JP3532484B2 - 記録再生システム - Google Patents

記録再生システム

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JP3532484B2
JP3532484B2 JP2000025438A JP2000025438A JP3532484B2 JP 3532484 B2 JP3532484 B2 JP 3532484B2 JP 2000025438 A JP2000025438 A JP 2000025438A JP 2000025438 A JP2000025438 A JP 2000025438A JP 3532484 B2 JP3532484 B2 JP 3532484B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生システ
係わり、特に、記録再生機能を持つ、ビデオテープレ
コーダ(以下VTRという)、録再型DVD、ビデオカ
メラ、電子スチルカメラ、MD、CD、ハードディスク
装置、パソコン等の機器間において、チューナ機能やタ
イマ予約機能を持たない機器にチューナ機能やタイマ予
約機能を持つ機器を接続してタイマ予約記録を可能にし
た記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、実開平3−11064
0号公報には、複数のVTRを制御して、連携してタイ
マ記録を行うビデオレコーダ装置に関する技術が開示さ
れている。この装置は、複数のVTRを相互に接続し、
一方のVTRから他方のVTRに対し動作を制御する制
御信号を出力して、複数台のVTRを各VTRのテープ
残量時間等に応じて各VTRに適切にタイマ予約を振り
分けて記録し、1台のVTRでは記録できないような長
時間記録を可能にした技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、液晶モ二タを備
えた携帯性に優れたビデオカメラ等が多数市販されてき
ており、これらにTV番組や映画等を記録して通勤途上
の電車等で楽しむというような使い方も増えてきてい
る。しかしながら、従来技術のものでは、タイマ予約機
能を持ったVTR同士で連携を行えても、チューナ機能
やタイマ予約機能を持たないビデオカメラ等とは連携し
てタイマ予約記録を行うことはできない。即ち、チュー
ナ機能やタイマ予約機能を持つVTRと、チューナ機能
やタイマ予約機能を持たないビデオカメラを接続した場
合、VTR側から記録動作の予約設定の制御信号をビデ
オカメラ側に送出しても、ビデオカメラ側ではチューナ
機能、タイマ予約機能も持たないためタイマ予約の設定
がてきず連携しても予約記録等を行うことができない。
また、VTRにタイマ予約設定しようとしても、VTR
にカセットテープが挿入されていないような場合やカセ
ットテープが挿入されていてもツメ折れ状態で記録が禁
止されているような場合は、VTRでのタイマ予約記録
は実行できず、予約の連携動作も実行できない問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、上記の種々の問題点に鑑
みて、チューナ機能や、タイマ予約機能を持たないビデ
オカメラ等の機器を接続した場合であっても、また、記
録すべきVTR側にカセットテープが挿入されていない
場合やカセットテープが挿入されていてもツメ折れ状態
で記録が禁止されているような場合等であっても、機器
間で連携してタイマ予約記録を行うことのできる記録再
生システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本願による記録再生システムの代表的な1つの発
明では、チューナ機能およびタイマ予約機能を備える第
1の記録再生装置と、チューナ機能およびタイマ予約機
能を備えず、前記第1の記録再生装置において生成され
た映像信号、音声信号等の情報信号の記録が可能な第2
の記録再生装置と、前記両装置にそれぞれ備えられ、前
記情報信号を送受信すると共に、前記両装置間に伝送さ
れる制御信号を送受信する通信手段とを有するシステム
において、前記第1の記録再生装置は、前記第2の記録
再生装置が記録可能な状態で第1の記録再生装置に接続
されているかどうかを検出する接続検出手段をもち、前
記第2の記録再生装置は、自身が記録可能な状態にある
かどうかを検出する状態検出手段をもち、前記第1の記
録再生装置は、タイマ予約実行時に、前記第2の記録再
生装置が記録可能な状態で接続されていることを確認し
た後、前記第2の記録再生装置に対してタイマ予約によ
る記録を指示し、前記第2の記録再生装置が記録可能な
状態で接続されていなかった場合には、前記第2の記録
再生装置に対するタイマ予約を無効にするように、構成
される。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の第1の実施形
態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【0018】この記録再生システムは、同図に示すよう
に、第1の記録再生装置100、第2の記録再生装置2
00、およびそれらの間を接続する通信ケーブル300
から構成される。
【0019】また、第1の記録再生装置100は、CA
TVやアンテナからの受信電波を入力するためのRF信
号入力端子101と、入力した信号より、特定のチャネ
ルの番組を受信するためのチューナ機能を持つ受信部
(チューナ機能)102と、受信部(チューナ機能)1
02で受信した映像・音声データを映像信号および音声
信号に変換する映像・音声処理手段103と、本装置で
録画を行う場合には、映像・音声処理手段103によっ
て処理された映像信号および音声信号を録画・再生手段
106に送り、第2の記録再生装置200に録画する場
合は、入出力切換手段107に送る信号切換手段104
と、本装置で録画が可能であるどうか(VTRの場合な
ら、カセットテープが挿入されているか、録画可能な残
量かあるかどうか、HDDなら充分な容量があるかどう
か等)を確認するための状態検出手段105と、本装置
で録画再生を行うために必要な回路および録画を行うメ
ディアが録画可能かどうかを確認するためのセンサーを
含む録画・再生手段106と、映像入出力端子108お
よび音声入出力端子109の入出力モードを切り換える
機能と、第2の記録再生装置200でタイマー録画する
場合に映像入出力端子108および音声入出力端子10
9を出力モードに設定し、信号切換手段104からきた
映像信号を映像入出力端子108に、かつ音声信号を音
声入出力端子109に出力する機能と、第2の記録再生
装置200から映像信号、音声信号を受信する場合に
は、映像入出力端子108および音声入出力端子109
を入力モードに設定し、第2の記録再生装置200から
の受信信号を録画・再生手段106に送信する機能を持
つ入出力切換手段107と、第2の記録再生装置200
にタイマー録画を行うために通信ケーブル300と接続
するための映像入出力端子108と、音声入出力端子1
09と、制御端子110と、第2の記録再生装置200
が録画可能かどうかを確認するための接続検出手段11
1と、タイマー予約を行うためのタイマー予約手段11
2と、第1の記録再生装置100の動作状態を表示する
ための表示手段113と、本装置の全体の管理を行う制
御部120と、各電源ブロックに電源供給の禁止制御を
行う電源供給禁止手段131と、本装置の全ての電源供
給を行う電源回路130とで構成されている。
【0020】また、第2の記録再生装置200は、本装
置で録画が可能かどうか(VTRの場合なら、カセット
テープは挿入されているか、録画可能な残量かあるかど
うか、HDDなら充分な容量があるかどうか等)を確認
するための状態検出手段205と、本装置で録画再生を
行うために必要な回路および録画を行うメディアが録画
可能かどうかを確認するためのセンサーを含む録画・再
生手段206と、映像入出力端子208および音声入出
力端子209の入出力モードを切り換える入出力切換手
段207と、第1の記録再生装置100からのタイマー
録画を行うために通信ケーブル300と接続するための
映像入出力端子208と、音声入出力端子209と、制
御端子210と、第1の記録再生装置100から録画要
求または録画開始の要求があるかどうかを確認するため
の制御信号検出手段211と、第2の記録再生装置20
0の動作状態を表示するための表示手段213と、本装
置の全ての管理を行う制御部220と、各電源ブロック
に電源供給の禁止制御を行う電源供給禁止手段231
と、本装置の全ての電源供給を行う電源回路230とで
構成される。
【0021】通信ケーブル300は、映像信号ライン、
音声信号ライン、制御信号ラインの3本の信号線で構成
されている。
【0022】さらに、第1の記録再生装置100の電源
への供給は、電源ブロックA140、電源ブロックB1
41、電源ブロックC142の3つのブロックに分割さ
れている。電源ブロックA140では、常時電源供給が
行われているブロックであり、電源ブロックB141
は、本装置および第2の記録再生装置200で録画を行
う時に電源供給が行われるブロックであり、電源ブロッ
クC142は、本装置において録画可能かどうかを確認
したり、本装置で録画する場合に電源供給が行われ、第
2の記録再生装置200で録画する場合は電源供給が行
われないブロックである。
【0023】電源ブロックB141と電源ブロックC1
42の電源供給の禁止は、制御部120の判断の下、電
源供給禁止手段131により行われる。電源供給禁止手
段131は電源供給のスイッチで構成されている。
【0024】同様に、第2の記録再生装置200の電源
供給は、電源ブロックA240、電源ブロックB241
の2つのブロックに分割されている。電源ブロックA2
40は、常時電源供給が行われるブロックであり、電源
ブロックB241は、本装置で録画再生を行う時に電源
供給が行われるブロックである。
【0025】電源ブロックB241の電源供給の禁止
は、制御部220の判断の下、電源供給禁止手段231
により行われる。電源供給禁止手段231も電源供給の
スイッチで構成されている。
【0026】次に、本実施形態に係る記録再生システム
における第1の記録再生装置100と第2の記録再生装
置200間の接続状態の検出について説明する。
【0027】第1の記録再生装置100の制御部120
は、第2の記録再生装置200が録画可能かどうかを確
認するため、制御端子110から接続要求信号を制御端
子210に送信する。
【0028】第2の記録再生装置200の制御部220
は、接続要求信号を受信した後は、本装置が録画可能状
態であるかどうかを状態検出手段205で確認する。録
画可能であれば、制御端子210から制御端子110に
接続可能である旨の接続応答信号を送出する。
【0029】第2の記録再生装置200は、接続可能で
ある旨の接続応答信号を送信した後は、映像入出力端子
208および音声入出力端子209において、タイマー
録画開始による映像信号、音声信号の受信待ちの状態に
入る。
【0030】第1の記録再生装置100の制御部120
は、第2の記録再生装置200から所定の時間待っても
接続応答信号が受信できない場合は、第2の記録再生装
置200が接続されていない、または録画できない状態
であると判断し、タイマー予約手段112の予約処理を
無効にし、その旨を表示手段113により、ユーザに報
知する。
【0031】第1の記録再生装置100は、接続応答信
号を受信した場合は、そのままタイマー予約を実施し、
予定時刻になったら、映像入出力端子108および音声
入出力端子109からそれぞれ映像信号および音声信号
を送信する。また終了時刻になったら初期状態に戻る。
【0032】第2の記録再生装置200は、タイマー予
約され、映像信号、音声信号の受信待ちの状態におい
て、映像信号および音声信号を受信した場合には録画を
即開始する。また、第1の記録再生装置100からの映
像信号が無くなった場合は、録画を停止する。
【0033】図2および図3は、それぞれ本実施形態に
係る記録再生システムにおける第1の記録再生装置10
0と第2の記録再生装置200間の接続状態を検出する
検出回路の具体例を示す図である。
【0034】図2に示す検出回路において、150,2
50はそれぞれ第1の記録再生装置100および第2の
記録再生装置200に備えられ、制御部120,220
に相当するるマイコン、151,251は抵抗器、15
3はトランジスタであり、その他の構成は図1に示す同
符号の構成に対応する。なお、同図において第1の記録
再生装置100と第2の記録再生装置200間のグラン
ドラインは省略されている。
【0035】まず、第2の記録再生装置200のマイコ
ン250は端子cからHighレベルを出力する。Hi
ghレベルは、抵抗器251、制御端子210、通信ケ
ーブル300、制御端子110を経由して第1の記録再
生装置100のマイコン150の端子aに入力される。
マイコン150はこの時点て制御端子110に第2の記
録再生装置200が接続されたことを検出できる。ユー
ザがタイマ予約を行うと、第1の記録再生装置100は
タイマ予約待機状態となる。予約された時刻になると第
1の記録再生装置100はチューナ選局等を開始し予約
記録するが、このときマイコン150の端子aにHig
hレベルが来ているのでマイコン150は第2の記録再
生装置200との接続モードとなる。この接続モード状
態では、予約記録が開始されると、端子bからHigh
レベルが出力し、抵抗器151を通してトランジスタ1
53がオンされる。このときマイコン250から出力さ
れていたHighレベルは抵抗器251を経由している
のでトランジスタ153がオンすると制御端子110の
信号レベルはLowレベルとなる。マイコン250はこ
の制御端子110の信号レベルを通信ケーブル300、
制御端子210を通して端子dにて検出する。即ち、マ
イコン250は、マイコン250自身が端子cからHi
ghレベルを出力したが端子dに入力して検出するとL
owレベルとなっていることが分かる。このときマイコ
ン250は第1の記録再生装置100がタイマ予約実行
のための記録開始を指示する信号が送られてきたと判断
し記録を開始する。ここでは、マイコン250から常時
Highレベルを出すことを想定しているが、これを第
2の記録再生装置200が記録可能状態、即ち、カセッ
トテープが挿入されており、かつ、爪折れ状態でない場
合にHighレベルを出すようにしてもよい。この場合
は、第2の記録再生装置200からHighレベルが来
たことを第1の記録再生装置100が検出したら第2の
記録再生装置200が記録可能状態で接続されたと判断
でき、ユーザが第2の記録再生装置200にカセットテ
ープを挿入し忘れたり、カセットテープを挿入しても爪
折れ状態になっていたりして、通信ケーブル300等の
接続は正しく行ったにも拘わらず、実際には予約記録さ
れなかったというようなことを防止できる。
【0036】また、マイコン150の端子aと端子bは
1つの入出力兼用端子であってもよい。即ち、入出力兼
用端子を初期状態では入力モードとしてマイコン250
からのHighレベルを検出し、Highレベルを検出
したら今度は入出力兼用端子を出力モードに切り換えて
Lowレベルを出力すれば前述と同様な動作を行うこと
が可能である。
【0037】図3は、図2に示す検出回路と異なる回路
例であり、同図において、152,252は抵抗器、2
53はトランジスタであり、その他の構成は図2に示す
同符号の構成に対応する。
【0038】同図において、第1の記録再生装置100
のマイコン150の端子aからHighレベルを出力す
る。出力されたHighレベル信号は、抵抗器152、
制御端子110、制御端子210を経由してマイコン2
50の端子cに入力され、第2の記録再生装置200は
第1の記録再生装置100と接続されたことを検知す
る。マイコン250がHighレベルを検知してから一
定時間後、第2の記録再生装置200側が接続応答の確
認を第1の記録再生装置100側へ返すため、マイコン
250の端子dから一定時間Highレベルを出力し、
抵抗器252を通してトランジスタ253をオンする。
トランジスタ253がオンすると制御端子210の信号
レベルはLowレベルとなる。マイコン150の端子b
はLowレベルになったことを検出し、第1の記録再生
装置100と第2の記録再生装置200とが正常に接続
されたことを相互確認する。マイコン250は一定時間
端子dからHighレベルを出力したら端子dをLow
レベルに戻す。トランジスタ253はオフとなり制御端
子210の信号レベルもHighレベルに復帰する。ユ
ーザがタイマ予約を行うと、第1の記録再生装置100
はタイマ予約待機状態となる。予約された時刻になると
第1の記録再生装置100はチューナ選局等を開始し予
約を実行するが、このとき既に前述の手順で第2の記録
再生装置200が接続されていることが分っているので
マイコン150は第2の記録再生装置との接続モードと
なる。この接続モードでは、予約の実行が開始される
と、端子aをLowレベルに切り換える。マイコン25
0は端子cがLowレベルになったことを検出し、マイ
コン250は第1の記録再生装置100からタイマ予約
実行のための記録開始を指示する信号が送られてきたと
判断して記録を開始する。この場合の制御方法の特徴は
第2の記録再生装置200のマイコン250は、図2の
場合のように常時端子cからHighレベルを出力する
必要がないところにある。即ち、マイコン250は第1
の記録再生装置100からのHighレベル信号が来た
ときだけ端子dから応答を返せばよく、記録動作の開始
のときも端子cがLowレベルに切り換わるのを検出す
ればよい。このため、待機状態ではマイコン250が低
いCPU動作周波数や間欠動作やCPUクロック停止等
の低消費電力モードでの待ち受けが可能となる。
【0039】また、この場合も図2の場合と同様に、マ
イコン250は第2の記録再生装置200が記録可能状
態、即ちカセットテープが挿入されており、かつ、爪折
れ状態でない場合に端子dからHighレベルを出すよ
うにしてもよい。この場合、第1の記録再生装置100
は第2の記録再生装置200が記録可能状態で接続され
たと判断でき、ユーザが第2の記録再生装置200にカ
セットテープを挿入し忘れたり、カセットテープを挿入
しても爪折れ状態になっていたりして、通信ケーブル3
00等の接続は正しく行ったものの実際には予約記録さ
れなかったというようなことを防止できる。同様に、マ
イコン150の端子a、端子bを入出力兼用端子一本
に、マイコン250の端子c、端子dを入出力兼用端子
一本にすることも可能である。
【0040】次に、第1の記録再生装置100において
タイマ予約記録ができない場合において第2の記録再生
装置200でタイマ予約記録する場合の動作を図1を用
いて説明する。
【0041】はじめに、第1の記録再生装置100はタ
イマー機能とチューナ機能を内蔵しており、タイマー予
約の準備期間において状態検出手段105により記録で
きないことを検出する(例えば、第1の記録再生装置が
VTRである場合、テープの装着が無い、録画スイッチ
爪折れ、テープ残量が無い、またハードディスク・録再
DVD等の場合は、記録ディスクの装着が無い、記録禁
止スイッチON状態、記録残容量不足等の状態を検
出)。すると、第1の記録再生装置100は制御部12
0および入出力切替手段107が映像・音声の出力モー
ドを指定することにより映像・音声処理手段103、信
号切換手段104を通してタイマ録画するための映像信
号/音声信号を映像入出力端子108および音声入出力
端子109から第2の記録再生装置200の映像入出力
端子208および音声入出力端子209に出力する。こ
こで、例えば、第2記録再生装置200として、外部入
力映像信号内の同期信号を検出して自動的に録画をスタ
ートするビデオカメラ等の記録再生装置を接続すれば、
第1の記録再生装置100が記録できない状態でも、映
像信号/音声信号を外部出力し、第2の記録再生装置2
00てタイマ録画を行うことができる。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態を図4に基
づいて説明する。
【0043】図4は、本実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【0044】本実施形態の記録再生システムも、同図に
示すように、第1の記録再生装置100、第2の記録再
生装置200、およびそれらの間を接続する通信ケーブ
ル310から構成されるが、第1の実施形態で用いられ
ていた通信制御を行うための制御信号ラインを通信ケー
ブルから取り除き、映像入出力ラインと音声入出力ライ
ンのみでタイマー録画を実行する点で相違する。
【0045】第1の記録再生装置400は、図1に示し
た第1の記録再生装置100から制御端子110を除い
た構成となり、接続検出手段111は、映像入出力端子
108に接続され、第2の記録再生装置500の接続状
態の検出を行う。第2の記録再生装置500は、図1に
示した第2の記録再生装置200から制御端子210を
除いた構成となり、制御信号検出手段211は、映像入
出力端子208に接続され、第1の記録再生装置400
からの制御信号の検出を行う。
【0046】なお、その他の構成は図1に示した同符号
の構成に対応するので説明を省略する。
【0047】次に、本実施形態に係る記録再生システム
における第1の記録再生装置400と第2の記録再生装
置500間の接続状態の検出について説明する。
【0048】初期状態では、第1の記録再生装置400
の映像入出力端子108の状態は、第1の記録再生装置
400の制御部120によりリセットされ、入出力切換
手段107により、『入力』になる。また、第2の記録
再生装置500の映像入出力端子208の状態も『入
力』となる。
【0049】第1の記録再生装置400の制御部120
は、第2の記録再生装置500が録画可能かどうかを確
認するため、入出力切換手段107により、映像入出力
端子108を『出力』に切り換えて、接続要求信号を映
像信号にて送信する。接続要求信号を送信した後は、入
出力切換手段107により、映像入出力端子108を
『入力』に切り換えて、接続応答信号を所定の時間だけ
待つ。第2の記録再生装置500の制御部220は、接
続要求信号を受信した後、本装置が録画可能状態である
かどうかを状態検出手段205で確認する。録画可能で
あれば、入出力切換手段207により、映像入出力端子
208を『出力』に切り換えて、接続応答信号を映像信
号にて送信する。接続応答信号は、ブルーバック(青色
一色)信号を用いてもよい。
【0050】接続応答信号を送信した後は、入出力切換
手段207により、映像入出力端子208を『入力』に
切り換えて、タイマー録画開始による映像信号受信待ち
の状態に入る。
【0051】第1の記録再生装置400は、所定の時間
待っても接続応答信号を受信できない場合は、第2の記
録再生装置500が接続されていない、または録画でき
ない状態であると制御部120で判断し、タイマー予約
手段112の予約処理を無効にし、その旨を表示手段1
13により、ユーザに報知する。第1の記録再生装置4
00は、接続応答信号を受信した場合は、そのままタイ
マ一予約が実施され、予定時刻になったら、入出力切換
手段107により、映像入出力端子108を『出力』に
切り換えて、映像信号を送信する。また終了時刻になっ
たら入出力切換手段107により、映像入出力端子10
8を『入力』に切り換えて、初期状態に戻る。
【0052】第2の記録再生装置500は、映像信号受
信待ちの状態において、映像信号を検出した場合には録
画を即開始する。第1の記録再生装置400からの映像
信号が無くなった場合は、録画を停止する。
【0053】ここでは、第1の記録再生装置400から
第2の記録再生装置500へのタイマー録画の際に、第
2の記録再生装置500の接続状態を確認するため、映
像信号を用いて確認したが、音声信号を用いて確認する
ようにしてもよい。
【0054】なお、本実施形態では、接続要求信号や接
続応答信号を用いて接続制御を行う場合について説明し
たが、これらの信号を用いないで接続制御する場合につ
いて図5を用いて説明する。
【0055】ここで、図5(a)は映像入出力端子10
8に入出力する信号、図5(b)は入出力切換手段10
7によって制御された映像入出力端子108の入出力状
態、図5(c)は入出力切換手段207によって制御さ
れた映像入出力端子208の入出力状態を表しており、
第1の記録再生装置400では、タイマー録画開始を設
定時間より、所定の時間(ガードタイム)より早く開始
する。ここでガードタイムとは、第2の記録再生装置5
00側で、信号検出し、録画開始の準備ができるまでの
時間である。第1の記録再生装置400の入出力切換手
段107により映像入出力端子108から接続確認信号
が送出され、所定の時間(ガードタイム)を置いて、接
続可能の場合は第2の記録再生装置500の入出力切換
手段207により映像入出力端子208から接続応答信
号が映像入出力端子108に送出され、その後、所定の
時間(ガードタイム)を経てタイマー録画が開始され
る。なお、映像信号に代えて音声信号を用いて判定して
もよい。
【0056】また、第1の記録再生装置400がタイマ
予約記録中に誤ってAC電源が抜かれて再度AC電源が
投入されると第1の記録再生装置400の制御部120
がリセットされるが、その後電源がONされたり、ある
いはタイマ予約記録中(通常は電源OFF状態)に誤っ
て電源をONしたりすると、タイマ予約が解除され、第
1の記録再生装置400の映像入出力端子108および
音声入出力端子109から直ちに映像信号/音声信号が
出力され、接続された第2の記録再生装置500の録画
が勝手にスタートしてしまうことになる。このような場
合に対処するために、第1の記録再生装置400から出
力する映像信号、音声信号に、例えば、図5(a)の映
像信号のガードタイム期間に、必要に応じてタイマ録画
開始/停止識別信号を重畳して出力する。この場合、記
録する第2の記録再生装置500では入力映像信号の同
期信号を判別すると共に前記タイマ録画開殆/停止識別
信号をも判別するようにしている。タイマ録画開始/停
止識別信号を出力する目的は、タイマ予約設定を行った
後に第1の記録再生装置のAC電源の抜き差しを行って
から電源をONしたり、タイマ予約記録中(通常は電源
OFF状態)に電源をONしたりすると、タイマ予約設
定が解除となり、通常の映像信号/音声信号がすぐ出力
されてしまい、外部機器で録画がスタートしてしまう。
このため、第1の記録再生装置から出力する映像信号の
ガードタイム期間に、タイマ録画開始/停止識別信号を
重畳して出力すれば、記録する第2の記録再生装置側で
入力映像信号の同期信号を判別すると共に前記タイマ録
画開始/停止識別信号も一緒に判別するようにしておく
ことにより希望した番組のみ外部機器で確実にタイマ録
画が可能となる。これにより通常の映像信号/音声信号
が入力されただけではタイマ録画をスタートさせない
で、タイマ録画開始/停止識別信号と一緒に検出した時
にタイマ録画のスタートを行うことができる。
【0057】なお、本実施形態においても、第1の実施
形態と同様に、第1の記録再生装置400においてタイ
マ予約記録ができない場合は、第2の記録再生装置50
0でタイマ予約記録することができる。
【0058】次に、本発明の第3の実施形態を図6に基
づいて説明する。
【0059】図6は、本実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【0060】この記録再生システムは、同図に示すよう
に、第1の記録再生装置600、第2の記録再生装置7
00、およびそれらの間を接続するための無線通信、光
通信、有線通信等からなる通信手段614、714、通
信媒体320から構成される。
【0061】本実施形態では、第1の実施形態における
第1の記録再生装置100の映像入出力端子108、音
声入出力端子109、制御端子110に代えて、通信手
段614を設けたものであり、接続検出手段111は、
通信手段614の受信データ出力端子に接続され、第2
の記録再生装置700の接続状態の検出を行う。第2の
記録再生装置700は、第1の実施形態における第2の
記録再生装置200の映像入出力端子208、音声入出
力端子209、制御端子210に代えて、通信手段71
4を設けたものであり、制御信号検出手段211は、通
信手段714の受信データ出力端子に接続され、第1の
記録再生装置600からの制御信号の検出を行う。
【0062】なお、通信手段614の電源供給は、電源
ブロックD643に含まれ、第2の記録再生装置700
に対してタイマー録画を行うときにのみ電源供給禁止手
段131より電源供給が行われる。また、通信手段71
4の電源供給は、電源ブロックD743に含まれ、第2
の記録再生装置700側で、第1の記録再生装置600
のタイマー録画を有効にしたとき、電源供給禁止手段2
31より電源供給が行われ、タイマー録画の映像信号の
待機状態でも電源の供給が行われる。
【0063】また、本実施形態では、接続に係わる全て
の構成を通信手段614、714により置き換えた例を
示しているが、図1または図4に示した映像入出力端
子、音声入出力端子、制御端子に相当する端子を設け、
通信制御を行う制御信号ラインのみを無線通信、光通
信、有線通信等のいずれかの通信手段に置き換えてもよ
い。
【0064】次に、本発明の第1の実施形態乃至第3の
実施形態に係る記録再生システムの制御方法について図
7乃至図11を用いて説明する。
【0065】図7は記録再生システムの制御手順を示す
フローチャートであり、図8乃至図11はタイマスタン
バイ時およびタイマ予約記録時におけるカセット挿脱時
またはビデオカメラ接続・非接続時の記録再生システム
における対処処理を示す図である。
【0066】なお、以下の説明では、上記の各実施形態
における第1の記録再生装置100,400,600と
してVTR、第2の記録再生装置200,500,70
0としてビデオカメラ(ムービー)を用いるものとして
説明する。
【0067】VTRでは、まず、ステップ1において、
ユーザからタイマスタンバイキー等が入力され、カセッ
ト挿入判別、ビデオカメラ接続認識以外のタイマスタン
バイ移行条件(予約データの存在等)を満たしているこ
とをチェックする。タイマスタンバイ移行条件を満たし
ていれば、ステップ2にてタイマスタンバイモードヘの
実行が起動される。次いで、ステップ3にてVTRにカ
セットが挿入されているか否かを検知する。カセットが
挿入されていないときはステップ14に進む。カセット
が挿入されている場合は、ステップ4にてテープの爪折
れを検知する。テープが爪折れ状態であれば記録不可で
あるので、ステップ14へ移行する。
【0068】ステップ4にてテープが爪折れ状態でない
場合は、ステップ5にて通常のタイマスタンバイ状態に
入る。このとき、ステップ6にてビデオカメラが接続さ
れていると判断されれば、ステップ7にてビデオカメラ
に設けられている発光ダイオード(LED)を点灯させ
るか、あるいは蛍光表示管(FL表示管)等にカメラ接
続を表わす”CAM”等の表示を行う。ここで、表示す
ることは必須ではないが、表示することにより、ユーザ
にとってはVTRにビデオカメラが接続されてビデオカ
メラへの記録を行う条件が整ったことを確認することが
できる。
【0069】なお、タイマスタンバイモードに入った後
に、カセット有りから無しへの移行、ビデオカメラ接続
有りから無しへの移行、あるいはカセット無しから有り
への移行、ビデオカメラ接続無しから有りへの移行に際
しては、それぞれに応じてVTRでは図8に示す内容の
対処処理が実行される。
【0070】ステップ8にてタイマ予約時刻が来たらタ
イマ予約記録を開始し、ステップ9において、VTRの
カセットテープに対して記録制御(RECコマンド送
信)が行われる。
【0071】なお、ここで、ステップ8にて、タイマ予
約時刻が来たらビデオカメラに対して記録制御(REC
コマンド送信)を行ってもよい。この場合、ビデオカメ
ラが接続されていない場合でもカメラ制御を行うことに
よって、ビデオカメラがVTR側への応答機能(図2に
おけるマイコン250の端子cからの出力機能)を持た
ない場合でも、ビデオカメラが接続されれば、自動的に
カメラに録画させることが可能となる。カメラ接続され
ていない場合にRECコマンド送信しないようにして
も、勿論かまわない。
【0072】ステップ10にてタイマ予約時間が終了し
たかを判断し、タイマ予約時間が終了していない場合
は、ステップ11にてテープエンドかを判断する。タイ
マ予約時間が終了していない状態でテープエンドに達し
た場合は、ステップ12にて、ビデオカメラの接続有り
かを判断する。ステップ12でビデオカメラが接続され
ていると判断された場合はステップ18に進み、ビデオ
カメラに対して記録制御(RECコマンド送信)が行わ
れる。即ち、タイマ予約記録中にVTRのカセットがテ
ープエンドまでいき、録画できなくなっても、ビデオカ
メラ接続を認識すれば、そのままタイマ予約記録状態を
続行させることができる。
【0073】ステップ10にて終了時刻に達した場合
は、ステップ13にて予約記録の終了処理を行う。
【0074】なお、タイマ予約記録中に、カセット有り
から無しへの移行、ビデオカメラ接続有りから無しへの
移行、あるいはカセット無しから有りへの移行、ビデオ
カメラ接続無しから有りへの移行に際しては、それぞれ
に応じてVTRでは図9に示す内容の対処処理が実行さ
れる。
【0075】ステップ14においてカメラ接続の有無が
判断され、カメラ接続有りと判断された場合は、ステッ
プ15にてカメラ用タイマスタンバイモードに入る。次
いで、ステップ16にて、LED点灯するか、あるいは
FL表示管において”CAM”等の表示を行い、通常の
タイマスタンバイとの区別を示す。
【0076】なお、カメラ用タイマスタンバイモード中
の途中において、カセット無しから有りへの移行、ビデ
オカメラ接続有りから無しへの移行に際しては、それに
応じてVTRでは図10に示す内容の対処処理が実行さ
れる。
【0077】タイマ予約時刻が来たらステップ17にて
ビデオカメラ用のタイマ予約記録を行う。予約記開始
時、ステップ18にてビデオカメラに対して記録制御
(RECコマンド送信)を行う。ステップ19にて予約
時刻が終了すれば、ビデオカメラに対しステップS13
にて予約記録の終了処理を行う。
【0078】なお、ステップ18において、ビデオカメ
ラに対して記録制御する場合は、VTRのチューナから
の映像信号、音声信号を、ビデオカメラと接続されてい
る出力端子に直接出力するようにすれば、VTRの他の
機能を使わずにビデオカメラにタイマ予約記録させるこ
とが可能である。即ち、VTR自身の信号処理回路やサ
ーボ回路、メカ制御用のアナログ回路等、他の機能に電
源を供給しなくて済み、省電力化を図ることができる。
あるいは、VTRにカセットが挿入されている場合、V
TR自体の再生画をTVにつながっている出力端子に出
力し、同時にチューナからの映像信号、音声信号をビデ
オカメラに供給すればビデオカメラでのタイマ予約記録
とVTR本体での再生を同時に行うことも可能である。
【0079】なお、カメラ用タイマ予約実行記録中にお
いて、カセット無しから有りへの移行、ビデオカメラ接
続有りから無しへの移行に際しては、それに応じてVT
Rでは図11に示す内容の対処処理が実行される。
【0080】タイマ予約記録が終了したとき、他の予約
データが残っている場合はタイマスタンバイ状態を継続
し、予約データが残っていない場合はパワーオフ状態と
なる。
【0081】また、ステップ14にてVTRとビデオカ
メラが接続されていない場合はステップ20に進み、タ
イマスタンバイに入れない状態であるのでユーザに対し
てLEDを点滅させる等の警告表示を行う。
【0082】図12は、本発明に係る記録再生システム
における種々の第1の記録再生装置と第2の記録再生装
置との接続例を示した図である。
【0083】図12(a)は、第1の記録再生装置がビ
デオテープレコーダ(VTR)であり、第2の記録再生
装置がビデオカメラの場合の接続例である。
【0084】図12(b)は、第1の記録再生装置がタ
イマー録画の機能が付いたテレビジョン(TV)であ
り、第2の記録再生装置がビデオカメラの場合の接続例
である。この場合は、例えば、第1の記録再生装置内の
記録媒体(ビデオテープ、ハードディスク、光ディスク
等)の容量不足を回避し、または特定番組を第2の記録
再生装置に対してタイマー予約で録画することができ
る。
【0085】図12(c)は、第1の記録再生装置がV
TRであり、第2の記録再生装置がビデオカメラであ
り、VTRにBSチューナが無い場合、BSチューナ付
きのTVからBS信号をVTRの外部入力端子より取り
込み、ビデオカメラにタイマー録画する場合の接続例で
ある。
【0086】図12(d)は、第1の記録再生装置がV
TRであり、第2の記録再生装置がビデオカメラであ
り、ケーブルテレビ(CATV)やCS−BSチューナ
のセットトップボックス(STB)からの映像信号をV
TRの外部入力端子より取り込み、ビデオカメラにタイ
マー録画する場合の接続例てある。
【0087】図12(e)は、第1の記録再生装置であ
るVTR2に第2の記録再生装置側の制御動作の機能を
併設し、VTR1−VTR2の接続を可能とし、VTR
1−VTR2間では、タイマー予約情報をやり取りせず
に、制御手段のみでタイマー録画の実行が可能となる。
これによって異なるメーカー間のVTRでも、本発明の
機能を設けることにより、VTR1−VTR2間のタイ
マー録画の実現が可能となる。さらに、VTR2に制御
手段を2系統持たせることにより、同図に示すように、
VTR1−VTR2−ビデオカメラに連結することが可
能となる。このように接続することにより、VTR2
は、VTR1のタイマー録画の制御機能を中継し、ビデ
オカメラにタイマー録画することも可能である。また、
VTR1の記録媒体が終了したら、VTR2の記録媒体
へ、VTR2の記録媒体が終了したら、ビデオカメラの
記録媒体ヘシリーズでタイマー録画することも可能であ
る。さらには、VTR1のタイマー予約情報で3台全て
同時にタイマー予約することも可能である。
【0088】図12(f)は、第1の記録再生装置がタ
イマー録画機能のパーソナルコンピュータの場合であ
り、第2の記録再生装置がビデオカメラの場合の接続例
である。
【0089】図12(g)は、第1の記録再生装置がV
TRであり、第2の記録再生装置が磁気記録装置/光磁
気記録装置の場合の接続例である。
【0090】図12(h)は、第1の記録再生装置がタ
イマー録画機能の付いた磁気記録装置/光磁気記録装置
であり、第2の記録再生装置がビデオカメラの場合の接
続例である。
【0091】
【発明の効果】本発明の記録再生システムによれば、
2の記録再生装置がチューナ機能およびタイマ機能を備
えていなくても、チューナ機能およびタイマ機能を備え
る第1の記録再生装置から映像信号や音声信号を受信し
てタイマ予約記録することが可能となる。また、第2の
記録再生装置が記録可能な状態で接続されているかどう
かを自動的に確認できるので、第2の記録再生装置に記
録媒体が未装着のままタイマ予約設定をしてしまいタイ
マ予約の記録を失敗してしまうとなどといった事態を防
止することが可能となる。
【0092】
【0093】
【0094】また、タイマ予約を設定した後に、ユーザ
がタイマ予約記録する必要がなくなって第1の記録再生
装置と第2の記録再生装置の接続を外せば自動的にタイ
マ予約データが消去されるので、不要となったタイマ予
約設定内容をユーザ自身が消去しなければならないとい
う煩わしさを解消することが可能となる。
【0095】また、第1の記録再生装置と第2の記録再
生装置で連携したタイマ予約記録を実行中に誤ってユー
ザが制御端子の接続を外してしまっても、再度接続すれ
ばタイマ予約記録がキャンセルされることなくタイマ予
約記録を継続して行うことが可能となる。
【0096】また、第1の記録再生装置と第2の記録再
生装置で連携したタイマ予約記録を実行中でも第1の記
録再生装置に挿入されている記録媒体を再生することが
可能で、第1の記録再生装置で再生しながら裏番組を第
2の記録再生装置に記録することが可能となる。
【0097】また、第1の記録再生装置と第2の記録再
生装置で連携したタイマ予約を実行するとき、ユーザが
誤って第2の記録再生装置側の映像信号や音声信号の入
出力端子の設定を出力モードにしていても、タイマ予約
が開始されれば自動的に入力モードに切り換わるので、
タイマ記録の失敗を防止することが可能となる。
【0098】また、VTR等の第1の記録再生装置側に
カセットテープが入っていなかったりカセットテープが
挿入されていてもツメ折れ状態で記録が禁止されていた
場合、第2の記録再生装置側で記録するためのチューナ
回路等は動作しているが、その他の第1の記録再生装置
での記録に必要な信号処理回路やサーボ回路、あるいは
表示回路等への電源を自動的に遮断することができるの
で、第2の記録再生装置側でのタイマ予約記録時の第1
の記録再生装置側での消費電力を削減することが可能と
なる。
【0099】また、第1の記録再生装置と第2の記録再
生装置で連携したタイマ予約を実行するとき、長時間の
予約待機状態が続いても待機状態での消費電力を最小限
に削減することが可能となる。
【0100】また、第1の記録再生装置がタイマ予約記
録中に誤ってAC電源が抜かれて再度AC電源が投入さ
れたり、タイマ予約記録中(通常は電源OFF状態)に
誤って電源をONしたりした場合にも、希望した番組の
みを第2の記録再生装置で確実にタイマ録画することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る記録再生システ
ムにおける第1の記録再生装置100と第2の記録再生
装置200間の接続状態を検出する検出回路の具体例を
示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る記録再生システ
ムにおける第1の記録再生装置100と第2の記録再生
装置200間の接続状態を検出する検出回路の具体例を
示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る記録再生システ
ムにおける録画開始動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る記録再生システ
ムの構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態乃至第3の実施形態に
係る記録再生システムの制御手順を示すフローチャート
である。
【図8】タイマスタンバイ時におけるカセット挿脱時ま
たはビデオカメラ接続・非接続時の記録再生システムに
おける対処処理を示す図である。
【図9】タイマ予約記録時におけるカセット挿脱時また
はビデオカメラ接続・非接続時の記録再生システムにお
ける対処処理を示す図である。
【図10】カメラ用タイマスタンバイ時におけるカセッ
ト挿脱時またはビデオカメラ接続・非接続時の記録再生
システムにおける対処処理を示す図である。
【図11】カメラ用タイマ予約記録時におけるカセット
挿脱時またはビデオカメラ接続・非接続時の記録再生シ
ステムにおける対処処理を示す図である。
【図12】本発明に係る記録再生システムにおける種々
の第1の記録再生装置と第2の記録再生装置との接続例
を示す図である。
【符号の説明】
150 マイコン 151 抵抗器 152 抵抗器 153 トランジスタ 250 マイコン 251 抵抗器 252 抵抗器 253 トランジスタ 100 第1の記録再生装置 101 RF信号入力端子 102 受信部(チューナ機能) 103 映像・音声処理手段 104 信号切換手段 105 状態検出手段 106 録画・再生手段 107 入出力切換手段 108 映像入出力端子 109 音声入出力端子 110 制御端子 111 接続検出手段 112 タイマー予約手段 113 表示手段 120 制御部 130 電源回路 131 電源供給禁止手段 140 電源ブロックA 141 電源ブロックB 142 電源ブロックC 200 第2の記録再生装置 205 状態検出手段 206 録画再生手段 207 入出力切換手段 208 映像入出力端子 209 音声入出力端子 210 制御端子 211 制御信号検出手段 213 表示手段 220 制御部 230 電源回路 231 電源供給禁止手段 240 電源ブロックA 241 電源ブロックB 300 通信ケーブル 310 通信ケーブル 320 通信媒体 400 第1の記録再生装置 500 第2の記録再生装置 600 第1の記録再生装置 614 通信手段 643 電源ブロックD 700 第2の記録再生装置 714 通信手段 743 電源ブロックD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 31/00 507 G11B 31/00 507Z 541 541F (72)発明者 大谷 修基 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−297946(JP,A) 特開 平4−209349(JP,A) 特開 平2−158944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 G11B 15/02 373 G11B 15/17 G11B 19/16 501 G11B 31/00 507 G11B 31/00 541

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナ機能およびタイマ予約機能を備
    える第1の記録再生装置と、 チューナ機能およびタイマ予約機能を備えず、前記第1
    の記録再生装置において生成された映像信号、音声信号
    等の情報信号の記録が可能な第2の記録再生装置と、 前記両装置にそれぞれ備えられ、前記情報信号を送受信
    すると共に、前記両装置間に伝送される制御信号を送受
    信する通信手段と、 を有する記録再生システムであって、 前記第1の記録再生装置は、前記第2の記録再生装置が
    記録可能な状態で第1の記録再生装置に接続されている
    かどうかを検出する接続検出手段をもち、 前記第2の記録再生装置は、自身が記録可能な状態にあ
    るかどうかを検出する状態検出手段をもち、 前記第1の記録再生装置は、タイマ予約実行時に、前記
    第2の記録再生装置が記録可能な状態で接続されている
    ことを確認した後、前記第2の記録再生装置に対してタ
    イマ予約による記録を指示し、前記第2の記録再生装置
    が記録可能な状態で接続されていなかった場合には、前
    記第2の記録再生装置に対するタイマ予約を無効にする
    ことを特徴とする記録再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録再生システムにお
    いて、 前記第2の記録再生装置に対するタイマ予約状態におい
    て、前記接続検出手段により、前記第2の記録再生装置
    が前記第1の記録再生装置に非接続となったことを検出
    した場合は、前記第1の記録再生装置は、前記タイマ予
    約を解除することを特徴とする記録再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の記録再生シス
    テムにおいて、 前記第1の記録再生装置から前記第2の記録再生装置に
    対して前記情報信号を出力しているタイマ予約による記
    録の実行中において、前記接続検出手段が、前記第2の
    記録再生装置が前記第1の記録再生装置に非接続となっ
    たことを検出した場合でも、前記第1の記録再生装置
    は、タイマ予約による記録のための前記情報信号の出力
    動作を継続することを特徴とする記録再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1つの
    請求項に記載の記録再生システムにおいて、 前記第1の記録再生装置に、前記チューナ機能によって
    受信された信号を、記録、再生のための信号処理回路を
    経由しないで前記第2の記録再生装置に出力可能にする
    信号切換手段を設けたことを特徴とする記録再生システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1つの
    請求項に記載の記録再生システムにおいて、 前記第1の記録再生装置と前記第2の記録再生装置との
    間で前記制御信号を入出力する制御端子を、一方が入力
    モードのときは他方を出力モードに切り換えると共に、
    タイマ予約による記録の開始時は、前記第2の記録再生
    装置側における前記制御端子を入力モードに切り換える
    切換手段を設けたことを特徴とする記録再生システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1つの
    請求項に記載の記録再生システムにおいて、 前記第1の記録再生装置に、当該第1の記録再生装置に
    おいて記録ができないことを検出する状態検出手段と、
    前記情報信号を生成するために必要なチューナ機能を除
    く周辺回路への電源供給を禁止するための電源供給禁止
    手段とを設け、前記状態検出手段が前記第1の記録再生
    装置が記録できない状態を検出したときは、前記電源供
    給禁止手段によって前記周辺回路への前記電源供給を禁
    止することを特徴とする記録再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1つの
    請求項に記載の記録再生システムにおいて、 前記第2の記録再生装置に、少なくとも、タイマ予約待
    機時に前記第1の記録再生装置と第2の記録再生装置間
    に送受信される制御信号に係わる処理を行う処理回路を
    除く周辺回路への電源供給を禁止する電源供給禁止手段
    を設け、当該第2の記録再生装置におけるタイマ予約に
    よる記録の開始時は、前記電源供給禁止手段による電源
    供給の禁止を解除して前記周辺回路への電源供給を行う
    ことを特徴とする記録再生システム。
  8. 【請求項8】 チューナ機能およびタイマ予約機能を備
    える第1の記録再生装置と、 チューナ機能およびタイマ予約機能を備えず、前記第1
    の記録再生装置において生成された情報信号の記録が可
    能な第2の記録再生装置と、 前記両装置にそれぞれ備えられ、前記情報信号を送受信
    すると共に、前記両装置間に伝送される制御信号を送受
    信する通信手段と、 を有する記録再生システムであって、 前記第1の記録再生装置は、前記チューナ機能によって
    受信された映像信号、音声信号等の情報信号にタイマ録
    画開始/停止識別信号を重畳して前記第2の記録再生装
    置に出力する出力手段をもち、 前記第2の記録再生装置は、前記タイマ録画開始/停止
    識別信号により、タイマ録画の動作を制御することを特
    徴とする記録再生装置システム。
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