JP3523318B2 - ローラーラック装置 - Google Patents

ローラーラック装置

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JP3523318B2
JP3523318B2 JP03798694A JP3798694A JP3523318B2 JP 3523318 B2 JP3523318 B2 JP 3523318B2 JP 03798694 A JP03798694 A JP 03798694A JP 3798694 A JP3798694 A JP 3798694A JP 3523318 B2 JP3523318 B2 JP 3523318B2
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功 根本
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根本企画工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、回転部材によりバックラッシの
ない直線送りを実現するローラーラック装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】回転部材により直線送りを
得る装置としては、従来、送りねじ機構、ボールスクリ
ュー装置、ボール直進移動ラック装置等が知られてい
る。しかし、これらの従来装置は、バックラッシを完全
に除去することが困難であったり、バックラッシの除去
は可能であっても、構造が複雑で非常に高価という問題
があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、より簡単な構造でバックラッ
シを除去できる安価なローラーラック装置を得ることを
目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、周面に一定ピッチの断面台形
状の螺旋溝を有する原動スクリューを設け、この原動ス
クリューの回転軸と平行な方向に直進移動可能に直進移
動ラックを支持し、この直進移動ラックに、回転軸方向
に整列させて複数のプッシャユニットを設けたものであ
り、各プッシャユニットは、直進移動ラックに穿設され
た、原動スクリューの回転軸と直交する方向のスライド
孔;このスライダ孔に挿入され原動スクリューの回転軸
と直交する方向に直進移動可能なスライダ;このスライ
ダの先端回転軸と平行な軸を中心に回動自在に支持
れており、螺旋溝と隙間なく係合自在な断面台形状の先
端形状を備えたテーパローラ;及び、スライド孔の底部
に挿入され、スライダを原動スクリュー側に押圧付勢し
てテーパローラの断面台形状の先端を原動スクリューの
螺旋溝に係合させる付勢手段;を備えたことを特徴とし
ている。プッシャユニットは、直進移動ラックに複数列
を支持することができ、複数列にすることにより、高荷
重においてもより確実にバックラッシの除去ができる。
【0005】
【発明の実施例】以下、図示実施例について本発明を説
明する。基台11には、軸受12を介して原動スクリュ
ー13の両端支持軸14が回動自在に支持されている。
軸受12は、原動スクリュー13の軸方向移動を厳しく
制限する。一方の支持軸14には、ギヤ15が固定さ
れ、このギヤ15がサーボモータ16の出力ギヤ17と
噛み合っている。
【0006】原動スクリュー13は、一定径の筒状をし
ていて、その周面に、一定ピッチPの断面台形の螺旋溝
18を有している。
【0007】基台11上には、直進移動ラック20が支
持されている。直進移動ラック20は、原動スクリュー
13の両側において該スクリューと平行に延びる一対の
脚部21を備えており、この一対の脚部21の下端部
と、基台11の間には、直進ガイド機構22が備えられ
ている。直進ガイド機構22は、直進移動ラック20を
回転軸13aと平行な方向に直進往復動自在にガイドす
る。
【0008】直進移動ラック20には、一対の脚部21
の間に位置させて、多数のプッシャユニット25が一列
状に支持されている。プッシャユニット25の列は、回
転軸13aと平行な方向に向いており、その配列ピッチ
は、図示例では、螺旋溝18のピッチPの2倍に設定さ
れている。
【0009】各プッシャユニット25は、同一の構成を
有する。直進移動ラック20には、回転軸13aと直交
する方向のスライド孔26が穿設されており、このスラ
イド孔26内に、厳しい寸法精度でスライダ27が摺動
自在に挿入されている。このスライダ27の先端部に
は、回転軸13aと平行な軸28及び軸受29を介し
て、テーパローラ30が回動自在に支持されている。テ
ーパローラ30は、原動スクリュー13の螺旋溝18に
隙間なく嵌入する先端形状、つまり断面台形状の先端形
状を備えている。スライド孔26の底部には、スライダ
27を原動スクリュー13方向に付勢する皿ばね31が
挿入されている。32は、この皿ばね31の付勢力に抗
してスライダ27を抜け止める抜け止め板で、直進移動
ラック20に固定されている。各プッシャユニット25
のスライダ27は、テーパローラ30が螺旋溝18と噛
み合う前の状態では、抜け止め板32によって抜け止め
られており、テーパローラ30が螺旋溝18と噛み合う
と、スライダ27が内方に押圧されて、皿ばね31がさ
らに圧縮される状態となる。つまり、テーパローラ30
は、スライダ27側に付勢された状態で螺旋溝18に隙
間なく係合する。
【0010】図1の実施例では、プッシャユニット25
が一列のみ設けられており、図2の実施例では、プッシ
ャユニット25が2列設けられている。
【0011】上記構成の本装置は、サーボモータ16を
正逆に駆動すると、出力ギヤ17、ギヤ15を介して原
動スクリュー13が正逆に回転駆動される。原動スクリ
ュー13が回転すると、その周面の螺旋溝18とプッシ
ャユニット25を介して直進移動ラック20が回転軸1
3aと平行な方向に直進移動する。すなわち、螺旋溝1
8には、そのピッチPの2倍のピッチで回転軸13aの
方向に整列している列状のプッシャユニット25のテー
パローラ30が隙間なく係合しているため、直進ガイド
機構22によって回転軸13aと平行な方向に案内され
ている直進移動ラック20が同方向に直進移動する。テ
ーパローラ30は、螺旋溝18と隙間なく係合する形状
を備えており、このテーパローラ30は、皿ばね31に
よって原動スクリュー13方向に押圧付勢されている。
このため、テーパの両サイドが同圧で接触することにな
り、遊びを生じることがない。これにより、サーボモー
タ16の回転方向を反転させたときにも、バックラッシ
が生じない。よって、原動スクリュー13(サーボモー
タ16)の回転角と、直進移動ラック20の直進移動位
置とを正確に対応させることができ、超精密な直線送り
機構を実現できる。
【0012】図2の実施例は、2列のプッシャユニット
25を原動スクリュー13の螺旋溝18に噛み合わせて
いるため、高荷重において、バックラッシの除去をより
確実に保証することができる。図2の実施例の場合、2
列のプッシャユニット25の配列ピッチを、螺旋溝18
のピッチ分ずらせることが好ましい。また、プッシャユ
ニット25の配列ピッチは、螺旋溝18のピッチと同一
とすることもでき、より一般的には、螺旋溝18のピッ
チの整数倍とすることが好ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、直進移動ラックに列状
に支持した各プッシャユニットのスライダ孔に付勢手段
とスライダを挿入し、この付勢手段によって、スライダ
に支持したテーパーローラの断面台形状の先端を原動ス
クリューの断面台形状の螺旋溝に隙間なく係合させると
いう簡単な構成により、原動スクリューの回転運動を直
進移動ラックの直進運動に変換するバックラッシのない
ローラーラック装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるローラーラック装置の第一の実施
例を示す正面図である。
【図2】同第二の実施例を示す正面図である。
【図3】図1及び図2のIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
11 基台 12 軸受 13 原動スクリュー 13a 回転軸 16 サーボモータ 18 螺旋溝 20 直進移動ラック 22 直進ガイド機構 25 プッシャユニット 26 スライド孔 27 スライダ 28 軸 29 軸受 30 テーパローラ 31 皿ばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 19/04 F16H 25/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に一定ピッチの断面台形状の螺旋溝
    を有し回転駆動される原動スクリュー; この原動スクリューの回転軸と平行な方向に直進移動可
    能に支持された直進移動ラック;及び、 この直進移動ラックに、上記回転軸方向に整列させて設
    けた複数のプッシャユニット;を備え、 各プッシャユニットは、上記直進移動ラックに穿設された、上記回転軸と直交す
    る方向のスライド孔; このスライド孔内に挿入され 上記回転軸と直交する方向
    に直進移動可能なスライダ; このスライダの先端上記回転軸と平行な軸を中心に回
    動自在に支持されており、上記螺旋溝に隙間なく係合自
    在な断面台形状の先端形状を備えたテーパローラ;及
    び、上記スライド孔の底部に挿入され、上記スライダ を上記
    原動スクリュー側に押圧付勢して上記テーパローラの断
    面台形状の先端を原動スクリューの螺旋溝に係合させる
    付勢手段;を備えたことを特徴とするローラーラック装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローララック装置におい
    て、プッシャユニットは、複数列が直進移動ラックに支
    持されているローララック装置
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