JP3536905B2 - 冷風・除湿切換式空気調和機 - Google Patents

冷風・除湿切換式空気調和機

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    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷凍サイクルを用いる
冷風機に除湿機能を持たせるに当たり、除湿専用機の機
能を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の枠体内に圧縮機とコンデン
サーとキャピラリとエバポレータとを配置する冷凍サイ
クルを構成し、低温となるエバポレータに室内空気を吹
付けて除湿した冷風を得る冷風除湿機が知られている。
この冷風除湿機では低温時における除湿機能を高めた
り、着霜時の除霜運転を行なうシステムを取入れること
で、除湿機としての機能を打ち出したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように除
湿機としての機能を高めても、除湿運転時には冷風運転
時と同様に強い風が枠体前面の吹出口から吹出してお
り、この風は秋から春までのシーズンでは不快感を伴っ
ており、風が当たらないような方向に空気調和機を向け
る必要から、使用方法や使用場所の制限を受けるもので
ある。この為、この種の冷風除湿機は単機能の除湿機と
を比べると、除湿機の使い易さには及ばなかった。
【0004】この為、機構としては非常に似た冷風機と
除湿機とを各々購入して併用している家庭が多くあり、
あらかじめ冷凍サイクルとして冷風機に存在している除
湿機能を利用して、本格的な除湿機としても使用できる
空気調和機の要望がかなりある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は冷風機として
も使用できると共に、本格的な除湿機としても使用でき
る空気調和機であって、冷媒ガスを圧縮して高温高圧の
冷媒にする圧縮機1と、高温高圧の冷媒ガスの熱を放熱
して液状の冷媒にする第1熱交換器2と、第1熱交換器
2の吐出側を冷媒入口3aとし、冷媒出口3bを圧縮機
1の吸入側に接続する四方弁3とを設け、該四方弁3の
第1切換口3cと第2切換口3dとの間には第2熱交換
器4とキャピラリ5と第3熱交換器6とを直列接続によ
って配置し、第1熱交換器2を出た冷媒は四方弁3によ
って、第2熱交換器4とキャピラリ5と第3熱交換器6
を経て圧縮機1に至る冷媒流路と、第3熱交換器6とキ
ャピラリ5と第2熱交換器4を経て圧縮機1に至る冷媒
流路とを構成すると共に、空気調和機には室内送風ファ
ン7と排気送風ファン8とを設け、室内送風ファン7の
流路には第3熱交換器6を設け、排気送風ファン8の流
路には第1熱交換器2と第2熱交換器4とを併設したも
のである。
【0006】また、室内送風ファン7の吹出口7aを空
気調和機の枠体前面に形成し、排気送風ファン8の吹出
口8aから吹出す空気流は空気調和機の枠体上方に向け
て形成し、かつ、除湿運転時に室内送風ファン7を停止
する構造であるから、除湿運転時に枠体前面の吹出口7
aから吹出す空気流がとまり、枠体上方に向けて除湿後
の空気が吹出すものであり、単機能の除湿機と同じよう
な送風が得られるものである。
【0007】更に、キャピラリ5の前後に配置した第2
熱交換器4と第3熱交換器6には各々温度検出手段4a
・6aを取付け、該温度検出手段4a・6aのいずれか
一方が所定温度以下を検出する着霜時に、四方弁3を切
換する制御装置を設けて除霜運転を行なうものであるか
ら、従来の除湿機のように完全に機能が止まることはな
く、除湿運転をしながら除霜運転が同時にできるように
なった。
【0008】
【作用】第1熱交換器2は常にコンデンサとして作動
し、圧縮機1で高温高圧になったガス状の冷媒を冷却し
て液化する働きをする。この発明では第1熱交換器2か
ら出た冷媒は四方弁3によって第2熱交換器4または第
3熱交換器6を通過してからキャピラリ5に向かうか
ら、第1熱交換器2と同様に第2熱交換器4や第3熱交
換器6もコンデンサとして機能することができる。従っ
て、四方弁3が冷媒を第2熱交換器4に向かって流す時
には、室内送風ファン7の風が送られる第3熱交換器6
がエバポレータとして機能するもので、空気調和機は冷
風機として運転するものである。
【0009】一方、第1熱交換器2を出た冷媒を四方弁
3が第3熱交換器6に送る時には、第3熱交換器6がコ
ンデンサとして機能するから、第2熱交換器4がエバポ
レータとして機能するものである。この第2熱交換器4
と第1熱交換器2には排気送風ファン8の風が送られる
から、第2熱交換器4で空気を冷却して除湿しながら第
1熱交換器2で空気を加熱するから、排気送風ファン8
の風は除湿だけ行なわれ、温度の変化がごくわずかな除
湿機として運転するものである。この時、コンデンサと
して機能する第3熱交換器6から放熱があっても、冷媒
の大部分の放熱は第1熱交換器2で行なわれているか
ら、室内送風ファン7の風の温度はわずかに上昇する程
度である。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す図により構成を説明する
と、1はガス状の冷媒を加圧する圧縮機、2は圧縮後の
高温高圧の冷媒ガスと空気とが熱交換する第1熱交換器
であり、ガス状の高温高圧の冷媒は第1熱交換器2によ
って放熱冷却して一部が液状の冷媒となる。
【0011】3は第1熱交換器2から出た冷媒の流れを
切換する四方弁であり、該四方弁3は冷媒入口3aから
入った冷媒を第1切換口3cと第2切換口3dとに切換
して流すことができる。4は第1切換口3cから一部が
液化した冷媒が送られる第2熱交換器、5は液状の冷媒
を通過させる細管で構成したキャピラリであり、第1熱
交換器2と第2熱交換器4とは併設して設置されてお
り、第1切換口3cを冷媒が流れ出る時には、第1熱交
換器2と第2熱交換器4がコンデンサの働きをしてい
る。
【0012】8は併設された第1熱交換器2と第2熱交
換器4とを通過する空気流を作る排気送風ファン、8a
は排気送風ファン8の風が吹出す吹出口であり、四方弁
3が第1切換口3c側に切換られている時には、第1熱
交換器2と第2熱交換器4との両方がコンデンサの働き
をしている。この為、排気送風ファン8を運転すると冷
却する空気が第1熱交換器2と第2熱交換器4とを通過
する時に高温高圧の冷媒ガスが液化すると共に、熱交換
後の高温の風が吹出口8aから枠体外に吹出すものであ
る。
【0013】6はキャピラリ5と四方弁3の第2切換口
3dとの間に配置した第3熱交換器であり、キャピラリ
5を通過した液状の冷媒はエバポレータを構成する第3
熱交換器6に送られて気化し、第3熱交換器6を通過す
る空気を冷却することでガス状の冷媒となる。
【0014】7は第3熱交換器6を通過する空気流を作
る室内送風ファン、7aは室内送風ファン7の風が吹出
す吹出口であり、該室内送風ファン7の吹出口7aは空
気調和機の枠体前面に形成されており、室内送風ファン
7を運転するとエバポレータの働きをする第3熱交換器
6で冷媒が気化し、この時得られる冷風が吹出口7aか
ら吹出すものである。
【0015】3bは四方弁3の冷媒出口であり、第3熱
交換器6でガス状になった冷媒が第2切換口3dから四
方弁3に入り、冷媒出口3bから圧縮機1の吸入側に送
られるものである。この為、冷媒は再び圧縮機1で加圧
されて冷凍サイクルが実現しており、空気調和機の枠体
前面の吹出口7aから吹出す冷風を利用することで、空
気調和機は冷風機として利用することができる。
【0016】9は第3熱交換器6の下部に設けた上部ド
レン受け、10は第2熱交換器4の下部に設けた下部ド
レン受け、11は空気調和機の枠体の下部に装着して上
部ドレン受け9と下部ドレン受け10によって集められ
たドレンが誘導されるドレンタンクであり、冷風機とし
て運転する時には第3熱交換器6がエバポレータとして
機能するので、上部ドレン受け9に集められた冷媒がド
レンタンク10に導かれる。
【0017】一方、四方弁3が第1切換口3cから第2
切換口3dに切換ると、第1熱交換器2で一部が液化し
た冷媒は四方弁3の冷媒入口3aから第2切換口3dに
送られるようになり、四方弁3を通過した冷媒は第3熱
交換器6に流入して、第3熱交換器6も第1熱交換器2
と同様にコンデンサーとして機能するものである。そし
て、キャピラリ5を通過した冷媒が送られる第2熱交換
器4がエバポレータとして機能するものである。
【0018】この時、第1熱交換器2と第3熱交換器6
は圧縮機1で加圧して高温となった冷媒ガスの熱量を放
熱し、ここで液化した冷媒は第2熱交換器4に送られて
気化する時に通過する空気を冷却する働きをしている。
そして、排気送風ファン8が回転すると発生する空気流
は第1熱交換器2と第2熱交換器4とを通過し、この
時、第2熱交換器4では冷媒が気化して通過する空気を
冷却し、空気中に含まれる水蒸気は第2熱交換器4でド
レンとなって下部ドレン受け10で集められてドレンタ
ンク11に溜るから、除湿機として運転することができ
る。
【0019】また、排気送風ファン8の流路にはコンデ
ンサの働きをする第1熱交換器2が配置されているか
ら、排気送風ファン8によって送られる空気は、第1熱
交換器2の放熱によって高温となり、エバポレータを構
成する第2熱交換器4の吸熱によって低温となり、結
局、排気送風ファン8の吸入側の空気温度と吹出口8a
から吹出す空気の温度は少し変化するだけで、低温や高
温の風が吹出口8aから吹出すことはなくなった。
【0020】更に、室内送風ファン7の空気流路にはコ
ンデンサの働きをする第3熱交換器6が配置されている
が、圧縮機1で高温高圧になった冷媒ガスは圧縮機1に
続く第1熱交換器2で放熱して液化するものであり、第
1熱交換器2に続く第3熱交換器6の放熱はわずかで済
むようになるから、室内送風ファン7の吸入側の空気温
度と吹出口7aの温度を比べると少し上昇するだけに留
まり、高温風が吹出すようなことはなくなった。
【0021】図に示す実施例では前記したように室内送
風ファン7の吹出口7aを枠体前面に形成すると共に、
排気送風ファン8の吹出口8aは多くの除湿機のように
枠体上面に形成している。この為、冷風機として使用す
る時には排気送風ファン8の吹出口8aから高温の風が
吹出しているが、この風を空気調和機の上方へ吹出すこ
とによって、空気調和機の周りの使用者には吹き付けな
いようにしており、枠体の前面の吹出口7aから前方に
冷風が吹出して、効果的に冷風を利用することができた
ものである。
【0022】更に、四方弁3が第2切換口3dに切換ら
れた除湿機としての運転中は、前記したように冷媒ガス
の大部分が第1熱交換器2によって液化して、第3熱交
換器6によって液化する冷媒の量はわずかであるから、
この発明では室内送風ファン8の運転を停止しており、
除湿機としての使用中は枠体前面の吹出口7aから風が
吹出さないから、従来の専用の除湿機と全く同じ構成と
することができたものである。
【0023】ところで、キャピラリを通過した冷媒が気
化するエバポレータとして機能する熱交換器では、通過
する空気が冷たい時には水蒸気が熱交換器に着霜して冷
凍サイクルの運転ができなくなることがある。図1に示
す実施例において、6aは第3熱交換器6に取付けた温
度検出手段、4aは第2熱交換器4に取付けた温度検出
手段であり、四方弁3が第1切換口3cに切換って冷風
機として運転する時には、第3熱交換器6がエバポレー
タとして機能しており、第3熱交換器6に着霜する恐れ
があり、冷風機の運転ができなくなることがある。
【0024】この第3熱交換器6には温度検出手段6a
が取付けられており、該温度検出手段6aが所定温度以
下を検出することによって着霜が検出できるから、該温
度検出手段6aの信号によって着霜時に四方弁3を切換
して冷媒を第2切換口3dに流せば、第3熱交換器6は
コンデンサの働きになって、付着した霜が溶けて再度冷
風機として運転できるようになる。
【0025】また、四方弁3が第2切換口3dに切換っ
て除湿機として運転している時には、キャピラリ5を通
過した冷媒が第2熱交換器4内で気化し、通過する空気
が冷たい時には水蒸気が着霜して除湿機の運転ができな
くなることがある。この時の着霜は第2熱交換器4に取
付けた温度検出手段4aが所定温度以下になることで検
出できるから、温度検出手段6aの信号で着霜時に四方
弁3を切換して冷媒を第1切換口3cに流せば、第2熱
交換器4はコンデンサの働きになるから、付着した霜が
溶けて再度除湿機として運転できるようになる。
【0026】従って、温度検出手段4a・6aのいずれ
かの一方が、所定温度以下を検出した時に四方弁3を切
換する制御装置を取付けることで、室内空気の温度条件
などのよって着霜が発生しても、自動的に対応できるよ
うになった。
【0027】実施例の下部ドレン受け10は第2熱交換
器4だけでなく、第1熱交換器2と第2熱交換器4の下
部に配置してあり、かつ、第3熱交換器6は第1熱交換
器2や第2熱交換器4よりも高所に取付けられており、
上部ドレン受け9で集めたドレン水はコンデンサを構成
する第1熱交換器2と第2熱交換器4の上に滴下する構
成である。この為、このドレン水は高温となる第1・第
2熱交換器2・4によって気化するから、第1熱交換器
2は空気との熱交換だけでなく、ドレン水を気化させる
ことによって冷媒の液化が促進すると共に、枠体の下部
に取付けたドレンタンク11に溜るドレン水の量を少な
くすることができる。
【0028】また、併設する第1熱交換器2と第2熱交
換器4において、冷凍サイクルのメインのコンデンサを
構成する第1熱交換器2を風下側に配置し、エバポレー
タを構成する第2熱交換器4を第1熱交換2よりも風上
側に配置すれば、排気送風ファン8が回転すると発生す
る空気流はまず冷媒が気化する第2熱交換器4で冷却さ
れて低温度の空気になるから水蒸気は結露し易くなり、
また、圧縮機1によって高温高圧となった冷媒ガスが液
化する第1熱交換器2では、この冷たい空気流によって
強く冷却されるので、冷媒は効率よく液化するものであ
る。
【0029】従って、コンデンサとして機能する第3熱
交換器6に冷媒が流れる時には既に気化が終っており、
室内送風ファン7の風が第3熱交換器6を通過しても冷
却されず、空気調和機の枠体前面の吹出口7aから吹出
す風の温度変化はなく、従来の冷風除湿機のように除湿
を目的とする時に冷風が吹出すようなことはなくなっ
た。また、このように第3熱交換器6はほとんど機能し
ないから、除湿機として使用する時には室内送風ファン
7を停止することができ、排気送風ファン8だけが運転
する単機能の除湿機と全く同じ運転が可能になった。
【0030】
【発明の効果】以上のように空気調和機の冷凍サイクル
を利用して冷風機と除湿機とを兼用するに当たり、従来
のように除湿機としての性能を満足する為に低温度運転
を可能とするだけでは空気調和機から吹出す風が使用者
に不快感を与える重大な問題点があったが、この発明で
は常にコンデンサの働きをする第1熱交換器2に対し
て、第2・第3熱交換器4・6を四方弁3で適宜切換運
転できるようにしたから、枠体から吹出す風に当たって
も、不快感がなくなり使い勝手が非常によくなったもの
である。
【0031】具体的には、圧縮機1から吐出した冷媒ガ
スが送られる第1熱交換器2に対して、この第1熱交換
器2と併設する第2熱交換器4と室内送風ファン7の空
気流路に配置した第3熱交換器6とが、四方弁3の切換
によってコンデンサとなったりエバポレータになったり
するもので、従来と比べて四方弁と熱交換器1個とを追
加する非常に簡単な構成によって、四方弁3の切換だけ
で冷風機と除湿機が選択できるようになり、各々の専用
機と同じような使い勝手の良さが得られたものである。
【0032】また、室内送風ファン7の吹出口7aを枠
体前面に設けて従来の冷風機としての使い方ができ、ま
た、排気送風ファン8の吹出口8aは枠体の上方に向け
て空気を吹出すから、この排気は空気調和機の付近の使
用者に向けて吹出すことがなく、本格的な冷風機として
の使用が実現できたものである。
【0033】また、除湿機として使用する時には両吹出
口7a・8aから吹出す風の温度はほとんど吸込み空気
の温度と同じとなり、しかも排気送風ファン8によって
吹出す空気は乾燥空気であり、上方への吹出しによる空
気流は室内の空気の対流を促進して洗濯物の乾燥に適す
るようになった。
【0034】更に、除湿機として使用するためには、室
温が低い時にも安定した性能を発揮する必要があり、低
温度の使用には熱交換器に霜が付着する恐れがある。こ
の発明では第2・第3熱交換器4・6に温度検出手段4
a・6aを取付けて、該温度検出手段4a・6aが所定
温度以下を検出した時に四方弁3を切換して運転するか
ら、付着した霜がとけると共に、第2・第3熱交換器4
・6のいずれかはエバポレータとなるから、除湿運転は
継続するものであり、低温度で除湿機として使用する時
の除湿性能を優れたものにできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施構造を備えた空気調和機システム
を表わす配管接続図である。
【図2】本発明の実施構造を備えた空気調和機の断面図
である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 第1熱交換器 3 四方弁 3a 冷媒入口 3b 冷媒出口 3c 第1切換口 3d 第2切換口 4 第2熱交換器 4a 温度検出手段 5 キャピラリ 6 第3熱交換器 6a 温度検出手段 7 室内送風ファン 7a 吹出口 8 排気送風ファン 8a 吹出口

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒ガスを圧縮して高温高圧の冷媒にす
    る圧縮機1と、高温高圧の冷媒ガスの熱を放熱して液状
    の冷媒にする第1熱交換器2と、第1熱交換器2の吐出
    側を冷媒入口3aとし、冷媒出口3bを圧縮機1の吸入
    側に接続する四方弁3とを設け、該四方弁3の第1切換
    口3cと第2切換口3dとの間には第2熱交換器4とキ
    ャピラリ5と第3熱交換器6とを直列接続によって配置
    し、第1熱交換器2を出た冷媒は四方弁3によって、第
    2熱交換器4とキャピラリ5と第3熱交換器6を経て圧
    縮機1に至る冷媒流路と、第3熱交換器6とキャピラリ
    5と第2熱交換器4を経て圧縮機1に至る冷媒流路とを
    構成すると共に、空気調和機には室内送風ファン7と排
    気送風ファン8とを設け、室内送風ファン7の流路には
    第3熱交換器6を設け、排気送風ファン8の流路には第
    1熱交換器2と第2熱交換器4とを併設した冷風・除湿
    切換式空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内送風ファン7の吹出口7aを空気調
    和機の枠体前面に形成し、排気送風ファン8の吹出口8
    aから吹出す空気流は空気調和機の枠体上方に向けて形
    成し、かつ、除湿運転時に室内送風ファン7を停止する
    請求項1記載の冷風・除湿切換式空気調和機。
  3. 【請求項3】 キャピラリ5の前後に配置した第2熱交
    換器4と第3熱交換器6には各々温度検出手段4a・6
    aを取付け、該温度検出手段4a・6aのいずれか一方
    が所定温度以下を検出する着霜時に、四方弁3を切換す
    る制御装置を設けて除霜運転を行なうことを特徴とする
    請求項1記載の冷風・除湿切換式空気調和機。
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