリケーション・プロ
グラムと相互作用を行い、特別のタスクを実行してもよ
い。例えば、ユーザ・インターフェース・プログラムは
宛名の差し込みをサポートすることができる。このよう
なユーザ・インターフェース・プログラムはデータ・ベ
ースのアプリケーション・プログラム及び言語処理用の
アプリケーション・プログラムと相互に作用を行うこと
ができる。宛名差し込みのインターフェース・プログラ
はユーザが入力した基準に基づいてデータベースのプロ
グラムから名称と住所を集め、このデータを言語処理用
のプログラムに転送し、これをユーザの入力した文書に
差し込む。図２は、２つのアプリケーション・プログラ
ムと相互に作用を行うユーザ・インターフェース・プロ
グラムを示す。インターフェース・プログラム１１１は
ユーザ・インターフェース部１１４と２つのアプリケー
ション・インターフェース部１１５、１１６を有してい
る。各アプリケーション・インターフェース部はプロセ
ス間連絡チャンネル１１７、１１８の１つを介してアプ
リケーション・プログラム１１２、１１３の１つとイン
ターフェースを取る。
【００１３】図３は、インターフェース・プログラムと
アプリケーション・プログラムの間の代表的な連絡シー
ケンスのフロー図である。右側の列２１０のブロックは
アプリケーション・プログラムによって実行される処理
を表す。左側の列２２０のブロックは、インターフェー
ス・プログラムによって実行される処理を示す。最初、
アプリケーション・プログラムを開始する。このアプリ
ケーション・プログラムのユーザはインターフェース・
プログラムの開始を選択する。ブロック２１１で、アプ
リケーション・プログラムは選択したインターフェース
・プログラムを開始する。他の実施例では、ユーザはイ
ンターフェース・プログラムを開始し、次にこのインタ
ーフェース・プログラムによってアプリケーション・プ
ログラムを開始することが可能であり、またはアプリケ
ーション・プログラムとインターフェース・プログラム
の両方を相互に独立して開始させることも可能である。
ブロック２２１ではインターフェース・プログラムによ
って、状態命令を作成する。これらの状態命令はアプリ
ケーション・プログラムに状態情報をインターフェース
・プログラムに転送することを要求する。ブロック２２
２で、インターフェース・プログラムは状態命令をアプ
リケーション・プログラムに転送する。ブロック２１２
では、アプリケーション・プログラムはこの状態命令を
処理する。ブロック２１３では、アプリケーション・プ
ログラムは状態をインターフェース・プログラムに転送
する。ブロック２２３では、インターフェース・プログ
ラムは、実行すべきタスクを記述したユーザからのデー
タを入力する。ブロック２２４では、インターフェース
・プログラムは、所望のタスクを実行するためのタスク
命令を作成する。ブロック２２５では、インターフェー
ス・プログラムはクスク命令をアプリケーション・プロ
グラムに転送する。ブロック２１４ではアプリケーショ
ン・プログラムはタスク命令を実行する。
【００１４】好適な実施例では、アプリケーション・プ
ログラムとインターフェース・プログラムはウィンドウ
ズのウィンド環境で動作する。インターフェース・プロ
グラムはウィンドを設け、このウィンドを介してユーザ
に対して情報を表示し、ユーザから情報を受け取る。図
４は、カレンダ・ページウィザードの画面を示し、この
画面はパブリッシャのアプリケーション・プログラムと
インターフェースしている。ページウィザードは一連の
「ページ」を介してユーザとインターフェースしてい
る。ユーザは、これらのページを介して「ナビゲート
し」、データを入力してこの入力したデータを見る。ウ
ィンド３０１は、主要なパブリシャのウィンドである。
ウィンド３０２は主要なページウィザードのウィンドで
あり、ウィンド３０１に重なる。ウィンド３０２は、ペ
ージに特有の制御３０３、図形項目３０４、主要なナビ
ゲーション制御３０５によって構成される。この主要な
ナビゲーション制御３０５によって、ユーザはカレンダ
・ページウィザードが設けた種々のページを選択するこ
とが可能になる。「ネクスト（Ｎｅｘｔ）＞」制御３０
６は、次のページに進むことを示す。「＜」制御３０７
は、前のページに戻ることを示す。「｜＜＜」３０８
は、１ページ目に進むことを示す。「キャンセル（Ｃａ
ｎｃｅｌ）」制御３０９はカレンダ・ページウィザード
をぬけてパブリシャに戻ることを示す。
【００１５】これらのページはユーザの定義した資源に
よってページ資源ファイルで定義される。各ページに付
いて資源ファイルは下記の情報を含んでいる。
【００１６】 ここで、ＰＡＧＥｎのｎはページ数を指定し、Ｎｅｘｔ
ＰａｇｅＮｕｍは、つぎのページを選択した場合に表示
すべきページを指定し、ｃＣｏｎｔｒｏｌｓは次にくる
制御情報線のカウントである。制御情報線のフォーマッ
トは下記の通りである。
【００１７】 controltype,text,id,x,y,width,height,nextpage ここで、フォーマットは、ｎｅｘｔｐａｇｅの項目を除
いて標準の対話形の制御と同じである。ｎｅｘｔｐａｇ
ｅの項目は、制御を選択した場合に進むべき次のページ
を指定する。これによって、ユーザの選択した制御に基
づいてページのナビゲーション・シーケーンスの変化す
ることが可能になる。ページの図形はユーザの定義した
資源の項目によって資源ファイルで定義される。図形の
項目には２つの種類、即ち、ｍｅｔａｆｉｌｅとｔｅｘ
ｔ ｏｂｊｅｃｔがある。各図形の項目は、図形資源フ
ァイルにエントリを有している。ｍｅｔａｆｉｌｅのエ
ントリのフォーマットは下記の通りである。
【００１８】 GRNAME METAFILE grname.wmf GRNAME BOUNDS BEGIN x,y,width,height END ここで、ｇｒｎａｍｅ．ｗｍｆは、関連するｍｅｔａｆ
ｉｌｅを指定し（各々のｍｅｔａｆｉｌｅは別のファイ
ルに格納されている）、変数ｘ、ｙ、ｗｉｄｔｈ、及び
ｈｅｉｇｈｔは、ページ上のｍｅｔａｆｉｌｅの位置を
指定する。テキストのオブジェクトのエントリのフォー
マットは下記の通りである。
【００１９】 TXNAME TEXTOBJECT BEGIN stringID,x,y,width,height fontname,ptsize,fontstyle, R1,G1,B1,R2,G2,B2, fBorder,leftindent,rightident,align END ここで、ｓｔｒｉｎｇＩＤは、ストリング資源ファイル
に格納されているストリングのｉｄを含む。ストリング
資源ファイルは、ｓｔｒｉｎｇＩＤと関連するテキスト
のストリングを含む。他の変数はこのストリングの位置
と画面の特性を定める。
【００２０】好適な実施例では、あるアプリケーション
・プログラムと相互作用を行う全てのウィザードは共通
のアーキテクチャの特徴を共有する。例えば、パブリッ
シャと相互作用を行う全てのウィザードは、上述したよ
うにページを使用する。ページウィザードは、主要なウ
ィンド手順と各ページに対するウィンド手順を有する。
この主要なウィンド手順は、メッセージをページに転送
してこれらのページを介してナビゲーションを制御す
る。図５は、ページウィザードの主要なウィンド手順を
示す。ブロック４０１で手順はアプリケーション・プロ
グラムとの連絡チャンネルを開く。他の実施例では、連
絡チャンネルは第１連絡データを転送する直前に開かれ
るブロック４０２で、手順は資源ファイルからの画面情
報によって内部データ構造を初期化する。ブロック４０
３で、手順はアプリケーション・プログラムから状態情
報を要求してこれを受け取る。ブロック４０４で、手順
は主要ウィンドを作成する。ブロック４０５と４０６
で、手順は主要なメッセージのループを実行する。次
に、手順はメッセージを待機し、これを引き渡す。
【００２１】図６は、ページウィザードの主要なウィン
ドのフロー図である。この手順は、主要なウィンドを表
示し、ターミネーション・キャラクタを処理し、ページ
を介してナビゲーションを制御し、他の雑多なウィンド
機能を取り扱う。メッセージは、ブロック５１０、５２
０、５３０、５４０、５５０、及び５６０で復号され
る。ブロック５１０で、もしメッセージがＷＭ＿ＣＲＥ
ＡＴＥであれば、次に手順はブロック５１１乃至５１３
で主要なウィンドを表示する。ブロック５１１で、手順
は適用不可能なメニューの命令を除去し、「Ａｂｏｒｔ
・・・」メニューの命令をつけ加えることによって、シ
ステムのメニューを調整する。ブロック５１２で、シス
テムはビデオ構成に基づいて適当なフォントを決定し、
次にこのフォントのサイズに基づいて主要なページウィ
ザードのウィンドのサイズを基準化する。ブロック５１
３で手順は主要なウィンドを表示してリターンする。ブ
ロック５２０で、もしメッセージがＷＭ＿ＣＨＡＲであ
れば、次に手順はブロック５２１で継続される。ブロッ
ク５２１で、もしＷＭ＿ＣＨＡＲメッセージがエスケー
プ・キーが押されたことを示せば、手順はページウィザ
ードをぬける。ブロック５３０で、もしメッセージがＷ
Ｍ＿ＣＯＭＭＡＮＤ、ＷＭ＿ＥＮＴＥＲＰＡＧＥ、また
はＷＭ＿ＬＥＡＶＥＰＡＧＥメッセージであれば、次に
手順はブロック５３１で継続される。ブロック５３１
で、もしメッセージが主要なナビゲーション制御に対す
るものであれば、次に手順はブロック５３５で継続し、
そうでなければ、手順はブロック５３２で継続される。
ブロック５３２で、手順は現在表示されているページ用
のウィンド手順に対してメッセージを転送する。各ペー
ジは、そのページに対するメッセージを取り扱うための
対応するウィンド手順を有している。ブロック５３３
で、手順は変数を更新して現在のページを追跡するブロ
ック５３４で、手順はナビゲーション制御をイネーブル
またはディスエーブルし、次のページまたは前のページ
が存在したかどうかを十分考慮してリターンする。ブロ
ック５３５で、手順は、手順ＧｏＰａｇｅ（以下で説明
する）を呼び出し、これによってページの切り換えを実
行してリターンする。ブロック５４０で、もしメッセー
ジがＷＭ＿ＰＡＩＮＴであれば、次に手順はブロック５
４１で継続される。ブロック５４１で、手順は主要なペ
ージウィザード・ウィンドをペイントしてリターンす
る。ブロック５５０で、もしメッセージがＷＭ＿ＣＬＯ
ＳＥであれば、手順は次にブロック５５１で継続され
る。ブロック５５１で手順はページウィザードをぬけ
る。ブロック５６０で、もしメッセージがＷＭ＿ＳＹＳ
ＣＯＭＭＡＮＤであれば、次に手順はブロック５６１で
継続される。ブロック５６１で、手順はアバウト・ダイ
アログ・ボックスを表示し、リターンする。
【００２２】図７は、手順ＧｏＰａｇｅのフロー図であ
る。この手順はページ番号を受け取り、現在のページか
ら受け取ったページへの変更を行う。ブロック６０１
で、もし受け取ったページの番号が有効であれば、次に
手順はブロック６０２で継続され、そうでなければ、こ
の手順はリターンする。もしページ番号がページ資源フ
ァイルで定義されていれば、このページ番号は有効であ
る。ブロック６０２で、手順はＷＭ＿ＬＥＡＶＥＰＡＧ
Ｅメッセージを前のページに転送する。ブロック６０３
で、手順は前のページを前のページのリストに保存す
る。このリストを使用して前のページをナビゲートす
る。ブロック６０４で、手順は前のページの制御を打ち
切る。ブロック６０５で、手順は新しいページの制御を
作成する。ブロック６０６で、手順はＷＭ＿ＥＮＴＥＲ
ＰＡＧメッセージを新しいページのウィンド手順に転送
する。
【００２３】図８は、ページ用の好適なウィンド手順の
フロー図である。好適な実施例の場合、ページのウィン
ドはこれらがナビゲーション制御を取り扱う方法とアー
キテクチャ上同じである。ブロック７１０で、もしメッ
セージがＷＭ＿ＥＮＴＥＲＰＡＧＥであれば、手順はブ
ロック７１１で継続される。ＷＭ＿ＥＮＴＥＲＰＡＧＥ
メッセージは手順ＧｏＰａｇｅから転送される。ブロッ
ク７１１で、手順はこのページに対して図形を描く。ブ
ロック７１２で、手順は制御を初期化する。ブロック７
１３で、手順はページに特有の初期化を実行し、リター
ンする。ブロック７２０で、もしメッセージがＷＭ＿Ｃ
ＯＭＭＡＮＤであれば、次に手順はブロック７２１で継
続される。ＷＭ＿ＣＯＭＭＡＮＤメッセージは手順Ｇｏ
Ｐａｇｅから転送される。ブロック７２１で、手順はペ
ージに特有の制御を更新する。ブロック７２２で、手順
はページに特有の図形を更新する。ページ７２３で、手
順はページに特有の処理を実行し、リターンする。ブロ
ック７３０で、もしメッセージがＷＭ＿ＬＥＡＶＥＰＡ
ＧＥであれば、次に手順はブロック７３１で継続され
る。ＷＭ＿ＬＥＡＶＥＰＡＧＥメッセージは手順ＧｏＰ
ａｇｅによって転送される。ブロック７３１で、手順は
ユーザの入力したページ・データの妥当性を検査する。
ブロック７３２で、手順は画面からページに特有の図形
を除去する。ブロック７３３で手順は、ページに特有の
処理を実行し、リターンする。
【００２４】好適な実施例では、インターフェース・プ
ログラムのアプリケーション・インターフェース部は、
アプリケーション・プログラムからの状態情報の収集、
タスク命令の作成、及びアプリケーション・プログラム
に対するこのタスク命令の転送を制御する。アプリケー
ション・インターフェース・コードはアプリケーション
・プログラムによって供給された状態情報とユーザの入
力した情報に基づいてこれらのタスク命令を作成する。
カレンダ・ページウィザードの場合、アプリケーション
・インターフェースはタスク命令を発生し、カレンダ・
ページウィザードに構築されたユーザのデータと設計に
基づいてパブリッシャ内にカレンダを作成する。ユーザ
・データは、カレンダを作成するためのサイズ、フォン
ト、日付、構成、及び他のオプション事項を指定する。
【００２５】好適な実施例では、アプリケーション・イ
ンターフェースはウィンドズのダイナミック・データ・
エクスチェンジ（ＤＤＥ）機能を介してアプリケーショ
ン・プログラムと連絡を取る。このインターフェース・
プログラムはアプリケーション・プログラムに対してＤ
ＤＥのクライアントとして機能し、このアプリケーショ
ン・プログラムはＤＤＥの取扱い者として機能する。イ
ンターフェース・プログラムは、アプリケーションとト
ピックを指定するＤＤＥ＿ＩＮＩＴＩＡＴＥメッセージ
を転送することにより、アプリケーション・プログラム
と対話を開始する。アプリケーション・プログラムはＤ
ＤＥ＿ＡＣＫメッセージに応答する。状態情報を要求す
るため、インターフェース・プログラムはアプリケーシ
ョン・プログラムに対する項目と共にＤＤＥ＿ＲＥＱＵ
ＥＳＴメッセージを転送する。アプリケーション・プロ
グラムは要求された項目と共にＤＤＥ＿ＤＡＴＡメッセ
ージに応答する。インターフェース・プログラムは、こ
れがアプリケーション・プログラムから必要とする各項
目に対する要求を転送する。インターフェース・プログ
ラムはアプリケーションに対する命令と共にＤＤＥ＿Ｅ
ＸＥＣＵＴＥを転送することにより、アプリケーション
・プログラムに命令を転送する。アプリケーション・プ
ログラムは、この命令の処理を完了するとＤＤＥ＿ＡＣ
Ｋメッセージを戻す。もしインターフェース・プログラ
ムが複数のアプリケーション・プログラムと相互に作用
を行えば、次にこの連絡は各アプリケーション・プログ
ラムで行われる。
【００２６】図９と図１０はページウィザードに於ける
ＤＤＥの連絡をサポートする手順のフロー図を示す。図
９は、アスクパブリッシャ（ＡｓｋＰｕｂｌｉｓｈｅ
ｒ）手順のフロー図である。このアスクパブリッシャ手
順は、もしＤＤＥのチャンネルが既に開かれていなけれ
ば、これを開き、パブリッシャから状態情報を要求す
る。この手順は、パブリッシャから要求すべき項目を入
力パラメータとして受信する。ブロック８０１で、もし
ＤＤＥチャンネルが開かれていなければ、次に手順はブ
ロック８０２でこのチャンネルを開き（上述のよう
に）、ブロック８０３で継続される。ブロック８０３
で、手順はパブリッシアに対する項目と共にＤＤＥ＿Ｒ
ＥＱＵＥＳＴメッセージを転送する。ブロック８０４
で、手順はパブリッシャから受信すべきＤＤＥ＿ＤＡＴ
ＥまたはＤＤＥ＿ＡＣＫメッセージを待機する。この待
機によって、アスクパブリシャが呼び出すルーチンに戻
る前にパブリシャがこの要求を処理することが保証され
る。ブロック８０５で、もしＤＤＥ＿ＡＣＫメッセージ
がエラーを示せば、次に手順はブロック８０６でユーザ
に状態を報告する。次に手順はリターンする。
【００２７】図１０は、テルパブリッシャ（ＴｅｌｌＰ
ｕｂｌｉｓｈｅｒ）の手順のフロー図である。テルパブ
リシャ手順は、もしＤＤＥチャンネルが既に開かれてい
なければ、これを開き、実行するための命令をパブリシ
ャに転送する。この手順は、パブリシャに転送すべき命
令を入力パラメータとして受け取る。ブロック９０１
で、もしＤＤＥチャンネルが開かれていなければ、次に
手順はブロック９０２でこのチャンネルを開き（上述し
た通り）、ブロック９０３で継続される。ブロック９０
３で、手順はパブリシャに対する項目と共にＤＤＥ＿Ｅ
ＸＥＣＵＴＥメッセージを転送する。ブロック９０４
で、手順はパブリッシャから受信すべきＤＤＥ＿ＡＣＫ
メッセージを待機する。この待機によって、テルパブリ
シャがリターンする前にパブリシャがこの命令を処理す
ることが保証される。ブロック９０５で、もしＤＤＥ＿
ＡＣＫメッセージがエラーを示せば、次に手順はブロッ
ク９０６でユーザに状態を報告し、リターンする。
【００２８】本発明の方法とシステムを好適な実施例に
関して開示し説明したが、本発明をこのような実施例に
限定することを意図するものではない。むしろ、本発明
は全ての合法的に等価な実施例を包含することを意図す
るものである。当業者には、本発明の精神の範囲内で種
々の変形が明かとなる。本発明の範囲は上記の請求項に
よって定められる。
【図面の簡単な説明】
【図１】アプリケーション・プログラムとインターフェ
ース・プログラムのブロック図である。
【図２】２つのアプリケーション・プログラムと相互に
作用を行うユーザ・インターフェース・プログラムを示
す。
【図３】インターフェース・プログラムとアプリケーシ
ョン・プログラムの間の代表的な連絡のシーケンスのフ
ロー図である。
【図４】カレンダ・ページウィザードの画面を示す。
【図５】ページウィザードの主要なウィンド手順のフロ
ー図である。
【図６】ページウィザードの主要なウィンドのメッセー
ジ処理手順のフロー図である。
【図７】図６のフロー図の続きを示すフロー図である。
【図８】図７のフロー図の続きを示すフロー図である。
【図９】ＧｏＰａｇｅの手順のフロー図である。
【図１０】ページ用の好適なウィンド手順のフロー図で
ある。
【図１１】図１０のフロー図の続きを示すフロー図であ
る。
【図１２】図１１のフロー図の続きを示すフロー図であ
る。
【図１３】アスクパブリッシャ手順のフロー図である。
【図１４】テルパブリッシャ手順のフロー図である。
【符号の説明】
１０１、１１１ インターフェース・プログラム １０２、１１２、１１３ アプリケーション・プログラ
ム １０３、１１５、１１６ アプリケーション・インター
フェース １０４、１１４ ユーザ・インターフェース １０５、１１７、１１８ プロセス間連絡チャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォード マーティン アメリカ合衆国 ワシントン州 98206 エドモンズ セヴンティース アベニ ュー ウェスト 15824 (56)参考文献 特開 平３−185550（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−134532（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−43402（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−286229（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−305448（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−285675（ＪＰ，Ａ) インターフェース，日本，ＣＱ出版 社，1987年 １月 １日，Ｖｏｌ．13, Ｎｏ．１，ｐｐ．176−187，ＩＳＳ Ｎ：0387−9569 日経バイト1990年８月号，日本，日経 ＢＰ社，1990年 ８月 １日，ｐｐ. 284−287 「エンジニアリングワークステーショ ン ＡＳ ＳＥＲＩＥＳ ウィンドウ入 門書 Ｖ４編」，日本，株式会社東芝, 1991年 ８月26日，Ａ３版，ｐｐ．206 −218 Ａｔｕｌ Ｒ． Ｇａｒｇ ａｎｄ Ｌｉｓａ Ｍ．Ｃｏｌｅ，”Ｄｅｖｅｌ ｏｐｉｎｇ ａ Ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｅ ｄ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅ ｎｔ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｕｓｉ ｎｇ ＨＰ ＯｐｅｎＶｉｅｗ Ｗｉｎ ｄｏｗｓ”，Ｈｅｗｌｅｔｔ−Ｐａｃｋ ａｒｄ Ｊｏｕｒｎａｌ，1990年 ４ 月，Ｖｏｌ．41， Ｎｏ．２，ｐｐ．85 −91 日経バイト1991年８月号，日本，日経 ＢＰ社，1991年 ８月 １日，Ｎｏ. 89，ｐｐ．218−228，256−268 「ＦＵＪＩＴＳＵ Ｘウィンドウライ ブラリ説明書 Ｘｔ編 99ＳＰ−0680− １」，日本，富士通株式会社・他，1991 年 １月，初版，ｐｐ．１−５，150− 157 「ＳＸ／Ａ システムプログラマ手引 書（Ｘウィンドウ編）07ＳＰ−0671− １」，日本，株式会社ＰＦＵ・他，1989 年 ３月，初版，ｐｐ．124−128 「ＳＸ／Ａ システムプログラマ手引 書（ウィンドウ編）07ＳＰ−0530− １」，日本，株式会社ＰＦＵ・他，1987 年 ５月，初版，ｐｐ．32−37，67− 101，147，148，234−238 ＩＢＭ Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ Ｄｉｓ ｃｌｏｓｕｒｅ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ, 1990年11月，Ｖｏｌ．33， Ｎｏ．６ Ａ，ｐｐ．483−485 西林瑞夫，「Ｍａｃｉｎｔｏｓｈ」, 日本，共立出版株式会社，1988年 ２月 10日，初版，ｐｐ．140−148，ＩＳＢ Ｎ：４−320−02400−１ Ｄ．マーク・他，「Ｍａｃｉｎｔｏｓ ｈ ＣプログラミングＩ」，日本，株式 会社トッパン，1990年11月30日，初版, ｐｐ．207−271，ＩＳＢＮ：４−8101− 8021−２ Ｏｌｉｖｅｒ Ｊｏｎｅｓ，「Ｘ Ｗ ｉｎｄｏｗｓハンドブック」，日本，株 式会社アスキー，1990年 ６月 １日, 初版，ｐｐ．469−509，ＩＳＢＮ：４− 7561−0032−５ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 9/46 G06F 9/06 G06F 11/28 - 11/34 G06F 3/14 G06F 3/00 G06F 15/00 G05B 23/02 G06F 9/44 G06F 12/00 ＪＳＴファイル（ＪＯＩＳ) ＣＳＤＢ（日本国特許庁) ＩＮＳＰＥＣ（ＤＩＡＬＯＧ)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 コンピュータ・システムにおいて、アプ
    リケーション・コンピュータ・プログラムで所望のタス
    クを実行する方法であって、上記のアプリケーション・
    コンピュータ・プログラムはタスクを実行する複数の機
    能を有し、上記のアプリケーション・コンピュータ・プ
    ログラムは上記機能の実行を制御する命令を有するもの
    に於いて、上記の方法は： 上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラムを
    実行するステップ； 上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラムの
    実行と同時にインターフェース・コンピュータ・プログ
    ラムを実行するステップ； 上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラムの
    状態情報を上記のアプリケーション・コンピュータ・プ
    ログラムから上記のインターフェース・コンピュータ・
    プログラムに転送することを要求する状態命令を、上記
    のインターフェース・コンピュータ・プログラム内に発
    生するステップ； 上記の状態命令を、上記のインターフェース・コンピュ
    ータ・プログラムから上記のアプリケーション・コンピ
    ュータ・プログラムに転送するステップ； 上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラム内
    で上記の状態命令を処理し、上記のアプリケーション・
    コンピュータ・プログラムから上記のインターフェース
    ・コンピュータ・プログラムに状態情報を転送するステ
    ップ；上記のインターフェース・コンピュータ・プログラム内
    で、 上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラ
    ムから上記のインターフェース・コンピュータ・プログ
    ラムに転送された上記の状態情報を受け取るステップ； 所望のタスクを実行するために、上記のインターフェー
    ス・コンピュータ・プログラム内で、上記のインターフ
    ェース・コンピュータ・プログラムのユーザからのユー
    ザの要求を上記のインターフェース・コンピュータ・プ
    ログラムに入力するステップ； 上記のインターフェース・コンピュータ・プログラム内
    で、上記の状態情報と上記のユーザの要求に基づいて上
    記の所望のタスクを実行するタスク命令を発生するステ
    ップ； 上記のインターフェース・コンピュータ・プログラムか
    ら上記のアプリケーション・コンピュータ・プログラム
    に上記のタスク命令を転送するステップ；及び上記のア
    プリケーション・コンピュータ・プログラム内で上記の
    タスク命令を実行することによって、上記の所望のタス
    クを実行するステップ； によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 上記の状態命令を転送するステップ、上
    記の状態情報を受け取るステップ、及び上記のタスク命
    令を転送するステップは、ダイナミック・データ・エク
    スチェンジを使用することを特徴とする請求項１記載の
    方法。
  3. 【請求項３】 上記のアプリケーション・コンピュータ
    ・プログラムは予め決められたユーザ・インターフェー
    スを有し、上記のインターフェース・コンピュータ・プ
    ログラムは上記の所望のタスクを実行するためにタスク
    特有のユーザ・インターフェースを提供することを特徴
    とする請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】 上記のインターフェース・コンピュータ
    ・プログラムと上記のアプリケーシュン・コンピュータ
    ・プログラムは、ウィンド環境で実行されることを特徴
    とする請求項３記載の方法。
  5. 【請求項５】 上記のアプリケーション・コンピュータ
    ・プログラムを実行するステップが、上記のインターフ
    ェース・コンピュータ・プログラムの制御の下で開始さ
    れることを特徴とする請求項１に記載の方法。
  6. 【請求項６】 上記のインターフェイス・コンピュータ
    ・プログラムを実行するステップが、上記のアプリケー
    ション・コンピュータ・プログラムの制御の下で開始さ
    れることを特徴とする請求項１に記載の方法。
  7. 【請求項７】 上記のアプリケーション・コンピュータ
    ・プログラムと、上記のインターフェース・コンピュー
    タ・プログラムは独立に開始されることを特徴とする請
    求項１記載の方法。
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