JP3538266B2 - オートレベルの自動補正装置 - Google Patents
オートレベルの自動補正装置Info
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Description
遠鏡が多少傾いた時に、視準線の方向を自動的に矯正し
て、焦点鏡の中心には常時同一の目標物の像がくるよう
にしたオートレベルの自動補正装置に関する。本発明
は、更に詳しくは、視準線の方向を矯正する為に反射鏡
を揺動可能に懸架する吊り機構を内蔵したオートレベル
の自動補正装置に関する。
的水準測量や地殻変動のチェックの為の測地的な水準測
量,更には、土木,建築,計測等の工業的応用測量に、
オートレベルが多用されてきている。このオートレベル
は、視準線の方向を自動的に水平方向に向ける自動補正
装置を備えた望遠鏡である。
示す。図4において、オートレベル40は、望遠鏡41
と、この望遠鏡41内の対物レンズ43と接眼レンズ4
2との間における光軸l上に配置された自動補正装置1
から構成される。この自動補正装置1は、前後に対称的
に配置された二個一組の反射プリズム2,3と、光軸l
外において各反射プリズム2,3から光学的に等距離に
配置された反射鏡4から構成される。
平に向けられているときには水平方向を向いている。従
って、望遠鏡41の光軸lと同軸に対物レンズ43に入
射してきた光は、反射プリズム2,反射鏡4,反射プリ
ズム3によって夫々屈曲されて、光軸l上に戻される
(この場合に反射鏡4によって反射される光を二点鎖線
で示す。)。この光は、焦点板45に入射してこの焦点
板45の中心(光軸lと焦点板45の交点)に物体像
(対物レンズ43の物体側において光軸l上に存在する
物体の実像)を形成する。この物体像は、接眼レンズ4
2によって観察される。このように対物レンズ43の中
心と焦点板45の中心を結ぶ線を「視準線」という。
平方向から角度αだけ傾くと、反射鏡4が、自動的に、
角度βだけ望遠鏡41の光軸lに対して傾くようにな
る。光軸lに対して角度αだけ傾いた光e(即ち、水平
方向からの光)は、反射鏡4の傾きによってその進行方
向を矯正され、焦点板45の中心に物体像を形成するよ
うになる。即ち、「視準線」の方向が、自動補正装置1
によって補正され、対物レンズ43の物体側において常
に水平方向を向くようになるのである。
41の傾きに応じて自動的に所定角度(視準線eの方向
を対物レンズ43の物体側で水平に保つ角度)だけ傾け
るための吊り下げ機構を、図5に示す。図5の右側は自
動補正装置1の側面を示し、図5の左側は自動補正装置
1の縦断面を示す。図5においてプリズム2,3を保持
するホルダ46は、取付本体47に取り付けられてい
る。この取付本体47からは、逆梯形状に張られた4本
の吊り部材48を介して、上記反射鏡4を装着する吊り
枠49が懸架されている。
リボン,或いは線状に形成された金属又はプラスチック
材から構成されている。そして、図6に示すように、吊
り部材48の上端は、この吊り部材48の取付角度と同
じ角度の斜面として形成された取付部材47の取付面
(側面)47aに、小判型のワッシャー50を介して、
2本の小ネジ51によって緊締されている。同様に、吊
り部材48の下端は、この吊り部材48の取付角度と同
じ角度の斜面として形成された吊り枠49の取付面(側
面)49aに、ワッシャー50を介して、小ネジ51に
よって緊締されている。
付角度,並びに、吊り部材48相互の間隔,等は、望遠
鏡41が傾いた時に視準線eの方向を対物レンズ43の
物体側において自動的に水平に矯正することができる角
度に反射鏡4を揺動させることができるように、適宜定
められている。その結果、望遠鏡41が傾いた時に、反
射鏡4が適宜傾けられて、視準線eが対物レンズ43の
物体側において常に水平方向に維持され、焦点板45上
には水平方向に存在する物体の像が形成されるのであ
る。
れた自動補正装置1は、吊り枠49を懸架している4本
の吊り部材48が、実質的に同一の吊り長さで構成され
ていることを前提としている。この吊り長さとは、図6
において“S”で示すように、取付本体47の固定端部
47d(取付面47aと下面47bとの角)と吊り枠4
9の固定端部49d(取付面49aと上面49bとの
角)との間における吊り部材48の長さのことを言う。
面)47aと吊り枠49の取付面(側面)49aとが、
上述したように、共に吊り部材48の取付角度と同じ角
度に機械加工され、平坦面になるように機械加工されて
いたとしても、小ネジ51をねじ込むためのネジ穴47
c,49cの位置の狂いやワッシャー50の内径と小ネ
ジ51の軸の外径との間に存在する隙間に起因して、ネ
ジ緊締後の各ワッシャー50の取り付け位置が吊り長さ
S方向で夫々ずれてしまうことがある。このズレが生じ
た状態でも、自動補正装置1が平衡状態を保持している
限り問題はないが、吊り枠49が揺動すると、吊り部材
48の吊り長さSが実質的に設計値から外れてしまう。
は、取付本体47側のワッシャー50の周縁が取付本体
47の固定端部47dの位置に合致している一方で、吊
り枠49側のワッシャー50の周縁が吊り枠49の固定
端部49dの位置から下方に偏寄している状態を、示し
ている。この状態において、例えば吊り枠49が図面上
左方に揺動すると、吊り部材48は、ワッシャー50の
周縁から屈曲し、吊り枠49の固定端部49dから離れ
てしまう。即ち、吊り部材48の実質的な吊り長さが、
取付本体47の固定端部47dから吊り枠49に固定し
たワッシャー50の上端までの長さとなってしまう。こ
のように、ワッシャー50の偏寄量に対応した分だけ吊
り部材48の吊り長さの誤差が発生するので、所定の吊
り長さSの設計値を確保することができなくなってしま
い、視準線eを水平方向に維持するのに必要な角度だけ
反射鏡4を傾けることが、できなくなってしまうのであ
る。
7a及び49aが面一に加工されず、取付本体47の取
付面47aの鉛直方向に対する角度よりも吊り枠49の
取付面47aの鉛直方向に対する角度の方が狭く加工さ
れてしまう場合もあり得る。この場合には、これら取付
面47a,49aに吊り部材48を取り付けた際に、こ
れら吊り部材48及び固定端部47d,49dの間に隙
間が生じてしまう。この場合には、自動補正装置1を水
平にした状態ですら、既に、所定の吊り長さSの設計値
を確保することができないことになる。
ものであり、取付本体(固定部)や吊り枠(反射部)の
加工精度や組立精度に左右されることなく、所定の吊り
長さの設計値を実質的に維持することができ、もって、
所定の補正精度を確保することができるオートレベルの
自動補正装置を提供することを課題とする。
ルの自動補正装置の第1の態様は、可撓性部材によって
固定部から吊り下げられた反射部を備えるとともに、こ
の反射部の反射面によって視準線を反射させてこの視準
線の方向を物体側において水平に補正するオートレベル
の自動補正装置において、前記固定部における前記可撓
性部材を取り付ける取付面と前記反射部における前記可
撓性部材を取り付ける取付面とを、これら各取付面の延
長面が互いに山形に交わる様に傾斜させたことを特徴と
する(請求項1に対応)。
の第2の態様は、可撓性部材によって固定部から吊り下
げられた反射部を備えるとともに、この反射部の反射面
によって視準線を反射させてこの視準線の方向を物体側
において水平に補正するオートレベルの自動補正装置に
おいて、前記固定部の側と前記反射部の側には、夫々、
各可撓部材の端部を夫々取り付けるための取付面が形成
されているとともに、同じ可撓部材を取り付けるために
前記固定部及び前記反射部に夫々形成された一対の取付
面は、夫々、前記反射面が水平に保たれている状態にお
いて、当該一対の取付面における相互に近接した側の端
部である固定端部から遠くなるほどこれら一対の取付面
の固定端部を共に含む平面から離れるように、内方へ傾
いていることを特徴とする(請求項2に対応)。
の第3の態様は、可撓性部材によって固定部から吊り下
げられた反射部を備えるとともに、この反射部の反射面
によって視準線を反射させてこの視準線の方向を物体側
において水平に補正するオートレベルの自動補正装置に
おいて、前記固定部における前記可撓性部材を取り付け
る取付面の前記反射部側の端部及び前記反射部における
前記固定部を取り付ける取付面の前記固定部側の端部に
接する位置で、前記可撓性部材が山形に屈曲しているこ
とを特徴とする(請求項3に対応)。
線状になるが他の物体に接する場合にはこの物体の形状
に沿って曲折することができる程度の可撓性を有する線
状部材又はシート状部材である。この可撓性部材として
は、金属板,プラスチックシート,金属リボンを用いる
ことができる。
体側に固定するための部材である。「前記固定部におけ
る前記可撓性部材を取り付ける取付面と前記反射部にお
ける前記可撓性部材を取り付ける取付面とを、これら各
取付面の延長面が互いに山形に交わる様に傾斜させた」
という事の意味は、「前記固定部における前記可撓性部
材を取り付ける取付面の方向と前記反射部における前記
可撓性部材を取り付ける取付面の方向とを、前記可撓性
部材の端部側においてこれら両取付面の端部の稜線を含
む平面から離れるように傾斜させた」ということであ
り、その結果、「前記固定部における前記可撓性部材を
取り付ける取付面の前記反射部側の端部及び前記反射部
における前記固定部を取り付ける取付面の前記固定部側
の端部に接する位置で、前記可撓性部材が山形に屈曲」
する。このように構成すれば、反射部が所定内で揺動し
ても可撓性部材が取付面端部から離れてしまわない。そ
の結果、可撓性部材による反射部の吊り長さを一定に確
保して、補正精度を確保することができる。
取付面の傾斜角は、前記視準線を前記物体側において水
平に維持することができる前記オートレベルの最大傾斜
角以上の角度であることが望ましい(請求項4に対
応)。このように構成すれば、補正可能な傾斜角範囲内
においてオートレベルがどのように傾斜しても、可撓性
部材が取付面端部から離れてしまわないからである。
よる吊り下げ方向において凸状に湾曲した曲面であって
も良い(請求項5に対応)。
実施の形態を説明する。
正装置を、図1及び図2に示す。図1の右側は自動補正
装置1の側面を示す側面図であり、図1の左側は自動補
正装置1の縦断面を示す断面図である。また、図2は、
吊り部材8の取付構造を示す一部拡大図である。これら
の図に示される本実施形態による自動補正装置1は、従
来のものとして説明したのと同様に、図4に示すオート
レベルの自動補正装置1として、望遠鏡40内部におけ
る対物レンズ43と接眼レンズ42の間の光軸l中に固
定される。
付本体6の下端面6cは、望遠鏡41を水平方向に向け
た時に同一水平面内になるように調整されている。ま
た、取付本体6の対物レンズ43側の端面6a,及び接
眼レンズ42側の端面6bは、上から下に向けて狭まる
ように傾斜している。
リズム2及び3を装着したホルダ10が、固定ネジ11
によってネジ止め固定されている。また、このホルダ1
0の下方を向いた2つの斜面10a,10bには、夫々
反射プリズム2,3が固着されている。これらプリズム
2,3は、図1の右側に示されるように、ホルダ10の
側面(紙面方向に沿った面)から伸びたカバー部10c
によって覆われ、このカバー部10cに取り付けられた
取付金具12によって脱落防止されている。
体6の各端面(取付面)6a,6bにおける図面の手前
側及び奥側の両隅(計4箇所)には、同じ高さ位置に雌
ねじ穴6eが形成されている。そして、ホルダ10の側
面の外側,即ち、プリズム2,3に跨って下方に伸びる
4本の細長い板状の吊り部材8の上端が、この雌ねじ穴
6eに螺合するネジ14によって夫々固定されている。
なお、一本の吊り部材8は、小判型のワッシャー15を
介して、2本のネジ14で強固に固定されている。この
吊り部材8は、適度の弾性を持った可撓性部材としての
薄肉金属リボンである。そして、各ネジ穴6eに螺合す
るネジ14によって固定される4本の吊り部材8の全て
が、同じ形状に加工されている。
に形成された取付面13aに、夫々固定されている。即
ち、この吊り枠13の側面(図1の紙面表側側面及び紙
面裏側側面)には、その上端よりも下端が内側に狭まる
ような斜めの傾斜面が形成されていて、各吊り部材8の
取付面13aとなっているのである。そして、図2に示
すように、この取付面13aにはネジ穴13bが形成さ
れ、このネジ穴13bに螺合するネジ14によって、各
吊り部材8の下端が上述の上端と同様に固定されている
のである。この結果、吊り枠13は、取付本体6が水平
方向から傾くと、図1の紙面内において揺動するのであ
る。
が施された反射鏡4が保持されている。次に、図2を用
いて、取付本体6の取付面(端面6a,6b)の傾斜
角,吊り枠13の取付面13aの傾斜角,及び、吊り部
材8の取付角度の関係を説明する。即ち、取付本体6の
固定端部6f(取付面6bと下面6cとが交叉した端線
(稜線))と吊り枠13の固定端部13c(取付面13
aと上面13dとが交叉した端線(稜線))との間の距
離は、所定の吊り長さの設計値Sになるように、調整さ
れている。この時、両固定端部6f,13cを結ぶ線
は、取付本体6を水平方向に向けた状態において吊り部
材8が張架される位置を示し、取付部材6に対するその
角度が、吊り部材8の装備角度となる。取付本体6の取
付面6b(6a)は、固定端部6fを起点として、両固
定端部6f,13cを結ぶ線(両取付面6b,13aに
接する平面)より内方(梯形の内側)に傾斜角θ1だけ
傾けて形成されている。即ち、取付面6bは、吊り部材
8の端部側において、両取付面6b,13aの端部の稜
線を含む平面から離れるように傾斜している。同様に、
吊り枠13の取付面13aは、固定端部13cを起点と
して、両固定端部6f,13cを結ぶ線より内方(梯形
の内側)に傾斜角θ2だけ傾けて形成されている。即
ち、取付面6bは、吊り部材8の端部側において、両取
付面6b,13aの端部の稜線を含む平面から離れるよ
うに傾斜している。この結果、各取付面6b,13aに
接する面(これらの延長面)同士が互いに山側に交わる
ようになる。
オートレベルの自動補正装置によると、吊り部材8は、
吊り部材8の吊り長さの基準となる両固定端部6f,1
3cよりも外端部側において、各取付面6b,13aに
沿って山形に折れ曲がっている。この吊り部材8の折れ
曲がりの角度(両固定端部6f,13cを結ぶ線に対す
る各取付面6b,13aの傾斜角)は、取付本体6側で
はθ1であり、吊り枠13側ではθ2である。従って、望
遠鏡41が水平方向から傾いて自動補正装置1全体が傾
斜し、吊り部材8によって吊り下げ保持された吊り枠1
3が揺動しても、取付本体6の取付面6bに対する吊り
部材8の角度変化量がθ1を越えない限り、吊り部材8
が取付本体6の固定端部6fを離れることはない。同様
に、吊り枠13の取付面13aに対する吊り部材8の角
度変化量がθ2を越えない限り、吊り部材8が吊り枠1
3の固定端部13cを離れることはない。
1が補正可能な最大角α’一杯に傾いた際における吊り
部材8の角度変化量よりも大きく設定してある。従っ
て、補正可能な角度の範囲で望遠鏡41が傾むく限り、
吊り部材8が取付本体6の固定端部6f又は吊り枠13
の固定端部13cから離れることはなく、よって、吊り
部材8の吊り長さが実質的に変化してしまうことがな
い。その結果、常に設計性能通りの補正精度が得られ、
水平視準線を保つことができる。
で吊り枠13が揺動したときに、各固定端部6f,13
cから吊り部材8が離反しないような大きさであれば良
く、一般的には梯形吊り、たすき吊り等の吊り方式の相
違や吊り部材の傾斜角度,また、補正装置の大きさや重
量,更に吊り部材の弾性係数等によって最適値を選ぶ必
要がある。
1が傾いた時には、下方に懸架されている吊り枠13の
方が望遠鏡41に固定されている取付本体6の傾斜角
(補正角度)よりも大きな傾斜角をもって傾斜する。そ
のため、上方に位置する取付本体6の取付面6bの両固
定端部6f,13cを結ぶ線に対する傾斜角θ1を望遠
鏡41の補正角度の最大角α’と同じにするとともに、
下方に位置する吊り枠13の取付面13aの両固定端部
6f,13cを結ぶ線に対する傾斜角θ2を望遠鏡41
の補正角度の最大角α’よりも大きめに設定しても良
い。あるいは、双方の取付面6b,13aの両固定端部
6f,13cを結ぶ線に対する傾斜角θ1,θ2を、補正
角度の最大角α’より大きい同一の角度で形成しても差
し支えない。
したものであり、第1実施形態における図2に対応する
一部拡大断面図である。図3においては、図2と共通す
る構成には、同じ引用番号を付した。
13aは、共に、両固定端部6f,13cを結ぶ線に対
して傾斜角θだけ傾けられた平坦面としたが、本第2実
施形態における各取付面6b’13a’は、吊り部材が
張架されている方向に延びる円弧状の平面より構成され
ている。
の吊り長さSの方向に円弧状に湾曲した曲面として形成
され、各取付面6b’13a’における各固定端部6
f,13cで接する接線と両固定端部6f,13cを結
ぶ線(両取付面6b,13aに接する平面,吊り部材8
が張架される線)とがなす角度が、補正角度αと同等若
しくはこれよりも大きい角度を持った傾斜角δとなって
いる。
ら反射部を吊り下げる可撓性部材は、反射部が多少揺動
しても、前記固定部における前記可撓性部材を取り付け
る取付面の前記反射部側の端部及び前記反射部における
前記固定部を取り付ける取付面の前記固定部側の端部に
常に接する。従って、固定部や反射部の加工精度や組立
精度に左右されることなく、所定の吊り長さの設計値を
実質的に維持することができ、もって、視準線の方向に
ついての所定の補正精度を確保することができる。
の自動補正装置の側面図
の自動補正装置の一部拡大断面図
ートレベルの概略構成図
Claims (5)
- 【請求項1】可撓性部材によって固定部から吊り下げら
れた反射部を備えるとともに、この反射部の反射面によ
って視準線を反射させてこの視準線の方向を物体側にお
いて水平に補正するオートレベルの自動補正装置におい
て、 前記固定部における前記可撓性部材を取り付ける取付面
と前記反射部における前記可撓性部材を取り付ける取付
面とを、これら各取付面の延長面が互いに山形に交わる
様に傾斜させたことを特徴とするオートレベルの自動補
正装置。 - 【請求項2】複数の可撓性部材によって固定部から吊り
下げられた反射部を備えるとともに、この反射部の反射
面によって視準線を反射させてこの視準線の方向を物体
側において水平に補正するオートレベルの自動補正装置
において、前記固定部の側と前記反射部の側には、夫々、各可撓部
材の端部を夫々取り付けるための取付面が形成されてい
るとともに、同じ可撓部材を取り付けるために前記固定
部及び前記反射部に夫々形成された一対の取付面は、夫
々、前記反射面が水平に保たれている状態において、当
該一対の取付面における相互に近接した側の端部である
固定端部から遠くなるほどこれら一対の取付面の固定端
部を共に含む平面から離れるように、内方へ傾いている
ことを特徴とするオートレベルの自動補正装置。 - 【請求項3】可撓性部材によって固定部から吊り下げら
れた反射部を備えるとともに、この反射部の反射面によ
って視準線を反射させてこの視準線の方向を物体側にお
いて水平に補正するオートレベルの自動補正装置におい
て、 前記固定部における前記可撓性部材を取り付ける取付面
の前記反射部側の端部及び前記反射部における前記固定
部を取り付ける取付面の前記固定部側の端部に接する位
置で、前記可撓性部材が山形に屈曲していることを特徴
とするオートレベルの自動補正装置。 - 【請求項4】前記両取付面に接する平面に対する前記各
取付面の傾斜角は、前記視準線を前記物体側において水
平に維持することができる前記オートレベルの最大傾斜
角以上の角度であることを特徴とする請求項1乃至3の
何れかに記載の自動補正装置。 - 【請求項5】前記各取付面は、前記可撓性部材による吊
り下げ方向において凸状に湾曲した曲面であることを特
徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の自動補正装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22083095A JP3538266B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | オートレベルの自動補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22083095A JP3538266B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | オートレベルの自動補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0961151A JPH0961151A (ja) | 1997-03-07 |
JP3538266B2 true JP3538266B2 (ja) | 2004-06-14 |
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ID=16757219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22083095A Expired - Fee Related JP3538266B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | オートレベルの自動補正装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3538266B2 (ja) |
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