JP3532690B2 - パケット転送装置およびパケット転送方法 - Google Patents

パケット転送装置およびパケット転送方法

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JP3532690B2
JP3532690B2 JP05796496A JP5796496A JP3532690B2 JP 3532690 B2 JP3532690 B2 JP 3532690B2 JP 05796496 A JP05796496 A JP 05796496A JP 5796496 A JP5796496 A JP 5796496A JP 3532690 B2 JP3532690 B2 JP 3532690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのアドレス管
理単位である複数のネットワークを介して接続された複
数の端末間でパケット転送を行うパケット転送方法およ
びパケット転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1つまたは複数の物理媒体(ケー
ブル等)をリピータ、ブリッジなどで接続した1つのネ
ットワークセグメント内パケット転送方式としては、L
ANマネージャ、Windows NTがサポートして
いるNetBEUI(NetExtended Use
r Interface)等がある。
【0003】これによると、ネットワーク情報(例え
ば、各端末のアドレス、パケット転送制御情報等)は基
本的には、イーサネット、トークンリングなどの1つの
データリンク単位であるセグメント内で管理され、それ
ぞれの端末において、または、サーバにて集中管理され
ていた。
【0004】この場合、これらのネットワークプロトコ
ルに対応した各端末は、簡単な設定のみでそのセグメン
ト内の端末とは通信できるが、ルーター、ゲートウェイ
などで接続された他のセグメントの端末とは通信できな
い。
【0005】各セグメントをルーター、ゲートウェイな
ど複数セグメント環境でも通信できるのが、各セグメン
トの上位プロトコルであるOSI(開放型システム間相
互接続)の4層、3層に対応するTCP/IPプロトコ
ルで、これにより、すべてのネットワークセグメントの
端末が相互に通信可能である。
【0006】この場合、情報転送のための上位層アドレ
スと下位層アドレスの管理は、これら複数のセグメント
単位でサーバを設置して行なわれるが、このサーバで
は、上位プロトコルにて相互接続された各セグメントに
接続された端末のアドレスを一意に管理するものではな
く、あらかじめサーバ間でアドレス空間を分離し、その
中のアドレスを使用することで一意性を保っているもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、各セグメ
ント間では、アドレス管理をオフラインの分散処理で行
なっているため、例えば、あるセグメントの端末Aから
他のセグメントの端末BにIPパケット(上位層のアド
レスであるIPアドレスと、下位層のアドレスである例
えばMACアドレスが付与されている)を転送する場
合、サーバにおいて、IPアドレスをキーとして該当の
セグメントにルーティングするが、このとき、下位層ア
ドレスの不一致や、2重付与などにより、パケットデー
タが端末Bに転送できないという場合もあり得る。
【0008】すなわち、各ネットワークセグメントで
は、そのセグメント内の端末のセグメント内アドレス、
IPアドレス等の上位層のアドレス、1:1通信、1:
N通信等の端末間の通信方式等の通信制御情報等を含む
ネットワーク管理情報を各セグメント毎に独立に管理し
ていたため、複数のセグメントにまたがったセグメント
間通信が容易に行えなかった。
【0009】また、ある1つのセグメントをなすネット
ワーク(サブネットワーク)から端末を切り離して、別
のサブネットワークに接続するためには、その都度あら
ためてIPアドレスを設定する必要があり、ユーザの利
便性に欠けていた。
【0010】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、複数のネットワークセグメントで構
成されるネットワークにおいて、各セグメントのサーバ
間でそのセグメントのネットワーク管理情報を相互交換
することにより、全てのサーバが他のセグメントのネッ
トワーク管理情報を共有することとなり、各サーバは、
他のセグメントの端末をあたかも自分のセグメントの端
末とみなして管理することができ、ネットワークの構
成、アドレス、端末の管理、データ転送の指示等が容易
に行え、しかも、複数のセグメントにて構成される広域
ネットワーク環境においても、ユーザーによる上記各種
ネットワーク管理情報の設定、管理の必要がなく、端末
をネットワークに接続する場合のユーザーの負担を軽減
と、上位レイヤのアドレスを指定するだけでセグメント
間接続された全ての端末に対するパケット転送が容易に
転送できるパケット転送方法およびパケット転送システ
ムを提供することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット転送方
法は、複数のネットワークを介して接続された複数の端
末間でパケット転送を行うパケット転送方法において、
各ネットワーク毎に、少なくとも、そのネットワークに
接続されている各端末のネットワーク内通信に必要なネ
ットワーク内アドレスとネットワーク間通信に必要な上
位レイヤアドレスの関係をテーブルとして記憶し、他の
ネットワークから転送された、そのネットワークに接続
された各端末の少なくともネットワーク内アドレスを含
むネットワーク管理情報を収集して、この収集されたネ
ットワーク管理情報をもとに、前記テーブルの少なくと
もネットワーク内アドレスを更新し、このテーブルを参
照して前記複数のネットワークを介して端末間のパケッ
ト転送を行うことにより、複数のネットワークを介して
端末間でパケット転送する際、ネットワーク間通信をネ
ットワーク内通信と同等に扱える。
【0012】具体的には、各ネットワーク毎に管理され
る前記テーブルに下位レイヤアドレスのフィールドは、
他のネットワークから転送されたネットワーク管理情報
を参照することにより、 ・ネットワークに新たに端末が接続されるときは、その
端末の下位レイヤアドレスを決定し、それが追加され
る。 ・重複する下位レイヤアドレスが検出されれば、変更さ
れる。 といった更新がなされる。
【0013】また、本発明のパケット転送システムは、
複数のネットワークを介して接続された複数の端末間で
パケット転送を行うパケット転送システムにおいて、前
記複数のネットワークのそれぞれには、そのネットワー
クに接続されている各端末の、少なくともネットワーク
内アドレスを含むネットワーク管理情報を管理する少な
くとも1つのサーバが設けられ、前記サーバのそれぞれ
は、少なくとも、そのネットワークに接続されている各
端末のネットワーク内通信に必要なネットワーク内アド
レスとネットワーク間通信に必要な上位レイヤアドレス
の関係をテーブルとして記憶する手段と、他のネットワ
ークのサーバから転送された、そのネットワークに接続
された各端末の少なくともネットワーク内アドレスを含
むネットワーク管理情報を収集する収集手段と、この収
集手段で収集されたネットワーク管理情報をもとに、前
記テーブルの少なくともネットワーク内アドレスを更新
する手段と、前記テーブルを参照して、前記複数のネッ
トワークを介して端末間のパケット転送を行うパケット
転送手段とを具備することにより、複数のネットワーク
を介して端末間でパケット転送する際、ネットワーク間
通信をネットワーク内通信と同等に扱える。
【0014】本発明のパケット転送方法は、複数のネッ
トワークを介して接続された複数の端末間でパケット転
送を行うパケット転送方法において、各ネットワーク毎
に、そのネットワークに接続されている各端末の少なく
ともネットワーク内アドレスを含むネットワーク管理情
報を収集し、この収集されたネットワーク管理情報をパ
ケット化して他のネットワークに転送し、前記収集され
たネットワーク管理情報と、他のネットワークから転送
されたパケットに含まれる前記ネットワーク管理情報を
もとに、前記複数のネットワークのそれぞれに接続され
た各端末のネットワーク内アドレスとネットワーク間通
信に必要な上位レイヤアドレスの関係をテーブルとして
記憶し、このテーブルを参照して、前記複数のネットワ
ークを介して端末間のパケット転送を行うことにより、
複数のネットワークを介して端末間でパケット転送する
際、ネットワーク間通信をネットワーク内通信と同等に
扱える。
【0015】また、本発明のパケット転送方法は、複数
のネットワークを介して接続された複数の端末間でパケ
ット転送を行うパケット転送方法において、前記複数の
ネットワークに接続されている各端末の少なくともネッ
トワーク内アドレスを含むネットワーク管理情報を収集
し、この収集されたネットワーク管理情報をもとに、前
記複数のネットワークのそれぞれに接続された各端末の
ネットワーク内アドレスとネットワーク間通信に必要な
上位レイヤアドレスの関係をテーブルとして記憶し、こ
のテーブルを参照して、前記複数のネットワークを介し
て端末間のパケット転送を行うことにより、複数のネッ
トワークを介して端末間でパケット転送する際、ネット
ワーク間通信をネットワーク内通信と同等に扱える。
【0016】また、本発明のパケット転送システムは、
複数のネットワークを介して接続された複数の端末間で
パケット転送を行うパケット転送システムにおいて、前
記複数のネットワークのそれぞれには、そのネットワー
クに接続されている各端末の、少なくともネットワーク
内アドレスを含むネットワーク管理情報を管理する1ま
たは複数のサーバが設けられ、前記サーバのそれぞれ
は、そのネットワークに接続されている各端末のネット
ワーク管理情報を収集する収集手段と、この収集手段で
収集されたネットワーク管理情報をパケット化して他の
ネットワークのサーバに転送する転送手段と、前記収集
手段で収集されたネットワーク管理情報と、前記転送手
段で他のネットワークのサーバからの転送されたパケッ
トに含まれる前記ネットワーク管理情報をもとに、前記
複数のネットワークのそれぞれに接続された端末のネッ
トワーク内アドレスとネットワーク間通信に必要な上位
レイヤアドレスの関係をテーブルとして記憶する手段
と、前記テーブルを参照して、前記複数のネットワーク
を介して端末間のパケット転送を行うパケット転送手段
と、を具備することにより、複数のネットワークを介し
て端末間でパケット転送する際、ネットワーク間通信を
ネットワーク内通信と同等に扱える。
【0017】また、本発明のパケット転送システムは、
複数のネットワークを介して接続された複数の端末間で
パケット転送を行うパケット転送システムにおいて、前
記複数のネットワークのそれぞれには、そのネットワー
クに接続されている各端末の、少なくともネットワーク
内アドレスを含むネットワーク管理情報を管理する1ま
たは複数のサーバが設けられ、前記サーバのそれぞれ
は、前記複数のネットワークに接続されている各端末の
ネットワーク管理情報を収集する収集手段と、この収集
手段で収集されたネットワーク管理情報をもとに、前記
複数のネットワークのそれぞれに接続され各た端末のネ
ットワーク内アドレスとネットワーク間通信に必要な上
位レイヤアドレスの関係をテーブルとして記憶する手段
と、前記テーブルを参照して、前記複数のネットワーク
を介して端末間のパケット転送を行うパケット転送手段
と、を具備することにより、複数のネットワークを介し
て端末間でパケット転送する際、ネットワーク間通信を
ネットワーク内通信と同等に扱える。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るパ
ケット転送システムの全体の構成例を示したものであ
る。
【0019】なお、以下の説明において用いられるセグ
メントとは、1つまたは複数の物理媒体(例えば、ケー
ブル等)をリピータ、ブリッジなどで接続されたOSI
(Open Systems Interconne
ction:開放型システム間相互接続)7レイヤプロ
トコルのうちのネットワークレイヤからみれば、1つの
ネットワークまたはサブネットである。すなわち、1つ
のネットワーク(サブネット)アドレスを与える単位、
更に詳しくは、1つの下位レイヤのアドレス管理単位と
も言える。
【0020】1つのセグメントに接続された端末間でパ
ケット転送を行う際には、パケットのヘッダに含まれる
下位レイヤアドレス(例えば、MAC(Media A
ccess Control)アドレス)が用いられ
る。また、複数のセグメントを介して端末間でパケット
を転送する際には、パケットのヘッダに含まれる上位レ
イヤアドレス(例えば、TCP/IPプロトコルにおけ
るIPアドレス)を用いて、ルータがパケットのルーテ
ィングを行い、該当のセグメントにパケットを転送する
ようになっている。
【0021】図1において、ネットワークXには、セグ
メント間交換サーバ1、複数の無線端末を通信可能に接
続する無線基地局(BS)2、ルータ3が接続されて、
1つのサブネットアドレス管理単位としてのセグメント
1が構成されている。
【0022】セグメント間交換サーバ(以下、簡単にサ
ーバと呼ぶこともある)1は、ネットワークXに収容さ
れる各端末のサブネットアドレスを管理するとともに、
他のセグメントに接続されたサーバと通信を行う機能を
具備している。
【0023】ネットワークYには、セグメント間交換サ
ーバ5、ルータの機能を具備したセグメント間交換サー
バ6が接続され、さらに、ルータ3を介してネットワー
クXと接続されている。他のサブネットアドレス管理単
位としてのセグメント2は、これらネットワークYに接
続されたルータ3、サーバ5、6、および、これらに接
続される複数の端末で構成されている。
【0024】なお、セグメント間交換サーバ5には、複
数の端末が接続されていてもよい。セグメント間交換サ
ーバ(以下、簡単にサーバと呼ぶこともある)5は、ネ
ットワークYに収容される各端末のサブネットアドレス
を管理するとともに、他のセグメントに接続されたサー
バと通信を行う機能を具備している。
【0025】サーバ6には、複数の無線端末を収容する
無線基地局7、複数の有線端末が接続されて、さらに他
の1つのサブネットアドレス管理単位としてのセグメン
ト3が構成されている。
【0026】ルータ3、ルーティング機能を有したサー
バ6により、セグメント1、2、3のそれぞれに接続さ
れた各端末間でパケットが転送される。 (第1の実施形態)図2は、第1の実施形態に係るセグ
メント間交換サーバ(以下、図1のサーバ1を例にとり
説明する。)の構成例を概略的に示したものである。
【0027】図2において、サーバ1は、ネットワーク
情報管理部10、ネットワーク情報処理部20、通信イ
ンタフェイス部30から構成される。通信インタフェイ
ス部30は、ネットワークの構成、アドレス等のネット
ワークを制御・管理する情報、すなわち、ネットワーク
管理情報をパケット化した制御パケットを受信した場
合、その制御パケットに含まれる情報をネットワーク情
報処理部20に渡し、所定のプロトコル処理を行ない、
ネットワーク管理情報をネットワーク情報管理部10に
格納する。
【0028】上位処理部や利用者、またはネットワーク
情報処理部20内部で他の端末に対し制御パケットを発
信する要求が発生した場合、必要な情報をネットワーク
情報管理部10から獲得し、通信インタフェイス部30
に制御パケットを送信する要求を出す。
【0029】送信要求を受けた通信インタフェイス部3
0は、該制御パケットをネットワークへ送出する。この
場合、宛先指定が必要ならば、ネットワーク情報処理部
20にて指示し、それに基づいて通信インタフェイス部
30は宛先情報を付与したパケットとして送信する。
【0030】他のセグメントのサーバとネットワーク管
理情報を交換する場合、定期的に、あるいは、上位処理
部や利用者、あるいは、ネットワーク情報処理部20内
部からの要求に応じて、必要な情報をネットワーク情報
管理部10から獲得し、セグメント間パケット転送プロ
トコルで転送するために、該転送プロトコルの転送指
示、1つまたは複数の他のセグメントのサーバに届ける
ための宛先情報を指示し、ネットワーク管理情報と共に
通信インタフェイス部30に渡す。
【0031】それを受けた通信インタフェイス部30
は、指示されたパケット転送プロトコルのパケットフレ
ームを構成し、ペイロードにネットワーク制御情報を格
納し、指示されたサーバの宛先へパケットを宛先数に応
じて1回または複数回送信する。
【0032】図3は、通信インタフェイス部30の詳細
な構成例を示したものである。図3において、通信イン
タフェイス部30は、セグメント内通信処理部301、
セグメント間通信処理部302、共通通信インタフェイ
ス部311、セグメント内通信インタフェイス部31
2、セグメント間通信インタフェイス部313から構成
される。
【0033】共通通信インタフェイス部311は、セグ
メント内通信とセグメント間通信が同じ通信デバイスを
用いている場合利用するものである。例えば、セグメン
ト内パケット転送方式がNet Beuiでセグメント
間パケット転送方式がTCP/IPである場合のデータ
リンクであるイーサネットに相当するインタフェイス部
である。
【0034】セグメント内とセグメント間がそれぞれ違
う通信デバイスを用いる場合には、それぞれ、セグメン
ト内通信インタフェイス部312、セグメント間通信イ
ンタフェイス部313を用いてパケット転送を行なう。
【0035】共通通信インタフェイス部311またはセ
グメント内通信インタフェイス部312で受けたネット
ワーク管理情報を含む制御パケットは、セグメント内通
信処理部301にてパケット処理を行なわれ、必要な情
報をネットワーク情報処理部20に渡しプロトコル処理
を行ない、ネットワーク管理情報を抽出してネットワー
ク情報管理部10に格納する。送信する場合はその逆の
ルートでパケットを構成して送信する。
【0036】他のセグメントのサーバと情報を交換する
場合も同様に、共通通信インタフェイス部311または
セグメント間通信インタフェイス部313で受けたネッ
トワーク管理情報を含む制御パケットは、セグメント間
通信処理部302に渡されてパケット処理され、必要な
情報をネットワーク情報処理部20に渡しプロトコル処
理を行ない、ネットワーク管理情報を抽出してネットワ
ーク情報管理部10に格納する。送信する場合はその逆
のルートでパケットを構成して送信する。
【0037】次に、以上説明したような構成のサーバ間
で各セグメント内に収容される端末のネットワーク管理
情報を相互交換して、各サーバ間でネットワーク管理情
報を共有する手順を説明する。
【0038】図4は、ネットワーク管理情報のセグメン
ト間相互交換手順を説明するための概念図で、セグメン
ト1は、端末A、B、C、ルーティング機能を含むサー
バ100から構成され、セグメント2は、端末D、E、
F、サーバ101、ルータ102から構成される。セグ
メント1のサーバ100を含む各端末と、セグメント2
のサーバ101を含む各端末は、例えば、TCP/IP
通信行うものとする。
【0039】この場合、各サーバのネットワーク情報管
理部10には、図4に示すようなテーブルT1が記憶さ
れる。すなわち、テーブルT1には、各セグメントに収
容されている端末について、その端末が収容されている
セグメントを識別するためのセグメントID、セグメン
ト内アドレス(例えば、MACアドレス)、上位レイヤ
アドレス(例えば、IPアドレス)をそれぞれ記憶する
ようになっている。
【0040】まず、サーバは、そのサーバが管理するセ
グメント内に収容される端末のネットワーク管理情報を
収集する必要がある。その際に、例えば、ARP(Ad
dress Resolution Protoco
l:アドレス解決プロトコル)を用いることもできる。
ARPプロトコルは、IPアドレスをキーとしてMAC
アドレスを解決するいうものである。
【0041】セグメント1の端末Aが同一セグメント内
の端末BにIPパケットを送信する場合、端末Aは端末
BのIPアドレス(上位レイヤアドレス)はあらかじめ
知っているが、端末BのMACアドレス(セグメント内
アドレス)は知らないとする。このとき、端末Aは、端
末BのMACアドレスを入手するためにARP要求をセ
グメント内にブロードキャストする(ステップS1)。
【0042】このブロードキャストされたARP要求
は、サーバ100を含むセグメント1内の全ての端末で
受信される。ARP要求の中には端末BのIPアドレス
が記載されている。端末Bは、ブロードキャストで受信
したARPリクエストから自端末のMACアドレスが要
求されていることを知り、自端末のMACアドレスをA
RPリプライにて端末Aに返す。このとき、同時に、サ
ーバ100にもARPリプライを転送する(ステップS
2)。
【0043】サーバ100は、端末BのMACアドレス
等を取得し、ネットワーク情報管理部10に具備される
テーブルT1に一定時間記憶する。以上の手順を繰り返
すことにより、サーバ100のネットワーク情報管理部
10に具備されたテーブルT1に、セグメント1内に収
容される各端末のネットワーク情報が登録される。
【0044】以降、セグメント1内にブロードキャスト
されたARP要求に対して、サーバ100のテーブルT
1に要求を発している端末のIPアドレスが登録されて
いるならば、サーバ100がテーブルT1を参照してA
RPリプライを返すようにしてもよい。
【0045】セグメント2においても前述同様にして、
サーバ101のネットワーク情報管理部10に具備され
たテーブルT1に、セグメント2内に収容される各端末
のネットワーク情報が登録される。
【0046】なお、サーバ100、101において、ネ
ットワーク管理情報を相互交換することにより、他のセ
グメントの端末のネットワーク管理情報を抽出して自身
のテーブルに登録し、図4に示したテーブルT1を生成
するようにしてもよい。
【0047】次に、セグメント1のサーバ100とセグ
メント2のサーバ101は、例えば、TCP/IP通信
を行って、それぞれのネットワーク情報管理部10に記
憶されているテーブルから、それぞれのセグメント内の
端末のネットワーク管理情報を抽出して、制御パケット
にして互いに交換する(ステップ3)。
【0048】各サーバ100、101は、他のセグメン
トのサーバからの制御パケットを受信すると、それから
ネットワーク管理情報を抽出して、それぞれのネットワ
ーク情報管理部10に具備されたテーブルT1に登録す
る。
【0049】その結果、サーバ100、101に具備さ
れるテーブルT1により、セグメント1、セグメント2
で構成されるネットワークに収容される全ての端末につ
いてのネットワーク管理情報を各サーバ100、101
にて管理することが可能となる。
【0050】なお、サーバ100、101が、そのサー
バが管理するセグメント内に収容される端末のネットワ
ーク管理情報を収集する際には、各サーバ自信がARP
要求を行うようにしてもよい。
【0051】次に、図5を参照して、他のネットワーク
管理情報のセグメント間相互交換手順を説明する。図5
に示す手順は、セグメント内アドレスをセグメント内で
自立的に一意のアドレスを生成するようなシステムの場
合を示している。
【0052】セグメント1に収容される端末A、B、C
のネットワーク管理情報(例えば、セグメントID、セ
グメント内アドレス(例えば、MACアドレス))は、
サーバ100において管理されている。すなわち、サー
バ100のネットワーク情報管理部10は、図5に示し
たようなテーブルT2を具備し、端末A、B、Cのネッ
トワーク管理情報が登録されている。なお、テーブルT
2において、上位レイヤアドレス(例えば、IPアドレ
ス)の記憶フィールドは、必ずしも必要ではなく、適宜
付加するようにしてもよい。
【0053】一方、セグメント2に収容される端末D、
Eのネットワーク管理情報(例えば、セグメントID、
セグメント内アドレス(例えば、MACアドレス))
は、サーバ101において管理されている。すなわち、
サーバ101のネットワーク情報管理部10は、図5に
示したようなテーブルT3を具備し、端末D、Eのネッ
トワーク管理情報が登録されている。なお、テーブルT
3において、上位レイヤアドレス(例えば、IPアドレ
ス)の記憶フィールドは、必ずしも必要ではなく、適宜
付加するようにしてもよい。
【0054】さて、図5に示すように、例えば、セグメ
ント2に端末Fが新たに接続されたとき、端末Fは、サ
ーバ101に対し、セグメント内アドレスとして「#B
B」の割り当てを要求する制御パケットを送信したとす
る(ステップS5)。
【0055】この制御パケットを受信したサーバ101
は、まず、他のセグメントのサーバ(ここでは、セグメ
ント1のサーバ100)と、それぞれが管理しているセ
グメント内の端末のネットワーク管理情報を相互交換し
て、セグメント内アドレス「#BB」が使用されている
か否かをチェックする(ステップS6)。
【0056】その結果、サーバ101では、セグメント
内アドレス「#BB」がセグメント1で使用されている
と判断できるので、端末Fに対し、他のセグメントの端
末に付与されたセグメント内アドレスと重複しないよう
なセグメント内アドレス「#FF」を割り当てる旨の制
御パケットを送信する(ステップ7)。なお、端末Fが
要求したアドレス「#BB」が未使用であると判断でき
るときは、そのアドレスが割り当てられる。
【0057】新たな端末が接続される度に上記手順を繰
り返すことにより、サーバ100、101が、そのサー
バが管理するセグメント内に収容される端末のネットワ
ーク管理情報を収集することができる。
【0058】このように、セグメント2で新しい端末F
がセグメント内アドレスを決定したい場合に、サーバ1
00、101間でネットワーク管理情報の相互交換を行
うことにより、セグメント1、セグメント2をあたかも
1つのセグメントとみなして一意のセグメント内アドレ
スを決定することができる。
【0059】各セグメントのサーバで、新たに接続され
た端末にアドレス割り当てをする場合には、例えば、自
分で乱数などで生成したものを他のサーバに通知し、そ
れが他のセグメントに使用されていなければ、それを全
てのセグメントを通して一意なものとみなして、それを
割り当てるようにしてもよい。
【0060】さらに、複数のセグメントのサーバ間でネ
ットワーク管理情報の相互交換が行われた結果、あるセ
グメントで使用しているセグメント内アドレスが他のセ
グメントで使用されている判断されたときは、その旨を
制御パケットして該当のサーバに通知するようにしても
よい。このとき、その制御パケットを発信したサーバ
が、アドレスの重複がおきないよう、他のアドレスへ変
更し、その都度他のサーバとのネットワーク管理情報の
相互交換を行う動作を繰り返すようにしてもよい。
【0061】次に、図6を参照して、さらに他のネット
ワーク管理情報のセグメント間相互交換手順を説明す
る。例えば、セグメント1が無線通信ネットワークで、
セグメント1内に新たに無線端末Aが物理接続すると、
データリンクプロトコルが起動し、自動的に他の端末
B、Cと交信することでセグメント内アドレス等の設定
がされる場合、そのセグメント1内の他の端末と交信し
ているパケット(セグメント内アドレス「#AA」の獲
得要求パケットで、サーバ100がなければ、そのま
ま、セグメント内のみに用いられる従来からのもの)を
サーバ100が受け取り(ステップS10)、、制御パ
ケットとして他のセグメントのサーバ(ここでは、サー
バ103)へ転送する(ステップS11)。
【0062】サーバ103では、受信した制御パケット
を自セグメント2の端末D、E、Fに流す(ステップS
12)。このとき、サーバ103からブロードキャスト
するようにしてもよい。その後のアドレス割り当ては、
前述同様である。
【0063】このように、セグメント1、セグメント2
は、離れていても上位レイヤ接続されていれば、あたか
も1つのセグメントとして、アドレス設定、パケットの
転送が可能となる。
【0064】また、各セグメントがルータで接続されて
いるようなインターネット環境において、例えば、セグ
メント1の端末Aが前述したように、ARP要求の制御
パケットを出した場合(ステップS10)、その制御パ
ケットを受信したサーバ100が他のセグメントのサー
バ103に転送し(ステップS11)、セグメント2内
にブロードキャストする(ステップ12)。該当する端
末がそれに答えた婆には、そのARPリプライの制御パ
ケットをもとのサーバ、すなわち、サーバ100に転送
する。このARPリプライを受信したサーバ100で
は、前述したように、ネットワーク情報管理部10に具
備されたテーブルに登録する。
【0065】以上説明したようなネットワーク管理情報
のセグメント間相互交換手順により、各サーバ100、
101間でセグメント間接続された全ての端末のネット
ワーク管理情報を共有することになる。
【0066】さて、各端末がセグメント内アドレスを用
いて通常のユーザデータをパケット化した通信パケット
を転送する場合、各セグメントのサーバ100、10
1、103は、それぞれのセグメント上に流された通信
パケットのセグメント内アドレスを監視する。
【0067】各サーバで通信パケットを受信すると、ネ
ットワーク情報管理部10に記憶されたテーブルT1あ
るいはT2あるいはT3を参照して、通信パケットのセ
グメント内アドレスが他のセグメントの端末宛のものか
否かをチェックする。他のセグメントの端末宛のもので
あれば、該当のセグメントのサーバに対し、あるいは、
他の全てのセグメントのサーバに対し、該通信パケット
を転送する。この転送された通信パケットを受信したサ
ーバでは、そのネットワーク情報管理部10に記憶され
たテーブルT1あるいはT2あるいはT3を参照して、
上位レイヤアドレスからセグメント内アドレスを検索し
て、該当する端末へ通信パケットを転送する。
【0068】以上、説明したように、上記第1の実施形
態によれば、ユーザーの設定の負担が少なく、簡単な手
続きで行なえるセグメント内プロトコルで管理されたネ
ットワーク管理情報を、複数のセグメント間のサーバ間
で相互交換することで、セグメント内通信と同様の簡単
さでセグメント間通信が行なえる。
【0069】また、セグメント間通信の速度のほうが早
いような場合には、セグメント間情報を各サーバで処理
してから再送信するより、制御パケットのまま他のサー
バへ転送することで、サーバ内のプロトコル処理の負担
を軽減し、関連するすべてのサーバ間での早期のネット
ワーク情報の整合性をとることが可能となる。
【0070】さらに、制御情報と同じ方式でデータパケ
ットを転送することで、装置の共通化、小型化を計るこ
とが可能となる。 (第2の実施形態)図7は、第2の実施形態に係るセグ
メント間交換サーバ(以下、図1のサーバ1を例にとり
説明する。)の構成例を概略的に示したものである。
【0071】図7において、通信インタフェイス部31
は、制御パケットを受信した場合、制御パケットから必
要な情報抽出して、それをネットワーク情報処理部21
に渡し、到着順にキューイングしておく。この制御パケ
ット到着時、上位処理部や利用者、またはネットワーク
情報処理部20内部で他の端末に対し制御パケットを発
信する要求が発生した場合、通信インタフェイス部31
にネットワークへ制御パケットを送信する要求を出す。
送信要求を受けた通信インタフェイス部31は、該制御
パケットをネットワークへ送出する。この場合、宛先指
定が必要ならば、ネットワーク情報処理部21にて指示
し、それに基づいて通信インタフェイス部31は宛先情
報を付与したパケットとして送信する。
【0072】サーバ間でネットワーク管理情報を相互交
換する場合、例えば、セグメント間通信処理部304に
おいて、目的のサーバ別にパケットをキューイングし、
上位処理部や利用者、またはネットワーク情報処理部2
1内部で他のサーバへ発信する要求が発生した場合に、
それらを1つまたは複数のパケットにまとめて、指示さ
れたサーバの宛先へパケットを宛先数に応じて1回また
は複数回送信するようになっている。
【0073】以上説明したように、上記第2の実施形態
によれば、セグメント間通信の速度が遅いような場合に
は、セグメント内で相互交換されるパケットをそのまま
転送することにより、複数個をまとめて送信することで
セグメント間で転送されるパケット数を軽減し、転送効
率の向上が図れる。
【0074】(第3の実施形態)図8は、第3の実施形
態に係るセグメント間交換サーバの他の構成例を示した
ものである。なお、図8において、図2と同一部分には
同一符号を付し、異なる部分について説明する。すなわ
ち、図8に示す構成では、通信インタフェイス部30か
らネットワークにパケットを送信する前に圧縮処理部4
0を設け、必要ならば情報圧縮をしてパケットを送信す
る。ネットワークから圧縮処理部40にパケットが到着
した場合には、圧縮パケットかどうか判断し、圧縮パケ
ットなら復元してから通信インタフェイス部30へパケ
ットを渡す。
【0075】以上説明したように、上記第3の実施形態
によれば、セグメント間通信の速度のほうが遅いような
場合には、セグメント内で相互交換されるパケットをそ
のまま転送するより、データ圧縮してから送信すること
でパケット長を縮小し、転送効率の向上を計ることがで
きる。
【0076】(第4の実施形態)図9は、第4の実施形
態に係るセグメント間交換サーバのさらに他の構成例を
示したものである。なお、図9において、図2と同一部
分には同一符号を付し、異なる部分について説明する。
すなわち、図9に示す構成では、通信インタフェイス部
30からネットワークにパケットを送信する前に暗号処
理部50を設け、必要ならば暗号化をしてパケットを送
信する。ネットワークから暗号処理部50にパケットが
到着した場合には、暗号化パケットかどうか判断し、暗
号化パケットなら復元してしてから通信インタフェイス
部30へパケットを渡す。
【0077】以上、説明したように、上記第4の実施形
態によれば、セグメント間の通信により情報の盗聴が発
生する危険がある場合に、暗号化してサーバ間でデータ
交換することで、セグメント間で秘密を保持することが
でき、セキュリティの向上につながることになる。
【0078】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、複数のネットワークを介して端末間でパケット転送
する際、ネットワーク間通信をネットワーク内通信と同
等に扱えるパケット転送方法およびパケット転送システ
ムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパケット転送システム
の全体の構成を示した図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るセグメント間交
換サーバの構成を示した図。
【図3】図2のセグメント間交換サーバの構成をさらに
詳細に示した図。
【図4】ネットワーク管理情報のセグメント間相互交換
手順を説明するための概念図。
【図5】ネットワーク管理情報のセグメント間相互交換
手順を説明するための概念図。
【図6】ネットワーク管理情報のセグメント間相互交換
手順を説明するための概念図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るセグメント間交
換サーバの構成を示した図。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るセグメント間交
換サーバの構成を示した図。
【図9】本発明の第4の実施形態に係るセグメント間交
換サーバの構成を示した図。
【符号の説明】
1…セグメント間交換サーバ、10…ネットワーク情報
管理部、20…ネットワーク情報処理部、30…通信イ
ンタフェイス部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のネットワークと第2のネットワー
    クのそれぞれに接続された複数の端末間でパケットを転
    送するための制御を行う、前記第1のネットワークに接
    続された第1のパケット転送装置と前記第2のネットワ
    ークに接続された第2のパケット転送装置のうちの前記
    第1のパケット転送装置に対応するパケット転送装置で
    あって、 前記第1のネットワークに接続された第1の端末から、
    当該第1のネットワーク内の通信に用いる下位レイヤア
    ドレスである第1の下位レイヤアドレスを受信する第1
    の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信した前記第1の端末の前記第
    1の下位レイヤアドレスを記憶する第1の記憶手段と、 前記第2のパケット転送装置から、前記第2のネットワ
    ークに接続された第2の端末が前記第2のネットワーク
    内の通信に用いる下位レイヤアドレスである第2の下位
    レイヤアドレスを受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段で受信した前記第2の端末の前記第
    2の下位レイヤアドレスを記憶する第2の記憶手段と、 前記第1および第2の下位レイヤアドレスが一致すると
    き、いずれか一方を変更するための手段と、 前記第1の端末から送信された前記第1のネットワーク
    内の通信に用いるパケット中の宛先情報が前記第2の下
    位レイヤアドレスであるとき、当該パケットを前記第2
    のパケット転送装置へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とするパケット転送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のネットワークに新たに第3の
    端末が接続したとき、当該第3の端末に、前記第1のネ
    ットワーク内の通信に用いる下位レイヤアドレスとし
    て、前記第1および第2の下位レイヤアドレスとは異な
    る第3の下位レイヤアドレスを割り当てる手段をさらに
    具備したことを特徴とする請求項1記載のパケット転送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段は、前記第2の端末
    がネットワーク間通信に用いる上位レイヤアドレスであ
    る第2の上位レイヤアドレスに対応付けて前記第2の下
    位レイヤアドレスを記憶し、 前記第1の端末から送信された、前記第2の上位レイヤ
    アドレスに対応する下位レイヤアドレスを問い合わせる
    ためのパケットを受信したとき、前記第2の記憶手段で
    記憶された第2の下位レイヤアドレスを前記第1の端末
    に通知する手段をさらに具備したことを特徴とする請求
    項1記載のパケット転送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のネットワークに接続された各
    端末へ当該台1のネットワーク内の通信に用いる下位レ
    イヤアドレスを問い合わせるパケットを同報する手段を
    さらに具備し、 前記第1の受信手段は、前記同報されたパケットに呼応
    して前記第1の端末から送信されたパケット内に含まれ
    る前記第1の下位レイヤアドレスを受信することを特徴
    とする請求項1記載のパケット転送装置。
  5. 【請求項5】 第1のネットワークと第2のネットワー
    クのそれぞれに接続された複数の端末間でパケットを転
    送するための制御を行う、前記第1のネットワークに接
    続された第1のパケット転送装置と前記第2のネットワ
    ークに接続された第2のパケット転送装置のうちの前記
    第1のパケット転送装置におけるパケット転送方法であ
    って、 前記第1のネットワークに接続された第1の端末から、
    当該第1のネットワーク内の通信に用いる下位レイヤア
    ドレスである第1の下位レイヤアドレスを受信する第1
    のステップと、 前記第1のステップで受信した前記第1の端末の前記第
    1の下位レイヤアドレスを第1の記憶手段に記憶する第
    2のステップと、 前記第2のパケット転送装置から、前記第2のネットワ
    ークに接続された第2の端末が前記第2のネットワーク
    内の通信に用いる下位レイヤアドレスである第2の下位
    レイヤアドレスを受信する第3のステップと、 前記第3のステップで受信した前記第2の端末の前記第
    2の下位レイヤアドレスを第2の記憶手段に記憶する第
    4のステップと、 前記第1および第2の下位レイヤアドレスが一致すると
    き、いずれか一方を変更する第5のステップと、 前記第1の端末から送信された前記第1のネットワーク
    内の通信に用いるパケット中の宛先情報が前記第2の下
    位レイヤアドレスであるとき、当該パケットを前記第2
    のパケット転送装置へ送信する第6のステップと、 を有することを特徴とするパケット転送方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のネットワークに新たに第3の
    端末が接続したとき、当該第3の端末に、前記第1のネ
    トワーク内の通信に用いる下位レイヤアドレスとして、
    前記第1および第2の下位レイヤアドレスとは異なる第
    3の下位レイヤアドレスを割り当てるステップをさらに
    有することを特徴とする請求項5記載のパケット転送方
    法。
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