JP3520503B2 - 石油給湯機のバーナユニット - Google Patents

石油給湯機のバーナユニット

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JP3520503B2
JP3520503B2 JP02094794A JP2094794A JP3520503B2 JP 3520503 B2 JP3520503 B2 JP 3520503B2 JP 02094794 A JP02094794 A JP 02094794A JP 2094794 A JP2094794 A JP 2094794A JP 3520503 B2 JP3520503 B2 JP 3520503B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、石油給湯機の全体形
状をできるだけ小形化し、保守点検をし易くすることが
できる石油給湯機のバーナユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】石油給湯機には、下向きのバーナノズル
を有するバーナユニットを熱交換器ユニットの上端に装
着する形式が知られている(たとえば、特開平3−11
0309号公報)。
【0003】このもののバーナユニットは、下向きのバ
ーナノズルの周囲に燃焼筒を配設し、燃焼筒の周囲に、
燃焼用のエアを送風するための複数のガイド筒を配設し
た上、ガイド筒の上端にブロワを搭載してなる。なお、
燃焼筒の下部には、バーナノズルからの炎の長さを短く
し、炎を水平方向に拡げるために、燃焼筒の下方を横切
る分炎板が付設されている。また、かかるバーナユニッ
トは、バーナノズルの先端より下方の部分を熱交換器ユ
ニットのケーシング内に挿入するようにして、ケーシン
グの上端に着脱自在に装着することができる。すなわ
ち、このときのバーナユニットは、熱交換器ユニットの
ケーシングを燃焼室として作動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、分炎板がバーナユニットと一体になっているか
ら、保守点検の際にバーナユニットを取り外すときは、
バーナユニットを上方に大きく引き抜く必要があり、取
外し作業が極めて厄介であるという問題があった。ま
た、このためには、バーナユニットの上方に大きな余裕
空間を設けなければならないから、バーナユニットを取
り外すに先き立って、上方の重いブロワを取り外した
り、その後、さらにガイド筒を取り外したりしなければ
ならない上、全体を収納する筐体フレームも大きくなり
がちであるという問題が避けられなかった。ブロワを含
む大形の部品を取り外したり、再組立したりするために
は、筐体フレームの内部にも、相応の作業用スペースを
確保することが不可欠であるからである。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、燃焼筒から分炎板を切り離すことによ
って、保守点検のための取外し作業が極めて簡単である
上、全体形状を大幅に小形化することができる石油給湯
機のバーナユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、下面に分炎板を付設する補助フ
ランジ板と、補助フランジ板を介して熱交換器ユニット
のケーシングの上端に着脱自在に装着するフランジ板
と、フランジ板の上面に搭載するブロワ取付用の箱形の
架台と、架台の内部に下向きに取り付ける燃焼筒と、燃
焼筒に下向きに内装するバーナノズルと、フランジ板の
下面に対し、燃焼筒と同軸に取り付ける外筒と、外筒に
収納し、上端が燃焼筒の下端に挿脱自在に嵌合する内筒
とを備えてなり、補助フランジ板は、外筒を貫通させる
透孔を形成し、分炎板は、外筒の下方を横切ることをそ
の要旨とする。
【0007】なお、バーナノズルは、供給管、戻り管の
双方を後端に接続することができる。
【0008】また、フランジ板、補助フランジ板の間に
は、パッキンを介装してもよい。
【0009】さらに、補助フランジ板の下面には、透孔
の周囲にエアダクトを付設し、エアダクトは、水平方向
にエアを吹き出すようにすることができる。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、フランジ板
は、ブロワや、フランジ板上に搭載するブロワ取付用の
架台、架台内の燃焼筒、バーナノズルとともに、補助フ
ランジ板から分離するようにして熱交換器ユニットのケ
ーシングから取り外すことができ、このとき、燃焼筒
は、下端に嵌合する内筒とともに、その所用長さを確保
すればよい。また、分炎板は、補助フランジ板の下面に
取り付けられているから、フランジ板を取り外しても、
そのままケーシング内に留まっている。すなわち、フラ
ンジ板を取り外すことにより、バーナユニットは、補助
フランジ板を介して上下に分離することができ、したが
って、このとき、フランジ板は、上方に僅かな作業用ス
ペースを設けることにより、ブロワを含む主要部材とと
もに、簡単に取り外すことが可能である。なお、補助フ
ランジ板は、それ自体を取り外すことにより、分炎板と
ともに取り外すことができる。
【0011】バーナノズルの後端に供給管、戻り管の双
方を接続すれば、バーナノズルの側面に戻り管を接続す
る場合と異なり、バーナノズル自体の着脱が極めて容易
であるばかりでなく、戻り管を燃焼筒内に導入する必要
がないから、バーナノズルの周囲の一次燃焼エアの流れ
を乱すことがなく、安定な燃焼を得ることができる上、
油漏れ事故に対する安全性を向上させることができる。
【0012】なお、架台に仕切壁を内装し、仕切壁によ
って仕切られた架台の内部空間を三次燃焼エアのエア通
路として利用することができる。ここで、三次燃焼エア
とは、低負荷運転時などにおいて、排気ガスの相対湿度
が過大となり、排気ダクト等の構造部材が早期に腐食す
ることを防止するとともに、排気口からの逆風に対して
も燃焼が異常となることがないように、熱交換器ユニッ
トのケーシング内に導入するエアをいう。
【0013】フランジ板、補助フランジ板の間にパッキ
ンを介装すれば、パッキンは、ブロワの振動や、バーナ
の燃焼騒音等が熱交換器ユニットのケーシングに伝達す
ることを防止し、運転中の騒音レベルを低下させるとと
もに、燃焼ガスの漏れを最少にすることができる。
【0014】補助フランジ板の下面にエアダクトを設け
るときは、エアダクトは、水平方向にエアを吹き出し、
バーナノズルの燃焼状態に悪影響を及ぼすことなく、必
要十分な量の三次燃焼エアをケーシング内に導入するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0016】石油給湯機のバーナユニットは、架台12
を介してブロワ13を搭載するフランジ板11と、分炎
板22を付設する補助フランジ板21とを備えてなる
(図1、図2)。ただし、フランジ板11は、補助フラ
ンジ板21を介し、熱交換器ユニット30のケーシング
31に対し、着脱自在に装着されている。
【0017】フランジ板11、補助フランジ板21は、
それぞれ、ケーシング31の上端のフランジ31aに適
合するように折曲げ加工された板材であって、補助フラ
ンジ板21は、止めねじ31bを介し、ケーシング31
の上端に取り付けられている。また、フランジ板11
は、補助フランジ板21に対し、補助フランジ板21を
覆うようにして取り付けるものとし、補助フランジ板2
1に立設するボルト21aをボルト孔11aに挿通し、
ナット21a1 を締め付けることによって固定されてい
る。なお、止めねじ31bは、ケーシング31、補助フ
ランジ板21の周囲に適当な本数を配設するものとし、
ボルト21aは、補助フランジ板21上に、少なくとも
2本を設けるものとする。また、フランジ板11、補助
フランジ板21の間には、パッキン23が介装されてい
る。
【0018】架台12は、箱形に形成されており、ブロ
ワ13は、箱形の補助架台13aを介し、架台12の上
面に搭載されている。なお、ブロワ13は、直流モー
タ、インバータモータ等の可変速モータを介して駆動
し、吐出風量を連続的に可変することができるものとす
る。
【0019】架台12の内部には、短い燃焼筒15が下
向きに取り付けられており、燃焼筒15の中心には、バ
ーナノズル16が下向きに内装されている。また、架台
12には、燃焼筒15の左右両側に仕切壁17、17が
内装されている。ただし、仕切壁17、17は、架台1
2の上面から垂設されており、仕切壁17、17の下端
は、フランジ板11に到達しているものとする。
【0020】フランジ板11の下面には、外筒18が付
設されている。外筒18の下端は、小径に絞られてお
り、外筒18の内部には、内筒19が収納されている。
内筒19は、フランジ板11を下から上に貫通し、内筒
19の上端は、燃焼筒15の下端に対し、挿脱自在に嵌
合している。また、内筒19の中間部には、仕切板19
aが装着されている。
【0021】仕切板19aは、中央部に孔19a1 を形
成し(図3)、孔19a1 の周囲には、斜めの羽根板1
9a2 、19a2 …が放射状に形成されている。各羽根
板19a2 は、同一方向に斜め下方に切り起こすことに
より(図4)、開口部19a3 を形成している。なお、
燃焼筒15の内部には、バーナノズル16の先端に向け
て、点火プラグ15aが装着されており(図2)、点火
プラグ15aの取付部15a1 は、一方の仕切壁17を
貫通し、架台12の外部にまで突出している。
【0022】バーナノズル16は、いわゆるガンタイプ
バーナであって、ノズル本体16aと、フランジ付きの
アダプタ16bとからなり(図5)、アダプタ16bを
介し、架台12の上面に下向きに取り付けられている。
アダプタ16bの後端には、供給管16c、戻り管16
dが接続されており、供給管16cからの燃料油は、ノ
ズル本体16aの側面中間部のフィルタ16a1 を介し
てノズルチップ16a2 に供給され、余剰分は、ノズル
本体16aの中心孔を介し、戻り管16dに戻るように
なっている。なお、ノズル本体16aは、雄ねじ部16
a3 をアダプタ16bの雌ねじ部16b1 にねじ込むこ
とによって組み立てられ、ノズル本体16aの後端部
は、オーリング16a4 によってシールされている。
【0023】供給管16cは、オイルポンプ16e、流
量調整弁16fを介し、図示しない油タンクに連結され
ている(図2)。また、戻り管16dは、逆止弁16
g、フィルタ16hを介し、流量調整弁16fに接続さ
れている。流量調整弁16fは、バーナノズル16から
の燃料油の戻り量を制御することにより、バーナノズル
16における燃料油の燃焼量、すなわちバーナノズル1
6の発生熱量を連続的に調節制御することができる。
【0024】補助フランジ板21の中央部には、外筒1
8を貫通させる透孔21bが形成されている(図1、図
2)。透孔21bの周囲には、エアダクト21cが形成
されており、エアダクト21cには、側面にエア吹出口
21c1 、21c1 …が形成されている。一方、分炎板
22は、U字状に屈曲する帯状の板材であって、透孔2
1bの下方、すなわち外筒18の下方を横切るようにし
て、補助フランジ板21の下面にねじ止めされている。
【0025】架台12の内部には、燃焼筒15と内筒1
9、仕切壁17、17を介し、2重のエア通路12a、
12bと、エア通路12c、12cとが形成されてい
る。各エア通路12a、12b…の上部は、それぞれ、
架台12の上面に形成する通気孔を介して補助架台13
aの内部に連通している。ただし、最内側のエア通路1
2aは、燃焼筒15、内筒19の内部空間であって、内
筒19の下端を介して、熱交換器ユニット30の上部に
下向きに開口しており、中間のエア通路12bは、フラ
ンジ板11に形成する通気孔、内筒19の下部に形成す
る通気孔を介し、内筒19の下部に連通している。さら
に、最外側のエア通路12c、12cは、フランジ板1
1、補助フランジ板21に対応して設ける通気孔11
b、11b…、21d、21d…を介してエアダクト2
1cに連通し、エアダクト21cは、エア吹出口21c
1 、21c1 …を介し、熱交換器ユニット30の上部に
水平方向に開口している。
【0026】そこで、ブロワ13を運転すると、ブロワ
13は、燃焼筒15、内筒19の内部のエア通路12a
に一次燃焼エアを供給し、中間のエア通路12b、外筒
18を介して内筒19の下部に二次燃焼エアを供給し、
さらに、最外側のエア通路12c、12c、エアダクト
21c、エア吹出口21c1 、21c1 …を介し、熱交
換器ユニット30の上部に、三次燃焼エアを水平方向に
吹き出すことができる。なお、ブロワ13は、バーナノ
ズル16の発生熱量に合わせ、吐出風量を連続的に可変
するものとする。ただし、バーナノズル16、ブロワ1
3は、バーナノズル16の燃焼が不安定となる最低発生
熱量以下の領域においては、オンオフ制御に移行させる
ものとする。
【0027】内筒19の内部に装着する仕切板19a
は、エア通路12aに供給される一次燃焼エアを開口部
19a3 、19a3 …を介して下方に流通させることに
より、羽根板19a2 、19a2 …の切起し方向によっ
て決まる一方向に一次燃焼エアを旋回させる。すなわ
ち、仕切板19aは、バーナノズル16の先端のノズル
チップ16a2 から霧状に噴出される燃料油を外側から
包み込むようにして一次燃焼エアを旋回させることによ
り、バーナノズル16の燃焼炎を安定させるから、バー
ナノズル16は、その発生熱量を広範囲に調節しても、
燃焼状態が不安定になることがない。
【0028】かかるバーナユニットは、熱交換器ユニッ
ト30、排気ダクト40とともに、筐体フレームFに一
体に組み込むことができる(図6)。なお、ここでは、
熱交換器ユニット30は、ケーシング31に対し、フィ
ン付きの2重の水管32、33を内装してなり、水管3
2の入口側は、流量センサ32aを介して図示しない給
水源に接続されており、出口側は、アキュムレータ32
bを介し、出湯管32cとして外部に配管されている。
また、水管33の入口側は、流量スイッチ33a、循環
ポンプ33bを介して図示しない浴槽に接続されてお
り、出口側も、浴槽に接続されている。ただし、水管3
2、33は、ケーシング31に内装するに加えて、ケー
シング31の外周に蛇管状に巻き付けるようにして延長
してもよい。
【0029】そこで、熱交換器ユニット30は、水管3
2に通水してバーナユニットを運転すれば、出湯管32
cを介して湯を出湯させることができ、このとき、バー
ナノズル16の発生熱量は、流量調整弁16fを介し、
最適に調整することができる。また、循環ポンプ33b
を運転し、水管33を介して浴槽内の湯を循環させれ
ば、浴槽内の湯を加温し、いわゆる風呂の追焚きをする
ことができる、なお、熱交換器ユニット30は、水管3
3、流量スイッチ33a、循環ポンプ33bを省略し、
出湯用のみに製作することもできる。
【0030】熱交換器ユニット30の下端は、煙道34
を介し、排気ダクト40の下端に連結されている。ま
た、排気ダクト40の上端は、ルーバ41を介し、筐体
フレームFの外部に開口されている。
【0031】排気ダクト40は、角筒状のダクト42に
対し、山形に折曲げ形成した邪魔板43、43…を交互
に組み込んでなる(図7)。ダクト42は、コ字状の本
体板材42aと、蓋板材42bとを組み合わせて形成し
(図8)、本体板材42aの両側面には、大径の透孔4
2a1 、42a1 …が形成されている。また、各邪魔板
43には、小径の透孔43a、43a…が形成されてい
る。各邪魔板43は、両側に爪43b、43b…を突設
し、本体板材42a、蓋板材42bに対応して形成する
係止孔42a2 、42b1 に各爪43bを挿入した上、
本体板材42a、蓋板材42bの各外側において爪43
b、43b…を約90度に捻じることによって固定され
ている。ただし、各爪43bは、本体板材42a、蓋板
材42bの外側において、単に折り曲げるようにしても
よい。
【0032】ダクト42の外周には、外ケース44が装
着されており(図7)、ダクト42、外ケース44の間
には、吸音材45、45…が装填されている。また、各
邪魔板43の内部にも、吸音材46が装填されている。
なお、ルーバ41には、長い角筒状の補助ダクト41a
が付設されており、ルーバ41は、補助ダクト41aと
ともに、取外し可能となっている。ただし、吸音材4
5、46としては、ガラスウール、ロックウールなどの
不織布の他、石膏ボードなどの不燃性の多孔質の材料を
使用することができる。
【0033】邪魔板43、43…は、ダクト42の内部
に屈曲する排気通路を形成し、各邪魔板43の透孔43
a、43a…、ダクト42の透孔42a1 、42a1 …
は、それぞれ吸音材46、45を排気通路に露出させ
る。そこで、排気ダクト40は、極く短い長さであって
も、バーナユニットの燃焼騒音を有効に低減させること
ができる。
【0034】バーナユニットは、フランジ板11を補助
フランジ板21に固定しているナット21a1 、21a
1 を取り外すことにより、ブロワ13、架台12、燃焼
筒15、バーナノズル16、仕切壁17、17、外筒1
8、内筒19とともに、上方に取り外すことができる。
つづいて、止めねじ31b、31b…を取り外せば、補
助フランジ板21は、分炎板22とともに、上方に取り
外すことができる。なお、バーナユニットは、その主要
部材がフランジ板11上に搭載されているから、通常の
保守点検に際しては、フランジ板11のみを取り外せば
足りる。
【0035】分炎板22は、一般に、バーナユニットか
らの炎を左右に2分割し、炎の全体長さを短くすること
により、熱交換器ユニット30のケーシング31を小さ
くするためのものである。ここでは、分炎板22は、補
助フランジ板21に付設されているから、バーナユニッ
トを取り外すに際し、上方に設けるべき作業用スペース
を最小にすることができる上、高温になる燃焼筒15、
内筒19、外筒18などに取り付けるものでないから、
その耐久性も良好である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ブロワ、燃焼筒、バーナノズルを含む主要部材は、
フランジ板上に搭載し、分炎板は、補助フランジ板に付
設するとともに、補助フランジ板の下面に内筒、外筒を
突出させることによって、保守点検の際には、フランジ
板を取り外し、分炎板を除く主要部材を上方に簡単に取
り外すことができるから、取外し作業が簡単である上、
筐体フレーム内に設ける作業用スペースも小さくて済
み、全体形状を大幅に小形化することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体分解斜視図
【図2】 全体構成模式説明図
【図3】 仕切板の平面図
【図4】 図3のX−X線矢視拡大断面図
【図5】 バーナノズルの構成図
【図6】 使用状態模式図
【図7】 排気ダクトの構成図
【図8】 図7の要部分解斜視図
【符号の説明】
11…フランジ板 12…架台 13…ブロワ 15…燃焼筒 16…バーナノズル 16c…供給管 16d…戻り管 17…仕切壁 18…外筒 19…内筒 21…補助フランジ板 21b…透孔 21c…エアダクト 22…分炎板 30…熱交換器ユニット 31…ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和角 孝男 大阪府大阪市城東区鴫野東1丁目2番1 号 タカラスタンダード株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−282108(JP,A) 特開 平3−110309(JP,A) 特開 平2−247408(JP,A) 特開 平5−10507(JP,A) 特開 昭59−200116(JP,A) 特開 昭58−37413(JP,A) 特開 平4−73512(JP,A) 実開 昭49−92533(JP,U) 特公 昭48−34256(JP,B1) 特公 昭54−13848(JP,B1) 実公 昭37−15670(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 11/24 F23J 13/00 F23L 13/00 F24H 9/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に分炎板を付設する補助フランジ板
    と、該補助フランジ板を介して熱交換器ユニットのケー
    シングの上端に着脱自在に装着するフランジ板と、該フ
    ランジ板の上面に搭載するブロワ取付用の箱形の架台
    と、該架台の内部に下向きに取り付ける燃焼筒と、該燃
    焼筒に下向きに内装するバーナノズルと、前記フランジ
    板の下面に対し、前記燃焼筒と同軸に取り付ける外筒
    と、該外筒に収納し、上端が前記燃焼筒の下端に挿脱自
    在に嵌合する内筒とを備えてなり、前記補助フランジ板
    は、前記外筒を貫通させる透孔を形成し、前記分炎板
    は、前記外筒の下方を横切ることを特徴とする石油給湯
    機のバーナユニット。
  2. 【請求項2】 前記バーナノズルは、供給管、戻り管の
    双方を後端に接続することを特徴とする請求項1記載の
    石油給湯機のバーナユニット。
  3. 【請求項3】 前記フランジ板、補助フランジ板の間に
    は、パッキンを介装することを特徴とする請求項1また
    請求項記載の石油給湯機のバーナユニット。
  4. 【請求項4】 前記補助フランジ板の下面には、前記透
    孔の周囲にエアダクトを付設し、該エアダクトは、水平
    方向にエアを吹き出すことを特徴とする請求項1ないし
    請求項のいずれか記載の石油給湯機のバーナユニッ
    ト。
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