JP3530914B2 - 親和結合毛細管電気泳動による微量分析物の定量 - Google Patents
親和結合毛細管電気泳動による微量分析物の定量Info
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Description
に関する。より具体的には、本発明は、微量分析物の標
識複合体の形成および毛細管電気泳動によるその分析に
関する。
で行われ、したがって、合衆国政府は本発明に関して一
定の権利を有する。
には鋭敏で特異的な検出方法が要求される。そうでなけ
れば、サンプル中の微量物質の同定は、より高濃度で見
出される物質によって覆い隠される。微量物質の直接測
定は、分析物の低い濃度のために少量のサンプルではし
ばしば困難である。この問題は、対象となる物質が、容
易に測定することができる物理的または科学的特性(例
えばUV吸収性)をもたない場合にその度合いを増す。分
析物への放射性同位元素標識の導入は鋭敏な検出方法を
提供するが、大量の放射性廃棄物の廃棄は費用が嵩む。
は、サンプル中の微量複合物を同定する最も特異的な方
法の1つを提供する。免疫ブロット法およびELISA法で
は、添加基質の検出可能な着色または蛍光生成物への変
換を触媒する酵素に結合させた抗体が利用される。しか
しながら、交差反応および非特異的結合によって正確さ
は減少し、さらにこれらの方法は多くの工程、高価な化
学薬品および長い保温時間を必要とする。
光的に標識した結合物質と特異的移動時間の測定を用い
た、量が豊富な標的分析物のための電気泳動利用検出系
を開示する。マニアンらは、遊離している結合物質が測
定場所に到達する時間を記録することによって装置に目
盛りを付け、続いてこの時間を用いて、複合体で予想さ
れる窓を設定する。さらに、蛍光標識からの記録信号の
データを調べ、遊離している結合物質と結合済みの複合
体との間の関係を確立する。
991)は、形成された抗原/抗体複合物の溶液流通式毛
細管ゾーン電気泳動による分離を開示する。抗原、抗体
または複合物のUV吸收を直接測定することによって、該
複合体を検出、同定する。
M)を定量的に検出するための分析方法に関する。この
方法は、分析物と標識複合体を形成することができる生
物学的特異性を有する作用物質を用い、さらに迅速で高
い解析力を有する毛細管電気泳動分離術を用いて、標識
前駆物質と作用物質/分析物複合体を濃縮、分離するこ
とによって実施される。
異的作用物質として、検出可能なレポーター基で反応性
スルフヒドリル基部位で標識された免疫グロブリンのFa
b'フラグメントを提供し;該分析物を含む可能性がある
サンプルと該標識Fab'フラグメントとを合わせ;さら
に、毛細管電気泳動法を用いて、生じた標識物質/分析
物複合体を一切の未反応標識物質から分離し;標識され
た分析物/作用物質複合体を検出することを含む。好ま
しい実施例では、Fab'フラグメントは単一のスルフヒド
リル基において標識され、Fab'フラグメントを標識する
当該レポーター基は、レーザー誘発蛍光の検出で使用す
るために蛍光染料であり、さらに該混合物の成分はまた
電場で濃縮される。
有する免疫グロブリンのFab'フラグメントは、レポータ
ー基による標識のために蛋白分解酵素ペプシンで免疫グ
ロブリン分子を切断して1個のF(ab')2フラグメン
ト(ヒンジ領域プラス2個のジスルフィド結合ユニット
とFc部分の小ペプチドとから成る)を得ることによって
製造される。続いてジスルフィド結合F(ab')2を還
元して2個のFab'フラグメントが得られる。好ましく
は、鎖内ジスルフィド結合は酸化によって形成され、各
々が1個の反応性スルフヒドリル基をもつそれぞれのFa
b'フラグメントが得られる。
もつ免疫グロブリンFab'フラグメントを提供し;該Fab'
フラグメントの反応性スルフヒドリル基と反応する1個
の部位を有する検出可能なレポーター基を提供し、;さ
らに、該Fab'フラグメントと該検出可能なレポーター基
とを混合し、それによってFab'フラグメントの反応性ス
ルフヒドリル基を該検出可能なレポーター基の反応性部
位と反応させ、標識Fab'フラグメントを生成することに
よって調製できる。
ラグメント、または通常の生物学的特異的作用物質は、
反応して複合体または”反応対”を形成するが、これは
単独の標識物質とは物理的、化学的に異なる性状を有す
る。当該複合体のこれらの性状によって、未反応標識物
質からの分離が可能になる。
の両方を含む。最も好ましくは、当該分離工程は、濃縮
工程と組み合わせて実施され、等電点集合法(isoelect
ric focusing technique)を用いて標識された生物学的
特異的作用物質から分析物/作用物質複合体を濃縮、分
離させる。また別には、濃縮工程は例えば微小毛細管で
のイソタコフォレーシス(isotachophoresis)によって
実施され、その後毛細管ゾーン電気泳動を用いて分離が
実施される。電気泳動による分離は、例えばゲルマトリ
ックスのような支持媒体中で実施でき、泳動緩衝液は付
加的な物質を含むことができる。
囲に記載したように他の生物学的特異的作用物質を幅広
く含み、ここではそのような物質によって形成される反
応対は、レセプター/リガンド、結合蛋白/リガンド、
1本鎖もしくは2本鎖オリゴヌクレオチド、蛋白/オリ
ゴヌクレオチド、レクチン/炭水化物および酵素/イン
ヒビターを含むと定義されるが、但しこれらに限定され
るものではない。本発明の方法において有用な他のレポ
ーター基には、UVもしくは可視クロモフォア、放射性標
識、酵素性レポーター基、リガンド、レセプター、スピ
ン標識および電気化学的もしくは化学発光標識が含まれ
る。これらの基は、複合体形成といずれかの適切な手段
による分離の後検出できる。
異的作用物質/分析物複合体を分離するために、本発明
の方法は毛細管電気泳動を利用するので、どちらの反応
性前駆物質をレポーター基で標識してもよく、生じた複
合体を特異的かつ鋭敏に検出することができる。このよ
うな応用では、単クローン性抗体は、その均一性ゆえに
結合親和性と電気泳動の移動度の両方で多クローン性抗
体よりも適切である。完全な分子の代わりに単クローン
性抗体のフラグメントを用いることによって、抗原との
凝集が避けられる。生物学的特異的作用物質が反応対の
標識部分である場合は、分析されるサンプルと標識作用
物質とを混合し、適切な時間保温して、作用物質/分析
物複合体を形成させる。生じた複合体が遊離の生物学的
特異的作用物質の電気泳動移動度と異なる場合は、2種
の標識存在物質は毛細管電気泳動によって分離され、標
識複合体の量を特異的に検出できる。この系では、生物
学的特異的標識作用物質は、迅速に反応対を形成させ、
定量するべき分析物の量に対して直線的反応を得るため
に比較的高濃度で用いることができる。この系は、複合
体形成に際して生物学的特異的標識作用物質の移動度を
効果的に変化させることができる巨大分子分析物につい
て適切である。
れるサンプルを標識分析物および標識されていない生物
学的特異的作用物質と混合する。保温後、毛細管電気泳
動によって標識分析物から標識複合体を分離し、蛍光に
よって定量する。サンプル中の分析物は、該作用物質と
の結合において標識分析物と競合するので、該複合体と
遊離標識分析物の間の蛍光シグナル分布は、したがって
サンプル中の分析物の量の関数であるはずである。この
系は、免疫複合体の形成時に生物学的特異的作用物質に
対して移動度の十分な変化を引き起こすことができない
低分子量の分析物に対して適切である。標識分析物の移
動度は、該分析物を複合体から分離させるために十分な
移動の違いを標識分析物がもつことができるように、イ
オン性構成成分によって制御できる。
析物の高い解析性、および分離された分析物の同定に付
加的工程が不要であるという利点を提供する。固有の構
造を有する標的分子はそうでないものと区別することが
できる。さらに、各アッセーに必要な少量のサンプルが
ごく少量の高価な試薬の使用を必要とし、エラーが発生
した場合、またはサンプルが沈澱した場合には、毛細管
カラムを迅速に洗浄し再使用することができる。
例の説明と下記に添付した図面とによって明らかとなろ
う: 図1は、本発明の方法の工程を表した図である; 図2は、マウスIgG1単クローン性抗体の標識Fab'フラ
グメントの調製を表した図である; 図3は、テトラメチルローダミンで標識したIgG1Fab'
フラグメントの想定される構造の1つを示す; 図4aは、テトラメチルローダミン標識Fab'と10ng/ml
のN−メチオニルヒト成長ホルモンとで得られた複合体
の電気泳動図を示す; 図4bは、テトラメチルローダミン標識Fab'と1ng/mlの
N−メチオニルヒト成長ホルモンとで得られた複合体の
電気泳動図を示す; 図5は、テトラメチルローダミン標識Fab'で調べた、
3種類のヒト成長ホルモン変種を含む人工的混合物の電
気泳動図を示す; 図6aは、10倍希釈のヒト血清中で検出した、テトラメ
チルローダミン標識Fab'と50ng/mlのN−メチオニルヒ
ト成長ホルモンとで得られた複合体の電気泳動図を示
す; 図6bは、N−メチオニル成長ホルモンを含まない10倍
希釈のヒト血清によるブランク電気泳動図を示す; 図7は、N−メチオニルヒト成長ホルモンの定量的検
出のための標準曲線のログ−ログ図表を示す; 図8は、結合作用物質/標的分析物の複合体形成の時
間経過を示す。
る鋭敏で迅速で正確な方法として最近認知され、微量分
析の実施のためにCE技術の応用が特に重要となった。毛
細管電気泳動は、ごく少量のサンプルを必要とし、分析
は約20分で完了する。毛細管電気泳動の高い解析力は、
毛細管電気泳動を抗原−抗体複合体を含む複合体混合物
の分析のための理想的な選択肢とさせた。
種々の部位に位置する種々の活性を有する。特異的な抗
原結合活性は、重鎖の可変領域(VH)に付随し、軽鎖の
可変領域(VL)ドメインはFabフラグメントに位置し、
一方、エフェクター機能(例えば補体結合および細胞膜
レセプター相互反応)は、通常Fcフラグメントに付随し
ている。免疫アッセーに免疫グロブリンのフラグメント
を用いることは、他のドメインからの干渉を受けずに免
疫グロブリンの1部分の活性を利用することを可能にす
る。
グメントに選択的に切断することができる。パパイン
は、免疫グロブリン分子を2つのFabフラグメントと鎖
間のジスルフィド結合を含む1つのFcフラグメントに切
断する。図2に示すように、対照的に、ペプシンによる
切断は、1つのF(ab')2フラグメントとFc部分の小
さなペプチドを生じる。生じたF(ab')2フラグメン
トは、2つのジスルフィド結合で結合したFabユニット
メントとヒンジ領域から成る。ジスルフィド結合F(a
b')2フラグメントは還元され、2つのFab'フラグメン
トを生じる。鎖内ジスルフィドの形成後、各々が1つの
遊離チオール基をもつFab'フラグメントが生じる。
は、外部のレポーター基または標識(例えばフルオロフ
ォア、クロモフォアまたは結合リガンド)を結合させる
ための有用な部位を提供する。Fab'の1つの反応性チオ
ールは、ただ1つのレポーター基が各フラグメントに結
合し、標識は特異的であることを保証する。
が成功するように一定の性状が本発明については要求さ
れる。理想的には、結合フルオロフォアは、分析時に測
定可能なシグナルを発生させるために強力な吸収と強い
蛍光を有する必要がある。さらに、フルオロフォアは、
検出方法実施時に著しい光退色性をもつべきではなく、
さらに、分離方法として等電点集合を用いる場合には、
実施pH領域ではpH非感受性でなければならない。pHに感
受性のフルオロフォアは、pH勾配の中を移動している間
にその量子効率(量子収量)が変化するので、等電点集
合法では有用性が低い。したがって、本発明の好ましい
方法で極めて重要なことは、蛍光標識の適切な選択であ
る。好ましい蛍光標識基はテトラメチル−ローダミンヨ
ードアセトアミドまたはシアニン染料である。
は、活性部位または該分析物との結合反応に関与する他
の領域から離れている必要がある。自己消光を最小限に
するために、各Fab'フラグメントにただ1つの蛍光レポ
ーター基を結合させることが好ましい。
を対象となる抗原を含むサンプルと混合する。大量の標
識抗体フラグメントは、結合反応平行を複合体形成の方
へと移動させ、したがって大半の抗原がタイプ分けされ
る。続いて、形成された複合体を電気泳動術によって濃
縮し、未反応Fab'から分離する。電気泳動的濃縮および
分離工程は、抗原−抗体フラグメント複合体の固有の物
理的および化学的特性を利用する。濃縮工程は、遊離抗
原および未反応標識フラグメントからの標識複合体のよ
り完全な分離、並びに非常に少量の複合体のより強化さ
れた検出を可能にする。好ましくは、濃縮と分離工程は
等電点集合によって同時に実施される。
媒体中の同じ領域に与えられた等電点(pI)をもつ全て
の分子が移動する平衡過程である。好ましい実施例で
は、大半の抗原分子を標識フラグメントと反応させるた
めに、過剰の標識Fab'を抗原と反応させる。未反応標識
Fab'フラグメントは、反応複合体とは異なるpIを有し、
この2種の分子種は、pH勾配において異なる点へと移動
するであろう。
tら、J.Chromatogr.608:3−12(1992)、この文献は参
照により本明細書に含まれる)が記載したように毛細管
ゾーン電気泳動と組み合わせてイソタコフォレーシスに
よって連続的に実施できる。1例にしたがえば、オンカ
ラム一過性イソタコフォレーシス移動によって、比較的
大量のサンプルをその後のCZEのために市販の器具に注
入することが可能である。また別に、連結カラム系は、
CZE泳動条件の選択において大きい自由度と、より大量
のサンプル注入の可能性を与える。
ン、ペプチド、酵素、オリゴヌクレオチド、リガンド、
レセプター、炭水化物、脂質およびハプテンが含まれ
る。問題の抗原の存在を分析することができるサンプル
の種類には、血清、血漿、植物抽出物、細胞抽出物、細
胞培養液、醗酵混合物、またはいずれかの複雑なサンプ
ルが含まれる。
じものを実施する場合に役立てるために提示する。これ
らの実施例は、如何なる意味においても本開示の範囲を
制限するものではない。
ロブリン(ピアース(Pierce);ロックフォード、イリ
ノイ)をペプシンで切断し、得られたF(ab')2フラ
グメントを分離し、還元剤(例えばジチオスレイトー
ル、ジチオエリスリトールまたはβ−メルカプトエチル
アミン)で処理して3つの連結ジスルフィド結合を還元
し、Fab'フラグメントを生成する。システイン残基間の
鎖内ジスルフィド結合は、Fab'分子につき唯1つの反応
性チオール基を提供するために酸化によって形成する必
要がある。各Fab'フラグメントの遊離スルフヒドリル基
は、テトラメチルローダミンヨードアセトアミド(モリ
キュラープローブ社;ユージーン、オレゴン)またはシ
アニン(ポリメチン鎖で連結された2つの4分化異種芳
香族塩基から成る蛍光染料(Ernst.ら、Cytometry10:3
−10(1989)(この文献は参照により本明細書に含まれ
る))で標識される。このフラグメントを、例えばイモ
ビリン(Imobiline)ゲル電気泳動(等電点集合)(フ
ァルマシア)で使用前に精製する。標識Fab'フラグメン
トの推定される構造を図3に示すが、そこでは、鎖内ジ
スルフィド結合は、イソロイシンによってのみ分断され
た2つのシステイン残基間で形成され、一方、残りのシ
ステイン残基はその遊離スルフヒドリルを介して蛍光染
料と反応させる。
(ジェネンテック)を続いて過剰量の標識Fab'フラグメ
ントおよび担体アンホライトと混合し、さらにこの混合
物をシリカ被覆融合毛細管カラムに導入する。標識Fab'
フラグメントを過剰に供給し、それによって、抗原との
反応をかなり短持間に完了させる。過剰の標識Fab'フラ
グメントの量は、複合体の予想される最大量の2から10
倍以上となってはならない。サンプルは場合によって夾
雑物の混入の可能性を除去するために希釈またはろ過処
理を行ってもよい。
等電点集合法によって分離されるが、この場合、分析物
は、毛細管内に維持されているpH勾配内の位置にその等
電点に基づいて移動する。シリカ毛細管はポリアクリル
アミドで被覆され、その直径は5から200μm、好まし
くは25から100μmの範囲である。サンプルを担体アン
ホライトとともに混合し、適切な時間電気的に集合させ
る。集合の後、分離した複合体を陽極液交換法(Hjerte
nら、米国特許第4725343号)によって移動させ、レーザ
ー誘発蛍光によって検出する。蛍光分析における励起源
としてレーザーを用いることによって、多くの化合物の
検出限界が著しく改善された(例えばピコモルの範囲ま
たはそれ以下である:ヘムリア(Hemmila)、免疫アッ
セーにおける蛍光の利用(Applications of Fluorescen
ce in Immunoassays);(Chemical Analysis、117
巻)、J.D.Winefordner著;Wiley−Interscience刊、ニ
ューヨーク(1991)、この文献は参照により本明細書に
含まれる)。また別に、分離された複合体と残存する抗
体フラグメントは、オンライン画像化システム、例えば
レーザー誘発蛍光を用いてその場で検出することができ
る。
l)でN−メチオニルヒト成長ホルモンで得られた電気
泳動図を示している。成長ホルモン溶液(4μl)、標
識Fab'フラグメント溶液(4μl)および6%ファーマ
ライト(Pharmalyte)3−10(4μl)を混合し、毛細
管(内径75μm、長さ20cm、ポリアクリルアミド被覆)
に充填した。集合は、陽極液として20mMのリン酸、陰極
液として20mMのNaOHを用いて8kV、5分で実施した。毛
細管の1部分(陽極から8cm−18cm)を氷冷水で冷却し
た。集合バンドを陽極液を20mMのNaOHに変えることによ
って陽極に移動させた。蛍光(580nm)をレーザー励起
(488nm、2mW)で陽極端から5cmで検出した。図4aによ
れば、10ng/mlのサンプルの電気泳動図は、比較的低い
感度で2つの主要なピークを示している。より酸性領域
にある15.2分のピークは複合体で、より塩基性領域(1
8.2分)は遊離標識フラグメントである。16.7分では、
感度は標識フラグメントの完全なピークの検出より10倍
低い。
検出を示している。複合体は16.4分に出現し、標識Fab'
は19.4分に出現する。挿入図は複合体ピークの拡大を示
している。
って分析できる。例えば、3種のヒト成長ホルモン種を
含む人工的な蛋白混合物を調製した。1つのN−メチオ
ニル成長ホルモンは、ヒト成長ホルモンのN末端にさら
に1つのメチオニン残基を有する。N−メチオニル成長
ホルモンのN149D変種は、アスパラギン酸によってアス
パラギン−149ただ1つが置換されている。N149D/N152D
と呼ばれるもう1つの変種は、アスパラギン149および1
52が2つ一緒にアスパラギン酸によって置換されてい
る。5μlの蛋白混合物(N−メチオニル成長ホルモン
(31ng/ml);N149D(59ng/ml);およびN149D/N152D(1
13ng/ml))を抗ヒト成長ホルモン単クローン性抗体の
テトラメチルローダミン標識Fab'フラグメント5μl
(700ng/ml)と1%ポリアクリルアミド含有6%担体ア
ンホライト(ファルマライト3−10)溶液に加え、サン
プルを室温で5分保温した。ポリアクリルアミド被覆融
合シリカ毛細管(内径75μm、長さ15cm)にこの保温溶
液を充填した。等電点集合を3kVで1分、および6kVで4
分、陽極液としてリン酸、陰極液として20mMのNaOHを用
いて実施した。集合させた蛋白を、陽極液を0.1MNaCl含
有10mMリン酸に変えることによって6kVで陽極側に移動
させた。レーザー励起(488nm、2mW)で、蛍光(580n
m)を陽極端から5cmのところで検出した。これら密接に
関連する変異種の得られた分離は図5に示すが、ここで
は、ピーク1はN−メチオニル成長ホルモンで、ピーク
2はN149Dで、ピーク3はN149D/N152Dである。
物を検出するために用いることができる。図6aおよび6b
に示したように、N−メチオニルヒト成長ホルモンとヒ
ト血清の人工的混合物を、実施例IIで述べた実験と同じ
方法で分析した。図6aは、10倍希釈のヒト血清中のメチ
オニル成長ホルモン(50ng/ml)を示し、図6bは、メチ
オニル成長ホルモンを含まない10倍希釈ヒト血清のブラ
ンク泳動を示している。図6aでは、標識メチオニル−GH
のピークは血清のバックグラウンドに対して鮮明に検出
できる。シアニン染料の使用は、その最大吸收が500nm
より大きいので、さらに一層バックグラウンドを減少さ
せるであろう。したがって、レポーター基としてのそれ
らの検出は、血清成分の励起を誘発する可能性は低い。
本発明の方法を、迅速な分析、高い感受性および使用の
容易さが特に重要な場面で特に適切なものにする。例え
ば、臨床検査室では、単位時間当たり多数のサンプルを
取り扱うことが可能で、さらに高度な訓練なしに技術者
が実施できる工程が必要とされている。同様に、商業用
の調製用工程を支援しさらにモニターするための工程進
行の分析は、薬物速度論のための測定において代謝研究
を支援するために分析が必要とされるように、定量的分
析のための効率的で有効な技術によって利益を受けるで
あろう。
および図8に表されている。図7に示すように、N−メ
チオニルヒト成長ホルモンの定量的検出のためのログ−
ログ図表の標準曲線は、少なくとも1000倍の濃度範囲に
亙って直線的であり、サンプル濃度の決定は広範囲に許
容される。複合体形成の時間経過を表す図8は、親和結
合反応は、迅速な分離とともに5分以下で完了すること
を示し、このことは、本発明の方法は日常的に使用する
場合に十分使用に耐える範囲内にあることを示すもので
ある。
気泳動(FACE)を用いる好ましい系は、直線的に配置さ
れ、多数のサンプルを同時に処理できる微小毛細管セッ
トから成るであろう。標識抗体フラグメント/標的分析
物複合体を等電点電気泳動によって未反応前駆体から分
離した後、毛細管をレーザー誘発蛍光で直接走査し、同
時に画像化できるであろう。サンプル評価は、リアルタ
イムで電気的に記録されるか、またはそれに続いて移動
させない集合状態でのデータ分析が記録されるであろ
う。分析完了後、毛細管内の緩衝液を吹き出し、僅かな
遅れだけで新たな泳動を開始させることができる。この
分析系は、自動化によって容易に連続工程化できる。
述の記載によって、当業者ならば、種々の変更、同等物
による置き換え、さらに前述の組成物および方法に対す
るその他の変更を実施することが可能であろう。したが
って、レターズパテントによって付与される保護は、添
付の請求の範囲に含まれる範囲およびその同等物によっ
てのみ限定されるであろう。
Claims (19)
- 【請求項1】反応性スルフヒドリル基において検出可能
なレポーター基で標識された免疫グロブリンFab'フラグ
メントであって、当該標識Fab'フラグメントは、フラグ
メント一つあたりただ一つ存在する反応性スルフヒドリ
ル基において結合させることよりフラグメント一つあた
り検出可能なレポーター基としての蛍光染料がただ一つ
存在するものであり、当該分析物に結合し分析物−Fab'
フラグメント複合体を形成できる当該標識Fab'フラグメ
ントを提供し; 当該標識Fab'フラグメントを当該分析物を含む可能性が
あるサンプルと混合して組み合わせ; 毛細管電気泳動によって当該混合物の成分を分離し;さ
らに; 当該サンプル中の当該分析物の存在の表示として、当該
分析物−Fab'複合体上の当該レポーター基としての蛍光
染料を蛍光によって検出するという工程を含むサンプル
中の微量分析物の定量的検出方法。 - 【請求項2】更に、電場で当該混合物の成分を濃縮する
工程を含む、請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項3】当該レポーター基が実施pH範囲内のpH変化
に感受性をもたない、請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項4】当該検出可能なレポーター基がシアニンま
たはテトラメチル−ローダミンヨードアセトアミドであ
る、請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項5】当該検出工程がレーザー誘発蛍光による請
求の範囲第1項の方法。 - 【請求項6】当該濃縮工程および当該分離工程が同時に
実施される、請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項7】当該濃縮工程がイソタコフォレーシスを含
む請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項8】当該分離工程が等電点集合を含む請求の範
囲第1項の方法。 - 【請求項9】当該分析物がペプチドまたは蛋白である請
求の範囲第1項の方法。 - 【請求項10】当該分析物が誘導派生ペプチドまたは蛋
白である、請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項11】当該分析物を含む可能性があるサンプル
と、当該分析物に結合して分析物−免疫グロブリンFab'
フラグメント復合体を形成することができる、当該フラ
グメント一つあたりただ一つ存在する反応性スルフヒド
リル基において結合させることにより当該フラグメント
一つあたりただ一つ存在する検出可能なレポーター基と
しての蛍光染料で標識された標識Fab'フラグメントをと
もに混合し; 毛細管等電点集合によって当該混合物の成分を濃縮し分
離し;さらに、 当該サンプル中の当該分析物の量の表示として、当該分
析物−Fab'複合体上の当該レポーター基としての蛍光染
料を定量的に蛍光によって検出するという工程を含むサ
ンプル中の微量分析を定量的に検出する方法。 - 【請求項12】当該検出可能なレポーター基が、実施の
pH範囲内のpH変化に感受性をもたない、請求の範囲第11
項の方法。 - 【請求項13】当該分析物を含む可能性があるサンプル
と、当該分析物と結合することができる生物学的特異的
作用物質とをともに混合して、当該分析物−作用物質複
合体上に当該複合体一つあたりただ一つ存在する検出可
能なレポーター基としての蛍光染料を含む分析物−作用
物質複合体を形成し; 毛細管電場で当該混合物の成分を濃縮し; 毛細管電気泳動によって当該混合物の成分を分離し;さ
らに 当該サンプル中の当該分析物の量の表示として、当該分
析物−作用物質複合体上のただ一つ存在する当該レポー
ター基としての蛍光染料を定量的に蛍光によって検出す
るという工程を含む、サンプル中の微量分析物を定量的
に検出する方法。 - 【請求項14】当該生物学的特異的作用物質が当該検出
可能なレポーター基としての蛍光染料で標識され、当該
レポーター基としての蛍光染料は当該生物学的特異的作
用物質一つあたりだた一つ存在する、請求の範囲第13項
の方法。 - 【請求項15】当該混合工程において、当該検出可能な
レポーター基としての蛍光染料を含む既知量の当該標識
分析物を更に混合することを含む、請求の範囲第13項の
方法。 - 【請求項16】当該生物学的特異的作用物質が、抗体フ
ラグメント、結合蛋白、およびリガンドから成る群から
選ばれる、請求の範囲第13項の方法。 - 【請求項17】当該濃縮工程と当該分離工程が同時に実
施される、請求の範囲第13項の方法。 - 【請求項18】当該濃縮工程がイソタコフォレーシスを
含む請求の範囲第13項の方法。 - 【請求項19】当該分離工程が等電点集合を含む、請求
の範囲第13項の方法。
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