JP3536867B2 - 複数機器の制御システム及び同システムのための操作盤 - Google Patents

複数機器の制御システム及び同システムのための操作盤

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JP3536867B2
JP3536867B2 JP32126794A JP32126794A JP3536867B2 JP 3536867 B2 JP3536867 B2 JP 3536867B2 JP 32126794 A JP32126794 A JP 32126794A JP 32126794 A JP32126794 A JP 32126794A JP 3536867 B2 JP3536867 B2 JP 3536867B2
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ftb
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良二 林
哲也 川上
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東陶機器株式会社
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の機器を一つの操
作盤により制御する制御システムに関わり、特に、複数
の機器から操作盤に電源電力を供給するための電源回路
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の制御システムの一例として、浴
室関連の複数の機器、例えば給湯機、フルタイム風呂保
温機(以下、「FTB」と略称する)及び気泡発生機等
を、浴室内に設置した単一の遠隔操作盤(以下、「リモ
ートコントローラ」という)により統合的に制御するよ
うにした浴室統合制御システムを、発明者等は開発中で
ある(尚、発明者等の知る限り、当該システムは本願出
願時点で公知ではない)。
【0003】従来の浴室関連機器は、個々の機器毎に固
有のリモートコントローラを備えるため、これら複数の
機器を浴室に設備した場合は、複数のリモートコントロ
ーラが浴室内に設置されることとなり、使い勝手及び見
栄えの点で好ましくない。しかも、例えば給湯機とFT
Bは共に類似の風呂保温機能を有し、また、FTBと気
泡発生機は共に類似の気泡発生機能を有する、というよ
うに機器間で機能が重複している場合があり、ユーザと
しては何れの機器の機能を選択すべきか悩む場合もあ
る。こうした問題を解決することを目的としたのが上述
した浴室統合制御システムである。
【0004】この浴室統合制御システムで用いられる単
一のリモートコントローラ(以下、「システムコントロ
ーラ」という)は、制御対象となる複数の機器と接続さ
れることになるが、電源供給をいずれの機器から受ける
べきかという点が、このシステムを実現するに当たって
一つの問題となる。
【0005】即ち、従来の個別機器のリモートコントロ
ーラは、それぞれの機器から個別に電源供給を受けてい
る(尚、電池やACアダプタ等のリモートコントローラ
専用の電源を設ける方式は、寿命や施工性の点で劣るた
め、あまり採用されていない)。しかし、この従来の方
式をそのままシステムコントローラに適用して、全ての
機器からの給電ラインを単純に合流させてシステムコン
トローラに導くことは、後に述べる理由から問題が多
い。一方、設備された複数の機器の中から代表的な一機
器を選択して、その代表機器から電源供給する方式も考
え得るが、これも後に述べるように問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、浴室統合
制御システムでは、システムコントローラに対しどの機
器から電源供給をするべきかという点が問題である。
【0007】例えば、全ての機器の給電ラインを単純に
合流させてシステムコントローラに導いた場合、全ての
機器の給電電圧を完全に一致させることは実際上難しい
ため、給電電圧の最も高い機器がシステムコントローラ
だけでなく他の機器にまで電源供給する結果となり、そ
の機器の電源回路が過負荷となってしまう。
【0008】また、給湯機は、炎を電気的に検出するフ
レームセンサを備えるが、フレームセンサの検出原理の
関係から電源回路の二次側に接地ラインを設ける必要が
ある。ここで、万が一、この給湯機のリモートコントロ
ーラ及び追炊用循環ポンプ等の絶縁が破損した場合、こ
れらの間に浴室内の水を通じて電気導通路ができ、更に
この導通路から接地ラインを通じて電源の一次側(商用
電源)に至る漏電ループができる可能性があるが、従来
のように給湯機を単独で用いている場合は、給湯機内に
は小電力の負荷しか存在しないため、この漏電ループを
流れる電流は極めて微量であって実質的な問題は生じな
い。しかし、この給湯機の給電ラインをFTBや気泡発
生機の給電ラインと単純に合流させてシステムコントロ
ーラに接続した場合には、FTBや気泡発生機には電熱
器や気泡噴出ポンプなどの大電力の負荷が存在するた
め、上記のような絶縁の破損が発生した場合、FTBや
気泡発生機の大電力負荷から接地ラインを通じて電源一
次側に至る漏電ループができる可能性があり、この場合
は漏電電流を無視することができなくなる。
【0009】このように、浴室統合制御システムでは、
システム内に接地ラインを有する機器と大電力負荷を有
する機器とが含まれている場合、それらの機器の給電ラ
インを単純に合流させてシステムコントローラに導くや
り方には問題がある。
【0010】一方、複数機器内の1台を代表機器として
選んでそこからシステムコントローラに給電するやり方
では、その代表機器が電源オフや故障となった時に、シ
ステムコントローラが作動しないという問題がある。
【0011】従って、本発明の第1の目的は、複数の機
器を1台のシステムコントローラにより統合的に制御す
る制御システムにおいて、複数の機器からシステムコン
トローラに電源を供給するにあたって、どのような種類
の機器の組合わせによりシステムが構成されていても、
また、それらの機器中のいずれの機器が電源オフや故障
となっても、常にシステムコントローラに正常に給電で
きると共に、各機器の電源容量をできるだけ増大させな
いようにすることにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、特に浴槽関
連の複数機器の1台のシステムコントローラで統合的に
制御するようなシステムにおいて、そこに給湯機のよう
な電源2次側に接地ラインを有する機器が含まれていて
も、万が一システムコントローラ及び機器内の何等かの
負荷が破損して浴室内の水に触れることがあっても、浴
室から接地ラインを通じて電源1次側に至る漏電ループ
ができる可能性を完全に無くすことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
単一の操作盤により複数の機器を制御するシステムにお
いて、複数の機器の各々が、操作盤の電源回路に給電す
る機能をもつ電源回路を有し、各機器の電源回路と操作
盤の電源回路とを結ぶ給電ラインには、各機器の負荷の
全部又は一部に他機器からの出力電力が流入することを
阻止するための逆流阻止手段が設けられていることを特
徴とする。
【0014】本発明の第2の側面は、単一の操作盤によ
り複数の機器を制御するシステムにおいて、複数の機器
には、接地ラインを持つ第1種の機器と、接地ラインを
持たない第2種の機器とが含まれ、操作盤は、第1種の
機器から給電を受ける第1の部分と、第2種の機器から
給電を受ける第2の部分とを有し、第1の部分と第2の
部分とが互いに電気的に絶縁されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の第3の側面は、複数の機器を制御
可能な単一の操作盤において、複数の機器と通信する複
数の通信回路と、ユーザからの入力情報及び通信回路の
通信情報を処理する処理回路とを備え、通信回路の各々
は通信相手の機器から給電を受け、処理回路は複数の機
器のうちの少なくとも1台から給電を受けることを特徴
とする。
【0016】
【作用】本発明の第1の側面に従う制御システムでは、
複数の機器の各々から操作盤つまりシステムコントロー
ラに給電できるため、それらの機器の給電ラインを合流
させてシステムコントローラに接続しておけば、それら
のうち1台の機器さえ電源オン状態であれば、他の機器
は電源オフや故障であっても、システムコントローラは
作動することができる。また、システムに含まれている
機器の種類にも左右されずに、システムコントローラは
作動することができる。
【0017】更に、複数の機器からの給電ラインを合流
させてシステムコントローラに接続した場合、それら機
器の給電電圧が不均等であっても、逆流阻止手段によっ
て電圧の高い方の機器から電圧の低い方の機器の負荷へ
電力が流入することが阻止されるため、各機器の電源回
路は、自機器の負荷とシステムコントローラとに給電で
きる電力容量さえ備えていれば充分であり、他機器にま
で給電できる大きい容量を備える必要がない。
【0018】ここで、逆流阻止手段は望ましくは、給電
ラインの各機器側の位置に設けられる。こうすると、各
機器とシステムコントローラとの接続配線の仕方に自由
度が広がるというメリットが得られる。
【0019】本発明の第2の側面に従う制御システムで
は、システムコントローラの構成要素のうち、接地ライ
ンを持つ第1種の機器から給電を受ける第1の部分と、
接地ラインを持たない第2種の機器から給電を受ける第
2の部分との間が電気的に絶縁されている。そのため、
第2種の機器やシステムコントローラが破損した場合で
も、第2種の機器内の負荷から第1種機器の接地ライン
を通じて電源1次側に至る漏電ループが形成されること
はない。従って、第2種の機器内に大消費電力の負荷が
存在しても、第1種の機器内に大消費電力の負荷が存在
しなければ、破損に起因する漏電が問題となる心配がな
い。このことは特に、給湯機、FTB及び気泡発生機等
を含んだ浴室統合制御システムにおいて、大消費電力の
負荷を有するFTBや気泡発生機の破損時の漏電対策と
して有効である。
【0020】ここで、望ましくは、システムコントロー
ラの主要機能を司どる回路、例えば信号処理回路や操作
部や表示部などは第2の部分に含ませる。これにより、
システムコントローラ内の大部分の回路は接地ラインか
ら絶縁されるため、上記のような漏電ループができる可
能性が一層少なくなり、安全性が一層向上する。
【0021】本発明の第3の側面に従うシステムコント
ローラによれば、処理回路は少なくとも1台の機器から
給電を受け、複数の機器と通信する通信回路の各々は、
各々の通信相手の機器から給電を受けるようになってい
る。そのため、処理回路に給電する機器の少なくとも1
台さえ電源オン状態になっていれば、システムコントロ
ーラ7は作動可能であると共に、その他の機器が電源オ
フや故障又は未設置である場合は、その機器と通信する
通信回路も非作動となるため無駄な電力を消費すること
がないので、システムの状態に応じた最小の電力で作動
できるというメリットがある。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係る浴室統合制
御システムの主として電源系統の構成を示す回路図であ
る。
【0023】このシステムでは、給湯機1、FTB(フ
ルタイム風呂保温機)3及び気泡発生機5とが設備さ
れ、これら3台の機器1、3、5が浴室内に設置された
1台のシステムコントローラ7により統合的に制御され
るようになっている。
【0024】給湯機1は、商用電源からの交流100ボ
ルトを適当な電圧に変換するトランス11と、トランス
11の2次側に接続され安定化された直流定電圧VccK
(例えば、12ボルト)を発生する電源回路13を備え
る。この電源回路13の出力電力は、給湯機1内の図示
しない種々の負荷へ供給されると共に、接続線19を通
じてシステムコントローラ7にも供給される。この電源
回路13から出力される2次側給電ラインの一方は接地
されている。これは、給湯機1内のフレームセンサが、
その検出端子とアースとの間の電気的導通の有無からフ
レームの存在を検出するようになっているからである。
【0025】給湯機1は更に、システムコントローラ7
と制御信号を通信するための通信回路15を備え、その
制御信号は接続線19を通じて電源電圧に重畳されて通
信される。従って、接続線19は2線式である。因み
に、2線式を採用している理由は、給湯機1は浴室内の
システムコントローラ7だけでなく台所のリモートコン
トローラ等の複数のコントローラに接続する必要がある
ため、施工を容易にするため接続線19の線数ができる
だけ少ない方が望ましいからである。尚、重畳分離回路
17は、送信する制御信号を電源電圧に重畳し且つ受信
した制御信号を電源電圧から分離するためのものであ
る。
【0026】FTB3は、商用電源からの交流100ボ
ルトを適当な電圧に変換するトランス31と、トランス
31の2次側に接続され安定化された直流定電圧VccF
(例えば、12ボルト)を発生する電源回路33を備え
る。この電源回路33の出力電力は、FTB3内の図示
しない種々の負荷へ供給されると共に、接続線39を通
じてシステムコントローラ7にも供給される。給湯機の
場合と異なり、電源回路33から出力される給電ライン
はいずれも接地されてはおらず、アースから絶縁されて
いる。
【0027】FTB3は更に、システムコントローラ7
と制御信号を通信するための通信回路35を備え、その
制御信号は接続線39内の通信専用ラインを通じて通信
される。従って、接続線39は3線式である。尚、3線
式を採用している理由は、給湯機のように複数対象に配
線する必要がないため、信号の重畳分離回路等を必要と
しない3線式の方がそれを必要とする2線式より有利だ
からである。
【0028】気泡発生機5も、FTB3と同様に、トラ
ンス51、直流安定化電源回路53及び通信回路55を
備える。電源回路53の出力電圧VccB(例えば、12
ボルト)は気泡発生機5内の図示しない負荷に供給され
ると共に、接続線59を通じてシステムコントローラ7
に供給される。通信回路55は、接続線59内の通信専
用ラインを通じてシステムコントローラ7と通信する。
従って、接続線59は3線式である。
【0029】FTB3の接続線39と気泡発生機5の接
続線59とは、3線の各線毎に単純に合流されてシステ
ムコントローラ7に接続されている。ここで、FTB3
内及び気泡発生機5内の給電ラインには、上記合流され
た接続線39、59側からFTB3及び気泡発生機5内
の負荷に電力が流れ込まないように、逆流防止ダイオー
ド37、57が設けられている。
【0030】システムコントローラ7は、電気的に絶縁
された2つの部分71、73から構成されている。1つ
の部分73は、ユーザが入力を行うためのタッチパネル
やスイッチを備えた操作部733、システムの状態や入
力情報などをユーザに可視表示するための表示部73
5、FTB3及び気泡発生機5と制御信号を通信するた
めの通信回路737、操作部733からの入力情報や表
示部735への出力情報や通信回路737及び後述する
通信回路711の通信情報を処理するCPU731、及
びこれら各部731〜737へ電力を供給する安定化電
源回路739を含む。ここで、安定化電源回路739
は、FTB3及び気泡発生機5から、合流された接続線
39、59を通じて直流電力の供給を受けるようになっ
ている。従って、この部分73は、FTB3及び気泡発
生機5からの給電によって動作するものである。
【0031】システムコントローラ7内のもう1つの部
分71は、給湯機1と通信するための通信回路711
と、この通信回路711に給電するための安定化電源回
路713とを含む。安定化電源回路713は、接続線1
9を通じて給湯機1から給電を受ける。尚、接続線19
と安定化電源回路713との間に設けられた整流回路7
15は、接続線19の2線の電圧極性がいずれの方向で
あっても、電源回路713には常に一定の電圧極性で給
電されるようにするためのものである。また、重畳分離
回路717は、送信する制御信号を電源電圧に重畳し且
つ受信した制御信号を電源電圧から分離するためのもの
である。
【0032】前述のように部分71と部分73とは電気
的に絶縁されている。この絶縁の必要から、部分71内
の通信回路711と部分73内のCPU731との間
は、ホトカプラ75によって電気的には絶縁されつつ通
信可能に結合されている。
【0033】図2は、システムコントローラ7内の構成
をより詳細に示したものである。
【0034】部分73内には、前述したように、安定化
電源回路739、通信回路737、CPU731、操作
部733及び表示部735等がある。安定化電源回路7
39は、前述のようにFTBや気泡発生機から3線接続
線を通じて12ボルトの直流電圧の供給を受けて、24
ボルト、12ボルト及び5ボルトの直流電圧を生成す
る。これらの直流電圧は、通信回路737、CPU73
1、操作部733、表示部735、並びにCPU731
に付属するRAM741、ROM743及び赤外線受光
素子745等に供給される。
【0035】尚、操作部733は、タッチパネルや各種
スイッチや、表示用LED等を含んでいる。また、表示
部735は、液晶表示ユニットやその背後のバックライ
トユニット等から構成されている。
【0036】一方、部分71内には、前述したように、
整流回路715、重畳分離回路717、安定化電源回路
713、通信回路711等がある。安定化電源回路71
3は、前述のように給湯機から2線接続線を通じて12
ボルトの直流電圧の供給を受けて、5ボルトの直流電圧
を生成する。この電圧は、通信回路711や、この通信
回路専用の発振回路719に供給される。
【0037】ホトカプラ75は、通信回路711からC
PU731へ制御信号を送るためのホトカプラ751
と、これとは逆方向に制御信号を送るためのホトカプラ
753とから構成されている。そして、部分71と部分
73との電気的絶縁の必要から、通信回路711に接続
されているホトカプラ751の発光ダイオードとホトカ
プラ753の受光トランジスタとは、部分71内の電源
回路713から給電を受け、他方、CPU731に接続
されているホトカプラ751の受光トランジスタとホト
カプラ753の発光ダイオードとは、部分73内の電源
回路739より給電を受けるようになっている。
【0038】以上のように、システムコントローラ7の
構成要素のうち、給湯機との通信に係わる部分71だけ
が給湯機1から給電を受け、その他の部分つまりシステ
ムコントローラ7の主要機能を司どる部分73はFTB
3及び気泡発生機5から給電を受ける。そして、部分7
1と部分73とは電気的に絶縁されているため、給湯機
1からの給電ラインとFTB3及び気泡発生機5からの
給電ラインとは電気的に絶縁されていることになる。
【0039】このような構成の下では、FTB3又は気
泡発生機5のうちの少なくとも1台が運転オン状態にな
っていれば、他の機器は運転オフ状態又は故障状態にな
っていても或いは設備されていなくても、システムコン
トローラ7は作動できる状態にある。そのため、ユーザ
にとっては、FTB3又は気泡発生機5のうちの1台さ
え電源オンとすれば他の機器はオフ状態のままでもシス
テムを利用する事ができ、また、システム構成について
も、FTB3又は気泡発生機5の1台さえ設備すれば他
の機器はオプションとして設備するか否かは自由に選べ
る、というメリットがある。
【0040】また、システムコントローラ7内の給湯機
1に対する通信回路711は、給湯機1からの給電で作
動するようになっているため、給湯機1が運転オフ状態
や未設置の場合には、通信回路711も非作動となり、
無駄な電力を消費しないというメリットもある。
【0041】また、システムコントローラ7内の部分7
1と部分73とが絶縁されているため、次のようなメリ
ットも得られる。即ち、万が一、FTB3又は気泡発生
機5内の大電力の負荷(例えば、FTB3内の気泡噴出
ポンプ)が破損し、且つシステムコントローラ7も破損
した場合、それらと浴室内の水とが接触して大電力負荷
から浴室内の水を通ってシステムコントローラ7に至る
導電路ができたとしても、この導電路は給湯機1からは
電気的に絶縁されているため、この導電路から給湯機1
のアースラインを通じて電源の1次側(商用電源)に至
るような漏電ループは形成されず、大電力負荷からの漏
電が生じる虞れがなく全く安全である。
【0042】尚、万が一、給湯機1内の小電力の負荷
(例えば、追炊用の循環ポンプ)とシステムコントロー
ラ7とが共に破損して浴室内の水と接触し、給湯機1内
の小電力負荷から浴室内水を通じてシステムコントロー
ラ7に至る導電路ができた場合は、この導電路から給湯
機1のアースラインを通じて電源1次側に至る漏電ルー
プができるが、この場合は漏電電流は微小なため実質的
な問題はない。また、このような事態の発生をも極力防
止するためには、システムコントローラ7の部分71に
相当する回路基板は、システムコントローラ7のできる
だけ内奥の位置であって、仮にコントローラ7のケース
が破損しても浴室水との接触可能性の最も少ない位置に
配置することが望ましい。
【0043】更に、部分71と73とが絶縁されている
ことにより、副次的メリットとして、互いに絶縁された
機器間では雷サージ等のノイズが一方の機器から他方の
機器へと回り込むことがないので、この回り込みノイズ
のシステムに対する影響を抑えることもできる。
【0044】また更に、FTB3及び気泡発生機5の給
電ラインにそれぞれ逆流防止ダイオード37、57を設
けているため、FTB3と気泡発生機5の出力電圧が完
全に一致しない場合でも、出力電圧の高い方の機器は自
機の負荷とシステムコントローラ7とに給電するだけで
済み、出力電圧の小さい方の機器の負荷にまで給電する
必要がなくなる。これを図3を参照して説明する。
【0045】図3において、仮にFTB3、気泡発生機
5及びシステムコントローラ7の負荷RF、RB、Rの消
費電力がそれぞれ最大12ワットとした時、図3Aに示
すようにFTB3の出力電圧VccFと気泡発生機5の出
力電圧VccBとが完全に等しいならば、FTB3と気泡
発生機5とは均等に最大18ワットづつの消費電力を受
け持てばよいことになる。
【0046】ところが、図3Bに示すように、逆流防止
ダイオードがない場合において例えばFTB3の出力電
圧VccFの方が気泡発生機5の出力電圧VccBより大きい
と、FTB3が1台で全ての負荷の消費電力最大36ワ
ットを受け持ち、気泡発生機5の受持電力は0ワットと
いうことなる。
【0047】これに対し、図3Cに示すように、逆流防
止ダイオードがあれば、FTB3の出力電圧VccFが気
泡発生機5の出力電圧VccBより大きくても、FTB3
は自機の負荷RFとシステムコントローラ7の負荷Rの
消費電力最大24ワットだけを受け持てばよいことにな
り、気泡発生機5は少なくとも自機の負荷RBの消費電
力最大12ワットを受け持つことになる。
【0048】このように、逆流防止ダイオードの存在に
よって、FTB3と気泡発生機5の電源回路33、35
はそれぞれ、自機の負荷とシステムコントローラ7の負
荷(部分73)への給電に必要な電力容量さえ有してい
れば十分であり、他の機器への給電まで可能な大電力容
量を持つ必要がなくなる。
【0049】また更に、逆流防止ダイオード37、57
がそれぞれの機器の内部に設けられているため、接続線
39、59の接続の仕方の自由度が大きくなるというメ
リットもある。これを図4を参照して説明する。
【0050】図4Aに示すように、逆流防止ダイオード
37、57がFTB3及び気泡発生機5の内部に設けら
れている場合は、同図左側の接続例のように、FTB3
と気泡発生機5の接続線39、59は単純に合流させて
システムコントローラ7の1つの接続端子77に接続し
てもよいし、右側の接続例のようにFTB3と気泡発生
機5とシステムコントローラ7とを接続線59、39に
より数珠つなぎにしてもよい。
【0051】一方、図4Bに示すように、逆流防止ダイ
オード37、57がシステムコントローラ7内に設けら
れている場合は、同図左側の接続例のように、FTB3
と気泡発生機5とを接続線39及び59によってシステ
ムコントローラ7の異なる接続端子77、79に接続し
なければならず、システムコントローラ7の接続端子が
複数必要となる。更に、同図右側の接続例のような数珠
つなぎは不可能となる。
【0052】図5は本実施例におけるFTB3と気泡発
生機5への電力の流入防止のための構成をより詳細に示
した図である。
【0053】図5に示すように、FTB3内には、図1
に図示した直流電源回路33や通信回路35の他に、商
用電源から直接給電を受ける1次側負荷21、直流電源
33から給電を受ける2次側負荷23、2次側負荷23
の制御や通信回路35の通信情報の処理を行う制御処理
回路25等が存在する。
【0054】また、通信回路35に付属して、受信用発
光ダイオード351及び送信用ドライバトランジスタ3
53が設けられている。受信用発光ダイオード351
は、3線式接続線39内の給電ライン391と信号ライ
ン393との間に設けられ、信号ライン393上の信号
に応答して発光することにより、通信回路35内の図示
しない受光素子に受信信号を渡すようになっている。ド
ライバトランジスタ353は、接続線39内の信号ライ
ン393と基準電位ライン395との間にコレクタ−エ
ミッタが接続され、通信回路35によりオンオフされる
ことにより信号ライン393を駆動して信号を送信する
ようになっている。
【0055】そして、2次側負荷23、制御処理回路2
5、通信回路35、受信用発光ダイオード351及び送
信用ドライバトランジスタ353は全て、直流電源回路
33から給電を受けるようになっている。そして、その
給電ライン中の図示の〜のいずれかの位置(つま
り、2次側負荷23より下流側)に、逆流防止ダイオー
ド37が設けられる。
【0056】気泡発生機5についても、図示してない
が、上述のFTB3と同様の構成である。
【0057】システムコントローラ7の部分73内に
は、既に説明したように、FTB3や気泡発生機5と通
信する通信回路737、通信信号や入出力信号を処理す
るCPU731、各種負荷(操作部733、表示部73
5等)及びこれらに給電する安定化電源回路739があ
る。電源回路739は、FTB3や気泡発生機5から給
電を受けるように接続線39内の給電ライン391に接
続されている。電源回路739の出力ライン745は通
信回路737やCPU731や各種負荷に接続されてい
る。
【0058】通信回路737に付属して、受信用発光ダ
イオード741及び送信用ドライバトランジスタ743
が設けられている。受信用発光ダイオード741は、電
源回路739の出力ライン745と接続線39内の信号
ライン393との間に設けられ、信号ライン393上の
信号に応答して発光することにより、通信回路737内
の図示しない受光素子に受信信号を渡すようになってい
る。ドライバトランジスタ743は、接続線39内の信
号ライン393と基準電位ライン395との間にコレク
タ−エミッタが接続され、通信回路737によりオンオ
フされることにより信号ライン393を駆動して信号を
送信するようになっている。
【0059】以上の構成において、仮に気泡発生機5の
給電電圧の方がFTB3の給電電圧より高かったとした
場合、逆流防止ダイオード37の作用によって、気泡発
生機5の出力電力が少なくともFTB3内の2次側負荷
23に供給されることはなくなる。この場合、逆流防止
ダイオード37が位置にあれば、気泡発生機5の出力
電力がFTB3で消費されることは全く無い。一方、位
置〜のいずれかにある場合には、その位置より下流
側の回路での電力消費は発生するが、その消費電力は2
次側負荷23の消費電力に比べれば、大幅に小さいの
で、実質的な問題はない。尚、接続線39内の給電ライ
ン391と信号ライン393との間は、発光ダイオード
351及び741によって結合されているため、給電ラ
イン391上の電力が通信ライン393に入り込むこと
はなく、通信ライン393を通じて気泡発生機5の電力
がFTB3に供給されるということはない。
【0060】図6は、本発明の別の実施例を示す。
【0061】この実施例では、FTB603と気泡発生
機605とが2線式の接続線611及び613によりシ
ステムコントローラ607に接続され、給湯機601が
3線式の接続線609によりシステムコントローラ60
7に接続されている。
【0062】前述の実施例と同様に、給湯機601が2
次側供給ラインに接地ライン(図示せず)を有するた
め、この接地ラインを通じてFTB603又は気泡発生
機605から電源1次側に至る漏電ループが形成される
可能性をなくすため、システムコントローラ607内
は、給湯機601から給電を受ける部分615と、FT
B603及び気泡発生機605から給電を受ける部分6
17とに分けられ、この2つの部分615、617は電
気的に絶縁されている。
【0063】FTB603は、2線式の接続線611を
採用しているために電源電力と通信信号とを重畳し且つ
分離するための重畳分離回路621を備える。そして、
逆流防止ダイオード631が、電源回路629からの給
電ライン633の重畳分離回路621直前の位置に設け
られている。気泡発生機605も同様の構成である。給
湯機601は、3線式の接続線を採用するため、重畳分
離回路は備えない。
【0064】これに合せて、システムコントローラ60
7の部分617は上記と同様の重畳分離回路635を備
え、一方、部分615は重畳分離回路を備えない。
【0065】他の構成については、前の実施例と実質的
に同様である。
【0066】この実施例においても、前の実施例と同様
のメリットが得られる。
【0067】以上、本発明の好適な実施例を説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で他の種々の態様で実
施することができる。例えば、上記実施例は給湯機、F
TB及び気泡発生機を備える浴室統合制御システムに関
するものであるが、これとは異なる機器構成の浴室統合
制御システムや、浴室とは関係ない種々の複数機器制御
システムにも本発明は適用することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明の第1の側面によれば、システム
内の機器の少なくとも1台が運転オンになっていれば、
他の機器の状態に係わらずシステムコントローラに給電
できると共に、各機器の電源回路の電力容量は自機の負
荷とシステムコントローラとに給電できる容量だけで足
り、それ以上の容量を必要としない。
【0069】本発明の第2の側面によれば、接地ライン
を持つ機器が大電力の負荷を備えていない限り、それ以
外の機器が大電力の負荷を備えていても、その大電力の
負荷の破損などが生じても、その破損した負荷から接地
ラインを通じて電源1次側に至る漏電ループができるこ
とはないので、漏電電流による問題が生じない。
【0070】本発明の第3の側面によれば、システム内
に運転オフ、故障又は未設置の機器があった場合、その
機器に対するシステムコントローラ内の通信回路は非作
動となるため、無駄な電力を消費しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浴室統合制御システム
の主として電源系統の構成を示す回路図。
【図2】同実施例のシステムコントローラの構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施例における逆流防止ダイオードの効果を
説明する回路図。
【図4】同実施例における配線の自由度の高さを説明す
る回路図。
【図5】同実施例におけるFTBと気泡発生機への電力
の流入防止のための構成を詳細に示した回路図。
【図6】本発明の別の実施例の構成を示す回路図。
【符号の説明】
1 給湯機 3 FTB 5 気泡発生機 7 システムコントローラ 13、33、53 機器側の電源回路 15、35、55 機器側の通信回路 19、39、59 接続線 37、57 逆流防止ダイオード 711、737 システムコントローラ側の通信回路 713、739 システムコントローラ側の電源回路 731 CPU
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−252563(JP,A) 特開 平5−157333(JP,A) 特開 平6−153272(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 9/02 - 9/03 F23N 5/26 F24D 19/10 H02J 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の操作盤により複数の機器を制御する
    システムにおいて、 前記複数の機器には、接地ラインを持つ第1種の機器
    と、接地ラインを持たない第2種の機器とが含まれ、 前記操作盤は、前記第1種の機器から給電を受ける第1
    の部分と、前記第2種の機器から給電を受ける第2の部
    分とを有し、前記第1の部分と前記第2の部分とが互い
    に電気的に絶縁されている、 ことを特徴とする複数機器の制御システム。
  2. 【請求項2】複数の機器を制御可能な単一の操作盤にお
    いて、 接地ラインを持つ第1種の機器から給電を受ける第1の
    部分と、アースから絶縁された第2種の機器から給電を
    受ける第2の部分とを備え、 前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに電気的に絶
    縁されている、 ことを特徴とする操作盤。
  3. 【請求項3】請求項記載の操作盤において、 前記第1の部分が、前記第1種の機器と通信するための
    第1の通信回路を含み、前記第2の部分が、前記第2種
    の機器と通信するための第2の通信回路と、ユーザが入
    力を行うための操作部と、ユーザに情報を提供する表示
    部と、前記操作部からの入力情報、前記第1及び第2の
    通信回路の通信情報並びに前記表示部への出力情報を処
    理する処理回路とを含む、 ことを特徴とする操作盤。
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