JP3526488B2 - クレーンの油圧回路 - Google Patents

クレーンの油圧回路

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JP3526488B2
JP3526488B2 JP11032895A JP11032895A JP3526488B2 JP 3526488 B2 JP3526488 B2 JP 3526488B2 JP 11032895 A JP11032895 A JP 11032895A JP 11032895 A JP11032895 A JP 11032895A JP 3526488 B2 JP3526488 B2 JP 3526488B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、クレーンの油圧回路制
御方法およびその油圧回路に係わり、特に他のポンプか
ら、一つのポンプを応援させる作業車両に搭載されるク
レーンの油圧回路制御方法およびその油圧回路に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の油圧回路の従来例とし
て、独立した各々の油圧ポンプと各切換弁との間の管路
に合流切換弁を設け、各切換弁が同時に操作されたこと
を検出したとき前記合流切換弁を開く手段を設けた油圧
回路が提案されている。(例えば特公平1−28174
号公報参照)このような従来技術を、クレーンの作業機
及び旋回装置に圧油を供給する第1の油圧ポンプと、ア
ウトリガ操作弁を介してステアリング装置に圧油を供給
する第2の油圧ポンプを備えた油圧回路に適用すると、
図4に示すクレーンの油圧回路の説明図のようになる。
図4において、第1の油圧ポンプとしての旋回ポンプ1
と、旋回ポンプ1に連結された第2の油圧ポンプとして
のアウトリガステアリングポンプ2とは、図示しないク
レーンを搭載した作業車両のエンジン4にて共に駆動さ
れている。旋回ポンプ1が吐出した流量Q1の作動油
は、作業機及び旋回装置5に作動油を供給している。ア
ウトリガステアリングポンプ2の吐出した流量Q2の作
動油は、アウトリガ操作弁6を介し複数のアウトリガシ
リンダ7と、流量制御弁8を介したステアリング装置9
に供給している。そして、旋回ポンプ1とアウトリガス
テアリングポンプ2との吐出回路を合流させる合流切換
弁21と、合流切換弁21を制御する制御器22と、ア
ウトリガの操作を検出する操作レバー位置センサ13を
設けている。 【0003】アウトリガ操作弁6は、6ポート3位置パ
イロットオペレート、スプリングオフセット切換弁であ
る。その6ポートの構成は、第1ポンプポート6P1、
第2ポンプポート6P2、タンクポート6T、制御ポー
ト6A、制御ポート6B、オープンセンタポート6Cで
あり、また3位置の構成は、アウトリガ格納位置6a、
センタバイパスの中立位置6b、アウトリガ張出位置6
cである。アウトリガシリンダ7は、アウトリガピスト
ン7aを中心に、ヘッド側7bとボトム側7cに作動油
が出入りするように構成されている。流量制御弁8は、
絞り8aと、圧力補償弁8bとで構成する圧力補償付の
流量制御弁である。この圧力補償弁8bは、絞り8aよ
り一定の流量Q4をステアリング装置9に供給し、余剰
流量Q6を作動油を溜めるタンク10にリリーフしてい
る。合流切換弁21は、2ポート2位置ソレノイドオペ
レート、スプリングオフセット切換弁である。その2ポ
ートの構成は、ポンプポート21P、制御ポート21
A、であり、また2位置の構成は、ノーマルクローズ位
置21a、PA接続の流量Q1合流位置21bである。
また、合流切換弁21には、スプリング21cに抗して
流量Q1合流位置21bに切換えるソレノイド21dを
有している。また、前記センタバイパスの中立位置6b
では、前記第2の油圧ポンプ2が第1ポンプポート6P
1と第2ポンプポート6P2に、タンクポート6Tには
タンク10が、さらに、オープンセンタポート6Cが前
記流量制御弁8を介したステアリング装置9へ、制御ポ
ート6Aが各アウトリガシリンダ7のヘッド側7bへ、
制御ポート6Bが各アウトリガシリンダ7のボトム側7
cへそれぞれ接続されている。 【0004】このように構成されたクレーンの油圧回路
は、次の様に作動する。今、クレーンを巻き上げ、ある
いは旋回させるために、作業機及び旋回装置5を操作す
ると、旋回ポンプ1から吐出した流量Q1の圧油は、作
業機及び旋回装置5に圧油をエンジン4の回転速度に係
わらず全流量供給してクレーンの作業機を旋回、および
巻き上げ作業に用いられている。一方、図示しない全て
のアウトリガ装置を操作して、アウトリガ装置を張出
し、および、下降させて図示しないクレーンを地表に支
持するためには、複数のアウトリガシリンダ7を伸長さ
せるべく、前記アウトリガ操作弁6をアウトリガ張出位
置6cに切換える。この結果、操作レバー位置センサ1
3がアウトリガの操作を検出して、合流信号コントロー
ラ22に検知信号を送り、この検知信号を受けた合流信
号コントローラ22は、ソレノイド21dに信号を送
り、合流切換弁21を流量Q1合流位置21bに切換え
る。そして、旋回ポンプ1から吐出した流量Q1の作動
油は、アウトリガステアリングポンプ2からの吐出され
た流量Q2と合流して全流量Q3となって、第1ポンプ
ポート6P2から制御ポート6Bを通りアウトリガシリ
ンダ7のボトム側7cに導かれる。また、ボトム側7c
に導かれた作動油は、ボトム側7cに入り急速に加圧さ
せる。この結果、アウトリガピストン7aがヘッド側7
bに移動してヘッド側7b内の油を押し出す。押し出さ
れた油は、制御ポート6Aを通りタンク10にドレンす
るのでアウトリガピストン7aが伸長する。そして、ア
ウトリガピストン7aに連結された図示しないアウトリ
ガ装置を張出し、および、下降動作を完了させてクレー
ンを地表に支持させる。尚、アウトリガ張出位置6cに
おいて、第1ポンプポート6P1とオープンセンタポー
ト6Cは、共にブロックされて、ステアリング装置9に
は作動油を供給されないようにしている。 【0005】他方、複数のアウトリガシリンダ7を縮小
させるべく、すなわち、図示しないアウトリガ装置を格
納させて、かつ、上昇させてから、さらにクレーンを作
業車両に格納させた状態にする為には、アウトリガ操作
弁6をアウトリガ格納位置6aに切換え操作すると、操
作レバー位置センサ13がアウトリガの操作を検出し
て、合流信号コントローラ22に検知信号を送り、この
検知信号を受けた合流信号コントローラ22は、ソレノ
イド21dに信号を送り、合流切換弁21を流量Q1合
流位置21bに切換える。そして、旋回ポンプ1から吐
出した流量Q1の作動油は、アウトリガステアリングポ
ンプ2からの吐出された流量Q2と合流した全流量Q3
として、第1ポンプポート6P2から制御ポート6Bを
通りアウトリガシリンダ7のボトム側7cに導かれる。
また、ヘッド側7bに導かれた全流量Q3は、ヘッド側
7bに入り急速に加圧させる。この結果、アウトリガピ
ストン7aをボトム側7cへ移動させてボトム側7c内
の作動油を押し出す。押し出された作動油は、制御ポー
ト6Bを通りタンク10にドレンさせるのでアウトリガ
ピストン7aが縮小する。そして、アウトリガピストン
7aに連結された図示しないアウトリガ装置を格納させ
てクレーンを作業車両の所定位置へ格納させる。尚、ア
ウトリガ格納位置6aにおいては、アウトリガ張出位置
7cと同様に、第1ポンプポート6P1とオープンセン
タポート6Cは、共にブロックされステアリング装置9
には作動油を供給されないようにしている。 【0006】また、クレーンを作業車両の所定位置へ格
納させて、作業車両を走行させる時には、アウトリガ操
作弁6をセンタバイパスの中立位置6bに切換えると、
アウトリガシリンダ7に接続されている制御ポート6A
と制御ポート6B、それに、第2ポンプポート6P2、
タンクポート6T、の各ポートがブロックされる。そし
て、操作レバー位置センサ13がアウトリガの操作を検
出して、合流信号コントローラ22に検知信号を送り、
この検知信号を受けた合流信号コントローラ22は、ソ
レノイド21dに信号を送り、合流切換弁21を流量Q
1合流位置21bに切換える。そして、旋回ポンプ1か
ら吐出した流量Q1の作動油は、アウトリガステアリン
グポンプ2からの吐出された流量Q2と合流した全流量
Q3として、第1ポンプポート6P1からオープンセン
タポート6Cを通り、前記流量制御弁8を介したステア
リング装置9へ供給される。この時、ステアリング装置
9で必要な流量Q4のみが、流量制御弁8の絞り8aに
て絞られてステアリング装置9へ流されて、他の余剰流
量Q6は、圧力補償弁8bを介してタンク10へリリー
フされる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のクレーンの
油圧回路では、旋回ポンプ1から吐出した流量Q1の作
動油は、アウトリガステアリングポンプ2からの吐出さ
れた流量Q2と合流させた全流量Q3として、複数のア
ウトリガシリンダ7とステアリング装置9用として使用
している。この為に作業車両が傾斜して、傾斜した方の
アウトリガを個別に操作を行いたい時には、単独のアウ
トリガシリンダ7に供給する流量は少ない方が操作が容
易である。しかし、操作レバーを操作すると、操作レバ
ー位置センサ13がアウトリガの操作を検出して、合流
信号コントローラ22に検知信号を送り、この検知信号
を受けた合流信号コントローラ22は、ソレノイド21
dに信号を送り、合流切換弁21を流量Q1合流位置2
1bに切換える。この時の全流量Q3の流量が大容量で
あるが為に、たとえエンジン回転数をローアイドルに落
としてもアウトリガシリンダ7の微調整が困難である。
さらに、作業車両を走行させる時のステアリングハンド
ル操作を行う油圧式のステアリング装置9は、軽やかな
ステアリングハンドル操作を得る為には、一定の流量Q
4が必要である。しかし、エンジン4が低速回転数(ロ
ーアイドリング)にて回転しているとは、アウトリガス
テアリングポンプ2からの吐出された流量Q2単独では
不足して、全流量Q3相当の大容量が必要である。この
為に、合流切換弁21を切換えて全流量Q3を供給する
と、エンジン回転数を上昇させた作業車両の走行駆動状
態においては、全流量Q3は、ステアリング装置9が必
要とする以上の増加を続ける。この流量Q4を超えた分
の余剰流量Q6は、圧力補償弁8bからリリーフしてタ
ンク10へドレンされる。この圧力補償弁8bにてリリ
ーフさせる余剰流量Q6は、エンジン回転数Nが増加す
るに従い増加する。余剰流量Q6が多くなると、アウト
リガステアリングポンプ2がパワーロスすると共に、余
剰流量Q6が発熱して油圧回路がオーバヒートするとい
う問題点を有している。 【0008】本発明は上記従来の問題点に着目すると共
にクレーンの油圧回路制御方法およびその油圧回路に係
わり、特に、複数の小容量ポンプを選択的に用いること
により、他のポンプから、一つのポンプを応援させる作
業車両に搭載されるクレーンの油圧回路制御方法および
その油圧回路に関し、ポンプのパワーロスを少なくする
と共に、リリーフさせて発熱する流量を少なくさせて油
圧回路のオーバヒートを防止する簡素で廉価な制御装置
を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクレーンの油圧回路では、作業機及び旋回
装置に圧油を供給する第1の油圧ポンプと、アウトリガ
操作弁を介してステアリング装置に圧油を供給する第2
の油圧ポンプとを有するクレーンの油圧回路において、
第1の油圧ポンプの吐出油をうけて、第2の油圧ポンプ
とアウトリガ操作弁の間、あるいは作業機及び旋回装置
に供給する合流切換弁と、エンジンの回転速度を検出す
る回転速度センサと、アウトリガの操作を検出する操作
レバー位置センサと、ステアリング操作時にエンジン回
転数が所定値以下の時に、又は、全部のアウトリガを張
り出しのため、アウトリガ操作を検出する操作レバー位
置信号がセンサーから入力された時に合流切換弁に指令
を出力する合流信号コントローラとからなる。 【0010】 【0011】 【作用】上記構成によれば、特に大容量ポンプを用いる
ことなく、複数の小容量ポンプの吐出流量を選択的に応
援合流、単独、アンロードさせて用いている。そして、
複数のアウトリガシリンダを全て同時操作して、尚か
つ、アウトリガ装置の作業速度を確保しながら全部のア
ウトリガの張出し、縮小を行う時には、他のポンプか
ら、一つのポンプを応援している。また、作業車両が傾
斜して、傾斜した方のアウトリガを個別に操作を行いた
い時には、小容量のアウトリガステアリングポンプは、
アウトリガシリンダの微調整を容易にする。さらに、作
業車両の走行時におけるエンジンの回転速度が所定値以
下の時で、かつステアリング操作を行う時には、他のポ
ンプから、一つのポンプを応援させている。さらに、エ
ンジンの回転速度が所定値以上になると、他のポンプか
らの応援を停止させてアンロードさせると共に、一つの
ポンプからの吐出流量を単独に利用している。上記のよ
うに、小容量ポンプを選択的に組合わせている制御方法
は、エンジン回転数の増減に対し、作動油の発熱の原因
である圧力補償弁からタンクへリリ−フされる余剰流量
を最小にしているから、タンク内の作動油の発熱を低減
する。 【0012】また、ステアリング操作時にエンジン回転
数が所定値以下の時や、全部のアウトリガを張出しする
時には、合流切換弁に指令を出力する制御手段を設けて
いるから、複数の小容量ポンプの吐出流量を選択的に応
援合流、単独、アンロードの制御が可能となり、油圧ポ
ンプのパワーロスを少なくすると共に、リリーフさせて
発熱する流量を少なくさせて油圧回路のオーバヒートを
防止する簡素で廉価な制御装置を提供する。 【0013】 【実施例】以下に、本発明に係わるクレーンの油圧回路
の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。図1
は、クレーンの油圧回路の説明図である。図2は、合流
切換弁を制御する制御手段のフローチャートを示す。図
3は、エンジン回転数Nとポンプ流量Qとの関係を示す
グラフである。尚、従来技術の図4と同一構成品には同
一符号を付しており、その構成説明を省略する。図1に
おいて、旋回ポンプ1が吐出した流量Q1の作動油は、
合流切換弁3を介し作業機及び旋回装置5に作動油を供
給している。そして、作業機及び旋回装置5を作動させ
ない時には、旋回ポンプ1はアンロードさせてパワーロ
スを防いでいる。アウトリガステアリングポンプ2の吐
出した流量Q2の作動油は、アウトリガ操作弁6を介し
複数のアウトリガシリンダ7と、流量制御弁8を介した
ステアリング装置9に供給している。 【0014】合流切換弁3は、3ポート2位置ソレノイ
ドオペレート、スプリングオフセット切換弁である。そ
の3ポートの構成は、ポンプポート3P、制御ポート3
A、制御ポート3Bであり、また2位置の構成は、PB
接続の流量Q1単独位置3a、PA接続の流量Q1合流
位置3bである。また、合流切換弁3には、スプリング
3cに抗して流量Q1合流位置3bに切換えるソレノイ
ド3dを有している。そして、前記流量Q1単独位置3
aでは、前記第1の油圧ポンプ1がポンプポート3P
に、制御ポート3Aが逆止弁11を介しアウトリガステ
アリングポンプ2の吐出側(前記アウトリガ操作弁6の
第1ポンプポート6P1、第2ポンプポート6P2)
へ、ポンプポート3Pは旋回ポンプ1の吐出口に接続さ
れている。 【0015】また、前記ソレノイド3dを制御する信号
は、制御手段15から出力されている。そして、その構
成は、エンジンの回転速度を検出する回転速度センサ1
2と、アウトリガの操作を検出する操作レバー位置セン
サ13とを入力し、エンジン回転数Nが所定値N2以下
の時に、又は、全部のアウトリガを張出/縮小作業時に
合流切換弁3へ指令信号を出力する合流信号コントロー
ラ14とからなる。この制御手段15の制御手順を、図
2のフローチャートに示し、フローチャートの手順を追
って以下に説明する。 【0016】図2において、手順S101では、作業状
況か、走行状況かを確認する。そして、アウトリガ操作
弁6が操作選択された場合には、手順S102へ進み、
選択されない走行状況の場合には、手順S103へと進
める。手順S102では、全部のアウトリガの張出し操
作を行うか、個別のアウトリガの操作を行うかを確認す
る。そして、アウトリガの操作を検出する操作レバー位
置センサ13にて各操作レバー位置を検知して、全アウ
トリガの操作を行う場合には、手順S104に進み、ソ
レノイド3dをONさせて流量Q2に応援した流量Q1
を合流させたポンプ吐出流量Qをアウトリガ操作弁6に
供給する。また、アウトリガの操作を検出する操作レバ
ー位置センサ13にて各操作レバー位置を検知して、個
別のアウトリガの操作を行う場合には、手順S105に
進み、ソレノイド3dをOFFさせて流量Q2のみのポ
ンプ流量Qをアウトリガ操作弁6に供給する。一方、手
順S103では、走行状況でもエンジン回転数Nを確認
する。そして、エンジンの回転速度を検出する回転速度
センサ12にて検知したエンジン回転数Nが所定値N2
以下の時には、手順S106に進み、ソレノイド3dを
ONさせて流量Q2に応援した流量Q1を合流させたポ
ンプ流量Qをアウトリガ操作弁6に供給する。また、エ
ンジンの回転速度を検出する回転速度センサ12にて検
知したエンジン回転数Nが所定値N2以上の時には、手
順S107に進み、ソレノイド3dをOFFさせてアウ
トリガステアリングポンプ2が吐出した流量Q2のみを
アウトリガ操作弁6に供給する。さらに、上記エンジン
回転数Nとポンプ吐出流量Qとの関係を図3のグラフに
示す。 【0017】図3において、横軸には、エンジン回転数
Nを示し、ローアイドルN1、各ポンプ吐出流量Qで決
める回転数の所定値N2、定格回転数N3である。縦軸
には、流量Qを示す。グラフ中、一点鎖線にて示したQ
1は、旋回ポンプ1が吐出した流量を示し、ローアイド
ルN1ではQ11の流量を、定格回転数N3ではQ13
の流量を吐出し、エンジン回転数Nの増減に伴い流量Q
1も増減する。二点鎖線にて示したQ2は、アウトリガ
ステアリングポンプ2が吐出した流量を示し、ローアイ
ドルN1ではQ21の流量を、定格回転数N3ではQ2
3の流量を吐出し、エンジン回転数Nの増減に伴い流量
Q2も増減する。実線にて示したQ3は、アウトリガス
テアリングポンプ2の流量Q2に旋回ポンプ1の流量Q
1を合流させた全流量を示し、ローアイドルN1では、
走行時においてステアリング装置9に必要な最小流量Q
31の流量を、定格回転数N3ではQ33の流量を吐出
し、エンジン回転数Nの増減に伴い全流量Q3も増減す
る。点線にて示したQ4は、最小流量Q31に余裕をみ
て、ステアリング装置9として必要な一定流量を示し、
図1の流量制御弁8にて制御されている。そして、図3
の流量Q4を超える右上がりの斜線で示した2ヵ所の部
分で、エンジン回転数Nの所定値N2以下の余剰流量Q
5は、流量Q2に流量Q1を合流させた全流量Q3から
圧力補償弁8bを介してタンク10へリリーフした流量
である。また、エンジン回転数Nの所定値N2以上の余
剰流量Q5は、流量Q2から圧力補償弁8bを介してタ
ンク10へリリーフされた余剰流量Q5である。同様
に、流量Q3において、流量Q4を超える右下がりの斜
線で示した部分は、従来技術のエンジン回転数Nを検知
しないで、操作レバー位置のみを検知して、制御した場
合の圧力補償弁8bを介してタンク10へリリーフされ
た余剰流量Q6である。 【0018】上記のように構成されたクレーンの油圧回
路は、図1、図2、及び図3に示した如く、次の様に作
動する。今、クレーンを巻き上げあるいは旋回させるた
めに、作業機及び旋回装置5を操作すると、旋回ポンプ
1から吐出した流量Q1の圧油は、合流切換弁3を介し
エンジン4の回転速度に係わらず流量Q1の圧油をクレ
ーンの作業機及び旋回装置5に供給して旋回させてい
る。一方、図示しない全てのアウトリガ装置を操作し
て、アウトリガ装置を張出し、および、下降させて図示
しないクレーンを地表に支持するためには、複数のアウ
トリガシリンダ7を伸長させるべく、前記アウトリガ操
作弁6をアウトリガ張出位置6cに切換える。この結
果、合流信号コントローラ14がアウトリガの操作を検
出する操作レバー位置センサ13の検知信号を受けて、
合流切換弁3の流量Q1合流位置3bに切換える。そし
て、旋回ポンプ1から吐出した流量Q1の作動油は、逆
止弁11を通り、アウトリガステアリングポンプ2から
の吐出された流量Q2と合流した全流量Q3として、第
1ポンプポート6P2から制御ポート6Bを通りアウト
リガシリンダ7のボトム側7cに導かれる。また、ボト
ム側7cに導かれた作動油は、ボトム側7cに入り急速
に加圧させる。この結果、アウトリガピストン7aがヘ
ッド側7bに移動してヘッド側7b内の油を押し出す。
押し出された油は、制御ポート6Aを通りタンク10に
ドレンさせるので全てのアウトリガピストン7aが伸長
する。そして、アウトリガピストン7aに連結された図
示しないアウトリガ装置を張出し、および、下降動作を
完了させてクレーンを地表に支持させる。尚、アウトリ
ガ張出位置7cにおいて、第1ポンプポート6P1とオ
ープンセンタポート6Cは、共にブロックされステアリ
ング装置9には、作動油を供給されないようにしてい
る。 【0019】他方、複数のアウトリガシリンダ7を縮小
させるべく、すなわち、図示しないアウトリガ装置を格
納させて、かつ、上昇させてから、さらにクレーンを作
業車両に格納させた状態にする為には、アウトリガ操作
弁6をアウトリガ格納位置6aに切換え操作すると、旋
回ポンプ1から吐出した流量Q1を応援させるために合
流した流量Q1の作動油とアウトリガステアリングポン
プ2からの吐出された流量Q2との全流量Q3は、第2
ポンプポート6P2から制御ポート6Aを通りアウトリ
ガシリンダ7のヘッド側7bに導かれる。また、ヘッド
側7bに導かれた全流量Q3は、ヘッド側7bに入り急
速に加圧させる。この結果、アウトリガピストン7aを
ボトム側7cへ移動させてボトム側7c内の作動油を押
し出す。押し出された作動油は、制御ポート6Bを通り
タンク10にドレンさせるのでアウトリガピストン7a
が縮小する。そして、アウトリガピストン7aに連結さ
れた図示しないアウトリガ装置を格納し、および、上昇
動作を完了させてクレーンを作業車両の所定位置へ格納
させる。尚、アウトリガ格納位置6aにおいては、アウ
トリガ張出位置7cと同様に、第1ポンプポート6P1
とオープンセンタポート6Cは、共にブロックされステ
アリング装置9には作動油を供給されないようにしてい
る。 【0020】また、作業車両が車体傾斜を起こし、この
調整をする時には、個別のアウトリガシリンダ7を操作
して傾斜した方向のアウトリガを個別操作する。この
時、旋回ポンプ1から吐出した流量Q1の作動油を合流
させないで、アウトリガステアリングポンプ2からの吐
出された流量Q2のみを個別のアウトリガシリンダ7に
供給することもできる。この場合、アウトリガシリンダ
7に全流量Q3を供給するよりもポンプ吐出流量Qの少
ない流量Q2のみを供給するほうがアウトリガの微調整
ができて操作性が良い。 【0021】また、クレーンを作業車両の所定位置へ格
納させた作業車両を走行させる時には、アウトリガ操作
弁6をセンタバイパスの中立位置7bに切換えると、ア
ウトリガシリンダ7に接続されている制御ポート6Aと
制御ポート6B、それに、第2ポンプポート6P2、タ
ンクポート6T、の各ポートがブロックされる。そし
て、エンジン回転数Nが所定値N2以下の時には、アウ
トリガステアリングポンプ2からの吐出された流量Q2
のみでは、走行時においてステアリング装置9に必要な
一定流量の流量Q4を満たすことが出来ないので、制御
手段15の信号を受けて、合流切換弁3をPA接続の流
量Q1合流位置3bに切換える。そして、旋回ポンプ1
から吐出した流量Q1をアウトリガステアリングポンプ
2からの吐出された流量Q2に合流応援させた全流量Q
3を、第1ポンプポート6P1とオープンセンタポート
6Cが前記流量制御弁8を介したステアリング装置9へ
供給させる。この時、前記流量Q4を超えた分の余剰流
量Q5は、圧力補償弁8bからリリーフさせてタンク1
0へドレンされる。さらに、エンジン回転数Nが上昇し
てエンジン回転数Nが所定値N2以上になると、合流切
換弁3が制御手段15の信号を受けてPB接続の流量Q
1単独位置3aに切換わる。合流切換弁3が切換わる
と、ステアリング装置9へは、旋回ポンプ1から吐出し
た流量Q1の作動油を合流させないでアンロードさせる
と共に、アウトリガステアリングポンプ2からの吐出さ
れた流量Q2のみを第1ポンプポート6P1とオープン
センタポート6Cが前記流量制御弁8を介して供給され
る。この時、ステアリング装置9で必要な流量Q4は、
流量制御弁8の絞り8aにて絞られてステアリング装置
9へ流されて、他の余剰流量Q5は、圧力補償弁8bか
らリリーフさせてタンク10へドレンされる。この結
果、旋回ポンプ1をエンジン回転数Nが所定値N2以上
になると、アンロードさせるから、パワーロスが低減で
きる。また、吐出流量の少ないポンプをエンジン回転数
Nの増減に対し、選択的に組合わせているから、発熱の
原因である圧力補償弁8bからリリーフさせてタンク1
0へドレンされる余剰流量Q5は、エンジン回転数Nの
増減に対し、最小の余剰流量Q5で済むことになり、タ
ンク10内の作動油の発熱を低減させる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クレーンの油圧回路において、特に、複数の小容量ポン
プの吐出流量をエンジン回転数と操作レバー位置とを検
出して選択的に応援合流、単独、アンロードさせて用い
ている。そして、他のポンプから、一つのポンプを応援
して大容量ポンプ相当の全流量Q3としたから複数のア
ウトリガシリンダを全て同時操作して、尚かつ、アウト
リガ装置の作業速度を確保しながら、全部のアウトリガ
の張出し、縮小を行えて操作性が良い。また、作業車両
が傾斜して、傾斜した方のアウトリガを個別に操作を行
う時には、アウトリガステアリングポンプの吐出した流
量を単独で利用できるから、アウトリガシリンダの微調
整ができて操作性が良い。 【0023】さらに、他のポンプから、一つのポンプを
応援し、エンジンの回転速度が所定値以上になると、一
つのポンプからの吐出流量を単独に利用して、他の応援
していたポンプをアンロードさせている。そして、小容
量ポンプポンプを選択的に組合わせているから、作業車
両の走行時におけるエンジンの回転速度が所定値以下の
時で、ステアリング操作を行う時には、発熱の原因であ
る圧力補償弁からタンクへリリ−フされる余剰流量は、
エンジン回転数の増減に対し、最小の余剰流量で済むこ
とになり、タンク内の作動油の発熱を低減させる。 【0024】また、ステアリング操作時にエンジン回転
数とアウトリガ操作レバーの位置検出をして、合流切換
弁に指令を出力する制御手段を設けているから、複数の
小容量ポンプの吐出流量を選択的に応援合流、単独、ア
ンロードの制御が可能となり、油圧ポンプのパワーロス
を少なくすると共に、リリーフさせて発熱する流量を少
なくさせて油圧回路のオーバヒートを防止する。
【図面の簡単な説明】 【図1】クレーンの油圧回路の説明図である。 【図2】合流切換弁を制御する制御手段のフローチャー
トである。 【図3】エンジン回転数とポンプ流量Qとの関係を示す
グラフである。 【図4】従来技術のクレーンの油圧回路の説明図であ
る。 【符号の説明】 N…エンジン回転数 Q1,Q2…流量 1,2…油圧ポンプ 3…合流切換弁 4…エンジン 5…作業機及び旋回装置 6…アウトリガ操作弁 9…ステアリング装置 12…回転速度センサ 13…操作レバー位置センサ 15…制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−243832(JP,A) 特開 昭61−1738(JP,A) 実開 平1−62170(JP,U) 実開 平1−70795(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/00 - 23/94 E02F 9/20 - 9/22 F15B 11/00 - 11/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 作業機及び旋回装置に圧油を供給する第
    1の油圧ポンプと、アウトリガ操作弁を介してステアリ
    ング装置に圧油を供給する第2の油圧ポンプとを有する
    クレーンの油圧回路において、第1の油圧ポンプの吐出
    油をうけて、第2の油圧ポンプとアウトリガ操作弁の
    間、あるいは作業機及び旋回装置に供給する合流切換弁
    と、エンジンの回転速度を検出する回転速度センサと、
    アウトリガの操作を検出する操作レバー位置センサと、
    ステアリング操作時にエンジン回転数が所定値以下の時
    に、又は、全部のアウトリガを張り出しのため、アウト
    リガ操作を検出する操作レバー位置信号がセンサーから
    入力された時に合流切換弁に指令を出力する合流信号コ
    ントローラとからなるクレーンの油圧回路。
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