JP3526009B2 - コンピュータ・システムにおける電力管理装置および電力管理方法 - Google Patents
コンピュータ・システムにおける電力管理装置および電力管理方法Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Description
ステムにおける電力管理装置および電力管理方法に関す
る。特に、CPUスロットリングを最適化した電力管理
装置および電力管理方法に関する。
減させるために多くの努力がなされてきた。その結果、
種々の低消費電力化技術が開発されてきた。その一つに
CPUクロックを制御する手法がある。CPUクロック
制御手法には、大きく分けて、ストップ・グラント、ス
トップ・クロック、およびCPUスロットリング、の3
通りの手法がある。
クを動作させたままCPUの内部クロックのみ止める手
法である。アクティブ状態へは1μs以下の時間でアク
ティブ状態へ復帰することができる。 (2)ストップ・クロックは、CPUの内部クロックに
加え外部クロックも停止させる手法である。ストップ・
グラントよりもさらに消費電力を抑えることができる。
しかし、外部クロックも止まってしまうから、アクティ
ブ状態へ復帰するのに0.5〜1msの時間を必要とす
る。 (3)CPUスロットリングは、ストップ・グラント状
態とアクティブ状態との間を交互に定期的に遷移するこ
とにより、擬似的にCPUの動作周波数を低くして消費
電力を抑える手法である。
の方法のうちのどちらか一方を採用する。 (a)上記(1)〜(3)の手法のうちの一つを単独で
使う。 (b)CPUスロットリングを行ないながら、ストップ
・クロックまたはストップ・グラントを実行する。 しかしながら、アクティビティが多い状況の下では、オ
ペレーティング・システム(OS)がアイドルの通知を
発しなくなるなるから、ストップ・グラントまたはスト
ップ・クロックに入る契機が得られない。したがって、
アクティビティが多い状況下では、ストップ・グラント
またはストップ・クロックを実行するのは事実上不可能
である。このような状況下においても低消費電力化を実
現するためには、OSによる制約を受けないハードウェ
アによって制御することのできるCPUスロットリング
を実行する必要がある。CPUスロットリングを実行さ
せるか否かの選択は、システムの初期設定においてユー
ザが行なう。
Uスロットリングを選択した場合におけるCPUクロッ
ク制御手法の動作を、図4に示すフローチャートを参照
しながら説明する。電源投入時、システムはCPUスロ
ットリングを行なっている(ステップS1)。このと
き、OSがアイドルの通知(CPUアイドル・コール)
を発すると(ステップS2)、システムはCPUスロッ
トリングを停止し、ストップ・クロックまたはストップ
・グラントのどちらかの状態に遷移する。どちらの状態
に遷移するかを決めるためにアクティビティの有無を判
定する(ステップS3)。アクティビティが無い場合
(No)は、ストップ・クロック状態に遷移する(ステ
ップS4)。アクティビティが有る場合(Yes)は、
ストップ・グラント状態に遷移する(ステップS5)。
ストップ・クロック状態(ステップS4)またはストッ
プ・グラント状態(ステップS5)にあるときにストッ
プ・ブレイク・イベントが発生すると(ステップS
6)、システムはアクティブ状態に復帰し、CPUスロ
ットリングを再開する(ステップS1)。以後、上記の
ステップを繰り返す。
ときなどのように、システムのアクティビティがほとん
ど無くなる状態は、アイドル状態と呼ばれる。ユーザが
CPUパワーを余り必要としないタスクを実行している
ときなどには、システム駆動時間の大部分はユーザから
の入力を待つだけのアイドル状態によって占められてい
る。したがって、コンピュータ・システムの低消費電力
化は、アイドル状態における消費電力の抑制が鍵を握っ
ている。
きにCPUスロットリングを実行した場合におけるCP
Uの状態の推移の例を示す図である。図5には、スロッ
トリング・デューティが100%、50%、25%、お
よび12.5%の各場合が示してある。上述したよう
に、CPUスロットリングは、CPUがアクティブ状態
とストップ・グラント状態との間を周期的に遷移するこ
とによって行なわれる。スロットリング・デューティと
は、CPUがCPUスロットリング中にアクティブ状態
およびストップ・グラント状態にある合計期間に対する
アクティブ状態にある期間の割合のことである。したが
って、スロットリング・デューティ100%の場合、C
PUは全期間アクティブ状態にある。逆に言うと、スト
ップ・グラント期間が零の場合であるから、CPUスロ
ットリングを行なっていない場合である。スロットリン
グ・デューティ50%の場合、CPUは合計期間の1/
2の期間だけアクティブ状態にある。スロットリング・
デューティ25%の場合、CPUは合計期間の1/4の
期間だけアクティブ状態にある。スロットリング・デュ
ーティ12.5%の場合、CPUは合計期間の1/8の
期間だけアクティブ状態にある。システムの低消費電力
化の観点からは、スロットリング・デューティは小さい
方が有利である。なぜならば、スロットリング・デュー
ティが小さいほどCPUがアクティブ状態にある期間の
割合が小さくなるからである。横軸には時間tとともに
システム・タイマーTが表示してある。
に外部クロックも止めるので、最も消費電力を抑えるこ
とができる。しかしながら、図5から分かるように、C
PUスロットリングを行なうとストップ・クロック状態
に入っている時間が短くなってしまう。しかも、スロッ
トリング・デューティを小さくするほど短くなってしま
う。すなわち、システムを低消費電力化するためにCP
Uスロットリングを行なうと、消費電力はかえって増大
してしまう。しかも、さらなる低消費電力化を目指して
スロットリング・デューティを小さくするほど、消費電
力は逆に増大してしまう。
トによってストップ・グラント状態またはストップ・ク
ロック状態からアクティブ状態に復帰する。システムが
アイドル状態にあるときは、システムをストップ・クロ
ックから復帰させるストップ・ブレイク・イベントはシ
ステム・タイマーTによる割り込みのみである。システ
ム・タイマーTは周期的に発生する。その周期はOSに
よって異なる。例えば、Windows95(商標)で
は13.75ms、Windows98(商標)では5
msである。したがって、Windows95(商標)
とWindows98(商標)とでは、システム・タイ
マー周期Tに対してストップ・クロック状態が占める割
合が異なる。
CPUの状態の占有率を示す図である。図6(a)はW
indows95(商標)の場合、図6(b)はWin
dows98(商標)の場合をそれぞれ示している。図
6が示すように、Windows98(商標)において
スロットリング・デューティを12.5%に設定する
と、ストップ・クロック状態が占める時間は50%近く
までに減少してしまう。
デューティを小さくすると、ストップ・クロック状態が
占める割合が小さくなる。 (2)システム・タイマーの周期Tが小さい方が、スト
ップ・クロック状態が占める割合は小さくなる。
が占める割合が大きい方が消費電力を削減する効果が大
きい。しかしながら、上記(1)および(2)は、従来
の技術によってCPUスロットリングを行なうと、スト
ップ・クロック状態が占める割合が小さくなってしまう
ことを示している。したがって、従来の技術には、シス
テムがアイドル状態にあるときにCPUスロットリング
を行なうと、却って消費電力が増大してしまう、という
課題があった。
されたものである。本発明の目的は、CPUスロットリ
ングの実行形態を制御することによって、コンピュータ
・システムの低消費電力化を効果的に実現することので
きる、コンピュータ・システムにおける電力管理装置お
よび電力管理方法を提供することである。
ータ・システムにおける電力管理装置は、CPUの動作
周波数を擬似的に低下させるCPUスロットリングを行
なう、コンピュータ・システムにおける電力管理装置で
あって、イベント検出部と、アクティビティ検出部と、
クロック制御部とを含むように構成する。イベント検出
部は、システム内のイベントを検出する。アクティビテ
ィ検出部は、イベント検出部がイベントを検出したとき
にシステム内のアクティビティの有無を調べてシステム
がビジー状態にあるか、アイドル状態にあるのかを判定
する。クロック制御部は、アクティビティ検出部の判定
結果に基づいて、システムがビジー状態にあるときにC
PUスロットリングを開始し、システムがアイドル状態
にあるときにはCPUスロットリングを停止する。
おける電力管理方法は、CPUの動作周波数を擬似的に
低下させるCPUスロットリングを行なう、コンピュー
タ・システムにおける電力管理方法である。まず、シス
テムがビジー状態にあるのか、アイドル状態にあるのか
を判定する。その結果、システムがビジー状態にあると
きに、CPUスロットリングを開始する。システムがア
イドル状態にあるときに、CPUスロットリングを停止
する。
ける電力管理方法は、種々のプログラミング言語を用い
てプログラムにすることができる。そして、このプログ
ラムは、コンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録す
ることができる。
タ・システムにおける電力管理装置および電力管理方法
は、CPUスロットリングを、システムがアイドル状態
にあるときには停止させ、ビジー状態のときにのみ行な
うように構成したので、不必要なCPUスロットリング
が行なわれないから、システムの消費電力を大幅に削減
することができる。
明する。コンピュータ・システムの消費電力を削減する
技術の一つにCPUクロックを制御する手法がある。C
PUクロック制御手法には、大きく分けて、ストップ・
グラント、ストップ・クロック、およびCPUスロット
リング、の3通りの手法がある。
クを動作させたままCPUの内部クロックのみを止める
手法である。ソフトウェア(通常、APM BIOS;
advanced power management; basic input/output syst
em)によってこの状態に入り、ハードウェア割り込み要
求(IRQ;interrupt request)などのハードウェア・
イベントによって復帰する。内部クロックが止まってい
るだけであり、外部クロックは動作しているから、アク
ティブ状態へは1μs以下の時間で復帰することができ
る。
クに加え外部クロックも停止させることにより、ストッ
プ・グラントよりもさらに消費電力を抑えることのでき
る手法である。この状態においては、AGP(accelerat
ed graphics port) のビデオチップやSDRAM(synch
ronous dynamic random access memory)なども機能を停
止するから、これらのチップを搭載しているシステムで
は消費電力をさらに低減させることができる。その他の
機構はストップ・グラントと同様である。すなわち、ソ
フトウェアによってこの状態に入り、ハードウェア・イ
ベントによって復帰する。しかしながら、ストップ・ク
ロックは外部クロックも止める手法であるから、アクテ
ィブ状態へ復帰する時に外部クロックが安定して動作す
るのを待つ時間が必要であるから、少なくとも500μ
s〜1msの遅延が生じる。したがって、ストップ・ク
ロックは十分注意して使用する必要がある。さもない
と、パフォーマンスの著しい低下やシステムハングのよ
うな問題を引き起こしてしまう。
・グラント状態とアクティブ状態(CPUが動作してい
る状態)とをハードウェアの働きによって定期的に繰り
返すことにより、擬似的にCPUの動作周波数を低くし
て消費電力を抑える手法である。この手法には、アクテ
ィビティを伴うイベント(ハードウェア割り込み要求
(IRQ)やデータ転送要求(DRQ)などのハードウ
ェア・イベント)が発生した場合、一定時間スロットリ
ングを止めるバースト・モードというモードも存在す
る。
の方法のうちのどちらか一方を採用する。 (a)上記(1)〜(3)の手法のうちの一つを単独で
使う。 (b)CPUスロットリングを行ないながら、ストップ
・クロックまたはストップ・グラントを実行する。
・クロックは、オペレーティング・システム(OS)が
CPUアイドルを呼ぶこと(CPU Idle call)によっ
て、APM BIOSが実行する。CPUスロットリン
グは、CPUの実行速度を落としてでも消費電力を低減
させたいときに使う(例えば、バッテリーによって駆動
するノートブック型パーソナルコンピュータ(PC)の
場合、温度が高くなるとバッテリーの寿命が短くなるの
で、高温環境下ではCPUスロットリングを使う。ま
た、商用電源が得られないモバイル環境下においてバッ
テリー駆動時間を長くしたいときにもCPUスロットリ
ングを使う)。
状況の下では、OSがアイドルの通知を発行しなくなる
(あるいは、OSからCPUアイドル・コールが来なく
なる)から、ストップ・グラントまたはストップ・クロ
ックを実行するのは不可能である。このような状況下に
おいてもシステムの低消費電力化を実現するためには、
ハードウェアによって制御することのできるCPUスロ
ットリングを実行する必要がある。
管理装置を示す図である。電力管理装置10は、イベン
ト検出部12、アクティビティ検出部14、およびクロ
ック制御部16から成る。
マー34、ローカル・バス36、およびシステム・バス
38が接続されている。ローカル・バス36には、HD
D(ハードディスク駆動装置)やグラフィックス表示機
構(図示せず)など高速に動作する周辺装置が接続され
る。代表的例として、PCI(peripheral componentint
erconnect) バスが挙げられる。システム・バス38
は、キーボードやFDD(フロッピーディスク駆動装
置)など低速に動作する周辺装置が接続される。代表例
として、ISA(industry standard architecture)バス
が挙げられる。
6およびシステム・バス38を常時監視しており、シス
テム内のイベントを検出する。また、イベント検出部1
2にはシステム・タイマー34が入力する。システム・
タイマー34は、OSが周期的に発生させる。その周期
は、例えば、Windows95(商標)では13.7
5ms、Windows98(商標)では5msであ
る。システム・タイマー34はストップ・ブレイク・イ
ベントであり、ストップ・クロック状態にあるCPUを
強制的にアクティブ状態へ復帰させる。さもないと、シ
ステムハングを引き起こしてしまうからである。イベン
ト検出部12は、イベントを検出すると、アクティビテ
ィ検出部14に通知する。
出部12からイベントを検出した旨の通知を受けると、
システムのアクティビティを調べる。その結果、前回の
通知から現時点までの間にアクティビティが検出されて
いない場合にはシステムはアイドル状態にあるものと判
断し、アクティビティが検出されている場合にはビジー
状態にあるもの判断する。これらの判断結果は、クロッ
ク制御部16に通知する。
8、通常モード部20、および節電モード部22から成
る。
通常モードおよび節電モードのうちのどちらのモードで
動作させるかの設定を行なう。この設定は、例えばシス
テムの環境設定において行なう。モード設定部18は、
設定内容に応じて通常モード部20および節電モード部
22のどちらか一方を選択する。通常モード部20が動
作する通常モードの下では、入力する外部クロック入力
40をそのままCPU32の内部クロック42および周
辺装置を駆動する外部クロック出力44として出力す
る。
Uクロック制御手法(ストップ・グラント、ストップ・
クロック、およびCPUスロットリング)を実行する。
そのために、節電モード部22は、実行制御部24、ス
トップ・グラント実行部26、ストップ・クロック実行
部28、およびCPUスロットリング実行部30から成
る。実行制御部24は、イベント検出部12およびアク
ティビティ検出部14からの通知に基づいてCPUクロ
ック制御を実行する各部を制御する。ストップ・グラン
ト実行部26は、上述したストップ・グラントを実行す
る。ストップ・クロック実行部28は、上述したストッ
プ・クロックを実行する。CPUスロットリング実行部
30は、上述したCPUスロットリングを実行する。
ながら、本発明の実施の一形態に係る電力管理方法を説
明する。ここでは、システムの初期設定においてCPU
スロットリングを選択した場合における電力管理方法を
例にとる。
トリングを選択したので、電源投入時、システムはCP
Uスロットリングを実行している(ステップS51)。
まず、CPUアイドル(CPU Idle)(ステップ
S52)が一定期間呼ばれなくなったことを検出する
(つまり、最近、CPUアイドルが呼ばれたか否かを検
出する)(ステップS53)。NoならばステップS6
0へ進み、CPUスロットリングを継続する。Yesな
らば、ステップS54に進む。
ビティの有無をチェックする。前回のアクティビティ・
チェック時から現時点までの間にアクティビティが検出
されていない(No)場合にはシステムはアイドル状態
にあるものと判断し、アクティビティが検出されている
(Yes)場合にはビジー状態にあるもの判断する。シ
ステムがアイドル状態にあるNoの場合はステップS5
5へ進む。システムがビジー状態にあるYesの場合は
ステップS56へ進む。
・クロック状態に入る。ステップS56では、システム
はストップ・グラント状態に入る。
ップS56)にあるときに、ストップ・ブレイク・イベ
ントを受けると(ステップS57)、CPUスロットリ
ングを開始する(ステップS60)。
ップS55)にあるときに、ストップ・ブレイク・イベ
ントを受けると(ステップS57)、アクティビティの
有無をチェックする(ステップS58)。ストップ・ブ
レイク・イベントには、例えばキーボードからの入力や
システム・タイマーなどがある。アクティビティが検出
された(Yes)場合にはシステムはビジー状態にある
もの判断して、ステップS60へ進む。アクティビティ
が検出されない(No)場合にはシステムはアイドル状
態にあるものと判断して、ステップS59へ進む。
グを開始する。ステップS59では、CPUスロットリ
ングを停止する。
60から、共にステップS53の判断へ戻る。以後、上
記のステップを繰り返す。
停止は、システムがアイドル状態にある限り継続する。
なぜならば、ステップS53でYesと判断され、ステ
ップS54でNoと判断されると、ストップ・クロック
状態に入る(ステップS55)が、ストップ・ブレイク
・イベント(ステップS57)がシステム・タイマーで
ある限り、ステップS58の判断はNoであり、ステッ
プS59のCPUスロットリングの停止は継続するから
である。
システムがアイドル状態にありかつアクティビティが検
出されない限り、CPUスロットリングの停止が継続す
るから、システムがストップ・クロック状態にある期間
を十分長くとることができる。したがって、システムの
消費電力を大幅に削減することができる。
ンピュータ・システムにおける電力管理方法は、種々の
プログラミング言語を用いてプログラムにすることがで
きる。このプログラムは、ROMなどコンピュータ・シ
ステムに実装される記憶装置、フロッピー(登録商標)
・ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディ
スクを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁
気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワー
クに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられた
ファイル装置などのコンピュータ読み込み可能な記録媒
体に記録することができる。
ンピュータ・システムにおける電力管理装置および電力
管理方法を適用するコンピュータ・システムの例を、図
3を用いて説明する。
は、CPU62、プロセッサ・バス63、ブリッジ回路
A64、メイン・メモリ65、グラフィックス表示機構
66、ローカル・バス67、ハードディスク駆動装置コ
ントローラHDC68、ハードディスク駆動装置HDD
69、ブリッジ回路B70、システム・バス71、フロ
ッピー・ディスク駆動装置コントローラFDC72、フ
ロッピー・ディスク駆動装置FDD73、キーボード/
マウス・コントローラ74、キーボード/マウス75、
ROM(read only memory)76、I/O(入出力)コン
トローラ77、ネットワーク78、電力管理装置79を
主要部品として構成されている。
動装置HDD69など高速に動作する周辺装置を接続す
るバスである。例えば、PCIバスを用いる。PCI(p
erioheral component intercinnect) バスは、PCIス
ペシャル・インタレスト・グループ( PCI Special I
nterest Group;米インテル社を中心として米IBM社や
米コンパック・コンピュータ社など百数十社が参加した
標準化団体)が策定したローカル・バス・アーキテクチ
ャである。
スク駆動装置FDD73やキーボード/マウス75など
の低速に動作する周辺装置を接続するバスである。例え
ば、ISAバスを用いる。ISA(Industry Standard A
rchitecture)バス、米IBM社のパーソナルコンピュー
タPC/ATで採用された拡張バスを基本にして、国際
的な標準規格とされた拡張バスである。
るバスである。CPU62の種類に依存するとともに、
コンピュータ・メーカーが独自に作成している。
7とは、ブリッジ回路A64によって架橋されている。
ブリッジ回路A64は、例えばメモリ/PCI制御チッ
プ・セットを用いて構成する。
LCDなどの表示装置への出力を制御する。グラフィッ
クス表示機構66とブリッジ回路A64との間は、例え
ばAGPバスによって接続する。AGP(accelerated g
raphics port) バスは、PCIバスを改良して、グラフ
ィックス・カードなど画像表示に関連した回路を接続す
るための専用バスとしたものである。
との間は、ブリッジ回路B70によって架橋されてい
る。ブリッジ回路B70は、例えばPCI−ISAブリ
ッジ・チップによって構成する。
ペレーティング・システム(OS)を始め種々のプログ
ラムが格納している。なお、OSなどのシステム・プロ
グラムやアプリケーション・プログラムは、ROM(rea
d only memory;図示せず)などの他の記憶装置が格納す
る形態も採り得る。
力管理装置10を用いる。電力管理装置79には、シス
テム・タイマー80および外部クロック入力81が入力
している。また、電力管理装置79は、ローカル・バス
67およびシステム・バス71を監視している。電力管
理装置79は、CPU62の内部クロック82を出力し
たり、停止したりする制御を行なう。
61の動作を説明する。上述したように、本発明の実施
の一形態による、コンピュータ・システムにおける電力
管理方法は、種々のプログラミング言語を用いてプログ
ラム(以下、「電力管理プログラム」と呼ぶ)にするこ
とができる。
可能な記録媒体に記録される。記録媒体としては、RO
M(Read only memory)、EEPROM(electricaly
erasable programmable read only memory)およびフラ
ッシュEEPROM(flashEEPROM)などのコン
ピュータ・システムに実装さる記憶装置、フロッピー・
ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディス
クを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁
気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワー
クに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられた
ファイル装置などを用いることができる
は、次のようにしてコンピュータ・システム61内に取
り込む。
タ・システム61に実装される記憶装置である場合に
は、2通りの方法に分かれる。記録媒体がROMのよう
に読み出し専用の記憶装置の場合、半導体製造プロセス
において電力管理プログラムをROM中に焼き込む。そ
の後、ROMをコンピュータ・システム61に実装する
(例えば、図3に示したROM76がこの場合に相当す
る)。
PROMなどのように電気的に書き込み可能であり、か
つ読み出し専用である記憶装置(以下、「PROM」と
呼ぶ)の場合には、次のようにする。PROM中には、
上述した、この実施の形態に係る電力管理プログラムが
有する機能を持たない旧電力管理プログラムが書き込ま
れている。そして、そのPROMがコンピュータ・シス
テム61に実装されている。当該PROM中に書き込ま
れている電力管理プログラムを、旧電力管理プログラム
からこの実施の形態に係る電力管理プログラムに更新す
るには、次のようにする。例えば、この実施の形態に係
る電力管理プログラムを記録したFDをFDD73に装
填して、そのFDに記録されている電力管理プログラム
を読み込む。そして、当該電力管理プログラムをPRO
M中に上書きする。あるいは、PROM中の記憶内容を
消去した後、当該電力管理プログラムを書き込む。当該
電力管理プログラムを記録した記録媒体がCD−ROM
やMOディスクなどの可搬記録媒体の場合も同様であ
る。
である場合には、ネットワーク77を介して当該ファイ
ル装置に記録されている、この実施の形態に係る電力管
理プログラムをダウン・ロードする。そして、読み込ん
だ当該電力管理プログラムをPROMに書き込む。書き
込み方法は、上述した方法と同様に上書き、あるいは消
去後再書き込みによって行う。
61内に取り込んだ電力管理プログラムを用いて、オペ
レーティング・システム(OS)が電力管理装置78を
再構成(reconfigure)する。これにより、
上述した本発明の実施の一形態に係る、コンピュータ・
システムにおける電力管理装置78が得られる。
は、上述した本発明の実施の一形態に係る、コンピュー
タ・システムにおける電力管理方法を実行する。
ータ・システムにおける電力管理装置および電力管理方
法によれば、CPUスロットリングを、システムがアイ
ドル状態にあるときには停止させ、ビジー状態のときに
のみ行なうように構成したので、不必要なCPUスロッ
トリングが行なわれないから、システムの消費電力を大
幅に削減することができる。
す図である。
すフローチャートである。
システムにおける電力管理装置および電力管理方法を適
用するコンピュータ・システムの例を示す図である。
ロットリングを選択した場合におけるCPUクロック制
御手法の動作を示すフローチャートである。
ロットリングを実行した場合におけるCPUの状態の推
移の例を示す図である。
の占有率を示す図である。
Claims (18)
- 【請求項1】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理装置であって、 システム内のイベントを検出するイベント検出部と、 前記イベント検出部がイベントを検出したときにシステ
ム内のアクティビティの有無を調べてシステムがビジー
状態にあるか、アイドル状態にあるのかを判定するアク
ティビティ検出部と、前記イベント検出部による前記イベントの検出によりシ
ステムがストップ・クロック状態から復帰した場合にお
ける前記アクティビティ検出部による前記アクティビテ
ィの有無の調査で システムがビジー状態にあるときにC
PUスロットリングを開始し、システムがアイドル状態
にあるときにCPUスロットリングを停止するクロック
制御部とを含むコンピュータ・システムにおける電力管
理装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記クロック制御部が、さらにストップ・グラント実行
部と、ストップ・クロック実行部と、CPUスロットリ
ング実行部とを含み、 前記ストップ・グラント実行部が、システムがビジー状
態にある場合、システムをストップ・グラント状態に入
れ、 前記ストップ・クロック実行部が、システムがアイドル
状態にある場合、システムをストップ・クロック状態に
入れ、 前記CPUスロットリング実行部が、システムがストッ
プ・グラント状態から復帰したときに、CPUスロット
リングを開始し、システムがストップ・クロック状態か
らシステム・タイマーによって復帰したときにCPUス
ロットリングを停止するコンピュータ・システムにおけ
る電力管理装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記CPUスロットリング実行部が、システムがストッ
プ・グラント状態から復帰したとき、および、システム
がストップ・クロック状態からシステム・タイマー以外
のイベントによって復帰したときにCPUスロットリン
グを開始し、システムがストップ・クロック状態からシ
ステム・タイマーによって復帰したときにCPUスロッ
トリングを停止するコンピュータ・システムにおける電
力管理装置。 - 【請求項4】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理装置であって、 オペレーティング・システムが発するアイドルの通知を
検出するイベント検出部と、 アイドルの通知を検出したときに、システムのアクティ
ビティを調べ、アクティビティが存在する場合にはシス
テムはビジー状態にあると判断し、アクティビティが存
在しない場合にはシステムはアイドル状態にあると判断
するアクティビティ検出部と、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるストップ・グラント実行部と、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるストップ・クロック実行部
と、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始し、ストップ・クロッ
ク状態から復帰したときには、復帰した要因となったイ
ベントを調べ、ストップ・クロック状態から復帰した要
因としてシステム・タイマー以外のイベントが検出され
た場合にCPUスロットリングを開始し、システム・タ
イマーが検出された場合にCPUスロットリングを停止
するCPUスロットリング実行部とを備えたクロック制
御部とを含むコンピュータ・システムにおける電力管理
装置。 - 【請求項5】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理方法であって、ストップ・クロック状態にあるシステムがイベントの検
出によって復帰した後に、 システムがビジー状態にある
のか、アイドル状態にあるのかを判定するステップと、 システムがビジー状態にあるときに、CPUスロットリ
ングを開始するステップと、 システムがアイドル状態にあるときに、CPUスロット
リングを停止するステップとを含むコンピュータ・シス
テムにおける電力管理方法。 - 【請求項6】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理方法であって、 システムがビジー状態にあるのか、アイドル状態にある
のかを判定するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マーによって復帰したときに、CPUスロットリングを
停止するステップとを含むコンピュータ・システムにお
ける電力管理方法。 - 【請求項7】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理方法であって、 システムがビジー状態にあるのか、アイドル状態にある
のかを判定するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムアイドル状態にある場合、システムをストップ
・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マー以外のイベントによって復帰したときに、CPUス
ロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マーによって復帰したときに、CPUスロットリングを
停止するステップとを含むコンピュータ・システムにお
ける電力管理方法。 - 【請求項8】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理方法であって、 オペレーティング・システムが発するアイドルの通知を
検出するステップと、 アイドルの通知を検出したときに、システムのアクティ
ビティを調べ、アクティビティが存在する場合にはシス
テムはビジー状態にあると判断し、アクティビティが存
在しない場合にはシステムはアイドル状態にあると判断
するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 ストップ・クロック状態から復帰したときには、復帰し
た要因となったイベントを調べるステップと、 ストップ・クロック状態から復帰した要因としてシステ
ム・タイマー以外のイベントが検出された場合にCPU
スロットリングを開始し、システム・タイマーが検出さ
れた場合にCPUスロットリングを停止するステップと
を含むコンピュータ・システムにおける電力管理方法。 - 【請求項9】CPUの動作周波数を擬似的に低下させる
CPUスロットリングを行なう、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理方法であって、 オペレーティング・システムが発するアイドルの通知を
検出するステップと、 アイドルの通知を検出しないときに、ビジー状態にある
と判断してCPUスロットリングを開始するステップ
と、 アイドルの通知を検出したときに、システムのアクティ
ビティを調べ、アクティビティが存在する場合にはシス
テムはビジー状態にあると判断し、アクティビティが存
在しない場合にはシステムはアイドル状態にあると判断
するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 ストップ・クロック状態から復帰したときには、復帰し
た要因となったイベントを調べるステップと、 ストップ・クロック状態から復帰した要因としてシステ
ム・タイマー以外のイベントが検出された場合にCPU
スロットリングを開始し、システム・タイマーが検出さ
れた場合にCPUスロットリングを停止するステップと
を含むコンピュータ・システムにおける電力管理方法。 - 【請求項10】CPUの動作周波数を擬似的に低下させ
るCPUスロットリングを行なう、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体であって、ストップ・クロック状態にあるシステムがイベントの検
出によって復帰した後に、 システムがビジー状態にある
か、アイドル状態にあるのかを判定するステップと、 システムがビジー状態にあるときに、CPUスロットリ
ングを開始するステップと、 システムがアイドル状態にあるときに、CPUスロット
リングを停止するステップとを含むコンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項11】CPUの動作周波数を擬似的に低下させ
るCPUスロットリングを行なう、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体であって、 システムがビジー状態にあるか、アイドル状態にあるの
かを判定するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マーによって復帰したときに、CPUスロットリングを
停止するステップとを含むコンピュータ・システムにお
ける電力管理プログラムを記録したコンピュータ読み込
み可能な記録媒体。 - 【請求項12】CPUの動作周波数を擬似的に低下させ
るCPUスロットリングを行なう、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体であって、 システムがビジー状態にあるか、アイドル状態にあるの
かを判定するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マー以外のイベントによって復帰したときに、CPUス
ロットリングを開始するステップと、 システムがストップ・クロック状態からシステム・タイ
マーによって復帰したときに、CPUスロットリングを
停止するステップとを含むコンピュータ・システムにお
ける電力管理プログラムを記録したコンピュータ読み込
み可能な記録媒体。 - 【請求項13】CPUの動作周波数を擬似的に低下させ
るCPUスロットリングを行なう、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体であって、 オペレーティング・システムが発するアイドルの通知を
検出するステップと、 アイドルの通知を検出したときに、システムのアクティ
ビティを調べ、アクティビティが存在する場合にはシス
テムはビジー状態にあると判断し、アクティビティが存
在しない場合にはシステムはアイドル状態にあると判断
するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 ストップ・クロック状態から復帰したときには、復帰し
た要因となったイベントを調べるステップと、 ストップ・クロック状態から復帰した要因としてシステ
ム・タイマー以外のイベントが検出された場合にCPU
スロットリングを開始し、システム・タイマーが検出さ
れた場合にCPUスロットリングを停止するステップと
を含むコンピュータ・システムにおける電力管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項14】CPUの動作周波数を擬似的に低下させ
るCPUスロットリングを行なう、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体であって、 オペレーティング・システムが発するアイドルの通知を
検出するステップと、 アイドルの通知を検出しないときに、ビジー状態にある
と判断してCPUスロットリングを開始するステップ
と、 アイドルの通知を検出したときに、システムのアクティ
ビティを調べ、アクティビティが存在する場合にはシス
テムはビジー状態にあると判断し、アクティビティが存
在しない場合にはシステムはアイドル状態にあると判断
するステップと、 システムがビジー状態にある場合、システムをストップ
・グラント状態に入れるステップと、 システムがアイドル状態にある場合、システムをストッ
プ・クロック状態に入れるステップと、 システムがストップ・グラント状態から復帰したとき
に、CPUスロットリングを開始するステップと、 ストップ・クロック状態から復帰したときには、復帰し
た要因となったイベントを調べるステップと、 ストップ・クロック状態から復帰した要因としてシステ
ム・タイマー以外のイベントが検出された場合にCPU
スロットリングを開始し、システム・タイマーが検出さ
れた場合にCPUスロットリングを停止するステップと
を含むコンピュータ・システムにおける電力管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項15】オペレーティング・システムを格納した
第1の記憶装置と、 請求項10から14のうちの1項による記録媒体として
の第2の記憶装置とを含み、 前記オペレーティング・システムの制御の下で、前記第
2の記憶装置に記録されている、コンピュータ・システ
ムにおける電力管理プログラムを実行して、CPUの動
作周波数を擬似的に低下させるCPUスロットリングを
行なう電力管理装置を構成するコンピュータ・システ
ム。 - 【請求項16】CPUと、 前記CPUの動作周波数を擬似的に低下させるCPUス
ロットリングを行う電力管理装置と、 オペレーティング・システムを格納した記憶装置と、 請求項10から14のうちの1項による記録媒体の記録
内容を読み込むことのできる記録媒体読み取り装置とを
含み、 前記オペレーティング・システムの制御の下で、前記記
録媒体読み取り装置が読み込んだ、コンピュータ・シス
テムにおける電力管理プログラムを実行して、前記電力
管理装置を再構成するコンピュータ・システム。 - 【請求項17】請求項15において、 前記記録媒体読み取り装置が、可搬記録媒体読み取り装
置であるコンピュータ・システム。 - 【請求項18】請求項15において、 前記記録媒体読み取り装置が、ネットワーク接続装置で
あるコンピュータ・システム。
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