JP3522890B2 - 自閉水栓 - Google Patents

自閉水栓

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JP3522890B2 JP11354495A JP11354495A JP3522890B2 JP 3522890 B2 JP3522890 B2 JP 3522890B2 JP 11354495 A JP11354495 A JP 11354495A JP 11354495 A JP11354495 A JP 11354495A JP 3522890 B2 JP3522890 B2 JP 3522890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自閉水栓に関し、詳し
くは操作性を良好とするための技術手段に関する。
【0002】
【従来の技術】操作部を押込操作すると吐水を開始し、
一定時間後に自動的に吐水停止する自閉水栓が広く用い
られている。この自閉水栓における自閉機構として、従
来次のような機構が採用されている。図4はその要部を
示している。
【0003】図において100は水栓の本体内部に配設
された筒状のケーシングで、長手方向に所定距離隔てた
位置に筒壁を内外に貫通する流入口及び流出口(図示せ
ず)が設けてあり、そして流入口と流出口との間の位置
において、ケーシング内面側に突出する状態で弁座部
(図示せず)が設けてある。
【0004】102はケーシング100の内面に水密且
つ摺動可能に嵌合されたピストン式の弁体であって、外
周部にシール用のUパッキン104を、また前端部(図
中右端部)に弾性材からなる弁シート106を備えてい
る。
【0005】而してこの自閉水栓においては、かかる弁
体102が弁座部から離間することで流入口から流出口
に至る水路が開かれて吐水口より吐水され、また弁シー
ト106の弁座部への当接によって水路が遮断され、吐
水が停止される。
【0006】ここで弁体102は作用ロッド108に固
定してあり、作用ロッド108が図中左方向に押込操作
されることで弁体102が図中左方向に、つまり弁座部
から離間する方向に移動させられ、そして操作力を除く
と、作用ロッド108を右向きに付勢するスプリング
(図示せず)によって弁体102が右方向、つまり弁座
部に当接する方向に移動させられる。
【0007】弁体102にはクリーニングピン110が
連結してあり、かかるクリーニングピン110が弁体1
02と一体に移動するようにされている。このクリーニ
ングピン110は、ケーシング100の底部112に形
成された貫通細孔から成る連通路114を挿通してお
り、この連通路114と、厳密には連通路114とクリ
ーニングピン110との間の狭い隙間を通じて、ケーシ
ング100外からケーシング100内の水室116に向
けて水が流入するようになっている。
【0008】而して弁体102は、この連通路114を
通じてケーシング100外から水室116への水の流入
を伴いつつ、前記スプリングの付勢力で図中右方向へと
戻される。その際、連通路114全体の流通抵抗に基づ
いて弁体102の戻り方向の運動が抑制され、従って弁
体102は、弁座部から離間した後一定時間かけてゆっ
くりと弁座部の側に戻される。そして弁体102が弁座
部に戻るまでの時間だけ吐水口からの吐水が一定時間継
続して行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この自閉水栓の場合、
作用ロッド108を押込方向に操作したとき、図4
(ロ)に示すように水室116内の水を、Uパッキン1
04を弾性変形させつつ図中右方向に逃しながら弁体1
02が図中左方向に移動する。
【0010】このため、従来の自閉水栓の場合吐水開始
時の操作抵抗が大きく、大きな操作力が必要で、操作性
の点で今一つ不十分である問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の発明の自閉水栓は
このような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して本願の発明の自閉水栓は、(イ)水栓本体
と、(ロ)該水栓本体内部に配設された筒状のケーシン
グと、(ハ)該ケーシングの内面側に突出状に設けられ
た弁座部と、(ニ)該ケーシングに所定距離隔てて配置
形成され、該ケーシング内部と外部とを連通させる流入
口及び流出口と、(ホ)該ケーシングの内面に水密に且
つ摺動可能に嵌合され、前記弁座部への当接によって前
記流入口から流出口に向かう水路を遮断するピストン式
の弁体と、(ヘ)前記ケーシングの長手方向一端側から
該ケーシング内部に挿入されて該弁体に固定され、加え
られた操作力を該弁体に作用させて該弁体を前記弁座部
から離間する方向に移動させる作用ロッドと、(ト)該
作用ロッドの先端部に設けられた、押込操作力を加える
べき操作部と、(チ)前記弁体を前記弁座部に当接させ
る方向に付勢するスプリングと、(リ)前記ケーシング
内部で且つ該ケーシングの底部と該弁体との間に形成さ
れた水室と、(ヌ)該水室と該ケーシングの外部とを連
通させ、該ケーシング外の水を該水室内に流入させる連
通路と、を有し、該連通路における水の流通抵抗に基づ
いて前記弁座部から離間した弁体を所定時間かけて前記
弁座部への当接位置まで移動させる自閉水栓において、
前記連通路の途中個所に隙間調節部材を固設するととも
に、該隙間調節部材は、中心部に貫通の且つ内面が前記
水室から前記ケーシング外へと向かう方向に内径が漸次
小となるテーパ面とされた穴部を有して、少なくとも該
穴部の周部が弾性材で形成され、該周部の該穴部の中心
線方向の弾性変形によって該穴部の大きさを変化させる
ものとなし、該穴部において該連通路における絞り部を
形成せしめたことを特徴とする(請求項1)。
【0012】本願の別の発明は、請求項1において、前
記連通路が前記ケーシングの底部に且つ前記弁体の移動
方向に形成されるとともに、該弁体にクリーニングピン
が該弁体と一体移動する状態で連結されて該クリーニン
グピンが該連通路を挿通する状態とされていることを特
徴とする(請求項2)。
【0013】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記隙間調節部材が全体的に弾性材からなる円
板状部材からなっていることを特徴とする(請求項
3)。
【0014】本願の更に別の発明は、請求項1,2又は
3において、前記ケーシングの底部に、前記隙間調節部
材における前記穴部の前記水室に向かう方向の弾性変形
を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする
(請求項4)。
【0015】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、ケーシング内部の水室とケーシング外部とを連通さ
せる連通路の途中個所に隙間調節部材を固設するととも
、隙間調節部材の穴部において連通路の絞り部を形成
するようになしたもので、本発明によれば、操作部を操
作してピストン式の弁体を水室側に押し込むとき、水室
内に生じた圧力で隙間調節部材の穴部の周部がケーシン
グ外方向に弾性変形して穴径を拡げ、水室内の水をその
穴部よりケーシング外へと逃すように作用する。この結
果、ピストン式の弁体に対する押込抵抗が少なくなって
軽やかに操作部を操作できるようになる。
【0016】一方、操作力を解除して弁体をスプリング
の付勢力で戻すとき、水室内に加えられていた圧力の解
除によって隙間調節部材の穴部の周部は原形状に復元
し、一旦拡げた水路幅(穴径)を再び狭小化する。
【0017】これにより、ケーシング外の水が水室内に
流入する際に大きな流通抵抗が生じ、これにより弁体が
長時間かけてゆっくりと戻され、吐水口からの吐水が一
定時間正確に継続される。
【0018】次に請求項2の発明は、上記連通路をケー
シングの底部に形成する一方、弁体の側にクリーニング
ピンを弁体と一体移動する状態で連結してこれを連通路
に挿通するようになしたもので、本発明によれば、弁体
が移動する度にクリーニングピンが隙間調節部材におけ
る穴部の内部を相対移動するため、穴部内面への異物の
付着に基づいて水路幅が狭小化したり或いは閉塞したり
するのを良好に防止することができる。
【0019】請求項3の発明は、上記隙間調節部材全体
を弾性材にて且つ円板状に形成したもので、本発明によ
れば、隙間調節部材を安価に且つ単純な構成とすること
ができ、連通路への装着も容易となる。
【0020】請求項4の発明は、上記隙間調節部材にお
ける穴部(周部)の水室側に向かう方向の弾性変形を規
制する規制手段を設けたもので、本発明によれば、操作
部への操作力を除いたときに隙間調節部材における穴部
の周部が水室側に逆弾性変形して穴部を拡げてしまうと
いったことを確実に防止でき、穴径を予め設定した所定
の細径に保持することができる。即ち、予め設定した一
定時間だけ吐水口から確実に吐水を継続することができ
る。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は全体として筒状をなす
水栓本体で一端側が開口形状とされており、そこにキャ
ップ兼用の押込操作部12が設けられ、またこれより一
定距離離れた部位の下面に吐水口14が設けられてい
る。
【0022】水栓本体10の内部には通水路16が形成
されており、またその基端部には逆流防止のための逆止
弁18が設けられている。水栓本体10の内部には、円
筒形状のケーシング20が配設されている。このケーシ
ング20は、雄ねじ部22において水栓本体10の雌ね
じ部にねじ固定されている。
【0023】ケーシング20には、長手方向に所定距離
隔てた位置において、筒壁を内外に貫通する流入口24
と流出口26とが設けてあり、水栓本体10内部の通水
路16内の水が、流入口24からケーシング20内部に
流入した上、流出口26からケーシング20外に流出す
るようになっている。流出口26から出た水は、ケーシ
ング20の外周面側に設けられた一対の環状の大径部間
の環状通路28を経て吐水口14に至り、ここより外部
に吐出される。
【0024】尚、通水路16と環状通路28及び環状通
路28と水栓本体10の開口部とは、ケーシング20の
大径部に装着されたOリング30によってそれぞれ互い
に遮断されている。
【0025】ケーシング20には、流入口24と流出口
26との間の位置において、内面側に突出する形態の弁
座部32が設けられており、そしてこの弁座部32より
図中左側の位置において、ケーシング20の内面にピス
トン式の弁体34が水密に且つ摺動可能に嵌合されてい
る。
【0026】弁体34は、保持部材36の外周面の環状
溝においてUパッキン38を保持していてこれをケーシ
ング20の内面に摺接させており、また前端部(図中右
端部)に弾性材からなる弁シート41を備えていて、こ
の弁シート41の弁座部32への当接又は離間により、
流入口24から流出口26に至る水路を開閉するように
なっている。
【0027】ケーシング20の内部には、図中右側の開
口端より作用ロッド40が挿入されている。作用ロッド
40の挿入側端部は上記弁体34に固定されており、ま
た反対側の端部は上記押込操作部12に対し嵌め合わさ
れた上、止ねじ42によって抜け止めされている。
【0028】即ち作用ロッド40の右端部が押込操作部
12に固定されており、押込操作部12に加えられた操
作力が、作用ロッド40を介して弁体34に作用させら
れ、以て弁体34が図中左向きに移動させられるように
なっている。
【0029】作用ロッド40は、大径部44においてケ
ーシング20の嵌合面46に摺動可能に嵌合されてい
る。これら大径部44と嵌合面46との嵌合部分は、大
径部44の外周面の環状溝に装着されたOリング48に
よって水密にシールされている。
【0030】この作用ロッド40は、スプリング50に
よって図中右方、即ち押込操作部12を押し出す方向に
付勢されている。ここでスプリング50は、一端側が作
用ロッド40の大径部44の下面に、また他端側が、ケ
ーシング20の内面に突設された受部52にそれぞれ当
接させられている。
【0031】弁体34とケーシング20の底部54との
間には、半密閉状態の水室56が形成されている。また
その底部54には、これを弁体34の移動方向、即ちケ
ーシング20の長手方向に貫通する連通路58が形成さ
れており、ケーシング20外の水がこの連通路58を通
じて水室56内に流入させられるようになっている。
【0032】一方、弁体34にはクリーニングピン60
が弁体34と一体移動する状態で連結されており、この
クリーニングピン60が連通路58を挿通している。
【0033】連通路58は、その内径がクリーニングピ
ン60の外径よりも所定寸法大きく形成されており、そ
してその途中個所に、弾性材からなる円板状の隙間調節
部材62が連通路58の中心部に向かって突出する状態
で固設されている。
【0034】隙間調節部材62は、中心部にクリーニン
グピン60より僅かに内径の大きな(自由状態のとき)
穴部64を有しており、その穴部64において連通路5
8における絞り部を構成している。ここで穴部64の内
面は、図2(B)にも示しているように水室56からケ
ーシング20外へと向かう方向に内径が漸次小となるテ
ーパ面とされている。
【0035】尚この隙間調節部材62は、ケーシング2
0の底部54に設けられた雌ねじ穴部68への、雄ねじ
部70を有するプラグ72のねじ込みによって底部54
に固設されている。
【0036】次に本例の自閉水栓の作用を説明する。本
例の自閉水栓においては、押込操作部12を押込操作す
ると作用ロッド40を介して弁体34が図1中左向きに
移動させられて弁座部32から離間し、流入口24から
流出口26に向かう水路を開放する。これにより水栓本
体10内の通水路16内の水が、流入口24からケーシ
ング20内部に流入した上、流出口26から流出して吐
水口14に至り、そこから外部に吐出される。
【0037】一方、押込操作部12に加えていた操作力
を除くと、弁体34がスプリング50の付勢力に基づい
て図中右向きに戻され、そして弁体34が弁座部32に
当接した時点で流入口24から流出口26に向かう水路
が遮断され、吐水停止される。
【0038】而して本例の自閉水栓の場合、吐水開始時
において弁体34は水室56内の水を排出しつつ図中左
向きに移動するが、このとき本例の自閉水栓において
は、隙間調節部材62における穴部64の周部が水室5
6に加わる圧力に基づいて図2(A)に示しているよう
に水室56からケーシング20外へと向かう方向に弾性
変形し、穴部64の径を拡げる。
【0039】この結果、水室56内の水は容易に連通路
58を通じてケーシング20外へと逃げることができ、
弁体34の移動に対する大きな抵抗を生ぜしめない。従
って本例においては押込操作部12を軽やかに押込操作
することができる。
【0040】一方において押込操作部12に加えていた
操作力を除くと、水室56内に加えられていた圧力が解
除されることから、隙間調節部材62が図2(B)に示
しているように原形状に復元し、穴部64の径を狭め
る。
【0041】この結果、ケーシング20外から水室56
内に水が流入する際に大きな流入抵抗が生じ、これによ
り弁体34の復帰運動が良好に抑制されて、吐水口14
から正確に設定時間だけ吐水が行われる。
【0042】本例においては、クリーニングピン60が
水栓使用の度に連通路58、とりわけ隙間調節部材62
の穴部64の部分の通路をクリーニング動作するため、
穴部64への異物の付着等によって穴部64が狭められ
たり閉塞したりせず、良好に吐水動作及び自閉動作が行
われる利点がある。
【0043】また本例では、隙間調節部材62全体が弾
性材からなる円板状の部材から成っているため、隙間調
節部材62を簡単な構造で且つ安価に構成でき、ケーシ
ング底部54への装着も容易である利点がある。
【0044】尚、本例ではケーシング底部54における
隙間調節部材62の下流側の部分、即ち水室56側の部
分を上流側の部分よりも連通路58の中心側に突出させ
て規制部74を形成している。この規制部74は、隙間
調節部材62の水室56に向かう方向の弾性変形を規制
する作用をなすもので、このようにすることにより、隙
間調節部材62はケーシング20外に向かう方向には容
易に弾性変形し得る一方、反対方向への弾性変形が抑制
され、水栓自閉時における穴部64の内径が設定した径
に良好に保たれる。
【0045】次に図3は本発明の他の実施例を示してい
る。この例は隙間調節部材62の水室56側の部位に、
円筒状且つテーパ形状のコイルスプリング75を配置し
て、その一端を隙間調節部材62に当接させ、以て水栓
自閉時における隙間調節部材62の水室56に向かう方
向の弾性変形を規制するようになしたものである。
【0046】本例においても、水栓自閉時における絞り
部の内径、即ち隙間調節部材62における穴部64の内
径を設定した適正内径に保つことができ、吐水口14か
らの吐水を設定した時間だけ継続させることができる。
【0047】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自閉水栓の内部を表す
断面図及びその要部を拡大して示す図である。
【図2】図1における自閉水栓の要部の作用説明図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の要部をその作用とともに
示す図である。
【図4】従来の自閉水栓の要部を示す図である。
【符号の説明】
10 水栓本体 12 操作部 20 ケーシング 24 流入口 26 流出口 32 弁座部 34 弁体 40 作用ロッド 50 スプリング 56 水室 58 連通路 60 クリーニングピン 62 隙間調節部材 64 穴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 21/00 - 24/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)水栓本体と (ロ)該水栓本体内部に配設された筒状のケーシングと (ハ)該ケーシングの内面側に突出状に設けられた弁座
    部と (ニ)該ケーシングに所定距離隔てて配置形成され、該
    ケーシング内部と外部とを連通させる流入口及び流出口
    と (ホ)該ケーシングの内面に水密に且つ摺動可能に嵌合
    され、前記弁座部への当接によって前記流入口から流出
    口に向かう水路を遮断するピストン式の弁体と (ヘ)前記ケーシングの長手方向一端側から該ケーシン
    グ内部に挿入されて該弁体に固定され、加えられた操作
    力を該弁体に作用させて該弁体を前記弁座部から離間す
    る方向に移動させる作用ロッドと (ト)該作用ロッドの先端部に設けられた、押込操作力
    を加えるべき操作部と (チ)前記弁体を前記弁座部に当接させる方向に付勢す
    るスプリングと (リ)前記ケーシング内部で且つ該ケーシングの底部と
    該弁体との間に形成された水室と (ヌ)該水室と該ケーシングの外部とを連通させ、該ケ
    ーシング外の水を該水室内に流入させる連通路と を有し、該連通路における水の流通抵抗に基づいて前記
    弁座部から離間した弁体を所定時間かけて前記弁座部へ
    の当接位置まで移動させる自閉水栓において前記連通路
    の途中個所に隙間調節部材を固設するとともに、該隙間
    調節部材は、中心部に貫通の且つ内面が前記水室から前
    記ケーシング外へと向かう方向に内径が漸次小となるテ
    ーパ面とされた穴部を有して、少なくとも該穴部の周部
    が弾性材で形成され、該周部の該穴部の中心線方向の弾
    性変形によって該穴部の大きさを変化させるものとな
    、該穴部において該連通路における絞り部を形成せし
    めたことを特徴とする自閉水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記連通路が前記ケ
    ーシングの底部に且つ前記弁体の移動方向に形成される
    とともに、該弁体にクリーニングピンが該弁体と一体移
    動する状態で連結されて該クリーニングピンが該連通路
    を挿通する状態とされていることを特徴とする自閉水
    栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記隙間調節
    部材が全体的に弾性材からなる円板状部材からなってい
    ることを特徴とする自閉水栓。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記ケー
    シングの底部に、前記隙間調節部材における前記穴部の
    前記水室に向かう方向の弾性変形を規制する規制手段が
    設けられていることを特徴とする自閉水栓。
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