JP3524041B2 - 串焼き装置 - Google Patents

串焼き装置

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JP3524041B2
JP3524041B2 JP2000215726A JP2000215726A JP3524041B2 JP 3524041 B2 JP3524041 B2 JP 3524041B2 JP 2000215726 A JP2000215726 A JP 2000215726A JP 2000215726 A JP2000215726 A JP 2000215726A JP 3524041 B2 JP3524041 B2 JP 3524041B2
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久雄 高波
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーベキューコンロに
装着して使用したり、たき火を使用しての串焼き装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】バーベキ
ューは、屋外での直火調理を意味するが、近年では、適
宜な脚を付設した箱形の本体を備えたコンロを使用して
行われている。ところで、前記器具を使用しない従前の
バーベキュー調理は、肉や魚を串刺しして、たき火の回
りに串を立てて行われていた。しかし串に金属棒を採用
すると、串の位置を変えたり、火の当たり具合を調整し
ようとする場合に、串が熱くなっていたり、火のそばで
の串の地面への差込操作が必要で、必ずしも快適な調理
手段であるとは言えない。
【0003】またバーベキューコンロを使用した場合で
も、前記従前の風習から肉や魚を串刺しして調理するこ
とが行われているが、これは単に食品を串刺しし、網上
で焙焼するか或いは、串をコンロの縁に指し渡して調理
しているものである。このため串焼き調理であっても食
品に編み目模様が付いたり、食品が焼き網に付着したり
するし、遠火近火の調整も、網体の上下位置調整で行わ
れることになる。更にコンロに串を刺し渡す場合には、
遠火近火の調整が煩雑であり、誤って串ごと火の中に落
とす虞がある。そこで本発明は、容易に串焼きを実施で
きる新規な串焼き装置を提案したものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明に係る串焼き装置は、串
体と、串体基部の装着部を設けると共に、串体を収納可
能な管形状とした基杆体とを備え、基杆体を他の器具に
装着したり、又は地面などに設置する固定部材若しくは
固定部を付設してなることを特徴とするものである。
【0005】而して基杆体を固定部材又は固定部で、地
面やバーベキューコンロ等の調理加熱源の近傍に位置さ
せると共に、串体に調理対象食品を串刺しして、串体の
基部を基杆体に装着すると、串刺し食品は調理加熱源
(コンロの火やたき火)の近傍に位置することになり、
何ら網を必要とすることなく直火加熱調理がなされ、ま
た収納時には、先端が鋭角で取り扱いに危険を伴う串体
を基杆体収納することで安全である。
【0006】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。図1乃至図6は本発明の第一実施形態を示したもの
で、この実施形態に示した串焼き装置は、串体1と、基
管(基杆体)2と、固定部材3とで構成される。
【0007】串体1は、複数本備えたもので、矩形断面
の棒状本体からなり、先端を鋭角に尖らし、適宜な長さ
の基部11を残した中間位置を折曲して鍔作用をなす突
部12を設けてなる。
【0008】基管(基杆体)2は、金属パイプで形成さ
れ、少なくとも前記串体1を収納できる長さ並びに径を
備えてなり、一定間隔でパイプを横断貫通する装着孔2
1,22を設けたものである。表側(串体差込側)の装
着孔21は、串体1の基部11を差し入れることができ
ると共に、突部12が突き抜けない形状とし、裏側装着
孔22は、串体基部11の断面形状に対応させて、基部
11が挿通された際に、串体1の捻れ方向回動を阻止で
きる形状としたものである。また基管2の端部には、キ
ャップ23を装着し、更に後述する固定機構用の固定孔
24を設けてなる。
【0009】固定部材3は、基管2の両端部近傍に取り
付けられる本体31と、前記本体31に付設した基管
(基杆体)2の固定機構及びバーベキューコンロAへの
装着機構とで構成される。本体31は、金属板をコの字
状に折曲して、対向する側面とも両側面を連結する端面
とを備える形状としたものである。
【0010】固定機構は、本体31の両側面を貫通する
基管2の挿通孔32と、前記挿通孔32に挿通した基管
2の周面位置に対面する端面箇所に設けた螺孔33と、
螺孔33に螺合される止め螺子体34と、基管2の両端
部近傍に設けた固定孔24とで構成される。尚固定孔2
4は、螺孔33と対面する位置に設けられるものである
が、基管2の捻れ回転方向に添って多段に設ける。そし
て装着孔21,22と固定孔24の位置関係並びに固定
孔24の多段の角度は、後述する串体1の装着角度と対
応して決定しておく。
【0011】装着機構は、前記本体31の他に、連結棒
37と挟圧ナット38を備えてなり、本体31は、前記
挿通孔32の穿設位置より下方に足部35を下設し、足
部35の端面に連結孔36を穿設する。連結棒37は、
基部は前記連結孔36に挿通できる螺軸371とし、先
端部には、コンロ本体Aに係止する係止部372を設け
てなり、挟圧ナット38は、前記螺軸371に螺合する
ものである。
【0012】而して前記串焼き装置は、コンロ本体Aに
基管2を予め固定しておくもので、基管2を挿通孔32
に挿通し、螺孔33に螺合した止め螺子体34を固定孔
24に差し込み、本体31と基管2とを一体にする。同
時に連結棒37の基部の螺軸371を連結孔36に挿通
し、連結棒37の先端の係止部372と本体31の足部
35とでコンロ本体Aを挟持するように螺軸371に螺
合した挟圧ナット38を緊締し、串体1以外をコンロ本
体Aに装着する。
【0013】調理対象の食品Bは、串体1に差し連らね
ておき、この串体の基部11を装着孔21,22を差し
貫いて装着する。装着孔21,22の貫通方向が基管2
1から斜め上方に向けられているように設けておくこと
で、基部11を装着孔21,22に装着すると、突部1
2が表側装着孔21部分で、串体1の自重による移動が
阻止され、基部11が裏側装着孔22に嵌合して捻れ方
向の回動が阻止されるので、串体1に差し連ねた食品B
は、コンロ本体Aの上方位置に安定良く配置される。
【0014】従って、食品Bを取り付けた串体1を、コ
ンロ本体Aの上方位置即ち直火の当たる位置に、簡単に
装着することができ、串焼きを実現できるものである。
而も装着孔21,22の傾斜角度即ち串体の取付角度
は、止め螺子体34を取り付ける固定孔24の選択で容
易に行うことができる。
【0015】特に前記実施形態においては、基杆体とし
て、基管2を採用したために、装置収納に際して、串体
1を基管2内に収納し、キャップ23を装着すること
で、先端が鋭角で取り扱いに危険を伴う串体1を安全に
収納できる利点がある。
【0016】勿論本発明は、串体の装着や差込による装
着手段が限定されず、例えば上下二分割したもので多数
の串体を挟持する構造や、串体の基部を鉤状受け部に係
止する構造など任意の装着構造を採用できる。
【0017】またバーベキューコンロへの固定部材も、
前記のようにコンロ本体を挟持する構造とせずに、直接
コンロ本体に螺子止めする構造を採用しても良いし、例
えば前記実施形態の本体をコンロ本体の一部とする等、
固定部材をコンロ本体に予め組み込んだ構造としても良
いし、独立部材の固定部材とせずに、基杆体に溶着など
の手段で一体に組み込んだ固定部としても良い。
【0018】図7及び図8は本発明の第二実施形態並び
に第三実施形態で、たき火に隣接して使用する場合の固
定部材を例示したものである。この実施形態の串体1
や、基管(基杆体)2や固定部材3の固定機構は、前記
第一実施形態と同様のものを示している。勿論第一実施
形態の例示構造に限定されないことはいうまでもない。
【0019】第二実施形態は、バーベキューコンロへの
装着機構に代えて脚4を採用したもので、脚4は、下端
部41が地面への刺突が可能な鋭角に尖らし、上端部に
は、本体31の足部35に嵌合できる形状とし、連結孔
36と対応する螺孔42を設けてなる。
【0020】而して脚4を本体31の足部35に挿通
し、連結ボルト43を連結孔36を通して螺孔42に螺
合することで、脚4を本体31に連結固定し、脚4の下
端部41を地面に刺突するこで、基管2をたき火に隣接
して横架でき、食品を串刺しした串体1を基管2に装着
することで串焼き調理が可能となるものである。
【0021】第三実施形態は、前記の地面刺突用の脚4
に代えて、地面に置くタイプの脚5を採用したものであ
る。即ち前記脚と同様の縦脚51と、縦脚51の下端か
ら横設した足部52とを備え、縦脚51に螺孔42と同
様の螺孔53を設けてなるものである。
【0022】而して縦脚51を本体31の足部35に連
結して連結ボルト54で固定すると、基管2は、脚5の
上方部分に横架されることになり、串焼き調理が可能と
なるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、串体と、串体基
部の装着部を設けた基杆体とを備え、基杆体を他の器具
に装着したり、又は地面などに設置する固定部材若しく
は固定部を付設してなる串焼き装置で、基杆体をコンロ
本体の側方に位置させたり、たき火の近傍に横架状態に
位置させて、食品を刺し連ねた串体を装着することで、
串焼きを容易に実施でき、また収納に際しては先端が鋭
角で取り扱いに危険を伴う串体を基杆体収納することが
でき安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の各部材の分解斜視図。
【図2】同基管の固定状態の説明図。
【図3】同串体の装着状態の説明図。
【図4】同全体の組み上がり説明図。
【図5】同使用状態の説明図。
【図6】同串体の収納状態の説明図。
【図7】同第二実施形態の全体説明図。
【図8】同第三実施形態の全体説明図。
【符号の説明】
1 串体 11 基部 12 突部 2 基管(基杆体) 21 表側装着孔 22 裏側装着孔 23 キャップ 24 固定孔 3 固定部材 31 本体 32 挿通孔 33 螺孔 34 止め螺子体 35 足部 36 連結孔 37 連結棒 371 螺軸 372 係止部 38 挟圧ナット 4,5 脚 41 下端部 42,53 螺孔 43,54 連結ボルト 51 縦脚 52 足部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−243033(JP,A) 特開 平9−37961(JP,A) 特開 平10−234585(JP,A) 特開 平11−99069(JP,A) 特開 平8−154843(JP,A) 実開 平4−129001(JP,U) 実開 平2−63750(JP,U) 登録実用新案348695(JP,Z2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/04 A23P 1/00 A47J 37/07

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 串体と、串体基部の装着部を設けると共
    に、串体を収納可能な管形状とした基杆体とを備え、基
    杆体を他の器具に装着したり、又は地面などに設置する
    固定部材若しくは固定部を付設してなることを特徴とす
    る串焼き装置。
  2. 【請求項2】 串体を装着した基杆体を、串体の指向傾
    斜角度を変更して装着したり又は固定可能とした固定部
    材又は固定部を設けた請求項1記載の串焼き装置。
  3. 【請求項3】 固定部材又は固定部が、基杆体をバーベ
    キューコンロの側縁部分に固定する構造とした請求項1
    または2記載の串焼き装置。
  4. 【請求項4】 固定部材を、基杆体を挿通する連結孔を
    備えた本体と、連結孔に挿通した基杆体を適宜回動位置
    で固定する基杆体固定機構と、バーベキューコンロ本体
    を挟圧して本体をコンロ本体に装着する装着機構とで構
    成した請求項3記載の串焼き装置。
  5. 【請求項5】 固定部材又は固定部が、基杆体を地面上
    に設置又は固定する構造とした請求項2又は3記載の串
    焼き装置。
  6. 【請求項6】 固定部材を、基杆体を挿通する連結孔を
    備えた本体と、連結孔に挿通した基杆体を適宜回動位置
    で固定する基杆体固定機構と、前記地面上に安定して設
    置可能とした足部を有する脚体、又は地面に刺突可能と
    した鋭角先端部を有する脚体とで構成した請求項5記載
    の串焼き装置。
  7. 【請求項7】 串体の基部を基杆体に設けた装着孔に差
    し込んでなる装着部を採用すると共に、串体基部を非円
    形断面とし、且つ基杆体の装着孔に差し込んだ際の鍔作
    用をなす突部を設け、装着孔を前記非円形断面に対応し
    て、差し込まれた串体の捻れ方向回動を阻止する形状に
    形成してなる請求項1乃至6記載のいずれかの串焼き装
    置。
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GB2424570B (en) * 2005-03-30 2008-02-13 Ronald Finnigan Skewer holder
WO2013179495A1 (ja) 2012-05-28 2013-12-05 株式会社ひびき 串焼き製造装置
KR200474700Y1 (ko) * 2012-12-07 2014-10-08 권성균 꼬치대 고정장치

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