JP3517689B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料製剤を、高
密度ポリエチレン（以下、ＨＤＰＥと略称）とポリプロ
ピレン（以下、ＰＰと略称）との複合材料製の外観及び
光沢が良好な容器に収容したことを特徴とする、保存性
に優れた化粧料に関する。
密度ポリエチレン（以下、ＨＤＰＥと略称）とポリプロ
ピレン（以下、ＰＰと略称）との複合材料製の外観及び
光沢が良好な容器に収容したことを特徴とする、保存性
に優れた化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、非水溶媒又は高濃度アルコー
ル等で有効成分の安定化を図った育毛剤などの化粧料製
剤を収容する容器材料には、ガラスまたはアルミ等が用
いられているが、重い・高いコスト・割れるなどの欠点
を有している。これらの欠点を解消した種々のプラスチ
ック材料を用いた容器が特開昭４９−３８９８４号、同
５３−４４２６７号、同５４−５３０８７号、特開平３
−２５２４４９号、同３−２５２４５０号、同６−１７
９４４１号、同６−２８５９６０号等に提案されてい
る。しかしながら、これらの容器では、高湿度下で吸湿
したり、高温で層剥離・有効成分の容器への吸着・分解
及び内容物減量等が認められ、安定化が不十分であるこ
とが分かった。このように、非水溶媒または高濃度アル
コール化粧料製剤を安定化させ、安価でしかも商品価値
上、外観、光沢の良い容器の開発が望まれていた。
ル等で有効成分の安定化を図った育毛剤などの化粧料製
剤を収容する容器材料には、ガラスまたはアルミ等が用
いられているが、重い・高いコスト・割れるなどの欠点
を有している。これらの欠点を解消した種々のプラスチ
ック材料を用いた容器が特開昭４９−３８９８４号、同
５３−４４２６７号、同５４−５３０８７号、特開平３
−２５２４４９号、同３−２５２４５０号、同６−１７
９４４１号、同６−２８５９６０号等に提案されてい
る。しかしながら、これらの容器では、高湿度下で吸湿
したり、高温で層剥離・有効成分の容器への吸着・分解
及び内容物減量等が認められ、安定化が不十分であるこ
とが分かった。このように、非水溶媒または高濃度アル
コール化粧料製剤を安定化させ、安価でしかも商品価値
上、外観、光沢の良い容器の開発が望まれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非水溶媒又
は高濃度アルコール系の化粧料製剤の、高湿度、高温下
での安定化を図った安価なプラスチック材料を用いた、
外観の優れた容器に収容された化粧料に関する。
は高濃度アルコール系の化粧料製剤の、高湿度、高温下
での安定化を図った安価なプラスチック材料を用いた、
外観の優れた容器に収容された化粧料に関する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、非水溶
媒又はアルコール含量５０重量％以上の高濃度アルコー
ル中に有効成分を溶解または分散或いは乳化させた化粧
料製剤を、複合材料製容器に収容されてなる化粧料がで
あって、該複合材料製容器が、高密度ポリエチレンから
なる最内層／高密度ポリエチレンからなる中間層／ポリ
プロピレンからなる最外層からなる容器であることを特
徴とする化粧料が提供され、また、前記有効成分が、ペ
ンタデカン酸グリセリド、ビタミン類またはそれらの誘
導体、生薬エキス、グリチルレチン酸またはその誘導
体、イソプロピルメチルフェロール、ヒノチキオール、
オクトピロックス、ハイドロキノン誘導体、コウジ酸、
ポリフェノール誘導体、アニオン性ポリマー、カチオン
性ポリマー、両性ポリマー、ノニオン性ポリマー、高重
合シリコンまたはその誘導体の１種又は２種以上である
ことを特徴とする前記化粧料が提供され、更に、前記化
粧料製剤が、育毛剤、セット剤、トリートメント剤また
はシミ・シワ防止剤であることを特徴とする前記化粧料
が提供される。
媒又はアルコール含量５０重量％以上の高濃度アルコー
ル中に有効成分を溶解または分散或いは乳化させた化粧
料製剤を、複合材料製容器に収容されてなる化粧料がで
あって、該複合材料製容器が、高密度ポリエチレンから
なる最内層／高密度ポリエチレンからなる中間層／ポリ
プロピレンからなる最外層からなる容器であることを特
徴とする化粧料が提供され、また、前記有効成分が、ペ
ンタデカン酸グリセリド、ビタミン類またはそれらの誘
導体、生薬エキス、グリチルレチン酸またはその誘導
体、イソプロピルメチルフェロール、ヒノチキオール、
オクトピロックス、ハイドロキノン誘導体、コウジ酸、
ポリフェノール誘導体、アニオン性ポリマー、カチオン
性ポリマー、両性ポリマー、ノニオン性ポリマー、高重
合シリコンまたはその誘導体の１種又は２種以上である
ことを特徴とする前記化粧料が提供され、更に、前記化
粧料製剤が、育毛剤、セット剤、トリートメント剤また
はシミ・シワ防止剤であることを特徴とする前記化粧料
が提供される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明者らは、かかる実情に鑑
み、前記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、ＨＤ
ＰＥとＰＰを含む特定の三層構成の複合材料製容器が高
温下で変形・減量・有効成分の分解等がなく、高湿度下
においても吸湿・変形等が認められない高バリヤー性で
外観の光沢も良い容器であることを見い出し、本発明を
完成した。
み、前記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、ＨＤ
ＰＥとＰＰを含む特定の三層構成の複合材料製容器が高
温下で変形・減量・有効成分の分解等がなく、高湿度下
においても吸湿・変形等が認められない高バリヤー性で
外観の光沢も良い容器であることを見い出し、本発明を
完成した。
【０００６】従来より、化粧料を収容する容器材料は、
外観・光沢の良いポリエチレンテレフタレート（ＰＥ
Ｔ）、ＰＰ、及び安価なＨＤＰＥ等が汎用されている
が、ＰＥＴ製容器に収容した場合、水蒸気透過性があ
り、長期保存した場合、容器変形を生じる等の欠点があ
り、ＰＰ製容器に収容した場合内容物である化粧料製剤
の減量、水蒸気透過性がある等の欠点があり、更にＨＤ
ＰＥ製容器に収容した場合、水蒸気透過性は低いもの
の、やはり内容物の化粧料の減量等が生じる等の欠点が
あり、非水溶媒または高濃度エタノール化粧料を安定に
収容し、しかも商品価値上、外観・光沢が良く、変形・
層剥離等のない容器は、ほとんどない。そこで、上記有
効成分を含有した化粧料製剤において、有効成分の保存
安定性の向上、安定な容器、及び美観を有した容器とし
て、ＨＤＰＥとＰＰとの複合材料容器が、経時的に吸湿
・減量が極めて少なく及び有効成分の安定化において効
果が発揮されることを知見したものである。
外観・光沢の良いポリエチレンテレフタレート（ＰＥ
Ｔ）、ＰＰ、及び安価なＨＤＰＥ等が汎用されている
が、ＰＥＴ製容器に収容した場合、水蒸気透過性があ
り、長期保存した場合、容器変形を生じる等の欠点があ
り、ＰＰ製容器に収容した場合内容物である化粧料製剤
の減量、水蒸気透過性がある等の欠点があり、更にＨＤ
ＰＥ製容器に収容した場合、水蒸気透過性は低いもの
の、やはり内容物の化粧料の減量等が生じる等の欠点が
あり、非水溶媒または高濃度エタノール化粧料を安定に
収容し、しかも商品価値上、外観・光沢が良く、変形・
層剥離等のない容器は、ほとんどない。そこで、上記有
効成分を含有した化粧料製剤において、有効成分の保存
安定性の向上、安定な容器、及び美観を有した容器とし
て、ＨＤＰＥとＰＰとの複合材料容器が、経時的に吸湿
・減量が極めて少なく及び有効成分の安定化において効
果が発揮されることを知見したものである。
【０００７】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の化粧料製剤を収容する容器は、ＨＤＰＥ最内層
／ＨＤＰＥ中間層／ＰＰ最外層の３層積層構造のもので
あり、この容器は、外観上光沢があり、容器強度も強
く、またコストダウンが図れる点で好ましく、この最内
層のＨＤＰＥとしてはＨＤＰＥ単独のものを用い、また
中間層のＨＤＰＥとしては、廃プラを混合したＨＤＰＥ
等の他の樹脂を混在させたＨＤＰＥを用いることができ
る。ここで、最内層の厚さは２０〜１５０μｍが好まし
く、最内層を構成するＨＤＰＥのグレードはハイビック
ス６０８Ｂ等が好ましい。また中間層の厚さは５００〜
１５００μｍが好ましく、中間層を構成するＨＤＰＥに
は、パール剤、顔料、パール顔料等を配合してもよい。
更に最外層は２０〜１００μｍが好ましい。
本発明の化粧料製剤を収容する容器は、ＨＤＰＥ最内層
／ＨＤＰＥ中間層／ＰＰ最外層の３層積層構造のもので
あり、この容器は、外観上光沢があり、容器強度も強
く、またコストダウンが図れる点で好ましく、この最内
層のＨＤＰＥとしてはＨＤＰＥ単独のものを用い、また
中間層のＨＤＰＥとしては、廃プラを混合したＨＤＰＥ
等の他の樹脂を混在させたＨＤＰＥを用いることができ
る。ここで、最内層の厚さは２０〜１５０μｍが好まし
く、最内層を構成するＨＤＰＥのグレードはハイビック
ス６０８Ｂ等が好ましい。また中間層の厚さは５００〜
１５００μｍが好ましく、中間層を構成するＨＤＰＥに
は、パール剤、顔料、パール顔料等を配合してもよい。
更に最外層は２０〜１００μｍが好ましい。
【０００８】本発明の化粧料製剤の非水溶媒、又は高濃
度アルコールとしては、化粧料製剤の有効成分の種類や
使用目的等により選定することができる。非水溶媒とし
ては、例えば、メタノール、エタノール、ｎ−プロパノ
ール、ｉｓｏ−プロパノール、エチレングリコール、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、プロピレングリコール、グリセリン、ヘ
キシレングリコール、イソプレングリコール、アセトン
等が使用できる。また高濃度アルコールとしては、例え
ば、５０重量％以上のＣ1〜3の低級アルコール１種また
は２種以上選定でき、具体的には５０重量％以上の、メ
タノール、エタノール、ｎ−プロパノール、ｉｓｏ−プ
ロパノール等が挙げられ、好ましくは通常組成物全体の
７０重量％以上のエタノールが挙げられる。
度アルコールとしては、化粧料製剤の有効成分の種類や
使用目的等により選定することができる。非水溶媒とし
ては、例えば、メタノール、エタノール、ｎ−プロパノ
ール、ｉｓｏ−プロパノール、エチレングリコール、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、プロピレングリコール、グリセリン、ヘ
キシレングリコール、イソプレングリコール、アセトン
等が使用できる。また高濃度アルコールとしては、例え
ば、５０重量％以上のＣ1〜3の低級アルコール１種また
は２種以上選定でき、具体的には５０重量％以上の、メ
タノール、エタノール、ｎ−プロパノール、ｉｓｏ−プ
ロパノール等が挙げられ、好ましくは通常組成物全体の
７０重量％以上のエタノールが挙げられる。
【０００９】また本発明の化粧料製剤の有効成分として
は、ペンタデカン酸グリセリド、ビタミンＡ、ビタミン
Ｂ12、ビタミンＣ、ビタミンＤ、ビタミンＥ、ビタミン
Ｈ等のビタミン類またはそれらの誘導体、センブリ、フ
ラボノール、サポニン、アルカロイド等の生薬エキス、
グリチルレチン酸またはその誘導体、イソプロピルメチ
ルフェロール、ヒノチキオール、オクトピロックス、ハ
イドロキノン誘導体、コウジ酸、ポリフェノール誘導
体、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポ
リマー、ノニオン性ポリマー、高重合シリコンまたはそ
の誘導体の１種又は２種以上用いることができる。
は、ペンタデカン酸グリセリド、ビタミンＡ、ビタミン
Ｂ12、ビタミンＣ、ビタミンＤ、ビタミンＥ、ビタミン
Ｈ等のビタミン類またはそれらの誘導体、センブリ、フ
ラボノール、サポニン、アルカロイド等の生薬エキス、
グリチルレチン酸またはその誘導体、イソプロピルメチ
ルフェロール、ヒノチキオール、オクトピロックス、ハ
イドロキノン誘導体、コウジ酸、ポリフェノール誘導
体、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポ
リマー、ノニオン性ポリマー、高重合シリコンまたはそ
の誘導体の１種又は２種以上用いることができる。
【００１０】更に、本発明の化粧料製剤のその他の成分
としては、アニオン・カチオン・両性・ノニオン活性
剤、高級アルコール、炭化水素、天然油脂、エステル
油、脂質誘導体、多価アルコール、高級脂肪酸、コハク
酸クエン酸等の有機酸、グリシン、グルタミン酸等のア
ミノ酸及び誘導体、着色料、香料等が挙げられる。
としては、アニオン・カチオン・両性・ノニオン活性
剤、高級アルコール、炭化水素、天然油脂、エステル
油、脂質誘導体、多価アルコール、高級脂肪酸、コハク
酸クエン酸等の有機酸、グリシン、グルタミン酸等のア
ミノ酸及び誘導体、着色料、香料等が挙げられる。
【００１１】本発明の化粧料製剤は、機能的には、育毛
剤、セット剤、トリートメント剤、またはシミ・シワ防
止剤等である。
剤、セット剤、トリートメント剤、またはシミ・シワ防
止剤等である。
【００１２】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する
が、本発明はこれらの実施例に制約されるものではな
い。尚、化粧料製剤の配合成分の使用割合は重量基準で
ある。 実施例１〜３ 表１に示す組成の育毛剤を調整し、高温・高湿度下に保
存し、以下に示す測定方法及び評価基準により、中身の
重量変化、有効成分含量及び水分量等を評価した。その
結果を表１に示す。 （１）中身の重量変化 量目の分かった試料を各種容器に充填し、試料と容器を
併せた重量を測定する。経時的に重量を測定し、中身の
重量変化を次式で算出する。 ○：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが１％以下の増減 △：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが１〜２％の増減 ×：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが２％を越える増減 （２）容器変形・層剥離 試料を５０℃または２５℃−９０％ＲＨ下に１ヶ月保存
し、容器の外観を評価する。 ○：変形・層剥離がほとんどない △：変形・層剥離がややある ×：変形・層剥離が著しくある （３）水分量（無水アルコールを使用した場合のみ） カールフィッシャー（メタノール脱水溶剤・カールフィ
ッシャー試液）により、２５℃−９０％ＲＨ下３ヶ月保
存品の水分量を測定。 ○：０．５重量％以下 △：０．５〜１重量％ ×：１重量％以上 （４）外観・光沢の良さ ○：商品価値が大いに有り、良い △：商品価値が有り、やや良い ×：商品価値がなく、悪い
が、本発明はこれらの実施例に制約されるものではな
い。尚、化粧料製剤の配合成分の使用割合は重量基準で
ある。 実施例１〜３ 表１に示す組成の育毛剤を調整し、高温・高湿度下に保
存し、以下に示す測定方法及び評価基準により、中身の
重量変化、有効成分含量及び水分量等を評価した。その
結果を表１に示す。 （１）中身の重量変化 量目の分かった試料を各種容器に充填し、試料と容器を
併せた重量を測定する。経時的に重量を測定し、中身の
重量変化を次式で算出する。 ○：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが１％以下の増減 △：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが１〜２％の増減 ×：５０℃の高温・３０％ＲＨの高湿度下１ヶ月保存で
△Ｗが２％を越える増減 （２）容器変形・層剥離 試料を５０℃または２５℃−９０％ＲＨ下に１ヶ月保存
し、容器の外観を評価する。 ○：変形・層剥離がほとんどない △：変形・層剥離がややある ×：変形・層剥離が著しくある （３）水分量（無水アルコールを使用した場合のみ） カールフィッシャー（メタノール脱水溶剤・カールフィ
ッシャー試液）により、２５℃−９０％ＲＨ下３ヶ月保
存品の水分量を測定。 ○：０．５重量％以下 △：０．５〜１重量％ ×：１重量％以上 （４）外観・光沢の良さ ○：商品価値が大いに有り、良い △：商品価値が有り、やや良い ×：商品価値がなく、悪い
【００１３】
【表１】
【００１４】実施例４
ヘアセット剤
ポリメタクリル酸エステル（ユカフォーマーＡＭ７５−２０５） ３（％）
ポリビニルピロリドン １
イソプロピルミリステート ０．５
塩化アルキルトリメチルアンモニウム ０．３
ポリオキシエチレン（４０）ステアリルエーテル ０．２
オキシベンゾン ０．０５
香料 ０．２
精製水 １０．０
エタノール バランス
これをＨＤＰＥ（５０μｍ）／ＨＤＰＥ（８００μｍ）
・パール顔料／ＰＰ（５０μｍ）容器に収容し評価した
結果、外層が良く、容器変形がなく、品質上、安定であ
った。
・パール顔料／ＰＰ（５０μｍ）容器に収容し評価した
結果、外層が良く、容器変形がなく、品質上、安定であ
った。
【００１５】実施例５
ヘアトリートメント剤
シリコンエマルジョン １４．０（％）
アクリルアミド系両性ポリマー １．５
ＰＯＥ（２０）グリセリルモノイソステアレート ０．５
グリセリン ２．０
ＰＯＥ（５）ＰＯＰ（３０）ステアリルエーテル １．０
アロエエキス ０．１
ジヒドロキシベンゾフェノン ０．０５
色素 微量
香料 ０．１
精製水 ３０．０
エタノール バランス
これをＨＤＰＥ（７０μｍ）／ＨＤＰＥ（１０００μ
ｍ）・顔料／ＰＰ（７０μｍ）容器ディスペンサーに収
容し評価した結果、外層が良く、高温下での減量・容器
変形もなく、品質上、安定であった。
ｍ）・顔料／ＰＰ（７０μｍ）容器ディスペンサーに収
容し評価した結果、外層が良く、高温下での減量・容器
変形もなく、品質上、安定であった。
【００１６】実施例６
シミ防止剤
コウジ酸 ４．０（％）
ビタンンＥ誘導体 ０．２
グリチルレチン酸 ０．２
カミツレ抽出液 ０．３
クジン抽出液 ０．１
ＰＯＥ（４０）モノステアレート ０．５
プロピレングリコール ２．０
香料 ０．１
紫外線吸収剤 微量
精製水 ２０．０
エタノール バランス
これをＨＤＰＥ（１２０μｍ）／ＨＤＰＥ（１２００μ
ｍ）・パール顔料／ＰＰ（３０μｍ）容器に収容し評価
した結果、外層が良く、高温下での減量・容器変形もな
く品質上、安定であった。
ｍ）・パール顔料／ＰＰ（３０μｍ）容器に収容し評価
した結果、外層が良く、高温下での減量・容器変形もな
く品質上、安定であった。
【００１７】実施例７
シワ改善剤
ビタミンＡ ０．０５（％）
パントテニルエチルエーテル ０．２
コラーゲン加水分解物 １．０
レイシ抽出液 ０．１
シコンエキス ０．２
セイヨウノコギリソウ抽出液 ０．１
グリコール酸 ３．０
ヘキシレングリコール ２．０
香料 ０．１
精製水 １５．０
イソプロピルアルコール ５．０
エタノール バランス
これをＨＤＰＥ（６０μｍ）／ＨＤＰＥ（５００μｍ）
／ＰＰ（６０μｍ）容器に収容し評価した結果、外層が
良く、高温下での減量・容器変形もなく品質上、安定で
あった。
／ＰＰ（６０μｍ）容器に収容し評価した結果、外層が
良く、高温下での減量・容器変形もなく品質上、安定で
あった。
【００１８】
【発明の効果】本発明の化粧料は、化粧料製剤をＨＤＰ
ＥとＰＰとの複合材料製容器に収容させたものであるか
ら、長期間にわたって、非水溶媒又は高濃度アルコール
系の化粧料製剤の重量変化、水分量の変化、容器の変
形、層剥離等がなく、化粧料製剤の長期保存安定性が極
めて優れており、しかも容器の外観、光沢にも優れてい
る。
ＥとＰＰとの複合材料製容器に収容させたものであるか
ら、長期間にわたって、非水溶媒又は高濃度アルコール
系の化粧料製剤の重量変化、水分量の変化、容器の変
形、層剥離等がなく、化粧料製剤の長期保存安定性が極
めて優れており、しかも容器の外観、光沢にも優れてい
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平２−69411（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−270809（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−145215（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61K 7/00 - 7/50
A45D 34/00 510
B65D 1/09
Claims (3)
- 【請求項１】 非水溶媒又はアルコール含量５０重量％
以上の高濃度アルコール中に有効成分を溶解または分散
或いは乳化させた化粧料製剤を、複合材料製容器に収容
されてなる化粧料であって、該複合材料製容器が、高密
度ポリエチレンからなる最内層／高密度ポリエチレンか
らなる中間層／ポリプロピレンからなる最外層からなる
容器であることを特徴とする請求項１記載の化粧料。 - 【請求項２】 前記有効成分が、ペンタデカン酸グリセ
リド、ビタミン類またはそれらの誘導体、生薬エキス、
グリチルレチン酸またはその誘導体、イソプロピルメチ
ルフェロール、ヒノチキオール、オクトピロックス、ハ
イドロキノン誘導体、コウジ酸、ポリフェノール誘導
体、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポ
リマー、ノニオン性ポリマー、高重合シリコンまたはそ
の誘導体から選ばれた１種又は２種以上であることを特
徴とする請求項１記載の化粧料。 - 【請求項３】 前記化粧料製剤が、育毛剤、セット剤、
トリートメント剤またはシミ・シワ防止剤であることを
特徴とする請求項１記載の化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22107395A JP3517689B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22107395A JP3517689B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952812A JPH0952812A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3517689B2 true JP3517689B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=16761070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22107395A Expired - Fee Related JP3517689B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3517689B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP22107395A patent/JP3517689B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0952812A (ja) | 1997-02-25 |
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