JP3535058B2 - シーリング剤類の収容容器 - Google Patents

シーリング剤類の収容容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシーリング剤や接着
剤(以下シーリング剤類と称す)のための収容容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】シーリング剤類は空気や湿気と接触する
ことにより乾燥し品質が低下することから、押出し機能
を有しない容器に収容する場合には、金属製の缶と蓋の
組み合わせが使用されていた。しかし、このように金属
製の容器は、缶自体の輸送に重量およびスペース面で不
必要にコストがかかり、保管の上でも相当なスペースを
必要とし、現場でも使用後に処理するまでの保管スペー
スを必要とし、コンパクト化するには缶潰し機など特別
な手段を必要とし、場合によっては内部の洗浄等も必要
になるので煩雑であるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記の
ような問題点を解消し、軽量でスペースとそのコストを
大幅に節減でき、しかも気密保持性がよいとともにへら
等による取出しにも耐えうる強度を有し、使用後には分
別廃棄をすることができる実用性の高いシーリング剤類
の収容容器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、バリアー性を有する複合フイルム帯からなる
気密層を紙層の内面に接着した紙管からなる胴部と、バ
リアー性を有する複合フイルムからなる気密層を表面に
有し外周に直角状に屈曲した側壁を有する底皿とを嵌合
接合してなり、前記胴部が円周上に底皿の嵌合域にまで
至らない範囲に長手方向に走る突条筋を有することを特
徴としている。
【0005】好適には、前記バリアー性を有する複合フ
イルム帯が接する紙層は、上下方向の端縁が相互に離間
して凹所が形成されており、バリアー性を有する複合フ
イルム帯は前記凹所の底をなす次層の表面に一縁部面が
接着され、その上に次ターンの反転屈曲縁部が接着され
て内面が段差のない平坦になっている。胴部と底皿側壁
が金属製の円環で巻き締められるとともに、底皿の側壁
の気密層と胴部内面の複合フイルム帯からなる気密層が
熱融着されている。底皿の円環が、側壁の頂部に内側に
向けて延び、底皿の皿部を支持するリング状の内つばを
有している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付図面に
基いて説明する。図1ないし図6は本発明によるシーリ
ング剤類の収容容器の第1実施例を示している。この実
施例は本発明を一液型のシーリング剤類の収容容器に適
用した例を示しており、1は胴部、2は底皿、3はオー
バーキャップ、4は吊手部体、Aはシーリング剤類であ
り、この例では密閉袋に収納されている。
【0007】図2ないし図4は胴部1の詳細を示してお
り、基本的には、ポリエチレンで代表されるガスバリア
性を有する帯状複合フイルムからなる気密層5を有し、
その外周に複数の帯状の板紙6a,6b,6cを重合接
着した紙層6有する円筒状の紙管から構成されており、
胴部1の全周には所定の間隔ごとに長手方向に走る突条
筋10が形成されている。詳述すると、紙層6は、図4
のように最外周の板紙6cの内側に中間板紙6bが接着
されている。これらはそれぞれ幅方向端縁が突き合わさ
れたいわゆる突合せ巻きとされている。この板紙6bの
内側に最内層の板紙6aが接着されている。 この板紙
6aは、前記ような突合せ巻きに要する幅寸法よりも狭
い帯幅からなっていて、マンドレルにスパイラル巻きさ
れることにより端縁と次ターンの端縁との間に次層6b
が表出する凹所60が形成されている。
【0008】次に、気密層5は、図4(b)のように、
ポリエチレンなどの合成樹脂膜500を表面にラミネー
トしたアルミ箔501の裏面にクラフトなど薄い紙50
2を接着した帯状複合フイルムからなっており、帯状複
合フイルムは図4(c)のように幅方向一縁部に反転折
り重ね部5aを有し(スパイラル巻きされる前に行われ
る)ている。この、反転折り重ね部5aの幅は前記凹所
60の幅と略合致している。前記帯状複合フイルムは図
4(c)ように合成樹脂膜500が紙管内面に面するよ
うに巻回され、幅方向他縁部5bが前記凹部60に入っ
て中間板紙6bと紙502とが接着され、その幅方向他
縁部5bに前記反転折り重ね部5aが重ねられており、
この状態で該部分が加熱されることにより合成樹脂膜5
00,500が融着され、紙管内周面に対して段差のな
い気密継目が形成されている。
【0009】前記突条筋10は、紙管を所定の胴寸法に
カットした後、金型により筋押し加工して作られたもの
で、胴部1の円周上で等間隔に作られている。その数は
あまり多すぎると強度を損ない、少なすぎると折り畳み
が難しくなるので、胴部内径200〜300mmにおい
て、通常の場合、12〜16条形成することが好まし
い。突条筋10は胴内に突出しており、その高さと幅は
紙管を構成する紙厚によって異なるが、内容物の使用時
に撹拌されたときに撹拌手段がひっかかって作業をやり
にくくしないようにするため、通常、高さは0.5mm
以下、幅は3〜5mm程度とすることが好ましい。
【0010】突条筋10は胴部1の全長にわたって形成
されてもよいが、後述する円環の巻き締めによる密閉効
果を確実にするため、底皿2の取付け領域に相当する下
側部に平滑部1aが残存するように所定位置(たとえば
下端から10mm上の位置)で終わっている。前記気密
層5は撹拌手段が突条筋10に接触しても傷によりバリ
アー性が損なわれないように厚さが設定される。
【0011】底皿2は強度メンバーとしての板紙層8の
上にポリエチレンで代表されるガスバリア性を有する複
合フイルムからなる気密層9を接着しており、前記胴部
1の内径に即応する底面板部2aの端から下方に屈曲さ
れた側壁2bを有するように絞り加工されることで作ら
れており、さらに、図5のように胴部1と一体化される
前に金属薄板からなる底部円環7を嵌着している。気密
層9はポリエチレンなどの合成樹脂膜900を薄い紙9
02にラミネートしたものでもよいが、この実施例で
は、前記胴部1の気密層5と同じように、ポリエチレン
などの合成樹脂膜900を表面にラミネートしたアルミ
箔901の裏面にクラフトなど薄い紙902を接着して
おり、紙902をもって板紙層8に接着されている。
【0012】底部円環7は、図5のように環状壁70の
下端から半径方向外方に巻き締め用の凹わん曲部71を
形成し、かつ環状壁70の上端から半径方向内方に所要
長さ伸びる内つば部72を有しており、環状壁70の外
径は底皿2の側壁2bの内径と一致している。底部円環
7は単体の状態で図5のように底皿2に嵌合されてお
り、それにより環状壁70に底皿2の側壁2bが外嵌
し、底面板部2aの周縁部に内つば部72が密接してい
る。
【0013】前記底皿2は図1と図6のよう底面円板部
2aを上にして胴部1の底部内に嵌められ、胴部1の下
端部分は底部円環7の凹わん曲部71に嵌められ、この
状態で紙管壁と底皿側壁部を挟み込むように巻き締めら
れている。そして、この巻き締め部分が高周波誘導加熱
などの加熱手段により加熱されることで胴部内面の合成
樹脂膜500と底皿側壁部の合成樹脂膜900が融着さ
れ、これによりの完全な密閉性を確保している。なお図
1のように胴部1の上縁にも補強のための天部円環11
が巻き締められている。この円環11は逆U字状断面を
なし、胴部1の上縁板厚を挟み込むように巻き締められ
ている。
【0014】オーバーキャップ3はポリプロピレンなど
の合成樹脂成形体あるいはブリキ板などの金属加工品か
らなっており、シーリング剤類Aの収容後に胴部1の開
口部に嵌着される。オーバーキャップ3は前記天部円環
11に密着して嵌合する下向き周溝30を外周に有し、
この下向き周溝30に隣接して上向き溝31が形成さ
れ、この上向き溝31の内周側立上り壁によって突台部
32が形成されている。前記上向き溝31はこのましく
は底部円環10とほぼ等しい円周と幅およひ高さを有
し、それにより容器を重ねたときに上部容器の底部円環
が上向き溝31に嵌まり込み、横ずれを防止するように
される。
【0015】吊手部体4は密閉性を損なわないように胴
部1に取り付けられている。吊手部体4はプラスチック
で構成された帯バンドからなっており、180度対称位
置に吊手取付け用の突起40,40を有していてそれら
にプラスチック製の吊手4aの両端が引っ掛けられてい
る。前記吊手部体4は胴部1の天部円環11の下部外周
に装着され、容器および内容物の重量によって抜けるこ
とがないように端部のゆるみ防止部41によって締め込
まれている。
【0016】図7は本発明の第2実施例を示している。
この例は2液タイプのシーリング剤類Aのための容器を
示しており、1は胴部、2は底皿、3はオーバーキャッ
プ、4は吊手、7は底部円環、11は天部円環、A1は
第1液、A2は第2液でプラスチックなどからなる密封
袋に充填されている。第1液A1は直接収容室に充填さ
れているが、場合によっては第1実施例と同じように袋
に充填されていてもよい。この実施例における胴部1,
底皿2の各構造は前記第1実施例と同じであるから、詳
細は第1実施例を援用することとし、説明は省略する。
【0017】この第2実施例においては、オーバーキャ
ップ3の天部円環11に嵌合する下向き周溝30の内側
壁以降が凹部34となっており、この凹部34に第2液
A2が装填されている。この例では、吊手部体4は拡縮
性を有して胴部1に強嵌されるリング状バンドからなっ
ているが、第1実施例で用いたような巻き締めタイプの
ものであってもよい。一方、第1実施例も吊手部体4と
して第2実施例のようなリング状バンドであってもよ
い。なお各実施例において、胴部1の外表面は必要に応
じてアルミ箔を基材として印刷された化粧紙や無地の化
粧紙を巻き付けてもよい。
【0018】
【実施例の作用】本発明によるシーリング剤類の収容容
器の使用法と作用を説明する。本発明においては、胴部
1、底皿2、吊手部体4およびオーバキャップ3が別々
の部品として、シーリング剤類の充填機を備えた需要者
に出荷される。胴部1は紙と複合フイルムからなってい
るため、軽量であり、しかも円周上に突条筋10を有し
ているため、図3のように折り畳むことができ、したが
って、この折り畳み状態で輸送され、保管されるので、
それらに要するスペースを小さいものにすることができ
る。
【0019】出荷先では、折り畳まれている胴部1を原
形に戻し、天となる部分に天部円環11をはめこんで巻
き締めする。この巻き締めは挟み込み締付けの単純巻き
でよいため簡単である。一方、底皿2に図5のように底
部円環10をはめこんで一体化させる。この常態のもの
を胴部1の底部に挿入し、胴部壁と底皿側壁部を底部円
環10で挟み込むように巻き締める。これも単純巻きで
よいため簡単である。そして高周波誘導加熱装置などに
より底部円環7の巻き締め部分を加熱し、胴部壁内面と
底皿側壁部外面の合成樹脂膜を融着させる。これにより
底部の密閉性が完全な容器本体が完成する。ついで、天
部円環11の下の胴部部位に吊手部体4を取り付ける。
そして、収容空間にシーリング剤類Aまたは第1液A1
を充填した後、天部円環11にオーバーキャップ3を嵌
着することにより製品が完成する。
【0020】本発明容器の胴部1はポリエチレンなどの
合成樹脂膜500を表面にラミネートしたアルミ箔50
1からなる気密層5を有しているため、気体および湿気
に対する完全な密閉性を具備している。また、底皿2も
ポリエチレンなどの合成樹脂膜900を薄い紙902に
ラミネートしたものか、あるいは前記胴部の気密層と同
じようにポリエチレンなどの合成樹脂膜900を表面に
ラミネートしたアルミ箔901からなる気密層9を有し
ているので気体および湿気に対する完全な密閉性があ
り、しかも、底皿2と胴部1の前記気密層5,9相互に
融着されるとともに底部円環7で巻き締められているた
め、胴部1と底皿との境界部分も気体および湿気に対す
る完全な密閉性がある。したがって、シーリング剤類A
は変質が生じず、良好な品質を保つことができる。ま
た、本発明の胴部1は突条筋10を有しているものの底
部域には形成されていないため、底皿2と胴部1の気密
層5,9は全周にわたって緊密に融着されることにな
り、よって高度な密閉性が得られる。
【0021】製品を使用するにあたっては、オーバキャ
ップ3を取外し、第1実施例では内部包装を開放し、シ
ーリング剤類Aをへら等で掻きとって取り出せばよく、
第2実施例では第2液A2を第1液A1と混合し、撹拌
機などにより撹拌して反応させ、それを取出し使用すれ
ばよい。この場合、胴部内面の気密層5は、外層の紙層
6cが各巻きターンごとに凹所60を有していて、この
凹所60に帯状複合フイルムの幅方向他縁部5bが押し
込まれ、反転折り重ね部5aが重ねられた状態で該部分
が加熱されることにより合成樹脂膜500,500が融
着され、紙管内周面に対して段差のない気密継目が形成
されている。したがって、へらや羽根などにより胴部1
の内壁に沿ってかき回されることによりへらや羽根が胴
部内壁と接触しても、気密層5がそれらとひっかかって
剥離される危険はない。胴部1の内壁の突条筋10は
0.3mm以下程度の低い突出量であるため、へらや羽
根が接触してもそれにより気密層5が損傷されることは
ない。
【0022】また、本発明においては、単に底皿2と胴
部1が嵌合し気密層5,9同士が熱融着によってシール
されているだけでなく、底部円環7は、立上り環状壁7
0の上端から半径方向内方に所要長さ伸びる内つば部7
2を有していて、これが底皿2の底部としての底面板部
2aを支持している。そのため、内容物の重量や撹拌の
際の押圧によって底皿2が下方に曲げられず、この曲げ
に起因する底皿側壁と胴部側壁の気密層5,9との剥が
れが防止され、バリアー性を確実なものとすることがで
きる。
【0023】そして使用済みとなったときには、空き容
器を踏み潰しなどにより圧迫すれば、天部円環11と底
部円環7とが胴部1および底皿2から分離され、可燃ゴ
ミとしての胴部1と底皿2と、不燃ゴミとしての円環1
0,11とに簡単に分離することができ、また胴部1は
突条筋10によって折り畳むことができるため、嵩を小
さなものにすることができ、したがって、廃棄処理も容
易であるという利点がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明によるときには、バ
リアー性を有する複合フイルム帯からなる気密層5を紙
層6の内面に接着した紙管からなる胴部1と、バリアー
性を有する複合フイルムからなる気密層9を表面に有し
外周に直角状に屈曲した側壁2bを有する底皿2とを嵌
合接合してなり、前記胴部1が円周上に底皿2の嵌合域
にまで至らない範囲に長手方向に走る突条筋10を有し
ているので、気体や液体に対する良好な密閉性を有しな
がら軽量性に富み、しかも胴部1が円周上に複数の突条
筋を有しているので、この突条筋によって折り畳むこと
ができ、組み立てるまで折り畳んだ常態で輸送、保管す
ることがて可能となるためスペースコストを大幅に節約
することができ、また使用済みとなったときにも胴部1
が円周上に複数の突条筋を有しているので、嵩を小さく
して廃棄することができるなどのすぐれた効果が得られ
る。
【0025】請求項2によれば、前記バリアー性を有す
る複合フイルム帯が接する紙層6は、上下方向の端縁が
相互に離間して凹所60が形成されており、バリアー性
を有する複合フイルム帯は前記凹所60の底をなす次層
の表面に一縁部5bが接着され、その上に次ターンの反
転屈曲縁部5aが接着されて内面が段差のない平坦にな
っているので、使用時にへらや羽根で容器内が掻き回さ
れたときに、複合フイルム帯からなる気密層の継ぎ目が
損傷を受けにくくなり、密封性を確実に維持することが
できるというすぐれた効果が得られる。
【0026】請求項3によれば、胴部壁と底皿側壁が金
属製の円環7で巻き締められるとともに、底皿の側壁2
bと胴部内面の複合フイルム帯からなる気密層5,9が
熱融着されているので、請求項2の作用とあいまって高
度な密封性を確保することができ、廃棄時には押し潰し
等により円環を分離できるので、ゴミとしての分別回収
が容易であるというすぐれた効果が得られる。請求項4
によれば、さらに底皿の円環7が、側壁2bの頂部に内
側に向けて延び、底皿の皿部を支持するリング状の内つ
ば72を有しているので、収容したシーリング剤や接着
剤の重量あるいは取出しや撹拌のための手段によって底
皿2が圧迫されても、底皿2を安定した状態に維持する
ことができるとともに、圧迫に起因する曲げによる胴部
壁と底皿側壁2bの気密層5,9の剥がれが生じず、確
実な気密保持を図ることができるというすぐれた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシーリング剤類の収容容器の第1
実施例を示す部分切欠側面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う部分的断面図である。
【図3】本発明における胴部の単体状態での部分的斜視
図である。
【図4】(a)は図1における胴部の部分的拡大図、
(b)は気密層の構成を示す拡大断面図、(c)は8
a)の部分拡大図である。
【図5】本発明における底皿の単体状態での縦断側面図
である。
【図6】図1における底部域の拡大断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す部分切欠側面図であ
る。
【符号の説明】
1 胴部 2 底皿 2b 側壁部 5,9 気密層 5a反転屈曲縁部 5b 縁部 6b,6c 紙層 7 底部円環 10 突条筋 60 凹所 72 リング状の内つば
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/24 - 81/30 B65D 85/00 B65D 5/00 - 5/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バリアー性を有する複合フイルム帯からな
    る気密層5を紙層6の内面に接着した紙管からなる胴部
    1と、バリアー性を有する複合フイルムからなる気密層
    9を表面に有し外周に直角状に屈曲した側壁2bを有す
    る底皿2とを嵌合接合してなり、前記胴部1が円周上に
    底皿2の嵌合域にまで至らない範囲に長手方向に走る突
    条筋10を有することを特徴とするシーリング剤類の収
    容容器。
  2. 【請求項2】前記バリアー性を有する複合フイルム帯が
    接する紙層6cは、上下方向の端縁が相互に離間して凹
    所60が形成されており、バリアー性を有する複合フイ
    ルム帯は前記凹所60の底をなす次層6bの表面に一縁
    部面5bが接着され、その上に次ターンの反転屈曲縁部
    5aが接着されて内面が段差のない平坦になっている請
    求項1に記載のシーリング剤類の収容容器。
  3. 【請求項3】胴部1と底皿側壁2bが金属製の円環7で
    巻き締められるとともに、底皿の側壁2bの気密層9と
    胴部内面の複合フイルム帯からなる気密層5が熱融着さ
    れている請求項1または2に記載のシーリング剤類の収
    容容器。
  4. 【請求項4】底皿の円環7が、側壁2bの頂部に内側に
    向けて延び、底皿2の皿部2aを支持するリング状の内
    つば72を有している請求項1ないし3のいずれかに記
    載のシーリング剤類の収容容器。
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