JP3525161B2 - プール兼用のローラスケートリンク構造 - Google Patents

プール兼用のローラスケートリンク構造

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岑生 林
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、プール兼用のロ
ーラスケートリンク構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、水泳用のプールは、夏期用として
使用されるものであり、冬の期間は、防災用貯水として
使用されるに過ぎなかった。 【0003】また、ローラスケートは、最近の流行であ
るが、ローラスケート専用のリンクを建設することは、
費用の面で採算性がとれず、街中のコンクリート道路で
ローラスケートスポーツが行われているのが現状であっ
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従って、水泳用のプー
ルを、ローラスケート用リンクと兼用できるようにすれ
ば、冬の期間の水泳用のプールをローラスケート用リン
クとして使用し、年間を通じてスポーツ用施設として有
効利用できることになる。 【0005】特に、小学校、中学校等の学校の水泳用プ
ールを、このようにローラスケート用リンクに兼用でき
れば一石二鳥であり小中学校のスポーツ振興にも大いに
貢献することになる。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は、床面、下
地金属板の表面に鏡面加工した不銹鋼板を貼り合わせた
クラッド金属板により形成、内周壁は、前記クラッド
金属板の上面に下端水平部を溶着し、同下端水平部から
弯曲状の折曲部を介して立上げた立上部を内周壁面とし
た略L字状の金属側壁板により形成して水泳用プールを
構成し、該水泳用プールは、内周壁の平坦面に、弾性力
を有する平面フェンスを、またコーナー部に水泳用プー
ルのコーナー部よりも円曲率が大きい弾性力を有したコ
ーナーフェンスをそれぞれ吊下配置することによりロー
ラスケートリンクとして使用可能に構成してなるプール
用のローラスケートリンク構造を提供せんとするもので
ある。 【0007】 【発明の実施の形態】この発明では、クラッド金属板と
金属側壁板とより構成した水泳用プールに水を収容して
水泳用プールとして使用することができる。 【0008】他方、水泳用プールとして使用しない冬場
には、水を抜いて水泳用プールの内周壁の平坦面に平面
フェンスをプールサイドから吊下し、コーナー部にコー
ナーフェンスを同じくプールサイドから吊下すれば、内
周壁はフェンスに防御されたローラスケートリンクとな
り、特に床面は、鏡面加工した不銹鋼板よりなるため、
錆びることもなく、ローラスケートの滑動に支障がな
く、水泳用と、ローラスケート用の両方に兼用して使用
できるものである。 【0009】 【実施例】この発明の実施例を図面にもどつき詳説すれ
ば、図1は、本発明構造の水泳用プールを示す平面図で
あり、略矩形状の凹状のプール本体1の周辺は、プール
本体1の上端開口縁に位置すべくプールサイド2を形成
している。 【0010】図中、3は、水呑洗眼場所、4は洗体槽、
5はシャワー室、6は足洗場、7は女子更衣関係室、8
は男子更衣関係室を示す。 【0011】プール本体1は、床面を下地金属板の表面
に鏡面加工した不銹鋼板を貼り合わせたクラッド金属板
11により形成している。 【0012】下地金属板は一般構造用圧延鋼材(SS
材)等よりなり、圧延時に下地金属板の表面にステンレ
ス鋼等からなる不銹鋼板を貼り合わせて接合することに
よりクラッド金属板11を形成しており、不銹鋼板は下地
金属板と完全一体に接合して剥離するおそれがない。 【0013】床面の表面を形成する不銹鋼板は、その表
面を鏡面研磨している。 【0014】各クラッド金属板11同志は、溶接により接
合されており、下地金属板同志は同一素材の溶接部を介
し、また不銹鋼板同志は同一素材の溶接部を介し、それ
ぞれ一体溶接して接合される。 【0015】また、プール本体1の内周壁は、図3に示
すように、ステンレス鋼よりなる金属側壁板12よりな
り、金属側壁板12は、略L字状に形成され、下端水平部
12-1は床面のクラッド金属板11上面に溶着されており、
下端水平部12-1から弯曲状の折曲部12-2を介して立上げ
て立上部12-3を形成し、立上部12-3がプール本体1の内
周壁面を構成するようにしている。 【0016】このように、弯曲状の折曲部12-2を介する
ことにより、床面のクラッド金属板11、及び金属側壁板
12が気温により伸縮する場合の伸縮代を折曲部12-2で吸
収できるようにしている。なお、金属側壁板12はエポキ
シ塗装仕上げがなされている。 【0017】13は基礎部、14は、クラッド金属板11と基
礎部13との間に介設したポリウレタン系保温材であり現
場で注入する。15は合成スラブ用デッキプレートを示
す。 【0018】上記のように構成されたプール本体1は水
を抜くことにより図2に示すようにローラスケートリン
ク20として使用できる。 【0019】ローラスケートリンク20として使用する場
合は、金属側壁板12の面に図4に示すような弾力性を有
する平面フェンス21と、図5に示すようなコーナーフェ
ンス22とを当接させておく。 【0020】コーナーフェンス22は、プール本体1のコ
ーナー部に当接しておくものであり、表面部22-1はコー
ナー部より円曲率が大きい緩慢なアール形状を有すると
共に、コーナー部の形状に合致したフェンス本体22-2を
有している。 【0021】コーナーフェンス22はプール本体1のコー
ナー部を2分割した形状で二個で構成されている。 【0022】これらの平面フェンス21とコーナーフェン
ス22とは、リンクサイド23から紐やベルト等を用いて吊
下するようにしている。 【0023】以上のように、本発明の実施例によれば、
プール本体1中に水を満たせば、水泳用プールとして使
用でき、水を抜いてプール本体1の内周壁面に平面フェ
ンス21やコーナーフェンス22等を当接させておけば、床
面の鏡面仕上げのクラッド金属板11によりローラスケー
トのリンクとして使用できることになり、両用途に兼用
できるものである。 【0024】 【発明の効果】この発明は、冬場は、水泳用プールの水
を抜けば床面は鏡面加工に不銹鋼板であるためローラス
ケートのリンクとして使用するに支障がない。 【0025】しかも、内周壁は平面フェンスとコーナー
フェンスとによって防御されているので、ローラスケー
トリンクとしての使用に安全であり、床面は不銹鋼板で
あるため錆びるおそれがなく、ローラスケートの滑動に
支障のない効果を有しており、水泳用とローラスケート
用に兼用ができるリンクとして有効な使用ができる効果
を有する。さらに、内周壁を形成する金属側壁板は、床
面を形成するクラッド金属板の上面に下端水平部を溶着
し、同下端水平部から弯曲状の折曲部を介して立上部を
立ち上げているので、床面のクラッド金属板、及び内周
壁の金属側壁板が気温により伸縮する場合の伸縮代を前
記折曲部で吸収できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明構造の水泳用プールの平面図。 【図2】同水泳用プールをローラスケート用リンクに用
いる場合の平面図。 【図3】図1のI−I線の断面拡大側面図。 【図4】平面フェンスの斜視図。 【図5】コーナーフェンスの斜視図。 【符号の説明】 1 プール本体 2 プールサイド 9 下地金属板 10 不銹鋼板 11 クラッド金属板 12 金属側壁板 20 ローラスケートリンク 21 平面フェンス 22 コーナーフェンス

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 床面、下地金属板の表面に鏡面加工し
    た不銹鋼板を貼り合わせたクラッド金属板により形成
    、内周壁は、前記クラッド金属板の上面に下端水平部
    を溶着し、同下端水平部から弯曲状の折曲部を介して立
    上げた立上部を内周壁面とした略L字状の金属側壁板に
    より形成して水泳用プールを構成し、該水泳用プール
    は、内周壁の平坦面に、弾性力を有する平面フェンス
    を、またコーナー部に水泳用プールのコーナー部よりも
    円曲率が大きい弾性力を有したコーナーフェンスをそれ
    ぞれ吊下配置することによりローラスケートリンクとし
    て使用可能に構成してなるプール用のローラスケートリ
    ンク構造。
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