JP3520893B2 - 現像剤収納容器 - Google Patents

現像剤収納容器

Info

Publication number
JP3520893B2
JP3520893B2 JP31886796A JP31886796A JP3520893B2 JP 3520893 B2 JP3520893 B2 JP 3520893B2 JP 31886796 A JP31886796 A JP 31886796A JP 31886796 A JP31886796 A JP 31886796A JP 3520893 B2 JP3520893 B2 JP 3520893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
developer
inner cylinder
spiral
spiral blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31886796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10142920A (ja
Inventor
秀男 市川
通晴 成島
良秀 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP31886796A priority Critical patent/JP3520893B2/ja
Publication of JPH10142920A publication Critical patent/JPH10142920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3520893B2 publication Critical patent/JP3520893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置の現像部に現像剤を
補給する現像剤収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
画像形成装置にあっては、現像部に現像剤材料を補給す
るために、特開平7−20705号公報に示すように、
現像剤収納容器が装着される。この現像剤収納容器は、
現像剤材料を収納する円筒状の容器本体部の一端面に、
この容器本体部の直径よりも小さい直径の開口部を有
し、また、容器本体部の内周面に設けられた螺旋状の案
内溝を有する。この現像剤収納容器によれば、これを略
水平状態に配置させて軸線を中心に所定の方向に回転さ
せることで、現像剤材料が、螺旋状の案内溝によって順
次開口部側に移動して開口部内へと移行し、この開口部
に到達した現像剤材料は開口部内から外方に押し出され
る。
【0003】このような現像剤収納容器にあっては、開
口部内から外方への現像剤材料の送り出しが、容器本体
部内側から開口部内に送り込まれる現像剤材料の押し出
し作用に依存している。このため、使用開始当初におい
ては、開口部近傍まで充填された現像剤材料が崩壊して
開口部に流れ込むため、必然的に開口部から外方への現
像剤の送り出し量も多くなり、その一方で、容器内の現
像材料の少なくなると、上述した案内溝による移送が主
体となって開口部まで現像材料が送り出されるため、開
口部から外方への現像剤の送り出し量が、使用開始当初
に比べて減少する現象が発生していた。このことから、
使用開始当初から空になるまで、開口部から外方への現
像剤の送り出し量を十分に安定させる(一定にする)こ
とが困難となっていた(図26参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を改良するべくなされたもので、使用開始当初か
ら空になるまで開口部から外方への現像剤材料の送り出
し量を十分に安定させることができる現像剤収納容器を
提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題は、本
発明によれば、現像剤材料を収納する円筒状の容器本体
部の一端面に形成され、該容器本体部の直径よりも小さ
い直径の開口部と、該容器本体部の内周面に形成され、
該容器本体部の軸心を中心とした回転によって、該容器
本体部内の現像剤材料を前記開口部側に向けて移動させ
る螺旋状の案内溝とを有する現像剤収納容器において、
前記開口部内に設けられ、軸心を中心とした回転に伴っ
て内容物を開口側に送り出す有底筒状の内筒であって、
その開口を前記開口部の外方に向けるようにして配設さ
れた内筒と、該内筒の外周面に固定され、前記開口部内
において、前記容器本体部の回転に伴って該開口部内の
現像剤材料に対して推力を付与する螺旋羽根とを有し、
前記螺旋羽根が、前記容器本体部内における現像剤材料
の前記移動方向と該螺旋羽根の推力作用方向とが同一方
向となるように設けられていることを特徴とする現像剤
収納容器によって達成される。
【0006】請求項2の発明は、前記螺旋羽根の螺旋方
向が、前記容器本体部内における案内溝の螺旋方向と同
方向であることを特徴とする。請求項3の発明は、前記
螺旋羽根が複数枚設けられていることを特徴とする。請
求項4の発明は、前記螺旋羽根が、連続して複数回螺旋
状に延びる連続螺旋羽根であることを特徴とする。請求
の発明は、前記螺旋羽根が、前記容器本体部内側か
ら少なくとも前記開口部の外端近傍まで延びていること
を特徴とする。請求項の発明は、前記螺旋羽根が、前
記開口部の外端から該開口部外方に向けて延びているこ
とを特徴とする。請求項の発明は、前記内筒の内径
が、該内筒の底部側から開口側に向かうに従って徐々に
拡大していることを特徴とする。請求項の発明は、前
記内筒の内周面に沿って螺旋状の突部が形成されている
ことを特徴とする。請求項の発明は、前記内筒が、前
記螺旋羽根よりも該内筒の底部側において該内筒の軸心
を中心として螺旋状に巻かれる形態を有することを特徴
とする。請求項10の発明は、前記螺旋羽根が前記開口
部に嵌合されていることを特徴とする。
【0007】請求項11の発明は、前記容器本体部内面
に、前記開口部に隣合って対向する部分において、該開
口部の内方側領域内にそれぞれ迫り出した一対の迫り出
し部が形成され、該一対の迫り出し部に前記内筒が挟持
されていることを特徴とする。請求項12の発明は、前
記一対の迫り出し部に対する前記内筒の挟持部分の断面
が、前記開口部の内方側領域において該一対の迫り出し
部間が形成する楕円形空間の投影面の中心部を形成する
と略等しいことを特徴とする。請求項1の発明は、
前記螺旋羽根の外周縁が前記開口部内周面に近接して位
置していることを特徴とする。請求項14の発明は、前
記内筒が、前記開口部の軸心方向に変位することができ
ることを特徴とする。請求項1の発明は、前記螺旋羽
根が、前記開口部に着脱可能に嵌合されていることを特
徴とする。請求項1の発明は、前記内筒が、前記一対
の迫り出し部に着脱自在に挟持されていることを特徴と
する。請求項1の発明は、前記開口部及び前記内筒の
開口が1つの栓で封緘されていることを特徴とする。請
求項1の発明は、前記内筒の開口端が前記開口部の外
端近傍に位置していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置で
ある電子写真複写機(以下、複写機という。)に適用し
た現像剤収納容器を例に説明する。
【0009】図1ないし図4において、参照符号1は、
複写機の現像部に現像剤を補給する現像剤補給ユニット
であり、この現像剤補給ユニット1はボトルホルダ2を
有する。現像剤収納容器であるボトル3は、ボトルホル
ダ2に水平状態にセットされると、ボトル3に装着され
ている栓4が抜かれると共に、駆動モータ5、一連のギ
ア機構6によって、軸線を中心に回転駆動され、ボトル
3から流出した現像剤7(この実施例では二成分現像剤
7a、7b)が現像剤導入部8を介して現像部(図示
略)に導かれる。ボトル3は、基本的構成として、図1
ないし図4、図5、図6に示すように、容器本体部9
と、容器本体部9の一端面から軸線方向外方に突出した
開口部10とを備えている。
【0010】容器本体部9は円筒状の形状を有し、その
内部空間には、現像剤7の一方の材料(トナー)7aが
収容されている。容器本体部9は、内方に向けて突出す
るリブ11によって内周面に螺旋状の案内溝12が形成
されている。容器本体部9の中の一方の材料7aは、容
器本体部9の軸線を中心とした回転によって、案内溝1
2に誘導されて開口部10側(図2、図3中、右側)に
移動する。具体的には、本実施例においては、回転に伴
って案内溝12内壁が材料7aに推力を与え、これによ
り材料7aが動かされる。開口部10は、容器本体部9
における一端面の中央に形成されている。開口部10は
円筒状の形状を有し、また、容器本体部9の直径よりも
小さな直径を有する。
【0011】容器本体部9の内面には、図1ないし図1
1に示すように、開口部10の近傍に内方に突出した一
対の迫り出し部13が形成されおり、この迫り出し部1
3によって、容器本体部9が回転すると、容器本体部9
内の一方の材料7が次第に持ち上げられて開口部10の
中に流し込まれる。一対の迫り出し部13は、開口部1
0に隣接する案内溝12の底部が、容器本体の径方向外
方側から径方向内方に向かうに従って徐々に盛り上がる
ことによって形作られている。このため、開口部10の
内方側領域では、図6に示すように、一対の迫り出し部
13の形成する空間14の投影面はほぼ楕円の形状を有
する。
【0012】開口部1の中には、図1ないし図5、図1
0、図11に示すように、有底筒状の内筒16が配設さ
れている。内筒16は、比較的長尺な円筒形状を有し、
内筒16内には、現像剤7の他方の材料、例えばキャリ
ヤ等の材料7bが充填されている。この内筒16は、開
口部10と同軸に配設され、一端側の開口16bの部分
が内筒16の中に入り込んで開口部10を介して外方に
臨んでおり、他端側の底部16aの部分が容器本体部9
の中に入り込んでいる。なお、内筒16は、その内径が
底部16aから開口部16bに向かうに従って拡大した
比較的長尺な円錐形状とすることもできる。
【0013】内筒16の他端側は、図5、図10に示す
ように、一対の迫り出し部13の間に圧入されて、この
一対の迫り出し部13に着脱可能に挟持されている(図
11等参照)。内筒16の他端側の断面は、開口部10
の内方側領域において一対の迫り出し部13の形成する
空間14の投影面よりも若干大きい形状を有している
前記一対の迫り出し部に対する前記内筒の挟持部分の断
面が、前記開口部の内方側領域において該一対の迫り出
し部間が形成する楕円形空間の投影面の中心部を形成す
る円と略等しいものである。これにより、内筒16は、
一対の迫り出し部13を形成する部分では、空間14を
塞ぐようにして、これら迫り出し部13に挟持されてい
るため、一方の現像剤材料7aは、容器本体部9内から
軸線方向外方に移動して直接的に開口部10の中に入る
ことが規制される。尚、一対の迫り出し部13と内筒1
6との間において、一定の摩擦関係を有する挟持関係が
成立する限り、内筒16の取り付け位置を調整すること
が可能である。
【0014】内筒16の外周面には、図1ないし図5、
図10ないし図13に示すように、複数の螺旋羽根15
が固定されている。螺旋羽根15は、その一部が内筒1
6の一端側外方にまで延出している。また、螺旋羽根1
5の外周縁の直径は、内筒16の一端側外方に向かうに
従って拡大され、そして、最も大きな直径の部分は、開
口部10の内径よりも若干大きな直径を有する。各螺旋
羽根15の螺旋状態は、具体的には、10°〜80°
(図10の角度α)の範囲が好ましい。このような螺旋
羽根15は、その外周縁と内筒16との間の撓み性を利
用して開口部10内に着脱可能に嵌合(圧入)されてい
る。各螺旋羽根15は、開口部10内端近傍から開口部
10の外端を経て開口部10の外方にまで延びており、
また、容器本体部9が回転したときに、その推力作用方
向が開口部10外方(図2、図3中、右方向)に向くよ
うに螺旋方向が設定されている。開口部10の外端から
突出した螺旋羽根15の最大径部分の突出量は、内筒1
6を開口部10の軸線方向に変位動させることによって
任意に調整することができる。尚、図11中、参照符号
17は、内筒16の任意の位置にセットすることのでき
るストッパリングであり、ストッパリング17を一対の
迫り出し部13に当接させることによって、内筒16の
抜けが防止される。
【0015】このようなボトル3の栓4は、その中央部
に、現像剤補給ユニット1が作動時に把持する摘み部3
2が設けられており、螺旋羽根15が栓4の回り止めと
して機能している。栓4の他の態様としては、図15に
示すように、開口部10の開口端と内筒16の開口端と
を互いに接近して配置させて、栓4を内筒16の開口に
嵌合させてもよい。これにより、栓4の取付け及び構造
を簡素化することができる。ボトル3を現像剤補給ユニ
ット1に略水平状態にセットすると、ボトル3から栓4
が抜き取られ、所定の送り出しタイミングの下で、内筒
16の他方の材料7bと容器本体部9の一方の現像剤材
料7aとが、開口部10から外方へ送り出される。
【0016】このことについて以下に具体的に説明す
る。先ず内筒16内の他方の材料7bだけを外方に送り
出し、次いで容器本体部9の一方の現像剤材料7aを送
り出すときには、容器本体部9の材料7aが開口部10
側に移動しない方向、換言すれば容器本体部9の底部側
に移動するようにボトル3が回転される。これにより、
図1に示すように、一方の材料7aが容器本体部9内に
留まり、他方、内筒16内の他方の現像剤材料7bは、
内筒16の開口部16bから徐々に落下し排出される。
【0017】内筒16の材料7bが全て送り出される
と、次に、ボトル3の回転方向が逆転される。これによ
り、容器本体部9の材料7aは開口部10に向けて移動
し、迫り出し部13を経由して開口部10の中に誘導さ
れる。また、開口部10の中の材料7aは、唯一、螺旋
羽根15の回転に基づく推力によって開口部10外方に
押し出される(図2、図7ないし図9、図16ないし図
19参照)。このとき、容器本体部9の中の材料7aが
崩れて高い位置ポテンシャルによって開口部10の中に
流れ込もうとする材料7aは、螺旋羽根15により規制
される。
【0018】使用済み或いは不要の現像剤7を回収する
場合には、容器本体部9の材料7aが底部側に移動する
ようにボトル3が回転される。これにより、開口部10
内の螺旋羽根15に基づく推力の作用方向が容器本体部
9の内部に向けて働くことから、使用済み或いは不要の
現像剤7は、図4に示すように、容器本体部9の中に回
収される。勿論、このとき、容器本体部9の案内溝によ
る推力作用の方向も、容器本体部9の他端側(底部側)
を向くことになる。この現像剤7の回収のとき、開口部
10の外端から外方に向けて延設されている螺旋羽根1
5によって現像剤7が開口部10の中に積極的に取り込
まれるため、現像剤7の回収能力を向上させることがで
きる。
【0019】別の態様として、内筒16の材料7b及び
容器本体部9の材料7aを同時に送り出すときには、容
器本体部9の材料7aが開口部10側に移動するように
ボトル3が回転される。これにより、図3に示すよう
に、容器本体部9の材料7aは、前述のとおり、開口部
10の外方に送り出される。その一方で、内筒16の材
料7bは、ボトル3の回転方向に左右されることなく、
ボトル3の回転に伴って送り出し作用を行う内筒16の
内周面の傾斜によって内筒16の外に送り出される。
【0020】したがって、内筒16を他方の材料7bを
収納する容器として利用でき、ボトル3の回転に基づ
き、容器本体部9内の材料7aとは別個に、内筒16の
材料7bを外方へ送り出すことができる。そして、容器
本体部9の材料7a及び内筒16の材料7bを送り出し
に際し、ボトル3の回転方向を調整することによって容
器本体部9の材料7aの送り出し、非送り出しの調整が
可能となることから、ボトル3の回転方向の調整によっ
て、容器本体部9の材料7aと内筒16の材料7bとの
送り出しタイミング(同時に送り出したり、両者の送り
出しタイミングを変えたりすること)の調整を行うこと
ができる。これにより多様な態様の現像剤の供給が可能
となる。
【0021】また、ボトル3の使用開始当初に容器本体
部9に多く存在する材料7aの崩壊に伴う開口部10へ
の移行が螺旋羽根15により規制され、また、開口部1
0の材料7aが、ボトル3の使用開始当初から空になる
まで、唯一、螺旋羽根15の所定の推力を受けて送り出
される。このため、使用開始当初から空になるまで、開
口部10から外方への材料7aの送り出し量は安定した
ものになる。
【0022】図20及び図21は本発明に従う第2実施
例を示し、図22及び図23は第3実施例を示し、図2
4は第4実施例を示し、図25は第5実施例を示す。こ
れら各実施例において、上述した第1実施例と同一の構
成要素には同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。
【0023】図20、図21に示す第2実施例において
は、螺旋羽根15として、内筒16の回りに連続して複
数回巻き回された連続螺旋羽根18が採用されている。
容器本体部9の中の材料7aを開口部10側に向けて移
動させる回転時に、連続螺旋羽根18による推力は開口
部10の外方に向けて働く。
【0024】図22、図23に示す第3実施例において
は、4枚の螺旋羽根15が用いられており、各螺旋羽根
15は、内筒16による同一回転の下で、同一方向の推
力を発生すると共に、その推力方向が、セット時におい
て、容器本体部9の材料7aを開口部10側に向けて移
動させる回転時に、開口部10外方に向かうように設定
されている。
【0025】図24に示す第4実施例においては、内筒
16の周壁にリブ30が形成され、また、内筒16の内
周面に沿って、螺旋状の突部31が形成されている。こ
の第4実施例にあっては、螺旋状の突部31によって内
筒16の中の材料7bに推力等の移動力を付与して、こ
の材料7bの送り出し等を容易することができる。ま
た、突部31の螺旋方向及びボトル3の回転方向によっ
て内筒16の材料7bの移動方向を調整することができ
る。このことから、容器本体部9の案内溝12の螺旋方
向と突部31の螺旋方向とを組み合わせ、また、ボトル
3の回転方向を調整することにより、内筒16の中の材
料7bと容器本体部9の中の材料7aとの送り出しタイ
ミングを同期させたり、個々独立させることができる。
【0026】図25に示す第5実施例にあっては、内筒
16が、螺旋羽根15よりも内筒16の底部16a側に
おいて、内筒16の軸線を中心として螺旋状に巻き回さ
れた形状を有する。この第5実施例にあっても、螺旋形
状の内筒16によって、内筒16の材料7bの送り出し
タイミング及び内筒16の材料7bと容器本体部9の材
料7aとの送り出しタイミングを同期させたり、個々独
立させることができる。
【0027】上述した各実施例において、内筒16の他
端側だけを一対の迫り出し部13で挟持するようにして
もよい。勿論この場合には、開口部10の中の材料7a
に的確に推力を付与するために、螺旋羽根15の外周縁
を開口部10の内周面に近接して配置するのが好まし
い。
【0028】使用開始当初から空にまで現像剤7(一方
の材料7a)の送り出し量が安定していることを確認す
るために、開口部10に螺旋羽根15を設けた場合と、
開口部10に螺旋羽根15を設けない場合とを同一の条
件で比較試験した結果を図26〜図29に示す。図26
は、螺旋羽根15を設けない場合であり、図27は、螺
旋羽根15を設けた場合を示す。ここに、螺旋羽根15
は、第1実施例と同一(螺旋羽根2枚)であるが、内筒
16の他端側を含めて丸棒で構成してある。図28は第
3実施例を用いた場合であり、図29は、第1実施例を
用いた場合を示す。
【0029】比較試験結果から理解できるように、開口
部10に螺旋羽根15を設けない場合は、開口部10か
ら外方への送り出し量が、使用の経過に従って減少する
(図26)。これに対して、開口部10に螺旋羽根15
を設けた場合には、使用開始当初から使用終了まで送り
出し量が安定している(図27〜図29)。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、容器の中に現像材料が
多く存在する使用開始当初においては、開口部内に流れ
込もうとする多くの現像剤材料が螺旋羽根により規制さ
れため、容器の中の現像材料の量に左右される移動力が
開口部内の現像剤材料に作用しなくなる。その一方、開
口部内の現像剤材料は、使用開始当初から使用終了まで
の間、容器の回転に伴う螺旋羽根の所定の推力のみを受
けて外部に送り出されることになる。このため、使用開
始当初から空になるまで開口部内から外方への現像剤材
料の送り出し量を十分に安定させることができる。ま
た、現像剤材料を開口部内から外方に送り出す方向とは
逆方向に当該現像剤収納容器を回転させれば、開口部内
の螺旋羽根に基づく推力の方向が容器本体部内側に向く
ことになり、使用済み或いは不要の現像剤を開口部から
回収できる。
【0031】また、内筒を他の現像剤材料を収納する容
器として利用でき、容器の回転によって、容器本体部の
中の現像剤材料とは別個に、内筒内の現像剤材料をも外
方へ送り出すことができることになる。更に、容器本体
部の中の現像剤材料及び内筒内の現像剤材料の送り出し
に際しては、容器の回転方向を調整することによって現
像剤材料の送り出し、非送り出し調整を行うことができ
るため、容器本体部内の現像剤材料と内筒内の現像剤材
料との送り出しタイミングつまり同時の送り出し、或い
は、両者の送り出しタイミングをずらすなどの調整を行
うことができる。このため、多様な態様の現像剤供給が
可能となる。
【0032】また、請求項2の発明によれば、回転する
螺旋羽根に基づき、的確に推力を発生させることができ
ることになり、容器本体部から開口部内への現像剤材料
の流入、開口部内の現像剤材料を開口部外方へ送り出す
ことに関し、先に説明した本発明の作用効果を具体的に
得ることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、螺旋羽根が複数
枚設けられていることから、使用開始当初において多く
流れ込もうとする現像剤材料をより的確に規制し、開口
部内の現像剤材料に対しては、使用開始当初から空にな
るまで及び回収時に、より確実に推力を現像剤材料に対
して付与することができることになり、現像剤材料の送
り出しの安定化及び回収能力を、一層向上させることが
できる。
【0034】請求項4の発明によれば、螺旋羽根が、連
続して複数回螺旋した連続螺旋羽根であることから、上
述の複数枚の螺旋羽根と同様の機能を発揮して、上記請
求項3と同様の作用効果を得ることができる。
【0035】請求項の発明によれば、螺旋羽根が、容
器本体部内側から少なくとも開口部の外端近傍まで延び
ていることから、開口部内に現像剤材料が存在する限
り、現像剤材料に推力を与えることができ、開口部内か
ら外方への現像剤材料の送り出しの安定化と、開口部内
から容器本体部内への現像剤材料の送り出し(回収)能
力の向上とを的確に図ることができる。
【0036】請求項の発明によれば、螺旋羽根が、開
口部の外端から該開口部外方に向けて延設されているこ
とから、現像剤材料の回収時に、現像剤材料をより多く
開口部内に取り込むことができることになり、現像剤材
料の回収能力を、一層向上させることが可能である。
【0037】請求項の発明によれば、内筒の内径が、
該内筒の底部側から開口側に向かうに従って徐々に拡大
していることから、内筒内の傾斜した内周面を利用して
内筒内の現像剤材料を外方へ送り出し易くすることがで
きる。
【0038】請求項の発明によれば、内筒の内周面に
沿って螺旋状の突部が形成されていることから、内筒内
の現像剤材料に推力等の移動力を付与して該現像剤材料
の送り出し等を容易にできるばかりか、突部の螺旋方向
と当該現像剤収納容器の回転方向とにより内筒内の現像
剤材料の移動方向を調整できることになる。このため、
容器本体部内の案内溝の螺旋方向と突部の螺旋方向とを
組み合わせ、当該現像剤収納容器の回転方向を調整する
ことにより、内筒内の現像剤材料と容器本体部内の現像
剤材料との送り出しタイミングを、同時にしたり、別々
にしたりする等、種々の態様に設定することができるこ
とになる。
【0039】請求項の発明によれば、内筒が、螺旋羽
根よりも該内筒の底部側において該内筒の軸心を中心と
して螺旋状に巻かれた構成であることから、内筒内の現
像剤材料の送り出し、内筒内の現像材料と容器本体部内
の現像材料との送り出しタイミングに関して、前記請求
項9と同様の作用効果を得ることができることになる。
【0040】請求項10の発明によれば、螺旋羽根の自
由端側(外周縁側)の弾発力を利用して、この螺旋羽根
が開口部内に嵌合されていることから、開口部内に押し
込むだけで螺旋羽根を取り付けることができることにな
り、構造の簡素化を図ることができる。
【0041】請求項1の発明によれば、一対の迫り出
し部に内筒が挟持されることから、一対の迫り出し部が
内筒固定部として利用できることになり、構造の簡素化
を図ることができる。
【0042】請求項1の発明によれば、内筒の挟持部
分の断面が、一対の迫り出し部が形成する空間の投影面
に略等しいことから、現像剤材料が開口部の軸心方向内
方側(容器本体部側)から開口部内に流れ込むことが規
制され、現像剤材料は、主として、容器本体部の回転に
基づいて径方向外方側から迫り出し部を経由して開口部
内に流れ込むことになり、容器本体内から開口部内に流
れ込む現像剤材料の量の安定化を図ることができる。ま
た、これにより、開口部から外部に送り出される現像剤
材料の量の安定化を図ることができる。
【0043】請求項1の発明によれば、螺旋羽根の外
周縁が開口部内周面に近接して位置していることから、
開口部内の現像剤材料全体に対して確実に推力を付与す
ることができ、開口部内周面と螺旋羽根外周縁との間か
ら洩れ出る現像剤材料を少なくすることができる。この
ため、開口部から外方への現像剤材料の送り出しの安定
化と、回収能力の向上とを図ることができる。
【0044】請求項14の発明によれば、内筒が開口部
の軸心方向に変位可能であるから、螺旋羽根を所望の位
置にセットすることができる。特に、内筒の変位動調整
に基づき螺旋羽根の開口部外端からの延出調整を行う場
合には、所望の回収効果を簡単に得ることができる。
【0045】請求項1の発明によれば、螺旋羽根が開
口部に着脱可能に嵌合されていることから、螺旋羽根の
取付け作業を容易にすることができる。
【0046】請求項1の発明によれば、内筒が一対の
迫り出し部に着脱可能に挟持されていることから、内筒
及び螺旋羽根の取付け作業を容易にすることができる。
【0047】請求項1の発明によれば、容器本体部内
及び内筒内に現像剤材料をそれぞれ収納する場合でも、
1つの栓で足りることになり、部品点数の低減を図るこ
とができることになる。
【0048】請求項1の発明によれば、内筒内から外
方への現像剤材料の送り出しを確実に行うことができる
と共に、栓の取付け、構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るボトルを備えた現像剤材料補給ユ
ニット(内筒)から現像部導入部へ他方の現像剤材料だ
けを送り出すことを示す説明図である。
【図2】現像部導入部へ他方の現像剤材料だけを補給し
た後、容器本体部の中の材料を送り出すことを示す説明
図である。
【図3】内筒の中の他方の材料と容器本体部の中の一方
の材料とを同時に送り出すことを示す説明図である。
【図4】実施例に係るボトルを備えた現像剤材料補給ユ
ニットへ使用済み現像剤を回収することを示す説明図で
ある。
【図5】実施例に係るボトルを示す斜視図である。
【図6】実施例に係るボトルの開口部側端面を示す図で
ある。
【図7】迫り出し部の作用を示す図である。
【図8】迫り出し部の作用を示す図である。
【図9】迫り出し部の作用を示す図である。
【図10】開口部に対する内筒及び螺旋羽根のセットを
示す説明図である。
【図11】開口部に対する内筒及び螺旋羽根のセット状
態を示す断面図である。
【図12】第1実施例に係る内筒に固定された螺旋羽根
を示す正面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】使用開始前の未使用時において、ボトルに施
される栓を説明する説明図である。
【図15】別の栓を説明する説明図である。
【図16】容器本体部内、開口部内、螺旋羽根の作動を
説明する説明図である。
【図17】図16の右側面図である。
【図18】図16の続きを示す図である。
【図19】図17の続きを示す図である。
【図20】第2実施例に係る内筒に固定された螺旋羽根
を示す正面図である。
【図21】図20の平面図である。
【図22】第3実施例に係る内筒に固定された螺旋羽根
を示す正面図である。
【図23】図22の平面図である。
【図24】第4実施例に係る内筒及び螺旋羽根を示す図
である。
【図25】第5実施例に係る内筒及び螺旋羽根を示す図
である。
【図26】開口部に螺旋羽根を設けない場合における該
開口部からの送り出し量を示す図である。
【図27】開口部に、第1実施例に係るものであって内
筒として丸棒を用いた場合における該開口部からの送り
出し量を示す図である。
【図28】開口部に第3実施例に係る螺旋羽根を用いた
場合における該開口部からの送り出し量を示す図であ
る。
【図29】開口部に第1実施例に係る螺旋羽根を用いた
場合における該開口部からの送り出し量を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 ボトル 4 栓 7 現像剤 7a 一方の現像剤材料 7b 他方の現像剤材料 9 容器本体部 10 開口部 12 案内溝 13 迫り出し部 14 空間 15 螺旋羽根 16 内筒 18 連続螺旋羽根 19 一対の迫り出し部間が形成する楕円形空間の投
影面の中心部を形成する円 31 突部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−43999(JP,A) 特開 平6−308829(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 B65D 83/06

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤材料を収納する円筒状の容器本体
    部の一端面に形成され、該容器本体部の直径よりも小さ
    い直径の開口部と、該容器本体部の内周面に形成され、
    該容器本体部の軸心を中心とした回転によって、該容器
    本体部内の現像剤材料を前記開口部側に向けて移動させ
    る螺旋状の案内溝とを有する現像剤収納容器において、 前記開口部内に設けられ、軸心を中心とした回転に伴っ
    て内容物を開口側に送り出す有底筒状の内筒であって、
    その開口を前記開口部の外方に向けるようにして配設さ
    れた内筒と、 該内筒の外周面に固定され、前記開口部内において、前
    記容器本体部の回転に伴って該開口部内の現像剤材料に
    対して推力を付与する螺旋羽根とを有し、 前記螺旋羽根が、前記容器本体部内における現像剤材料
    の前記移動方向と該螺旋羽根の推力作用方向とが同一方
    向となるように設けられていることを特徴とする現像剤
    収納容器。
  2. 【請求項2】 前記螺旋羽根の螺旋方向が、前記容器本
    体部内における案内溝の螺旋方向と同方向である請求項
    1に記載の現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】 前記螺旋羽根が複数枚設けられている請
    求項1又は2に記載の現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】 前記螺旋羽根が、連続して複数回螺旋状
    に延びる連続螺旋羽根である請求項1又は2に記載の現
    像剤収納容器。
  5. 【請求項5】 前記螺旋羽根が、前記容器本体部内側か
    ら少なくとも前記開口部の外端近傍まで延びている請求
    項1ないしのいずれか一項に記載の現像剤収納容器。
  6. 【請求項6】 前記螺旋羽根が、前記開口部の外端から
    該開口部外方に向けて延びている請求項に記載の現像
    剤収納容器。
  7. 【請求項7】 前記内筒の内径が、該内筒の底部側から
    開口側に向かうに従って徐々に拡大している請求項1な
    いしのいずれか一項に記載の現像剤収納容器。
  8. 【請求項8】 前記内筒の内周面に沿って螺旋状の突部
    が形成されている請求項1ないしのいずれか一項に記
    載の現像剤収納容器。
  9. 【請求項9】 前記内筒が、前記螺旋羽根よりも該内筒
    の底部側において該内筒の軸心を中心として螺旋状に巻
    かれる形態を有する請求項1ないしのいずれか一項に
    記載の現像剤収納容器。
  10. 【請求項10】 前記螺旋羽根が前記開口部に嵌合され
    ている請求項1ないしのいずれか一項に記載の現像剤
    収納容器。
  11. 【請求項11】 前記容器本体部内面に、前記開口部に
    隣合って対向する部分において、該開口部の内方側領域
    内にそれぞれ迫り出した一対の迫り出し部が形成され、 該一対の迫り出し部に前記内筒が挟持されている請求項
    1ないし10のいずれか一項に記載の現像剤収納容器。
  12. 【請求項12】 前記一対の迫り出し部に対する前記内
    筒の挟持部分の断面が、前記開口部の内方側領域におい
    て該一対の迫り出し部間が形成する楕円形空間の投影面
    の中心部を形成する円と略等しい請求項11に記載の現
    像剤収納容器。
  13. 【請求項13】 前記螺旋羽根の外周縁が前記開口部内
    周面に近接して位置している請求項11又は12に記載
    の現像剤収納容器。
  14. 【請求項14】 前記内筒が、前記開口部の軸心方向に
    変位することができる請求項10ないし13のいずれか
    一項に記載の現像剤収納容器。
  15. 【請求項15】 前記螺旋羽根が、前記開口部に着脱可
    能に嵌合されている請求項10に記載の現像剤収納容
    器。
  16. 【請求項16】 前記内筒が、前記一対の迫り出し部に
    着脱自在に挟持されている請求項11ないし13のいず
    れか一項に記載の現像剤収納容器。
  17. 【請求項17】 前記開口部及び前記内筒の開口が1つ
    の栓で封緘されている請求項1ないし16のいずれか一
    項に記載の現像剤収納容器。
  18. 【請求項18】 前記内筒の開口端が前記開口部の外端
    近傍に位置している請求項1又は17に記載の現像剤収
    納容器。
JP31886796A 1996-11-14 1996-11-14 現像剤収納容器 Expired - Fee Related JP3520893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31886796A JP3520893B2 (ja) 1996-11-14 1996-11-14 現像剤収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31886796A JP3520893B2 (ja) 1996-11-14 1996-11-14 現像剤収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10142920A JPH10142920A (ja) 1998-05-29
JP3520893B2 true JP3520893B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=18103856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31886796A Expired - Fee Related JP3520893B2 (ja) 1996-11-14 1996-11-14 現像剤収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3520893B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569241B2 (ja) * 2010-08-09 2014-08-13 株式会社リコー トナー補給装置、及び、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10142920A (ja) 1998-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105143990B (zh) 显影剂补给容器
CN105051618B (zh) 显影剂收容容器及具备该显影剂收容容器的图像形成装置
JP3509385B2 (ja) トナーボトル
EP1233311B1 (en) Toner supply container
US6229976B1 (en) Exchangeable toner cartridge having an auger and a regulation member
KR100374268B1 (ko) 토너 용기 및 토너 재충전 기구
KR102409784B1 (ko) 현상제 보급 용기 및 현상제 보급 시스템
EP1158370B1 (en) Toner cartridge with toner agitator
EP1076271A1 (en) Toner cartridge
JP3520893B2 (ja) 現像剤収納容器
JP4143325B2 (ja) トナー補給容器及び駆動伝達部材
JP6089120B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JPH06222665A (ja) トナ−カ−トリッジ
JP3049611B2 (ja) トナ―カ―トリツジ
GB2228103A (en) Toner cartridge for dispensing toner
CN106462097B (zh) 显影剂收容容器以及具备该显影剂收容容器的图像形成装置
JPH0934233A (ja) トナーボトル
CN100390674C (zh) 显影剂补给容器
JPH08211719A (ja) トナー補給装置
JPH10171230A (ja) トナーカートリッジ
JP3520892B2 (ja) 現像剤収納容器
US10620569B2 (en) Developer supply container
JPH10274877A (ja) 現像剤収納器及び該現像剤収納器を用いる現像剤貯蔵装置
JPH05313492A (ja) 画像形成装置
JP3248802B2 (ja) 現像剤収納容器、トナー補給装置及び現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040116

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140213

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees