JPH05139B2 - - Google Patents
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- JPH05139B2 JPH05139B2 JP19721485A JP19721485A JPH05139B2 JP H05139 B2 JPH05139 B2 JP H05139B2 JP 19721485 A JP19721485 A JP 19721485A JP 19721485 A JP19721485 A JP 19721485A JP H05139 B2 JPH05139 B2 JP H05139B2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 40
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、加工ラインへ送られる帯板の先行
板の後端が帯板の供給ライン中を走る間に、その
先行板の後端に帯板の後行板の先端を溶接して継
ぎ足す帯板の走間溶接装置に関する。
板の後端が帯板の供給ライン中を走る間に、その
先行板の後端に帯板の後行板の先端を溶接して継
ぎ足す帯板の走間溶接装置に関する。
「従来の技術」
従来、所定長さの帯板を連続して加工ラインに
供給するために帯板の先行板と後行板とを次々と
継ぎ足す溶接装置は、、帯板の供給ライン中の定
位置に固定的に備えられていて、一時的に移動停
止させた先行板の後端と後行板の先端とを互いに
突き合わせて溶接するものであつた。その帯板の
供給ライン中における力接装置と加工ラインとの
間には、第4図に表すような設備(「アキユーム
レータ」と称される)を備える必要がある。この
設備は広い内部空間を有し、図中左側からその空
間内に帯板Wを一旦貯め込み、そして図中右側か
ら帯板Wを一定速度で繰り出して加工ラインに供
給するものである。溶接装置は、その設備の左側
に位置して、その設備の空間内に貯め込まれた分
の帯板WWが繰り出される間に、その後端を停止
させてそこに帯板Wの後行板の先端を溶接するも
のであつた。
供給するために帯板の先行板と後行板とを次々と
継ぎ足す溶接装置は、、帯板の供給ライン中の定
位置に固定的に備えられていて、一時的に移動停
止させた先行板の後端と後行板の先端とを互いに
突き合わせて溶接するものであつた。その帯板の
供給ライン中における力接装置と加工ラインとの
間には、第4図に表すような設備(「アキユーム
レータ」と称される)を備える必要がある。この
設備は広い内部空間を有し、図中左側からその空
間内に帯板Wを一旦貯め込み、そして図中右側か
ら帯板Wを一定速度で繰り出して加工ラインに供
給するものである。溶接装置は、その設備の左側
に位置して、その設備の空間内に貯め込まれた分
の帯板WWが繰り出される間に、その後端を停止
させてそこに帯板Wの後行板の先端を溶接するも
のであつた。
「発明が解決しようとする問題点}
上記のように、従来の溶接装置は帯板を一時的
に停止させて溶接するため、停止中でも加工ライ
ンへの供給を続けるには、帯板を貯め込む設備が
特別に必要である。その設備は、第4図に示すよ
うに内部空間の広い大規模なものになるのでその
本体価格や据付け工事費が高い。その上、帯板同
士が接触して表面に傷がつくことがあつたり、ま
た曲げ半径が大きくなるために設備がより大規模
になる厚肉の帯板用には不向きであつた。帯板を
貯め込むアキユームレータには、帯板を渦巻き状
にして貯め込む形式のもの、あるいは帯板の加工
ラインの建屋の天井などの空間を利用して横長に
折り返すような形態で貯め込む形式のもの等の
種々のものがあるが、いずれも同様な問題点を有
している。
に停止させて溶接するため、停止中でも加工ライ
ンへの供給を続けるには、帯板を貯め込む設備が
特別に必要である。その設備は、第4図に示すよ
うに内部空間の広い大規模なものになるのでその
本体価格や据付け工事費が高い。その上、帯板同
士が接触して表面に傷がつくことがあつたり、ま
た曲げ半径が大きくなるために設備がより大規模
になる厚肉の帯板用には不向きであつた。帯板を
貯め込むアキユームレータには、帯板を渦巻き状
にして貯め込む形式のもの、あるいは帯板の加工
ラインの建屋の天井などの空間を利用して横長に
折り返すような形態で貯め込む形式のもの等の
種々のものがあるが、いずれも同様な問題点を有
している。
この発明は、そのような帯板貯め込み設備を不
要なものにして、その設備に伴う上記のような問
題を解決しようとするものである。
要なものにして、その設備に伴う上記のような問
題を解決しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、帯板の先行板の後端が帯板供給ラ
インを走る間に、その先行板の後端に後行板の先
端を溶接することにより、帯板を停止させること
なく継ぎ足すことのできる帯板の走間溶接装置で
あつて、この走間溶接装置は、帯板の供給ライン
中に先行板の後端と同調して自走可能な先行台車
と、後行板の先端と同調して自走可能な後行台車
とが装備され、先行台車には、先行板の後端部を
解除可能にクランプするとともに、先行台車に対
して帯板の供給ラインに沿う方向に相対移動可能
なクランプ機構が備えられ、後行台車には、後行
板の先端部を解除可能にクランプするとともに、
後行台車に対して帯板の供給ラインに沿う方向に
相対移動可能なクランプ機構が備えられ、先行台
車と後行台車の相互間には、それぞれの台車を互
いに解除可能に連結する対の連結機構が備えら
れ、かつ先行台車と後行台車の少なくともいずか
一方には、先行板の後端と後行板の先端の抜き合
わせ部を溶接する溶接機が備えられていることを
特徴とするものである。
インを走る間に、その先行板の後端に後行板の先
端を溶接することにより、帯板を停止させること
なく継ぎ足すことのできる帯板の走間溶接装置で
あつて、この走間溶接装置は、帯板の供給ライン
中に先行板の後端と同調して自走可能な先行台車
と、後行板の先端と同調して自走可能な後行台車
とが装備され、先行台車には、先行板の後端部を
解除可能にクランプするとともに、先行台車に対
して帯板の供給ラインに沿う方向に相対移動可能
なクランプ機構が備えられ、後行台車には、後行
板の先端部を解除可能にクランプするとともに、
後行台車に対して帯板の供給ラインに沿う方向に
相対移動可能なクランプ機構が備えられ、先行台
車と後行台車の相互間には、それぞれの台車を互
いに解除可能に連結する対の連結機構が備えら
れ、かつ先行台車と後行台車の少なくともいずか
一方には、先行板の後端と後行板の先端の抜き合
わせ部を溶接する溶接機が備えられていることを
特徴とするものである。
「実施例」
以下、この発明の実施例について第1図ないし
第3図を参照して説明する。
第3図を参照して説明する。
第1図は、この実施例の溶接装置が備えられた
帯板供給ラインLの概略構成を示す図である。こ
の供給ラインLは、帯板を素材としてたとえば電
縫管を製造する加工ラインに対して、帯板Wを連
続的に供給するためのラインであり、アンコイラ
ー1にセツトされたコイル2から引き出された帯
板Wを、ピンチロール3により図中右方に送るよ
うにされている。図中の符号4はレベラー、5は
帯板を切断するとともに開先加工を施すシヤー、
6,7はそれぞれ帯板の移動量を検出する検量ロ
ール、8は帯板Wの下面を支えるスイングローラ
ーである。このスイングローラー8は、後述する
先行台車が供給ラインL中を走行する際にはその
走行の支障とならないように左右に開き、走行台
車が通過した後に元の状態に閉じるようにされて
いる。また、符号9はコイル2を搬送するための
コイルカーである。
帯板供給ラインLの概略構成を示す図である。こ
の供給ラインLは、帯板を素材としてたとえば電
縫管を製造する加工ラインに対して、帯板Wを連
続的に供給するためのラインであり、アンコイラ
ー1にセツトされたコイル2から引き出された帯
板Wを、ピンチロール3により図中右方に送るよ
うにされている。図中の符号4はレベラー、5は
帯板を切断するとともに開先加工を施すシヤー、
6,7はそれぞれ帯板の移動量を検出する検量ロ
ール、8は帯板Wの下面を支えるスイングローラ
ーである。このスイングローラー8は、後述する
先行台車が供給ラインL中を走行する際にはその
走行の支障とならないように左右に開き、走行台
車が通過した後に元の状態に閉じるようにされて
いる。また、符号9はコイル2を搬送するための
コイルカーである。
この供給ラインLには、帯板Wの送られる方向
に沿つてレール10が敷設され、このレール10
上を、先行台車A、後行台車Bがそれぞれ走行自
在に配されている。これらの台車A,Bは、後述
するように帯板Wの先行板W1、後行板W2と同調
して供給ラインLを走行しつつ帯板W1,W2を溶
接するものである。
に沿つてレール10が敷設され、このレール10
上を、先行台車A、後行台車Bがそれぞれ走行自
在に配されている。これらの台車A,Bは、後述
するように帯板Wの先行板W1、後行板W2と同調
して供給ラインLを走行しつつ帯板W1,W2を溶
接するものである。
これらの先行台車A、後行台車Bの構成につい
て第2図を参照して説明する。台車A,Bは大体
において左右対称な構成であるので、それらに共
通の構成要素についてはまとめて説明する。(な
お、符号にaの添字を付した先行台車Aのものは
構成要素、bの添字を付したものは後行台車Bの
構成要素を示している。) 第2図において符号11a,11bは、駆動モ
ーター12a,12bによつてそれぞれレール1
0上を自走可能な台車本体である。これらの台車
本体11a,11bには、その対向側に互いに解
除可能に台車本体11a,11b同士を連結する
対の連結機構13a,13bが取り付けられてい
る。また、台車本体11a,11bのそれぞれに
は、クランプ機構14a,14bが設けられてい
る。クランプ機構14a,14bは、帯板wを上
下より解除可能に挾むそれぞれ対のクランプ15
a,15bがクランプ受台16a,16bに取り
付けられ、このクランプ受台16a,16bの下
面にはステツピングシリンダー17a,17bの
ロツド18a,18bが固定された構成となつて
おり、ステツピングシリンダー17a,17bに
よりクランプ受台16a,16bはクランプ摺動
ガイド19a,19b上を、帯板Wの供給方向
(図において左右方向)に沿つて摺動自在とされ
ている。
て第2図を参照して説明する。台車A,Bは大体
において左右対称な構成であるので、それらに共
通の構成要素についてはまとめて説明する。(な
お、符号にaの添字を付した先行台車Aのものは
構成要素、bの添字を付したものは後行台車Bの
構成要素を示している。) 第2図において符号11a,11bは、駆動モ
ーター12a,12bによつてそれぞれレール1
0上を自走可能な台車本体である。これらの台車
本体11a,11bには、その対向側に互いに解
除可能に台車本体11a,11b同士を連結する
対の連結機構13a,13bが取り付けられてい
る。また、台車本体11a,11bのそれぞれに
は、クランプ機構14a,14bが設けられてい
る。クランプ機構14a,14bは、帯板wを上
下より解除可能に挾むそれぞれ対のクランプ15
a,15bがクランプ受台16a,16bに取り
付けられ、このクランプ受台16a,16bの下
面にはステツピングシリンダー17a,17bの
ロツド18a,18bが固定された構成となつて
おり、ステツピングシリンダー17a,17bに
よりクランプ受台16a,16bはクランプ摺動
ガイド19a,19b上を、帯板Wの供給方向
(図において左右方向)に沿つて摺動自在とされ
ている。
なお、第2図において符号20a,20bは帯
板Wの位置検出用メジヤリングロール、21a,
21bは帯板の下面を支えるガイドロール、22
a,22bは帯板Wの両側面に当接して帯板Wの
幅方向中心を常に供給ラインLの中心と一致する
ように位置決めするためのサイドガイドである。
板Wの位置検出用メジヤリングロール、21a,
21bは帯板の下面を支えるガイドロール、22
a,22bは帯板Wの両側面に当接して帯板Wの
幅方向中心を常に供給ラインLの中心と一致する
ように位置決めするためのサイドガイドである。
以上の構成に加えて、先行台車Aには帯板Wを
溶接するための溶接機23が設けられている。こ
の溶接機23は帯板Wの幅方向に移動自在とされ
ており、溶接芯線24はリール25により供給さ
れるようになつている。
溶接するための溶接機23が設けられている。こ
の溶接機23は帯板Wの幅方向に移動自在とされ
ており、溶接芯線24はリール25により供給さ
れるようになつている。
以上のように構成された先行台車A、後行台車
Bは、クランプ機構14a,14bによりそれぞ
れ先行板W1の後端部、後行板W2の先端部をクラ
ンプし、これら先行板W1、後行板W2に同調して
レール10上を走行する。そして、台車A,B
は、それぞれクランプした先行板W1、後行板W2
を互いに突き合わせた状態で、連結機構13a,
13bにより互いに連結され、連結状態で走行す
る間に先行板W1、後行板W2を熔接機23により
溶接して継ぎ足すものである。
Bは、クランプ機構14a,14bによりそれぞ
れ先行板W1の後端部、後行板W2の先端部をクラ
ンプし、これら先行板W1、後行板W2に同調して
レール10上を走行する。そして、台車A,B
は、それぞれクランプした先行板W1、後行板W2
を互いに突き合わせた状態で、連結機構13a,
13bにより互いに連結され、連結状態で走行す
る間に先行板W1、後行板W2を熔接機23により
溶接して継ぎ足すものである。
そして、クランプ機構14a,14bは、台車
A,Bに対して相対移動することにより、クラン
プされた先行板W1の後端、後行板W2の先端をそ
れぞれ溶接位置P(すなわち台車A,Bが連結さ
れた時に、溶接機23の直下となる位置)に正確
に配置させることができるものである。すなわ
ち、たとえば第2図に示すように、先行板W1の
後端、後行板W2の先端がそれぞれ溶接位置Pよ
り1,2寸法ずれてクランプされた時には、ス
テツピングシリンダー17a,17bを操作して
先行台車Aのクランプ受台16aを右方に、また
後行台車Bのクランプ受台16bを左方に摺動さ
せて、先行板W1の後端、後行板W2の先端がそれ
ぞれ溶接位置Pにくるように移動させれば良い。
こうすることにより、台車A,Bが連結された時
には、先行板W1の後端と後行板W2の先端とが自
ずと突き合わされ、直ちに溶接することができ
る。したがつて、この装置によれば、一旦クラン
プした後の正確な位置決めを容易に行うことがで
きる。なお、このステツピングシリンダー17
a,17bによる位置決め時の帯板Wの位置検出
は、メジヤリングロール20a,20bで行う。
A,Bに対して相対移動することにより、クラン
プされた先行板W1の後端、後行板W2の先端をそ
れぞれ溶接位置P(すなわち台車A,Bが連結さ
れた時に、溶接機23の直下となる位置)に正確
に配置させることができるものである。すなわ
ち、たとえば第2図に示すように、先行板W1の
後端、後行板W2の先端がそれぞれ溶接位置Pよ
り1,2寸法ずれてクランプされた時には、ス
テツピングシリンダー17a,17bを操作して
先行台車Aのクランプ受台16aを右方に、また
後行台車Bのクランプ受台16bを左方に摺動さ
せて、先行板W1の後端、後行板W2の先端がそれ
ぞれ溶接位置Pにくるように移動させれば良い。
こうすることにより、台車A,Bが連結された時
には、先行板W1の後端と後行板W2の先端とが自
ずと突き合わされ、直ちに溶接することができ
る。したがつて、この装置によれば、一旦クラン
プした後の正確な位置決めを容易に行うことがで
きる。なお、このステツピングシリンダー17
a,17bによる位置決め時の帯板Wの位置検出
は、メジヤリングロール20a,20bで行う。
次に、上記のように構成されたこの溶接装置の
使用方法について、第3図を参照して説明する。
第3図イ〜ヘは、、この溶接装置により先行板
W1、後行板W2を溶接して継ぎ足す手順を示すも
のである。
使用方法について、第3図を参照して説明する。
第3図イ〜ヘは、、この溶接装置により先行板
W1、後行板W2を溶接して継ぎ足す手順を示すも
のである。
まず、第3図イに示すように、通常時において
は、先行台車A、後行台車Bを共に供給ラインL
の上手側(図中左側)に位置させて待機させてお
く。
は、先行台車A、後行台車Bを共に供給ラインL
の上手側(図中左側)に位置させて待機させてお
く。
先行板W1の残りが少なくなつてその後端部が
検量ロール6を通過すると検量ロール7が作動
し、所定の距離進んだ位置に達した時に、(ロ)に示
すようにシヤー5によつて走行しながらその後端
部を切り落とす。
検量ロール6を通過すると検量ロール7が作動
し、所定の距離進んだ位置に達した時に、(ロ)に示
すようにシヤー5によつて走行しながらその後端
部を切り落とす。
次いで、(ハ)に示すように、先行板W1の後端が、
停止して待機している後行台車Bを通過して先行
台車A上に達したことをメジヤリングロール20
aで検出して、先行台車Aを図中右方に向つてス
タートさせる。
停止して待機している後行台車Bを通過して先行
台車A上に達したことをメジヤリングロール20
aで検出して、先行台車Aを図中右方に向つてス
タートさせる。
次に、後行板W2を新たなコイル2から引き出
して供給ラインLに送り、この後行板W2の先端
部が検量ロール6を通過し所定の距離進むと、シ
ヤー5により走行しながら後行板W2先端を切り
落として開先加工する。
して供給ラインLに送り、この後行板W2の先端
部が検量ロール6を通過し所定の距離進むと、シ
ヤー5により走行しながら後行板W2先端を切り
落として開先加工する。
その後、(ニ)に示すように、先行台車Aは先行板
W1の後端部をクランプし、また後行台車Bは送
られてきた後行板W2の先端部が後行台車B上に
達したことをメジヤリングロール20bで検出し
て走行開始し、その先端をクランプする。そし
て、先行板W1の後端、後行板W2の先端がそれぞ
れ溶接位置Pになるようにそれぞれのクランプ受
台16a,16bを、ステツピングシリンダー1
7a,17bを作動させることにより摺動させ
て、先行板W1を後端および後行板W2先端の位置
決めを行う。このクランプ受台16a,16bの
摺動に際しては、先行板W1、後行板W2が撓まな
いように、台車A,Bの速度を加速または減速さ
せて制御する。
W1の後端部をクランプし、また後行台車Bは送
られてきた後行板W2の先端部が後行台車B上に
達したことをメジヤリングロール20bで検出し
て走行開始し、その先端をクランプする。そし
て、先行板W1の後端、後行板W2の先端がそれぞ
れ溶接位置Pになるようにそれぞれのクランプ受
台16a,16bを、ステツピングシリンダー1
7a,17bを作動させることにより摺動させ
て、先行板W1を後端および後行板W2先端の位置
決めを行う。このクランプ受台16a,16bの
摺動に際しては、先行板W1、後行板W2が撓まな
いように、台車A,Bの速度を加速または減速さ
せて制御する。
その間、(ホ)に示すように、後行台車Bを加速し
て先行台車Aに近付け、先行台車Aに追い付いた
ら減速させて、(ヘ)に示すように台車A,Bを連結
機構13a,13bにより連結する。これによ
り、先行板W1の後端と後行板W2の先端は互いに
突き合わされることになる。そして、連結した状
態で走行している間に、溶接機23により突き合
わせ部を溶接する。溶接が完了したらクランプを
解除し、両台車A,Bを減速し停止させる。そし
て、両台車A,Bを待機位置に戻し、連結を解除
して第3図イの状態で再び待機させる。
て先行台車Aに近付け、先行台車Aに追い付いた
ら減速させて、(ヘ)に示すように台車A,Bを連結
機構13a,13bにより連結する。これによ
り、先行板W1の後端と後行板W2の先端は互いに
突き合わされることになる。そして、連結した状
態で走行している間に、溶接機23により突き合
わせ部を溶接する。溶接が完了したらクランプを
解除し、両台車A,Bを減速し停止させる。そし
て、両台車A,Bを待機位置に戻し、連結を解除
して第3図イの状態で再び待機させる。
以上の動作を繰り返すことにより、後行板W2
が次々に継ぎ足されて加工ラインに連続的に供給
できる。したがつて、アキユームレータ等の設備
を用いることなく帯板Wを停止させずに加工ライ
ンに供給できる。また、溶接に際して先行板W1、
後行板W2の位置決めを、クランプ受台16a,
16bを台車A,Bに対して相対移動させること
により行うので、位置決めを容易にかつ正確に行
うことができる。
が次々に継ぎ足されて加工ラインに連続的に供給
できる。したがつて、アキユームレータ等の設備
を用いることなく帯板Wを停止させずに加工ライ
ンに供給できる。また、溶接に際して先行板W1、
後行板W2の位置決めを、クランプ受台16a,
16bを台車A,Bに対して相対移動させること
により行うので、位置決めを容易にかつ正確に行
うことができる。
なお、上記実施例では溶接機23を先行台車A
に設けたが、これは後行台車Bに設けても、ある
いはそれらの双方に設けても良い。また、この装
置は電縫管製造ラインに限らず、種々の帯板供給
ラインに対して広く適用できることは勿論であ
る。
に設けたが、これは後行台車Bに設けても、ある
いはそれらの双方に設けても良い。また、この装
置は電縫管製造ラインに限らず、種々の帯板供給
ラインに対して広く適用できることは勿論であ
る。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明による帯
板の走間溶接装置は、帯板の供給ライン中を走行
可能な先行台車と後行台車とを装備し、また、両
台車には、帯板をクランプするとともに台車に対
して相対移動可能なクランプ機構を備え、クラン
プ機構によりクランプされた先行板、後行板の位
置決めをした後、両台車を連結して先行板と後行
板を溶接するようにしたので、先行板が帯板供給
ライン中を走る間に、その先行板の後端に後行板
の先端を溶接て次々に継ぎ足すことができる。し
たがつて、従来のように帯板を一旦溜め込むアキ
ユームレータ等の大規模な装置が不要となり、省
スペース、省エネルギーを図ることができるとい
う効果を有する。しかも、この装置は新設のみな
らず既存のラインに対しても容易に適用すること
ができる。
板の走間溶接装置は、帯板の供給ライン中を走行
可能な先行台車と後行台車とを装備し、また、両
台車には、帯板をクランプするとともに台車に対
して相対移動可能なクランプ機構を備え、クラン
プ機構によりクランプされた先行板、後行板の位
置決めをした後、両台車を連結して先行板と後行
板を溶接するようにしたので、先行板が帯板供給
ライン中を走る間に、その先行板の後端に後行板
の先端を溶接て次々に継ぎ足すことができる。し
たがつて、従来のように帯板を一旦溜め込むアキ
ユームレータ等の大規模な装置が不要となり、省
スペース、省エネルギーを図ることができるとい
う効果を有する。しかも、この装置は新設のみな
らず既存のラインに対しても容易に適用すること
ができる。
第1図ないし第3図はこの発明の実施例を示
し、第1図はこの実施例の溶接装置が備えられた
帯板の溶接装置の台車の構成を示す側面図、第3
図イないしヘはこの溶接装置の動作順序にしたが
う動作の説明図である。第4図は従来の溶接装置
のために必要な帯板を一旦貯め込む装置の一例を
示す図である。 L……供給ライン、A……先行台車、B……後
行台車、W……帯板、W1……先行板、W2……後
行板、13a,13b……連結機構、14a,1
4b……クランプ機構、23……溶接機。
し、第1図はこの実施例の溶接装置が備えられた
帯板の溶接装置の台車の構成を示す側面図、第3
図イないしヘはこの溶接装置の動作順序にしたが
う動作の説明図である。第4図は従来の溶接装置
のために必要な帯板を一旦貯め込む装置の一例を
示す図である。 L……供給ライン、A……先行台車、B……後
行台車、W……帯板、W1……先行板、W2……後
行板、13a,13b……連結機構、14a,1
4b……クランプ機構、23……溶接機。
Claims (1)
- 1 加工ラインへ送られる帯板の先行板の後端が
帯板の供給ライン中を走る間に、その先行板の後
端に帯板の後行板の先端を突き合わせて溶接する
帯板の走間溶接装置であつて、帯板の供給ライン
中に、先行板の後端と同調して自走可能な先行台
車と、後行板の先端と同調して自走可能な後行台
車が装備され、先行台車には、先行板の後端部を
解除可能にクランプするとともに、先行台車に対
して帯板の供給ラインに沿う方向に相対移動可能
な掘クンプ機構が備えられ、後行台車には、後行
板の先端部を解除可能にクランプするとともに、
後行台車に対して帯板の供給ラインに沿う方向に
は相対移動可能なクランプ機構が備えられ、先行
台車と後行台車の相互間には、それぞれの台車を
互いに解除可能に連結する対の連結機構が備えら
れ、かつ先行台車と後行台車の少なくともいずれ
か一方は、走行板の後端と後行板の先端の突き合
わせ部を溶接する溶接機が備えられていることを
特徴とする帯板の走間溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721485A JPS6257769A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 帯板の走間溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721485A JPS6257769A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 帯板の走間溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257769A JPS6257769A (ja) | 1987-03-13 |
JPH05139B2 true JPH05139B2 (ja) | 1993-01-05 |
Family
ID=16370725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19721485A Granted JPS6257769A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 帯板の走間溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732158A1 (en) | 1995-03-15 | 1996-09-18 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Method of splicing rolled plates and apparatus for the same |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0436356Y2 (ja) * | 1985-01-11 | 1992-08-27 | ||
IT1312424B1 (it) * | 1999-06-30 | 2002-04-17 | Techint Spa | Metodo ed impianto per la laminazione di una billetta continuaalimentata da un forno di riscaldo billette disposto a monte di un |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19721485A patent/JPS6257769A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732158A1 (en) | 1995-03-15 | 1996-09-18 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Method of splicing rolled plates and apparatus for the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6257769A (ja) | 1987-03-13 |
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