JP3525324B2 - 棚板のコーナー部の化粧構造 - Google Patents

棚板のコーナー部の化粧構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷蔵ショー
ケース等に設けられる棚板のコーナー部の化粧構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】棚板の前後には、棚板の体裁をよくする
とともに、プライスカードやフェンスプレート等を取り
付けるための縁材を取り付けることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】棚板の前方だけでな
側方からも商品の出し入れをするタイプの棚板にお
いては、前縁だけでなく側縁にも縁材を設けることが
望ましい。このような場合、従来は、縁材がアルミニウ
ム軽合金の引き抜き材により形成されている関係もあっ
て、縁材を折曲することができないかまたは困難であ
るため、棚板のコーナー部を除いて、前縁と側縁のみに
縁材を設けていたのが実情である。そのため、棚板のコ
ーナー部に縁材の存在しない空隙が形成され、体裁がよ
くなかった。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので縁材の連続性が、棚
板の角部において損なわれないようにすることにより、
棚板の外観を向上させるとともに、コーナー部の縁材の
取付けを容易とした棚板のコーナー部の化粧構造を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 棚板におけるコーナー部を挟む2個の側端面に化
粧用の縁材を止着するとともに、前記コーナー部を、該
コーナー部と補形をなすように屈曲され、かつ前記縁材
の表面と連続する表面を有するコーナー用縁材により覆
い、コーナー用縁材の側端面と、それに対向する縁材の
対向端面とのいずれか一方に突起を、かつ他方に、前記
突起が嵌合する凹部を設け、各縁材に設けた横溝に、コ
ーナー用縁材に固着され、かつ棚板のコーナー部と同一
の角度をもって屈曲するコーナーフェンスプレートの各
側片を嵌合し、さらにコーナー用縁材の上面における内
側縁に形成した縦溝に、中央部において折曲された透明
のコーナ ーフェンスプレートの折曲部を嵌合して固着
る。
【0006】() 上記(1)において、棚板が、2枚
のコーナー棚板を、その適宜の角部同士が隣接してコー
ナー部を形成するようにして、その側端面同士を接合し
て形成したものとする。
【0007】() 上記()項において、コーナー棚板
の側端面同士を、締結手段により締付けて、密接させ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1〜図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明に
おいては、図1の紙面の手前側を「前方」とし、紙面の
奥側を「後方」とする。
【0009】本実施形態の冷蔵ショーケース(1)の右端
部は、前後対称形をなす2個のコーナーユニット(2)
(2)によって構成されており、冷蔵ショーケース(1)の
中間部は、複数個の中間ユニット(3)(3)を、前後方向
に背中合わせとして、左右方向に並べて構成されてい
る。
【0010】次に、図1及び図2において実線で示し
た、前側のコーナーユニット(2)について詳述する。な
お、仮想線で示した後側のコーナーユニット(2)は、前
側のコーナーユニット(2)と、前後対称形をなすもので
あるため、前側のコーナーユニット(2)と同じ符号を付
すに止めて、その詳細な説明は省略する。また、同じく
仮想線で示した中間ユニット(3)は、コーナーユニット
(2)とは若干構成が異なるものの、コーナーユニット
(2)と似た構成であるため、コーナーユニット(2)に対
応する部材に、コーナーユニットの符号に「′」を付け
た符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
【0011】コーナーユニット(2)は、床面(4)に載置
した基台(5)と、基台(5)の上面に固定された、上面、
左側面、及び後面が開口する陳列台(6)と、陳列台(6)
の底面における左側の後端角部に立設された、陳列台
(6)の内部と連通する冷気循環用のダクト(7)と、ダク
ト(7)の上端部に設けられた、冷気の吹き出し部(8)と
を備えている。吹き出し部(8)から斜め前下方に吹き出
された冷気は、陳列台(6)の前板(6a)及び右側板(6b)の
上端部に形成された吸気口(9)から、陳列台(6)の内部
に吸い込まれ、吹き出し部(8)と吸気口(9)の間に、冷
気のエアカーテンを形成するようになっている。
【0012】コーナーユニット(2)のダクト(7)の前面
と右側面には、上下3段にわたってブラケット(10)が突
設されており、各段のブラケット(10)には、それぞれ棚
板(11)が支持されている。各段の棚板(11)の前後方向及
び左右方向の寸法は、下段のものほど上段のものより大
きくしてある。
【0013】各段の棚板(11)は、ダクト(7)の前面の右
端部を除く部分に取り付けられた、平面視長方形の方形
棚板(12)と、ダクト(7)の右角部を囲むようにして取り
付けられた、平面視ほぼ逆L字形のL形棚板(13)とによ
り構成されている。L形棚板(13)は、平面視ほぼ台形の
2枚のコーナー棚板(14)(15)を、その斜辺同士を互いに
接合することにより、全体としてL字形をなすように形
成されている。
【0014】図3及び図4に拡大して示すように、ダク
ト(7)の右側面に、最短辺が接するように配設されたコ
ーナー棚板(14)の右側端面における前端部を除いた部分
には、前後方向を向く直線状の化粧用の縁材(16)が固着
されている。縁材(16)の右側面は、プライスカード(図
示略)の取付面(17)となっており、縁材(16)の上面にお
ける左縁部に形成された溝(18)の前端部を除いた部分
には、透明なフェンスプレート(19)が着脱自在に嵌合さ
れている。
【0015】ダクト(7)の前面右側部に最短辺が接する
ように配設されたコーナー棚板(15)の前縁部における右
端部を除いた部分には、左右方向を向くとともに、前面
にプライスカード用の取付面(20)が形成された直線状の
縁材(21)が固着されており、その上面の後縁部に形成さ
れた溝(22)の右側端部を除いた部分には、フェンスプ
レート(23)が着脱自在に嵌合されている。
【0016】コーナー棚板(14)の前端角部とコーナー棚
板(15)の右端角部の角度はそれぞれ45°であり、両コ
ーナー棚板(14)(15)の斜辺同士を接合したとき、90°
の棚板(11)のコーナー部(C)が形成されるようになって
いる。このコーナー部(C)には、縁材(16)(21)と同じ断
面形状で、かつ中央部において90°に折曲されたコー
ナー用縁材(24)が、その両側端面から突出する突起(25)
を、対向する縁材(16)(21)の端面に形成した凹部(26)に
嵌合することにより、取り付けられている。
【0017】コーナー用縁材(24)の上面における内側縁
部に形成された溝(27)には、中央部において90°に
折曲された、透明なコーナーフェンスプレート(28)の折
曲部が嵌合されて固着されている。コーナーフェンスプ
レート(28)の両側片は、縁材(16)(21)の溝(18)(22)の
端部に嵌合されており、これによってもコーナー用縁材
(24)は両縁材(16)(21)に支持されている。またコーナー
フェンスプレート(28)の両端部は、フェンスプレート(1
9)(23)と連続するようになっている。
【0018】両コーナー棚板(14)(15)の斜辺部から垂下
する垂下片(14a)(15a)には、連続する通孔が設けられて
おり、コーナー用縁材(24)の突起(25)(25)を、縁材(16)
(21)の凹部(26)(26)に嵌合した後に、この通孔に蝶ねじ
(29)を挿通して、両垂下片(14a)(15a)を締め付けること
ができるようになっている。(図3参照)。
【0019】方形棚板(12)の前縁部には、縁材(16)(21)
と同じ断面形状とした、直線状の縁材(30)が固着されて
おり、この縁材(30)の溝(図示略)には、フェンスプレー
ト(23)と連続する、透明なフェンスプレート(31)が立設
されている。
【0020】以上説明した本実施形態によれば、直線状
の縁材(16)と縁材(21)との間に、コーナー用縁材(24)を
取り付けたので、両縁材(16)(21)間の連続性が損なわれ
ることがなく、棚板の美観を向上させることができる。
【0021】蝶ねじ(29)を締め付けて、両コーナー棚板
(14)(15)の垂下片(14a)(15a)同士を密着させれば、突起
(25)が凹部(26)から抜け出すおそれがない。また、コー
ナーフェンスプレート(28)を両縁材(16)(21)の溝(18)
(22)に嵌合することにより、両コーナー棚板(14)(15)の
垂下片(14a)(15a)同士が、互いに離れるのを阻止するこ
とができる。
【0022】なお、コーナー用縁材(24)の他端面に凹部
(26)を設け、それに対向する縁材(16)(21)の端面に突起
(25)を突設して、それらを互いに嵌合させるようにして
もよい。また、この突起(25)と凹部(26)との嵌合構造
と、コーナーフェンスプレート(28)の溝(18)(22)への
嵌合構造とのいずれか一方を省略して実施することもで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。求項1記載の発明によれば、縁材と
縁材の間に、コーナー用縁材を取り付けたので、縁材と
縁材の間の連続性が損なわれることがなく、棚板の美観
を向上させることができる。板におけるコーナー部を
挾む2個の側端面に縁材を取付けることにより、コーナ
ー用縁材がその両側の縁材により支持されるので、コー
ナー用縁材の棚板への直接の取付け手段が不要になると
ともに、コーナー用縁材の取付け作業が簡単になる。
【0024】ーナーフェンスプレートの各側片を、隣
接する縁材の溝に嵌合させるだけで、コーナー用縁材
を、その両側の縁材に簡単かつ確実に支持させることが
できる。
【0025】請求項記載の発明によると、コーナー用
縁材が2枚のコーナー棚板の隣接する角部を挟むように
して嵌合されているので、コーナー棚板同士が、互いに
離れるのを防止できる。
【0026】請求項記載の発明によると、締結手段に
より、両コーナー棚板同士を締め付けることにより、コ
ーナー用縁材とそれに隣接する縁材との密接性が向上
し、請求項2記載の構成と組合せたときは、突起が凹部
から外れるのを防止することができ、また請求項3記載
の構成と組合せたときは、コーナーフェンスプレートの
各側片が溝から側方に外れるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく最下段の棚板のコーナー部の拡大斜視図
である。
【図4】同じく棚板のコーナー部の拡大平面図である。
【図5】同じく図4のV−V線に沿う縦断側面図であ
る。
【図6】同じくコーナー用縁材の拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1)冷蔵ショーケース (2)コーナーユニット (3)中間ユニット (4)床面 (5)基台 (6)陳列台 (6a)前板 (6b)右側板 (7)ダクト (8)吹き出し部 (9)吸気口 (10)ブラケット (11)棚板 (12)方形棚板 (13)L形棚板 (14)コーナー棚板 (14a)垂下片 (15)コーナー棚板 (15a)垂下片 (16)縁材 (17)取付面 (18)溝 (19)フェンスプレート (20)取付面 (21)縁材 (22)溝 (23)フェンスプレート (24)コーナー用縁材 (25)突起 (26)凹部 (27)溝 (28)コーナーフェンスプレート (29)蝶ねじ(締結手段) (30)縁材 (31)フェンスプレート (C)コーナー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−25938(JP,A) 特開 平8−66243(JP,A) 特開 昭58−83909(JP,A) 特開 昭53−108575(JP,A) 実開 昭58−82139(JP,U) 実開 昭58−49953(JP,U) 実開 昭48−39155(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 47/04 A47B 96/02 A47B 96/18 A47B 77/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板におけるコーナー部を挟む2個の側
    端面に化粧用の縁材を止着するとともに、前記コーナー
    部を、該コーナー部と補形をなすように屈曲され、かつ
    前記縁材の表面と連続する表面を有するコーナー用縁材
    により覆い、コーナー用縁材の側端面と、それに対向す
    る縁材の対向端面とのいずれか一方に突起を、かつ他方
    に、前記突起が嵌合する凹部を設け、各縁材に設けた横
    溝に、コーナー用縁材に固着され、かつ棚板のコーナー
    部と同一の角度をもって屈曲するコーナーフェンスプレ
    ートの各側片を嵌合し、さらにコーナー用縁材の上面に
    おける内側縁に形成した縦溝に、中央部において折曲さ
    れた透明のコーナーフェンスプレートの折曲部を嵌合し
    て固着してなる棚板のコーナー部の化粧構造。
  2. 【請求項2】 棚板が、2枚のコーナー棚板を、その適
    宜の角部同士が隣接してコーナー部を形成するようにし
    て、その側端面同士を接合して形成したものである請求
    1記載の棚板のコーナー部の化粧構造。
  3. 【請求項3】 コーナー棚板の側端面同士を、締結手段
    により締付けて、密接させたことを特徴とする請求項
    記載の棚板のコーナー部の化粧構造。
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