JP3519666B2 - Pcカード型無線通信装置 - Google Patents

Pcカード型無線通信装置

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JP3519666B2
JP3519666B2 JP2000092731A JP2000092731A JP3519666B2 JP 3519666 B2 JP3519666 B2 JP 3519666B2 JP 2000092731 A JP2000092731 A JP 2000092731A JP 2000092731 A JP2000092731 A JP 2000092731A JP 3519666 B2 JP3519666 B2 JP 3519666B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報端末装置と接続され、スペクトラム拡散
(Spread Spectrum)技術を用いた無線
通信機能を有するPCカード型無線通信装置に係わるも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スペクトラム拡散技術を利用し
た通信方式においては、送信側にて音声等の入力ベース
バンド信号が変調されて拡散回路(変調回路)に入力さ
れるとともに、この変調信号が拡散符号を使用してスペ
クトラム拡散された後、高周波信号として通信相手側に
送信される。また、受信側では、通信相手側より受信さ
れたスペクトラム拡散信号が、送信側と同一の拡散符号
を使用して復調(逆拡散)される。
【0003】かかるスペクトラム拡散技術を利用した通
信方式には、直接拡散(Direct Spread)
方式と、周波数ホッピング(Frequency Ho
pping)方式とがある。直接拡散方式は、狭帯域変
調波に拡散符号を乗算しながら拡散を行い、ある連続し
た周波数帯域を均一に使用するものである。一方、周波
数ホッピング方式は、拡散符号で、通信相手との通信を
行う際の搬送波の周波数をランダムに切り替えること
で、周波数帯域内に信号を拡散するものである。
【0004】図5は、従来例のPCカード型無線通信装
置の概略的構成を示すブロック回路図である。図5の従
来例のPCカード型無線通信装置は、スペクトラム拡散
技術を利用した通信方式として、前記直接拡散方式を使
用している。図5を用いて、従来例のPCカード型無線
通信装置について以下に説明する。
【0005】図5の従来例のPCカード型無線通信装置
5は、以下の回路構成からなる。第1のアンテナ11及
び第2のアンテナ12で構成されるダイバシティアンテ
ナはスイッチ回路21を介してスイッチ回路22に接続
され、さらに、外部アンテナ端子13が第1のアンテナ
11に接続されている。スイッチ回路22の受信側接点
22aには、受信増幅回路23、ミキサ回路24、復調
回路31で構成される受信部が接続され、前記スイッチ
回路22の送信側接点22bには、送信増幅回路27、
ミキサ回路26、変調回路33で構成される送信部が接
続されている。
【0006】さらに、ミキサ回路24及びミキサ回路2
6には第1のVCO(Voltage Control
led Oscillator)回路25が接続され、
復調回路31及び変調回路33には第2のVCO回路3
2が接続されている。さらに、復調回路31及び変調回
路33は、信号処理回路41、インターフェース回路4
2、コネクタ50の順序でそれぞれが接続され、信号処
理回路41及びインターフェース回路42にはメモリ回
路43が接続されている。
【0007】次に図5の従来例のPCカード型無線通信
装置5の動作について説明する。スイッチ回路21は、
ダイバシティアンテナを構成する第1のアンテナ11及
び第2のアンテナ12と外部アンテナ端子13を切り替
えて選択する。スイッチ回路21を経由して第1のアン
テナ11及び第2のアンテナ12で構成されるダイバシ
ティアンテナと外部アンテナ端子13が接続されたスイ
ッチ回路22は、受信時に、受信側接点22aに切り替
わり、第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12で構
成されるダイバシティアンテナと外部アンテナ端子13
と受信増幅回路23とを接続し、送信時に、送信側接点
22bに切り替わり、第1のアンテナ11及び第2のア
ンテナ12で構成されるダイバシティアンテナと外部ア
ンテナ端子13と送信増幅回路27とを接続する。
【0008】受信側において、通信相手側からのスペク
トラム拡散信号(例えば2.4GHz帯)は、ダイバシ
ティアンテナを構成する第1のアンテナ11及び第2の
アンテナ12と外部アンテナ端子13のいずれかからス
イッチ回路21、スイッチ回路22の受信側接点22a
を経由して受信増幅回路23に入力され、この受信増幅
回路23により使用周波数帯域の周波数の信号のみが増
幅されて、ミキサ回路24によりIF信号(例えば32
0MHz)に変換された後、復調回路31にてベースバ
ンド信号に復調され、信号処理回路41によって必要な
信号処理が行われ、インターフェース回路42を介して
コネクタ50より図示しないパーソナルコンピュータ等
の情報端末装置に出力される。
【0009】送信側において、図示しないパーソナルコ
ンピュータ等の情報端末装置から、コネクタ50、イン
ターフェース回路42を介して送信データとして入力さ
れた音声等の入力信号は、信号処理回路41によって必
要な信号処理が行われ、変調回路33により変調された
IF信号(例えば320MHz)となる。このIF信号
(例えば320MHz)は、ミキサ回路26によりスペ
クトラム拡散信号(例えば2.4GHz帯)にスペクト
ラム拡散された後、送信増幅回路27により増幅され、
スイッチ回路22の送信側接点22b、スイッチ回路2
1を経由して、ダイバシティアンテナを構成する第1の
アンテナ11及び第2のアンテナ12と外部アンテナ端
子13のいずれかから、通信相手側に送信される。
【0010】そして、第1のVCO回路25は、ミキサ
回路24及びミキサ回路26に必要な周波数信号を供給
し、第2のVCO回路32は、復調回路31及び変調回
路33に必要な周波数信号を供給するためのものであ
る。また、インターフェース回路42は、信号処理回路
41と図示しないパーソナルコンピュータ等の情報端末
装置間のそれぞれ異なるデータフォーマットのデータフ
ォーマット変換等のインターフェース動作を行い、メモ
リ回路43は、信号処理回路41及びインターフェース
回路42に係わるデータを記憶するためのものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図5の従来例のPCカ
ード型無線通信装置5で説明した各回路を小面積の1つ
のプリント基板上に配設した場合、以下に述べるような
各回路間の信号の相互干渉、異なる信号の混入等によ
り、通信データの欠落や誤り率の劣化を引き起こすとい
う問題が生じていた。
【0012】即ち、信号処理回路41、インターフェー
ス回路42及びメモリ回路43で構成されるデジタル回
路部からのノイズが、ダイバシティアンテナを構成する
第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12に混入す
る。また、変調回路33及び復調回路31で構成される
変復調回路からノイズが、ダイバシティアンテナを構成
する第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12に混入
する。また、ミキサ回路24及びミキサ回路26の入出
力信号(スペクトラム拡散信号とIF信号)間で、相互
干渉が生じる。また、第1のVCO回路25及び第2の
VCO回路32からの発振周波数信号が周辺回路に混入
する等がある。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、各回
路を回路ブロック毎に分離し、さらにその各回路ブロッ
クの配設方法に工夫をこらすことにより、各回路間の信
号の相互干渉及び異なる信号の混入等を低減させること
により、通信データの欠落や誤り率の劣化を防止した無
線通信機能を有するPCカード型無線通信装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のPC型無線通信
装置は、情報端末装置と接続され、アンテナと、無線通
信機能及び変復調機能を有するアナログ回路部と、この
アナログ回路部の入出力ベースバンド信号処理機能及び
前記情報端末装置間のインターフェース機能を有するデ
ジタル回路部と、前記情報端末装置と接続するためのコ
ネクタとを1枚の略四角形状のプリント基板の表裏両面
に配設してなるPCカード型無線通信装置であって、前
記プリント基板の一辺の縁部に前記コネクタが配設さ
れ、前記コネクタに近接して前記デジタル回路部が配設
され、前記コネクタが配設された一辺に対向する対向辺
に近接して前記アンテナが配設され、前記アンテナと前
記デジタル回路部との間に前記アナログ回路部が配設さ
、前記アナログ回路部は無線通信機能を有するRF送
受信回路及び変復調機能を有する変復調回路を備え、前
記アンテナからなる第1のブロック回路、前記RF送受
信回路からなる第2のブロック回路、前記変復調回路か
らなる第3のブロック回路、前記デジタル回路部からな
る第4のブロック回路に分離され、前記プリント基板の
一方の面に前記第1のブロック回路及び第3のブロック
回路が配設され、前記プリント基板の他方の面に前記第
2のブロック回路及び第4のブロック回路が配設され、
前記4つのブロック回路は第1のブロック回路、第2の
ブロック回路、第3のブロック回路、第4のブロック回
路の順に前記プリント基板の表裏交互に分離配設され
いることを特徴としている。
【0015】
【0016】また、本発明のPCカード型無線通信装置
の前記第1のブロック回路が配設された前記プリント基
板の一方の面は、前記アンテナとプリント基板の接続部
を除くほぼ全ての面を覆うようにアースパターンが配設
され、前記第1のブロック回路の前記プリント基板を挟
んだ前記他方の面は、前記アンテナとプリント基板の接
続部と、前記第2のブロック回路とを接続するための接
続パターンを除くほぼ全ての面を覆うようにアースパタ
ーンが配設されていることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記第1のブロック回路が配設された前記プリント
基板の一方の面のアースパターンと、前記プリント基板
を挟んだ前記第1のブロック回路の前記他方の面のアー
スパターンとは、前記第1のブロック回路が近接する前
記プリント基板の3つの辺それぞれの縁部に沿って設け
られた複数のスルーホール孔にて接続されていることを
特徴とするものである。
【0018】また、本発明のPCカード型無線通信装置
の前記アンテナは、第1のアンテナ及び第2のアンテナ
で構成されるダイバシティアンテナであり、前記第1の
アンテナまたは前記第2のアンテナのいずれかに接続さ
れた外部アンテナ端子を備え、前記アンテナに近接する
前記プリント基板の一辺の縁部のほぼ中央に前記外部ア
ンテナ端子が配設され、前記外部アンテナ端子を挟んで
前記プリント基板の一辺の縁端部近傍に、前記第1のア
ンテナ及び前記第2のアンテナが前記外部アンテナ端子
に対してほぼ対称に配設されていることを特徴とするも
のである。
【0019】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記プリント基板の他方の面に配設された前記第2
のブロック回路の前記プリント基板を挟んだ前記一方の
面のほぼ全てを覆うようにアースパターンが配設され、
前記プリント基板の一方の面において、前記第1のブロ
ック回路と前記第3のブロック回路とは、前記第2のブ
ロック回路の前記一方の面のアースパターンにより分離
配設されていることを特徴とするものである。
【0020】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記プリント基板の一方の面において、前記第1の
ブロック回路の前記アースパターンと前記第2のブロッ
ク回路の前記一方の面の前記アースパターンとは接続さ
れた共通のアースパターンであることを特徴とするもの
である。
【0021】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記デジタル回路部に係わるメモリ回路を備え、前
記プリント基板の他方の面に配設された前記第4のブロ
ック回路の前記プリント基板を挟んだ前記一方の面に前
記メモリ回路の全部または一部が配設されていることを
特徴とするものである。
【0022】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記RF送受信回路に係わる第1のVCO回路及び
前記変復調回路に係わる第2のVCO回路を備え、前記
第1のVCO回路及び前記第2のVCO回路は前記プリ
ント基板の一方の面に配設され、前記第1のVCO回路
を電磁シールドするための第1の電磁シールドケース
と、前記第2のVCO回路を電磁シールドするための第
2の電磁シールドケースとを備えたことを特徴とするも
のである。
【0023】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記プリント基板の一方の面に配設された前記第1
のVCO回路及び前記第2のVCO回路それぞれの前記
プリント基板を挟んだ前記他方の面にはアースパターン
が配設され、前記第1のVCO回路は前記第1の電磁シ
ールドケースと前記アースパターンにより、前記第2の
VCO回路は前記第2の電磁シールドケースと前記アー
スパターンにより、それぞれ前記プリント基板の表裏両
面より電磁シールドされていることを特徴とするもので
ある。
【0024】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記プリント基板の他方の面に配設された前記RF
送受信回路の全部または一部を電磁シールドするための
第3の電磁シールドケースを備えたことを特徴とするも
のである。
【0025】また、本発明のPCカード型無線通信装置
の前記プリント基板は、表面層と中間層と裏面層からな
る積層基板であって、前記表面層と前記中間層間に前記
アナログ回路部及びデジタル回路部における各回路間の
信号を接続するための信号パターンと前記各回路に電源
を供給するための電源パターンとが配設され、前記中間
層と前記裏面層間に前記アナログ回路部及びデジタル回
路部におけるアースパターンが配設されていることを特
徴とするものである。
【0026】また、本発明のPCカード型無線通信装置
の前記プリント基板の中間層と裏面層間に配設された前
記アナログ回路部のアースパターン及びデジタル回路部
のアースパターンはそれぞれ独立して配設されており、
前記アナログ回路部のアースパターンとデジタル回路部
のアースパターンは両パターンの境目の一部分でのみ接
続されていることを特徴とするものである。
【0027】また、本発明のPCカード型無線通信装置
は、前記アンテナから送受信される高周波信号の周波数
帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散技術で
信号の通信を行うことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
係わるPCカード型無線通信装置のプリント基板上の各
回路の配設を示す略示図であり、図1(a)は前記プリ
ント基板の一方の面から見た平面図であり、図1(b)
は前記プリント基板の他方の面から見た平面図である。
また、図2は、本発明の一実施の形態に係わるPCカー
ド型無線通信装置の概略的構成を示すブロック回路図で
ある。また、図3は、本発明の一実施の形態に係わるP
Cカード型無線通信装置の各回路が配設されたプリント
基板の略示的斜視図であり、図3(a)は前記プリント
基板の一方の面から見た略示的斜視図であり、図3
(b)は前記プリント基板の他方の面から見た略示的斜
視図である。また、図4は、本発明の一実施の形態に係
わるPCカード型無線通信装置のプリント基板を示す図
であり、図4(a)は前記プリント基板の要部断面図で
あり、図4(b)は前記プリント基板の中間層と裏面層
間に配設されたアースパターンを示す平面図である。
【0029】図2の本発明の一実施の形態に係わるPC
カード型無線通信装置1は、図5の従来例のPCカード
型無線通信装置5と比較して、構成される各回路を大き
く4つのブロックに分離したことのみが異なり、各回路
間の接続は同じであるため、図5と同じ部分には同じ番
号を付してその説明を省略し、図5と異なる点について
以下に説明する。
【0030】図2のPCカード型無線通信装置1は、ア
ンテナ10(第1のブロック回路)、アナログ回路部2
を構成するRF送受信回路20(第2のブロック回路)
と変復調回路30(第3のブロック回路)、及びデジタ
ル回路部40(第4のブロック回路)、の4つのブロッ
クで構成される。
【0031】そして、アンテナ10(第1のブロック回
路)は、ダイバシティアンテナを構成する第1のアンテ
ナ11と第2のアンテナ12、及び外部アンテナ端子1
3からなる。また、RF送受信回路20(第2のブロッ
ク回路)は、スイッチ回路21,22、受信増幅回路2
3、ミキサ回路24、第1のVCO回路25、ミキサ回
路26、及び送信増幅回路27からなる。また、変復調
回路30(第3のブロック回路)は、復調回路31、第
2のVCO回路32、及び変調回路33からなる。ま
た、デジタル回路部40(第4のブロック回路)は、信
号処理回路41、インターフェース回路42、及びメモ
リ回路43からなる。
【0032】図2のPCカード型無線通信装置1におい
て、各回路間の接続線の途中に付されている[a]から
[i]までの記号は、後述する図1のPCカード型無線
通信装置1のプリント基板上の各回路の配設を示す略示
図における、各回路間の接続線の記号と対応させて付し
たものである。
【0033】次に、図1を用いて、本発明の一実施の形
態に係わるPCカード型無線通信装置のプリント基板上
の各回路の配設について説明する。図1のPCカード型
無線通信装置1は、図2で説明したものと同じ回路構成
を、プリント基板60の表裏両面に配設した様子を示し
たものであり、図1(a)はプリント基板60の一方の
面から見た平面図、図1(b)はプリント基板60の他
方の面から見た平面図である。
【0034】プリント基板60の一辺の縁部にコネクタ
50が配設され、このコネクタ50に近接してデジタル
回路部40(第4のブロック回路)が配設され、コネク
タ50が配設された一辺に対向する対向辺に近接してア
ンテナ10(第1のブロック回路)が配設され、このア
ンテナ10(第1のブロック回路)と前記デジタル回路
部40(第4のブロック回路)との間にアナログ回路部
2が配設されている。
【0035】また、プリント基板60の一方の面にアン
テナ10(第1のブロック回路)及び変復調回路30
(第3のブロック回路)が配設され、プリント基板60
の他方の面にRF送受信回路20(第2のブロック回
路)及びデジタル回路部40(第4のブロック回路)が
配設され、前記4つのブロック回路は第1のブロック回
路、第2のブロック回路、第3のブロック回路、第4の
ブロック回路の順に前記プリント基板の表裏交互に分離
配設されている。
【0036】また、アンテナ10(第1のブロック回
路)が配設されたプリント基板60の一方の面は、第1
のアンテナ11と第2のアンテナ12、及び外部アンテ
ナ端子13とプリント基板60の接続部を除くほぼ全て
の面を覆うようにアースパターン61が配設され、前記
アンテナ10(第1のブロック回路)のプリント基板6
0を挟んだ前記他方の面は、前記接続部と、RF送受信
回路20(第2のブロック回路)とを接続するための接
続パターン67(図3で後述する)を除くほぼ全ての面
を覆うようにアースパターン62が配設されている。
【0037】また、プリント基板60の他方の面に配設
されたRF送受信回路20(第2のブロック回路)の前
記プリント基板60を挟んだ前記一方の面のほぼ全てを
覆うようにアースパターン63が配設され、前記プリン
ト基板60の一方の面において、アンテナ10(第1の
ブロック回路)と変復調回路30(第3のブロック回
路)とは、前記RF送受信回路20(第2のブロック回
路)の前記一方の面のアースパターン63により分離配
設されている。
【0038】また、プリント基板60の一方の面におい
て、前記アンテナ10(第1のブロック回路)の前記ア
ースパターン61と前記RF送受信回路20(第2のブ
ロック回路)の前記一方の面の前記アースパターン63
とは接続された共通のアースパターンとなっている。
【0039】また、プリント基板60の他方の面に配設
されたデジタル回路部40(第4のブロック回路)の前
記プリント基板60を挟んだ前記一方の面にメモリ回路
43の全部または一部が配設されている。
【0040】また、第1のVCO回路25及び第2のV
CO回路32はプリント基板60の一方の面に配設さ
れ、第1のVCO回路25は第1の電磁シールドケース
71(図3で後述する)で電磁シールドされ、前記第2
のVCO回路32は第2の電磁シールドケース72(図
3で後述する)で電磁シールドされている。
【0041】また、プリント基板60の一方の面に配設
された第1のVCO回路25及び第2のVCO回路32
それぞれの前記プリント基板60を挟んだ前記他方の面
にはアースパターン64,65が配設され、第1のVC
O回路25は前記第1の電磁シールドケース71(図3
で後述する)と前記アースパターン64により、第2の
VCO回路32は前記第2の電磁シールドケース72
(図3で後述する)と前記アースパターン65により、
それぞれ前記プリント基板60の表裏両面より電磁シー
ルドされている。
【0042】また、プリント基板60の他方の面に配設
されたRF送受信回路20(第2のブロック回路)の全
部または一部は、第3の電磁シールドケース73(図3
で後述する)で電磁シールドされている。
【0043】次に、図3を用いて、本発明の一実施の形
態に係わるPCカード型無線通信装置のプリント基板上
の各回路の配設についてさらに説明する。図3のPCカ
ード型無線通信装置1は、図1で説明したものと同じで
あり、図3(a)はプリント基板60の一方の面から見
た略示的斜視図、図3(b)はプリント基板60の他方
の面から見た略示的斜視図である。図1と同じ部分には
同じ番号を付してその説明を省略し、図1で説明しなか
った部分について、図3を用いて以下に説明する。
【0044】アンテナ10(第1のブロック回路)が配
設されたプリント基板60の一方の面は、第1のアンテ
ナ11と第2のアンテナ12、及び外部アンテナ端子1
3とプリント基板60の接続部を除くほぼ全ての面を覆
うようにアースパターン61が配設され、前記アンテナ
10(第1のブロック回路)のプリント基板60を挟ん
だ前記他方の面は、前記接続部と、RF送受信回路20
(第2のブロック回路)とを接続するための接続パター
ン67を除くほぼ全ての面を覆うようにアースパターン
62が配設されている。
【0045】また、アンテナ10(第1のブロック回
路)が配設されたプリント基板60の一方の面のアース
パターン61と、プリント基板60を挟んだ前記アンテ
ナ10(第1のブロック回路)の前記他方の面のアース
パターン62とは、前記アンテナ10(第1のブロック
回路)が近接するプリント基板60の3つの辺それぞれ
の縁部に沿って設けられた複数のスルーホール孔66に
て接続されている。
【0046】また、前記アンテナ10(第1のブロック
回路)において、近接するプリント基板60の一辺の縁
部のほぼ中央に外部アンテナ端子13が配設され、この
外部アンテナ端子13を挟んでプリント基板60の一辺
の縁端部近傍に、第1のアンテナ11及び第2のアンテ
ナ12が前記外部アンテナ端子13に対してほぼ対称に
配設されている。
【0047】また、第1のVCO回路25及び第2のV
CO回路32はプリント基板60の一方の面に配設さ
れ、第1のVCO回路25は第1の電磁シールドケース
71で電磁シールドされ、前記第2のVCO回路32は
第2の電磁シールドケース72で電磁シールドされてい
る。
【0048】また、プリント基板60の一方の面に配設
された第1のVCO回路25及び第2のVCO回路32
それぞれの前記プリント基板60を挟んだ前記他方の面
にはアースパターン64,65が配設され、第1のVC
O回路25は前記第1の電磁シールドケース71と前記
アースパターン64により、第2のVCO回路32は前
記第2の電磁シールドケース72と前記アースパターン
65により、それぞれ前記プリント基板60の表裏両面
より電磁シールドされている。
【0049】また、プリント基板60の他方の面に配設
されたRF送受信回路20(第2のブロック回路)の全
部または一部は、第3の電磁シールドケース73で電磁
シールドされている。
【0050】次に、図4を用いて、本発明の一実施の形
態に係わるPCカード型無線通信装置のプリント基板に
ついてさらに説明する。図4(a)はプリント基板60
の要部断面図であり、図4(b)はプリント基板60の
中間層60bと裏面層60c間に配設されたアースパタ
ーン69を示す平面図である。
【0051】プリント基板60は、表面層60aと中間
層60bと裏面層60cからなる積層基板であって、表
面層60aと中間層60b間にアナログ回路部2及びデ
ジタル回路部40における各回路間の信号接続、及び各
回路に電源を供給するための信号電源パターン68が配
設され、中間層60bと裏面層60c間にアナログ回路
部2及びデジタル回路部40におけるアースパターン6
9が配設されている。
【0052】また、前記アナログ回路部2のアースパタ
ーン69a及び前記デジタル回路部40のアースパター
ン69bはそれぞれ独立して配設されており、前記アー
スパターン69aと前記アースパターン69bは両パタ
ーンの境目の一部分69cでのみ接続されている。
【0053】また、本発明の一実施の形態に係わるPC
カード型無線通信装置におけるスペクトラム拡散技術を
利用した通信方式として、直接拡散方式を例にとって説
明したが、これに限定することなく、周波数ホッピング
方式などの他の通信方式を用いてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明のPCカード型無線通信装置によ
れば、情報端末装置と接続され、アンテナと、無線通信
機能及び変復調機能を有するアナログ回路部と、このア
ナログ回路部の入出力ベースバンド信号処理機能及び前
記情報端末装置間のインターフェース機能を有するデジ
タル回路部と、前記情報端末装置と接続するためのコネ
クタとを1枚の略四角形状のプリント基板の表裏両面に
配設してなるPCカード型無線通信装置であって、前記
プリント基板の一辺の縁部に前記コネクタが配設され、
前記コネクタに近接して前記デジタル回路部が配設さ
れ、前記コネクタが配設された一辺に対向する対向辺に
近接して前記アンテナが配設され、前記アンテナと前記
デジタル回路部との間に前記アナログ回路部が配設さ
、前記アナログ回路部は無線通信機能を有するRF送
受信回路及び変復調機能を有する変復調回路を備え、前
記アンテナからなる第1のブロック回路、前記RF送受
信回路からなる第2のブロック回路、前記変復調回路か
らなる第3のブロック回路、前記デジタル回路部からな
る第4のブロック回路に分離され、前記プリント基板の
一方の面に前記第1のブロック回路及び第3のブロック
回路が配設され、前記プリント基板の他方の面に前記第
2のブロック回路及び第4のブロック回路が配設され、
前記4つのブロック回路は第1のブロック回路、第2の
ブロック回路、第3のブロック回路、第4のブロック回
路の順に前記プリント基板の表裏交互に分離配設され
いることを特徴とするものである。
【0055】従って、プリント基板上でアンテナとデジ
タル回路部とを最大限離して配設し、デジタル回路部と
コネクタ間の信号接続を最短距離とすることで、デジタ
ル回路部及び前記デジタル回路部とコネクタ間の信号接
続部から放射されるノイズがアンテナに混入することに
よって生じる、通信データの欠落や誤り率を防止するこ
とが出来る。
【0056】
【0057】従って、プリント基板上で前記4つのブロ
ック回路それぞれを最大限離して配設することで、隣り
合うブロック回路間の信号の相互干渉によって生じる、
通信データの欠落や誤り率を防止することが出来る。
【0058】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記第1のブロック回路が配設された前記プ
リント基板の一方の面は、前記アンテナとプリント基板
の接続部を除くほぼ全ての面を覆うようにアースパター
ンが配設され、前記第1のブロック回路の前記プリント
基板を挟んだ前記他方の面は、前記アンテナとプリント
基板の接続部と、前記第2のブロック回路とを接続する
ための接続パターンを除くほぼ全ての面を覆うようにア
ースパターンが配設されていることを特徴とするもので
ある。
【0059】従って、プリント基板上でアンテナが配設
された領域をアースパターンで電磁シールドすることに
より、外部ノイズがアンテナから混入することによって
生じる、通信データの欠落や誤り率を防止することが出
来る。
【0060】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記第1のブロック回路が配設された前記プ
リント基板の一方の面のアースパターンと、前記プリン
ト基板を挟んだ前記第1のブロック回路の前記他方の面
のアースパターンとは、前記第1のブロック回路が近接
する前記プリント基板の3つの辺それぞれの縁部に沿っ
て設けられた複数のスルーホール孔にて接続されている
ことを特徴とするものである。
【0061】従って、プリント基板上でアンテナが配設
された領域をアースパターンで電磁シールドすることを
さらに強化することにより、外部ノイズがアンテナから
混入することによって生じる、通信データの欠落や誤り
率を防止することが出来る。また、前記一方の面のアー
スパターンと前記他方の面のアースパターンとの間のア
ース電位を同じとすることにより両パターン間より放射
される輻射信号を低減することが出来る。
【0062】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記アンテナは第1のアンテナ及び第2のア
ンテナで構成されるダイバシティアンテナであり、前記
第1のアンテナまたは前記第2のアンテナのいずれかに
接続された外部アンテナ端子を備え、前記アンテナに近
接する前記プリント基板の一辺の縁部のほぼ中央に前記
外部アンテナ端子が配設され、前記外部アンテナ端子を
挟んで前記プリント基板の一辺の縁端部近傍に、前記第
1のアンテナ及び前記第2のアンテナが前記外部アンテ
ナ端子に対してほぼ対称に配設されていることを特徴と
するものである。
【0063】従って、プリント基板上でアンテナが配設
された領域において、第1のアンテナ及び第2のアンテ
ナを最大限離して配設することで、隣り合うアンテナ間
の信号の相互干渉によって生じる、通信データの欠落や
誤り率を防止することが出来る。
【0064】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板の他方の面に配設された前
記第2のブロック回路の前記プリント基板を挟んだ前記
一方の面のほぼ全てを覆うようにアースパターンが配設
され、前記プリント基板の一方の面において、前記第1
のブロック回路と前記第3のブロック回路とは、前記第
2のブロック回路の前記一方の面のアースパターンによ
り分離配設されていることを特徴とするものである。
【0065】従って、第2のブロック回路の裏面をアー
スパターンで電磁シールドすることにより、周辺回路か
らのノイズが第2のブロック回路に混入することによっ
て生じる、通信データの欠落や誤り率を防止することが
出来る。また、第1のブロック回路と第3のブロック回
路との間に、第2のブロック回路の前記一方の面のアー
スパターンを介在させることにより、第3のブロック回
路からのノイズが第1のブロック回路から混入すること
によって生じる、通信データの欠落や誤り率を防止する
ことが出来る。
【0066】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板の一方の面において、前記
第1のブロック回路の前記アースパターンと前記第2の
ブロック回路の前記一方の面の前記アースパターンとは
接続された共通のアースパターンであることを特徴とす
るものである。
【0067】従って、前記第1のブロック回路の前記ア
ースパターンと前記第2のブロック回路の前記一方の面
の前記アースパターンとの間のアース電位を同じとする
ことにより両パターン間より放射される輻射信号を低減
することが出来る。
【0068】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記デジタル回路部に係わるメモリ回路を備
え、前記プリント基板の他方の面に配設された前記第4
のブロック回路の前記プリント基板を挟んだ前記一方の
面に前記メモリ回路の全部または一部が配設されている
ことを特徴とするものである。
【0069】従って、デジタル回路部とメモリ回路間の
信号接続を最短距離とすることで、デジタル回路部とメ
モリ回路間の信号接続部から放射されるノイズがアンテ
ナに混入することによって生じる、通信データの欠落や
誤り率を防止することが出来る。
【0070】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記RF送受信回路に係わる第1のVCO回
路及び前記変復調回路に係わる第2のVCO回路を備
え、前記第1のVCO回路及び前記第2のVCO回路は
前記プリント基板の一方の面に配設され、前記第1のV
CO回路を電磁シールドするための第1の電磁シールド
ケースと、前記第2のVCO回路を電磁シールドするた
めの第2の電磁シールドケースとを備えたことを特徴と
するものである。
【0071】従って、第1のVCO回路及び第2のVC
O回路からの発振周波数信号が周辺回路に混入すること
によって生じる、通信データの欠落や誤り率を防止する
ことが出来る。
【0072】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板の一方の面に配設された前
記第1のVCO回路及び前記第2のVCO回路それぞれ
の前記プリント基板を挟んだ前記他方の面にはアースパ
ターンが配設され、前記第1のVCO回路は前記第1の
電磁シールドケースと前記アースパターンにより、前記
第2のVCO回路は前記第2の電磁シールドケースと前
記アースパターンにより、それぞれ前記プリント基板の
表裏両面より電磁シールドされていることを特徴とする
ものである。
【0073】従って、第1のVCO回路及び第2のVC
O回路からの発振周波数信号が周辺回路に混入すること
をより低減し、通信データの欠落や誤り率をさらに防止
することが出来る。
【0074】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板の他方の面に配設された前
記RF送受信回路の全部または一部を電磁シールドする
ための第3の電磁シールドケースを備えたことを特徴と
するものである。
【0075】従って、RF送受信回路を電磁シールドす
ることにより、外部ノイズがRF送受信回路に混入する
ことによって生じる、通信データの欠落や誤り率を防止
することが出来る。
【0076】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板は、表面層と中間層と裏面
層からなる積層基板であって、前記表面層と前記中間層
間に前記アナログ回路部及びデジタル回路部における各
回路間の信号を接続するための信号パターンと前記各回
路に電源を供給するための電源パターンとが配設され、
前記中間層と前記裏面層間に前記アナログ回路部及びデ
ジタル回路部におけるアースパターンが配設されている
ことを特徴とするものである。
【0077】従って、プリント基板の表面と裏面に配設
された各回路間を前記アースパターンで電磁シールドす
ることで、表面と裏面に配設された各回路間の信号の相
互干渉によって生じる、通信データの欠落や誤り率を防
止することが出来る。
【0078】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記プリント基板の中間層と裏面層間に配設
された前記アナログ回路部のアースパターン及びデジタ
ル回路部のアースパターンはそれぞれ独立して配設され
ており、前記アナログ回路部のアースパターンとデジタ
ル回路部のアースパターンは両パターンの境目の一部分
でのみ接続されていることを特徴とするものである。
【0079】従って、デジタル回路部のノイズがアース
パターンを介してアナログ回路部に混入することによっ
て生じる、通信データの欠落や誤り率を防止することが
出来る。
【0080】また、本発明のPCカード型無線通信装置
によれば、前記アンテナから送受信される高周波信号の
周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散
技術で信号の通信を行うことを特徴とするものである。
【0081】従って、通信データの欠落や誤り率を防止
した無線通信機能を有するPCカード型無線通信装置を
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるPCカード型無
線通信装置のプリント基板上の各回路の配設を示す略示
図であり、(a)は前記プリント基板の一方の面から見
た平面図であり、(b)は前記プリント基板の他方の面
から見た平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係わるPCカード型無
線通信装置の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係わるPCカード型無
線通信装置の各回路が配設されたプリント基板の略示的
斜視図であり、(a)は前記プリント基板の一方の面か
ら見た略示的斜視図であり、(b)は前記プリント基板
の他方の面から見た略示的斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係わるPCカード型無
線通信装置のプリント基板を示す図であり、(a)は前
記プリント基板の要部断面図であり、(b)は前記プリ
ント基板の中間層と裏面層間に配設されたアースパター
ンを示す平面図である。
【図5】従来例のPCカード型無線通信装置の概略的構
成を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 PCカード型無線通信装置 2 アナログ回路部 10 アンテナ(第1のブロック回路) 11 第1のアンテナ(ダイバシティアンテナ) 12 第2のアンテナ(ダイバシティアンテナ) 13 外部アンテナ端子 20 RF送受信回路(第2のブロック回路) 21、22 スイッチ回路 23 受信増幅回路 24 ミキサ回路 25 第1のVCO回路 26 ミキサ回路 27 送信増幅回路 30 変復調回路(第3のブロック回路) 31 復調回路 32 第2のVCO回路 33 変調回路 40 デジタル回路部(第4のブロック回路) 41 信号処理回路 42 インターフェース回路 43 メモリ回路 50 コネクタ 60 プリント基板 61、62、63、64、65 アースパターン 66 スルーホール孔 67 接続パターン 68 信号電源パターン 69 アースパターン 71 第1の電磁シールドケース 72 第2の電磁シールドケース 73 第3の電磁シールドケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 7/04 G06K 19/00 H H04Q 7/32 N H04B 7/26 V (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/40 G06F 1/16 G06K 19/07 H01Q 3/24 G06K 19/077 H01Q 3/24 H04B 7/04 H04Q 7/32

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末装置と接続され、アンテナと、
    無線通信機能及び変復調機能を有するアナログ回路部
    と、このアナログ回路部の入出力ベースバンド信号処理
    機能及び前記情報端末装置間のインターフェース機能を
    有するデジタル回路部と、前記情報端末装置と接続する
    ためのコネクタとを1枚の略四角形状のプリント基板の
    表裏両面に配設してなるPCカード型無線通信装置であ
    って、 前記プリント基板の一辺の縁部に前記コネクタが配設さ
    れ、前記コネクタに近接して前記デジタル回路部が配設
    され、前記コネクタが配設された一辺に対向する対向辺
    に近接して前記アンテナが配設され、前記アンテナと前
    記デジタル回路部との間に前記アナログ回路部が配設さ
    前記アナログ回路部は無線通信機能を有するRF送受信
    回路及び変復調機能を有する変復調回路を備え、前記ア
    ンテナからなる第1のブロック回路、前記RF送受信回
    路からなる第2のブロック回路、前記変復調回路からな
    る第3のブロック回路、前記デジタル回路部からなる第
    4のブロック回路に分離され、前記プリント基板の一方
    の面に前記第1のブロック回路及び第3のブロック回路
    が配設され、前記プリント基板の他方の面に前記第2の
    ブロック回路及び第4のブロック回路が配設され、前記
    4つのブロック回路は第1のブロック回路、第2のブロ
    ック回路、第3のブロック回路、第4のブロック回路の
    順に前記プリント基板の表裏交互に分離配設され ている
    ことを特徴とするPCカード型無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のブロック回路が配設された前
    記プリント基板の一方の面は、前記アンテナとプリント
    基板の接続部を除くほぼ全ての面を覆うようにアースパ
    ターンが配設され、前記第1のブロック回路の前記プリ
    ント基板を挟んだ前記他方の面は、前記アンテナとプリ
    ント基板の接続部と、前記第2のブロック回路とを接続
    するための接続パターンを除くほぼ全ての面を覆うよう
    にアースパターンが配設されていることを特徴とする請
    求項記載のPCカード型無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ブロック回路が配設された前記
    プリント基板の一方の面のアースパターンと、前記プリ
    ント基板を挟んだ前記第1のブロック回路の前記他方の
    面のアースパターンとは、前記第1のブロック回路が近
    接する前記プリント基板の3つの辺それぞれの縁部に沿
    って設けられた複数のスルーホール孔にて接続されてい
    ることを特徴とする請求項に記載のPCカード型無線
    通信装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナは第1のアンテナ及び第2
    のアンテナで構成されるダイバシティアンテナであり、
    前記第1のアンテナまたは前記第2のアンテナのいずれ
    かに接続された外部アンテナ端子を備え、前記アンテナ
    に近接する前記プリント基板の一辺の縁部のほぼ中央に
    前記外部アンテナ端子が配設され、前記外部アンテナ端
    子を挟んで前記プリント基板の一辺の縁端部近傍に、前
    記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナが前記外部ア
    ンテナ端子に対してほぼ対称に配設されていることを特
    徴とする請求項1から請求項までのいずれかに記載の
    PCカード型無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント基板の他方の面に配設され
    た前記第2のブロック回路の前記プリント基板を挟んだ
    前記一方の面のほぼ全てを覆うようにアースパターンが
    配設され、前記プリント基板の一方の面において、前記
    第1のブロック回路と前記第3のブロック回路とは、前
    記第2のブロック回路の前記一方の面のアースパターン
    により分離配設されていることを特徴とする請求項
    ら請求項までのいずれかに記載のPCカード型無線通
    信装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント基板の一方の面において、
    前記第1のブロック回路の前記アースパターンと前記第
    2のブロック回路の前記一方の面の前記アースパターン
    とは接続された共通のアースパターンであることを特徴
    とする請求項記載のPCカード型無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記デジタル回路部に係わるメモリ回路
    を備え、前記プリント基板の他方の面に配設された前記
    第4のブロック回路の前記プリント基板を挟んだ前記一
    方の面に前記メモリ回路の全部または一部が配設されて
    いることを特徴とする請求項から請求項までのいず
    れかに記載のPCカード型無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記RF送受信回路に係わる第1のVC
    O(VoltageControlled Oscil
    lator)回路及び前記変復調回路に係わる第2のV
    CO回路を備え、前記第1のVCO回路及び前記第2の
    VCO回路は前記プリント基板の一方の面に配設され、
    前記第1のVCO回路を電磁シールドするための第1の
    電磁シールドケースと、前記第2のVCO回路を電磁シ
    ールドするための第2の電磁シールドケースとを備えた
    ことを特徴とする請求項から請求項までのいずれか
    に記載のPCカード型無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記プリント基板の一方の面に配設され
    た前記第1のVCO回路及び前記第2のVCO回路ぞれ
    ぞれの前記プリント基板を挟んだ前記他方の面にはアー
    スパターンが配設され、前記第1のVCO回路は前記第
    1の電磁シールドケースと前記アースパターンにより、
    前記第2のVCO回路は前記第2の電磁シールドケース
    と前記アースパターンにより、それぞれ前記プリント基
    板の表裏両面より電磁シールドされていることを特徴と
    する請求項記載のPCカード型無線通信装置。
  10. 【請求項10】 前記プリント基板の他方の面に配設さ
    れた前記RF送受信回路の全部または一部を電磁シール
    ドするための第3の電磁シールドケースを備えたことを
    特徴とする請求項から請求項までのいずれかに記載
    のPCカード型無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記プリント基板は、表面層と中間層
    と裏面層からなる積層基板であって、前記表面層と前記
    中間層間に前記アナログ回路部及びデジタル回路部にお
    ける各回路間の信号を接続するための信号パターンと前
    記各回路に電源を供給するための電源パターンとが配設
    され、前記中間層と前記裏面層間に前記アナログ回路部
    及びデジタル回路部におけるアースパターンが配設され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項10までの
    いずれかに記載のPCカード型無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記プリント基板の中間層と裏面層間
    に配設された前記アナログ回路部のアースパターン及び
    デジタル回路部のアースパターンはそれぞれ独立して配
    設されており、前記アナログ回路部のアースパターンと
    デジタル回路部のアースパターンは両パターンの境目の
    一部分でのみ接続されていることを特徴とする請求項
    に記載のPCカード型無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記PCカード型無線通信装置は、前
    記アンテナから送受信される高周波信号の周波数帯域が
    2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(Sprea
    d Spectrum)技術で信号の通信を行うことを
    特徴とする請求項1から請求項12までのいずれかに記
    載のPCカード型無線通信装置。
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