JP3517357B2 - 金属板材の接続装置 - Google Patents

金属板材の接続装置

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JP3517357B2 JP19878598A JP19878598A JP3517357B2 JP 3517357 B2 JP3517357 B2 JP 3517357B2 JP 19878598 A JP19878598 A JP 19878598A JP 19878598 A JP19878598 A JP 19878598A JP 3517357 B2 JP3517357 B2 JP 3517357B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板材の接続装
置に関し、詳しくは、先の金属板材に後の金属板材を接
続させる場合に、溶接のように接続箇所が硬化したり、
厚さが厚くなることを回避して、次の例えば、成形工程
においては成形を阻害しないように、又、例えば、対向
する上下の金属板材間に合成樹脂発泡材を発泡充填する
工程等において、液漏れが生じることがなく、しかし
て、次工程において支障が生じるのを回避しようとする
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペイオフリールに巻き取られた金
属板材を上下に対向させて連続的に繰り出して金属板材
の両側端部にロール成形をおこない、その後、上下に対
向する金属板材間に硬質ウレタンホームのような合成樹
脂発泡成形材料を充填発泡させ、硬化させ、適宜長さに
切断して金属板材間に合成樹脂発泡体の断熱材を充填し
たサンドイッチパネルを得る生産ラインにおいて、発泡
成形ラインを停止させないためには、先の金属板材の終
端に後の金属板材の先端を接続する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、金属
板材の接続においては、ラインを停止させて前後の金属
板材の突き合わせ箇所を溶接したり、瞬間接着剤等にて
接着するのであるが、ラインを停止させることで生産性
を低下させることになる。しかも、溶接箇所や瞬間接着
剤の使用箇所は硬化し、以降のロール成形による成形形
状を安定化させ難くて成形不良箇所を廃棄する落板量が
増し、又、溶接箇所や接着による接続箇所において間隙
やピンホールのような液漏れ箇所を無くすことが難し
く、以降の発泡成形工程において液漏れが生じ、発泡成
形不良が生じるなどという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解消しようとす
るものであり、先の金属板材を停止させることなく後の
金属板材を接続させてラインを停止させることなく、か
つ、溶接のように接続箇所が硬化したり、厚さが厚くな
ることを回避して、次の成形工程においては成形を阻害
しないように、又、対向する上下の金属板材間に合成樹
脂発泡材を発泡充填する工程等において、液漏れが生じ
ることがなく、次工程において支障が生じるのを回避す
ることができる金属板材の接続装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、先
の金属板材1aを連続して搬送しながら後の金属板材1
bを接続する金属板材の接続装置であって、先の金属板
材1aの終端部を接続箇所よりも前方に形成したピット
部2に貯える貯板手段30と、搬送ラインに挿入されて
後の金属板材1bの先端を当接させるとともに先の金属
板材1aの後端を当接させて位置決めをおこなうストッ
パ−3と、先・後の金属板材1a,1bをクランプして
ストッパ−3に当接させるとともにストッパ−3を搬送
ライン外に退避させた状態で、先・後の金属板材1a,
1bの端縁を突き合わせるクランプ移動手段31と、先
・後の金属板材1a,1bの突き合わせ状態でテープT
1,T2 を貼着して接続するテーピング手段17とを備
えて成ることを特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、テーピング手段17
は、テープT1 を金属板材1a,1bの供給方向に貼着
する供給方向貼着装置32と、他のテープT2 を横断方
向に貼着する横断方向貼着装置33とを備えていること
を特徴とするものである。
【0007】請求項3においては、供給方向に貼られる
テープT1 の幅W1 は、金属板材1a,1bの幅Wより
も小にしてあり、供給方向貼着装置32を横断方向に移
動可能に構成してあることを特徴とするものである。
【0008】(作用)請求項1においては、後の金属板
材1bの先端部を搬送ラインに挿入したストッパ−3に
当接させて後の金属板材1bの位置決めをおこない、
又、先の金属板材1aの後端部をピット部2に貯えられ
ている範囲内において後進させてストッパ−3に当接さ
せて位置決めし、このように先・後の金属板材1a,1
bの端縁が対向するように、一旦、位置決めをした後、
ストッパ−3を退避させ、次に、先の金属板材1aの端
縁と後の金属板材1bの端縁を当接させて、先・後の金
属板材1a,1bの端縁同士を確実に突き合わせ、その
後、突き合わせ箇所にテープT1 ,T2 を貼着して先・
後の金属板材1a,1bを接続するのであり、このよう
に、先・後の金属板材1a,1bを面一とした所定通り
の突き合わせをおこなうことができ、所定通りのテーピ
ングをおこなうことができ、先の金属板材1aの連続送
りをおこないながら後の金属板材1bを接続することが
でき、ラインを停止させて生産性を低下させることがな
く、又、テーピングだから接続箇所を溶接等のように硬
化させることがなくて例えば、以降のロール成形を良好
におこなうことができ、更に、例えば液漏れを生じさせ
ることなく合成樹脂の発泡成形をおこなうことができ、
発泡成形に不良を生じさせることもない。
【0009】請求項2においては、金属板材1a,1b
の接続箇所においては、テープT1,T2 を金属板材1
a,1bの供給方向及び横断方向に貼着することがで
き、このような縦横のテープT1 ,T2 によって金属板
材1a,1bの接続強度を充分に高めることができ、例
えば以降のロール成形を安定しておこなうことができ、
更に、例えば液漏れを確実に防止することができる。こ
の場合、テープT1 ,T 2 の長さ方向にガラス繊維のよ
うな補強繊維を付設することで、一層、接続強度を高め
ることができるものである。
【0010】請求項3においては、供給方向貼着装置3
2を横断方向に移動させることで、金属板材1a,1b
の幅Wの変更に容易に対応することができながら、横断
方向のテープT2 は金属板材1a,1bの幅方向に連続
した一枚物となり、例えば液漏れを確実に防止すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の金属板材の接続装置を図
面に基づいて詳述する。
【0012】図1(a)〜(g)は金属板材1a,1b
の接続の手順を示す説明図、図2は搬送ラインを示す説
明図である。
【0013】図2に示すように、供給始端部には第1〜
第4のペイオフリール4a,4b,4c,4dが据え付
けられ、第1及び第2のペイオフリール4a,4bが上
の金属板材1c,1dを交互に供給するものであり、第
3及び第4のペイオフリール4c,4dが下の金属板材
1a,1b(製品では表面板になる)を交互に供給する
ものであり、下の搬送ラインにおいて、先の金属板材1
aに後の金属板材1bを接続して、下の搬送ラインにお
いて金属板材1a,1bを連続して供給するようにして
いる。以下、その構成を詳述する。搬送ラインの途中に
接続装置5を設けて先・後の金属板材1a,1bの接続
をおこない、その後、ロール成形器6においてロール成
形をおこない、次に、ダブルコンベアを備えた発泡成形
部34において硬質ウレタンフォームのような合成樹脂
発泡成形材料を上下の金属板材1c,1b間に充填発泡
させ、硬化させ、その後、切断部において切断すること
で、金属板材1c,1b間に硬質ウレタンフォームを断
熱材7とする図3に示すようなサンドイッチパネル8を
連続して生産することができるようにしている。図2に
おいて、符号35はプレヒータ、Xは接続箇所を示して
いる。
【0014】図4及び図5に示すように、接続装置5の
前方(金属板材1a,1bを供給する下流側)にはピッ
ト部2を形成してあり、先の金属板材1aの終端部の位
置を検出し、この検出結果に基いてエアーシリンダー1
2を作動させて受ロール13を下方に揺動させること
で、ピット部2を開放して先の金属板材1aの後端部を
ピット部2の内部に誘導して貯えるようにしている。こ
のように先の金属板材1aの後端部を貯える構成を貯板
手段30と総称する。このように、ピット部2に貯えが
あるので先の金属板材1aの供給を停止することなくお
こなうことができる。
【0015】図5乃至図9に示すように、ピット部2よ
りも上流側の接続装置5には、搬送ライン中に金属板材
1a,1bの供給方向を横断してスリット部36を形成
してあり、このスリット部36にストッパ−3をシリン
ダー9にて昇降自在に設けてある。ストッパ−3の上端
部はローラ10…を横断方向に間隔を隔てて設けてあ
り、ストッパ−3の下降状態においてはローラ10…が
搬送ラインに略一致して金属板材1a,1bを円滑に送
れるようになっている。図9(a)に示すように、先の
金属板材1aが接続装置5部分を通過すると、光電管装
置のような終端検出手段にて先の金属板材1aの終端を
検出し、この検出結果に基いてシリンダー9を伸張させ
てストッパー本体39を上昇させ、ローラ10とともに
一対のガイド片37,37を上昇させてガイド片37を
ピン廻りに起立回動させるのであり、ガイド片37に保
持している受面11が略垂直に現れるようにするのであ
り、金属板材1a,1bの位置決めを正確におこなえる
ようにしているのである。
【0016】ストッパ−3の前後には、テーブル14
a,14bが設けられ、ストッパー3の前方のテーブル
14aのみがシリンダー38によってストッパ−3に近
接及び離反できるようにスライド自在に設けられ、又、
テーブル14aに対向してクランパー15が昇降自在に
設けられてテーブル14aとクランパー15にて金属板
材1aの端部をクランプしながら金属板材1aをストッ
パ−3に向けて移動させることができるようにしてい
る。このように、金属板材1aクランプして移動させる
構成をクランプ移動手段31と総称する。
【0017】しかして、先の金属板材1aの終端部を接
続箇所Xよりも前方に形成したピット部2に貯えつつ先
の金属板材1aを先のロール成形工程へと搬送しなが
ら、先の金属板材1aの後端部をテーブル14aとクラ
ンパー15にてクランプしてピット部2に貯えられてい
る範囲内において後方に移動させて先の金属板材1aの
後端をストッパ−3の受面11に当接させて先の金属板
材1aの後端縁の位置出しをおこなう。又、後の金属板
材1bの先端部がストッパ−3のガイド片37の受面1
1に当接して後の金属板材1bの位置決めをおこなう。
この場合、横断方向に幅を設定変更可能にしてあるサイ
ドガイド40,40によって金属板材1a,1bの幅方
向における位置決めがなされている。サイドガイド40
は、図14に示すように、操作ハンドル41の回転操作
にとって金属板材1b,1bの幅方向における位置を変
更可能にしている。
【0018】次に、シリンダー9を収縮してストッパ−
3を下降させ、先の金属板材1aの後端部のクランプ状
態を維持してピット部2に貯えられている範囲内におい
て更に後方に移動させて後の金属板材1bの先端縁に突
き合わせる。
【0019】このようにして、先・後の金属板材1a,
1bが略面一になるとともに両側端縁も揃えられて突き
合わされるのである〔図1(a)参照〕。
【0020】図10乃至図14はテーピング装置17を
示していて、図10は走行レールを示す平面図、図11
(a)は金属板材1a,1bの接続箇所Xにおいて金属
板材1a,1bの供給方向に貼着するテープT1 、及び
横断方向に貼着するテープT 2 を搭載した供給方向貼着
装置32及び横断方向貼着装置33の概略側面図を示し
ている。以下、各構成を詳述する。図11(a)に示す
ように、テーピング装置17のフレーム19には横断方
向に長い一対の固定レール18,18が設けられ、これ
ら固定レール18,18に横断移動台21が架設され、
横断移動台21に搭載してあるモータの駆動によって横
断移動台21を固定レール18,18に沿って往復駆動
移動自在にしている。駆動構成はラック・ピニオン等種
々の構成を採用することができる。図12に示すよう
に、ボックス状に形成されている横断移動台21にテー
プT 2 が装着されて押さえロール23a,23b及びカ
ッター24等によってテープT2 を横断方向に貼着する
とともに切断することができるようにしている。即ち、
横断移動台21に一対の押さえロール23a,23bを
各々シリンダー42a,42bにて昇降自在に設けてあ
り、押さえロール23aに対してホルダーロール43を
スプリング44によって弾接させて、テープT2を保持
できるようにしてある。又、カッター24をサーボモー
タにより略90度の範囲で回動できるようにしてある。
【0021】しかして、図15(a)に示すように、一
対の押さえロール23a,23bが上昇している通板状
態からテープT2による両金属板材1a,1bの接続に
際しては、まず、シリンダー42a,42bを伸張させ
て押さえロール23a,23bを下降させ、押さえロー
ル23bを接続箇所Xにおける両金属板材1a,1bに
押圧させ、又、押さえロール23aの下降によってテー
プT2の先端を接続箇所Xにおいて両金属板材1a,1
bに圧着させる。
【0022】その後、横断移動台21を駆動移動させて
両押さえロール23a,23bにてテープT2を押さえ
ながら接続箇所Xに貼着する[同図(b)参照]。
【0023】貼着の終了後、押さえロール23aのみを
上昇させ、少し横断移動台21を前進させてテープT2
にテンションを掛ける[同図(c)(d)参照]。
【0024】このようにテープT2にテンションを掛け
た後、横断移動台21を少し前進させるとともにカッタ
ー24を90度回転させてテープT2を切断[同図
(e)参照]し、切断後に横断移動台21を少し前進さ
せるとともにカッター24を元の位置に戻すとともにテ
ープT2をホルダーロール43にて押さえてテープT2
先端部を押さえロール23aから少し垂れ下がっている
状態にして、次の工程への準備状態にしておく[同図
(f)参照]。
【0025】このような貼着動作の終了後に押さえロー
ル23bを上昇させ、横断移動台21を元の位置に戻し
ておく。
【0026】このように、テープT2 を金属板材1a,
1bの横断方向に供給して接続箇所Xを横断方向に貼着
する構成を横断方向貼着装置33と総称する。
【0027】図10及び図11に示すように、固定レー
ル18,18に一対の可動レール20,20が架設さ
れ、可動レール20,20を連結しているフレームに搭
載されたモータ22の駆動によって可動レール20,2
0を固定レール18,18に沿って横断方向に移動する
ことができるようにしている。可動レール20,20に
は横断移動台21と同様に構成されている供給移動台2
5が搭載されモータの駆動にて供給方向に駆動移動でき
るようにしている。供給移動台25にはテープT 1が搭
載され、横断移動台21のテープT2と同様に繰り出さ
れて金属板材1a,1bの接続箇所XにテープT1を供
給方向に貼着して接続するものである。
【0028】しかして、供給移動台25を接続箇所Xに
おいて金属板材1a,1bの幅方向の一側において供給
方向に移動させてテープT1 にて貼着し[図1(b)参
照]、次に、供給移動台25を幅方向の略中央部に移動
させてテープT1 を貼着し[図1(d)参照]、更に、
供給移動台25を幅方向の他側部に移動させてテープT
1 を貼着することができるようにしている[図1(f)
参照]。このように、テープT1 を供給方向において貼
着する構成を供給方向貼着装置32と総称する。
【0029】しかして、金属板材1a,1bの突き合わ
せ接続箇所Xにおいて、テーピング手段であるテーピン
グ装置17にてテープT1 を貼着して接続するのであ
り、この場合、シーケンス制御によって、可動レール2
0,20が固定レール18,18に対して金属板材1
a,1bの幅方向の一側方に位置決めされており、この
状態で、供給移動台25が可動レール20,20に沿っ
て供給方向に駆動移動してテープT1 を金属板材1a,
1bの幅方向の端部において供給方向に貼着するのであ
る〔図1(b)参照〕。貼着を終えた供給移動台25は
元の位置に戻される。
【0030】ところで、シーケンス制御によって横断移
動台21が固定レール18,18に沿って駆動されてテ
ープT2 が供給方向に既に貼着されているテープT1
上から横断方向に貼着されるのである〔図1(c)参
照〕。貼着を終えた横断移動台21は元の位置に戻され
る。この場合、テープT2 は切断されずに待機してい
る。
【0031】シーケンス制御によって上述のように供給
移動台25が接続箇所Xの中央部に移動して中央部にお
いて供給移動台25が供給方向に移動されてテープT1
を中央部に貼着する〔図1(d)参照〕のであり、その
後、横断移動台21が駆動されてテープT2 が供給方向
に既に貼着されているテープT1 の上から横断方向に貼
着されるのである〔図1(e)参照〕。
【0032】しかして、このような動作が図1(f)
(g)に示すように繰り返されて、金属板材1a,1b
の突き合わせ箇所をテーピングして接続するのである。
【0033】この場合、供給方向におけるテープT1
設定されている終端部においてカッター24が作動して
テープT1 を切断するのであり、又、横断方向における
テープT2 は設定されている金属板材1a,1bの幅W
の終端部においてカッター24が作動してテープT2
切断するのである。
【0034】このようなテーピング動作は約20秒程度
の間におこなわれる。
【0035】ところで、テープT1 ,T2 はポリエステ
ルフィルムにガラス糸(ガラス繊維)をテープT1 ,T
2 の長さ方向に積層したスリオンテック(社)製で商品
名「フィラメンテープ:品番9116」を使用するもの
である。
【0036】しかして、ストッパ−3に先・後の金属板
材1a,1bを当接させて一旦、位置決めをおこない、
その後、クランプ状態を維持してストッパ−3を抜いて
先・後の金属板材1a,1bの端縁同士を突き合わせる
ことで、先・後の金属板材1a,1bを面一とした所定
通りの突き合わせをおこなうことができるのであり、こ
のような状態でテーピングをおこなうことで、所定通り
のテーピングをおこなうことができ、先の金属板材1a
は連続送りをおこないながら後の金属板材1bを接続で
き、ラインを停止させることがない。
【0037】そして、テーピングだから接続箇所を溶接
等のように硬化させることがなくて例えば、以降のロー
ル成形を良好におこなうことができ、成形不良が殆どな
くて接続箇所を廃棄する量を低減できるのである。又、
合成樹脂発泡成形材料を充填する発泡成形工程において
材料の液漏れを確実に防止することができるのである。
【0038】
【発明の効果】請求項1においては、先の金属板材を連
続して搬送しながら後の金属板材を接続する金属板材の
接続装置であって、先の金属板材の終端部を接続箇所よ
りも前方に形成したピット部に貯える貯板手段と、搬送
ラインに挿入されて後の金属板材の先端を当接させると
ともに先の金属板材の後端を当接させて位置決めをおこ
なうストッパ−と、先・後の金属板材をクランプしてス
トッパ−に当接させるとともにストッパ−を搬送ライン
外に退避させた状態で、先・後の金属板材の端縁を突き
合わせるクランプ移動手段と、先・後の金属板材の突き
合わせ状態でテープを貼着して接続するテーピング手段
とを備えているから、後の金属板材の先端部を搬送ライ
ンに挿入したストッパ−に当接させて後の金属板材の位
置決めをおこない、又、先の金属板材の後端部をピット
部に貯えられている範囲内において後進させてストッパ
−に当接させて位置決めし、このように先・後の金属板
材の端縁が対向するように、一旦、位置決めをした後、
ストッパ−を退避させ、次に、先の金属板材の端縁と後
の金属板材の端縁を当接させて、先・後の金属板材の端
縁同士を確実に突き合わせ、その後、突き合わせ箇所に
テープを貼着して先・後の金属板材を接続するのであ
り、このように、先・後の金属板材を面一とした所定通
りの突き合わせをおこなうことができ、所定通りのテー
ピングをおこなうことができ、先の金属板材の連続送り
をおこないながら後の金属板材を接続することができて
ラインを停止させて生産性を低下させることがなく、
又、テーピングだから接続箇所を溶接等のように硬化さ
せることがなくて例えば、以降のロール成形を良好にお
こなうことができ、更に、例えば液漏れを生じさせるこ
となく合成樹脂の発泡成形をおこなうことができ、発泡
成形に不良を生じさせることもないという利点がある。
【0039】請求項2においては、テーピング手段は、
テープを金属板材の供給方向に貼着する供給方向貼着装
置と、他のテープを横断方向に貼着する横断方向貼着装
置とを備えているから、金属板材の接続箇所において
は、テープを金属板材の供給方向及び横断方向に貼着す
ることができ、このような縦横のテープによって金属板
材の接続強度を充分に高めることができ、例えば以降の
ロール成形を安定しておこなうことができ、更に、例え
ば液漏れを確実に防止することができるという利点があ
る。ところで、テープの長さ方向にガラス繊維のような
補強繊維を付設する場合には、一層、接続強度を高める
ことができるのである。
【0040】請求項3においては、供給方向に貼られる
テープの幅は、金属板材の幅よりも小にしてあり、供給
方向貼着装置を横断方向に移動可能に構成してあるか
ら、供給方向貼着装置を横断方向に移動させることで、
金属板材の幅の変更に容易に対応することができなが
ら、横断方向のテープは金属板材の幅方向に連続した一
枚物となり、例えば液漏れを確実に防止することができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)乃至
(g)は動作説明図である。
【図2】同上の搬送ラインを示す説明図である。
【図3】同上のサンドイッチパネルの一部省略した断面
図である。
【図4】同上のピット部及び接続装置を示す概略平面図
である。
【図5】同上のピット部及び接続装置を示す概略側断面
図である。
【図6】同上のストッパ−及びその近傍部の概略側面図
である。
【図7】同上の概略正面図である。
【図8】同上の概略平面図である。
【図9】(a)乃至(c)はストッパーの動作を示す説
明図である。
【図10】同上のテーピング手段を示す概略平面図であ
る。
【図11】(a)は同上の正面図、(b)は側面図であ
る。
【図12】(a)は同上の横断移動台、テープ及びカッ
ターを示す概略正面図、(b)はテープの取付け構成を
示す分解斜視図である。
【図13】同上の供給方向に貼着されるテープを示す斜
視図である。
【図14】同上の供給方向及び横断方向に貼着されるテ
ープを主として示す斜視図である。
【図15】(a)乃至(f)は横断移動台及び供給移動
台のテープの貼着動作を示す説明図である。
【図16】同上のピット部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a 先の金属板材 1b 後の金属板材 2 ピット部 3 ストッパ− 17 テーピング手段 30 貯板手段 31 クランプ移動手段 32 供給方向貼着装置 33 横断方向貼着装置 T1 テープ T2 テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平佐 学 兵庫県尼崎市杭瀬南新町3丁目2番1号 大同鋼板株式会社内 (72)発明者 嶋田 昭光 兵庫県姫路市広畑区鶴町2−1 太平工 業株式会社広畑支店内 (72)発明者 福本 俊夫 兵庫県姫路市広畑区鶴町2−1 太平工 業株式会社広畑支店内 (56)参考文献 特開 昭58−218325(JP,A) 特開 昭54−25578(JP,A) 特開 昭58−59142(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 21/00 B21B 15/00 B65H 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先の金属板材を連続して搬送しながら後
    の金属板材を接続する金属板材の接続装置であって、先
    の金属板材の終端部を接続箇所よりも前方に形成したピ
    ット部に貯える貯板手段と、搬送ラインに挿入されて後
    の金属板材の先端を当接させるとともに先の金属板材の
    後端を当接させて位置決めをおこなうストッパ−と、先
    ・後の金属板材をクランプしてストッパ−に当接させる
    とともにストッパ−を搬送ライン外に退避させた状態
    で、先・後の金属板材の端縁を突き合わせるクランプ移
    動手段と、先・後の金属板材の突き合わせ状態でテープ
    を貼着して接続するテーピング手段とを備えて成ること
    を特徴とする金属板材の接続装置。
  2. 【請求項2】 テーピング手段は、テープを金属板材の
    供給方向に貼着する供給方向貼着装置と、他のテープを
    横断方向に貼着する横断方向貼着装置とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の金属板材の接続装置。
  3. 【請求項3】 供給方向に貼られるテープの幅は、金属
    板材の幅よりも小にしてあり、供給方向貼着装置を横断
    方向に移動可能に構成してあることを特徴とする請求項
    2記載の金属板材の接続装置。
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