JP3523398B2 - デジタルスチルビデオカメラ - Google Patents
デジタルスチルビデオカメラInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，画像を撮影してメ
モリカード等の記憶媒体に記録するデジタルスチルビデ
オカメラに関し，特に，ストロボの使用有無，自動ホワ
イトバランスの使用有無等の設定，或いは当該デジタル
スチルビデオカメラ自体の明るさ，色味等の設定と無関
係に，撮影したオリジナル画像に対して色情報及びまた
は輝度情報若しくは階調情報等に関する補正を行うこと
ができ，また，該補正情報をオリジナル画像に付加して
記憶してオリジナル画像の画像情報を損なうことなく種
々の補正処理画像を再生表示し得るデジタルスチルビデ
オカメラに関する。
モリカード等の記憶媒体に記録するデジタルスチルビデ
オカメラに関し，特に，ストロボの使用有無，自動ホワ
イトバランスの使用有無等の設定，或いは当該デジタル
スチルビデオカメラ自体の明るさ，色味等の設定と無関
係に，撮影したオリジナル画像に対して色情報及びまた
は輝度情報若しくは階調情報等に関する補正を行うこと
ができ，また，該補正情報をオリジナル画像に付加して
記憶してオリジナル画像の画像情報を損なうことなく種
々の補正処理画像を再生表示し得るデジタルスチルビデ
オカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に，自動ストロボ発光機能を有し
たデジタルスチルビデオカメラを用いて撮影を行う場
合，暗い場所では自動的にストロボが発光する。また，
被写体が窓枠の手前にあり，逆光となる場合にも自動的
にストロボが発光する。これによって，撮影時の光の具
合を気にすることなく，被写体を撮影することが可能で
ある。
たデジタルスチルビデオカメラを用いて撮影を行う場
合，暗い場所では自動的にストロボが発光する。また，
被写体が窓枠の手前にあり，逆光となる場合にも自動的
にストロボが発光する。これによって，撮影時の光の具
合を気にすることなく，被写体を撮影することが可能で
ある。
【０００３】また，その場で撮影・記録した画像を画像
表示装置に表示し，暗ければ強制に的にストロボを発行
させ，明るければ逆にストロボをオフとしたり，更に，
画像表示装置自体の明るさや色味等を調整して，希望の
画像を得ていた。
表示装置に表示し，暗ければ強制に的にストロボを発行
させ，明るければ逆にストロボをオフとしたり，更に，
画像表示装置自体の明るさや色味等を調整して，希望の
画像を得ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上記従
来のデジタルスチルビデオカメラにあっては，画像表示
装置の色調整をある設定値からずらすと，別のデジタル
スチルビデオカメラの画像表示装置との色バランスが変
わってしまったり，また，記録した画像に対して色補正
等の補正処理を施して該補正結果をそのまま記録するの
で，撮影したオリジナル画像の情報が欠損してしまうと
いう問題点があった。
来のデジタルスチルビデオカメラにあっては，画像表示
装置の色調整をある設定値からずらすと，別のデジタル
スチルビデオカメラの画像表示装置との色バランスが変
わってしまったり，また，記録した画像に対して色補正
等の補正処理を施して該補正結果をそのまま記録するの
で，撮影したオリジナル画像の情報が欠損してしまうと
いう問題点があった。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって，ストロボの使用有無，自動ホワイトバランス
の使用有無等の設定，或いは当該デジタルスチルビデオ
カメラ自体の明るさ，色味等の設定と無関係に，撮影し
たオリジナル画像に対して色情報及びまたは輝度情報若
しくは階調情報等に関する補正を行うことができ，ま
た，該補正情報をオリジナル画像に付加して記憶してオ
リジナル画像の画像情報を損なうことなく種々の補正処
理画像を再生表示し得るデジタルスチルビデオカメラを
提供することを目的とする。
であって，ストロボの使用有無，自動ホワイトバランス
の使用有無等の設定，或いは当該デジタルスチルビデオ
カメラ自体の明るさ，色味等の設定と無関係に，撮影し
たオリジナル画像に対して色情報及びまたは輝度情報若
しくは階調情報等に関する補正を行うことができ，ま
た，該補正情報をオリジナル画像に付加して記憶してオ
リジナル画像の画像情報を損なうことなく種々の補正処
理画像を再生表示し得るデジタルスチルビデオカメラを
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに，請求項１に係るデジタルスチルビデオカメラは，
撮影した画像の画像データを記憶する記憶手段と，前記
撮影した画像の前記画像データまたは前記記憶手段に記
憶された画像データを表示する撮影画像表示手段と，前
記記憶手段に記憶されている前記画像データに対して，
調整値を異ならせた複数の補正を行う補正手段と，前記
補正手段による複数の補正により得られた，複数の補正
処理画像データを表示する補正処理画像表示手段と，前
記複数の前記補正処理画像データから１つを選択する選
択手段と前記選択手段により選択された画像に施されて
いる補正情報を，前記画像データに付加して前記記憶手
段に記憶する手段とを有するものである。
めに，請求項１に係るデジタルスチルビデオカメラは，
撮影した画像の画像データを記憶する記憶手段と，前記
撮影した画像の前記画像データまたは前記記憶手段に記
憶された画像データを表示する撮影画像表示手段と，前
記記憶手段に記憶されている前記画像データに対して，
調整値を異ならせた複数の補正を行う補正手段と，前記
補正手段による複数の補正により得られた，複数の補正
処理画像データを表示する補正処理画像表示手段と，前
記複数の前記補正処理画像データから１つを選択する選
択手段と前記選択手段により選択された画像に施されて
いる補正情報を，前記画像データに付加して前記記憶手
段に記憶する手段とを有するものである。
【０００７】また，請求項２に係るデジタルスチルビデ
オカメラは，請求項１に記載のデジタルスチルビデオカ
メラであって，前記補正手段は，色情報，輝度情報およ
び階調情報からなる群より選ばれる少なくとも１つに関
する補正である。
オカメラは，請求項１に記載のデジタルスチルビデオカ
メラであって，前記補正手段は，色情報，輝度情報およ
び階調情報からなる群より選ばれる少なくとも１つに関
する補正である。
【０００８】また，請求項３にかかる
デジタルスチルビ
デオカメラは，請求項１または２に記載のデジタルスチ
ルビデオカメラであって，前記補正手段は，前記選択手
段により選択された補正処理画像データに対して，さら
に前記調整値を異ならせた複数の補正を行うものであ
る。
デオカメラは，請求項１または２に記載のデジタルスチ
ルビデオカメラであって，前記補正手段は，前記選択手
段により選択された補正処理画像データに対して，さら
に前記調整値を異ならせた複数の補正を行うものであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下，本発明のデジタルスチルビ
デオカメラの一実施例について，図面を参照して詳細に
説明する。
デオカメラの一実施例について，図面を参照して詳細に
説明する。
【００１０】図１は，本実施例のデジタルスチルビデオ
カメラのブロック構成図を示し，大別して，カメラ本体
１０１と，撮像した画像を表示する画像表示手段として
の液晶モニター１０２と，撮像した画像を記録するメモ
リカード１０３とから構成される。
カメラのブロック構成図を示し，大別して，カメラ本体
１０１と，撮像した画像を表示する画像表示手段として
の液晶モニター１０２と，撮像した画像を記録するメモ
リカード１０３とから構成される。
【００１１】カメラ本体１０１は，レンズ・オートフォ
ーカス（ＡＦ）・絞り・フィルター・メカ機構等からな
るレンズユニット１０４と，レンズユニット１０４を介
して入力した映像を電気信号（アナログ画像データ）に
変換するＣＣＤ（電荷結合素子）１０５と，ＣＣＤ１０
５から入力したアナログ画像データをデジタル画像デー
タに変換するＡ／Ｄ変換器１０６と，Ａ／Ｄ変換器１０
６から入力したデジタル画像データを色差と輝度に分け
て各種処理，補正および画像圧縮／伸長のためのデータ
処理を施すＩＰＰ（Image Pre-Processor ）１０７と，
ＪＰＥＧ準拠の画像圧縮／伸長の一過程である直交変換
を行うＤＣＴ（Discrete Cosine Transform ）１０８
と，ＪＰＥＧ準拠の画像圧縮／伸長の一過程であるハフ
マン符号化・複合化を行うコーダー（Huffman Encoder/
Decoder ）１０９と，圧縮処理された画像とマイク１１
１から取り込まれ，デジタル化された音声を一旦蓄え，
同時処理してメモリカード１０３への記録・読み出しを
行うＭＣＣ（Memory Card Controller）１１０と，マイ
ク１１１によって入力した音声をデジタル変換すると共
に，圧縮／伸長処理を施すＡＤＰＣＭ（Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation ）１１２と，上記各部
を制御するＣＰＵ１１３と，ＲＯＭおよびＲＡＭからな
るシステム用のワークメモリであるＭＥＭ１１４と，リ
モコン受信機能を有したリモコン機能部１１５と，後述
する各種ボタン・スイッチ群のキー入力を行うと共に，
表示パネルの表示制御を行う操作表示部１１６と，上記
各部に電力を供給するバッテリー１１７とを備えてい
る。尚，１１８は光学ローパスフィルターを示す。
ーカス（ＡＦ）・絞り・フィルター・メカ機構等からな
るレンズユニット１０４と，レンズユニット１０４を介
して入力した映像を電気信号（アナログ画像データ）に
変換するＣＣＤ（電荷結合素子）１０５と，ＣＣＤ１０
５から入力したアナログ画像データをデジタル画像デー
タに変換するＡ／Ｄ変換器１０６と，Ａ／Ｄ変換器１０
６から入力したデジタル画像データを色差と輝度に分け
て各種処理，補正および画像圧縮／伸長のためのデータ
処理を施すＩＰＰ（Image Pre-Processor ）１０７と，
ＪＰＥＧ準拠の画像圧縮／伸長の一過程である直交変換
を行うＤＣＴ（Discrete Cosine Transform ）１０８
と，ＪＰＥＧ準拠の画像圧縮／伸長の一過程であるハフ
マン符号化・複合化を行うコーダー（Huffman Encoder/
Decoder ）１０９と，圧縮処理された画像とマイク１１
１から取り込まれ，デジタル化された音声を一旦蓄え，
同時処理してメモリカード１０３への記録・読み出しを
行うＭＣＣ（Memory Card Controller）１１０と，マイ
ク１１１によって入力した音声をデジタル変換すると共
に，圧縮／伸長処理を施すＡＤＰＣＭ（Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation ）１１２と，上記各部
を制御するＣＰＵ１１３と，ＲＯＭおよびＲＡＭからな
るシステム用のワークメモリであるＭＥＭ１１４と，リ
モコン受信機能を有したリモコン機能部１１５と，後述
する各種ボタン・スイッチ群のキー入力を行うと共に，
表示パネルの表示制御を行う操作表示部１１６と，上記
各部に電力を供給するバッテリー１１７とを備えてい
る。尚，１１８は光学ローパスフィルターを示す。
【００１２】また，液晶モニター１０２は，少なくとも
液晶パネル（ＬＣＤ）１１９とスピーカー１２０とを備
えている。尚，１２１は液晶モニター１０２用のバッテ
リーを示す。
液晶パネル（ＬＣＤ）１１９とスピーカー１２０とを備
えている。尚，１２１は液晶モニター１０２用のバッテ
リーを示す。
【００１３】図１に示した構成において，メモリカード
１０３が本発明の記憶手段の役割を果たし，液晶モニタ
ー１０２が画像表示手段の役割を果たす。また，画像入
力手段はレンズユニット１０４，光学ローパスフィルタ
１１８，ＣＣＤ１０５及びＡ／Ｄ変換器１０６で実現さ
れており，データ処理手段はＩＰＰ１０７，ＤＣＴ１０
９及びコーダー１０９で実現されている。更に，補正手
段はＣＰＵ１１３とＭＥＭ１１４中のＲＯＭ内に記憶さ
れている制御プログラム（図２のフローチャート）とに
よって実現され，選択手段は操作表示部１１６によって
実現されている。
１０３が本発明の記憶手段の役割を果たし，液晶モニタ
ー１０２が画像表示手段の役割を果たす。また，画像入
力手段はレンズユニット１０４，光学ローパスフィルタ
１１８，ＣＣＤ１０５及びＡ／Ｄ変換器１０６で実現さ
れており，データ処理手段はＩＰＰ１０７，ＤＣＴ１０
９及びコーダー１０９で実現されている。更に，補正手
段はＣＰＵ１１３とＭＥＭ１１４中のＲＯＭ内に記憶さ
れている制御プログラム（図２のフローチャート）とに
よって実現され，選択手段は操作表示部１１６によって
実現されている。
【００１４】以上の構成に基づいて，本実施例のデジタ
ルスチルビデオカメラにおける色補正パラメータの決定
処理の動作を図２に示すフローチャートを参照して説明
する。
ルスチルビデオカメラにおける色補正パラメータの決定
処理の動作を図２に示すフローチャートを参照して説明
する。
【００１５】先ず，ユーザが所望の被写体に向けてカメ
ラ本体１０１を構えて，レリーズボタン（シャッター）
を押下すると，ＣＰＵ１１３はそれを認識して撮影動作
を開始する（ステップＳ２０１）。レンズユニット１０
４を通過した被写体像は，ＣＣＤ１０５で電気信号に変
換された後にＡ／Ｄ変換器１０６によってデジタル画像
データに変換され，ＩＰＰ１０７により輝度信号Ｙ並び
に色差信号（Ｒ−Ｙ）及び（Ｂ−Ｙ）に変換された後，
液晶モニター１０２に表示される。またＤＣＴ１０８及
びコーダー１０９で，該画像データを所定の圧縮方式で
圧縮した後，ＭＣＣ１１０を介してメモリカード１０３
に送られて記録される（ステップＳ２０２）。
ラ本体１０１を構えて，レリーズボタン（シャッター）
を押下すると，ＣＰＵ１１３はそれを認識して撮影動作
を開始する（ステップＳ２０１）。レンズユニット１０
４を通過した被写体像は，ＣＣＤ１０５で電気信号に変
換された後にＡ／Ｄ変換器１０６によってデジタル画像
データに変換され，ＩＰＰ１０７により輝度信号Ｙ並び
に色差信号（Ｒ−Ｙ）及び（Ｂ−Ｙ）に変換された後，
液晶モニター１０２に表示される。またＤＣＴ１０８及
びコーダー１０９で，該画像データを所定の圧縮方式で
圧縮した後，ＭＣＣ１１０を介してメモリカード１０３
に送られて記録される（ステップＳ２０２）。
【００１６】ステップＳ２０３では，撮影した画像をメ
モリカード１０３から読み出して，図３に示すように，
液晶モニター１０２の液晶パネル１１９へ表示させる
（ステップＳ２０３）。ここで，撮影した画像の表示
は，液晶パネル１１９へ一枚ずつ所定のインターバルで
表示する方法や，または手動で捲って表示する方法を適
用することができる。本実施例では，液晶パネル１１９
の一画面に，オリジナル画像３０１，補正処理画像をｘ
枚（ここでは，２枚：３０３及び３０４），及び選択さ
れた補正処理画像３０２（の計４枚）を同時に表示した
例を示す。つまり，オリジナル画像３０１は，メモリカ
ード１０３に記録された画像データを１／Ｎ（ここで
は，１／４）解像度に変換して表示されている。
モリカード１０３から読み出して，図３に示すように，
液晶モニター１０２の液晶パネル１１９へ表示させる
（ステップＳ２０３）。ここで，撮影した画像の表示
は，液晶パネル１１９へ一枚ずつ所定のインターバルで
表示する方法や，または手動で捲って表示する方法を適
用することができる。本実施例では，液晶パネル１１９
の一画面に，オリジナル画像３０１，補正処理画像をｘ
枚（ここでは，２枚：３０３及び３０４），及び選択さ
れた補正処理画像３０２（の計４枚）を同時に表示した
例を示す。つまり，オリジナル画像３０１は，メモリカ
ード１０３に記録された画像データを１／Ｎ（ここで
は，１／４）解像度に変換して表示されている。
【００１７】ステップＳ２０４において，オリジナル画
像３０１について色情報及びまたは輝度情報若しくは階
調情報に関する補正を行う場合には，ステップＳ２０５
に進む。
像３０１について色情報及びまたは輝度情報若しくは階
調情報に関する補正を行う場合には，ステップＳ２０５
に進む。
【００１８】ステップＳ２０５では，希望する補正項目
を選択する。例えば，明るさ，コントラスト，或いは，
色味などが項目として考えられる。ここでは，明るさを
変えて補正を行う場合が選択されたものとする。
を選択する。例えば，明るさ，コントラスト，或いは，
色味などが項目として考えられる。ここでは，明るさを
変えて補正を行う場合が選択されたものとする。
【００１９】次にステップＳ２０６では項目別に画像を
展開し，ステップＳ２０７で展開画像を表示する。つま
り，オリジナル画像３０１に対して，予め設定されてい
る明るさ調整値ΔＹを施した処理画像を領域３０３及び
３０４に表示する。
展開し，ステップＳ２０７で展開画像を表示する。つま
り，オリジナル画像３０１に対して，予め設定されてい
る明るさ調整値ΔＹを施した処理画像を領域３０３及び
３０４に表示する。
【００２０】図３に示す例では，領域３０３にはオリジ
ナル画像３０１に対して＋ΔＹ（明るい方向へ）処理し
たものを，領域３０４には−ΔＹ（暗い方向へ）処理し
たものをそれぞれ表示している。ここで，ユーザは表示
された補正処理画像３０３及び３０４の内の補正処理画
像３０３を選択（ステップＳ２０８）したとすると，該
選択された補正処理画像が領域３０２に表示される。
ナル画像３０１に対して＋ΔＹ（明るい方向へ）処理し
たものを，領域３０４には−ΔＹ（暗い方向へ）処理し
たものをそれぞれ表示している。ここで，ユーザは表示
された補正処理画像３０３及び３０４の内の補正処理画
像３０３を選択（ステップＳ２０８）したとすると，該
選択された補正処理画像が領域３０２に表示される。
【００２１】ここで，オリジナル画像３０１と選択され
た補正処理画像３０２とを対比して，更に補正処理を続
行したい場合には，前の補正処理における刻みΔＹを１
／２にするなどして行う。即ち，ステップＳ２０９の判
断において"Ｎｏ"に分岐して，ステップＳ２０５に戻り
再び「明るさ」調整が選択された場合には，ΔＹ＝ΔＹ
／２とおいて，上記と同様の明るい方向及び暗い方向へ
の処理を行って領域３０３及び３０４に表示して（ステ
ップＳ２０７），選択を行う（ステップＳ２０８）。
た補正処理画像３０２とを対比して，更に補正処理を続
行したい場合には，前の補正処理における刻みΔＹを１
／２にするなどして行う。即ち，ステップＳ２０９の判
断において"Ｎｏ"に分岐して，ステップＳ２０５に戻り
再び「明るさ」調整が選択された場合には，ΔＹ＝ΔＹ
／２とおいて，上記と同様の明るい方向及び暗い方向へ
の処理を行って領域３０３及び３０４に表示して（ステ
ップＳ２０７），選択を行う（ステップＳ２０８）。
【００２２】次に，上記補正処理が完了したら（ステッ
プＳ２０９で終了と判断されたら）ステップＳ２１０に
進み，オリジナル画像としてメモリカード１０３に記録
されている画像データ自体については変更せず，補正パ
ラメータを項目別に補正し，上記ステップＳ２０８で選
択された補正処理画像３０２に用いられている各補正パ
ラメータの情報をオリジナル画像データに付加して，メ
モリカード１０３に記録する。この場合のメモリカード
１０３におけるメモリマップを図４に示す。
プＳ２０９で終了と判断されたら）ステップＳ２１０に
進み，オリジナル画像としてメモリカード１０３に記録
されている画像データ自体については変更せず，補正パ
ラメータを項目別に補正し，上記ステップＳ２０８で選
択された補正処理画像３０２に用いられている各補正パ
ラメータの情報をオリジナル画像データに付加して，メ
モリカード１０３に記録する。この場合のメモリカード
１０３におけるメモリマップを図４に示す。
【００２３】以上のように，本実施例のデジタルスチル
ビデオカメラでは，画像表示装置（液晶モニター１０
２）がある基準で設定されていても，デジタルスチルビ
デオカメラの別によることなく，オリジナル画像に対し
て同じ補正が施された画像を再現することができる。し
かも，その補正処理画像の再生において，オリジナル画
像の画像データを損なうことはない。
ビデオカメラでは，画像表示装置（液晶モニター１０
２）がある基準で設定されていても，デジタルスチルビ
デオカメラの別によることなく，オリジナル画像に対し
て同じ補正が施された画像を再現することができる。し
かも，その補正処理画像の再生において，オリジナル画
像の画像データを損なうことはない。
【００２４】また，外部コンピュータでオリジナル画像
と色補正パラメータから，ユーザが希望する最適なパラ
メータ値を補正設定でき，該補正パラメータをオリジナ
ル画像データに付加してメモリカード１０３に記録する
ことで，より画質の優れた画像を再生することができ
る。
と色補正パラメータから，ユーザが希望する最適なパラ
メータ値を補正設定でき，該補正パラメータをオリジナ
ル画像データに付加してメモリカード１０３に記録する
ことで，より画質の優れた画像を再生することができ
る。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明のデジタル
スチルビデオカメラ（請求項１）によれば，補正手段に
より，記憶手段に記憶されている画像データに対して補
正を行って，表示手段に該補正処理画像を表示し，選択
手段により，前記表示手段上の画像または前記補正処理
画像の１つを選択し，該選択された画像に施されている
補正情報を，前記画像データに付加して前記記憶手段に
記憶することとしたので，撮影したオリジナル画像に対
して色情報及びまたは輝度情報若しくは階調情報等に関
する補正を行うことができ，また，該補正情報をオリジ
ナル画像に付加して記憶してオリジナル画像の画像情報
を損なうことなく種々の補正処理画像を再生表示し得る
デジタルスチルビデオカメラを提供することができる。
スチルビデオカメラ（請求項１）によれば，補正手段に
より，記憶手段に記憶されている画像データに対して補
正を行って，表示手段に該補正処理画像を表示し，選択
手段により，前記表示手段上の画像または前記補正処理
画像の１つを選択し，該選択された画像に施されている
補正情報を，前記画像データに付加して前記記憶手段に
記憶することとしたので，撮影したオリジナル画像に対
して色情報及びまたは輝度情報若しくは階調情報等に関
する補正を行うことができ，また，該補正情報をオリジ
ナル画像に付加して記憶してオリジナル画像の画像情報
を損なうことなく種々の補正処理画像を再生表示し得る
デジタルスチルビデオカメラを提供することができる。
【００２６】また，本発明のデジタルスチルビデオカメ
ラ（請求項２）によれば，表示手段に，データ処理手段
により処理された処理後の画像データ，或いは，記憶手
段に記憶された画像データをそれぞれ表示または再生表
示しているときに，該表示手段に表示されている画像デ
ータに対し，補正手段により，色情報，輝度情報，およ
び階調情報からなる群より選ばれる少なくとも１つに関
する補正を行い，前記表示手段上の画像データ表示領域
とは別領域に該補正処理画像を表示させ，選択手段によ
り，前記表示手段上の画像データまたは前記補正処理画
像の１つを選択し，該選択画像に施されている補正情報
を，前記画像データに付加して前記記憶手段に記憶する
こととしたので，撮影したオリジナル画像に対して色情
報，輝度情報，および階調情報からなる群より選ばれる
少なくとも１つに関する補正を行うことができ，また，
該補正情報をオリジナル画像に付加して記憶してオリジ
ナル画像の画像情報を損なうことなく種々の補正処理画
像を再生表示し得るデジタルスチルビデオカメラを提供
することができる。
ラ（請求項２）によれば，表示手段に，データ処理手段
により処理された処理後の画像データ，或いは，記憶手
段に記憶された画像データをそれぞれ表示または再生表
示しているときに，該表示手段に表示されている画像デ
ータに対し，補正手段により，色情報，輝度情報，およ
び階調情報からなる群より選ばれる少なくとも１つに関
する補正を行い，前記表示手段上の画像データ表示領域
とは別領域に該補正処理画像を表示させ，選択手段によ
り，前記表示手段上の画像データまたは前記補正処理画
像の１つを選択し，該選択画像に施されている補正情報
を，前記画像データに付加して前記記憶手段に記憶する
こととしたので，撮影したオリジナル画像に対して色情
報，輝度情報，および階調情報からなる群より選ばれる
少なくとも１つに関する補正を行うことができ，また，
該補正情報をオリジナル画像に付加して記憶してオリジ
ナル画像の画像情報を損なうことなく種々の補正処理画
像を再生表示し得るデジタルスチルビデオカメラを提供
することができる。
【００２７】また，本発明のデジタルスチルビデオカメ
ラ（請求項３）によれば，補正手段は，選択手段により
選択された補正処理画像に対して，さらに補正を行うこ
とができるので，種々 の補正処理画像を再生表示し得る
デジタルスチルビデオカメラを提供することができる。
ラ（請求項３）によれば，補正手段は，選択手段により
選択された補正処理画像に対して，さらに補正を行うこ
とができるので，種々 の補正処理画像を再生表示し得る
デジタルスチルビデオカメラを提供することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るデジタルスチルビデオ
カメラのブロック構成図である。
カメラのブロック構成図である。
【図２】実施例のデジタルスチルビデオカメラにおける
色補正パラメータの決定処理の動作を説明するフローチ
ャートである。
色補正パラメータの決定処理の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図３】表示パネルの表示画面を示す説明図である。
【図４】補正パラメータ情報を画像データに付加して記
録する場合のメモリカードにおけるメモリマップを説明
する図である。
録する場合のメモリカードにおけるメモリマップを説明
する図である。
１０１ カメラ本体
１０２ 液晶モニター
１０３ メモリカード
１０４ レンズユニット
１０５ ＣＣＤ（電荷結合素子）
１０６ Ａ／Ｄ変換器
１０７ ＩＰＰ（Image Pre-Processor ）
１０８ ＤＣＴ（Discrete Cosine Transform ）
１０９ コーダー（Huffman Encoder/Decoder ）
１１０ ＭＣＣ（Memory Card Controller）
１１１ マイク
１１２ ＡＤＰＣＭ（Adaptive Differential Pulse
Code Modulation ） １１３ ＣＰＵ １１４ ＭＥＭ １１５ リモコン機能部 １１６ 操作表示部 １１７ バッテリー
Code Modulation ） １１３ ＣＰＵ １１４ ＭＥＭ １１５ リモコン機能部 １１６ 操作表示部 １１７ バッテリー
Claims (3)
- 【請求項１】 撮影した画像の画像データを記憶する記
憶手段と， 前記撮影した画像の前記画像データまたは前記記憶手段
に記憶された画像データを表示する撮影画像表示手段
と， 前記記憶手段に記憶されている前記画像データに対し
て，調整値を異ならせた複数の補正を行う補正手段と， 前記補正手段による複数の補正により得られた，複数の
補正処理画像データを表示する補正処理画像表示手段
と， 前記複数の前記補正処理画像データから １つを選択する
選択手段と前記選択手段により選択された画像に施され
ている補正情報を，前記画像データに付加して前記記憶
手段に記憶する手段とを有することを特徴とするデジタ
ルスチルビデオカメラ。 - 【請求項２】 前記補正手段は，色情報，輝度情報およ
び階調情報からなる群より選ばれる少なくとも１つに関
する補正であることを特徴とする請求項１に記載のデジ
タルスチルビデオカメラ。 - 【請求項３】 前記補正手段は，前記選択手段により選
択された補正処理画像データに対して，さらに前記調整
値を異ならせた複数の補正を行うことを特徴とする請求
項１または２に記載のデジタルスチルビデオカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31337495A JP3523398B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | デジタルスチルビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31337495A JP3523398B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | デジタルスチルビデオカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154058A JPH09154058A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3523398B2 true JP3523398B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=18040504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31337495A Expired - Fee Related JP3523398B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | デジタルスチルビデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3523398B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6351377B2 (ja) * | 2014-05-27 | 2018-07-04 | 三菱電機株式会社 | 画像処理システム、撮像装置及び記録装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31337495A patent/JP3523398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09154058A (ja) | 1997-06-10 |
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