JP3530041B2 - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の制御装置

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JP3530041B2 JP27574998A JP27574998A JP3530041B2 JP 3530041 B2 JP3530041 B2 JP 3530041B2 JP 27574998 A JP27574998 A JP 27574998A JP 27574998 A JP27574998 A JP 27574998A JP 3530041 B2 JP3530041 B2 JP 3530041B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2600/25Control of valves
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D2700/02Sensors detecting door opening

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、2つの蒸発器を持
つ冷蔵庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】最近の冷蔵庫においては、冷蔵室と冷凍
室をそれぞれ効率よく冷却するために、冷蔵用蒸発器と
冷凍用蒸発器を持つものが提案されている。 【0003】そして、これら2つの蒸発器を1つの圧縮
機から送られてきた冷媒で効率よく冷却するために、冷
媒流路の途中に三方弁よりなる切替弁を配し、この切替
弁の切替えによって冷媒が冷蔵用蒸発器または冷凍用蒸
発器に送られるかが決定され冷蔵室または冷凍室の交互
冷却運転が行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、冷蔵室また
は冷凍室から食品を取り出し、その扉を開状態にしてお
くと、庫内温度が上昇し収納されている食品に悪影響を
及ぼす。そのため、従来からある冷蔵庫であると蒸発器
が1つであるため、その庫内温度が上昇した部屋を急速
に冷却しようとする制御が行われる。 【0005】しかし、上記のような2つの蒸発器を持つ
冷蔵庫においては、交互冷却運転を行っているため、扉
が開状態になって庫内温度が上昇した場合であっても、
その上昇した庫内温度を下げる制御が行われない場合が
あった。 【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、2つ
の蒸発器を持つ冷蔵庫において、扉が開状態になって庫
内温度が上昇した場合にそれを調整する冷蔵庫の制御装
置を提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫は、圧縮機と、凝縮器と、冷蔵用絞り機構と、冷蔵室
に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍用絞り機構と、冷凍室
に対応した冷凍用蒸発器とを接続して冷媒流路を構成
し、切替弁により冷媒流路を切替えて、冷蔵用絞り機構
を介して冷蔵用蒸発器側へ冷媒を流す冷蔵モードと、冷
凍用絞り機構を介して冷凍用蒸発器のみに冷媒を流す冷
凍モードとを交互に実現できる交互冷却運転を行なうこ
とができる冷蔵庫において、冷蔵モードにおいて冷凍室
の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時間以上にな
ったときに冷凍モードに切替え、また、冷凍モードにお
いて冷蔵室の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時
間以上になったときに冷蔵モードに切替える冷媒流路制
御手段と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送
風する冷蔵用ファンと、冷凍用蒸発器で冷却された空気
を冷凍室に送風する冷凍用ファンと、圧縮機を冷却する
放熱用ファンとを有し、冷媒流路制御手段は、扉開時間
が一定時間以上になったときに冷凍モードに切替えた場
合に、冷凍用ファンと放熱用ファンとを動作させ、ま
た、扉開時間が一定時間以上になったときに冷蔵モード
に切替えた場合に、冷蔵用ファンと放熱用ファンとを動
作させるものである。請求項1の冷蔵庫の制御装置につ
いて説明する。冷媒流路制御手段は、冷蔵モードにおい
て冷凍室の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時間
以上になったときには冷凍モードに切り替える。すなわ
ち、冷蔵モードにおいて冷凍室の扉が一定時間以上開か
れた場合には、冷凍室の庫内温度が上昇し、食品に悪影
響を及ぼすため、冷凍モードに切り替えて冷凍室を強制
冷却してその庫内温度を下げる。又、冷凍モードにおい
て冷蔵室の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時間
以上になったときには、冷蔵モードに切り替えて冷蔵室
を強制冷却する。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】請求項1の冷蔵庫の制御装置について説明
する。 【0014】冷媒流路制御手段は、冷蔵モードにおいて
冷凍室の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時間以
上になったときには冷凍モードに切り替える。すなわ
ち、冷蔵モードにおいて冷凍室の扉が一定時間以上開か
れた場合には、冷凍室の庫内温度が上昇し、食品に悪影
響を及ぼすため、冷凍モードに切り替えて冷凍室を強制
冷却してその庫内温度を下げる。又、冷凍モードにおい
て冷蔵室の扉を開いた場合に、この扉開時間が一定時間
以上になったときには、冷蔵モードに切り替えて冷蔵室
を強制冷却する。 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】また、冷媒流路制御手段は、扉開時間が一
定時間以上になったときに冷凍モードに切り替えた場合
には、冷凍用ファンと放熱用ファンとを動作させる。こ
れによって、冷凍室に強制的に冷気が送られ、又、圧縮
機が動作することによる熱を放熱用ファンによって冷却
する。一方、冷蔵モードに切り替えた場合にも、同様に
冷蔵用ファンと放熱用ファンとを動作させる。 【0023】 【0024】 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の冷蔵庫
10について図面に基づいて説明する。 【0026】図1は冷蔵庫10の簡略した縦断面図であ
り、電気系統の説明も兼ねた図である。また、図2は冷
蔵庫10の冷凍サイクルの説明図である。 【0027】まず、図1に基づいて説明する。 【0028】冷蔵庫10のキャビネット12には、上段
から冷蔵室14、野菜室16、冷凍室18が設けられ、
各部屋には、それぞれ冷蔵室扉140、野菜室扉16
0、冷凍室扉180が設けられている。そして、冷蔵室
扉140、野菜室扉160、冷凍室扉180には、その
開閉を検知する冷蔵室扉スイッチ142、野菜室扉スイ
ッチ162、冷凍室扉スイッチ182が設けられてい
る。 【0029】冷蔵室扉140の下端中央には、液晶表示
装置よりなる表示部144が設けられている。表示部1
44は庫内温度などを表示する。 【0030】冷凍室18の背面底部には、機械室22が
設けられ、この内部には、圧縮機20と、その放熱用フ
ァン(以下、Cファンという)21が設けられている。 【0031】また、冷凍室18の後方には、冷凍室用蒸
発器(以下、Fエバという)24が配され、Fエバ24
の上方には、Fエバ24で発生した冷気を冷凍室18に
送風する冷凍室用ファン(以下、Fファンという)26
が設けられている。Fエバ24の下方には、Fエバ24
の除霜を行う場合の除霜ヒータ(以下、F除霜ヒータと
いう)28が設けられている。Fエバ24の上部近傍に
は、Fエバ24の温度を検知するためのFエバセンサ3
0が設けられている。 【0032】冷凍室18内部には、庫内温度を測定する
ための冷凍室用温度センサ(以下、Fセンサという)3
2が設けられている。さらに、冷凍室18には、不図示
の製氷装置が設けられている。 【0033】野菜室16の背面には、冷蔵室用蒸発器
(以下、Rエバという)が設けられ、このRエバ34の
上方には冷蔵室用ファン(以下、Rファンという)36
が設けられ、Rエバ34の温度を検知するRエバセンサ
38が設けられている。、Rエバ34の下方には、Rエ
バ34の除霜を行うための除霜ヒータ(以下、R除霜ヒ
ータという)40が設けられている。 【0034】冷蔵室14の内部には、庫内温度を測定す
るための冷蔵室用温度センサ(以下、Rセンサという)
42が設けられている。 【0035】そして、これら冷蔵室扉スイッチ142、
野菜室扉スイッチ162、冷凍室扉スイッチ182、表
示部144、Fファン26、F除霜ヒータ28、Fエバ
センサ30、Fセンサ32、Rファン36、Cファン2
1、Rエバセンサ38、R除霜ヒータ40及びRセンサ
42は、マイクロコンピュータよりなる制御装置44に
接続されている。この制御装置40は1枚の基板よりな
り、キャビネット12の背面上部に設けられている。ま
た、制御装置44には、圧縮機20のモータも接続され
ている。 【0036】次に、図1に基づいて冷気の流れを説明す
る。 【0037】Fエバ24によって冷却された冷気は、F
ファン26によって送風され冷凍室18を循環する。ま
た、Rエバ34によって冷却された冷気は、Rファン3
6によって野菜室16と冷蔵室14に送風され循環す
る。 【0038】次に、図2に基づいて、これら冷凍サイク
ルの構造について説明する。 【0039】圧縮機20には凝縮器46が接続され、凝
縮器46には三方弁よりなる切替弁68が接続されてい
る。三方弁68から二股に分かれた冷媒流路の一方は、
冷蔵室用キャピラリチューブ(以下、Rキャピラリチュ
ーブという)50を経てRエバ34に接続されている。
また、切替弁68から分かれた他方の冷媒流路は冷凍室
用キャピラリチューブ(以下、Fキャピラリチューブと
いう)52に接続されている。そして、Fキャピラリチ
ューブ52とRエバ34の冷媒流路は、一つになってF
エバ24に接続され、さらに圧縮機20に接続されてい
る。 【0040】圧縮機20によって圧縮されることにより
高温高圧となった冷媒が、凝縮器46を通り放熱され
る。そして、この冷媒は、切替弁68を経て、Rキャピ
ラリチューブ50、または、Fキャピラリチューブ52
を通り減圧され、低温低圧となる。低温低圧となった冷
媒は、Fエバ24、または、Rエバ34に至る。 【0041】上記の冷蔵庫10の動作状態について説明
する。 【0042】1.交互冷却運転 (1) 冷蔵モード 切替弁68を切り替えて、冷媒がRエバ34とFエバ2
4に流れるようにする。そして、Rファン36とFファ
ン26をそれぞれ運転させると、冷却された空気は、冷
蔵室14、野菜室16、冷凍室18に送り込まれ、これ
らの部屋が冷却される。以下、この状態を冷蔵モードと
いう。 【0043】(2) 冷凍モード 切替弁68を切り替えて、冷媒がFキャピラリチューブ
52とFエバ24のみに流れるようにする。そして、F
ファン26のみを運転させる。この状態では、Fエバ2
4によって冷却された冷気はFファン26によって冷凍
室18のみに送り込まれ、その庫内温度が低下する。そ
して、冷蔵室14においては冷気は送り込まれない。以
下、この状態を冷凍モードという。 【0044】(3) 交互冷却運転 そして、冷凍モードと冷蔵モードを交互に行うことを通
常の交互冷却運転という。 【0045】2.扉開時の強制冷却運転 次に、冷蔵室扉140、野菜室扉160及び冷凍室扉1
80のうちの一つが、一定時間T1(例えば、5分以
上)以上開いた状態が続いた場合の強制冷却運転の制御
方法について3種類説明する。 【0046】なお、上記の交互冷却運転において、例え
ば冷凍モードにおいて冷凍室18の冷凍室扉180が一
定時間以上開かれた場合には、その冷凍モードを継続す
れば、冷凍室18の庫内温度が下がるため、この状態の
場合には特別な制御はする必要はない。 【0047】しかしながら、従来は、交互冷却運転の冷
凍モードにある場合において、冷蔵室扉140が一定時
間以上開かれた場合に、冷凍室18を冷却しているため
に冷凍完了温度に到達するまで冷蔵室14が冷却されな
いため、食品に悪影響を及ぼすこととなる。 【0048】したがって、以下、3種類の制御方法は、
交互冷却運転において、冷凍モードにおいて一定時間以
上冷蔵室扉140が開かれた場合、または、冷蔵モード
において冷凍室扉140が開かれた場合についての制御
方法となる。 【0049】そして、冷凍モードにおいて冷蔵室扉14
0が一定時間以上開かれた場合について説明するが、冷
蔵モードにおいて冷凍室扉180が一定時間以上開かれ
た場合も同様の制御方法となる。 【0050】(1) 第1の制御方法 以下、第1の制御方法について、図3に基づいて説明す
る。 【0051】ステップa1において、通常の交互冷却運
転を続けている。そして、この交互冷却運転において冷
凍モードにあるとする。 【0052】ステップa2において、冷蔵室扉140が
開かれたことを検知し、ステップa3に進む。 【0053】ステップa3において、冷蔵室扉140の
扉開時間の計測を例えば、タイマーで開始し、ステップ
a4に進む。 【0054】ステップa4において、冷蔵室扉140が
閉じられたことを検知すると、扉開時間の積算時間の計
測を終了しステップa5に進む。 【0055】ステップa5において、扉開時間の積算時
間がT1(例えば、5分)以上であればステップa6に
進み、T1未満であればステップa8に進んで、通常の
交互冷却運転を続ける。 【0056】ステップa6において、扉開時間の積算時
間がT1以上であるため、冷蔵室の庫内温度が上昇して
いると判断し、切替弁68が切替わり、冷凍モードから
冷蔵モードになる。これにより冷蔵室14の強制冷却が
始まる。また、表示部144において、扉が長時間開か
れたので、現在強制冷却中であることを表示する。そし
て、ステップa7に進む。 【0057】ステップa7において、冷蔵室14の庫内
温度が冷却停止温度(例えば、1℃)以下になっている
か否かを判断し、冷却停止温度以下であればステップa
8に進んで通常の交互冷却運転に戻り、冷却停止温度以
上であればこの冷蔵モードを続ける。 【0058】以上のように、第1の制御方法であると、
冷蔵室扉140が一定時間以上開いた状態になり庫内温
度が上昇した場合には冷蔵モードに強制的に切り替わる
ために、食品に悪影響を及ぼす前にその庫内温度を冷却
することができる。なお、上記説明では冷蔵室14の
扉、冷蔵室扉140が開いた状態について説明したが、
野菜室扉160が開いたときも同様である。 【0059】(2) 第2の制御方法 以下、第2の制御方法について図4に基づいて説明す
る。 【0060】第2の制御方法も、第1の制御方法と殆ど
同様であるが、扉開時間の積算時間がT1以上になった
後の制御方法が異なるので、以下その部分だけ説明す
る。 【0061】ステップb1において、扉開時間の積算時
間がT1以上であるため、冷蔵室14の庫内温度が上昇
していると判断して、切替弁68が冷凍モードから冷蔵
モードに切り替わり、また、表示部144において、扉
が長時間開かれたので、現在強制冷却中であることを表
示する。そして、ステップb2に進む。 【0062】ステップb2において、切替弁68の切替
からの時間を計測し始める。そして、ステップb3に進
む。 【0063】ステップb3において、切替弁68の切替
後の積算時間が一定時間T2(例えば、20分)になっ
ていれば、冷蔵室14の庫内温度が下がったと判断し
て、ステップa8に進んで通常の交互冷却運転に戻る。
そして、このT2に到達していなければまだ冷蔵室14
の庫内温度が下がっていないと判断して冷蔵モードを続
ける。 【0064】この第2の制御方法であっても、扉開時間
が一定時間以上になって冷蔵室14の温度が上昇して
も、冷蔵モードに切り替わって、この冷蔵モードを一定
時間T2だけ継続して庫内温度を下げるため、食品に悪
影響を及ぼすことがない。 【0065】(3) 第3の制御方法 以下、第3の制御方法について図5のフローチャートに
基づいて説明する。 【0066】なお、第3の制御方法も第1の制御方法の
異なる点だけについて説明する。 【0067】扉開時間の積算時間がT1以上になると、
ステップc1において、切替弁68が強制的に切り替わ
り冷蔵モードになる。また、表示部144において、扉
が長時間開かれたので、現在強制冷却中であることを表
示する。そして、ステップc2に進む。 【0068】ステップc2において、圧縮機20の回転
数を最大回転数にして、冷媒の流量を多くしてRエバ3
4がより冷却されるようにして、ステップc3に進む。 【0069】ステップc3において、Rファン36の回
転数を最大回転数にして、Rエバ34によって冷却され
た空気を冷蔵室14に最大で送り込めるようにする。こ
れによって、冷蔵室14の庫内温度をより強力に下げる
ことができる。そして、ステップc4に進む。 【0070】ステップc4においては、圧縮機20の回
転数が最大回転数であるため、Cファン21を最大回転
数にして圧縮機20の冷却を促進させる。そして、ステ
ップc5に進む。 【0071】ステップc5において、冷蔵室14の温度
が冷却停止温度(例えば、1℃)になればステップa8
に進んで通常の交互冷却運転に戻り、冷却停止温度にな
っていなければこの冷蔵モードを続ける。 【0072】この第3の制御方法であると、圧縮機20
とRファン36の動作状態を最大にしてより強力に冷蔵
室14の庫内温度を下げることができると共に、Cファ
ン21の回転数を通常より高い回転数、または、最大に
して圧縮機20の冷却を促進してる。そのため、より確
実に冷蔵室14の庫内温度を下げることができ、圧縮機
20の動作を継続することができる。 【0073】3.変更例 上記実施例では図2に示す冷凍サイクルについて説明し
たが、これに代えて図6に示すように、Rエバ34とF
エバ24とを並列に配した冷凍サイクルを用いてもよ
い。 【0074】 【発明の効果】以上により本発明の冷蔵庫の制御装置で
あると、交互冷却運転において冷却されていない側の部
屋の扉が一定時間以上開状態になった場合であっても、
強制的にその部屋を冷却するようにするため、その部屋
に収納されている食品に悪影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施例の冷蔵庫の説明図である。 【図2】冷凍サイクルの説明図である。 【図3】扉開状態における第1の制御方法のフローチャ
ートである。 【図4】同じく第2の制御方法のフローチャートであ
る。 【図5】同じく第3の制御方法のフローチャートであ
る。 【図6】他の実施例の冷凍サイクルの説明図である。 【符号の説明】 10 冷蔵庫 20 圧縮機 24 Fエバ 30 Fエバセンサ 34 Rエバ 38 Rエバセンサ 44 制御装置 68 切替弁 140 冷蔵室扉 142 冷蔵室扉スイッチ 144 表示部 160 野菜室扉 162 野菜室扉スイッチ 180 冷凍室扉 182 冷凍室扉スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠 敦 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式 会社東芝大阪工場内 (72)発明者 岸本 卓也 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 東芝 エー・ブイ・イー株式会社大阪事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−178169(JP,A) 特開 昭55−121369(JP,A) 特開 平7−280412(JP,A) 実開 昭59−43878(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】圧縮機と、凝縮器と、冷蔵用絞り機構と、
    冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍用絞り機構と、
    冷凍室に対応した冷凍用蒸発器とを接続して冷媒流路を
    構成し、 切替弁により冷媒流路を切替えて、冷蔵用絞り機構を介
    して冷蔵用蒸発器側へ冷媒を流す冷蔵モードと、冷凍用
    絞り機構を介して冷凍用蒸発器のみに冷媒を流す冷凍モ
    ードとを交互に実現できる交互冷却運転を行なうことが
    できる冷蔵庫において、 冷蔵モードにおいて冷凍室の扉を開いた場合に、この扉
    開時間が一定時間以上になったときに冷凍モードに切替
    え、また、冷凍モードにおいて冷蔵室の扉を開いた場合
    に、この扉開時間が一定時間以上になったときに冷蔵モ
    ードに切替える冷媒流路制御手段と、 冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵
    用ファンと、 冷凍用蒸発器で冷却された空気を冷凍室に送風する冷凍
    用ファンと、 圧縮機を冷却する放熱用ファンとを有し、 冷媒流路制御手段は、 扉開時間が一定時間以上になったときに冷凍モードに切
    替えた場合に、冷凍用ファンと放熱用ファンとを動作さ
    せ、また、扉開時間が一定時間以上になったときに冷蔵
    モードに切替えた場合に、冷蔵用ファンと放熱用ファン
    とを動作させることを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
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