JP3532542B2 - 外科用ステープラー - Google Patents
外科用ステープラーInfo
- Publication number
- JP3532542B2 JP3532542B2 JP2001245676A JP2001245676A JP3532542B2 JP 3532542 B2 JP3532542 B2 JP 3532542B2 JP 2001245676 A JP2001245676 A JP 2001245676A JP 2001245676 A JP2001245676 A JP 2001245676A JP 3532542 B2 JP3532542 B2 JP 3532542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- anvil
- surgical stapler
- cartridge assembly
- blocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/068—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
- A61B17/072—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B2017/00017—Electrical control of surgical instruments
- A61B2017/00022—Sensing or detecting at the treatment site
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/068—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
- A61B17/072—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
- A61B2017/07214—Stapler heads
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/068—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
- A61B17/072—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
- A61B2017/07214—Stapler heads
- A61B2017/07271—Stapler heads characterised by its cartridge
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に外科用ステー
プラーに関し、特に、複数個のステープルを直線沿いに
平行かつ千鳥状に、圧縮された生体組織に貫通させるた
めに使用される外科用ステープラーに関する。
プラーに関し、特に、複数個のステープルを直線沿いに
平行かつ千鳥状に、圧縮された生体組織に貫通させるた
めに使用される外科用ステープラーに関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】複数個のステープルを平行
に、圧縮された生体組織に貫通させるために使用される
外科用ステープラーは技術的によく知られており、通常
横切開や切除に先立って組織や器官をふさぐために、あ
るいは吻合術において、さらに胸部および腹部形成処置
において器官をふさぐために用いられる。
に、圧縮された生体組織に貫通させるために使用される
外科用ステープラーは技術的によく知られており、通常
横切開や切除に先立って組織や器官をふさぐために、あ
るいは吻合術において、さらに胸部および腹部形成処置
において器官をふさぐために用いられる。
【０００３】この種のよく知られた肺および腸の外科用
ステープラーの１つは、長年にわたり使用されてきてお
り、現在、「ザ・ピーアイステープラー」という商品名
で販売されている。これは、ミネソタ州セント・ポール
のミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュア
リング・カンパニー（３Ｍ）によるカタログ３９６０に
記載されている。そのステープラーの使用方法は、ミネ
ソタ州セント・ポールのミネソタ・マイニング・アンド
・マニュファクチュアリング・カンパニー（３Ｍ）から
入手できる国会図書館カタログナンバー８５−０８２５
９９の「外科用ステープラー、胃と小腸の処置、第１
巻」と題する刊行物、ＩＳＢＮ０−９３７４３３−００
−４に記載されている。
ステープラーの１つは、長年にわたり使用されてきてお
り、現在、「ザ・ピーアイステープラー」という商品名
で販売されている。これは、ミネソタ州セント・ポール
のミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュア
リング・カンパニー（３Ｍ）によるカタログ３９６０に
記載されている。そのステープラーの使用方法は、ミネ
ソタ州セント・ポールのミネソタ・マイニング・アンド
・マニュファクチュアリング・カンパニー（３Ｍ）から
入手できる国会図書館カタログナンバー８５−０８２５
９９の「外科用ステープラー、胃と小腸の処置、第１
巻」と題する刊行物、ＩＳＢＮ０−９３７４３３−００
−４に記載されている。
【０００４】そのステープラーおよび１９８３年７月７
日に公開されたフロイント氏らによるＰＣＴ出願第ＷＯ
８３／０２２４７号明細書に記載されている同様のステ
ープラーは、ステープルを満たしたカートリッジまたは
ハウジングから圧縮された生体組織へとステープルを打
ち込むように構成されている。これらのステープラー
は、アンビルと、顎状部と、取り外し自在のカートリッ
ジを含むカートリッジホルダーと、ハンドルレバーとを
有する。
日に公開されたフロイント氏らによるＰＣＴ出願第ＷＯ
８３／０２２４７号明細書に記載されている同様のステ
ープラーは、ステープルを満たしたカートリッジまたは
ハウジングから圧縮された生体組織へとステープルを打
ち込むように構成されている。これらのステープラー
は、アンビルと、顎状部と、取り外し自在のカートリッ
ジを含むカートリッジホルダーと、ハンドルレバーとを
有する。
【０００５】上記「ピーアイステープラー」の如きステ
ープラーは、ハンドルレバーと、自由端および支持端を
有する大略Ｃ形のアンビル部と（通常自由端に隣接して
位置決め穴が形成されている）、位置決め貫通通路を有
するカートリッジまたはステープルハウジングを取り外
し自在に受け入れるためのカートリッジ搬送部材と、位
置決めピンとを有する。この位置決めピンは、ステープ
ルハウジング内の貫通通路を通ってアンビル顎状部内の
位置決め穴へと伸びる係合位置すなわち位置決め位置
と、使用後のステープルカートリッジを取り外し、カー
トリッジを取り替えるために位置決め貫通通路と位置決
め穴から離れた解除位置すなわち非係合位置との間で移
動可能である。
ープラーは、ハンドルレバーと、自由端および支持端を
有する大略Ｃ形のアンビル部と（通常自由端に隣接して
位置決め穴が形成されている）、位置決め貫通通路を有
するカートリッジまたはステープルハウジングを取り外
し自在に受け入れるためのカートリッジ搬送部材と、位
置決めピンとを有する。この位置決めピンは、ステープ
ルハウジング内の貫通通路を通ってアンビル顎状部内の
位置決め穴へと伸びる係合位置すなわち位置決め位置
と、使用後のステープルカートリッジを取り外し、カー
トリッジを取り替えるために位置決め貫通通路と位置決
め穴から離れた解除位置すなわち非係合位置との間で移
動可能である。
【０００６】アンビルおよびカートリッジ搬送部材は各
々一方向に伸びており、アンビル部は、上記一方向に対
して大略直交する直交平面内に位置する特定形状のアン
ビル面を有する。位置決めピンがステープルハウジング
内の貫通通路を通じてアンビル顎状部内の位置決め穴へ
と伸びているとき（すなわち位置決めピンが位置決め位
置にあるとき）、特定形状のアンビル面は、打ち込まれ
ていないステープルを入れているカートリッジまたはス
テープルハウジング内の縦溝と略対面する。カートリッ
ジ搬送部材またはカートリッジハウジングは、カートリ
ッジハウジングとアンビル面が互いに接近しているクロ
ーズドポジションすなわちクランプポジションと、クロ
ーズドポジションよりも互いに間隔が開いているオープ
ンポジションとの間で移動可能である。
々一方向に伸びており、アンビル部は、上記一方向に対
して大略直交する直交平面内に位置する特定形状のアン
ビル面を有する。位置決めピンがステープルハウジング
内の貫通通路を通じてアンビル顎状部内の位置決め穴へ
と伸びているとき（すなわち位置決めピンが位置決め位
置にあるとき）、特定形状のアンビル面は、打ち込まれ
ていないステープルを入れているカートリッジまたはス
テープルハウジング内の縦溝と略対面する。カートリッ
ジ搬送部材またはカートリッジハウジングは、カートリ
ッジハウジングとアンビル面が互いに接近しているクロ
ーズドポジションすなわちクランプポジションと、クロ
ーズドポジションよりも互いに間隔が開いているオープ
ンポジションとの間で移動可能である。
【０００７】一般的に、「ピーアイステープラー」の如
きステープラーは、ステープルを打ち込むべき組織に隣
接した位置に位置決めされる。このときアンビル・顎状
部はその組織に略接近しており、位置決めピンは位置決
め位置へ移動している。ステープラーの第１の動作でハ
ンドルレバーを動かすと、カートリッジホルダーはアン
ビルに向けて移動してカートリッジハウジングをステー
プルが打ち込まれるクランプポジションに位置せしめ
る。そして、第２の動作でハンドルレバーを動かすと、
ステープルは打ち込まれる（例えば、ステープルがカー
トリッジから打ち出される）。
きステープラーは、ステープルを打ち込むべき組織に隣
接した位置に位置決めされる。このときアンビル・顎状
部はその組織に略接近しており、位置決めピンは位置決
め位置へ移動している。ステープラーの第１の動作でハ
ンドルレバーを動かすと、カートリッジホルダーはアン
ビルに向けて移動してカートリッジハウジングをステー
プルが打ち込まれるクランプポジションに位置せしめ
る。そして、第２の動作でハンドルレバーを動かすと、
ステープルは打ち込まれる（例えば、ステープルがカー
トリッジから打ち出される）。
【０００８】外科処置においては、とりわけ縫合される
べき組織の適切な止血を確実に行うために、クランプ力
が組織を高圧縮するような結果を招いてしまう場合があ
る。「ピーアイステープラー」の如き外科用ステープラ
ーに関しては、クランプ力の度合は外科処置の各場合に
おいてさまざまである。そのようなクランプ力はとじら
れる組織に少なくともある程度の外傷を与える。
べき組織の適切な止血を確実に行うために、クランプ力
が組織を高圧縮するような結果を招いてしまう場合があ
る。「ピーアイステープラー」の如き外科用ステープラ
ーに関しては、クランプ力の度合は外科処置の各場合に
おいてさまざまである。そのようなクランプ力はとじら
れる組織に少なくともある程度の外傷を与える。
【０００９】クランプ力が非常に強い場合、係合位置決
めピンを持たない「ピーアイステープラー」の如き従来
のステープラーは、アンビル部とカートリッジハウジン
グが互いに横方向にそれるために（例えば、アンビル部
がステープラーの長軸に対して横方向にそれる場合、お
よび／またはアンビル部のそれ方向と逆の横方向にカー
トリッジハウジングがそれる場合）、切りそこなう場合
がある。
めピンを持たない「ピーアイステープラー」の如き従来
のステープラーは、アンビル部とカートリッジハウジン
グが互いに横方向にそれるために（例えば、アンビル部
がステープラーの長軸に対して横方向にそれる場合、お
よび／またはアンビル部のそれ方向と逆の横方向にカー
トリッジハウジングがそれる場合）、切りそこなう場合
がある。
【００１０】アンビルとカートリッジハウジングの間に
ステープルを打ち込む前、すなわちアンビルとカートリ
ッジハウジングとの間で組織を留めるよりも前に、位置
決め位置へ位置決めピンを動かすことによって、カート
リッジハウジング内のステープルとアンビルの特定形状
面の相互の位置決めがなされ、さらにカートリッジハウ
ジングと特定形状のアンビル面による切り損じが防止さ
れるので、打ち込まれるステープルをより正確に意図す
る位置で打ち込むことができる。位置決めピンを位置決
め位置へ動かすことによって、さらに、カートリッジア
ッセンブリが意図する組織上でクランプされるときにア
ンビルとカートリッジハウジングの間から組織が抜け出
ることを防止できる。
ステープルを打ち込む前、すなわちアンビルとカートリ
ッジハウジングとの間で組織を留めるよりも前に、位置
決め位置へ位置決めピンを動かすことによって、カート
リッジハウジング内のステープルとアンビルの特定形状
面の相互の位置決めがなされ、さらにカートリッジハウ
ジングと特定形状のアンビル面による切り損じが防止さ
れるので、打ち込まれるステープルをより正確に意図す
る位置で打ち込むことができる。位置決めピンを位置決
め位置へ動かすことによって、さらに、カートリッジア
ッセンブリが意図する組織上でクランプされるときにア
ンビルとカートリッジハウジングの間から組織が抜け出
ることを防止できる。
【００１１】「ピーアイステープラー」の如き従来のス
テープラーは、位置決めピンが位置決め位置に位置決め
されていない状態で、アンビルとカートリッジハウジン
グとの間でステープルを打ち込むこと、すなわち組織を
留めることもありうるので、様々な問題に直面する。
「ピーアイステープラー」の如き従来のステープラーの
位置決めピンが係合されているかどうかを判断すること
は、特に手術中には、困難だと思われる。また、不注意
に、位置決めピンを位置決め位置へ動かしそこなうこと
もありうる。アンビルとカートリッジハウジングの間で
組織を留める前に、位置決めピンが位置決め位置へ動か
なければ、縫合されるべき組織がアンビルとカートリッ
ジハウジングの間から抜け出ることがあり、これは不完
全な吻合術と他の好ましくない結果を招くことになる。
さらに、ステープルが打ち込まれる前に、位置決めピン
が位置決め位置へ動かなければ、ステープルは良好にと
じられないことがある。「ピーアイステープラー」の如
き従来のステープラーはまた、何時カートリッジのステ
ープルが使用されたか見分けるのが困難であるので、様
々な問題に直面する。時には、ステープラーが同じ患者
に対して何回も用いられる外科処置の最中に、ステープ
ルが打ち込まれた後に使用後のカートリッジがステープ
ラーの中に不注意で残っていたり、使用後のカートリッ
ジが、患者に打ち込まれようとするステープラーに不注
意に装填されることもありうる。ステープラーに未使用
以外のカートリッジハウジングが装填され、かつステー
プラーがとじられるべき組織に留められれば、ステープ
ラーによって引き起こされる圧縮力は組織に悪影響を及
ぼし、不必要な外傷を与えることになる。（１）組織
に、使用後のカートリッジを有するステープラーを留め
ること、（２）役に立たないステープラーの打ち込み操
作をすること、（３）その後に未使用のステープラーを
再準備すること、（４）意図する組織にステープラーを
再度近付けること、（５）ステープルを再度打ち込むこ
と、これらの連続が外科処置中の貴重な時間を浪費する
ことになる。
テープラーは、位置決めピンが位置決め位置に位置決め
されていない状態で、アンビルとカートリッジハウジン
グとの間でステープルを打ち込むこと、すなわち組織を
留めることもありうるので、様々な問題に直面する。
「ピーアイステープラー」の如き従来のステープラーの
位置決めピンが係合されているかどうかを判断すること
は、特に手術中には、困難だと思われる。また、不注意
に、位置決めピンを位置決め位置へ動かしそこなうこと
もありうる。アンビルとカートリッジハウジングの間で
組織を留める前に、位置決めピンが位置決め位置へ動か
なければ、縫合されるべき組織がアンビルとカートリッ
ジハウジングの間から抜け出ることがあり、これは不完
全な吻合術と他の好ましくない結果を招くことになる。
さらに、ステープルが打ち込まれる前に、位置決めピン
が位置決め位置へ動かなければ、ステープルは良好にと
じられないことがある。「ピーアイステープラー」の如
き従来のステープラーはまた、何時カートリッジのステ
ープルが使用されたか見分けるのが困難であるので、様
々な問題に直面する。時には、ステープラーが同じ患者
に対して何回も用いられる外科処置の最中に、ステープ
ルが打ち込まれた後に使用後のカートリッジがステープ
ラーの中に不注意で残っていたり、使用後のカートリッ
ジが、患者に打ち込まれようとするステープラーに不注
意に装填されることもありうる。ステープラーに未使用
以外のカートリッジハウジングが装填され、かつステー
プラーがとじられるべき組織に留められれば、ステープ
ラーによって引き起こされる圧縮力は組織に悪影響を及
ぼし、不必要な外傷を与えることになる。（１）組織
に、使用後のカートリッジを有するステープラーを留め
ること、（２）役に立たないステープラーの打ち込み操
作をすること、（３）その後に未使用のステープラーを
再準備すること、（４）意図する組織にステープラーを
再度近付けること、（５）ステープルを再度打ち込むこ
と、これらの連続が外科処置中の貴重な時間を浪費する
ことになる。
【００１２】さらに、「ピーアイステープラー」の如き
従来のステープラーは、外科医が、閉じたステープルの
側で、切開するためにメスを使うような処置（例えば、
ミネソタ州セント・ポールのミネソタ・マイニング・ア
ンド・マニュファクチュアリング・カンパニー（３Ｍ）
から入手できる国会図書館カタログナンバー８５−０８
２５９９の「外科用ステープラー、胃と小腸の処置、第
１巻」と題する刊行物、ＩＳＢＮ０−９３７４３３−０
０−４の第１４、１５ページの「損傷の切除」と題する
項目に記載された処置）において使用されることがあ
る。そのような処置において、使用後のステープラーカ
ートリッジを用いれば、処置を受けている患者に対して
無駄な出血と、不適切な止血による組織損傷をもたらす
かもしれない。
従来のステープラーは、外科医が、閉じたステープルの
側で、切開するためにメスを使うような処置（例えば、
ミネソタ州セント・ポールのミネソタ・マイニング・ア
ンド・マニュファクチュアリング・カンパニー（３Ｍ）
から入手できる国会図書館カタログナンバー８５−０８
２５９９の「外科用ステープラー、胃と小腸の処置、第
１巻」と題する刊行物、ＩＳＢＮ０−９３７４３３−０
０−４の第１４、１５ページの「損傷の切除」と題する
項目に記載された処置）において使用されることがあ
る。そのような処置において、使用後のステープラーカ
ートリッジを用いれば、処置を受けている患者に対して
無駄な出血と、不適切な止血による組織損傷をもたらす
かもしれない。
【００１３】外科用ステープラーカートリッジ安全装置
が米国特許第４，８６３，０８８号明細書、第４，９５
５，９５９号明細書および米国特許出願第０７／６２
９，５９７号明細書に記載されている。それらのステー
プラーにおける打ち込み機構は連続的にステープルを組
織内へと打ち込んで閉じる。各ステープルは次から次へ
と連続して組織内に閉じられるので、ステープルを打ち
込むのに要する力は、全てのステープルが通常同時に組
織内で閉じられる「ピーアイステープラー」の如きステ
ープラーを打ち込むのに要する力よりも一般的に小さ
い。
が米国特許第４，８６３，０８８号明細書、第４，９５
５，９５９号明細書および米国特許出願第０７／６２
９，５９７号明細書に記載されている。それらのステー
プラーにおける打ち込み機構は連続的にステープルを組
織内へと打ち込んで閉じる。各ステープルは次から次へ
と連続して組織内に閉じられるので、ステープルを打ち
込むのに要する力は、全てのステープルが通常同時に組
織内で閉じられる「ピーアイステープラー」の如きステ
ープラーを打ち込むのに要する力よりも一般的に小さ
い。
【００１４】本発明では、上記従来技術と同一の部分
（例えば、レバーすなわち「ハンドル」）が、組織に接
近して留めるための第１の動作と、通常同時に組織内に
全てのステープルを閉じるための第２の動作両方におい
て動作するが、それとは異なって、米国特許第４，８６
３，０８８号明細書と第４，９５５，９５９号明細書お
よび米国特許出願第０７／６２９，５９７号明細書に記
載されている「アイエルエー」の如きステープラーは、
（１）連続してステープルを打ち込むための部材（例え
ば、打ち込みタブすなわちボタン）と（２）組織に留め
るための部材（打ち込みタブすなわちボタンを含まない
ステープラーの要素）とを分けて利用している。
（例えば、レバーすなわち「ハンドル」）が、組織に接
近して留めるための第１の動作と、通常同時に組織内に
全てのステープルを閉じるための第２の動作両方におい
て動作するが、それとは異なって、米国特許第４，８６
３，０８８号明細書と第４，９５５，９５９号明細書お
よび米国特許出願第０７／６２９，５９７号明細書に記
載されている「アイエルエー」の如きステープラーは、
（１）連続してステープルを打ち込むための部材（例え
ば、打ち込みタブすなわちボタン）と（２）組織に留め
るための部材（打ち込みタブすなわちボタンを含まない
ステープラーの要素）とを分けて利用している。
【００１５】ショウ氏らに対して与えられ、さらにオハ
イオ州シンシナティのセンムト・インコーポレイテッド
に譲渡された米国特許第４，５２７，７２４号明細書に
は、「プロクシメイト」という商品名でニュージャージ
ー州サマーヴィルのエチコン・インコーポレイテッドに
よって販売されている外科用ステープラーと同様の外科
用ステープラーが記載されている。そのステープラーは
ロックアウト装置を有し、該ロックアウト装置は、位置
決めピンおよび保持ピンが作用位置へ移らない場合は、
ステープラーを組織に留めるための調整ノブの回動を排
除する。しかし、このロックアウト装置が作用するの
は、使用者が位置決めピンおよび保持ピンを作用位置に
すべらせるまでである。一旦使用者が位置決めピンおよ
び保持ピンを作用位置へすべらせると、ロックアウト装
置は容易には元に戻らないように形成されている。この
ように、ロックアウト装置の働きを止めるためには、使
用者はただピンを作用位置へすべらせ、そして作用位置
から離せばよい。しかし、このステープラーには、ステ
ープラーが組織に留められるときに作用位置にピンを保
持するような特徴がない。
イオ州シンシナティのセンムト・インコーポレイテッド
に譲渡された米国特許第４，５２７，７２４号明細書に
は、「プロクシメイト」という商品名でニュージャージ
ー州サマーヴィルのエチコン・インコーポレイテッドに
よって販売されている外科用ステープラーと同様の外科
用ステープラーが記載されている。そのステープラーは
ロックアウト装置を有し、該ロックアウト装置は、位置
決めピンおよび保持ピンが作用位置へ移らない場合は、
ステープラーを組織に留めるための調整ノブの回動を排
除する。しかし、このロックアウト装置が作用するの
は、使用者が位置決めピンおよび保持ピンを作用位置に
すべらせるまでである。一旦使用者が位置決めピンおよ
び保持ピンを作用位置へすべらせると、ロックアウト装
置は容易には元に戻らないように形成されている。この
ように、ロックアウト装置の働きを止めるためには、使
用者はただピンを作用位置へすべらせ、そして作用位置
から離せばよい。しかし、このステープラーには、ステ
ープラーが組織に留められるときに作用位置にピンを保
持するような特徴がない。
【００１６】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
よれば、長手方向に延在し、その長手方向に対して大略
直交する平面内に位置するアンビル面と、アンビル面に
開口する位置決め穴を形成する面とを有するアンビルフ
レームと、カートリッジアセンブリとを備え、該カート
リッジアセンブリがアンビル面から離れたオープンポジ
ションと、カートリッジアセンブリとアンビル面とが閉
じた関係のクローズドポジションとの間で、カートリッ
ジアセンブリがアンビルフレームに対して移動可能に構
成された外科用ステープラーが提供される。カートリッ
ジアセンブリは、アンビル面に対向して複数列に配列さ
れた複数のステープルを収納するカートリッジハウジン
グを有している。
よれば、長手方向に延在し、その長手方向に対して大略
直交する平面内に位置するアンビル面と、アンビル面に
開口する位置決め穴を形成する面とを有するアンビルフ
レームと、カートリッジアセンブリとを備え、該カート
リッジアセンブリがアンビル面から離れたオープンポジ
ションと、カートリッジアセンブリとアンビル面とが閉
じた関係のクローズドポジションとの間で、カートリッ
ジアセンブリがアンビルフレームに対して移動可能に構
成された外科用ステープラーが提供される。カートリッ
ジアセンブリは、アンビル面に対向して複数列に配列さ
れた複数のステープルを収納するカートリッジハウジン
グを有している。
【００１７】また、この外科用ステープラーは、このス
テープラーに装着され且つ長手方向へ延在する位置決め
ピンを有し、位置決めピンは、該位置決めピンが位置決
め穴に延在する位置決め位置と、位置決めピンが位置決
め穴から離れる解放位置との間で移動可能になってい
る。
テープラーに装着され且つ長手方向へ延在する位置決め
ピンを有し、位置決めピンは、該位置決めピンが位置決
め穴に延在する位置決め位置と、位置決めピンが位置決
め穴から離れる解放位置との間で移動可能になってい
る。
【００１８】位置決めピンが位置決め位置以外の位置に
あるときにいつでも、カートリッジアセンブリのオープ
ンポジションからクローズドポジションへの移動を連続
的に阻止するとともに、カートリッジアセンブリがクロ
ーズドポジションに有るときに、位置決めピンの位置決
め位置から解放位置への移動を阻止するために、カート
リッジアセンブリとアンビルとを係合させる機構を設け
ていることによって、本発明によれば、(１)ステープル
が適切に配列でき、(２)ステープルで縫合されるべき組
織の適切な止血を促進し、(３)ステープラーのアンビル
とカートリッジ部分の「脱離」を阻止し、(４)ステープル
で縫合すべき組織にカートリッジアセンブリがクランプ
されたときに、アンビルとカートリッジハウジングの間
から組織が逃げるのを阻止し、さらに、(５)弱い結合
や、結合部と組織での血の流れの欠如の可能性を少なく
できるステープラーが提供される。
あるときにいつでも、カートリッジアセンブリのオープ
ンポジションからクローズドポジションへの移動を連続
的に阻止するとともに、カートリッジアセンブリがクロ
ーズドポジションに有るときに、位置決めピンの位置決
め位置から解放位置への移動を阻止するために、カート
リッジアセンブリとアンビルとを係合させる機構を設け
ていることによって、本発明によれば、(１)ステープル
が適切に配列でき、(２)ステープルで縫合されるべき組
織の適切な止血を促進し、(３)ステープラーのアンビル
とカートリッジ部分の「脱離」を阻止し、(４)ステープル
で縫合すべき組織にカートリッジアセンブリがクランプ
されたときに、アンビルとカートリッジハウジングの間
から組織が逃げるのを阻止し、さらに、(５)弱い結合
や、結合部と組織での血の流れの欠如の可能性を少なく
できるステープラーが提供される。
【００１９】本発明に係るステープラーは、カートリッ
ジハウジングとアンビル面との間の組織にステープルを
止めて閉じるというステープルの打ち出しを行うための
機構と、打ち出し準備のされたカートリッジハウジング
がステープラーに装填されたとき以外は、カートリッジ
アセンブリのオープンポジションからクローズドポジシ
ョンへの移動を阻止する手段とを備えている。オープン
ポジションからクローズドポジションへのカートリッジ
アセンブリの移動を阻止する手段により、(１)使用済み
のステープルカートリッジがステープラーに装填されて
いるときに、ステープラーのアンビルとカートリッジ部
品との間での生体組織の接近とクランプが阻止され、
(２)使用者によるステープラーの再打ち出しの試みが阻
止され、(３)組織の必要以上の損傷、血液の損失、不十
分な止血、及び手術中の時間の浪費などの可能性の少な
いステープラーが提供される。
ジハウジングとアンビル面との間の組織にステープルを
止めて閉じるというステープルの打ち出しを行うための
機構と、打ち出し準備のされたカートリッジハウジング
がステープラーに装填されたとき以外は、カートリッジ
アセンブリのオープンポジションからクローズドポジシ
ョンへの移動を阻止する手段とを備えている。オープン
ポジションからクローズドポジションへのカートリッジ
アセンブリの移動を阻止する手段により、(１)使用済み
のステープルカートリッジがステープラーに装填されて
いるときに、ステープラーのアンビルとカートリッジ部
品との間での生体組織の接近とクランプが阻止され、
(２)使用者によるステープラーの再打ち出しの試みが阻
止され、(３)組織の必要以上の損傷、血液の損失、不十
分な止血、及び手術中の時間の浪費などの可能性の少な
いステープラーが提供される。
【００２０】本発明に係るステープラーの好適な実施例
によれば、基端部及び先端部と、それぞれ長手方向に延
在してその間にチャネルを構成するように分離した一対
の側面部とを有するアンビルフレームを備えたステープ
ラーが提供される。アンビルフレームは、第１端及び第
２端を有する基端部に大略隣接するハンドル部と、先端
部に大略隣接するアンビル面を有する顎状部とを有して
いる。顎状部は、アンビル面に開口する位置決め穴を構
成する面を有し、アンビル面は、長手方向にほぼ直交す
る平面内に位置している。
によれば、基端部及び先端部と、それぞれ長手方向に延
在してその間にチャネルを構成するように分離した一対
の側面部とを有するアンビルフレームを備えたステープ
ラーが提供される。アンビルフレームは、第１端及び第
２端を有する基端部に大略隣接するハンドル部と、先端
部に大略隣接するアンビル面を有する顎状部とを有して
いる。顎状部は、アンビル面に開口する位置決め穴を構
成する面を有し、アンビル面は、長手方向にほぼ直交す
る平面内に位置している。
【００２１】第１端及び第２端を有する細長い手動操作
ハンドルまたはレバー部材が、そのレバー部材の第１端
がハンドル部の第１端部から離れた解放位置と、レバー
部材及びハンドル部が閉じた関係の作動位置との間で、
アンビルフレームに対してレバーのピボット動作を可能
とするために、その第２端で旋回可能に装着されてい
る。付勢手段(例えば、一端がアンビルフレームに、他
端がレバー部材に装着されたコイルスプリングなど)
が、レバー部材を解放位置へ向かって付勢する。付勢手
段は、一端がアンビルフレームに、他端がレバー部材に
装着されたコイルスプリングであることが好ましい。
ハンドルまたはレバー部材が、そのレバー部材の第１端
がハンドル部の第１端部から離れた解放位置と、レバー
部材及びハンドル部が閉じた関係の作動位置との間で、
アンビルフレームに対してレバーのピボット動作を可能
とするために、その第２端で旋回可能に装着されてい
る。付勢手段(例えば、一端がアンビルフレームに、他
端がレバー部材に装着されたコイルスプリングなど)
が、レバー部材を解放位置へ向かって付勢する。付勢手
段は、一端がアンビルフレームに、他端がレバー部材に
装着されたコイルスプリングであることが好ましい。
【００２２】基端部と先端部とを有するカートリッジア
センブリは、アンビルフレームに対する長手方向への移
動が可能に、両側面部の間のチャネルに装着されてい
る。カートリッジアセンブリは、それぞれ長手方向へ延
在してその間にラム用チャネルを構成するように分離し
た第１及び第２側面部を有するカートリッジ搬送部材を
有している。第１及び第２側面部は、カートリッジアセ
ンブリの基端部に大略隣接したカートリッジ用溝を構成
する表面を有している。
センブリは、アンビルフレームに対する長手方向への移
動が可能に、両側面部の間のチャネルに装着されてい
る。カートリッジアセンブリは、それぞれ長手方向へ延
在してその間にラム用チャネルを構成するように分離し
た第１及び第２側面部を有するカートリッジ搬送部材を
有している。第１及び第２側面部は、カートリッジアセ
ンブリの基端部に大略隣接したカートリッジ用溝を構成
する表面を有している。
【００２３】カートリッジ用溝の表面は、アンビル面に
対向して複数列に配列された複数のステープルを収納す
るカートリッジハウジングと、カートリッジハウジング
とアンビル面との間の組織にステープルを止めて閉じる
ように、カートリッジハウジング内のステープルをアン
ビル面に押圧するためのプッシャー等のプッシャー手段
とを解放可能に受け入れるように構成されている。プッ
シャーは一対のエッジを有し、且つ、ステープラーの打
ち出しを行うときにカートリッジハウジングに対してプ
ッシャーが先端側へ移動するのに適応した打ち出し前位
置と打ち出し位置との間での移動のために、ステープル
の近傍に位置している。また、カートリッジハウジング
は、位置決め穴の反対側に位置する位置決め貫通路を構
成する面を有している。その機能については後述する。
対向して複数列に配列された複数のステープルを収納す
るカートリッジハウジングと、カートリッジハウジング
とアンビル面との間の組織にステープルを止めて閉じる
ように、カートリッジハウジング内のステープルをアン
ビル面に押圧するためのプッシャー等のプッシャー手段
とを解放可能に受け入れるように構成されている。プッ
シャーは一対のエッジを有し、且つ、ステープラーの打
ち出しを行うときにカートリッジハウジングに対してプ
ッシャーが先端側へ移動するのに適応した打ち出し前位
置と打ち出し位置との間での移動のために、ステープル
の近傍に位置している。また、カートリッジハウジング
は、位置決め穴の反対側に位置する位置決め貫通路を構
成する面を有している。その機能については後述する。
【００２４】カートリッジアセンブリを、カートリッジ
ハウジングとアンビル面とが閉じた関係にあるクローズ
ドポジションと、カートリッジハウジングとアンビル面
とがクローズドポジションよりも互いに離れて位置する
オープンポジションとの間でアンビルフレームに対して
長手方向へ移動可能に装着する手段を備えている。
ハウジングとアンビル面とが閉じた関係にあるクローズ
ドポジションと、カートリッジハウジングとアンビル面
とがクローズドポジションよりも互いに離れて位置する
オープンポジションとの間でアンビルフレームに対して
長手方向へ移動可能に装着する手段を備えている。
【００２５】細長いＴバーまたはラムが、カートリッジ
搬送部材とアンビルフレームに対する長手方向へ移動可
能に、第１及び第２側面部の間のラム用チャネルに装着
されている。ラムは、カートリッジハウジングとアンビ
ル面とがクローズドポジションにあるときに、ステープ
ルの打ち出しを行うためにプッシャーと係合して該プッ
シャーを先端側に駆動するように構成されている。
搬送部材とアンビルフレームに対する長手方向へ移動可
能に、第１及び第２側面部の間のラム用チャネルに装着
されている。ラムは、カートリッジハウジングとアンビ
ル面とがクローズドポジションにあるときに、ステープ
ルの打ち出しを行うためにプッシャーと係合して該プッ
シャーを先端側に駆動するように構成されている。
【００２６】レバー部の解放位置から作動位置への１回
目の動作によってカートリッジアセンブリをオープンポ
ジションからクローズドポジションへ初期移動させ、次
いで、レバー部の解放位置から作動位置への２回目の動
作によってステープラーの打ち出し(言い替えれば、プ
ッシャーによりカートリッジハウジングからステープル
を押し出し、ステープルをアンビル面に押圧し、さらに
ステープルをカートリッジハウジングとアンビルの顎状
部との間の組織に止めて閉じるために、カートリッジ搬
送部材に対してラムを先端側へ移動させること)を行う
ために、作動部材が設けられている。また、別の付勢手
段(例えば、アンビルフレームとラムとの間に連結され
たコイルスプリングなど)が、カートリッジアセンブリ
をクローズドポジションからオープンポジションへ付勢
する。付勢手段は、アンビルフレームとラムとの間に連
結されたコイルスプリングであることが好ましい。
目の動作によってカートリッジアセンブリをオープンポ
ジションからクローズドポジションへ初期移動させ、次
いで、レバー部の解放位置から作動位置への２回目の動
作によってステープラーの打ち出し(言い替えれば、プ
ッシャーによりカートリッジハウジングからステープル
を押し出し、ステープルをアンビル面に押圧し、さらに
ステープルをカートリッジハウジングとアンビルの顎状
部との間の組織に止めて閉じるために、カートリッジ搬
送部材に対してラムを先端側へ移動させること)を行う
ために、作動部材が設けられている。また、別の付勢手
段(例えば、アンビルフレームとラムとの間に連結され
たコイルスプリングなど)が、カートリッジアセンブリ
をクローズドポジションからオープンポジションへ付勢
する。付勢手段は、アンビルフレームとラムとの間に連
結されたコイルスプリングであることが好ましい。
【００２７】作動手段は、中央回動部と、第１端及び第
２端を有し、第１端がアンビルフレームに固定され、第
２端がカートリッジ搬送部材に連結されたトグルジョイ
ントリンクにより構成することが好ましい。中央回動部
は、カートリッジアセンブリをオープンポジションから
クローズドポジションへ駆動すべく、トグルジョイント
リンクを、折込位置から、トグルジョイントリンクがほ
ぼ真っ直ぐとなるインライン位置、すなわちセンター位
置を経て、(折込位置に対して)僅かに反転した伸長位置
へ移動させるために、レバー部が解放位置から作動位置
へ第１回目に移動するときにレバー部材と係合するよう
に構成された表面を有していることが好ましい。また、
作動手段は、カートリッジアセンブリをクローズドポジ
ションからオープンポジションへ付勢するコイルスプリ
ングの付勢力に抗して、カートリッジアセンブリをクロ
ーズドポジションに保持するための手段を有しているこ
とが好ましい。また、この手段は、トグルジョイントリ
ンクが伸長位置を通過して移動するのを防止すべく、ト
グルジョイントリンクの中央回動部に設けたストップフ
ランジで構成することが好ましい。また、その代わり
に、この手段はハンドルカバーに形成したストップ面で
構成することができる。
２端を有し、第１端がアンビルフレームに固定され、第
２端がカートリッジ搬送部材に連結されたトグルジョイ
ントリンクにより構成することが好ましい。中央回動部
は、カートリッジアセンブリをオープンポジションから
クローズドポジションへ駆動すべく、トグルジョイント
リンクを、折込位置から、トグルジョイントリンクがほ
ぼ真っ直ぐとなるインライン位置、すなわちセンター位
置を経て、(折込位置に対して)僅かに反転した伸長位置
へ移動させるために、レバー部が解放位置から作動位置
へ第１回目に移動するときにレバー部材と係合するよう
に構成された表面を有していることが好ましい。また、
作動手段は、カートリッジアセンブリをクローズドポジ
ションからオープンポジションへ付勢するコイルスプリ
ングの付勢力に抗して、カートリッジアセンブリをクロ
ーズドポジションに保持するための手段を有しているこ
とが好ましい。また、この手段は、トグルジョイントリ
ンクが伸長位置を通過して移動するのを防止すべく、ト
グルジョイントリンクの中央回動部に設けたストップフ
ランジで構成することが好ましい。また、その代わり
に、この手段はハンドルカバーに形成したストップ面で
構成することができる。
【００２８】作動手段は、また、ラムのカムショルダー
面を構成する面と、第１端及び第２端と、その第２端に
隣接するカム面とを有する爪と、カートリッジ搬送部材
に対してラムを先端側へ駆動することによってステープ
ラーを打ち出すために、爪を、カム面がラムのカムショ
ルダー面から大略分離した第１位置と、カム面がラムの
カムショルダー面と係合した第２位置との間で移動可能
にレバー部に装着する手段とを備えていることが好まし
い。また、このステープラーは、さらに、爪を第２位置
へ付勢するためのトーションスプリングなどの手段を備
え、カートリッジアセンブリがオープンポジションから
クローズドポジションへ動くまでは爪を第１位置に保持
するように構成された面をラムに設けることが好まし
い。
面を構成する面と、第１端及び第２端と、その第２端に
隣接するカム面とを有する爪と、カートリッジ搬送部材
に対してラムを先端側へ駆動することによってステープ
ラーを打ち出すために、爪を、カム面がラムのカムショ
ルダー面から大略分離した第１位置と、カム面がラムの
カムショルダー面と係合した第２位置との間で移動可能
にレバー部に装着する手段とを備えていることが好まし
い。また、このステープラーは、さらに、爪を第２位置
へ付勢するためのトーションスプリングなどの手段を備
え、カートリッジアセンブリがオープンポジションから
クローズドポジションへ動くまでは爪を第１位置に保持
するように構成された面をラムに設けることが好まし
い。
【００２９】さらに、このステープラーは、アンビルフ
レームの基端部に旋回可能に装着された第１端と、第２
係合端とを有する解除アームを設けることが好ましい。
この解除アームは、カートリッジアセンブリをクローズ
ドポジションからオープンポジションへ付勢するための
手段(例えばコイルスプリング)の付勢力の下で、カート
リッジアセンブリをクローズドポジションからオープン
ポジションへ移動可能とするように、爪を第２位置から
第１位置へ移動させ、トグルジョイントリンクを折込位
置から伸長位置へ向かって移動させるために、爪及びト
グルジョイントリンクと係合するように構成された表面
を有している。
レームの基端部に旋回可能に装着された第１端と、第２
係合端とを有する解除アームを設けることが好ましい。
この解除アームは、カートリッジアセンブリをクローズ
ドポジションからオープンポジションへ付勢するための
手段(例えばコイルスプリング)の付勢力の下で、カート
リッジアセンブリをクローズドポジションからオープン
ポジションへ移動可能とするように、爪を第２位置から
第１位置へ移動させ、トグルジョイントリンクを折込位
置から伸長位置へ向かって移動させるために、爪及びト
グルジョイントリンクと係合するように構成された表面
を有している。
【００３０】また、本発明に係るステープラーは、既発
射のカートリッジハウジングがステープラーに装填され
ているかどうかを検出し、既発射のカートリッジが装填
されているときにステープラーを閉じてステープルの打
ち出しを阻止する手段を備えている。 本発明に係るス
テープラーの第１の実施例では、打ち出したカートリッ
ジハウジングがステープラーに装填されているときに、
カートリッジアセンブリのオープンポジションからクロ
ーズドポジションへの移動を阻止する手段は、アンビル
フレームと、第１端及び第２端を有するロックピンとを
備え、アンビルフレームは、アンビルフレームの表面に
開口し、底面を有する安全穴を構成する面を有してい
る。ロックピンは、オープンポジションとクローズドポ
ジションとの間でのカートリッジアセンブリの一往復動
作を可能とするために、ロックピンの第１端がプッシャ
ーのエッジと接する状態の解放位置と、それに続くオー
プンポジションからクローズドポジションへのカートリ
ッジアセンブリの移動を阻止するために、ロックピンの
第１端が安全穴を越えてラムの通路へ突出する状態の阻
止位置との間で移動可能に、安全穴内に装着されてい
る。付勢手段は、ロックピンを阻止位置側へ付勢する。
付勢手段は、第１端がロックピンの第２端に連結され、
第２端が安全穴の底面に連結されたコイルスプリングで
構成することが好ましい。
射のカートリッジハウジングがステープラーに装填され
ているかどうかを検出し、既発射のカートリッジが装填
されているときにステープラーを閉じてステープルの打
ち出しを阻止する手段を備えている。 本発明に係るス
テープラーの第１の実施例では、打ち出したカートリッ
ジハウジングがステープラーに装填されているときに、
カートリッジアセンブリのオープンポジションからクロ
ーズドポジションへの移動を阻止する手段は、アンビル
フレームと、第１端及び第２端を有するロックピンとを
備え、アンビルフレームは、アンビルフレームの表面に
開口し、底面を有する安全穴を構成する面を有してい
る。ロックピンは、オープンポジションとクローズドポ
ジションとの間でのカートリッジアセンブリの一往復動
作を可能とするために、ロックピンの第１端がプッシャ
ーのエッジと接する状態の解放位置と、それに続くオー
プンポジションからクローズドポジションへのカートリ
ッジアセンブリの移動を阻止するために、ロックピンの
第１端が安全穴を越えてラムの通路へ突出する状態の阻
止位置との間で移動可能に、安全穴内に装着されてい
る。付勢手段は、ロックピンを阻止位置側へ付勢する。
付勢手段は、第１端がロックピンの第２端に連結され、
第２端が安全穴の底面に連結されたコイルスプリングで
構成することが好ましい。
【００３１】本発明に係るステープラーの第２の実施例
では、プッシャーが打ち出し位置となっているカートリ
ッジハウジングがステープラーに装填されているとき
に、カートリッジアセンブリがオープンポジションから
クローズドポジションへ移動するのを阻止するために、
別の手段が設けられている。この手段は、カートリッジ
アセンブリのカートリッジ搬送部材における係止ノッチ
で構成され、ロックピンが阻止位置にあるときに、オー
プンポジションからクローズドポジションへのカートリ
ッジアセンブリの移動を阻止するために、ロックピンが
係止ノッチの表面と係合するようになっている。第２実
施例においては、ロックピンは、単にラムの障害物とし
て機能するというよりも、カートリッジアセンブリの動
作を阻止するために係止ノッチと係合する。
では、プッシャーが打ち出し位置となっているカートリ
ッジハウジングがステープラーに装填されているとき
に、カートリッジアセンブリがオープンポジションから
クローズドポジションへ移動するのを阻止するために、
別の手段が設けられている。この手段は、カートリッジ
アセンブリのカートリッジ搬送部材における係止ノッチ
で構成され、ロックピンが阻止位置にあるときに、オー
プンポジションからクローズドポジションへのカートリ
ッジアセンブリの移動を阻止するために、ロックピンが
係止ノッチの表面と係合するようになっている。第２実
施例においては、ロックピンは、単にラムの障害物とし
て機能するというよりも、カートリッジアセンブリの動
作を阻止するために係止ノッチと係合する。
【００３２】本発明に係るステープラーの第３の実施例
では、係止ノッチ及び／またはロックピンは、カートリ
ッジアセンブリがオープンポジションからクローズドポ
ジションへ初期動作するときに、ロックピンを解放位置
へ向かってカム動作させるために、傾斜したカム面を有
している。
では、係止ノッチ及び／またはロックピンは、カートリ
ッジアセンブリがオープンポジションからクローズドポ
ジションへ初期動作するときに、ロックピンを解放位置
へ向かってカム動作させるために、傾斜したカム面を有
している。
【００３３】以上説明した３つの実施例では、安全案内
部材を設けることができる。安全案内部材は、(１)アン
ビルフレームに対する長手方向への動作のためにアンビ
ルフレームに摺動可能に装着され、基端部及び先端部を
有するスリーブと、(２)スリーブの先端部に装着された
長手方向へ延在する位置決めピンとを備え、このピン
は、カートリッジハウジングの位置決め貫通路を通って
位置決め穴内に延在する位置決め位置と、位置決めピン
が位置決め貫通路及び位置決め穴から離れた解放位置と
の間で移動可能となっており、さらに、(３)位置決めピ
ンが位置決め位置にあるとき以外は、カートリッジアセ
ンブリのオープンポジションからクローズドポジション
への移動を阻止するとともに、カートリッジアセンブリ
がクローズドポジションにあるときに、位置決めピンの
位置決め位置から解放位置への移動を阻止するための手
段とを備えている。
部材を設けることができる。安全案内部材は、(１)アン
ビルフレームに対する長手方向への動作のためにアンビ
ルフレームに摺動可能に装着され、基端部及び先端部を
有するスリーブと、(２)スリーブの先端部に装着された
長手方向へ延在する位置決めピンとを備え、このピン
は、カートリッジハウジングの位置決め貫通路を通って
位置決め穴内に延在する位置決め位置と、位置決めピン
が位置決め貫通路及び位置決め穴から離れた解放位置と
の間で移動可能となっており、さらに、(３)位置決めピ
ンが位置決め位置にあるとき以外は、カートリッジアセ
ンブリのオープンポジションからクローズドポジション
への移動を阻止するとともに、カートリッジアセンブリ
がクローズドポジションにあるときに、位置決めピンの
位置決め位置から解放位置への移動を阻止するための手
段とを備えている。
【００３４】位置決めピンが位置決め位置にあるとき以
外はカートリッジアセンブリのオープンポジションから
クローズドポジションへの移動を阻止するとともに、カ
ートリッジアセンブリがクローズドポジションにあると
きに位置決めピンの位置決め位置から解放位置への移動
を阻止するための手段は、アンビルフレーム、カートリ
ッジ搬送部材、及びラムに安全ノッチを形成する面と、
カムショルダー面と穴を構成する面とを有する安全ゲー
トとを有することが好ましい。アンビルフレーム、カー
トリッジ搬送部材及びラムに安全ノッチを構成する面
は、カートリッジアセンブリがオープンポジションにあ
るときに、ステープラーを横切って側方へ延びる連続し
た安全ノッチ構成するために位置合わせされ、カートリ
ッジアセンブリがクローズドポジションにあるときに位
置がずれる。
外はカートリッジアセンブリのオープンポジションから
クローズドポジションへの移動を阻止するとともに、カ
ートリッジアセンブリがクローズドポジションにあると
きに位置決めピンの位置決め位置から解放位置への移動
を阻止するための手段は、アンビルフレーム、カートリ
ッジ搬送部材、及びラムに安全ノッチを形成する面と、
カムショルダー面と穴を構成する面とを有する安全ゲー
トとを有することが好ましい。アンビルフレーム、カー
トリッジ搬送部材及びラムに安全ノッチを構成する面
は、カートリッジアセンブリがオープンポジションにあ
るときに、ステープラーを横切って側方へ延びる連続し
た安全ノッチ構成するために位置合わせされ、カートリ
ッジアセンブリがクローズドポジションにあるときに位
置がずれる。
【００３５】安全ゲートは、カートリッジアセンブリと
アンビルフレームとの間の相対的な動作を阻止すべく、
安全ノッチを構成する表面に安全ゲートが係合した状態
の係止位置と、カートリッジアセンブリとアンビルフレ
ームとのオープンポジションとクローズドポジションと
の間での相対的な動作を可能とするために、安全ゲート
が安全ノッチから分離した状態の非係止位置との間で、
アンビルフレームに対して相対的に動作可能に、該アン
ビルフレームに隣接して装着されている。
アンビルフレームとの間の相対的な動作を阻止すべく、
安全ノッチを構成する表面に安全ゲートが係合した状態
の係止位置と、カートリッジアセンブリとアンビルフレ
ームとのオープンポジションとクローズドポジションと
の間での相対的な動作を可能とするために、安全ゲート
が安全ノッチから分離した状態の非係止位置との間で、
アンビルフレームに対して相対的に動作可能に、該アン
ビルフレームに隣接して装着されている。
【００３６】安全案内部材は、スリーブの基端部から安
全ゲート穴を通って基端部側へ突出する安全ゲート阻止
ガイドを有している。このガイドは、位置決めピンが位
置決め位置以外の位置にあるときに安全ゲートを係止位
置へ向かって付勢するように構成されるとともに、位置
決めピンが位置決め位置へ移動するときに、安全ゲート
を係止位置から非係止位置へ駆動するために、安全ゲー
トのカムショルダー面と係合するように形成されたカム
面を基端部に有している。
全ゲート穴を通って基端部側へ突出する安全ゲート阻止
ガイドを有している。このガイドは、位置決めピンが位
置決め位置以外の位置にあるときに安全ゲートを係止位
置へ向かって付勢するように構成されるとともに、位置
決めピンが位置決め位置へ移動するときに、安全ゲート
を係止位置から非係止位置へ駆動するために、安全ゲー
トのカムショルダー面と係合するように形成されたカム
面を基端部に有している。
【００３７】カートリッジアセンブリがクローズドポジ
ションにあるときに位置決めピンの位置決め位置から解
放位置へ向かう移動を阻止する手段は、位置決めピンが
位置決め位置から離れる方向へ移動するときに、安全ゲ
ートを非係止位置から係止位置へ向かって駆動するため
に、安全ゲートの表面と係合するように形成されたカム
面と大略対向するリターンカム面を有する安全ゲート阻
止ガイドと、リターンカム面が安全ゲートを非係止位置
から係止位置へ向かって駆動するのを阻止することによ
って、カートリッジアセンブリがクローズドポジション
にあるときにおける位置決めピンの位置決め位置から解
放位置へ向かう移動を阻止するために、安全ゲートと係
合すべくカートリッジ搬送部材とラムに形成された表面
とを有している。
ションにあるときに位置決めピンの位置決め位置から解
放位置へ向かう移動を阻止する手段は、位置決めピンが
位置決め位置から離れる方向へ移動するときに、安全ゲ
ートを非係止位置から係止位置へ向かって駆動するため
に、安全ゲートの表面と係合するように形成されたカム
面と大略対向するリターンカム面を有する安全ゲート阻
止ガイドと、リターンカム面が安全ゲートを非係止位置
から係止位置へ向かって駆動するのを阻止することによ
って、カートリッジアセンブリがクローズドポジション
にあるときにおける位置決めピンの位置決め位置から解
放位置へ向かう移動を阻止するために、安全ゲートと係
合すべくカートリッジ搬送部材とラムに形成された表面
とを有している。
【００３８】
【実施例】以下に本発明の実施例を図１〜２１に従って
詳細に説明する。図１〜１４は、本発明の第１実施例に
係る外科用ステープラーを示している。
詳細に説明する。図１〜１４は、本発明の第１実施例に
係る外科用ステープラーを示している。
【００３９】このステープラー１０は、一般的に、基端
部１４と、先端部１６と、側面部１７,１８とを備えた
アンビルフレーム１２からなる。これらの側面部１７,
１８は、夫々、長手方向に細長く形成されており、間に
チャネルを形成するべく、両側面部１７,１８は所定間
隔隔てられている。アンビルフレーム１２は、第１端２
０と第２端２１とを有し基端部１４に略隣接して位置せ
しめられたハンドル部１９と、アンビル面２３を有し先
端部１６に略隣接して位置せしめられた顎状部２２とを
有している。このアンビル面２３は特定形状に形成さ
れ、上記長手方向と直角に交わる面に位置せしめられて
いる。この顎状部２２は、アンビル面２３に開口する位
置決め穴１５を形成する面有している。この位置決め穴
１５の機能に就いては、後に記載する。
部１４と、先端部１６と、側面部１７,１８とを備えた
アンビルフレーム１２からなる。これらの側面部１７,
１８は、夫々、長手方向に細長く形成されており、間に
チャネルを形成するべく、両側面部１７,１８は所定間
隔隔てられている。アンビルフレーム１２は、第１端２
０と第２端２１とを有し基端部１４に略隣接して位置せ
しめられたハンドル部１９と、アンビル面２３を有し先
端部１６に略隣接して位置せしめられた顎状部２２とを
有している。このアンビル面２３は特定形状に形成さ
れ、上記長手方向と直角に交わる面に位置せしめられて
いる。この顎状部２２は、アンビル面２３に開口する位
置決め穴１５を形成する面有している。この位置決め穴
１５の機能に就いては、後に記載する。
【００４０】ハンドルハウジング２４は、アンビルフレ
ーム１２に固定されている。このハンドルハウジング２
４は、ナイロンや、ポリプロピレンや、高密度ポリエチ
レンや、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ＡＢＳ)
や、ポリエーテルイミドや、ポリスチレンや、アセター
ル又はポリカーボネイト等のポリマー材料等、適当なあ
らゆる素材から構成されることができる。細長形状の手
動式可動ハンドルレバー２５(図９参照)は第１,２端２
６,２７を有し、該ハンドルレバー２５は、第２端２７
において、ピン２８等の軸支手段によりアンビルフレー
ム１２に取り付けられている。ハンドルカバー２９は可
動ハンドルレバー２５に取り付けられている。このハン
ドルカバー２９は、上記ハンドルハウジング２４を形成
するのに使用される材料と類似したポリマー材料等から
形成することができる。このハンドルカバー２９及びハ
ンドルハウジング２４は、使い勝手の良いようにかつス
テープラー１０を効果的に把持できるように構成され
る。このハンドルカバー２９は、ステープラー１０に
(たとえば、可動ハンドルレバー２５やアンビルフレー
ム１２の夫々に)スナップ係合させることができるよう
に構成することができる。
ーム１２に固定されている。このハンドルハウジング２
４は、ナイロンや、ポリプロピレンや、高密度ポリエチ
レンや、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ＡＢＳ)
や、ポリエーテルイミドや、ポリスチレンや、アセター
ル又はポリカーボネイト等のポリマー材料等、適当なあ
らゆる素材から構成されることができる。細長形状の手
動式可動ハンドルレバー２５(図９参照)は第１,２端２
６,２７を有し、該ハンドルレバー２５は、第２端２７
において、ピン２８等の軸支手段によりアンビルフレー
ム１２に取り付けられている。ハンドルカバー２９は可
動ハンドルレバー２５に取り付けられている。このハン
ドルカバー２９は、上記ハンドルハウジング２４を形成
するのに使用される材料と類似したポリマー材料等から
形成することができる。このハンドルカバー２９及びハ
ンドルハウジング２４は、使い勝手の良いようにかつス
テープラー１０を効果的に把持できるように構成され
る。このハンドルカバー２９は、ステープラー１０に
(たとえば、可動ハンドルレバー２５やアンビルフレー
ム１２の夫々に)スナップ係合させることができるよう
に構成することができる。
【００４１】上記可動ハンドルレバー２５は、ハンドル
部１９の第２端２１に略隣接する位置においてアンビル
フレーム１２に取り付けられる。ピン２８により、可動
ハンドルレバー２５とハンドルカバー２９とがアンビル
フレーム１２に取り付けられる。これによって、可動ハ
ンドルレバー２５は、アンビルフレーム１２に対して、
可動ハンドルレバー２５の第１端２６がハンドル部１９
の基端部１４から隔てられた解放位置(図１,２,４参照)
と、可動ハンドルレバー２５とハンドル部１９とが接近
した作動位置(図３,５参照)との間で軸を中心として回
動せしめられる。付勢手段により、可動ハンドルレバー
２５は、解放位置に付勢せしめられる。この付勢手段
は、アンビルフレーム１２の一端、及び可動ハンドルレ
バー２５の他端に取り付けられるコイルスプリング３０
を備えることが好ましい。
部１９の第２端２１に略隣接する位置においてアンビル
フレーム１２に取り付けられる。ピン２８により、可動
ハンドルレバー２５とハンドルカバー２９とがアンビル
フレーム１２に取り付けられる。これによって、可動ハ
ンドルレバー２５は、アンビルフレーム１２に対して、
可動ハンドルレバー２５の第１端２６がハンドル部１９
の基端部１４から隔てられた解放位置(図１,２,４参照)
と、可動ハンドルレバー２５とハンドル部１９とが接近
した作動位置(図３,５参照)との間で軸を中心として回
動せしめられる。付勢手段により、可動ハンドルレバー
２５は、解放位置に付勢せしめられる。この付勢手段
は、アンビルフレーム１２の一端、及び可動ハンドルレ
バー２５の他端に取り付けられるコイルスプリング３０
を備えることが好ましい。
【００４２】基端部３３と先端部３４とを有するカート
リッジアセンブリ３２は、アンビルフレーム１２に対す
る長手方向の移動を可能ならしめるべく、側面部１７,
１８間に延在するチャネルに取り付けられている。この
カートリッジアセンブリ３２は、第１側面部３６と第２
側面部３７とを有するカートリッジ搬送部材３５を備え
ている。これらの第１,２側面部３６,３７は、夫々、長
手方向に細長く形成されており、間にラム用チャネルを
形成するべく、第１側面部３６は、第２側面部３７から
所定間隔隔てられている。第１,２側面部３６,３７は、
カートリッジアセンブリ３２の先端部３４に略隣接する
カートリッジ用溝３８を形成するための面を有してい
る。このカートリッジ用溝３８は、該溝３８内にカート
リッジハウジング４０が取り外し自在に受け入れられる
ように構成されている。
リッジアセンブリ３２は、アンビルフレーム１２に対す
る長手方向の移動を可能ならしめるべく、側面部１７,
１８間に延在するチャネルに取り付けられている。この
カートリッジアセンブリ３２は、第１側面部３６と第２
側面部３７とを有するカートリッジ搬送部材３５を備え
ている。これらの第１,２側面部３６,３７は、夫々、長
手方向に細長く形成されており、間にラム用チャネルを
形成するべく、第１側面部３６は、第２側面部３７から
所定間隔隔てられている。第１,２側面部３６,３７は、
カートリッジアセンブリ３２の先端部３４に略隣接する
カートリッジ用溝３８を形成するための面を有してい
る。このカートリッジ用溝３８は、該溝３８内にカート
リッジハウジング４０が取り外し自在に受け入れられる
ように構成されている。
【００４３】上記カートリッジハウジング４０には、上
記長手方向に対して略直角な面に整列せしめられ上記ア
ンビル面２３に向き合って位置せしめられる複数個のス
テープル４１と、カートリッジハウジング４０が有する
縦長スロット４６内に備えられたステープル４１をアン
ビル面２３に押圧するべくプッシャー４２等の手動手段
とが備えられており、これによって、カートリッジハウ
ジング４０とアンビル面２３との間に位置せしめられた
組織にステープル４１を打ち込むことができるようにし
ている。プッシャー４２は、一対のエッジ４３を有して
おり、ステープル４１を打ち込む前の位置(図１２参照)
と、打ち込んだ後の位置(図１３参照)との間で移動自在
となるようにステープル４１に隣接して位置せしめられ
ている。なお、プッシャー４２は、ステープル４１が打
ち込まれるときには、カートリッジハウジング４０に対
して先端部の方向へ移動するように構成されている。
記長手方向に対して略直角な面に整列せしめられ上記ア
ンビル面２３に向き合って位置せしめられる複数個のス
テープル４１と、カートリッジハウジング４０が有する
縦長スロット４６内に備えられたステープル４１をアン
ビル面２３に押圧するべくプッシャー４２等の手動手段
とが備えられており、これによって、カートリッジハウ
ジング４０とアンビル面２３との間に位置せしめられた
組織にステープル４１を打ち込むことができるようにし
ている。プッシャー４２は、一対のエッジ４３を有して
おり、ステープル４１を打ち込む前の位置(図１２参照)
と、打ち込んだ後の位置(図１３参照)との間で移動自在
となるようにステープル４１に隣接して位置せしめられ
ている。なお、プッシャー４２は、ステープル４１が打
ち込まれるときには、カートリッジハウジング４０に対
して先端部の方向へ移動するように構成されている。
【００４４】上記カートリッジハウジング４０は、ま
た、アンビルフレーム１２に備えられた位置決め穴１５
に対向する位置に位置せしめられる位置決め貫通路５８
を形成する面を有している。この位置決め穴１５と位置
決め貫通路５８は、大略円筒形状に同軸的に形成されて
おり、後述するところの機能を有する。
た、アンビルフレーム１２に備えられた位置決め穴１５
に対向する位置に位置せしめられる位置決め貫通路５８
を形成する面を有している。この位置決め穴１５と位置
決め貫通路５８は、大略円筒形状に同軸的に形成されて
おり、後述するところの機能を有する。
【００４５】ピン４４や溝４５等の手段によって、カー
トリッジアセンブリ３２は、アンビルフレーム１２に対
して、カートリッジハウジング４０とアンビル面２３と
が接近せしめられるクローズドポジション(図３〜５参
照)と、カートリッジハウジング４０とアンビル面２３
とが離隔せしめられるオープンポジション(図１,２参
照)との間で移動自在となるように取り付けられる。Ｔ
バー状のラム４８は、ステープル４１をカートリッジハ
ウジング４０から打ち出し、ステープル４１をアンビル
面２３に対して押圧せしめ、カートリッジハウジング４
０とアンビル面２３とが上記クローズドポジションにあ
るときにカートリッジハウジング４０と顎状部２２との
間に位置せしめられた組織にステープル４１を打ち込む
べくプッシャー４２を先端部方向へ駆動するために、プ
ッシャー４２と係合させることができるように構成され
ている。
トリッジアセンブリ３２は、アンビルフレーム１２に対
して、カートリッジハウジング４０とアンビル面２３と
が接近せしめられるクローズドポジション(図３〜５参
照)と、カートリッジハウジング４０とアンビル面２３
とが離隔せしめられるオープンポジション(図１,２参
照)との間で移動自在となるように取り付けられる。Ｔ
バー状のラム４８は、ステープル４１をカートリッジハ
ウジング４０から打ち出し、ステープル４１をアンビル
面２３に対して押圧せしめ、カートリッジハウジング４
０とアンビル面２３とが上記クローズドポジションにあ
るときにカートリッジハウジング４０と顎状部２２との
間に位置せしめられた組織にステープル４１を打ち込む
べくプッシャー４２を先端部方向へ駆動するために、プ
ッシャー４２と係合させることができるように構成され
ている。
【００４６】図２〜５は、ステープラー１０の作動工程
図である。解放位置から作動位置へ可動ホルダレバー２
５を移動させることによって操作せしめられる作動手段
５０により、カートリッジアセンブリ３２は、先ず、オ
ープンポジションからクローズドポジション(図２,３参
照)へ移動せしめられる。この作動手段５０は、第２回
目の操作で、可動ハンドルレバー２５を解放位置から作
動位置へ移動せしめ、ステープラー１０を打ち込むこと
ができる。たとえば、作動装置５０を操作することによ
り、ラム４８はカートリッジ搬送部材３５に対して先端
部方向に駆動され、これによって、プッシャー４２は、
カートリッジハウジング４０からステープル４１を打ち
出すべく先端部方向に移動せしめられる。そして、ステ
ープル４１は、アンビル面２３に対して押圧され、カー
トリッジハウジング４０と顎状部２２との間に位置する
組織内に打ち込まれる。アンビルフレーム１２とラム４
８との間に取り付けられたコイルスプリング５１等の手
段によって、カートリッジアセンブリ３２は、クローズ
ドポジションからオープンポジションへ付勢せしめられ
る。このコイルスプリング５１等の手段は、上記作動手
段５０により、一時的に打ち勝つ。
図である。解放位置から作動位置へ可動ホルダレバー２
５を移動させることによって操作せしめられる作動手段
５０により、カートリッジアセンブリ３２は、先ず、オ
ープンポジションからクローズドポジション(図２,３参
照)へ移動せしめられる。この作動手段５０は、第２回
目の操作で、可動ハンドルレバー２５を解放位置から作
動位置へ移動せしめ、ステープラー１０を打ち込むこと
ができる。たとえば、作動装置５０を操作することによ
り、ラム４８はカートリッジ搬送部材３５に対して先端
部方向に駆動され、これによって、プッシャー４２は、
カートリッジハウジング４０からステープル４１を打ち
出すべく先端部方向に移動せしめられる。そして、ステ
ープル４１は、アンビル面２３に対して押圧され、カー
トリッジハウジング４０と顎状部２２との間に位置する
組織内に打ち込まれる。アンビルフレーム１２とラム４
８との間に取り付けられたコイルスプリング５１等の手
段によって、カートリッジアセンブリ３２は、クローズ
ドポジションからオープンポジションへ付勢せしめられ
る。このコイルスプリング５１等の手段は、上記作動手
段５０により、一時的に打ち勝つ。
【００４７】上記作動装置５０は、中央回転部５３と、
ピン５６によりアンビルフレーム１２に軸支される第１
端５４と、ピン５７によりカートリッジ搬送部材３５に
軸支される第２端５５とを有するトグルジョイントリン
ク５２を備えることが好ましい。この中央回転部５３
は、トグルジョイントリンク５２を折り込み位置(カー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションにあると
きの状態を示した図１,２を参照)から、該リンク５２が
略直線的になる中心位置を通って、トグルジョイントリ
ンク５２が折り込み位置に対して逆方向に僅かに屈曲せ
しめられる伸張位置(図３〜５,１０)へ移動せしめるべ
く、可動ハンドルレバー２５を解放位置から作動位置に
位置せしめたときに可動ハンドルレバー２５に形成され
た協働面と係合するように構成された面を有することが
好ましい。トグルジョイントリンク５２が折り込み位置
から伸張位置へ移動せしめられることによって、カート
リッジアセンブリ３２は、オープンポジションからクロ
ーズドポジションへ駆動せしめられる。
ピン５６によりアンビルフレーム１２に軸支される第１
端５４と、ピン５７によりカートリッジ搬送部材３５に
軸支される第２端５５とを有するトグルジョイントリン
ク５２を備えることが好ましい。この中央回転部５３
は、トグルジョイントリンク５２を折り込み位置(カー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションにあると
きの状態を示した図１,２を参照)から、該リンク５２が
略直線的になる中心位置を通って、トグルジョイントリ
ンク５２が折り込み位置に対して逆方向に僅かに屈曲せ
しめられる伸張位置(図３〜５,１０)へ移動せしめるべ
く、可動ハンドルレバー２５を解放位置から作動位置に
位置せしめたときに可動ハンドルレバー２５に形成され
た協働面と係合するように構成された面を有することが
好ましい。トグルジョイントリンク５２が折り込み位置
から伸張位置へ移動せしめられることによって、カート
リッジアセンブリ３２は、オープンポジションからクロ
ーズドポジションへ駆動せしめられる。
【００４８】上記作動手段は、また、カートリッジアセ
ンブリ３２を、該カートリッジアセンブリ３２をクロー
ズドポジションからオープンポジションへ付勢するため
のコイルスプリング５１の付勢に抗してクローズドポジ
ションに保持するための保持装置を有することが好まし
い。そのような保持装置には、トグルジョイントリンク
５２の中央回転部５３に取り付けられるストップフラン
ジ６６が備えられることが好ましい。このストップフラ
ンジ６６はトグルジョイントリンク５２に形成された面
に係合せしめられ、該トグルジョイントリンク５２が伸
張位置を超えて移動せしめられないようにすることが好
ましい。また、このような装置は、ハンドルハウジング
２４に備えられるストップ面を有することもできる。ま
た、比較的弾力性の小さい不図示のトーションスプリン
グをトグルジョイントリンク５２の中央回転部５３に取
り付けてトグルジョイントリンク５２を伸張位置に向け
て付勢し、ステープルを打ち込んだ後に可動ハンドルレ
バー２５を作動位置から解放位置に移動させたときに、
カートリッジアセンブリ３２が不用意に開口しないよう
にすることもできる。
ンブリ３２を、該カートリッジアセンブリ３２をクロー
ズドポジションからオープンポジションへ付勢するため
のコイルスプリング５１の付勢に抗してクローズドポジ
ションに保持するための保持装置を有することが好まし
い。そのような保持装置には、トグルジョイントリンク
５２の中央回転部５３に取り付けられるストップフラン
ジ６６が備えられることが好ましい。このストップフラ
ンジ６６はトグルジョイントリンク５２に形成された面
に係合せしめられ、該トグルジョイントリンク５２が伸
張位置を超えて移動せしめられないようにすることが好
ましい。また、このような装置は、ハンドルハウジング
２４に備えられるストップ面を有することもできる。ま
た、比較的弾力性の小さい不図示のトーションスプリン
グをトグルジョイントリンク５２の中央回転部５３に取
り付けてトグルジョイントリンク５２を伸張位置に向け
て付勢し、ステープルを打ち込んだ後に可動ハンドルレ
バー２５を作動位置から解放位置に移動させたときに、
カートリッジアセンブリ３２が不用意に開口しないよう
にすることもできる。
【００４９】上記作動装置５０は、ラム４８上にカム面
４９を形成する面と、爪６０とを備え、爪６０は、第１
端６１と第２端６２と該第２端６２に略連接するカム面
６３とを備えることが好ましい。ピン６４等の手段によ
り、カム面６３がラム４８上のカム面４９から隔てられ
た状態にある第１位置(図２,３,９)と、カートリッジア
センブリ３２がクローズドポジションに位置せしめられ
ているときにカートリッジ搬送部材３５に対して先端部
方向にラム４８を駆動することによってステープルを打
ち込めるようにするべく、カム面６３がラム４８上のカ
ム面４９と係合した状態にある第２位置(図４,１０,１
１)との間で移動自在となるように、爪６０が可動ハン
ドルレバー２５上に取り付けられる。また、ステープラ
ー１０は、爪６０を第２位置へ付勢するためのトーショ
ンスプリング６５等の付勢装置を備えることが好まし
く、ラム４８は、カートリッジアセンブリ３２がオープ
ンポジションからクローズドポジションへ移動せしめら
れるまで、爪６０を第１位置に保持するように構成され
たスライド面４７を備えることが好ましい。
４９を形成する面と、爪６０とを備え、爪６０は、第１
端６１と第２端６２と該第２端６２に略連接するカム面
６３とを備えることが好ましい。ピン６４等の手段によ
り、カム面６３がラム４８上のカム面４９から隔てられ
た状態にある第１位置(図２,３,９)と、カートリッジア
センブリ３２がクローズドポジションに位置せしめられ
ているときにカートリッジ搬送部材３５に対して先端部
方向にラム４８を駆動することによってステープルを打
ち込めるようにするべく、カム面６３がラム４８上のカ
ム面４９と係合した状態にある第２位置(図４,１０,１
１)との間で移動自在となるように、爪６０が可動ハン
ドルレバー２５上に取り付けられる。また、ステープラ
ー１０は、爪６０を第２位置へ付勢するためのトーショ
ンスプリング６５等の付勢装置を備えることが好まし
く、ラム４８は、カートリッジアセンブリ３２がオープ
ンポジションからクローズドポジションへ移動せしめら
れるまで、爪６０を第１位置に保持するように構成され
たスライド面４７を備えることが好ましい。
【００５０】また、ステープラー１０には、ピン５６に
よりアンビルフレーム１２の基端部１４に軸支された第
１端と、ハンドルハウジング２４から軸直角方向に突出
する手動式解放ボタン７２に取り付けられた第２端とを
有する解除アーム７０が備えられている。この解除アー
ム７０は、爪６０のピン６７と係合するように構成され
た面７３と、トグルジョイントリンク５２の中央回転部
５３と係合するように構成された不図示の内方突出面と
を備えている。これによって、爪６０は、先ず、第２位
置から第１位置へ移動せしめられ、ついで、トグルジョ
イントリンク５２は、伸張位置から折り込み位置へ移動
せしめられ、カートリッジアセンブリ３２は、スプリン
グ５１に付勢されてクローズドポジションからオープン
ポジションへ移動せしめられる。
よりアンビルフレーム１２の基端部１４に軸支された第
１端と、ハンドルハウジング２４から軸直角方向に突出
する手動式解放ボタン７２に取り付けられた第２端とを
有する解除アーム７０が備えられている。この解除アー
ム７０は、爪６０のピン６７と係合するように構成され
た面７３と、トグルジョイントリンク５２の中央回転部
５３と係合するように構成された不図示の内方突出面と
を備えている。これによって、爪６０は、先ず、第２位
置から第１位置へ移動せしめられ、ついで、トグルジョ
イントリンク５２は、伸張位置から折り込み位置へ移動
せしめられ、カートリッジアセンブリ３２は、スプリン
グ５１に付勢されてクローズドポジションからオープン
ポジションへ移動せしめられる。
【００５１】位置決め穴１５と位置決め貫通路５８の機
能については、基端部と先端部とを備えたスリーブ８９
からなる安全案内部材８８の機能に関連させながら以下
に記載する。スリーブ８９は、該スリーブ８９がアンビ
ルフレーム１２に対して長手方向に移動することができ
るように、アンビルフレーム１２上に滑り移動自在に取
り付けられている。長手方向に延在する位置決めピン９
０は、ステープルの打ち込み位置をより正確なものにす
るために、また、カートリッジアセンブリ３２がクロー
ズドポジションに移動せしめられたときに組織がカート
リッジハウジング４０とアンビル面２３との間から逸脱
しないようにするために、アンビルフレーム１２に備え
られた面２３に対するステープル４１の並びを位置決め
するべく、位置決めピン９０が位置決め貫通路５８を通
って位置決め穴１５内に延在する位置決め位置(図３〜
５)と、位置決めピン９０が位置決め穴１５と位置決め
貫通路５８から隔てられることによってカートリッジハ
ウジング４０の取り替えを行えるような解放位置(図１,
２)との間で移動自在となるように、スリーブ８９の先
端部に固定されている。
能については、基端部と先端部とを備えたスリーブ８９
からなる安全案内部材８８の機能に関連させながら以下
に記載する。スリーブ８９は、該スリーブ８９がアンビ
ルフレーム１２に対して長手方向に移動することができ
るように、アンビルフレーム１２上に滑り移動自在に取
り付けられている。長手方向に延在する位置決めピン９
０は、ステープルの打ち込み位置をより正確なものにす
るために、また、カートリッジアセンブリ３２がクロー
ズドポジションに移動せしめられたときに組織がカート
リッジハウジング４０とアンビル面２３との間から逸脱
しないようにするために、アンビルフレーム１２に備え
られた面２３に対するステープル４１の並びを位置決め
するべく、位置決めピン９０が位置決め貫通路５８を通
って位置決め穴１５内に延在する位置決め位置(図３〜
５)と、位置決めピン９０が位置決め穴１５と位置決め
貫通路５８から隔てられることによってカートリッジハ
ウジング４０の取り替えを行えるような解放位置(図１,
２)との間で移動自在となるように、スリーブ８９の先
端部に固定されている。
【００５２】上記位置決めピン９０が位置決め位置に位
置せしめられていないときにカートリッジアセンブリ３
２がオープンポジションからクローズドポジションへ移
動しないようにするための移動防止装置９４であって、
カートリッジアセンブリ３２が、(ラム４８とカートリ
ッジ搬送部材３５とを含む)カートリッジアセンブリ３
２とアンビルフレーム１２とに備えられた安全ノッチ９
２を形成する面を備えたクローズドポジションにあると
きに、位置決めピン９０が位置決め位置から解放位置へ
移動しないようにするための移動防止装置９４を取り付
けることができる。
置せしめられていないときにカートリッジアセンブリ３
２がオープンポジションからクローズドポジションへ移
動しないようにするための移動防止装置９４であって、
カートリッジアセンブリ３２が、(ラム４８とカートリ
ッジ搬送部材３５とを含む)カートリッジアセンブリ３
２とアンビルフレーム１２とに備えられた安全ノッチ９
２を形成する面を備えたクローズドポジションにあると
きに、位置決めピン９０が位置決め位置から解放位置へ
移動しないようにするための移動防止装置９４を取り付
けることができる。
【００５３】アンビルフレーム１２に備えられた安全ノ
ッチ９２形成面と、カートリッジ搬送部材３５と、ラム
４８は、カートリッジアセンブリ３２がオープンポジシ
ョンに位置しているときには、ステープラー１０の軸と
交わる方向に一列に整列せしめられる連続的な安全ノッ
チ９２(図２,９,１８,１９参照)が形成され、カートリ
ッジアセンブリ３２がクローズドポジションに位置して
いるときには、安全ノッチ９２は一列に整列せしめられ
ない(図３,４,１０参照)。
ッチ９２形成面と、カートリッジ搬送部材３５と、ラム
４８は、カートリッジアセンブリ３２がオープンポジシ
ョンに位置しているときには、ステープラー１０の軸と
交わる方向に一列に整列せしめられる連続的な安全ノッ
チ９２(図２,９,１８,１９参照)が形成され、カートリ
ッジアセンブリ３２がクローズドポジションに位置して
いるときには、安全ノッチ９２は一列に整列せしめられ
ない(図３,４,１０参照)。
【００５４】上記移動防止装置９４は、カム面８５と、
該カム面８５に略対向するリターンカム面８を有する安
全ゲート部材９５(図１８,１９)とを備えている。この
安全ゲート部材９５は、ゲート穴８７を形成する面を有
している。この安全ゲート部材９５は、アンビルフレー
ム１２に隣接して取り付けられ、これによって、安全ゲ
ート部材９５は、カートリッジアセンブリ３２とアンビ
ルフレーム１２間における相対移動を阻止するべくカー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションに位置せ
しめられたときに安全ゲート部材９５が連続的な安全ノ
ッチ９２を形成する面と係合せしめられる係止位置(図
２参照)と、安全ゲート部材９５が安全ノッチ９２から
隔てられることによって、カートリッジアセンブリ３２
とアンビルフレーム１２とが、オープンポジションとク
ローズドポジションとの間で長手方向の相対的移動を可
能ならしめる非係止位置(図３,４,９参照)との間で相対
的移動を行わしめられる。このハンドルハウジング２４
は、スロット７７を形成するガイド面を有しており、安
全ゲート部材９５が係止位置と非係止位置との間で往復
運動できるようにしている。
該カム面８５に略対向するリターンカム面８を有する安
全ゲート部材９５(図１８,１９)とを備えている。この
安全ゲート部材９５は、ゲート穴８７を形成する面を有
している。この安全ゲート部材９５は、アンビルフレー
ム１２に隣接して取り付けられ、これによって、安全ゲ
ート部材９５は、カートリッジアセンブリ３２とアンビ
ルフレーム１２間における相対移動を阻止するべくカー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションに位置せ
しめられたときに安全ゲート部材９５が連続的な安全ノ
ッチ９２を形成する面と係合せしめられる係止位置(図
２参照)と、安全ゲート部材９５が安全ノッチ９２から
隔てられることによって、カートリッジアセンブリ３２
とアンビルフレーム１２とが、オープンポジションとク
ローズドポジションとの間で長手方向の相対的移動を可
能ならしめる非係止位置(図３,４,９参照)との間で相対
的移動を行わしめられる。このハンドルハウジング２４
は、スロット７７を形成するガイド面を有しており、安
全ゲート部材９５が係止位置と非係止位置との間で往復
運動できるようにしている。
【００５５】上記移動防止装置９４の部分として、安全
ガイド部材８８には、スリーブ８９の基端部から基端部
方向に延在すると共に、ゲート穴８７内を通る安全ゲー
ト阻止ガイド９８が備えられている。位置決めピン９０
が位置決め位置以外の位置に位置しているとき、安全ゲ
ート部材９５は、安全ゲート阻止ガイド９８のリターン
カム面８によって、係止位置に付勢せしめられる。安全
ゲート阻止ガイド９８の基端部に位置するカム面９９
は、安全ゲート部材９５のカム面８５と係合するように
構成されており、これによって、位置決めピン９０が位
置決め位置に移動したときに、安全ゲート部材９５が係
止位置から非係止位置へ駆動されるようにしている。カ
ートリッジ搬送部材３５とラム４８とに形成された面７
(図１８参照)は、安全ゲート部材９５の上面と係合する
ように構成されており、カートリッジアセンブリ３２が
クローズドポジションに位置せしめられたとき、カム面
８によって、安全ゲート部材９５が非係止位置から係止
位置に移動しないようにしている。すなわち、一旦、位
置決めピン９０を位置決め位置に移動させることによっ
て、カートリッジアセンブリ３２がクローズドポジショ
ンに位置せしめられているときにも、上記移動防止装置
９４により、位置決めピン９０が位置決め位置から解放
位置に移動せしめられることは防止される。
ガイド部材８８には、スリーブ８９の基端部から基端部
方向に延在すると共に、ゲート穴８７内を通る安全ゲー
ト阻止ガイド９８が備えられている。位置決めピン９０
が位置決め位置以外の位置に位置しているとき、安全ゲ
ート部材９５は、安全ゲート阻止ガイド９８のリターン
カム面８によって、係止位置に付勢せしめられる。安全
ゲート阻止ガイド９８の基端部に位置するカム面９９
は、安全ゲート部材９５のカム面８５と係合するように
構成されており、これによって、位置決めピン９０が位
置決め位置に移動したときに、安全ゲート部材９５が係
止位置から非係止位置へ駆動されるようにしている。カ
ートリッジ搬送部材３５とラム４８とに形成された面７
(図１８参照)は、安全ゲート部材９５の上面と係合する
ように構成されており、カートリッジアセンブリ３２が
クローズドポジションに位置せしめられたとき、カム面
８によって、安全ゲート部材９５が非係止位置から係止
位置に移動しないようにしている。すなわち、一旦、位
置決めピン９０を位置決め位置に移動させることによっ
て、カートリッジアセンブリ３２がクローズドポジショ
ンに位置せしめられているときにも、上記移動防止装置
９４により、位置決めピン９０が位置決め位置から解放
位置に移動せしめられることは防止される。
【００５６】本発明に係るステープラー１０は、また、
ステープラー１０に未使用のステープルカートリッジが
装填されない限り、カートリッジアセンブリがオープン
ポジションからクローズドポジションに移動せしめられ
ないようにする手段を備えてている。
ステープラー１０に未使用のステープルカートリッジが
装填されない限り、カートリッジアセンブリがオープン
ポジションからクローズドポジションに移動せしめられ
ないようにする手段を備えてている。
【００５７】図１２〜１４に最も良く示すように、本発
明の第１実施例に係るステープラー１０は、打ち込み位
置にあるプシャー４２を備えたカートリッジハウジング
４０がステープラー１０に装填されたときに、カートリ
ッジアセンブリ３２がオープンポジションからクローズ
ドポジションに移動せしめられないようにする阻止手段
を備えることができる。このような装置によって、ステ
ープラー１０のステープルカートリッジが使用済みにな
った際には、アンビル面２３とカートリッジハウジング
４０との接近は阻止され、アンビル面２３とカートリッ
ジハウジング４０との間の生きた組織は、把持されるこ
とが防止される。すなわち、このような装置によって、
ステープラー１０のステープルカートリッジが使用済み
となった場合には、ステープラー１０の打ち込みが阻止
されるようにしている。図１２〜１４は、カートリッジ
アセンブリ３２がオープンポジションからクローズドポ
ジションへの移動を阻止する阻止手段を備えたステープ
ラー１０を示している。この阻止手段は、アンビルフレ
ーム１２と、ロックプレート又はロックピン８２とから
なり、アンビルフレーム１２は、アンビルフレーム１２
の面に形成された底面付き安全穴８１を形成する面を備
え、ロックプレート又はロックピン８２は、第１,２端
８３,８４を備えている。このロックピン８２は、カー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションとクロー
ズドポジションとの間で一往復運動を行えるように、ロ
ックピン８２の第１端８３がプシャー４２のエッジ４３
に略接する解放位置(図１２)と、カートリッジアセンブ
リ３２がオープンポジションからクローズドポジション
へ移動せしめられないようにロックピン８２の第１端８
３が安全穴８１からラム４８の移動経路内に突出する阻
止位置(図１３)との間で移動自在となるように安全穴８
１内に取り付けられている。付勢手段により、ロックピ
ン８２は、上記阻止位置に付勢される。その付勢手段
は、ロックピン８２の第２端８４に取り付けられる第１
端と、安全穴８１の上記底面に取り付けられる第２端と
を備えたコイルスプリング８６を有することが好まし
い。
明の第１実施例に係るステープラー１０は、打ち込み位
置にあるプシャー４２を備えたカートリッジハウジング
４０がステープラー１０に装填されたときに、カートリ
ッジアセンブリ３２がオープンポジションからクローズ
ドポジションに移動せしめられないようにする阻止手段
を備えることができる。このような装置によって、ステ
ープラー１０のステープルカートリッジが使用済みにな
った際には、アンビル面２３とカートリッジハウジング
４０との接近は阻止され、アンビル面２３とカートリッ
ジハウジング４０との間の生きた組織は、把持されるこ
とが防止される。すなわち、このような装置によって、
ステープラー１０のステープルカートリッジが使用済み
となった場合には、ステープラー１０の打ち込みが阻止
されるようにしている。図１２〜１４は、カートリッジ
アセンブリ３２がオープンポジションからクローズドポ
ジションへの移動を阻止する阻止手段を備えたステープ
ラー１０を示している。この阻止手段は、アンビルフレ
ーム１２と、ロックプレート又はロックピン８２とから
なり、アンビルフレーム１２は、アンビルフレーム１２
の面に形成された底面付き安全穴８１を形成する面を備
え、ロックプレート又はロックピン８２は、第１,２端
８３,８４を備えている。このロックピン８２は、カー
トリッジアセンブリ３２がオープンポジションとクロー
ズドポジションとの間で一往復運動を行えるように、ロ
ックピン８２の第１端８３がプシャー４２のエッジ４３
に略接する解放位置(図１２)と、カートリッジアセンブ
リ３２がオープンポジションからクローズドポジション
へ移動せしめられないようにロックピン８２の第１端８
３が安全穴８１からラム４８の移動経路内に突出する阻
止位置(図１３)との間で移動自在となるように安全穴８
１内に取り付けられている。付勢手段により、ロックピ
ン８２は、上記阻止位置に付勢される。その付勢手段
は、ロックピン８２の第２端８４に取り付けられる第１
端と、安全穴８１の上記底面に取り付けられる第２端と
を備えたコイルスプリング８６を有することが好まし
い。
【００５８】作用
本発明の作用はステープラー１０に関して述べる。図２
から５は、ステープラー１０の作用を連続的に示す。
から５は、ステープラー１０の作用を連続的に示す。
【００５９】図２は、オープンポジションにあるカート
リッジアセンブリ３２とアンビルフレーム１２との相対
的位置関係を示している。典型的には、ステープラー１
０は、ステープルで縫合される組織に隣接して位置付け
られ、そしてスリーブ８９の先端側への移動によって位
置決めピン９０が解放位置（図２）から位置決め位置
（図３，４および５）へ移動させられる。位置決めピン
９０が位置決め位置に位置されるとき、カム面９９は、
カートリッジアセンブリ３２とアンビルフレーム１２と
の間に相対移動を起こさせるように安全ゲート９５を非
係止位置へ移動させる。
リッジアセンブリ３２とアンビルフレーム１２との相対
的位置関係を示している。典型的には、ステープラー１
０は、ステープルで縫合される組織に隣接して位置付け
られ、そしてスリーブ８９の先端側への移動によって位
置決めピン９０が解放位置（図２）から位置決め位置
（図３，４および５）へ移動させられる。位置決めピン
９０が位置決め位置に位置されるとき、カム面９９は、
カートリッジアセンブリ３２とアンビルフレーム１２と
の間に相対移動を起こさせるように安全ゲート９５を非
係止位置へ移動させる。
【００６０】位置決め位置では、位置決めピン９０がカ
ートリッジハウジングの位置決め通路５８を通過して位
置決め穴１５内へ伸長する。このことによってステープ
ル列４１は、打ち込まれたステープルがその形態におい
てより正確にコントロールされるように、アンビルフレ
ーム１２に特別形成された面２３に対して方向付けされ
且つ位置付けされる。位置決めピン９０が位置決め位置
に位置することはまた、カートリッジアセンブリ３２が
クローズトポジションへ移動させられときに、カートリ
ッジハウジング４０とアンビル面２３との間から組織が
逃げるのを防止する。
ートリッジハウジングの位置決め通路５８を通過して位
置決め穴１５内へ伸長する。このことによってステープ
ル列４１は、打ち込まれたステープルがその形態におい
てより正確にコントロールされるように、アンビルフレ
ーム１２に特別形成された面２３に対して方向付けされ
且つ位置付けされる。位置決めピン９０が位置決め位置
に位置することはまた、カートリッジアセンブリ３２が
クローズトポジションへ移動させられときに、カートリ
ッジハウジング４０とアンビル面２３との間から組織が
逃げるのを防止する。
【００６１】図３は、解放位置から作動位置へレバー部
２５が移動する第１移動によってカートリッジアセンブ
リ３２がクローズトポジションへ移動させられた直後の
アンビルフレーム１２とカートリッジアセンブリ３２と
の位置を示しており、その後は、コイルスプリング３０
がレバー部２５を図４に示す解放位置へ戻す。カートリ
ッジがクローズトポジションにあるとき、カートリッジ
搬送部材３５およびラム４８の面７（図１８）は、安全
ゲート９５の「頂部」に係合するように取り付けられ、
リターンカム面８が安全ゲート９５を非係止位置から係
止位置へ駆動するのを防止する。このように、位置決め
ピン９０が図３に示すように位置決め位置へ一旦移動さ
せられると、手段９４もまた、カートリッジアセンブリ
３２がクローズトポジションにあるときに位置決めピン
９０が位置決め位置から解放位置へ移動するのを防止す
る。この特徴的作用によって、使用者は次の二つのこと
から免れられる。（１）ステープルで縫合される組織の
上でステープラー１０を挟み付けること。（２）その
後、位置決めピン９０を位置決め位置から移動させるこ
と。
２５が移動する第１移動によってカートリッジアセンブ
リ３２がクローズトポジションへ移動させられた直後の
アンビルフレーム１２とカートリッジアセンブリ３２と
の位置を示しており、その後は、コイルスプリング３０
がレバー部２５を図４に示す解放位置へ戻す。カートリ
ッジがクローズトポジションにあるとき、カートリッジ
搬送部材３５およびラム４８の面７（図１８）は、安全
ゲート９５の「頂部」に係合するように取り付けられ、
リターンカム面８が安全ゲート９５を非係止位置から係
止位置へ駆動するのを防止する。このように、位置決め
ピン９０が図３に示すように位置決め位置へ一旦移動さ
せられると、手段９４もまた、カートリッジアセンブリ
３２がクローズトポジションにあるときに位置決めピン
９０が位置決め位置から解放位置へ移動するのを防止す
る。この特徴的作用によって、使用者は次の二つのこと
から免れられる。（１）ステープルで縫合される組織の
上でステープラー１０を挟み付けること。（２）その
後、位置決めピン９０を位置決め位置から移動させるこ
と。
【００６２】図４は、ステープラー１０が発射される
（ステープル打ち込みの動作がなされる）直前のアンビ
ルフレーム１２とカートリッジアセンブリ３２の位置を
示している。カートリッジアセンブリ３２がクローズト
ポジションへ移動させられた後、爪６０は、ラム４８の
カム面４９にカム面６３が概ね係合した状態で第２位置
へ移動する。この位置でステープラー１０は発射準備が
なされる。解放位置から作動位置（図５）へのレバー部
２５の第２移動は、カートリッジ搬送部材３５およびア
ンビルフレーム１２に対するラム４８の先端側への相対
移動を生じる。この移動は、プッシャー４２を先端側へ
駆動し、ステープル４１をカートリッジハウジング４０
から排出し、特別に形成されたアンビル面２３にそのス
テープル４１を押し付け、そしてそのステープル４１を
カートリッジハウジング４０とアンビル顎状部２２との
間の組織に噛み込ませて閉じさせる。
（ステープル打ち込みの動作がなされる）直前のアンビ
ルフレーム１２とカートリッジアセンブリ３２の位置を
示している。カートリッジアセンブリ３２がクローズト
ポジションへ移動させられた後、爪６０は、ラム４８の
カム面４９にカム面６３が概ね係合した状態で第２位置
へ移動する。この位置でステープラー１０は発射準備が
なされる。解放位置から作動位置（図５）へのレバー部
２５の第２移動は、カートリッジ搬送部材３５およびア
ンビルフレーム１２に対するラム４８の先端側への相対
移動を生じる。この移動は、プッシャー４２を先端側へ
駆動し、ステープル４１をカートリッジハウジング４０
から排出し、特別に形成されたアンビル面２３にそのス
テープル４１を押し付け、そしてそのステープル４１を
カートリッジハウジング４０とアンビル顎状部２２との
間の組織に噛み込ませて閉じさせる。
【００６３】カートリッジアセンブリ３２がクローズト
ポジションへ一旦移動させられると、スプリング５１は
カートリッジアセンブリをオープンポジションへ付勢す
るが、カートリッジアセンブリ３２をオープンポジショ
ンへ移動させるのは、トグルジョイントリンク５２にお
けるストップフランジ６６と他の部分との間の係合によ
って防止される。なお、このトグルジョイントリンク５
２の他の部分は、中央回動部５３に対して概ね隣接して
いる。なお、トグルジョイントリンク５２とハンドルハ
ウジング２４との係合は、トグルジョイントリンク５２
がそれ以上移動するのを防止してもよい。トーションス
プリング（図示せず）は、ステープラー１０が発射され
たとき、トグルジョイントリンク５２が跳ね上がったり
折り込み位置へ戻ったりするのを防止する。
ポジションへ一旦移動させられると、スプリング５１は
カートリッジアセンブリをオープンポジションへ付勢す
るが、カートリッジアセンブリ３２をオープンポジショ
ンへ移動させるのは、トグルジョイントリンク５２にお
けるストップフランジ６６と他の部分との間の係合によ
って防止される。なお、このトグルジョイントリンク５
２の他の部分は、中央回動部５３に対して概ね隣接して
いる。なお、トグルジョイントリンク５２とハンドルハ
ウジング２４との係合は、トグルジョイントリンク５２
がそれ以上移動するのを防止してもよい。トーションス
プリング（図示せず）は、ステープラー１０が発射され
たとき、トグルジョイントリンク５２が跳ね上がったり
折り込み位置へ戻ったりするのを防止する。
【００６４】ステープラー１０が発射された後に使用者
は、手動解除ボタン７２を上方へ動かすことによって、
カートリッジアセンブリ３２のオープンポジションへの
復帰をコントロールできる。この手動解除ボタン７２を
上方へ動かすと、解除アーム７０の面７３が爪６０の肩
部ないしピン６７に係合し、且つアーム７０上の側方内
方へ突出する面（図示せず）がトグルジョイントリンク
５２の中央回動部５３に係合する。そして爪６０を第２
位置から第１位置へ移動させ、トーションスプリング
（図示せず）の付勢力に抗してトグルジョイントリンク
５２を伸長位置から折り込み位置へ移動させる。そのよ
うな解除アーム７０の動作は、スプリング５１をしてカ
ートリッジアセンブリ３２にオープンポジションへ復帰
させるのを許容する。
は、手動解除ボタン７２を上方へ動かすことによって、
カートリッジアセンブリ３２のオープンポジションへの
復帰をコントロールできる。この手動解除ボタン７２を
上方へ動かすと、解除アーム７０の面７３が爪６０の肩
部ないしピン６７に係合し、且つアーム７０上の側方内
方へ突出する面（図示せず）がトグルジョイントリンク
５２の中央回動部５３に係合する。そして爪６０を第２
位置から第１位置へ移動させ、トーションスプリング
（図示せず）の付勢力に抗してトグルジョイントリンク
５２を伸長位置から折り込み位置へ移動させる。そのよ
うな解除アーム７０の動作は、スプリング５１をしてカ
ートリッジアセンブリ３２にオープンポジションへ復帰
させるのを許容する。
【００６５】カートリッジアセンブリ３２がオープンポ
ジションへ一旦移動させられると、リターンカム面８は
安全ゲート９５を安全ノッチ９２に係合状態とするよう
に自由に駆動でき、位置決めピン９０が位置決め位置へ
再び動かされてもいないのにカートリッジアセンブリ３
２をオープンポジションからクローズドポジションへ動
かすのを防止する。このように、たとえステープラーが
同一の患者に次々と再使用されても、この特徴は連続的
に作用する。
ジションへ一旦移動させられると、リターンカム面８は
安全ゲート９５を安全ノッチ９２に係合状態とするよう
に自由に駆動でき、位置決めピン９０が位置決め位置へ
再び動かされてもいないのにカートリッジアセンブリ３
２をオープンポジションからクローズドポジションへ動
かすのを防止する。このように、たとえステープラーが
同一の患者に次々と再使用されても、この特徴は連続的
に作用する。
【００６６】図１３に最もよく示されるように、ステー
プラー１０が発射されてカートリッジアセンブリ３２が
オープンポジションへ動かされた後は、プッシャー４２
は発射前の位置におけるよりもカートリッジハウジング
４０に近くなり、ピン８２の第１端はもはやプッシャー
４２のエッジ４３には係合しない。こうしてラム４８が
オープンポジションへ後退した後、スプリング８６はピ
ン８２を解放位置から阻止位置へ付勢する。これと共
に、ロックピン８２の第１端８３は安全穴８１からラム
４８の通路内へ突出する。これにより、カートリッジア
センブリ３２はオープンポジションからクローズドポジ
ションへの移動が阻止される。ピン８２は、ステープラ
ー１０に空のカートリッジが装填されたときの発射を防
止するのみならず、カートリッジハウジング４０が全く
装填されなかった場合にも発射を防止する。
プラー１０が発射されてカートリッジアセンブリ３２が
オープンポジションへ動かされた後は、プッシャー４２
は発射前の位置におけるよりもカートリッジハウジング
４０に近くなり、ピン８２の第１端はもはやプッシャー
４２のエッジ４３には係合しない。こうしてラム４８が
オープンポジションへ後退した後、スプリング８６はピ
ン８２を解放位置から阻止位置へ付勢する。これと共
に、ロックピン８２の第１端８３は安全穴８１からラム
４８の通路内へ突出する。これにより、カートリッジア
センブリ３２はオープンポジションからクローズドポジ
ションへの移動が阻止される。ピン８２は、ステープラ
ー１０に空のカートリッジが装填されたときの発射を防
止するのみならず、カートリッジハウジング４０が全く
装填されなかった場合にも発射を防止する。
【００６７】また、既発射のカートリッジハウジングを
他の既発射カートリッジに交換するとすれば、その既発
射カートリッジのプッシャーのエッジ部分はピン８２を
阻止位置から解放位置へ移動させることはできないであ
ろうから、ピン８２がステープラー１０の発射を阻止す
ることになる。ステープラー１０は、既発射のカートリ
ッジハウジングを、ピン８２を解放位置へ動かすのに適
切な位置にあるプッシャー４２のエッジ面４３を持った
未発射状態ないし発射可能状態のカートリッジハウジン
グ４０に交換されることによってのみ発射可能である。
他の既発射カートリッジに交換するとすれば、その既発
射カートリッジのプッシャーのエッジ部分はピン８２を
阻止位置から解放位置へ移動させることはできないであ
ろうから、ピン８２がステープラー１０の発射を阻止す
ることになる。ステープラー１０は、既発射のカートリ
ッジハウジングを、ピン８２を解放位置へ動かすのに適
切な位置にあるプッシャー４２のエッジ面４３を持った
未発射状態ないし発射可能状態のカートリッジハウジン
グ４０に交換されることによってのみ発射可能である。
【００６８】トグルジョイントリンク５２により与えら
れる機構的利点は、カートリッジアセンブリ３２がオー
プンポジションにあるとき最小であり、カートリッジア
センブリ３２がクローズドポジションへ向かって動くに
つれ概して増大する。このように、カートリッジアセン
ブリ３２がオープンポジションからクローズドポジショ
ンへ移動するのを阻止することは重要であり、そのこと
によって、トグルジョイントリンク５２を介してピン８
２に伝えられる剪断力を最小にする。
れる機構的利点は、カートリッジアセンブリ３２がオー
プンポジションにあるとき最小であり、カートリッジア
センブリ３２がクローズドポジションへ向かって動くに
つれ概して増大する。このように、カートリッジアセン
ブリ３２がオープンポジションからクローズドポジショ
ンへ移動するのを阻止することは重要であり、そのこと
によって、トグルジョイントリンク５２を介してピン８
２に伝えられる剪断力を最小にする。
【００６９】図１５から１７は、外科用ステープラーの
第２実施例を示している。ステープラーは、参照番号１
００で包括的に示されており、ステープラー１０の各部
と本質的に同等の多くの部材を有してその参照番号と同
一の参照番号に添字Ａを付して示している。ステープラ
ー１００は、ステープラー１０と同様にアンビルフレー
ム１２Ａを備えており、アンビルフレーム１２Ａは基端
部および先端部１６Ａと、それぞれ長手方向へ延びてそ
の間にチャンネルを形成する一対の側面部１７Ａおよび
１８Ａを有している。アンビルフレーム１２Ａは、第１
および第２端部を持った基端部に隣接したハンドル部
（図示していないが、ステープラー１０のハンドル１９
で包括的に示されている）を有し、先端部１６Ａに大略
隣接して特別に形成されたアンビル面２３Ａを持った顎
状部２２Ａを有している。アンビル面２３Ａは、長手方
向に大略垂直な平面に位置している。顎状部２２Ａは、
アンビル面２３Ａに開口された位置決め穴１５Ａを形成
する面を含んでいる。
第２実施例を示している。ステープラーは、参照番号１
００で包括的に示されており、ステープラー１０の各部
と本質的に同等の多くの部材を有してその参照番号と同
一の参照番号に添字Ａを付して示している。ステープラ
ー１００は、ステープラー１０と同様にアンビルフレー
ム１２Ａを備えており、アンビルフレーム１２Ａは基端
部および先端部１６Ａと、それぞれ長手方向へ延びてそ
の間にチャンネルを形成する一対の側面部１７Ａおよび
１８Ａを有している。アンビルフレーム１２Ａは、第１
および第２端部を持った基端部に隣接したハンドル部
（図示していないが、ステープラー１０のハンドル１９
で包括的に示されている）を有し、先端部１６Ａに大略
隣接して特別に形成されたアンビル面２３Ａを持った顎
状部２２Ａを有している。アンビル面２３Ａは、長手方
向に大略垂直な平面に位置している。顎状部２２Ａは、
アンビル面２３Ａに開口された位置決め穴１５Ａを形成
する面を含んでいる。
【００７０】ステープラー１０のようにステープラー１
００は、アンビルフレーム１２Ａに対する長手方向の移
動のために側面部１７Ａおよび１８Ａの間に形成された
チャンネル内に取り付けられて基端部および先端部３４
Ａを有するカートリッジアセンブリ３２Ａを含む。カー
トリッジアセンブリ３２Ａは、第１および第２側面部を
有するカートリッジ搬送部材３５Ａを含んでいる。この
第１および第２側面部は、それぞれ長手方向に延び、且
つその間にラムチャンネルを形成するように隔てられて
いる。第１および第２側面部はカートリッジ用溝３８Ａ
を形成する面を有しており、このカートリッジ用溝はカ
ートリッジアセンブリ３２Ａの先端部３４Ａに概ね隣接
している。カートリッジ用溝面３８Ａは、カートリッジ
ハウジング４０Ａを放出可能に受け入れるようにされて
いる。
００は、アンビルフレーム１２Ａに対する長手方向の移
動のために側面部１７Ａおよび１８Ａの間に形成された
チャンネル内に取り付けられて基端部および先端部３４
Ａを有するカートリッジアセンブリ３２Ａを含む。カー
トリッジアセンブリ３２Ａは、第１および第２側面部を
有するカートリッジ搬送部材３５Ａを含んでいる。この
第１および第２側面部は、それぞれ長手方向に延び、且
つその間にラムチャンネルを形成するように隔てられて
いる。第１および第２側面部はカートリッジ用溝３８Ａ
を形成する面を有しており、このカートリッジ用溝はカ
ートリッジアセンブリ３２Ａの先端部３４Ａに概ね隣接
している。カートリッジ用溝面３８Ａは、カートリッジ
ハウジング４０Ａを放出可能に受け入れるようにされて
いる。
【００７１】カートリッジハウジング４０Ａは、長手方
向に大略垂直な平面内で１列にされて１方向に向けられ
且つアンビル面２３Ａと対向して配置された複数のステ
ープル４１Ａと、プッシャー４２Ａのような手動手段と
を含んでいる。このプッシャー４２Ａは、カートリッジ
ハウジング４０Ａの縦長スロット内でステープル４１Ａ
をアンビル面２３Ａに向かって押し、そしてカートリッ
ジハウジング４０Ａとアンビル面２３Ａとの間の組織内
でステープル４１Ａを締める。プッシャー４２Ａは、一
対のエッジ４３Ａを有すると共にステープル４１Ａに近
接して位置されている。このようにプッシャー４２Ａが
ステープル４１Ａに近接して位置されているのは、ステ
ープラー１００が発射されるとき、ステープル４１Ａが
発射前の位置（図１５）と発射後の位置（図１６）との
間でプッシャー４２Ａと共に移動するためであり、この
プッシャー４２Ａはカートリッジアセンブリ３２Ａに対
して先端側へ移動するようにされている。またカートリ
ッジハウジング４０Ａは、アンビルフレーム１２Ａ内の
位置決め穴１５Ａと対向する位置決め穴ないし位置決め
貫通路５８Ａを形成する面も有している。位置決め貫通
路５８Ａと位置決め穴１５Ａとは、大略同軸上に位置す
る円筒形であってよい。
向に大略垂直な平面内で１列にされて１方向に向けられ
且つアンビル面２３Ａと対向して配置された複数のステ
ープル４１Ａと、プッシャー４２Ａのような手動手段と
を含んでいる。このプッシャー４２Ａは、カートリッジ
ハウジング４０Ａの縦長スロット内でステープル４１Ａ
をアンビル面２３Ａに向かって押し、そしてカートリッ
ジハウジング４０Ａとアンビル面２３Ａとの間の組織内
でステープル４１Ａを締める。プッシャー４２Ａは、一
対のエッジ４３Ａを有すると共にステープル４１Ａに近
接して位置されている。このようにプッシャー４２Ａが
ステープル４１Ａに近接して位置されているのは、ステ
ープラー１００が発射されるとき、ステープル４１Ａが
発射前の位置（図１５）と発射後の位置（図１６）との
間でプッシャー４２Ａと共に移動するためであり、この
プッシャー４２Ａはカートリッジアセンブリ３２Ａに対
して先端側へ移動するようにされている。またカートリ
ッジハウジング４０Ａは、アンビルフレーム１２Ａ内の
位置決め穴１５Ａと対向する位置決め穴ないし位置決め
貫通路５８Ａを形成する面も有している。位置決め貫通
路５８Ａと位置決め穴１５Ａとは、大略同軸上に位置す
る円筒形であってよい。
【００７２】Ｔバー状のラム４８Ａは、カートリッジ搬
送部材３５Ａおよびアンビルフレーム１２Ａに対する長
手方向の移動のために、カートリッジ搬送部材３５Ａの
第１および第２側面部の間のラムチャンネル内に装着さ
れている。Ｔバー状のラム４８Ａは、ステープル４１Ａ
をカートリッジハウジング４０Ａから排出するようにプ
ッシャー４２Ａを先端側へ駆動するように、また、特別
に形成されたアンビル面２３Ａに対してステープル４１
Ａを押し付けるように、そしてカートリッジハウジング
４０Ａとアンビル面２３Ａがクローズドポジションにあ
るときに、カートリッジハウジング４０Ａとアンビル顎
状部２２Ａとの間の組織内にステープル４１Ａを係止し
て閉じるようにされている。
送部材３５Ａおよびアンビルフレーム１２Ａに対する長
手方向の移動のために、カートリッジ搬送部材３５Ａの
第１および第２側面部の間のラムチャンネル内に装着さ
れている。Ｔバー状のラム４８Ａは、ステープル４１Ａ
をカートリッジハウジング４０Ａから排出するようにプ
ッシャー４２Ａを先端側へ駆動するように、また、特別
に形成されたアンビル面２３Ａに対してステープル４１
Ａを押し付けるように、そしてカートリッジハウジング
４０Ａとアンビル面２３Ａがクローズドポジションにあ
るときに、カートリッジハウジング４０Ａとアンビル顎
状部２２Ａとの間の組織内にステープル４１Ａを係止し
て閉じるようにされている。
【００７３】ステープラー１００はステープラー１０と
違って、既発射位置のプッシャー４２Ａを有するカート
リッジハウジング４０Ａが装填されたときにカートリッ
ジアセンブリ３２Ａがオープンポジションからクローズ
ドポジションへ移動するのを阻止するために別の手段１
０２を有している。この手段１０２は手段８０と同様
に、空のカートリッジが装填されたときに、ステープラ
ー１００のアンビル（例えば２３Ａ）とカートリッジ
（例えば４０Ａ）との間の生体組織に対する接近や締め
付けを防止し、また、空のカートリッジが装填されたと
きにステープラー１００の発射を防止する。
違って、既発射位置のプッシャー４２Ａを有するカート
リッジハウジング４０Ａが装填されたときにカートリッ
ジアセンブリ３２Ａがオープンポジションからクローズ
ドポジションへ移動するのを阻止するために別の手段１
０２を有している。この手段１０２は手段８０と同様
に、空のカートリッジが装填されたときに、ステープラ
ー１００のアンビル（例えば２３Ａ）とカートリッジ
（例えば４０Ａ）との間の生体組織に対する接近や締め
付けを防止し、また、空のカートリッジが装填されたと
きにステープラー１００の発射を防止する。
【００７４】手段１０２は、安全穴１０３が開口形成さ
れる面と底面とを持ったアンビルフレーム１２Ａと、カ
ートリッジアセンブリ３２Ａのカートリッジ搬送部材３
５Ａ内に形成されたロックノッチ１１０と、第１端１０
５および第２端１０６を有するロックプレートないしロ
ックピン１０４とを備えている。
れる面と底面とを持ったアンビルフレーム１２Ａと、カ
ートリッジアセンブリ３２Ａのカートリッジ搬送部材３
５Ａ内に形成されたロックノッチ１１０と、第１端１０
５および第２端１０６を有するロックプレートないしロ
ックピン１０４とを備えている。
【００７５】ロックピン１０４は、解放位置（図１５）
と阻止位置（図１６）との間での移動のために安全穴１
０３内に装着されている。解放位置では、このロックピ
ン１０４の第１端１０５は、プッシャー４２Ａのエッジ
４３Ａに概ね隣接し、そしてカートリッジアセンブリ３
２Ａがオープンポジションとクローズドポジションとの
間で１回往復運動できるように、ロックノッチ１１０か
ら離れている。また阻止位置では、このロックピン１０
４の第１端１０５は、安全穴１０３から突出し、ロック
ノッチ１１０の面に係合してカートリッジアセンブリ３
２Ａがオープンポジションからクローズドポジションへ
移動するのを阻止する。第１端がロックピン１０４の第
２端１０６に連結され、第２端が安全穴１０３の底面に
連結されたコイルスプリング１０９のような付勢手段
は、ロックピン１０４を阻止位置の方向へ付勢する。
と阻止位置（図１６）との間での移動のために安全穴１
０３内に装着されている。解放位置では、このロックピ
ン１０４の第１端１０５は、プッシャー４２Ａのエッジ
４３Ａに概ね隣接し、そしてカートリッジアセンブリ３
２Ａがオープンポジションとクローズドポジションとの
間で１回往復運動できるように、ロックノッチ１１０か
ら離れている。また阻止位置では、このロックピン１０
４の第１端１０５は、安全穴１０３から突出し、ロック
ノッチ１１０の面に係合してカートリッジアセンブリ３
２Ａがオープンポジションからクローズドポジションへ
移動するのを阻止する。第１端がロックピン１０４の第
２端１０６に連結され、第２端が安全穴１０３の底面に
連結されたコイルスプリング１０９のような付勢手段
は、ロックピン１０４を阻止位置の方向へ付勢する。
【００７６】図２０および２１は、外科用ステープラー
の第３実施例を示している。ステープラーは、参照番号
２００で包括的に示されており、ステープラー１００の
各部と本質的に同等の多くの部材を有してその参照番号
と同一の参照番号に添字Ｂを付して示している。ステー
プラー２００は、ステープラー１００と同様にアンビル
フレーム１２Ｂを備えており、アンビルフレーム１２Ｂ
は長手方向に延びている。アンビルフレーム１２Ｂはハ
ンドル部（図示していないが、ステープラー１０のハン
ドル１９で包括的に示されている）と、特別に形成され
たアンビル面（図示していないが、アンビル面２３およ
び２３Ａで包括的に示されている）持った顎状部２２Ａ
を有している。アンビル面２３Ｂは、長手方向に大略垂
直な平面に位置している。顎状部２２Ｂは、アンビル面
に開口された位置決め穴を形成する面を含んでいる。
の第３実施例を示している。ステープラーは、参照番号
２００で包括的に示されており、ステープラー１００の
各部と本質的に同等の多くの部材を有してその参照番号
と同一の参照番号に添字Ｂを付して示している。ステー
プラー２００は、ステープラー１００と同様にアンビル
フレーム１２Ｂを備えており、アンビルフレーム１２Ｂ
は長手方向に延びている。アンビルフレーム１２Ｂはハ
ンドル部（図示していないが、ステープラー１０のハン
ドル１９で包括的に示されている）と、特別に形成され
たアンビル面（図示していないが、アンビル面２３およ
び２３Ａで包括的に示されている）持った顎状部２２Ａ
を有している。アンビル面２３Ｂは、長手方向に大略垂
直な平面に位置している。顎状部２２Ｂは、アンビル面
に開口された位置決め穴を形成する面を含んでいる。
【００７７】ステープラー１００のようにステープラー
２００は、アンビルフレーム１２Ｂに対する長手方向へ
移動するために取り付けられたカートリッジアセンブリ
３２Ｂを含む。カートリッジアセンブリ３２Ｂは、カー
トリッジアセンブリ３２Ｂの先端部に概ね隣接するカー
トリッジ用溝が形成された面を有するカートリッジ搬送
部材３５Ｂを含んでいる。カートリッジ用溝面は、カー
トリッジハウジング（図示していないが、カートリッジ
ハウジング４０および４０Ａで包括的に示されている）
を放出可能に受け入れるようにされている。
２００は、アンビルフレーム１２Ｂに対する長手方向へ
移動するために取り付けられたカートリッジアセンブリ
３２Ｂを含む。カートリッジアセンブリ３２Ｂは、カー
トリッジアセンブリ３２Ｂの先端部に概ね隣接するカー
トリッジ用溝が形成された面を有するカートリッジ搬送
部材３５Ｂを含んでいる。カートリッジ用溝面は、カー
トリッジハウジング（図示していないが、カートリッジ
ハウジング４０および４０Ａで包括的に示されている）
を放出可能に受け入れるようにされている。
【００７８】カートリッジハウジングは、長手方向に大
略垂直な平面内で１列にされて１方向に向けられ且つア
ンビル面と対向して配置された複数のステープル（図示
していないが、ステープル４１および４１Ａで包括的に
示されている）と、プッシャー４２Ｂのような手動手段
とを含んでいる。このプッシャー４２Ｂは、カートリッ
ジハウジングの縦長スロット内でステープルをアンビル
面に向かって押し、そしてカートリッジハウジングとア
ンビル面との間の組織内でステープルを締める。
略垂直な平面内で１列にされて１方向に向けられ且つア
ンビル面と対向して配置された複数のステープル（図示
していないが、ステープル４１および４１Ａで包括的に
示されている）と、プッシャー４２Ｂのような手動手段
とを含んでいる。このプッシャー４２Ｂは、カートリッ
ジハウジングの縦長スロット内でステープルをアンビル
面に向かって押し、そしてカートリッジハウジングとア
ンビル面との間の組織内でステープルを締める。
【００７９】プッシャー４２Ｂは、一対のエッジ４３Ｂ
を有すると共にステープルに近接して位置されている。
このようにプッシャー４２Ｂがステープルに近接して位
置されているのは、ステープラー２００が発射されると
き、ステープルが発射前の位置（図２０）と発射後の位
置（図２１）との間でプッシャー４２Ｂと共に移動する
ためであり、このプッシャー４２Ｂはカートリッジアセ
ンブリ３２Ｂに対して先端側へ移動するようにされてい
る。
を有すると共にステープルに近接して位置されている。
このようにプッシャー４２Ｂがステープルに近接して位
置されているのは、ステープラー２００が発射されると
き、ステープルが発射前の位置（図２０）と発射後の位
置（図２１）との間でプッシャー４２Ｂと共に移動する
ためであり、このプッシャー４２Ｂはカートリッジアセ
ンブリ３２Ｂに対して先端側へ移動するようにされてい
る。
【００８０】またカートリッジハウジングは、アンビル
フレーム１２Ｂ内の位置決め穴と対向する位置決め穴な
いし位置決め貫通路を形成する面も有している。位置決
め貫通路とアンビルフレーム側位置決め穴とは、大略同
軸上に位置する円筒形であってよい。
フレーム１２Ｂ内の位置決め穴と対向する位置決め穴な
いし位置決め貫通路を形成する面も有している。位置決
め貫通路とアンビルフレーム側位置決め穴とは、大略同
軸上に位置する円筒形であってよい。
【００８１】Ｔバー状のラム４８Ｂは、カートリッジ搬
送部材およびアンビルフレーム１２Ｂに対する長手方向
の移動のために、カートリッジ搬送部材の第１および第
２側面部の間のラムチャンネル内に装着されている。Ｔ
バー状のラム４８Ｂは、ステープルをカートリッジハウ
ジングから排出するようにプッシャー４２Ｂを先端側へ
駆動するように、また、特別に形成されたアンビル面に
対してステープルを押し付けるように、そしてカートリ
ッジハウジングとアンビル面がクローズドポジションに
あるときに、カートリッジハウジングとアンビル顎状部
２２Ｂとの間の組織内にステープルを係止して閉じるよ
うにされている。
送部材およびアンビルフレーム１２Ｂに対する長手方向
の移動のために、カートリッジ搬送部材の第１および第
２側面部の間のラムチャンネル内に装着されている。Ｔ
バー状のラム４８Ｂは、ステープルをカートリッジハウ
ジングから排出するようにプッシャー４２Ｂを先端側へ
駆動するように、また、特別に形成されたアンビル面に
対してステープルを押し付けるように、そしてカートリ
ッジハウジングとアンビル面がクローズドポジションに
あるときに、カートリッジハウジングとアンビル顎状部
２２Ｂとの間の組織内にステープルを係止して閉じるよ
うにされている。
【００８２】ステープラー２００はステープラー１００
と違って、発射可能状態のカートリッジハウジングが装
填されないかぎり、カートリッジアセンブリ３２Ｂがオ
ープンポジションからクローズドポジションへ移動する
のを阻止する別の手段２０２を有している。この手段２
０２は手段１０２と同様に、カートリッジ非装填時ない
し空カートリッジ装填時に、ステープラー２００のアン
ビルとカートリッジとの間の生体組織に対する接近や締
め付けを防止し、また、カートリッジ非装填時ないし空
カートリッジ装填時にステープラー２００の発射を防止
する。
と違って、発射可能状態のカートリッジハウジングが装
填されないかぎり、カートリッジアセンブリ３２Ｂがオ
ープンポジションからクローズドポジションへ移動する
のを阻止する別の手段２０２を有している。この手段２
０２は手段１０２と同様に、カートリッジ非装填時ない
し空カートリッジ装填時に、ステープラー２００のアン
ビルとカートリッジとの間の生体組織に対する接近や締
め付けを防止し、また、カートリッジ非装填時ないし空
カートリッジ装填時にステープラー２００の発射を防止
する。
【００８３】手段１０２とまた同様に手段２０２は、安
全穴１０３Ｂが開口形成される面と底面とを持ったアン
ビルフレーム１２Ｂを備えている。そして手段１０２と
は異なって手段２０２は、斜面２２０を有するカートリ
ッジアセンブリ３２Ｂのカートリッジ搬送部材内に形成
されたロックノッチ２１０と、第１端２０５および第２
端２０６を有するロックプレートないしロックピン２０
４とを備え、さらに第１端２０５に概ね隣接して傾斜カ
ム面２３０を有している。
全穴１０３Ｂが開口形成される面と底面とを持ったアン
ビルフレーム１２Ｂを備えている。そして手段１０２と
は異なって手段２０２は、斜面２２０を有するカートリ
ッジアセンブリ３２Ｂのカートリッジ搬送部材内に形成
されたロックノッチ２１０と、第１端２０５および第２
端２０６を有するロックプレートないしロックピン２０
４とを備え、さらに第１端２０５に概ね隣接して傾斜カ
ム面２３０を有している。
【００８４】ロックピン２０４は、解放位置（図２０）
と阻止位置（図２１）との間での移動のために安全穴１
０３Ｂ内に装着されている。解放位置では、このロック
ピン２０４の第１端２０５は、プッシャー４２Ｂのエッ
ジに概ね隣接し、そしてカートリッジアセンブリ３２Ｂ
がオープンポジションとクローズドポジションとの間で
１回往復運動できるように、ロックノッチ２１０から離
れている。また阻止位置では、このロックピン２０４の
第１端２０５は、安全穴１０３Ｂから突出し、ロックノ
ッチ２１０の面に係合してカートリッジアセンブリ３２
Ｂがオープンポジションからクローズドポジションへ移
動するのを阻止する。
と阻止位置（図２１）との間での移動のために安全穴１
０３Ｂ内に装着されている。解放位置では、このロック
ピン２０４の第１端２０５は、プッシャー４２Ｂのエッ
ジに概ね隣接し、そしてカートリッジアセンブリ３２Ｂ
がオープンポジションとクローズドポジションとの間で
１回往復運動できるように、ロックノッチ２１０から離
れている。また阻止位置では、このロックピン２０４の
第１端２０５は、安全穴１０３Ｂから突出し、ロックノ
ッチ２１０の面に係合してカートリッジアセンブリ３２
Ｂがオープンポジションからクローズドポジションへ移
動するのを阻止する。
【００８５】第１端がロックピン２０４の第２端２０６
に連結され、第２端が安全穴１０３Ｂの底面に連結され
たコイルスプリング１０９Ｂのような付勢手段は、ロッ
クピン２０４を阻止位置の方向へ付勢する。
に連結され、第２端が安全穴１０３Ｂの底面に連結され
たコイルスプリング１０９Ｂのような付勢手段は、ロッ
クピン２０４を阻止位置の方向へ付勢する。
【００８６】また、ロックノッチ２１０およびロックピ
ン２０４のうち少なくとも一方は、カートリッジアセン
ブリが最初にオープンポジションからクローズドポジシ
ョンへ移動するときにロックピン２０４を解放位置へカ
ム駆動するように、傾斜カム面を有していてもよい。し
かしながら、カートリッジの非装填時または発射可能状
態のカートリッジ以外のカートリッジが装填されている
ときには、その傾斜カム面はロックピン２０４を解放位
置へカム駆動しない。
ン２０４のうち少なくとも一方は、カートリッジアセン
ブリが最初にオープンポジションからクローズドポジシ
ョンへ移動するときにロックピン２０４を解放位置へカ
ム駆動するように、傾斜カム面を有していてもよい。し
かしながら、カートリッジの非装填時または発射可能状
態のカートリッジ以外のカートリッジが装填されている
ときには、その傾斜カム面はロックピン２０４を解放位
置へカム駆動しない。
【００８７】斜面２２０や傾斜カム面２３０は、例え
ば、カートリッジハウジング４０Ｂやカートリッジ搬送
部材３５Ｂあるいはプッシャー４２Ｂのエッジ４３Ｂに
おける個々の部分的寸法差ないし公差に対してあまり敏
感でないので、手段２０２がメカニズムを構成するのは
手段１０２の場合よりも簡単である。
ば、カートリッジハウジング４０Ｂやカートリッジ搬送
部材３５Ｂあるいはプッシャー４２Ｂのエッジ４３Ｂに
おける個々の部分的寸法差ないし公差に対してあまり敏
感でないので、手段２０２がメカニズムを構成するのは
手段１０２の場合よりも簡単である。
【００８８】本発明は、幾つかの実施例を参照してここ
に述べられた。この技術分野における当業者が、本発明
の範囲から逸脱することなくこれらの実施例において多
くの変更をなし得ることは明らかである。例えば、ピン
８２とスプリング８６は、一体成形されたスプリングを
有するプラスチック部材に置き換えてもよい。また、ピ
ン１０４は、カートリッジアセンブリ３２内のロックノ
ッチ１１０よりもむしろ、カートリッジハウジング４０
Ａ内のスロット（図示せず）に係合するようにしてもよ
い。あるいは、手段９４は、本発明のステープラー１０
から取り除くこともでき、そしてアンビルフレーム１２
とカートリッジアセンブリ３２は、何もこれに限定され
るものではないが、金属ないしプラスチック材のような
適切な材質で構成することも可能である。さらに、ロッ
クプレートないしロックピン８２，１０４，２０４は、
これも金属ないしプラスチック材のような適切な材質で
構成することが可能であり、また、プッシャーのエッジ
（例えば４３Ｂ）に係合するようにされた端部に隣接し
て丸められた部分（図示せず）を有していてもよい。そ
の丸められた部分は、ステープラーに未発射カートリッ
ジが装填されてカートリッジアセンブリが最初にクロー
ズドポジションへ移動するときに、ピンを解放位置へカ
ム駆動する。このように、本発明の範囲は、この明細書
に述べられた構造に限定されるべきではなく、特許請求
の範囲に述べられた構成あるいはそれと等価な構成によ
ってのみ限定されるべきである。
に述べられた。この技術分野における当業者が、本発明
の範囲から逸脱することなくこれらの実施例において多
くの変更をなし得ることは明らかである。例えば、ピン
８２とスプリング８６は、一体成形されたスプリングを
有するプラスチック部材に置き換えてもよい。また、ピ
ン１０４は、カートリッジアセンブリ３２内のロックノ
ッチ１１０よりもむしろ、カートリッジハウジング４０
Ａ内のスロット（図示せず）に係合するようにしてもよ
い。あるいは、手段９４は、本発明のステープラー１０
から取り除くこともでき、そしてアンビルフレーム１２
とカートリッジアセンブリ３２は、何もこれに限定され
るものではないが、金属ないしプラスチック材のような
適切な材質で構成することも可能である。さらに、ロッ
クプレートないしロックピン８２，１０４，２０４は、
これも金属ないしプラスチック材のような適切な材質で
構成することが可能であり、また、プッシャーのエッジ
（例えば４３Ｂ）に係合するようにされた端部に隣接し
て丸められた部分（図示せず）を有していてもよい。そ
の丸められた部分は、ステープラーに未発射カートリッ
ジが装填されてカートリッジアセンブリが最初にクロー
ズドポジションへ移動するときに、ピンを解放位置へカ
ム駆動する。このように、本発明の範囲は、この明細書
に述べられた構造に限定されるべきではなく、特許請求
の範囲に述べられた構成あるいはそれと等価な構成によ
ってのみ限定されるべきである。
【図１】 本発明の第１実施例に係る外科用ステープラ
ーの斜視図である。
ーの斜視図である。
【図２】 図１の外科用ステープラーに示されたアンビ
ルフレームとカートリッジアセンブリとがオープンポジ
ションにあるときの相対的位置を示した一部破断拡大第
１側面図である。
ルフレームとカートリッジアセンブリとがオープンポジ
ションにあるときの相対的位置を示した一部破断拡大第
１側面図である。
【図３】 図１のステープラーに示されたアンビルフレ
ームとカートリッジアセンブリとがクローズドポジショ
ンにあるときの相対的位置を示した一部破断拡大第１側
面図である。
ームとカートリッジアセンブリとがクローズドポジショ
ンにあるときの相対的位置を示した一部破断拡大第１側
面図である。
【図４】 ステープルが打ち込まれる直前の状態におけ
る図１のステープラーに示されたアンビルフレームとカ
ートリッジアセンブリとの相対的位置を示した一部破断
拡大第１側面図である。
る図１のステープラーに示されたアンビルフレームとカ
ートリッジアセンブリとの相対的位置を示した一部破断
拡大第１側面図である。
【図５】 ステープルが打ち込まれた直後の状態におけ
る図１のステープラーを示した一部破断拡大第１側面図
である。
る図１のステープラーを示した一部破断拡大第１側面図
である。
【図６】 図１のステープラーの一部破断拡大底面図で
ある。
ある。
【図７】 図５の７−７線拡大断面図である。
【図８】 図２の８−８線一部破断拡大断面図である。
【図９】 作動機構の詳細を示した図１のステープラー
の一部破断拡大第２側面図である。
の一部破断拡大第２側面図である。
【図１０】 作動機構の詳細及びステープラーの基端部
を示した図１のステープラーの拡大第２側面図である。
を示した図１のステープラーの拡大第２側面図である。
【図１１】 作動機構の詳細を示した図１のステープラ
ーの拡大第１側面図である。
ーの拡大第１側面図である。
【図１２】 ステープル打ち込み前の位置におけるプッ
シャーを示した、図１のステープラーの先端部の拡大第
１側面図である。
シャーを示した、図１のステープラーの先端部の拡大第
１側面図である。
【図１３】 ステープル打ち込み位置におけるプッシャ
ーを示した、図１のステープラーの先端部の拡大第１側
面図である。
ーを示した、図１のステープラーの先端部の拡大第１側
面図である。
【図１４】 図１３の１４−１４線一部破断拡大断面図
である。
である。
【図１５】 図１に示したステープラーの基端部と略同
じ基端部を有し、ステープル打ち込み前の位置における
プッシャーを示した、本発明の第２実施例に係るステー
プラーの先端部の拡大第１側面図である。
じ基端部を有し、ステープル打ち込み前の位置における
プッシャーを示した、本発明の第２実施例に係るステー
プラーの先端部の拡大第１側面図である。
【図１６】 プッシャーがステープル打ち込み位置にあ
る状態を示した、図１５のステープラーの先端部の拡大
第１側面図である。
る状態を示した、図１５のステープラーの先端部の拡大
第１側面図である。
【図１７】 図１６のステープラーの１７−１７線一部
破断拡大断面図である。
破断拡大断面図である。
【図１８】 係止位置にある安全ゲートを示した、図１
のステープラーの一部破断拡大斜視図である。
のステープラーの一部破断拡大斜視図である。
【図１９】 図９に示したステープラーの１９−１９線
断面図である。
断面図である。
【図２０】 傾斜ピンと係止ノッチとの詳細及びステー
プル打ち込み前の状態におけるプッシャーを示した、図
１のステープラーの基端部と略同一の基端部を有する本
発明の第３実施例に係るステープラーの先端部の一部破
断拡大第１側面図である。
プル打ち込み前の状態におけるプッシャーを示した、図
１のステープラーの基端部と略同一の基端部を有する本
発明の第３実施例に係るステープラーの先端部の一部破
断拡大第１側面図である。
【図２１】 ステープル打ち込み位置にあるプッシャー
を示した、図２０のステープラーの先端部の拡大第１側
面図である。
を示した、図２０のステープラーの先端部の拡大第１側
面図である。
７．面、 ８．リターンカム面、 １０．ステープ
ラー、 １２．アンビルフレーム、 １４．基端
部、 １５．位置決め穴、 １６．先端部、１７．１
８．側面部、 １９．ハンドル部、 ２０．２１．
第１端、第２端、 ２３．アンビル面、 ２４．ハ
ンドルハウジング、 ２５．可動ハンドルレバー、
２６．２７．第１端、第２端、 ２８．ピン、
２９．ハンドルカバー、 ３２．カートリッジアセン
ブリ、 ３５．カートリッジ搬送(支持)部材、 ３
６第１側面部、 ３７．第２側面部、 ３８．カー
トリッジ用溝、 ４０．カートリッジハウジング、
４１．ステープル、４２．プッシャー、 ４３．エ
ッジ、 ４４．ピン、 ４５．溝、 ４６．縦長
スロット、 ４７．スライド面、 ４８．Ｔバー状
のラム、 ４９．カム面、 ５０．作動手段、
５２．折込位置、伸長位置、 ５２．トグルジョイン
トリンク、 ５３．中央回動部、 ５４．５４．第
１端、第２端、 ５６．ピン、 ５８．位置決め貫
通路、 ６０．爪、 ６１．６２．第１部、第２
部、 ６４．ピン、 ６５．トーションスプリン
グ、６６．ストップフランジ、 ６７．ピン、 ７
０．解除アーム、 ７２．解除ボタン、 ７３．
面、 ７７．スロット、 ８１．安全穴、 ８
２．ロックプレートまたはロックピン、 ８３．８
４．第１端、第２端、８５．カム面、 ８６．コイル
スプリング、 ８８．安全案内部材、 ８９．スリ
ーブ、 ９０．位置決めピン、 ９２．安全ノッチ
９２．安全ノッチ形成面、 ９４．手段、 ９
５．安全ゲート部材、 ９８．安全ゲート阻止ガイ
ド、 ９９．カム面
ラー、 １２．アンビルフレーム、 １４．基端
部、 １５．位置決め穴、 １６．先端部、１７．１
８．側面部、 １９．ハンドル部、 ２０．２１．
第１端、第２端、 ２３．アンビル面、 ２４．ハ
ンドルハウジング、 ２５．可動ハンドルレバー、
２６．２７．第１端、第２端、 ２８．ピン、
２９．ハンドルカバー、 ３２．カートリッジアセン
ブリ、 ３５．カートリッジ搬送(支持)部材、 ３
６第１側面部、 ３７．第２側面部、 ３８．カー
トリッジ用溝、 ４０．カートリッジハウジング、
４１．ステープル、４２．プッシャー、 ４３．エ
ッジ、 ４４．ピン、 ４５．溝、 ４６．縦長
スロット、 ４７．スライド面、 ４８．Ｔバー状
のラム、 ４９．カム面、 ５０．作動手段、
５２．折込位置、伸長位置、 ５２．トグルジョイン
トリンク、 ５３．中央回動部、 ５４．５４．第
１端、第２端、 ５６．ピン、 ５８．位置決め貫
通路、 ６０．爪、 ６１．６２．第１部、第２
部、 ６４．ピン、 ６５．トーションスプリン
グ、６６．ストップフランジ、 ６７．ピン、 ７
０．解除アーム、 ７２．解除ボタン、 ７３．
面、 ７７．スロット、 ８１．安全穴、 ８
２．ロックプレートまたはロックピン、 ８３．８
４．第１端、第２端、８５．カム面、 ８６．コイル
スプリング、 ８８．安全案内部材、 ８９．スリ
ーブ、 ９０．位置決めピン、 ９２．安全ノッチ
９２．安全ノッチ形成面、 ９４．手段、 ９
５．安全ゲート部材、 ９８．安全ゲート阻止ガイ
ド、 ９９．カム面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ロバート・マイケル・アイアリー
アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州
セント・ポール、スリーエム・センター
（番地の表示なし)
(72)発明者 アラン・カービー・プライリー
アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州
セント・ポール、スリーエム・センター
（番地の表示なし)
(56)参考文献 特公 昭49−16474（ＪＰ，Ｂ１)
米国特許4607636（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61B 17/068
Claims (37)
- 【請求項１】 基端部及び先端部を有し且つ各々長手方
向に細長く、間にチャネルを構成するように間隔を隔て
た側面部を有し、前記基端部にほぼ隣接してハンドル部
を有し、第１及び第２の端と、前記先端部にほぼ隣接し
てアンビル面を有し、且つ前記長手方向とほぼ垂直な平
面に位置決めされた顎状部を有するアンビルフレーム
と、 第１及び第２の端を有する細長い手動式可動ハンドルレ
バーと、を有し、 前記ハンドルレバーは、前記ハンドルレバーと前記アン
ビルフレームを、ハンドルレバーの前記第１の端が前記
ハンドル部の前記第１の端から間隔を隔てる解放位置
と、前記ハンドルレバーと前記ハンドル部が近接関係に
ある作動位置との間で相対的に回動させるようになった
枢着手段を前記第２の端に有し、 前記ハンドルレバーを前記解放位置に向かって付勢する
ための付勢手段と、 基端部及び先端部を有し、前記側面部間の前記チャネル
内に、前記アンビルフレームに対して長手方向に移動可
能に取り付けられたカートリッジアセンブリと、を有
し、 前記カートリッジアセンブリは、各々前記長手方向に細
長く、間にラムチャネルを構成するように間隔を隔てた
第１及び第２の側面部を有するカートリッジ搬送部材を
含み、前記第１及び第２の側面部は、前記カートリッジ
アセンブリの前記先端部にほぼ隣接したカートリッジ用
溝を構成する面を有し、前記カートリッジ用溝の面は、
前記アンビル面に向き合って位置した少なくとも１列に
配置された複数のステープルを収容するカートリッジハ
ンジングを解放可能に受け入れるようになっており、前
記カートリッジアセンブリは更に、ステープルに係合し
てステープルをカートリッジハウジングと前記アンビル
面との間の組織において閉じるために、前記カートリッ
ジハウジング内の前記ステープルを前記アンビル面に押
しつけるためのプッシャー手段を含み、前記プッシャー
手段は発射前の位置と既発射位置との間でカートリッジ
ハウジングに対して移動可能に取り付けられ、 前記カートリッジアセンブリを、前記カートリッジハウ
ジングとアンビル面が近接関係にあるクローズドポジシ
ョンと、前記カートリッジハウジングと前記アンビル面
が前記クローズドポジションにおけるよりも互いに間隔
を隔てるオープンポジションとの間で前記アンビルフレ
ームに対して長手方向に移動可能に取り付ける手段と、 前記第１の側面部と第２の側面部との間の前記ラムチャ
ネル内に、前記カートリッジ搬送部材及び前記アンビル
フレームに対して長手方向に移動可能に取り付けられ、
前記カートリッジハウジングと前記アンビル面が近接関
係にあるとき、前記プッシャー手段を前記発射前の位置
から前記既発射位置まで移動させるために前記プッシャ
ー手段に係合する細長いラムと、 最初に、前記ハンドルレバーの前記解放位置から前記作
動位置への移動に応答して前記カートリッジアセンブリ
ーを前記オープンポジションから前記クローズドポジシ
ョンに移動させるための、及び引き続いて、前記ハンド
ルレバーを前記解放位置から前記作動位置に再び移動さ
せることによって前記ラムを先ず前記カートリッジ搬送
部材に対して先端方向に移動させるための作動手段と、 前記カートリッジアセンブリを前記クローズドポジショ
ンから前記オープンポジションに付勢するための手段
と、 プッシャー手段を既発射位置に配置したカートリッジハ
ウジングがステープラーに装填されるとき、前記カート
リッジハウジングが前記オープンポジションから前記ク
ローズドポジションに移動するのを阻止するための手段
と、を含み、 前記阻止手段は前記アンビルフレームの面に開口部を構
成する安全穴と、前記カートリッジアセンブリに前記オ
ープンポジションと前記クローズドポジションとの間で
の自由な移動を与える第１の位置と前記移動を阻止する
第２の阻止位置との間で移動可能に前記安全穴内に取り
付けられたロックピンと、を含む、外科用ステープラ
ー。 - 【請求項２】 プッシャー手段は、一対の縁を有し、前
記発射前の位置と前記既発射位置との間で移動できるよ
うにステープルに近接して位置決めされたプッシャーを
有し、該プッシャーは、ステープルが発射されるとき、
前記カートリッジハウジングに対して先端方向に移動す
るようになっており、 前記ロックピンは、前記オープンポジションとクローズ
ドポジションとの間で前記カートリッジアセンブリに一
往復運動を与えるために第１の位置で前記プッシャーの
縁に当接し、前記オープンポジションから前記クローズ
ドポジションへの前記カートリッジアセンブリの移動を
阻止するために前記第２の位置で前記安全穴を超えて突
出し、 前記プッシャー手段は、前記ロックピンを前記阻止位置
に向かって付勢するための付勢手段を更に有する、請求
項１による外科用ステープラー。 - 【請求項３】 前記ロックピンを前記阻止位置に向かっ
て付勢するための付勢手段は、前記ロックピンの第２の
端に連結された第１の端と、前記安全穴の底面に連結さ
れた第２の端と、を有するコイルスプリングからなる、
請求項２による外科用ステープラー。 - 【請求項４】 前記作動手段は、中央回転部及び第１及
び第２の端を有するトグルジョイントリンクを有し、第
１の端は前記アンビルフレームに固定され、第２の端は
前記カートリッジ搬送部材に連結され、前記中央回転部
は、前記ハンドルレバーが先ず前記解放位置から前記作
動位置に移動されて、カートリッジアセンブリが前記オ
ープンポジションにある引っ込み位置から前記カートリ
ッジアセンブリを前記オープンポジンションから前記ク
ローズドポジションに駆動する伸長位置に向かって移動
させるとき、前記ハンドルレバーに係合するようになっ
ており、 前記作動手段は、前記カートリッジアセンブリを前記ク
ローズドポジションから前記オープンポジションに付勢
するための前記付勢手段の付勢に抗して前記カートリッ
ジアセンブリを前記クローズドポジションに保持するた
めの手段と、 前記ラムにカム面を構成する面と、 第１及び第２の端を有し、且つ第２の端にほぼ隣接した
カム面を有する爪と、を含み、前記爪を前記ハンドルレ
バーに、カム面が前記ラムのカム面から間隔を隔てる第
１の位置と、前記ハンドルレバーを二回目に前記解放位
置から前記作動位置に移動させることによって前記ラム
を前記カートリッジ搬送部材に対して先端方向に駆動す
ることにちよって前記ステープラーの発射を行うため
に、前記カム面を前記ラムのカム面と係合させた第２の
位置との間で移動可能に取り付ける手段を有する、請求
項１による外科用ステープラー。 - 【請求項５】 前記ステープラーは前記爪を前記第２の
位置に向かって付勢するための手段を更に含み、前記ラ
ムは、前記カートリッジアセンブリが前記オープンポジ
ションから前記クローズドポジションに移動されるまで
前記爪を前記第１の位置に保持するようになった面を有
する、請求項４による外科用ステープラー。 - 【請求項６】 前記ステープラーは、前記アンビルフレ
ームの基端部に回動自在に取り付けられた第１の端と第
２の係合端と、を有する解除アームを更に含み、前記解
除アームは、前記爪を前記第２の位置から前記第１の位
置に移動させるために、且つ前記トグルジョイントリン
クを前記伸長位置から前記引っ込み位置に向かって移動
させて、前記カートリッジアセンブリを前記クローズド
ポジションから前記オープンポジションに付勢するため
の前記手段の付勢により前記カートリッジアセンブリを
前記クローズドポジションから前記オープンポジション
に移動させるために、前記爪及び前記トグルジョイント
リンクに係合するようになった面を有する、請求項４に
よる外科用ステープラー。 - 【請求項７】 前記ロックピンはその第１の端にほぼ隣
接して傾斜カム面を有する、請求項２による外科用ステ
ープラー。 - 【請求項８】 長手方向に細長く、基端部及び先端部を
有し、且つ前記先端部にほぼ隣接したアンビル面を有
し、前記長手方向にほぼ垂直な平面に位置決めされた顎
状部を有するアンビルフレームと、 細長い手動式可動ハンドルレバーと、を有し、 前記ハンドルレバーは、前記ハンドルレバーと前記アン
ビルフレームを、ハンドルレバーの一端が前記アンビル
フレームの前記基端部から間隔を隔てる解放位置と、前
記ハンドルレバーと前記アンビルフレームが近接関係に
ある作動位置との間で相対的に回動させるかめの枢着手
段を有し、 基端部及び先端部を有し、前記アンビルフレームに隣接
して、前記アンビルフレームに対して長手方向に移動可
能に取り付けられたカートリッジアセンブリと、を有
し、 前記カートリッジアセンブリは、該カートリッジアセン
ブリの前記先端部にほぼ隣接したカートリッジ用溝を構
成する面を有するカートリッジ搬送部材を含み、前記カ
ートリッジ用溝の面は、前記アンビル面に向き合って位
置した少なくとも１列に配置された複数のステープルを
収容するカートリッジハンジングを解放可能に受け入れ
るようになっており、前記カートリッジアセンブリは更
に、ステープルに係合してステープルをカートリッジハ
ウジングと前記アンビル面との間の組織において閉じる
ために、前記カートリッジハウジング内の前記ステープ
ルを前記アンビル面に押しつけるためのプッシャー手段
を含み、前記プッシャー手段は発射前の位置と既発射位
置との間でカートリッジハウジングに対して移動可能に
取り付けられ、 前記カートリッジアセンブリを、前記カートリッジハウ
ジングとアンビル面が近接関係にあるクローズドポジシ
ョンと、前記カートリッジハウジングと前記アンビル面
が前記クローズドポジションにおけるよりも互いに間隔
を隔てるオープンポジションとの間で前記アンビルフレ
ームに対して長手方向に移動可能に取り付ける手段と、 前記カートリッジ搬送部材及び前記アンビルフレームに
対して長手方向に移動可能に取り付けられ、前記カート
リッジハウジングと前記アンビル面が近接関係にあると
き、前記プッシャー手段に係合する細長いラムと、 最初に、前記ハンドルレバーの前記解放位置から前記作
動位置への移動に応答して前記カートリッジアセンブリ
ーを前記オープンポジションから前記クローズドポジシ
ョンに移動させるために第１の移動で作動され、引き続
いて、前記ハンドルレバーを前記解放位置から前記作動
位置に再び移動させることによって前記ラムを先ず前記
カートリッジ搬送部材に対して先端方向に移動させるた
めに、第２の移動で作動される作動手段と、 プッシャー手段を既発射位置に有するカートリッジハウ
ジングがステープラーに装填されるとき、前記カートリ
ッジハウジングが前記オープンポジションから前記クロ
ーズドポジションに移動するのを阻止するための手段
と、を含み、 前記阻止手段は前記アンビルフレームの面に開口部を構
成する安全穴と、前記カートリッジアセンブリに前記オ
ープンポジションと前記クローズドポジションとの間で
の自由な移動を与える第１の位置と前記移動を阻止する
第２の阻止位置との間で移動可能に前記安全穴内に取り
付けられたロックピンと、を含む、外科用ステープラ
ー。 - 【請求項９】 前記プッシャー手段は、一対の縁を有
し、前記発射前の位置と前記既発射位置との間で移動で
きるようにステープルに近接して位置決めされたプッシ
ャーを有し、該プッシャーは、ステープルが発射される
とき、前記カートリッジハウジングに対して先端方向に
移動するようになっており、 前記ロックピンは、前記オープンポジションとクローズ
ドポジションとの間で前記カートリッジアセンブリに一
回の往復移動を与えるために第１の位置で前記プッシャ
ーの縁に当接し、前記オープンポジションから前記クロ
ーズドポジションへの前記カートリッジアセンブリの移
動を阻止するために前記第２の位置で前記安全穴を超え
て突出し、 前記プッシャー手段は、前記ロックピンを前記阻止位置
に向かって付勢するための付勢手段を更に有する、請求
項８による外科用ステープラー。 - 【請求項１０】 前記ロックピンを前記阻止位置に向か
って付勢するための付勢手段は、前記ロックピンの第２
の端に連結された第１の端と、前記安全穴の底面に連結
された第２の端と、を有するコイルスプリングからな
る、請求項９による外科用ステープラー。 - 【請求項１１】 前記カートリッジアセンブリはロック
ノッチを構成する面を含み、前記ロックピンは、阻止位
置では安全穴を超えて突出してロックノッチの面と係合
してオープンポジションからクローズドポジションへの
カートリッジアセンブリの移動を阻止する、請求項９に
よる外科用ステープラー。 - 【請求項１２】 前記ロックノッチは傾斜面を含む、請
求項１１による外科用ステープラー。 - 【請求項１３】 前記ロックピンは傾斜カム面を含む、
請求項１１による外科用ステープラー。 - 【請求項１４】 外科用ステープラーのロック装置であ
って、外科用ステープラーは、複数のステープルを収容
するカートリッジを有する第１の顎状部材及び第２の顎
状部材と、組織を把持するために前記第１の顎状部材を
第２の顎状部材に近づけるための前進手段と、前記ステ
ープルを前記カートリッジから前記組織に打ち込むため
の手段と、を含み、 前記ロック装置は、前記第２の顎状部材に位置し、前記
ステープルが前記カートリッジから打ち込まれる前の非
係合位置から、前記ステープルが前記カートリッジから
打ち込まれたのに続く係合位置まで移動可能に取り付け
られた、前記第１の顎状部材に係合するための手段を有
し、前記係合位置の前記係合手段は前記第１の顎状部材
の先端方向の移動を妨げ、前記係合手段は、前記ステー
プルが前記カートリッジから打ち込まれた後にのみ前記
係合位置に移動できるように取り付けられている、前記
ロック装置。 - 【請求項１５】 複数の外科用ステープルを体の組織に
付けるための装置であって、複数のステープルを収容す
るカートリッジを有する第１の顎状部材及び第２の顎状
部材と、組織を把持するために前記第１の顎状部材を第
２の顎状部材に近づけるための前進手段と、前記ステー
プルを前記組織に打ち込むための手段と、を含む前記装
置において、 前記第１の顎状部材に係合ずるための、前記第２の顎状
部材に位置した手段を有し、前記係合手段は、前記ステ
ープルが前記カートリッジから打ち込まれる前の非係合
位置から、前記ステープルを打ち込むのに続く係合位置
まで移動可能に取り付けられ、前記係合位置の前記係合
手段は、前記ステープルが前記カートリッジから打ち込
まれた後、前記第１の顎状部材の先端方向の移動を妨
げ、前記係合手段は、前記カートリッジが前記複数のス
テープルを収容するとき前記第１の顎状部材から係合が
外される、前記装置。 - 【請求項１６】 ハンドルアセンブリと、 前記ハンドルアセンブリから延び、且つ長手方向軸線を
有する細長いフレームと、 前記細長いフレームの先端部に配置され且つ前記長手方
向軸線と垂直に向けられたアンビルと、 前記細長いフレームと作動的に関連し、且つ体の組織に
付けるための複数の外科用ステープラー用ステープルを
収容するカートリッジアセンブリと、 カートリッジアセンブリとアンビルをオープンポジショ
ンとクローズドポジションとの間で相対的に移動させる
ための、ハンドルアセンブリから作動される作動機構
と、 非阻止位置と、前記カートリッジアセンブリに係合し
て、ステープルがカートリッジから発射された後クロー
ズドポジションへのカートリッジアセンブリとアンビル
の相対移動を阻止する阻止位置との間で移動可能に前記
フレームに取り付けられた阻止機構と、を有する外科用
ステープラー。 - 【請求項１７】 阻止機構はカーとトリッジアセンブリ
と相互作用する、請求項１６による外科用ステープラ
ー。 - 【請求項１８】 阻止機構は阻止位置でカートリッジア
センブリの中へ延びる、請求項１７による外科用ステー
プラー。 - 【請求項１９】 カートリッジアセンブリは阻止位置で
阻止機構を受け入れるように形成されたノッチ領域を構
成する、請求項１８による外科用ステープラー。 - 【請求項２０】 阻止機構は非阻止位置と阻止位置との
間で摺動できる円筒形のシャフトからなる、請求項１８
による外科用ステープラー。 - 【請求項２１】 阻止機構は長方形の阻止プレートから
なる、請求項１８による外科用ステープラー。 - 【請求項２２】 ノッチ領域は傾斜面を有し、阻止プレ
ートは前記傾斜面に当接するための傾斜縁を有する、請
求項２１による外科用ステープラー。 - 【請求項２３】 前記阻止機構を阻止位置に向かって付
勢するための付勢手段を更に有する、請求項１６による
外科用ステープラー。 - 【請求項２４】 カートリッジアセンブリを前記オープ
ンポジションと前記クローズドポジションとの間で搬送
するための、前記フレームと作動的に関連したカートリ
ッジ搬送部材を更に有する、請求項１６による外科用ス
テープラー。 - 【請求項２５】 カートリッジアセンブリはカートリッ
ジ搬送部材から取り出し可能である、請求項２４による
外科用ステープラー。 - 【請求項２６】 前記阻止機構はフレームに取り付けら
れ且つ阻止位置でカートリッジ搬送部材に係合する、請
求項２４による外科用ステープラー。 - 【請求項２７】 前記阻止機構は、前記長手方向軸線と
垂直な方向に摺動できるシャフトからなる、請求項２６
による外科用ステープラー。 - 【請求項２８】 カートリッジアセンブリはステープル
プッシャーを含み、ステープルプッシャーは、カートリ
ッジアセンブリがステープルを収容しているとき阻止機
構を非阻止位置に付勢する、請求項１６による外科用ス
テープラー。 - 【請求項２９】 ステープラーの発射でステープルプッ
シャーを先端方向に移動させ、阻止機構を阻止位置に移
動させる、請求項２８による外科用ステープラー。 - 【請求項３０】 前記阻止機構は阻止位置に向かってス
プリングで付勢される、請求項２９による外科用ステー
プラー。 - 【請求項３１】 前記フレームは穴を有し、前記阻止機
構は前記穴の中に摺動可能に位置する、請求項１６によ
る外科用ステープラー。 - 【請求項３２】 長手方向軸線を有する細長いフレーム
と、 前記細長いフレームの先端部に配置され且つ前記長手方
向軸線と垂直に向けられたアンビルと、 複数の外科用ステープラー用ステープルを収容し、組織
をアンビルにクランプするために近位位置からクランプ
位置までアンビルに向かって移動できるカートリッジ
と、 カステープルをカートリッジから、前記長手方向軸線と
ほぼ平行な方向に発射させるための打ち込み機構と、 前記フレームに位置したロック機構と、を有し、該ロッ
ク機構はカートリッジのクランプ位置への移動を可能に
する非ロック位置とカートリッジのクランプ位置への移
動を阻止するロック位置との間で移動でき、前記カート
リッジは、ステープルが装填されているときロック機構
を非ロック位置に付勢する、外科用ステープラー。 - 【請求項３３】 前記ロック機構をロック位置に向かっ
て付勢するための付勢手段を更に有する、請求項３２に
よる外科用ステープラー。 - 【請求項３４】 前記ロック機構は前記フレームの長手
方向軸線と垂直な方向に摺動できるシャフトからなる、
請求項３２による外科用ステープラー。 - 【請求項３５】 前記カートリッジはロック位置で前記
シャフトを受け入れるように形成されたノッチ領域を構
成する、請求項３４による外科用ステープラー。 - 【請求項３６】 前記ロック機構は長方形の阻止プレー
トからなる、請求項３２による外科用ステープラー。 - 【請求項３７】 前記カートリッジは傾斜面を有するノ
ッチ領域を構成し、阻止プレートは前記ロック位置で前
記傾斜面に当接するための傾斜縁を有する、請求項３６
による外科用ステープラー。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US69971991A | 1991-05-14 | 1991-05-14 | |
| US699718 | 1991-05-14 | ||
| US699719 | 1991-05-14 | ||
| US07/699,718 US5413267A (en) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | Surgical stapler with spent cartridge sensing and lockout means |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12180692A Division JP3244767B2 (ja) | 1991-05-14 | 1992-05-14 | 外科用ステープラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002095665A JP2002095665A (ja) | 2002-04-02 |
| JP3532542B2 true JP3532542B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=27106482
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12180692A Expired - Lifetime JP3244767B2 (ja) | 1991-05-14 | 1992-05-14 | 外科用ステープラー |
| JP2001245676A Expired - Lifetime JP3532542B2 (ja) | 1991-05-14 | 2001-08-13 | 外科用ステープラー |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12180692A Expired - Lifetime JP3244767B2 (ja) | 1991-05-14 | 1992-05-14 | 外科用ステープラー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (2) | EP0596543B1 (ja) |
| JP (2) | JP3244767B2 (ja) |
| AU (1) | AU666647B2 (ja) |
| CA (1) | CA2068581C (ja) |
| DE (1) | DE69229792T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140080488A (ko) * | 2011-10-26 | 2014-06-30 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 카트리지 상태 및 존재 검출 방법 및 장치 |
Families Citing this family (323)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4884873A (en) * | 1981-09-16 | 1989-12-05 | Manchester R & D Partnership | Encapsulated liquid crystal material, apparatus and method having interconnected capsules |
| CA2078794C (en) * | 1991-10-18 | 1998-10-06 | Frank J. Viola | Locking device for an apparatus for applying surgical fasteners |
| US5383880A (en) * | 1992-01-17 | 1995-01-24 | Ethicon, Inc. | Endoscopic surgical system with sensing means |
| US6716232B1 (en) | 1993-04-30 | 2004-04-06 | United States Surgical Corporation | Surgical instrument having an articulated jaw structure and a detachable knife |
| US5447265A (en) * | 1993-04-30 | 1995-09-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Laparoscopic surgical instrument with a mechanism for preventing its entry into the abdominal cavity once it is depleted and removed from the abdominal cavity |
| WO1995023557A1 (en) * | 1994-03-01 | 1995-09-08 | United States Surgical Corporation | Surgical stapler with anvil sensor and lockout |
| US5470007A (en) * | 1994-05-02 | 1995-11-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Laparoscopic stapler with overload sensor and interlock |
| US5489058A (en) * | 1994-05-02 | 1996-02-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Surgical stapler with mechanisms for reducing the firing force |
| US5636779A (en) * | 1994-12-13 | 1997-06-10 | United States Surgical Corporation | Apparatus for applying surgical fasteners |
| US5988479A (en) * | 1994-12-13 | 1999-11-23 | United States Surgical Corporation | Apparatus for applying surgical fasteners |
| US5782396A (en) | 1995-08-28 | 1998-07-21 | United States Surgical Corporation | Surgical stapler |
| US5762255A (en) * | 1996-02-20 | 1998-06-09 | Richard-Allan Medical Industries, Inc. | Surgical instrument with improvement safety lockout mechanisms |
| US6109500A (en) | 1996-10-04 | 2000-08-29 | United States Surgical Corporation | Lockout mechanism for a surgical stapler |
| US5865361A (en) | 1997-09-23 | 1999-02-02 | United States Surgical Corporation | Surgical stapling apparatus |
| US6491201B1 (en) | 2000-02-22 | 2002-12-10 | Power Medical Interventions, Inc. | Fluid delivery mechanism for use with anastomosing, stapling, and resecting instruments |
| US6793652B1 (en) | 1999-06-02 | 2004-09-21 | Power Medical Interventions, Inc. | Electro-mechanical surgical device |
| US6716233B1 (en) | 1999-06-02 | 2004-04-06 | Power Medical Interventions, Inc. | Electromechanical driver and remote surgical instrument attachment having computer assisted control capabilities |
| US7951071B2 (en) | 1999-06-02 | 2011-05-31 | Tyco Healthcare Group Lp | Moisture-detecting shaft for use with an electro-mechanical surgical device |
| US7695485B2 (en) | 2001-11-30 | 2010-04-13 | Power Medical Interventions, Llc | Surgical device |
| US8025199B2 (en) | 2004-02-23 | 2011-09-27 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical cutting and stapling device |
| US6264087B1 (en) | 1999-07-12 | 2001-07-24 | Powermed, Inc. | Expanding parallel jaw device for use with an electromechanical driver device |
| US8016855B2 (en) | 2002-01-08 | 2011-09-13 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical device |
| US6488197B1 (en) | 2000-02-22 | 2002-12-03 | Power Medical Interventions, Inc. | Fluid delivery device for use with anastomosing resecting and stapling instruments |
| US6533157B1 (en) | 2000-02-22 | 2003-03-18 | Power Medical Interventions, Inc. | Tissue stapling attachment for use with an electromechanical driver device |
| US6817508B1 (en) * | 2000-10-13 | 2004-11-16 | Tyco Healthcare Group, Lp | Surgical stapling device |
| ES2547219T3 (es) | 2001-10-05 | 2015-10-02 | Covidien Lp | Dispositivo de grapado quirúrgico |
| US9113878B2 (en) | 2002-01-08 | 2015-08-25 | Covidien Lp | Pinion clip for right angle linear cutter |
| JP4464816B2 (ja) | 2002-06-14 | 2010-05-19 | パワー メディカル インターベンションズ， エルエルシー | 外科用デバイス |
| EP2263562B2 (en) | 2002-10-04 | 2020-04-08 | Covidien LP | Tool assembly for a surgical stapling device |
| US7617961B2 (en) | 2002-10-04 | 2009-11-17 | Tyco Healthcare Group Lp | Tool assembly for surgical stapling device |
| EP1915955B1 (en) | 2002-10-04 | 2011-09-21 | Tyco Healthcare Group, LP | Surgical stapler with universal articulation and tissue pre-clamp |
| WO2004080290A2 (en) | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Tyco Healthcare Group, Lp | Clip applying apparatus with angled jaw |
| US9597078B2 (en) | 2003-04-29 | 2017-03-21 | Covidien Lp | Surgical stapling device with dissecting tip |
| US20040243151A1 (en) | 2003-04-29 | 2004-12-02 | Demmy Todd L. | Surgical stapling device with dissecting tip |
| ES2516091T3 (es) | 2003-06-17 | 2014-10-30 | Covidien Lp | Dispositivo de grapado quirúrgico |
| US7434715B2 (en) * | 2003-09-29 | 2008-10-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical stapling instrument having multistroke firing with opening lockout |
| US8770459B2 (en) | 2003-10-17 | 2014-07-08 | Covidien Lp | Surgical stapling device with independent tip rotation |
| SI1793742T1 (sl) * | 2004-09-30 | 2008-08-31 | Ethicon Endo Surgery Inc | Kirurški spenjalni instrument |
| ES2717309T3 (es) | 2004-10-08 | 2019-06-20 | Covidien Lp | Aplicador endoscópico de grapas quirúrgicas |
| EP2875786B1 (en) | 2004-10-08 | 2017-02-01 | Covidien LP | Apparatus for applying surgical clips |
| US9138226B2 (en) | 2005-03-30 | 2015-09-22 | Covidien Lp | Cartridge assembly for a surgical stapling device |
| US7780055B2 (en) | 2005-04-06 | 2010-08-24 | Tyco Healthcare Group Lp | Loading unit having drive assembly locking mechanism |
| US7886953B2 (en) * | 2005-08-18 | 2011-02-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fired device lockout for a curved cutter stapler with a free moving trigger |
| CA2563147C (en) | 2005-10-14 | 2014-09-23 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical stapling device |
| EP2018248B1 (en) | 2006-05-19 | 2015-11-04 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler |
| US8708210B2 (en) | 2006-10-05 | 2014-04-29 | Covidien Lp | Method and force-limiting handle mechanism for a surgical instrument |
| US7866525B2 (en) | 2006-10-06 | 2011-01-11 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical instrument having a plastic surface |
| US7637410B2 (en) | 2006-10-06 | 2009-12-29 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical instrument including a locking assembly |
| EP1913881B1 (en) | 2006-10-17 | 2014-06-11 | Covidien LP | Apparatus for applying surgical clips |
| US8382773B2 (en) | 2007-03-26 | 2013-02-26 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| JP5329526B2 (ja) | 2007-04-11 | 2013-10-30 | コヴィディエン リミテッド パートナーシップ | 外科用クリップアプライヤ |
| US8061576B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-11-22 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical instrument |
| CA2698571C (en) | 2007-09-21 | 2016-12-20 | Power Medical Interventions, Llc | Surgical device |
| WO2009039510A1 (en) | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Power Medical Interventions, Inc. | Surgical device |
| US7954685B2 (en) | 2007-11-06 | 2011-06-07 | Tyco Healthcare Group Lp | Articulation and firing force mechanisms |
| US8424738B2 (en) | 2008-06-04 | 2013-04-23 | Covidien Lp | Attachable clamp for surgical stapler |
| US8701959B2 (en) | 2008-06-06 | 2014-04-22 | Covidien Lp | Mechanically pivoting cartridge channel for surgical instrument |
| US7789283B2 (en) | 2008-06-06 | 2010-09-07 | Tyco Healthcare Group Lp | Knife/firing rod connection for surgical instrument |
| US7942303B2 (en) | 2008-06-06 | 2011-05-17 | Tyco Healthcare Group Lp | Knife lockout mechanisms for surgical instrument |
| US8465502B2 (en) | 2008-08-25 | 2013-06-18 | Covidien Lp | Surgical clip applier and method of assembly |
| US8409223B2 (en) | 2008-08-29 | 2013-04-02 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier with clip retention |
| US8267944B2 (en) | 2008-08-29 | 2012-09-18 | Tyco Healthcare Group Lp | Endoscopic surgical clip applier with lock out |
| US9358015B2 (en) | 2008-08-29 | 2016-06-07 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier with wedge plate |
| US8628544B2 (en) | 2008-09-23 | 2014-01-14 | Covidien Lp | Knife bar for surgical instrument |
| US7896214B2 (en) | 2008-09-23 | 2011-03-01 | Tyco Healthcare Group Lp | Tissue stop for surgical instrument |
| US8215532B2 (en) | 2008-09-23 | 2012-07-10 | Tyco Healthcare Group Lp | Tissue stop for surgical instrument |
| US7988028B2 (en) | 2008-09-23 | 2011-08-02 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical instrument having an asymmetric dynamic clamping member |
| US8292154B2 (en) | 2009-04-16 | 2012-10-23 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical apparatus for applying tissue fasteners |
| US8127976B2 (en) | 2009-05-08 | 2012-03-06 | Tyco Healthcare Group Lp | Stapler cartridge and channel interlock |
| US8132706B2 (en) | 2009-06-05 | 2012-03-13 | Tyco Healthcare Group Lp | Surgical stapling apparatus having articulation mechanism |
| US8342378B2 (en) | 2009-08-17 | 2013-01-01 | Covidien Lp | One handed stapler |
| US8418907B2 (en) | 2009-11-05 | 2013-04-16 | Covidien Lp | Surgical stapler having cartridge with adjustable cam mechanism |
| US9186136B2 (en) | 2009-12-09 | 2015-11-17 | Covidien Lp | Surgical clip applier |
| US8545486B2 (en) | 2009-12-15 | 2013-10-01 | Covidien Lp | Surgical clip applier |
| US8403945B2 (en) | 2010-02-25 | 2013-03-26 | Covidien Lp | Articulating endoscopic surgical clip applier |
| US8348127B2 (en) | 2010-04-07 | 2013-01-08 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US8899461B2 (en) | 2010-10-01 | 2014-12-02 | Covidien Lp | Tissue stop for surgical instrument |
| US8308041B2 (en) | 2010-11-10 | 2012-11-13 | Tyco Healthcare Group Lp | Staple formed over the wire wound closure procedure |
| US9186153B2 (en) | 2011-01-31 | 2015-11-17 | Covidien Lp | Locking cam driver and jaw assembly for clip applier |
| US9271728B2 (en) | 2011-06-09 | 2016-03-01 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US9451959B2 (en) | 2011-06-09 | 2016-09-27 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US9289209B2 (en) | 2011-06-09 | 2016-03-22 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| CN102835982B (zh) * | 2011-06-21 | 2016-11-02 | 伊西康内外科公司 | 具有多功能保持销子组件的线性缝合器 |
| US8763876B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-07-01 | Covidien Lp | Surgical instrument and cartridge for use therewith |
| US20130012958A1 (en) | 2011-07-08 | 2013-01-10 | Stanislaw Marczyk | Surgical Device with Articulation and Wrist Rotation |
| US9155537B2 (en) | 2011-08-08 | 2015-10-13 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US9539007B2 (en) | 2011-08-08 | 2017-01-10 | Covidien Lp | Surgical fastener applying aparatus |
| US9724095B2 (en) | 2011-08-08 | 2017-08-08 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US9016539B2 (en) | 2011-10-25 | 2015-04-28 | Covidien Lp | Multi-use loading unit |
| US8740036B2 (en) | 2011-12-01 | 2014-06-03 | Covidien Lp | Surgical instrument with actuator spring arm |
| US9364239B2 (en) | 2011-12-19 | 2016-06-14 | Covidien Lp | Jaw closure mechanism for a surgical clip applier |
| US9364216B2 (en) | 2011-12-29 | 2016-06-14 | Covidien Lp | Surgical clip applier with integrated clip counter |
| US10299815B2 (en) | 2012-01-19 | 2019-05-28 | Covidien Lp | Surgical instrument with clam releases mechanism |
| US8864010B2 (en) | 2012-01-20 | 2014-10-21 | Covidien Lp | Curved guide member for articulating instruments |
| MX368375B (es) * | 2012-02-14 | 2019-09-30 | Ethicon Endo Surgery Inc | Engrapadora lineal. |
| US8979827B2 (en) | 2012-03-14 | 2015-03-17 | Covidien Lp | Surgical instrument with articulation mechanism |
| US9078653B2 (en) * | 2012-03-26 | 2015-07-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical stapling device with lockout system for preventing actuation in the absence of an installed staple cartridge |
| CN102599955A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-07-25 | 北京中法派尔特医疗设备有限公司 | 一种带刀缝合器及其击发保险装置 |
| US9408610B2 (en) * | 2012-05-04 | 2016-08-09 | Covidien Lp | Surgical clip applier with dissector |
| US9526497B2 (en) | 2012-05-07 | 2016-12-27 | Covidien Lp | Surgical instrument with articulation mechanism |
| US9532787B2 (en) | 2012-05-31 | 2017-01-03 | Covidien Lp | Endoscopic clip applier |
| US9232944B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-01-12 | Covidien Lp | Surgical instrument and bushing |
| US9364217B2 (en) | 2012-10-16 | 2016-06-14 | Covidien Lp | In-situ loaded stapler |
| CN103006282B (zh) * | 2012-12-28 | 2016-03-30 | 北京中法派尔特医疗设备有限公司 | 一种具有保险装置的外科缝合器械 |
| US9968362B2 (en) | 2013-01-08 | 2018-05-15 | Covidien Lp | Surgical clip applier |
| US9345480B2 (en) | 2013-01-18 | 2016-05-24 | Covidien Lp | Surgical instrument and cartridge members for use therewith |
| US9814463B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-11-14 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus |
| US9629628B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-04-25 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus |
| US9717498B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-08-01 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus |
| US9668728B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-06-06 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus |
| ES2947036T3 (es) | 2013-03-14 | 2023-07-31 | Applied Med Resources | Grapadora quirúrgica con receptáculos parciales |
| WO2014144411A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler having actuation mechanism with rotatable shaft |
| WO2014143699A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler with expandable jaw |
| US9510827B2 (en) | 2013-03-25 | 2016-12-06 | Covidien Lp | Micro surgical instrument and loading unit for use therewith |
| US9445810B2 (en) | 2013-06-12 | 2016-09-20 | Covidien Lp | Stapling device with grasping jaw mechanism |
| US9662108B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-05-30 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus |
| EP3065647A1 (en) | 2013-11-04 | 2016-09-14 | Covidien LP | Surgical fastener applying apparatus |
| US10952731B2 (en) | 2013-11-04 | 2021-03-23 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| CA2926782A1 (en) | 2013-11-04 | 2015-05-07 | Covidien Lp | Surgical fastener applying apparatus |
| US9867613B2 (en) | 2013-12-19 | 2018-01-16 | Covidien Lp | Surgical staples and end effectors for deploying the same |
| US9629627B2 (en) | 2014-01-28 | 2017-04-25 | Coviden Lp | Surgical apparatus |
| US9848874B2 (en) | 2014-02-14 | 2017-12-26 | Covidien Lp | Small diameter endoscopic stapler |
| US9757126B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-09-12 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with firing lockout mechanism |
| US9668733B2 (en) | 2014-04-21 | 2017-06-06 | Covidien Lp | Stapling device with features to prevent inadvertent firing of staples |
| US9861366B2 (en) | 2014-05-06 | 2018-01-09 | Covidien Lp | Ejecting assembly for a surgical stapler |
| CN106687052B (zh) | 2014-05-15 | 2019-12-10 | 柯惠Lp公司 | 手术紧固件施加装置 |
| ES2758511T3 (es) | 2014-06-11 | 2020-05-05 | Applied Med Resources | Grapadora quirúrgica con disparo circunferencial |
| US10045781B2 (en) | 2014-06-13 | 2018-08-14 | Ethicon Llc | Closure lockout systems for surgical instruments |
| CN104207810B (zh) * | 2014-09-05 | 2018-04-24 | 北京派尔特医疗科技股份有限公司 | 一种缝合器 |
| EP3193742B1 (en) | 2014-09-15 | 2020-04-29 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler with self-adjusting staple height |
| US10702278B2 (en) | 2014-12-02 | 2020-07-07 | Covidien Lp | Laparoscopic surgical ligation clip applier |
| US9931124B2 (en) | 2015-01-07 | 2018-04-03 | Covidien Lp | Reposable clip applier |
| EP3244810B1 (en) | 2015-01-15 | 2020-03-18 | Covidien LP | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10292712B2 (en) | 2015-01-28 | 2019-05-21 | Covidien Lp | Surgical clip applier with integrated cutter |
| US10039545B2 (en) | 2015-02-23 | 2018-08-07 | Covidien Lp | Double fire stapling |
| US10085749B2 (en) | 2015-02-26 | 2018-10-02 | Covidien Lp | Surgical apparatus with conductor strain relief |
| US10285698B2 (en) | 2015-02-26 | 2019-05-14 | Covidien Lp | Surgical apparatus |
| US10159491B2 (en) | 2015-03-10 | 2018-12-25 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US9918717B2 (en) | 2015-03-18 | 2018-03-20 | Covidien Lp | Pivot mechanism for surgical device |
| US10463368B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-11-05 | Covidien Lp | Endoscopic stapler |
| EP3294149B1 (en) | 2015-05-08 | 2023-03-08 | Bolder Surgical, LLC | Surgical stapler |
| US10172615B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-01-08 | Covidien Lp | Multi-fire push rod stapling device |
| US10349941B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-07-16 | Covidien Lp | Multi-fire lead screw stapling device |
| US10548599B2 (en) | 2015-07-20 | 2020-02-04 | Covidien Lp | Endoscopic stapler and staple |
| US9987012B2 (en) | 2015-07-21 | 2018-06-05 | Covidien Lp | Small diameter cartridge design for a surgical stapling instrument |
| US10064622B2 (en) | 2015-07-29 | 2018-09-04 | Covidien Lp | Surgical stapling loading unit with stroke counter and lockout |
| US10045782B2 (en) | 2015-07-30 | 2018-08-14 | Covidien Lp | Surgical stapling loading unit with stroke counter and lockout |
| WO2017024300A2 (en) | 2015-08-06 | 2017-02-09 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler having locking articulation joint |
| US10213204B2 (en) | 2015-10-02 | 2019-02-26 | Covidien Lp | Micro surgical instrument and loading unit for use therewith |
| US10772632B2 (en) | 2015-10-28 | 2020-09-15 | Covidien Lp | Surgical stapling device with triple leg staples |
| CN108348259B (zh) | 2015-11-03 | 2020-12-11 | 柯惠有限合伙公司 | 内窥镜手术夹具施加器 |
| CN108348255B (zh) | 2015-11-10 | 2020-11-27 | 柯惠有限合伙公司 | 可重复使用的内窥镜外科手术施夹器 |
| CA2999907A1 (en) | 2015-11-10 | 2017-05-18 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10390831B2 (en) | 2015-11-10 | 2019-08-27 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10595864B2 (en) | 2015-11-24 | 2020-03-24 | Covidien Lp | Adapter assembly for interconnecting electromechanical surgical devices and surgical loading units, and surgical systems thereof |
| US10111660B2 (en) | 2015-12-03 | 2018-10-30 | Covidien Lp | Surgical stapler flexible distal tip |
| US10966717B2 (en) | 2016-01-07 | 2021-04-06 | Covidien Lp | Surgical fastener apparatus |
| EP3402417A4 (en) | 2016-01-11 | 2019-12-04 | Covidien LP | ENDOSCOPIC RESTABLE SURGICAL STAPLER APPLICATOR |
| US10660623B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-05-26 | Covidien Lp | Centering mechanism for articulation joint |
| CN108472027B (zh) | 2016-01-18 | 2020-12-29 | 柯惠有限合伙公司 | 内窥镜外科手术夹具施用器 |
| US10349937B2 (en) | 2016-02-10 | 2019-07-16 | Covidien Lp | Surgical stapler with articulation locking mechanism |
| US10420559B2 (en) | 2016-02-11 | 2019-09-24 | Covidien Lp | Surgical stapler with small diameter endoscopic portion |
| CA2958160A1 (en) | 2016-02-24 | 2017-08-24 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| AU2017250264B2 (en) | 2016-04-12 | 2021-12-02 | Applied Medical Resources Corporation | Reload shaft assembly for surgical stapler |
| ES2878152T3 (es) | 2016-04-12 | 2021-11-18 | Applied Med Resources | Grapadora quirúrgica con mecanismo de articulación |
| AU2017250206B2 (en) | 2016-04-12 | 2022-03-24 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler having a powered handle |
| US10561419B2 (en) | 2016-05-04 | 2020-02-18 | Covidien Lp | Powered end effector assembly with pivotable channel |
| US11065022B2 (en) | 2016-05-17 | 2021-07-20 | Covidien Lp | Cutting member for a surgical instrument |
| US10806464B2 (en) | 2016-08-11 | 2020-10-20 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and clip applying systems |
| US11071553B2 (en) | 2016-08-25 | 2021-07-27 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and clip applying systems |
| US10660651B2 (en) | 2016-10-31 | 2020-05-26 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10639044B2 (en) | 2016-10-31 | 2020-05-05 | Covidien Lp | Ligation clip module and clip applier |
| US10610236B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-04-07 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10492795B2 (en) | 2016-11-01 | 2019-12-03 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US10426489B2 (en) | 2016-11-01 | 2019-10-01 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10631857B2 (en) | 2016-11-04 | 2020-04-28 | Covidien Lp | Loading unit for surgical instruments with low profile pushers |
| US11642126B2 (en) | 2016-11-04 | 2023-05-09 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with tissue pockets |
| US10492784B2 (en) | 2016-11-08 | 2019-12-03 | Covidien Lp | Surgical tool assembly with compact firing assembly |
| US10463371B2 (en) | 2016-11-29 | 2019-11-05 | Covidien Lp | Reload assembly with spent reload indicator |
| US10709901B2 (en) | 2017-01-05 | 2020-07-14 | Covidien Lp | Implantable fasteners, applicators, and methods for brachytherapy |
| US10709455B2 (en) | 2017-02-02 | 2020-07-14 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| AU2017397500A1 (en) | 2017-02-06 | 2019-07-11 | Covidien Lp | Surgical clip applier with user feedback feature |
| US10758244B2 (en) | 2017-02-06 | 2020-09-01 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US10660725B2 (en) | 2017-02-14 | 2020-05-26 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier including counter assembly |
| US20180235618A1 (en) | 2017-02-22 | 2018-08-23 | Covidien Lp | Loading unit for surgical instruments with low profile pushers |
| US10603038B2 (en) | 2017-02-22 | 2020-03-31 | Covidien Lp | Surgical clip applier including inserts for jaw assembly |
| US11350915B2 (en) | 2017-02-23 | 2022-06-07 | Covidien Lp | Surgical stapler with small diameter endoscopic portion |
| US10548602B2 (en) | 2017-02-23 | 2020-02-04 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US10849621B2 (en) | 2017-02-23 | 2020-12-01 | Covidien Lp | Surgical stapler with small diameter endoscopic portion |
| US11583291B2 (en) | 2017-02-23 | 2023-02-21 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US10299790B2 (en) | 2017-03-03 | 2019-05-28 | Covidien Lp | Adapter with centering mechanism for articulation joint |
| US10660641B2 (en) | 2017-03-16 | 2020-05-26 | Covidien Lp | Adapter with centering mechanism for articulation joint |
| US10603035B2 (en) | 2017-05-02 | 2020-03-31 | Covidien Lp | Surgical loading unit including an articulating end effector |
| US11324502B2 (en) | 2017-05-02 | 2022-05-10 | Covidien Lp | Surgical loading unit including an articulating end effector |
| US10675043B2 (en) | 2017-05-04 | 2020-06-09 | Covidien Lp | Reposable multi-fire surgical clip applier |
| US10524784B2 (en) | 2017-05-05 | 2020-01-07 | Covidien Lp | Surgical staples with expandable backspan |
| US10390826B2 (en) | 2017-05-08 | 2019-08-27 | Covidien Lp | Surgical stapling device with elongated tool assembly and methods of use |
| US10722235B2 (en) | 2017-05-11 | 2020-07-28 | Covidien Lp | Spring-release surgical clip |
| US10420551B2 (en) | 2017-05-30 | 2019-09-24 | Covidien Lp | Authentication and information system for reusable surgical instruments |
| US10478185B2 (en) | 2017-06-02 | 2019-11-19 | Covidien Lp | Tool assembly with minimal dead space |
| US10660723B2 (en) | 2017-06-30 | 2020-05-26 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10639032B2 (en) | 2017-06-30 | 2020-05-05 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier including counter assembly |
| US10675112B2 (en) | 2017-08-07 | 2020-06-09 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier including counter assembly |
| US10932790B2 (en) | 2017-08-08 | 2021-03-02 | Covidien Lp | Geared actuation mechanism and surgical clip applier including the same |
| US10786262B2 (en) | 2017-08-09 | 2020-09-29 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10786263B2 (en) | 2017-08-15 | 2020-09-29 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10624636B2 (en) | 2017-08-23 | 2020-04-21 | Covidien Lp | Surgical stapling device with floating staple cartridge |
| US10806452B2 (en) | 2017-08-24 | 2020-10-20 | Covidien Lp | Loading unit for a surgical stapling instrument |
| US10835341B2 (en) | 2017-09-12 | 2020-11-17 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and handle assemblies for use therewith |
| US10835260B2 (en) | 2017-09-13 | 2020-11-17 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and handle assemblies for use therewith |
| US10758245B2 (en) | 2017-09-13 | 2020-09-01 | Covidien Lp | Clip counting mechanism for surgical clip applier |
| US10653429B2 (en) | 2017-09-13 | 2020-05-19 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US10835256B2 (en) * | 2017-09-27 | 2020-11-17 | Ethicon Llc | Circular stapling instrument with firing trigger having integral resilient features |
| US11116513B2 (en) | 2017-11-03 | 2021-09-14 | Covidien Lp | Modular surgical clip cartridge |
| US10828036B2 (en) | 2017-11-03 | 2020-11-10 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and handle assemblies for use therewith |
| US11376015B2 (en) | 2017-11-03 | 2022-07-05 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier and handle assemblies for use therewith |
| US10925603B2 (en) | 2017-11-14 | 2021-02-23 | Covidien Lp | Reload with articulation stabilization system |
| US10863987B2 (en) | 2017-11-16 | 2020-12-15 | Covidien Lp | Surgical instrument with imaging device |
| US10722236B2 (en) | 2017-12-12 | 2020-07-28 | Covidien Lp | Endoscopic reposable surgical clip applier |
| US10849630B2 (en) | 2017-12-13 | 2020-12-01 | Covidien Lp | Reposable multi-fire surgical clip applier |
| US10959737B2 (en) | 2017-12-13 | 2021-03-30 | Covidien Lp | Reposable multi-fire surgical clip applier |
| US10743887B2 (en) | 2017-12-13 | 2020-08-18 | Covidien Lp | Reposable multi-fire surgical clip applier |
| US10945732B2 (en) | 2018-01-17 | 2021-03-16 | Covidien Lp | Surgical stapler with self-returning assembly |
| CA3092330A1 (en) | 2018-02-27 | 2019-09-06 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapler having a powered handle |
| AU2018411309A1 (en) | 2018-03-02 | 2020-08-06 | Covidien Lp | Surgical stapling instrument |
| US11166716B2 (en) * | 2018-03-28 | 2021-11-09 | Cilag Gmbh International | Stapling instrument comprising a deactivatable lockout |
| US10993721B2 (en) | 2018-04-25 | 2021-05-04 | Covidien Lp | Surgical clip applier |
| US10849622B2 (en) | 2018-06-21 | 2020-12-01 | Covidien Lp | Articulated stapling with fire lock |
| US10736631B2 (en) | 2018-08-07 | 2020-08-11 | Covidien Lp | End effector with staple cartridge ejector |
| US11219463B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-01-11 | Covidien Lp | Bilateral spring for surgical instruments and surgical instruments including the same |
| US11278267B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-03-22 | Covidien Lp | Latch assemblies and surgical instruments including the same |
| US11051828B2 (en) | 2018-08-13 | 2021-07-06 | Covidien Lp | Rotation knob assemblies and surgical instruments including same |
| US11246601B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-02-15 | Covidien Lp | Elongated assemblies for surgical clip appliers and surgical clip appliers incorporating the same |
| US11344316B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-05-31 | Covidien Lp | Elongated assemblies for surgical clip appliers and surgical clip appliers incorporating the same |
| US10849620B2 (en) | 2018-09-14 | 2020-12-01 | Covidien Lp | Connector mechanisms for surgical stapling instruments |
| US11510669B2 (en) | 2020-09-29 | 2022-11-29 | Covidien Lp | Hand-held surgical instruments |
| US11147566B2 (en) | 2018-10-01 | 2021-10-19 | Covidien Lp | Endoscopic surgical clip applier |
| US11090051B2 (en) | 2018-10-23 | 2021-08-17 | Covidien Lp | Surgical stapling device with floating staple cartridge |
| US11197673B2 (en) | 2018-10-30 | 2021-12-14 | Covidien Lp | Surgical stapling instruments and end effector assemblies thereof |
| US10912563B2 (en) | 2019-01-02 | 2021-02-09 | Covidien Lp | Stapling device including tool assembly stabilizing member |
| AU2020227757A1 (en) | 2019-02-27 | 2021-08-19 | Applied Medical Resources Corporation | Surgical stapling instrument having a two-position lockout mechanism |
| US11344297B2 (en) | 2019-02-28 | 2022-05-31 | Covidien Lp | Surgical stapling device with independently movable jaws |
| US11259808B2 (en) | 2019-03-13 | 2022-03-01 | Covidien Lp | Tool assemblies with a gap locking member |
| US11524398B2 (en) | 2019-03-19 | 2022-12-13 | Covidien Lp | Gear drive mechanisms for surgical instruments |
| EP3946079A1 (en) | 2019-03-29 | 2022-02-09 | Applied Medical Resources Corporation | Reload cover for surgical stapling system |
| US11284892B2 (en) | 2019-04-01 | 2022-03-29 | Covidien Lp | Loading unit and adapter with modified coupling assembly |
| US11284893B2 (en) | 2019-04-02 | 2022-03-29 | Covidien Lp | Stapling device with articulating tool assembly |
| US11241228B2 (en) | 2019-04-05 | 2022-02-08 | Covidien Lp | Surgical instrument including an adapter assembly and an articulating surgical loading unit |
| US11224424B2 (en) | 2019-08-02 | 2022-01-18 | Covidien Lp | Linear stapling device with vertically movable knife |
| US11406385B2 (en) | 2019-10-11 | 2022-08-09 | Covidien Lp | Stapling device with a gap locking member |
| US11123068B2 (en) | 2019-11-08 | 2021-09-21 | Covidien Lp | Surgical staple cartridge |
| US11534163B2 (en) | 2019-11-21 | 2022-12-27 | Covidien Lp | Surgical stapling instruments |
| US11395653B2 (en) | 2019-11-26 | 2022-07-26 | Covidien Lp | Surgical stapling device with impedance sensor |
| US11974743B2 (en) | 2019-12-02 | 2024-05-07 | Covidien Lp | Linear stapling device with a gap locking member |
| US11707274B2 (en) | 2019-12-06 | 2023-07-25 | Covidien Lp | Articulating mechanism for surgical instrument |
| US11109862B2 (en) | 2019-12-12 | 2021-09-07 | Covidien Lp | Surgical stapling device with flexible shaft |
| US11737747B2 (en) | 2019-12-17 | 2023-08-29 | Covidien Lp | Hand-held surgical instruments |
| KR20220122732A (ko) | 2019-12-31 | 2022-09-02 | 어플라이드 메디컬 리소시스 코포레이션 | 조직 및 최대 전류 식별을 이용하는 전기수술용 시스템 |
| US11779340B2 (en) | 2020-01-02 | 2023-10-10 | Covidien Lp | Ligation clip loading device |
| US11723669B2 (en) | 2020-01-08 | 2023-08-15 | Covidien Lp | Clip applier with clip cartridge interface |
| US11278282B2 (en) | 2020-01-31 | 2022-03-22 | Covidien Lp | Stapling device with selective cutting |
| US11452524B2 (en) | 2020-01-31 | 2022-09-27 | Covidien Lp | Surgical stapling device with lockout |
| WO2021159483A1 (en) | 2020-02-14 | 2021-08-19 | Covidien Lp | Cartridge holder for surgical staples and having ridges in peripheral walls for gripping tissue |
| US11344301B2 (en) | 2020-03-02 | 2022-05-31 | Covidien Lp | Surgical stapling device with replaceable reload assembly |
| US11344302B2 (en) | 2020-03-05 | 2022-05-31 | Covidien Lp | Articulation mechanism for surgical stapling device |
| US11246593B2 (en) | 2020-03-06 | 2022-02-15 | Covidien Lp | Staple cartridge |
| US11707278B2 (en) | 2020-03-06 | 2023-07-25 | Covidien Lp | Surgical stapler tool assembly to minimize bleeding |
| US11357505B2 (en) | 2020-03-10 | 2022-06-14 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with firing lockout mechanism |
| US11317911B2 (en) | 2020-03-10 | 2022-05-03 | Covidien Lp | Tool assembly with replaceable cartridge assembly |
| US11406383B2 (en) | 2020-03-17 | 2022-08-09 | Covidien Lp | Fire assisted powered EGIA handle |
| US11331098B2 (en) | 2020-04-01 | 2022-05-17 | Covidien Lp | Sled detection device |
| US11426159B2 (en) | 2020-04-01 | 2022-08-30 | Covidien Lp | Sled detection device |
| US11504117B2 (en) | 2020-04-02 | 2022-11-22 | Covidien Lp | Hand-held surgical instruments |
| US11937794B2 (en) | 2020-05-11 | 2024-03-26 | Covidien Lp | Powered handle assembly for surgical devices |
| US11191537B1 (en) | 2020-05-12 | 2021-12-07 | Covidien Lp | Stapling device with continuously parallel jaws |
| US11406387B2 (en) | 2020-05-12 | 2022-08-09 | Covidien Lp | Surgical stapling device with replaceable staple cartridge |
| US11534167B2 (en) | 2020-05-28 | 2022-12-27 | Covidien Lp | Electrotaxis-conducive stapling |
| US11191538B1 (en) | 2020-06-08 | 2021-12-07 | Covidien Lp | Surgical stapling device with parallel jaw closure |
| US11844517B2 (en) | 2020-06-25 | 2023-12-19 | Covidien Lp | Linear stapling device with continuously parallel jaws |
| US11324500B2 (en) | 2020-06-30 | 2022-05-10 | Covidien Lp | Surgical stapling device |
| US11517305B2 (en) | 2020-07-09 | 2022-12-06 | Covidien Lp | Contoured staple pusher |
| US11446028B2 (en) | 2020-07-09 | 2022-09-20 | Covidien Lp | Tool assembly with pivotable clamping beam |
| US11266402B2 (en) | 2020-07-30 | 2022-03-08 | Covidien Lp | Sensing curved tip for surgical stapling instruments |
| US11439392B2 (en) | 2020-08-03 | 2022-09-13 | Covidien Lp | Surgical stapling device and fastener for pathological exam |
| US11395654B2 (en) | 2020-08-07 | 2022-07-26 | Covidien Lp | Surgical stapling device with articulation braking assembly |
| US11602342B2 (en) | 2020-08-27 | 2023-03-14 | Covidien Lp | Surgical stapling device with laser probe |
| US11678878B2 (en) | 2020-09-16 | 2023-06-20 | Covidien Lp | Articulation mechanism for surgical stapling device |
| US11660092B2 (en) | 2020-09-29 | 2023-05-30 | Covidien Lp | Adapter for securing loading units to handle assemblies of surgical stapling instruments |
| US11406384B2 (en) | 2020-10-05 | 2022-08-09 | Covidien Lp | Stapling device with drive assembly stop member |
| US11576674B2 (en) | 2020-10-06 | 2023-02-14 | Covidien Lp | Surgical stapling device with articulation lock assembly |
| KR20230096077A (ko) | 2020-10-29 | 2023-06-29 | 어플라이드 메디컬 리소시스 코포레이션 | 수술용 스테이플러에 대한 작동 샤프트 유지 메커니즘 |
| US11931025B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-03-19 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a releasable closure drive lock |
| KR20230096060A (ko) | 2020-10-29 | 2023-06-29 | 어플라이드 메디컬 리소시스 코포레이션 | 전동 핸들을 갖는 수술용 스테이플러 |
| US11890007B2 (en) | 2020-11-18 | 2024-02-06 | Covidien Lp | Stapling device with flex cable and tensioning mechanism |
| US11737774B2 (en) | 2020-12-04 | 2023-08-29 | Covidien Lp | Surgical instrument with articulation assembly |
| US11819200B2 (en) | 2020-12-15 | 2023-11-21 | Covidien Lp | Surgical instrument with articulation assembly |
| US11553914B2 (en) | 2020-12-22 | 2023-01-17 | Covidien Lp | Surgical stapling device with parallel jaw closure |
| US11744582B2 (en) | 2021-01-05 | 2023-09-05 | Covidien Lp | Surgical stapling device with firing lockout mechanism |
| US11759206B2 (en) | 2021-01-05 | 2023-09-19 | Covidien Lp | Surgical stapling device with firing lockout mechanism |
| US11517313B2 (en) | 2021-01-27 | 2022-12-06 | Covidien Lp | Surgical stapling device with laminated drive member |
| US11759207B2 (en) | 2021-01-27 | 2023-09-19 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with adjustable height clamping member |
| US11717300B2 (en) | 2021-03-11 | 2023-08-08 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with integrated visualization |
| US11974750B2 (en) | 2021-03-26 | 2024-05-07 | Covidien Lp | Surgical staple cartridge |
| US11666330B2 (en) | 2021-04-05 | 2023-06-06 | Covidien Lp | Surgical stapling device with lockout mechanism |
| US11576670B2 (en) | 2021-05-06 | 2023-02-14 | Covidien Lp | Surgical stapling device with optimized drive assembly |
| US11812956B2 (en) | 2021-05-18 | 2023-11-14 | Covidien Lp | Dual firing radial stapling device |
| US11696755B2 (en) | 2021-05-19 | 2023-07-11 | Covidien Lp | Surgical stapling device with reload assembly removal lockout |
| US11771423B2 (en) | 2021-05-25 | 2023-10-03 | Covidien Lp | Powered stapling device with manual retraction |
| US11510673B1 (en) | 2021-05-25 | 2022-11-29 | Covidien Lp | Powered stapling device with manual retraction |
| CN113288272B (zh) * | 2021-05-25 | 2022-05-27 | 常州安康医疗器械有限公司 | 一种腔镜吻合器钉仓组件 |
| US11701119B2 (en) | 2021-05-26 | 2023-07-18 | Covidien Lp | Powered stapling device with rack release |
| US11576675B2 (en) | 2021-06-07 | 2023-02-14 | Covidien Lp | Staple cartridge with knife |
| US11707275B2 (en) | 2021-06-29 | 2023-07-25 | Covidien Lp | Asymmetrical surgical stapling device |
| US11617579B2 (en) | 2021-06-29 | 2023-04-04 | Covidien Lp | Ultra low profile surgical stapling instrument for tissue resections |
| US11602344B2 (en) | 2021-06-30 | 2023-03-14 | Covidien Lp | Surgical stapling apparatus with firing lockout assembly |
| US11540831B1 (en) | 2021-08-12 | 2023-01-03 | Covidien Lp | Staple cartridge with actuation sled detection |
| US11779334B2 (en) | 2021-08-19 | 2023-10-10 | Covidien Lp | Surgical stapling device including a manual retraction assembly |
| US11707277B2 (en) | 2021-08-20 | 2023-07-25 | Covidien Lp | Articulating surgical stapling apparatus with pivotable knife bar guide assembly |
| US11576671B1 (en) | 2021-08-20 | 2023-02-14 | Covidien Lp | Small diameter linear surgical stapling apparatus |
| US11864761B2 (en) | 2021-09-14 | 2024-01-09 | Covidien Lp | Surgical instrument with illumination mechanism |
| US11660094B2 (en) | 2021-09-29 | 2023-05-30 | Covidien Lp | Surgical fastening instrument with two-part surgical fasteners |
| US11653922B2 (en) | 2021-09-29 | 2023-05-23 | Covidien Lp | Surgical stapling device with firing lockout mechanism |
| US11849949B2 (en) | 2021-09-30 | 2023-12-26 | Covidien Lp | Surgical stapling device with firing lockout member |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4527724A (en) * | 1983-06-10 | 1985-07-09 | Senmed, Inc. | Disposable linear surgical stapling instrument |
| US4607636A (en) * | 1984-07-16 | 1986-08-26 | Ethicon, Inc. | Surgical instrument for applying fasteners having tissue locking means for maintaining the tissue in the instrument while applying the fasteners (case I) |
| US4955959A (en) * | 1989-05-26 | 1990-09-11 | United States Surgical Corporation | Locking mechanism for a surgical fastening apparatus |
| CA2055943C (en) * | 1990-12-06 | 2003-09-23 | Daniel P. Rodak | Surgical fastening apparatus with locking mechanism |
-
1992
- 1992-05-12 EP EP93120901A patent/EP0596543B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-12 DE DE69229792T patent/DE69229792T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-12 EP EP92304275A patent/EP0514139B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-13 AU AU16243/92A patent/AU666647B2/en not_active Expired
- 1992-05-13 CA CA002068581A patent/CA2068581C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-14 JP JP12180692A patent/JP3244767B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-08-13 JP JP2001245676A patent/JP3532542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140080488A (ko) * | 2011-10-26 | 2014-06-30 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 카트리지 상태 및 존재 검출 방법 및 장치 |
| KR102115366B1 (ko) | 2011-10-26 | 2020-05-26 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 카트리지 상태 및 존재 검출 방법 및 장치 |
| US10828030B2 (en) | 2011-10-26 | 2020-11-10 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Cartridge status and presence detection |
| US11812921B2 (en) | 2011-10-26 | 2023-11-14 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Cartridge status and presence detection |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0514139B1 (en) | 1999-08-18 |
| JP2002095665A (ja) | 2002-04-02 |
| EP0596543A1 (en) | 1994-05-11 |
| AU1624392A (en) | 1992-11-19 |
| CA2068581A1 (en) | 1992-11-15 |
| AU666647B2 (en) | 1996-02-22 |
| JP3244767B2 (ja) | 2002-01-07 |
| CA2068581C (en) | 2003-07-29 |
| DE69229792T2 (de) | 2000-02-10 |
| EP0514139A2 (en) | 1992-11-19 |
| EP0514139A3 (en) | 1993-03-03 |
| DE69229792D1 (de) | 1999-09-16 |
| EP0596543B1 (en) | 1999-08-11 |
| JPH05130998A (ja) | 1993-05-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3532542B2 (ja) | 外科用ステープラー | |
| US5413267A (en) | Surgical stapler with spent cartridge sensing and lockout means | |
| US5458279A (en) | Surgical stapler with safety feature | |
| US4633874A (en) | Surgical stapling instrument with jaw latching mechanism and disposable staple cartridge | |
| EP0323016B1 (en) | Surgical fastener cartridge | |
| US7380695B2 (en) | Surgical stapling instrument having a single lockout mechanism for prevention of firing | |
| US4633861A (en) | Surgical stapling instrument with jaw clamping mechanism | |
| US5718359A (en) | Surgical stapler with lockout mechanism | |
| CA2467803C (en) | Surgical stapling instrument incorporating an e-beam firing mechanism | |
| US10034666B2 (en) | Tissue stop for surgical instrument | |
| CA2467885C (en) | Surgical stapling instrument having a spent cartridge lockout | |
| US8408440B2 (en) | Surgical stapling apparatus | |
| EP1563791B1 (en) | Surgical stapling apparatus with locking mechanism | |
| US4665916A (en) | Surgical stapler apparatus | |
| US5762256A (en) | Surgical stapler | |
| US8371493B2 (en) | Surgical stapling apparatus | |
| EP0543149A2 (en) | Surgical stapling apparatus | |
| CN110680437A (zh) | 手术紧固件施加装置 | |
| CA2049691A1 (en) | Apparatus for applying two-part surgical fasteners | |
| US20220304691A1 (en) | Surgical stapling apparatus with firing lockout mechanism | |
| WO2023150958A1 (en) | Curved stapling device with enhanced lockout |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040209 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040303 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 9 |