JP3521982B2 - チェーン駆動する競争遊技装置 - Google Patents

チェーン駆動する競争遊技装置

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JP3521982B2
JP3521982B2 JP31828294A JP31828294A JP3521982B2 JP 3521982 B2 JP3521982 B2 JP 3521982B2 JP 31828294 A JP31828294 A JP 31828294A JP 31828294 A JP31828294 A JP 31828294A JP 3521982 B2 JP3521982 B2 JP 3521982B2
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哲太郎 江藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、動物模型及び、動物
模型等の模型を周回コース上で走行させるような競争遊
技装置等に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来からゲームセンター等には競馬等を
模型化し、着順を当てる等の競争遊戯装置が設置されて
いる。このような競争遊戯装置においては、より現実の
競馬に近い雰囲気を醸し出し、遊戯者の興味をそそるた
めに、実物の馬の動作に近似した動きを呈する動物模型
が、走行模型として用いられる。 【0003】この動物模型として例えば、図13に示す
ような特公平3−63393号公報等に記載されている
ような歩行玩具の馬体模型1を使用する事が考えられ
る。 【0004】この歩行玩具の馬体模型1では、走行に付
随して足を前後動させる付随動作を行うため、胴体2内
に設けられたモータ3の回転が、減速されて欠歯歯車4
及びカム5,6を回転させる。 【0005】この欠歯歯車4は、前後動部材7,連結部
材8及び連結板9等を介して前脚部10と連結して、左
右交互にこの前脚部10を前後動させるようにしてい
る。また、前記前後動部材7は、コイルスプリング11
によって馬体前方方向へ常時付勢されている。 【0006】また、この欠歯歯車4は、更に前後動部材
12,連結部材13及びリンク機構14等を介して後脚
部15と連結している。そして、前記前後動部材12
も、コイルスプリング16によって馬体後方方向へ常時
付勢されている。 【0007】一方、前記カム5,6は、各々前記後脚部
15と連結する上下動部材17,18に当接していて、
この各カム5,6の回転に伴って、前記前脚部10及び
後脚部15が上下動させられるように構成されている。 【0008】そして、このような歩行玩具では、前記モ
ータ3の回転速度を変えることにより、前記前脚部10
及び後脚部15の動作速度を変更して、各脚部10,1
5の動きを走行速度にあわせることが可能である。 【0009】このような馬体模型を用いた競争遊技装置
では、一周の距離を内外で異ならせる複数の軌道を有す
る周回コース上に、これらの各軌道に沿って各々回動す
るチェーンに移送されて走行する走行機構を設けた複数
の馬体模型を各々載置して、着順の予想を行うようにし
ている。 【0010】また、例えば、実開平1−152698号
公報に記載されている馬体模型では、走行に用いる車輪
の駆動力を用いて脚部を揺動運動させるように構成され
ている。したがって、この馬体模型では走行速度に比例
して、脚部の揺動運動の速度も可変する。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な特公平3−63393号公報等に記載された動物模型
を走行速度に比例させて、脚部10,15の揺動運動の
速度を可変させると、一周の距離が内外で異なる複数の
軌道を有する周回コース上では、同一順位を維持する場
合、コーナー部分で、内側の馬体模型1の走行速度が遅
くなり、比例してこの内側の馬体模型1の脚部10,1
5の揺動運動が遅くなりすぎてしまう。 【0012】このため、この内側の馬体模型1よりも外
側の馬体模型1と比べると、順位が後退していないの
に、前記脚部10,15は、止まっているかのようなゆ
っくりとした動きになり、不自然であった。 【0013】また、外側の馬体模型1の走行速度が速く
なり、比例してこの外側の馬体模型1の脚部10,15
の揺動運動が速くなりすぎてしまう。このため、この外
側の馬体模型1よりも内側の馬体模型1と比べると、順
位が上がっていないのに、前記脚部10,15は、追越
しを行なっているかのような慌ただしい動きになり、不
自然であるといった問題があった。 【0014】また、例えば、実開平1−152698号
公報に記載されている馬体模型では、走行に用いる車輪
の駆動力を用いて脚部を揺動運動させるように構成され
ているので、走行速度に比例して、脚部の揺動運動の速
度が可変する。このため、チェーンに移送されて走行す
る走行機構を設けて、一周の距離を内外で異ならせる複
数の軌道を有する周回コース上を走行させると、やは
り、コーナー部分で、内側の馬体模型の走行速度が遅く
なり、比例してこの内側の馬体模型の脚部の揺動運動が
遅くなりすぎてしまう。 【0015】また、外側の馬体模型の走行速度が遅くな
り、比例してこの外側の馬体模型の脚部の揺動運動が速
くなりすぎてしまうといった問題があった。 【0016】そして、更に、競馬競技を模した競争遊戯
装置では、縮尺の関係上、フィールドの大きさに比し
て、馬体模型の大きさの比率が大きい。このため、馬体
模型同士が競い合う際に、追越し速度の増加に比例して
馬脚の速度を増加させてしまうと、不自然な動作になる
といった問題もあった。 【0017】そこで、この発明は、脚部の動作等の付随
動作を可変させてより現実の競馬に近い雰囲気を醸し出
し、遊戯者の興味をそそると共に、周回コースのコーナ
ー部分では、各コースの条件にあわせて自然な動作を行
うことが出来るチェーン駆動する競争遊技装置を提供す
ることを目的とするものである。 【0018】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明では、一周の距離を内外
で異ならせる複数の軌道を有する周回コース上に、該各
軌道に沿って各々回動するチェーンに移送されて走行す
る走行機構を設けた複数の走行模型が各々載置され、該
走行模型には、前記走行機構による走行の速度に拘ら
ず、独立して付随動作を行うと共に、該付随動作を変速
可能な付随動作変速手段を有するチェーン駆動する競争
遊技装置であって、前記付随動作変速手段には、所定の
走行速度の範囲内では走行速度に応じて付随動作の速度
を可変すると共に、所定の走行速度の範囲を逸脱する場
合に、予め定められた速さに付随動作の速度を固定する
可変域設定部が設けられているチェーン駆動する競争遊
技装置を特徴としている。 【0019】 【作 用】前記請求項1に記載されたものでは、付随動
作変速手段が、前記走行機構による走行の速度に拘ら
ず、独立して付随動作を行うと共に、該付随動作を変速
可能としているので、現実の競馬に近い雰囲気を醸し出
し、遊戯者の興味をそそることが出来る。 【0020】そして、可変域設定部では、コーナー部分
の外側のコースを走行する走行模型の速度が、速すぎて
所定の走行速度の範囲を逸脱する場合には、予め定めら
れた速さに付随動作の速度を固定する。また、コーナー
部分の内側のコースを走行する走行模型の速度が、遅す
ぎて所定の走行速度の範囲を逸脱する場合には、予め定
められた速さに付随動作の速度を固定する。 【0021】このため、例えば、脚部の動作等の付随動
作を可変させてより現実の競馬に近い雰囲気を醸し出
し、遊戯者の興味をそそると共に、周回コースのコーナ
ー部分では、各コースの条件にあわせた自然な動作を行
うことが出来る。 【0022】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図12は、この発明の一実施例を示すも
のである。 【0023】まず、この発明のチェーン駆動する競争遊
技装置では、図2に示すような実際の馬体20の脚部2
1の動きに近似させた脚部の動きを行なわせようとする
ものである。 【0024】すなわち、実際の馬体20では、図2
(a)に示すように、脚部21の4本脚22〜25がす
べて宙に浮いた状態から、まず、右後足25が地面Gに
接地して、図2(b)に示すように後方へ向けて地面G
を蹴る。この状態で、両前足22,23は、略揃って前
方へ送られている。 【0025】次に、図2(c)に示すように、右後足2
5が地面Gから離れ、替わって右前足23と左後足24
とが略同時に地面Gに接地して、図2(d)に示すよう
に後方へ向けて地面Gを蹴る。この時、右前足23と左
後足24との膝関節は、伸びている。 【0026】そして、前記左後足24に続いて前記右前
足23が図2(e)に示す様に、蹴り上がるまでに、前
左足22の膝関節は、伸びて前方へ送られる。 【0027】最後に図2(f)に示す様に、残りの前左
足22が地面Gに接地して、図2(g)に示すように後
方へ向けて地面Gを蹴り、脚部21の4本脚22〜24
がすべて宙に浮いている状態へと移行する。この状態
で、両後足24,25は、略揃って前方へ送られてい
る。 【0028】そして、再び図2(h)に示すように、脚
部21の4本脚22〜24がすべて宙に浮いた状態で、
両前足22,23は、略揃って前方へ送られ、前記右後
足25を地面Gに接地させて、図2(a)の状態へ戻
り、前記一連の動作を繰り返しながら走る。 【0029】したがって、両前足22,23と両後足2
4,25とは、各々略揃って前方へ送られると共に、地
面Gを蹴る動作を行なう際には、左右交互に後方へ向け
て蹴られていることが解る。 【0030】次に、図12に示す周回コース100につ
いて説明する。この周回コース100には、一周の距離
を内外で異ならせる複数の軌道101a〜101dが設
けられている。この周回コースには、第1直線部分S1
及び第2直線部分S2と、これらの第1直線部分S1及
び第2直線部分S2を接続する第1コーナー部分C1及
び第2コーナー部分C2とが設けられている。 【0031】第1直線部分S1の開始位置には、スター
トラインSLが設けらている。また、第2直線部分S2
の終了位置には、ゴールラインGLが設けらている。 【0032】次に、この発明の実施例の走行模型として
の馬体模型の走行機構の構成について説明する。この実
施例の動物模型としての馬体模型26は、基台27上を
チェーン28によって牽引されて、滑走面30aを摺接
させながら走行する台車30に設けられている。このチ
ェーン28…は、各軌道101a〜101dに沿って形
成される複数の溝29…内に収納されて、各軌道101
a〜101d毎に回動自在となるように設けられてい
る。このチェーン28…には、略垂直に立設された連結
棒28a,28aを介して前記台車30が連結されてい
る。そして、制御回路及びチェーン駆動用モータによっ
て、各軌道101a〜101dに沿って各々このチェー
ン28…が回動して、前記台車30…に配設された複数
の馬体模型26…が各々変速自在に移送されるように構
成されている。 【0033】すなわち、この台車30の上方には、平板
状の走行面としての表面板31が設けられている。この
表面板31には、前記台車30の走行方向に沿ってスリ
ット32が形成されている。このスリット32には、前
記台車30上部から上方に向けて突設される丸棒状の支
持部材33,33が、スリット32の延設方向に向けて
スライド自在となるように挿通されている。 【0034】そして、この支持部材33,33の上端に
前記馬体模型26が配設されることにより、この馬体模
型26が、前記台車30の走行と共に、前記表面板31
上を移動する様に構成されている。 【0035】[給電構造]前記基台27には、スタート位
置近傍に、給電用の一次コイル34,34が配設されて
いる。この一次コイル34,34は、図6に示す電源回
路Dから供給される電流を通電するように構成されてい
る。 【0036】また、前記台車30の側面側には、前記一
次コイル34,34によって発生する磁場によって、帯
電する複数の二次コイル35…が埋設されている。この
二次コイル35は、整流定電圧回路Cを介して、同じく
台車30内に設けられた馬側制御回路83と接続してい
る。 【0037】この馬側制御回路83には、この整流定電
圧回路Cで整流された電流を蓄える二次蓄電器Bが接続
されている。また、この馬側制御回路83内には、この
二次蓄電器Bに蓄えた電力を必要に応じて前記支持部材
33,33に供給する付随動作変速手段85が設けられ
ている。 【0038】この付随動作変速手段85では、前記走行
機構による走行の速度に拘らず、独立して、付随動作で
ある脚部21の動作を行うと共に、この付随動作を、前
記供給電力を可変することにより変速可能としている。 【0039】前記付随動作変速手段85には、所定の走
行速度の範囲内では走行速度に応じて付随動作である脚
部21の動作の速度を可変すると共に、所定の走行速度
の範囲を逸脱する場合に、予め定められた速さに付随動
作である脚部21の動作の速度を固定する可変域設定部
87が設けられている。 【0040】この実施例の可変域設定部87では、図1
0に示すように、コーナー部分C1,C2で外側のコー
スを走行する馬体模型26等の速度BHが、速すぎて所
定の走行速度の範囲であるレースの演出範囲aを逸脱す
る場合には、予め定められた速さである4.5回/se
cに、同図中点線で示す脚部21の速度KHを固定する
ように設定されている。 【0041】また、コーナー部分C1,C2で、内側の
コースを走行する馬体模型26等の速度BHが、遅すぎ
て所定の走行速度の範囲であるレースの演出範囲aを逸
脱する場合には、予め定められた速さである1.5回/
secに脚部21の速度KHを固定するように設定され
ている。そして、停止時には、脚部21の速度KHを0
速度とするように設定されている。 【0042】この馬側制御回路83は、モータ駆動回路
89と接続されていて、このモータ駆動回路89に速度
制御信号を送出するように構成されている。このモータ
駆動回路89には、前記支持部材33,33が接続され
ている。 【0043】前記支持部材33,33は、前記馬体模型
26の胴体部36内に配設される駆動機構37の一部と
しての小型モータ37aに接続され、この小型モータ3
7aに、駆動電力を供給するようにしている。 【0044】この各支持部材33,33は、金属製の通
電可能な材質で構成されている。 【0045】また、この前記支持部材33,33の一方
には、小型モータ37aが回転する際に生じる昇降電圧
の脈動を検出することにより、この小型モータ37aの
回転速度を算出して、前記馬側制御回路83にフィード
バックするモータ速度検出回路90が接続されている。 【0046】また、この馬側制御回路83には、馬体模
型26の走行速度を検出する走行速度検出手段91が接
続されて、この走行速度検出手段91から前記馬側制御
回路83に馬速信号が送出される様にしている。 【0047】この走行速度検出手段91は、図9に示す
ように、主に前記台車30の基台27側に回動自在に配
設されて、台車30の滑走によって、この基台27の表
面と接触しながら転動するローラ部材92と、光学的検
出部93とから構成されている。 【0048】このローラ部材92には、回転中心となる
回転軸92aと、この回転軸92aに対して偏心した位
置に形成される偏心軸92bとが設けられている。 【0049】また、前記光学的検出部93には、前記ロ
ーラ部材92側に発光する発光素子93aと、前記ロー
ラ部材92を挟んでこの発光素子93aと対称位置に配
設される受光素子93bとが設けられている。 【0050】また、前記馬側制御回路83には、スター
トラインSL位置に設けられた磁石95の磁場により、
スタートラインSL位置を検出して、この馬側制御回路
83にスタート位置信号を送出する磁場検出センサ96
が接続されている。 【0051】[馬体模型の構成]前記馬体模型26は、図
1及び図3〜図5に示すように、前記胴体部36と、こ
の胴体部36の前側左右に各々揺動自在に回動ピン47
によって配設される一対の前脚部48,49と、この胴
体部36の後側左右に各々揺動自在に配設される一対の
後脚部50,51と、前記胴体部36内に設けられる駆
動機構37と、この駆動機構37の回転動作により前記
前後脚部48〜51を揺動させるカム機構52と、これ
らの胴体部36及び各脚部48〜51を覆う樹脂製カバ
ー36a等とから主に構成されている。 【0052】このうち、左右前脚部48,49には、実
物の馬の膝部分に該当する箇所にから下部を馬体方向後
方へ、所定角度屈折させた膝下部48a,49aと、各
膝下部48a,49aを揺動自在に連結する膝部として
の回動ピン48b,49bとが設けられている。この膝
下部48a,49aの上端には、各々ガイド溝48c,
49cとが形成されている。 【0053】前記胴体部36は、略ロ字状に金属部材を
組み合わせて構成されるハウジング53と、前記小型モ
ータ36をこのハウジング53に固定するモータマウン
ト54と、このハウジング53の略中央位置に馬体左右
方向を軸方向として、回動自在に配設され、前記カム機
構52の主動節を構成するクランク部材55と、このク
ランク部材55の回転に応じて前記回動ピン47…を回
転中心として揺動し、前記各脚部48〜51に接続され
ることにより、これらの各脚部48〜51を馬体前後方
向へ揺動させる前記カム機構52の従動節を構成する左
右前従動節56,57及び左右後従動節58,59と、
このハウジング53のクランク部材55配設位置後方に
位置し、支持軸64aを回転中心として揺動する膝揺動
従動節64と、前記左右前脚部48,49を前方へ移動
させる際に、前記膝下部48a,49aを馬体後方へ揺
動させる膝下連動部70等とから主に構成されている。 【0054】このうち、前記駆動機構37は、小型モー
タ37aと、この小型モータ37aの回転軸37bに配
設されるウォームギヤ37cと、このウォームギヤ37
cとと係合して、この小型モータ37aの回転軸37b
の回転駆動力を減速して前記カム機構52に伝達するウ
ォームホイル37dとから主に構成されている。 【0055】また、前記カム機構52は、前記左右前脚
部48,49を馬体前方へ揺動させる際には、左右前脚
部48,49を略揃えて移動させると共に、馬体後方へ
揺動させる際には、左右前脚部48,49を交互に移動
させ、しかも、前記後脚部50,51を馬体前方へ揺動
させる際には、左右後脚部50,51を略揃えて移動さ
せると共に、馬体後方へ揺動させる際には、左右後脚部
50,51を交互に移動させるように構成されている。 【0056】詳しくは、前記クランク部材55は、図3
乃至図5に示すように、このクランク部材55の仮想回
転軸kの略中央位置に前記ウォームホイル37dを配設
すると共に、このウォームホイル37dの両側には、紡
錘形状の左右前脚膝揺動カム60a,60b、円形状の
左右後脚部揺動カム61a,61b、円形状の左右前脚
部揺動カム62a,62b、前記仮想回転軸kと一致す
る回転中心を有し、前記ハウジング53の略中央位置に
設けられた軸孔に挿通されて、このクランク部材55を
回動自在に軸支する軸部材63,63が、順次配設され
ている。 【0057】前記左右前脚膝揺動カム60a,60b
は、前記ウォームホイル37dを挟んで対称位置に配設
され、位相を同一としている。 【0058】また、前記左右後脚部揺動カム61a,6
1bは、図11に示すように前記仮想回転軸kから偏心
して配設され、図中白抜き矢印に示す前記仮想回転軸k
を回転中心とする回転進行方向に沿って、左後脚部揺動
カム61aの配設角度を右後脚部揺動カム61bの配設
角度に対して約15°遅らせている。 【0059】そして、前記左右前脚部揺動カム62a,
62bは、図11に示すように前記仮想回転軸kから偏
心して配設され、回転進行方向に沿う左前脚部揺動カム
62aの配設角度を右前脚部揺動カム62bの配設角度
に対して約15°遅らせている。 【0060】また、この左後脚部揺動カム61aは、回
転進行方向に沿う配設角度を左後脚部揺動カム62aの
配設角度に対して約30°遅らせて配設されている。 【0061】そして、前記左右前脚膝揺動カム60a,
60bは、回転進行方向に沿う配設角度を左後脚部揺動
カム62aの配設角度に対して約40°遅らせて配設さ
れている。 【0062】次に、従動節である前記左右前従動節5
6,57及び左右後従動節58,59について説明す
る。 【0063】前記左右前従動節56,57の一端には、
前記クランク部材55の回動に伴い左右前脚部揺動カム
62a,62bが、摺接可能となるように所定の幅を有
して形成されるくの字状摺動部56a,57aが設けら
れている。また、この左右前従動節56,57の他端
は、前記回動ピン47によって回動自在となるように前
記ハウジング53に配設されると共に、この左右前従動
節56,57の他端には前記左右前脚部48,49の上
端が固着されていて、前記回動ピン47を中心とする回
動に伴って、前記左右前脚部48,49も回動するよう
に構成されている。 【0064】このくの字状摺動部56aには、前記一端
から前記回動ピン47方向に向けて形成される水平導入
部56bと、この水平導入部56bに連続して形成さ
れ、前記回動ピン47に近接する途中で、上方へ約20
°程度屈折される屈折部56cとが設けられている。ま
た、前記くの字状摺動部57aには、前記一端から前記
回動ピン47方向に向けて形成される水平導入部57b
と、この水平導入部57bに連続して形成され、前記回
動ピン47に近接する途中で、下方へ約20°程度屈折
される屈折部57cとが設けられている。そして、前記
左右後従動節58,59の一端には、前記クランク部材
55の回動に伴い左右後脚部揺動カム61a,61b
が、摺接可能となるように所定の幅を有して形成される
くの字状摺動部58a,59aが設けられている。ま
た、この左右後従動節58,59の他端は、前記回動ピ
ン47によって回動自在となるように前記ハウジング5
3に配設されると共に、この左右後従動節58,59の
他端には前記左右後脚部50,51の上端が固着されて
いて、前記回動ピン47を中心とする回動に伴って、前
記左右後脚部50,51も回動するように構成されてい
る。 【0065】このくの字状摺動部58aには、前記一端
から前記回動ピン47方向に向けて形成される水平導入
部58bと、この水平導入部58bに連続して形成さ
れ、前記回動ピン47に近接する途中で、下方へ約20
°程度屈折される屈折部58cとが設けられている。ま
た、前記くの字状摺動部59aには、前記一端から前記
回動ピン47方向に向けて形成される水平導入部59b
と、この水平導入部59bに連続して形成され、前記回
動ピン47に近接する途中で、上方へ約20°程度屈折
される屈折部59cとが設けられている。 【0066】次に、前記膝下連動部70について説明す
る。前記クランク部材55の左右前脚膝揺動カム60
a,60bには、前記膝揺動従動節64の一端側に形成
された一対の摺接部64b,64bが、弾性部材65に
よって馬体前方方向へ向けて付勢されて摺接している。 【0067】この膝揺動従動節64の他端側には、この
摺接部64b,64bの前記支持軸64aを回転中心と
する揺動に伴い、馬体前後方向へ移動する一対のレバー
部材64c,64cが一体に設けられている。 【0068】このレバー部材64c,64cの先端部分
は、略円形形状を呈している。 【0069】そして、この膝下連動部70には、前記ハ
ウジング53下方に位置して、馬体前後方向へスライド
自在に配設されるスライド部材71が設けられている。
このスライド部材71には、略中央位置に長手方向に沿
って形成され、前記ハウジング53下部に突設される係
合突起53に係合してこのスライド部材71を前記ハウ
ジング53下方に吊すスライド溝72と、馬体進行方向
後端近傍に形成され、前記レバー部材64c,64cの
先端部分を係合するレバー係合部73,73と、連結ピ
ン74,74を挿入して固定するピン挿入孔75,75
とが設けられている。 【0070】この連結ピン74,74は、前記左右前脚
部48,49のガイド溝48c,49cにスライド自在
に挿通されるように構成されている。 【0071】次に、この実施例の作用について説明す
る。 【0072】前記スタートラインSL位置に各台車30
…が並ぶと、前記馬側制御回路83には、磁場検出セン
サ96からスタートラインSL位置に設けられた磁石9
5の磁場により、スタートラインSL位置が検出され
て、この馬側制御回路83にスタート位置信号が送出さ
れる。 【0073】そして、前記一次コイル34から電力の供
給を受けた二次コイル35は、前記充電器Bにこの電力
を蓄えると共に、前記支持部材33,33を介して前記
小型モータ37aへこの蓄えた電力を供給して、スター
トと同時にこの小型モータ37aを駆動することが出来
る。前記充電器Bに蓄えられた電力は、各馬体模型26
が前記周回コースを一周する間、脚部21の開閉動作に
用いる為に充分な量が確保されている。 【0074】そして、前記各軌道101a〜101dに
沿って複数のチェーン28…が、制御回路及びチェーン
駆動用モータによって、各軌道101a〜101dに沿
って各々回動して、前記台車30…に配設された複数の
馬体模型26…が各々変速自在に周回コース101a〜
101dの上を移動する。 【0075】走行中、前記ローラ部材92が基台27上
で転動して、この発光素子93aから射出された光線を
対称位置に配設される受光素子93bが受ける際に、前
記偏心軸92bに遮られることにより、光パルス信号と
して受光される。この光パルス信号は、この走行速度検
出手段から前記馬側制御回路83に送られて走行速度が
算定される。 【0076】(馬体模型の動き)小型モータ37aの回
転軸37bが回転駆動すると、この回転軸37bに設け
られたウォームギヤ37cは、前記ウォームホイル37
dを回転させる。このため、前記クランク部材55が仮
想回転軸kを回転中心として回転させられる。 【0077】この際、前記カム機構52が、前記前脚部
48,49を馬体前方へ揺動させる際には、この左右前
脚部48,49を略揃えて移動させると共に、馬体後方
へ揺動させる際には、この左右前脚部48,49を交互
に移動させ、しかも、前記左右後脚部50,51を馬体
前方へ揺動させる際には、この左右後脚部50,51を
略揃えて移動させると共に、馬体後方へ揺動させる際に
は、この左右後脚部50,51を交互に移動させる。 【0078】このため、馬体前後方向への各前後脚部4
8〜51の前後方向への揺動動作である送り及び戻し動
作が、前記カム機構52によって円滑に行なわれて、送
り及び戻し速度を略均一速度とすることが出来る。従っ
て、従来のように、送り及び戻し速度が異なる不自然な
動作が無く、実物の動きに近似した動きを示現させるこ
とにより、遊戯者の興味をそそることが出来る。 【0079】前記付随動作変速手段85が、前記走行機
構による走行の速度に拘らず、独立して脚部21の開閉
動作を行うと共に、脚部21の開閉動作を変速可能とし
ているので、前記直線部分S1,S2では、図10中点
線で示すように脚部21の速度KHを、一定範囲a内で
走行速度に略比例させてレースを演出することにより現
実の競馬に近い雰囲気を醸し出し、遊戯者の興味をそそ
ることが出来る。 【0080】そして、前記可変域設定部87では、コー
ナーC1,C2部分の外側のコース101a等を走行す
る馬体模型26の速度が、速すぎて所定の走行速度の範
囲aを逸脱する場合には、予め定められた速さである約
4.5回/secに、図10中点線で示す脚部21の速
度KHを固定する。 【0081】また、コーナー部分C1,C2で、内側の
コース101d等を走行する馬体模型26等の速度BH
が、遅すぎて所定の走行速度の範囲であるレースの演出
範囲aを逸脱する場合には、予め定められた速さである
約1.5回/secに図10中点線で示す脚部21の速
度KHを固定する。 【0082】このため、脚部21の動作を可変させてよ
り現実の競馬に近い雰囲気を醸し出し、遊戯者の興味を
そそると共に、周回コースのコーナーC1,C2部分で
は、各コース101a〜101dの条件にあわせた自然
な動作を行うことが出来る。図11中、最も外側の軌道
101aと、最も内側の軌道101dとを走行する馬体
模型26,26の走行速度BHが実線で、脚部21の開
閉速度KHが点線で各々示されている。この関係図から
も読み取れるように、外側の軌道101aでは、第1,
2コーナC1,C2で、走行速度BHが上昇しても、開
閉速度KHが一定値以下となるように押さえられてい
る。また、内側の軌道101dでは、第1,2コーナC
1,C2で、走行速度BHが下降しても、開閉速度KH
が一定値以上となるように押さえられている。 【0083】しかも、前記各馬体模型26…は、自ら脚
部21の開閉動作の速度を可変して、前記のようにコー
ナー部分C1,C2で、自然な動作を行なうので、例え
ば、スタートラインSLに並んだ際等に外部から指示信
号等を与える必要がなく、構成が簡略化されると共に、
動作の確実性を向上させることが出来る。 【0084】そして、更に、競馬競技を模した競争遊戯
装置では、縮尺の関係上、フィールドの大きさに比し
て、馬体模型の大きさの比率が大きい。このため、馬体
模型同士が競い合う際に、追越し速度の増加に比例して
馬脚の速度を増加させてしまうと、不自然な動作になる
ことが知られている。 【0085】このため、例えば、図10中に示す様に、
開閉速度KH2を約2回/sec〜約4回/secまで
の間で変化させ、開閉速度KH2の増加率を走行速度B
Hの増加率に比べて少なくなるように設定すれば、追越
し速度の増加が大きくても、馬脚の速度を増加を抑制す
ることが出来、縮尺によって誇張した馬体模型の走行速
度BHの増減があっても、自然な脚部21の開閉速度K
H2を得ることが出来る。 【0086】競争終了後、馬体模型の走行速度BHが0
速度となると、馬脚21の開閉速度KH及びKH2も、
図10中に示す様に、0速度となり、フィールド上で立
ち止まっている状態が表現される。 【0087】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限らず、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても
この発明に含まれる。 【0088】例えば、前記実施例では、最も外側の軌道
101aと内側の軌道101dとの脚部21開閉速度が
主に固定されるものを示して説明してきたが、特にこれ
に限らず、馬体模型26…の頭数を更に増大させた場合
等には、他の軌道101b,101c等の脚部21…開
閉速度も固定する様にしてもよい。 【0089】また、脚部21の開閉動作についても特に
前記実施例に限定されるものではなく、左右前脚部4
8,49のみを揺動させるものや、前記左右後脚部5
0,51のみを揺動させるもの或は、左右いづれかの脚
部48〜51のみを揺動させる等、揺動させる本数や動
作形態をどの様にしてもよい。 【0090】更に、前記実施例では、走行模型の付随動
作として馬体模型26の脚部21の開閉動作を示して説
明してきたが、特にこれに限らず、馬体模型26に載置
される騎手人形の上下動動作や馬体模型26の上下又は
左右或は揺動動作、更に、自動車模型や船舶模型等の走
行音の発生や点滅信号等、競争遊戯装置に用いられる他
の走行模型の付随動作であるならば、どの様な付随動作
であってもよい。 【0091】また、前記実施例では、可変域設定部87
による脚部21の開閉速度の可変域aを約1.5〜4.
5回/secとしているが、特にこれに限らず、周回コ
ースや馬体模型26の大きさ等により、他の開閉速度に
上下限を設定しても、実物の馬の脚部の動きに近似して
遊戯者の興味をそそることが出来るものであるならば、
どのような可変域を採用してもよい。 【0092】 【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、付随動作変速手段が、前記
走行機構による走行の速度に拘らず、独立して付随動作
を行うと共に、該付随動作を変速可能としているので、
現実の競馬に近い雰囲気を醸し出し、遊戯者の興味をそ
そることが出来る。 【0093】そして、可変域設定部では、コーナー部分
の外側のコースを走行する走行模型の速度が、速すぎて
所定の走行速度の範囲を逸脱する場合には、予め定めら
れた速さに付随動作の速度を固定する。また、コーナー
部分の内側のコースを走行する走行模型の速度が、遅す
ぎて所定の走行速度の範囲を逸脱する場合には、予め定
められた速さに付随動作の速度を固定する。 【0094】このため、例えば、脚部の動作等の付随動
作を可変させてより現実の競馬に近い雰囲気を醸し出
し、遊戯者の興味をそそると共に、周回コースのコーナ
ー部分では、各コースの条件にあわせた自然な動作を行
うことが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置を示す要部の断面図である。 【図2】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置のモデルとなる実物の馬体の動きを説明する側面図
である。 【図3】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の動物模型の要部断面図である。 【図4】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の動物模型の上面図である。 【図5】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の動物模型のクランク部材を示す斜視図である。 【図6】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の回路構成を示すブロック図である。 【図7】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の台車を示し、下面側から見た平面図である。 【図8】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊技
装置の台車を示す要部の断面図である。 【図9】この発明の実施例の台車に設けられた速度検出
部を示す側面図である。 【図10】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊
技装置の可変域設定部による馬脚開閉速度の制御を示す
グラフ図である。 【図11】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊
技装置を示し、各軌道の走行速度と脚部の開閉速度との
関係の一例を示すグラフ図である。 【図12】この発明の実施例のチェーン駆動する競争遊
技装置を示し、周回コースを上方から見た平面図であ
る。 【図13】従来例の馬体模型を説明する部分断面側面図
である。 【符号の説明】 21…脚部 26…馬体模型(走行模型) 28…チェーン 30…台車 37a…小型モータ 83…馬側制御回路 85…付随動作変速手段 87…可変域設定部 89…モータ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A63H 29/00 A63H 29/00 E 31/06 31/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一周の距離を内外で異ならせる複数の軌
    道を有する周回コース上に、該各軌道に沿って各々回動
    するチェーンに移送されて走行する走行機構を設けた複
    数の走行模型が各々載置され、該走行模型には、前記走
    行機構による走行の速度に拘らず、独立して付随動作を
    行うと共に、該付随動作を変速可能な付随動作変速手段
    を有するチェーン駆動する競争遊技装置であって、 前記付随動作変速手段には、所定の走行速度の範囲内で
    は走行速度に応じて付随動作の速度を可変すると共に、
    所定の走行速度の範囲を逸脱する場合に、予め定められ
    た速さに付随動作の速度を固定する可変域設定部が設け
    られていることを特徴とするチェーン駆動する競争遊技
    装置。
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