JP3371007B2 - 手続きコマンド方式 - Google Patents

手続きコマンド方式

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JP3371007B2
JP3371007B2 JP05689993A JP5689993A JP3371007B2 JP 3371007 B2 JP3371007 B2 JP 3371007B2 JP 05689993 A JP05689993 A JP 05689993A JP 5689993 A JP5689993 A JP 5689993A JP 3371007 B2 JP3371007 B2 JP 3371007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一連の手続きをコマン
ドの形式で記述することにより、オフィスでの業務処理
を自動化する手続きコマンド方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クライアント・サーバシステムとウィン
ドウシステム(以下、Windows(登録商標)とい
う)の普及により、オフィスがオートメーション化され
てきている。たとえば、 ・ファイルサーバによる文書の共有、 ・ワープロ/表計算ソフトウェア等による高度な文書処
理、 ・電子メールによる情報や文書の伝達 が自由に行えるようになってきた。しかし、個々には優
れたこれらの機能も、そのままでは1つ1つ手操作でば
らばらに使うものでしかない。これらの製品の実行をつ
なぎ合わせて、オフィスでの定型的な業務処理を自動化
することはできない。
【0003】従来例1. 図56は従来の業務処理プログラムを実行する場合のシ
ステム構成を示す図である。図において、1はハードウ
ェア、2はハードウェア1を動作させる為のオペレーテ
ィングシステム、3はオペレーティングシステム2の上
で動作するウィンドウシステム(Windows(登録
商標))、4はWindows(登録商標)3に設けら
れたアプリケーションソフトウェアインタフェースであ
る。また10はアプリケーションソフトウェアである電
子メールソフトウェア、11は表計算ソフトウェア、1
2はワープロソフトウェアである。また14はこれらア
プリケーションソフトウェアを操作するオペレータであ
る。5はWindows(登録商標)3の上に定義され
ているDynamic Data Exchange
(DDE)インタフェースである。50はDDEインタ
フェース5を用いてアプリケーションソフトウェア1
0,11,12に対して動作を依頼するカスタマイズド
プログラムである。
【0004】次に動作について説明する。従来アプリケ
ーションソフトウェアを動作させる場合、オペレータ1
4はキーボード等の入力装置から所望のアプリケーショ
ンソフトウェアの名前を入力する。このように、手動に
より入力され起動されたアプリケーションソフトウェア
はアプリケーションソフトウェアインタフェース4を介
して、Windows(登録商標)3の基で動作する。
起動されたアプリケーションソフトウェアはオペレータ
からの入力に従って、データの処理を実行する。Win
dows(登録商標)3の基で実行されるアプリケーシ
ョンソフトウェアはグラフィックユーザインタフェース
(GUI)に基づく優れた機能を持っているが、ひとつ
ひとつの操作はすべてオペレータからの手動操作で実行
しなければならない。
【0005】一方、DDEインタフェース5を用いる場
合には、オペレータからの介入を無くして、自動的にア
プリケーションソフトウェアに対して処理を実行させる
ことが可能になる。図57はこのようなDDEインタフ
ェース5により規定された規則により、コーディングさ
れたカスタマイズドプログラムの一部分を示す図であ
る。図57はBasic言語で記述した例である。P
1,P2,P3・・・には、例えば相手のメールアプリ
ケーションで規定されたパラメータを指定する。51は
電子メールソフトウェアに対する初期化処理を行なう命
令である。52は電子メールソフトウェアに対して、実
行を行なう命令である。53は電子メールソフトウェア
に対して終了を知らせる命令である。それぞれの命令は
図に示したようなパラメータを記述する必要があり、D
DEインタフェースは指定された命令とパラメータを解
析し、アプリケーションソフトウェアに引き渡すことに
より、アプリケーションソフトウェアがプログラムされ
た命令に従って動作する。なお、同じBasic言語で
もバージョンが異なれば、記述が異なる場合がある。更
に、C言語で記述する場合、図57に示した記述より複
雑な記述が必要であり、数行では記述できない。例え
ば、INITIATE→応答受信→EXECUTE→応
答受信→TERMINATE→応答受信をイベント(=
メッセージ)ドリブンで記述する必要がある。
【0006】また、図56には図示していないが、カス
タマイズドプログラム50の代わりに、アプリケーショ
ンソフトウェアが用意しているマクロ言語により、DD
Eインタフェースを介してアプリケーションソフトウェ
アを動作させることが可能である。
【0007】このようにプログラムにより、あるいはマ
クロ言語によりDDEのインタフェースに基づくプログ
ラミングを行なう場合には、オペレータ14(ユーザ)
は複雑なDDEインタフェースのプロトコル規約を理解
した上、かつ複雑なソースコードの作成という作業を強
いられるということになる。
【0008】従来例2.次に図58は従来のバッチコマ
ンドと呼ばれる一連の手続きの自動実行の構成を示す図
である。図において、6はオペレーティングシステム2
の基で動作するコマンドインタプリタ、13は一連の手
続きをコマンドの形式で記述したコマンド記述部、16
はオペレーティングシステム2が用意しているコピーコ
マンド、17は同じくオペレーティングシステム2が用
意しているフォーマットコマンドである。図59はコマ
ンド記憶部13に記憶された一連のコマンドの一部分を
示す図である。71はフォーマットコマンド17を、7
2はコピーコマンド16を、73は電子メールソフトウ
ェア10をそれぞれ動作させるためのコマンド記述であ
る。図59に示すようにオペレータ14はコマンドを記
述し、コマンド記憶部に記憶させる。コマンドインタプ
リタ6は、コマンド記憶部に記憶されたコマンドを順に
呼出し実行する。このようにして一連の手続きを順に実
行することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例1に示したよう
に、Windows(登録商標)上の表計算、ワープ
ロ、電子メール等の各種ソフトウェア製品は、GUIに
基づく優れた機能を持っている。しかし、そのままでは
1つ1つ手操作で実行しなければならず、オフィスでの
定型的な業務処理を自動化することはできない。
【0010】また、Windows(登録商標)上の各
種ソフトウェア製品の多くは、お互いの連携や自動実行
のための規約としてDDE(Dynamic Data
Exchange)をサポートしているが、DDE機
能を使用するにはアプリケーション・プログラムやマク
ロ言語でDDEの複雑なプロトコルを実行しなければな
らない。また、従来例2に示したように従来のバッチコ
マンドによる方式では、予め用意されたコマンドやプロ
グラムを起動することは出来てもそれらのプログラムや
コマンド内の細かな動作を自動的に実行することは出来
なかった。例えば、電子メールソフトウェアを起動さ
せ、終了させることは出来ても、電子メールソフトウェ
アを起動してからその電子メールソフトウェアを用いて
データを加工編集したり、送り先を変更したりするよう
な細かいデータ処理を行なうことは、従来のバッチコマ
ンドでは行なうことが出来なかった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ために成されたもので起動したアプリケーションソフト
ウェアを動作せるために、ひとつひとつ手操作でバラバ
ラに行なう必要がなく、オフィスでの典型的な業務処理
を自動化する手続きコマンド方式を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る手続き
コマンド方式は以下の要素を有するものである。 (a)所定の機能を実行するためのプロトコルをプログ
ラムとの間で定めたウィンドウシステム、(b)上記ウ
ィンドウシステムが定めたプロトコルに基づく連携用イ
ンタフェースを組込んだプログラムを記憶するプログラ
ム記憶部、(c)上記ウィンドウシステムを介し、上記
プログラム記憶部に記憶されたプログラムに組込まれた
連携用インタフェースを用いて、プログラムに所定の機
能を実行させる連携用ルーチンを記憶する連携用ライブ
ラリ、(d)一連の手続きをコマンドの形式で記述した
手続きコマンドを記憶するコマンド記憶部、(e)上記
ウィンドウシステムのもとで動作し、上記コマンド記憶
部に記憶された手続きコマンドの一連の手続きを順に解
析し、解析した結果に基づき上記連携用ライブラリに記
憶された連携用ルーチンを動作させるコマンド解析実行
手段。
【0013】また、第2の発明に係る手続きコマンド方
式は以下の要素を有するものである。 (a)所定の機能を実行するための連携用インタフェー
スが組込まれたプログラムを記憶するプログラム記憶
部、(b)上記プログラム記憶部に記憶されたプログラ
ムに組込まれた連携用インタフェースを用いて、プログ
ラムに所定の機能を実行させる連携用ルーチンを記憶す
る連携用ライブラリ、(c)一連の手続きをコマンドの
形式で記述した手続きコマンドを記憶するコマンド記憶
部、(d)上記コマンド記憶部に記憶された手続きコマ
ンドの一連の手続きを順に解析し、解析した結果に基づ
き上記連携用ライブラリに記憶された連携用ルーチンを
動作させるコマンド解析実行手段。
【0014】第3の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記プログラムに組込まれた連携用インタフェース
は、機能に対応した複数種類のインタフェースを有して
おり、上記連携用ルーチンは、プログラムを動作させる
ための複数種類のインタフェースを所定の順に実行する
ことにより処理を実行することを特徴とする。
【0015】第4の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記連携用ライブラリには機能に応じて複数の連携
用ルーチンがあらかじめ備えられ、上記コマンド解析実
行手段は、上記複数の連携用ルーチンをサブルーチン形
式で呼び出して実行することを特徴とする。
【0016】第5の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記連携用ライブラリは、プログラムに対応して複
数用意されており、上記コマンド解析実行手段は、複数
の連携用ライブラリの中から手続きの実行に必要な連携
用ルーチンを選択して動作させることを特徴とする。
【0017】第6の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記コマンド解析実行手段は、連携用ライブラリの
連携用ルーチンを呼び出すライブラリインタフェース部
と、少なくともメッセージ表示部と、入力部と、条件分
岐部と、ファイル操作部と、エラー処理部のいずれかひ
とつを備えていることを特徴とする。
【0018】第7の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記手続きコマンド方式は、ネットワーク上に結合
されたひとつの資源上で動作し、手続きコマンド解析実
行部は手続きコマンドに基づいたデータ処理をネットワ
ークに結合された各資源に対して命令することを特徴と
する。
【0019】第8の発明に係る手続きコマンド方式で
は、上記連携用インタフェースはダイナミック・データ
・エクスチェンジ(DDE)インタフェース、あるい
は、オブジェクト・リンキング・エンベッディング(O
LE)インタフェースを含んでいることを特徴とする。
【0020】
【作用】第1の発明における手続きコマンド方式におい
ては、ウィンドウシステム上でいわゆるバッチコマンド
を実現するとともに、アプリケーションソフトウェアに
対して所定の機能を実行するインタフェースを用いるこ
とにより、定型的な業務を自動化するようにしたもので
ある。従来のコマンドインタプリタの場合には、単に記
述されたコマンドを順に起動するだけであったが、この
発明に係る手続きコマンド方式では、コマンド解析実行
手段が一連の手続きを順に実行していくにあたり、連携
用ライブラリに登録された連携用ルーチンを実行するこ
とにより、アプリケーションソフトウェアに組込まれた
連携用インタフェースを用いてアプリケーションソフト
ウェアの所定の機能を動作させることができる。即ち、
単にプログラムの起動をするのみでなく、起動されたプ
ログラムの所定の機能を実行させることが可能になる。
第1の発明における手続きコマンド方式は、特にウィン
ドウシステム上でこれらコマンド解析実行手段及び連携
用ライブラリが動作することを特徴としている。
【0021】第2の発明における手続きコマンド方式に
おいては、前述した第1の発明における手続きコマンド
方式と同様に動作するが、ウィンドウシステム上で動作
するものではなく、通常のオペレーティングシステムに
おいて、コマンド解析実行手段及び連携用ライブラリが
動作できる点が異なる点である。
【0022】第3の発明における手続きコマンド方式
は、連携用ルーチンがプログラムを動作させるための複
数種類のインタフェースを有しており、この複数種類の
インタフェースを組み合せることにより、所望の手続き
を達成する。
【0023】第4の発明における手続きコマンド方式に
おいては、ひとつの連携用ライブラリには複数の連携用
ルーチンが備えられており、コマンド解析実行手段は手
続きコマンドとしてこれらの連携用ルーチンが記述され
ている場合には、複数の連携用ルーチンの中から指定さ
れた連携用ルーチンをサブルーチン形式で呼び出して実
行する。このようにひとつのライブラリには複数のルー
チンがそれぞれ用意されるため、新たな機能をつけ加え
る場合には、新たなルーチンをライブラリにつけ加える
ことにより、機能の増加を図ることが可能である。
【0024】第5の発明における手続きコマンド方式に
おいては、連携用ライブラリはアプリケーションソフト
ウェアごとにそれぞれ用意されており、コマンド解析実
行手段が手続きコマンドに記述されたコマンドに対応し
て連携用のライブラリを選択するとともに、その特定し
た連携用ライブラリの中から連携用ルーチンを選択して
動作させる。このように連携用ライブラリは各アプリケ
ーションソフトウェア毎に用意されているため、新た
に、アプリケーションソフトウェアが追加された場合に
は、新たな連携用ライブラリを追加することにより、対
応することが可能になる。
【0025】第6の発明における手続きコマンド方式に
おいては、コマンド解析実行手段は、前述したような連
携用ライブラリから連携用ルーチンを呼び出すライブラ
リインタフェースを有するとともに、その他に例えばメ
ッセージ表示部,入力部,条件分岐部,ファイル操作
部,エラー処理部等を有することにより、バッチコマン
ドとしてのより優れた機能を提供する。
【0026】第7の発明における手続きコマンド方式に
おいては、前述したような手続きコマンド方式がネット
ワーク上に構築された一つの資源上で動作し、手続きコ
マンドによる命令は単に一つの資源内に留まるものでは
なく、ネットワークに結合された各資源に対して、デー
タ処理を行なうようしているため、クライアントサーバ
システムあるいはローカルエリアネットワークシステ
ム、あるいはホストシステムを有する端末システム等に
おいて、この手続きコマンド方式が有効に活用される。
【0027】第8の発明における手続きコマンド方式に
おいては、前述した連携用インタフェースはDDEイン
タフェースあるいはOLEインタフェースを用いている
ため、現在すでに市販されているアプリケーションソフ
トウェアの中でDDEインタフェースあるいはOLEイ
ンタフェースを提供しているソフトウェアに対して、こ
の発明における手続きコマンド方式を用いて動作させる
ことが可能になる。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す図である。
図において、15はこの実施例の主要な動作を行なう部
分(以下TEAMWORKERという)である。6aは
TEAMWORKER15内の手続きコマンド内のイン
タプリタ、7は電子メールソフトウェアライブラリ、8
は表計算ソフトウェアライブラリ、9はワープロソフト
ウェアライブラリである。又、13aは手続きコマンド
記憶部である。又10a,11a,12aはそれぞれア
プリケーションソフトウェア10,11,12に組込ま
れたDDEインタフェースを司る組込みインタフェース
である。
【0029】次に図2は図1に示した手続きコマンドイ
ンタプリタ6aのブロック図である。61はライブラリ
とのインタフェースをとるライブラリインタフェース
部、62はメッセージを表示するメッセージ表示部、6
3はオペレータからの入力及び手続きコマンド記憶部か
らの入力を行なう入力部である。64は手続きコマンド
内に分岐する旨のコマンドが記述されている場合の処理
を行なう条件分岐部である。65はファイルに対しての
コマンドを処理するファイル操作部である。66は手続
きコマンドの実行中あるいは手続きコマンドの記述に対
してエラーがあった場合の処理を行なうエラー処理部で
ある。
【0030】以下この実施例の動作について説明する。
まず、この実施例の概要動作について説明する。図3は
この実施例の全体のシステム構成を示す図であり、この
図を用いて、各種ソフトウェア製品の組み合せによる業
務構築の概要について説明する。 (1)ファイルサーバから文書ファイル(定型フォーマ
ット)を取り出す。 (2)表計算やワープロ等の文書処理を起動して、文書
をオープンにする(必要に応じて固定のデータやホスト
データベースのデータを自動的に文書内に書き込むこと
も可能である)。 (3)できあがった文書を、電子メールで他部門に送付
する(文書の内容によってメールの宛先を変えることも
可能である)。 以下に述べる実施例では、処理を1つ1つ手操作するこ
となく自動実行でき、各種ソフトウェア製品との連携用
部品を組み合せて簡単に業務処理が実行できる。
【0031】TEAMWORKERを使って業務処理を
自動化したいときは、実行したいコマンドをテキスト・
ファイルに記述する。これを以下「手続き」と呼ぶ。手
続きはWindows(登録商標)に付属しているメモ
帳などのテキスト・エディタやワープロで作る。次に、
手続き(テキスト・ファイル)をそのままWindow
(登録商標)のプログラムのプログラム・マネージャ
に登録する。コンパイル/リンクは不用である。プログ
ラム・マネージャでは、関連付け機能によりTEAMW
ORKERのアイコンが表示され、その下に登録時に指
定した業務名が表示される(図4)。アイコンをダブル
クリックすることにより、手続きが実行される。
【0032】次に、TEAMWORKERを使った簡単
な業務自動化の例を説明する。ここでは、日次報告書の
作成送付処理を取りあげて説明する。アイコンのダブル
クリックによって日次報告手続きが実行される。そこで
は、まずファイルサーバから業務に対応する定型フォー
マットが自動的に取り出され、新規作成文書としてオー
プンされる。次に文書内に担当者名が自動的に書き込ま
れる(図5)。ここまでは、ユーザの操作は一切不用で
ある。次にユーザは必要な項目を入力し、作成が終った
ら文書をクローズする。作成された文書は「個人ID+
日付」等の決められた規則に基づくファイル名にリネー
ムされ、電子メールで他部門に送付される(図6)。こ
の間、ファイルのリネームや電子メールの操作は一切不
用である(電子メールは自動的に送信される)。最後に
完了メッセージが表示され、業務(手続きの実行)が終
了する(図7)。以上がTEAMWORKERの概要動
作である。
【0033】次に、TEAMWORKERの具体的例に
ついて説明する。業務自動化の例として、日次報告書の
作成送付の手続きを取り上げる。手続きコマンドの例を
以下の図8〜図11に示す。図8〜図11は、日次報
告.TWというテキストファイル名で作成された手続き
の一例を示す図である。図8〜図11は一つのファイル
として作成されたものであるが、ここでは説明のために
分割して図示している。
【0034】手続きコマンドファイルの先頭では、まず
そのファイルのタイトルが付けられる。ここでは、TE
AMWORKERのタイトルとして日次報告業務という
タイトルが付けられている。
【0035】次に変数の設定がなされる。まず、この手
続きコマンド内部だけで使用するローカル変数として、
一次報告書原紙,作業DIR,作業ファイル,送付ファ
イルという4つのローカル変数が設定される。次に、X
L−DDE,CC−DDEという2つのグローバル変数
を使用することが宣言されている。ここでグローバル変
数は、この手続きコマンドファイル以外で定義されてい
る変数をさす。
【0036】次に先に定義した変数に対して、実際の値
が代入される。ここではセットコマンドにより先に定義
した3つローカル変数に対して具体的な値が設定され
る。
【0037】次に定型フォーマットを取り出すため、フ
ァイルサーバに格納されている定型フォーマットを自分
のドライブにコピーしてくる。ファイルサーバ上の共用
格納場所は、先のセットコマンドにより日次報告書原紙
に値が代入されている。また、自分のパソコンのドライ
ブは同様にセットコマンドにより作業DIRに値が設定
される。また、定型フォーマットは同様にセットコマン
ドにより作業ファイルとして値がセットされる。これら
の変数を用いてディレクトリの変更及びファイルコピー
を行なうことにより、定型フォーマットを自己の作業場
所にコピーしてくる。
【0038】次に図9に移り更に手続きコマンドが続行
される。図9の最初においては、Excel(Exce
lはマイクロソフト社の登録商標)を起動し、日次報告
書ファイルをオープンする。このExcelの起動はC
ALLコマンドで行われる。また、日次報告書のオープ
ンもCALLコマンドで行われる。これらのCALLコ
マンドで用いられているXL−EXECとXL−OPE
Nは表計算ソフトウェアライブラリに登録されているル
ーチンの名前である。これらのルーチンはあらかじめ表
計算ソフトウェアライブラリに登録されており、このC
ALLコマンドによって呼ばれることによりそのルーチ
ンに記述された処理を実行する。その具体的な動作につ
いては後述する。
【0039】このように、Excelの起動と日次報告
書がオープンされると、次に手続きコマンドは固定デー
タの書き込みを行なう。例えば、オープンされた日次報
告書に自分の名前を記入する場合には、日次報告書のセ
ル名を指定してそのセル名に予め自分の名前を登録して
おいた定義ファイルの中から、自分の名前を呼び出して
書き込む。この例では、日次報告書の名前を書くセルに
担当者というセル名を付けており、担当者というセル名
に定義ファイルの中にあるMY NAMEの値をコピー
することを命令している。この命令はXL−POKEを
コールすることにより行われる。
【0040】次に手続きコマンドはXL−WAITによ
りユーザが日次報告書を作成しその終了するのを待つ。
【0041】次に図10に移り、手続きコマンドは新た
に作成された日次報告書に対してファイル名を付ける。
このファイル名はここでは最初の2文字が自分のIDで
次の2文字が西暦下2桁、次の2文字が月、次の2文字
が日であるファイル名を作成する。そして、次に作成し
たファイルを電子メール(cc:Mail)で送付する
(cc:Mailはロータス社の登録商標)。この送付
はCC−EXEC及びCC−SEND及びCC−TER
Mを実行することにより行われる(図11)。これら3
つのルーチンは予め電子メールソフトウェアライブラリ
に登録されているものである。CC−EXECは電子メ
ールソフトウェアを起動させるルーチンである。CC−
SENDは指定されたパラメータに基づき、ファイルを
指定された宛先に送信するルーチンである。また、CC
−TERMは電子メールソフトウェアを終了するための
ルーチンである。このように、電子メールの送信が終了
すると、手続きコマンドは最終的な報告を画面に表示す
る。
【0042】また、この手続きコマンドの一番最後には
エラーメッセージを処理するための手続きが記載されて
いる。前述した各手続きの実行中にエラーが発生した場
合には、このエラー処理ルーチンが動作し、それぞれ用
意されたエラーメッセージを表示する。
【0043】なお、この手続きコマンドを実行している
最中に手続きを中止したい場合が存在する。手続きの実
行中はTEAMWARKER自身はアイコン表示がされ
ている。このアイコンをクリックすることにより、図1
2に示すようなシステムメニューが表示される。このシ
ステムメニューの中から中止予約を選択すると現在実行
中のコマンドが終了した後に、次のコマンドの実行には
行かず手続きが終了する。
【0044】あるいはまた、手続きコマンドの実行中
に、どこまで実行されたか、あるいはどのようなものが
実行されるかを知りたい場合がある。このような場合も
同様にTEAMWORKERのアイコンをクリックし、
システムメニューを表示し、システムメニューの中から
復元を選択する。復元を選択すると、現在実行中のコマ
ンドの前後が画面に表示される。すなわち、図8〜図1
1に示した一連のコマンドの中から実行中のコマンドが
表示される。図13はシステムメニューから復元が選択
された場合であって、Excelを呼び出している状態
を示したものである。
【0045】次に、Windows(登録商標)対応ソ
フトウェア製品の連携用ライブラリについて説明する。
Windows(登録商標)対応の代表的なソフトウェ
ア製品を自動実行させたりデータの受渡しを行なうため
のライブラリが、サブルーチンの形で提供される。(C
ALLコマンドで呼び出す)。標準提供されるサブルー
チンの一覧は図14のとおりである。これらのサブルー
チン自身は、DDEインタフェース・コマンドやウィン
ドウ制御コマンドを組み合せて作られているので、サブ
ルーチンを使用する際には複雑なDDEプロトコルを意
識する必要はない。図示以外のものとの連携は、図15
〜図24のDDEインタフェース・コマンドやウィンド
ウ制御コマンドを組み合せて新たに作成することが可能
である。
【0046】次に、TEAMWORKERの連携専用ラ
イブラリの使用法の一例として電子メールソフトウェア
用の<cc:Mail>連携専用ライブラリ(CC−X
XXX)の使用に関して説明する。
【0047】まず、概要について説明する。このライブ
ラリはTEAMWORKERのメインの手続きから、C
ALLコマンドで呼ばれる外部手続きの形式となってい
る。図25にその形式を示す。
【0048】次に、<cc:Mail用>連携専用ライ
ブラリとして以下の4つについて詳細仕様を図26〜図
29に示す。 1.CC−EXEC.TW cc:Mailの起動 2.CC−TERM.TW cc:Mail使用の終
了 3.CC−SEND.TW 新規メッセージの送信 4.CC−DISP.TW 受信ボックスの表示
【0049】次に、<cc:Mail用>連携専用ライ
ブラリのなかから新規メッセージの送信(CC−SEN
D.TW)の詳細コードを図30〜図35に示す。
【0050】次に、Excel用の連携専用ライブラリ
(XL−xxxx)の使用に関して説明する。まず、概
要について説明する。このライブラリはTEAMWOR
KERのメインの手続きからCALLコマンドで呼ばれ
る外部手続きの形式となっている。Excelとの連携
にはDDE機能などを使用する。図36、図37にその
形式を示す。
【0051】ライブラリ一覧として以下のものついて詳
細仕様を図38〜図50に示す。 1.XL−EXEC.TW Excelの起動 2.XL−TERM.TW Excelの終了 3.XL−OPEN.TW ファイルオープン 4.XL−CLOSE.TW 指定シートのクローズ
(省略時、全シート) 5.XL−POKE.TW シートへのデータ代入 6.XL−REQ.TW シートからのデータ参照 7.XL−WAITI.TW Excelとの同期(指
定セルの入力待ち) 8.XL−WAITX.TW Excelとの同期(終
了待ち) 9.XL−WAITC.TW Excelとの同期(シ
ートクローズ待ち) 10.XL−MCRC.TW Excelマクロ実行
(単機能) 11.XL−MCRF.TW Excelマクロ実行
(マクロシートからの実行) 12.XL−SIZE.TW Excelのウィンド
ウサイズ変更 13.XL−PRINT.TW シートの印刷
【0052】次に、一例としてExcelの起動(XL
−EXEC.TW)の詳細コードを図51〜図54に示
す。
【0053】以上のように、この実施例によれば、以下
のメリットがある。Windows(登録商標)上の各
種ソフトウェア製品を組み合せて、オフィスでの定型的
な業務処理を自動化できる。ネットワーク環境における
文書/帳票処理や電子メールによる送付等、さらにホス
ト計算機接続環境におけるホストデータ取り出し等の連
携自動実行ができる。また、バッチコマンド(オフコン
や汎用機のコマンド・ランゲージに相当)を組む感覚で
手続きコマンドが簡単に作れる。各種ソフトウェア製品
との連携用部品(サブルーチン)がライブラリとして提
供されるので、これらを組み合せて各種ソフトウェア製
品の連携による業務処理が作れる。連携のために複雑な
DDEプロトコルを意識したアプリケーションプログラ
ムを作る必要がなくなる。
【0054】実施例2. 上記実施例においては、ウィンドウシステムが存在する
場合について説明したが、この実施例においてはウィン
ドウシステムが存在しない場合について説明する。図5
5はこの実施例の構成を示す図である。図55が図1と
大きく異なる点は、図1に示したWindows(登録
商標)3及びアプリケーションソフトウェアインタフェ
ース4及びDDEインタフェース5が存在しない点であ
る。図55においては、オペレーティングシステム2の
上で手続きコマンドインタプリタ6bが動作する。手続
きコマンドインタプリタ6bは実施例1と同様な動作を
行なう。従って各ライブラリ7,8,9を用いてアプリ
ケーションソフトウェアに対して、所定の機能を実行さ
せるように命令する。各ライブラリ7,8,9は前述し
たようなDDEインタフェースがシステムから提供され
ていないために、アプリケーションソフトウェアが持っ
ている組込みインタフェースに対して、ダイレクトにコ
ンタクトする。この組込みインタフェース10a,11
a,12aは前述したようなDDEインタフェースとい
うような標準のインタフェースを用いていない。従っ
て、これらのアプリケーションソフトウェアを提供する
ソフトウェアベンダーが独自の仕様で組込みインタフェ
ースを定義することが出来る。
【0055】実施例3.上記実施例2においては文書/
帳票処理,電子メール処理,ホスト端末エミュレータ処
理の場合について説明したが、アプリケーションソフト
ウェアはこれらのものに限られるものではなく、データ
ベース処理,マルチメディア処理等のその他のアプリケ
ーションソフトウェアの場合であってもかまわない。
【0056】実施例4.上記実施例においてはDDEイ
ンタフェースをサポートする場合について説明したが、
DDEインタフェースは一例であり、例えば、オブジェ
クト・リンキング・エンベッディング(OLE)インタ
フェースを用いる場合でも構わない。あるいはその他の
プログラムインタフェースを用いる場合でも構わない。
【0057】実施例5.上記実施例においては、手続き
コマンドはテキストファイルである場合を示したが、手
続きコマンドをコンパイルしてオブジェクトコードにし
て用いる場合でも構わない。ただし、この場合手続きコ
マンドインタープリタはオブジェクトコードを入力して
解析することになる。
【0058】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、オフィ
スでの典型的な業務処理を自動化することが可能にな
る。又、各種ソフトウェア製品を組み合せて連携させて
動作させることにより、効果的な自動実行が可能にな
る。又、ネットワーク環境におけるシステムにおいても
各資源を有効に生かした実行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による手続きコマンド方式
を説明するための図である。
【図2】この発明の一実施例である手続きコマンドイン
タプリタのブロック図である。
【図3】この発明の一実施例を示すネットワーク構成を
示す図である。
【図4】この発明の動作を説明するための図である。
【図5】この発明の動作を説明するための図である。
【図6】この発明の動作を説明するための図である。
【図7】この発明の動作を説明するための図である。
【図8】この発明の手続きコマンドの具体例を示す図で
ある。
【図9】この発明の手続きコマンドの具体例を示す図で
ある。
【図10】この発明の手続きコマンドの具体例を示す図
である。
【図11】この発明の手続きコマンドの具体例を示す図
である。
【図12】この発明の手続きコマンドの中断をする場合
のシステムメニューを示す図である。
【図13】この発明の一実施例による手続きコマンドを
実行中の復元の状態を示す図である。
【図14】この発明の一実施例によるアプリケーション
ソフトウェアに用意された手続きコマンドの種類を示す
図である。
【図15】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図16】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図17】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図18】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図19】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図20】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図21】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図22】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図23】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図24】この発明の手続きコマンド及びライブラリの
記述に用いるためのインタフェースコマンド及びその他
のコマンドを示す図である。
【図25】この発明の連携専用ライブラリを呼び出すた
めの形式を示す図である。
【図26】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図27】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図28】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図29】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図30】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図31】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図32】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図33】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図34】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図35】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図36】この発明の連携専用ライブラリを呼び出すた
めの形式を示す図である。
【図37】この発明の連携専用ライブラリを呼び出すた
めの形式を示す図である。
【図38】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図39】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図40】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図41】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図42】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図43】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図44】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図45】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図46】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図47】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図48】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図49】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図50】この発明の連携専用ライブラリの詳細を示す
図である。
【図51】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図52】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図53】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図54】この発明の一実施例による連携ルーチンのソ
ースコードを示す図である。
【図55】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図56】従来のプログラムの動作を説明するための図
である。
【図57】従来のDDEインタフェースの記述の一例を
示す図である。
【図58】従来のバッチコマンドの動作を説明するため
の図である。
【図59】従来のバッチコマンドの記述の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 ハードウェア 2 オペレーティングシステム 3 Windows(登録商標) 4 アプリケーションソフトウェアインタフェース 5 DDEインタフェース 6a 手続きコマンドインタプリタ 7 電子メールソフトウェアライブラリ 8 表計算ソフトウェアライブラリ 9 ワープロソフトウェアライブラリ 10 電子メールソフトウェア 11 表計算ソフトウェア 12 ワープロソフトウェア 13a 手続きコマンド記述部 14 オペレータ 15 TEAMWORKER
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲生 圭太 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 コンピュータ製作所内 (72)発明者 三橋 彰彦 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 コンピュータ製作所内 (72)発明者 深田 博幸 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 コンピュータ製作所内 (72)発明者 片山 裕 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 コンピュータ製作所内 (72)発明者 板橋 紀明 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 コンピュータ製作所内 (56)参考文献 特開 平6−230983(JP,A) 道本健二,cc:Mail Wind ows 対応 V.1.1J,日経バイ ト,日本,日経BP社,1992年12月1 日,107号,p.172−178 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00 G06F 3/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する手続きコマンド方式 (a)プログラムに所定の機能を実行させるためのプロ
    トコルを定めたウィンドウシステム、(b)上記ウィン
    ドウシステムが定めたプロトコルに基づく連携用インタ
    フェースを組込んだプログラムを記憶するプログラム記
    憶部、(c)上記ウィンドウシステムと、上記プログラ
    ムに組込まれた連携用インタフェースを用いて、プログ
    ラムに所定の機能を実行させる連携用ルーチンを記憶す
    る連携用ライブラリ、(d)一連の手続きをコマンドの
    形式で記述した手続きコマンドを記憶するコマンド記憶
    部、(e)上記ウィンドウシステムのもとで動作し、上
    記コマンド記憶部に記憶された手続きコマンドの一連の
    手続きを順に解析し、解析した結果に基づき上記連携用
    ライブラリに記憶された連携用ルーチンを動作させるコ
    マンド解析実行手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有する手続きコマンド方式 (a)所定の機能を実行するための連携用インタフェー
    スが組込まれたプログラムを記憶するプログラム記憶
    部、(b)上記プログラムに組込まれた連携用インタフ
    ェースを用いて、プログラムに所定の機能を実行させる
    連携用ルーチンを記憶する連携用ライブラリ、(c)一
    連の手続きをコマンドの形式で記述した手続きコマンド
    を記憶するコマンド記憶部、(d)上記コマンド記憶部
    に記憶された手続きコマンドの一連の手続きを順に解析
    し、解析した結果に基づき上記連携用ライブラリに記憶
    された連携用ルーチンを動作させるコマンド解析実行手
    段。
  3. 【請求項3】 上記プログラムに組込まれた連用イン
    タフェースは、機能に対応した複数種類のインタフェー
    スを有しており、上記連携用ルーチンは、上記複数種類
    のインタフェースを所定の順に実行することにより手続
    きコマンドを実行することを特徴とする請求項1又は2
    記載の手続きコマンド方式。
  4. 【請求項4】 上記連携用ライブラリは、複数の連携用
    ルーチンを有しており、上記コマンド解析実行手段は、
    上記複数の連携用ルーチンをサブルーチン形式で呼び出
    して実行することを特徴とする請求項1又は2記載の手
    続きコマンド方式。
  5. 【請求項5】 上記連携用ライブラリは、プログラムに
    対応して複数用意されており、上記コマンド解析実行手
    段は、複数の連携用ライブラリの中から実行するプログ
    ラムに対応するひとつの連携用ライブラリを選択し、そ
    の中から手続きの実行に必要な連携用ルーチンを選択し
    て動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の手
    続きコマンド方式。
  6. 【請求項6】 上記コマンド解析実行手段は、連携用ラ
    イブラリの連携用ルーチンを呼び出すライブラリインタ
    フェース部と、少なくともメッセージ表示部と、入力部
    と、条件分岐部と、ファイル操作部と、エラー処理部の
    いずれかひとつを備えていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の手続きコマンド方式。
  7. 【請求項7】 上記手続きコマンド方式は、ネットワー
    ク上に結合されたひとつの資源上で動作し、手続きコマ
    ンド解析実行部は手続きコマンドに基づいたデータ処理
    をネットワークに結合された各資源に対して命令するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の手続きコマンド方
    式。
  8. 【請求項8】 上記連携用インタフェースはダイナミッ
    ク・データ・エクスチェンジ(DDE)インタフェー
    ス、あるいは、オブジェクト・リンキング・エンベッデ
    ィング(OLE)インタフェースを含んでいることを特
    徴とする請求項1記載の手続きコマンド方式。
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