JP3516913B2 - スポット接合装置およびスポット接合方法 - Google Patents

スポット接合装置およびスポット接合方法

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JP3516913B2 JP2000310995A JP2000310995A JP3516913B2 JP 3516913 B2 JP3516913 B2 JP 3516913B2 JP 2000310995 A JP2000310995 A JP 2000310995A JP 2000310995 A JP2000310995 A JP 2000310995A JP 3516913 B2 JP3516913 B2 JP 3516913B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦攪拌接合によ
ってワークをスポット接合するスポット接合装置および
スポット接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦攪拌を利用したスポット接合は、2
枚のワークを重ねて配置し、先端にピンを有する接合ツ
ールを高速で回転させながら下降させ、接合ツール先端
をワークの接合点に押圧する。すると、回転による摩擦
によって押圧部が軟化し、ピンが挿入される。さらに回
転することによって、挿入されたピンで接合点近傍が攪
拌され、塑性流動を起こす。所定時間攪拌後、接合ツー
ルを上昇させると、接合点で2枚のワークが接合され、
スポット接合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】摩擦攪拌を利用したス
ポット接合では、重ね継ぎ手でスポット接合するため、
上下の板のギャップ管理が接合品質上、極めて重要とな
る。つまり、2枚のワークを、接合点において隙間なく
重ね合わせた状態で接合することが、接合品質を維持す
る上で重要であるが、ワークの形状によっては、2枚の
ワークを確実に密着させることが困難な場合があり、こ
れによって、接合品質が低下するといった問題が生じ
る。
【0004】本発明の目的は、摩擦攪拌を利用したスポ
ット接合装置において、接合品質の低下を防ぐことがで
きるスポット接合装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、接合ツールを
回転させながら先端を被接合物に押圧し、接合ツールの
回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌して塑性流動
を起こし、重ねられた被接合物を接合点でスポット接合
するスポット接合装置において、接合時に、被接合物の
接合点近傍を押圧し、この押圧力を、ばね、油圧、空気
圧またはモータによって発揮する押圧手段を有すること
を特徴とするスポット接合装置である。
【0006】本発明に従えば、被接合物の接合点近傍を
押圧する押圧手段が設けられるので、2枚の被接合物の
間に隙間がある場合であっても、前記押圧手段で押圧す
ることによって接合点での隙間がなくなり、これによっ
て接合品質が低下することが確実に防がれる。押圧手段
は、ばね、油圧、空気圧またはモータによって押圧力を
発揮する。
【0007】また本発明は、前記押圧手段は、接合ツー
ルの回転軸線方向への移動に連動し、接合ツール先端が
被接合物を押圧する直前から被接合物を押圧し、接合ツ
ール先端が接合点から引き抜かれた後にも塑性流動部が
冷やされて硬化するまで押圧し続けるように動作するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、押圧手段が接合ツールに
連動し、接合ツールが下降して被接合物に押圧する直前
に押圧し、接合ツールが上昇して押圧を解除した直後ま
で、すなわち接合ツール先端が接合点から引き抜かれた
後にも塑性流動部が冷やされて硬化するまで押圧するよ
うに動作するので、接合作業時の隙間をなくすととも
に、連続したスポット接合作業を行なうことができる。
【0009】また本発明は、接合ツール先端および押圧
手段の押圧力を受ける受け部を有することを特徴とす
る。本発明に従えば、押圧力を受ける受け部を有するの
で、確実に押圧力を作用させることができる。
【0010】また本発明は、接合ツールを昇降駆動して
接合ツールに押圧力を作用させる押圧付加装置を含み、
前記押圧手段は、被接合物に当接して押圧力を作用させ
る押し付け部材と、押圧付加装置と押し付け部材15と
の間に設けられる圧縮ばねとを有し、この押し付け部材
は、高い熱伝導性を有し、中空とされて冷却水が通過さ
れ、当接する被接合物の熱を強制的に逃がすことを特徴
とする。
【0011】摩擦攪拌接合では、摩擦熱によって被接合
物が非常に高温となり、これによって接合部およびその
周辺領域の強度が低下するといった問題が生じる。これ
に対し、本発明では、接合点近傍に押し付けられる押し
付け部材は、高い熱伝導性を有するので、接合点で発生
した熱をこの押し付け部材を介して、その押し付け部材
の中空とされた部分に冷却水を通過して強制的に逃がす
ことができる。これによって、高熱は接合点近傍だけと
し、それ以外の領域が高温となることが防がれ、被接合
物において強度が低下する領域の面積を最小限に留める
ことができる。押圧付加装置7は、接合ツール5を昇降
駆動して接合ツール5に押圧力を作用させ、この押圧付
加装置7と押し付け部材15との間に圧縮ばね16を設
け、押圧力を作用させる。
【0012】また本発明は、接合ツールを回転させなが
ら先端を被接合物に押圧し、接合ツールの回転による摩
擦熱で被接合物を軟化、攪拌し、重ねられた被接合物を
接合点でスポット接合するスポット接合方法において、
接合ツールによる被接合物の押圧時に、被接合物の接合
点近傍を押圧し、この押圧力を、ばね、油圧、空気圧ま
たはモータによって発揮することを特徴とするスポット
接合方法である。
【0013】本発明に従えば、2枚の被接合物の間に隙
間がある場合であっても、接合時に接合点近傍を押圧す
ることによって、接合点での隙間がなくなり、これによ
って前述と同様に接合品質が低下することが確実に防が
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に実施の一形態で
あるスポット接合装置1の構造を示す図である。スポッ
ト接合装置1は、たとえば6軸垂直多間接型ロボットの
手首2に装備され、スポットガンとして用いられ、重ね
て配置された2枚のワーク(被接合物)W1,W2を接
合点で、スポット接合する。ワークW1、W2は、たと
えばアルミニウム合金板である。
【0015】スポット接合装置1は、ロボットの手首2
に取り付けられるフレーム3と、フレーム3に取り付け
られるブラケット4と、ブラケット4に回転自在に支持
される接合ツール6と、ブラケット4に取り付けられ、
接合ツール5を回転駆動する回転用モータ6と、ブラケ
ット4をフレーム3に対して昇降駆動させ、接合ツール
5に押圧力を作用させる押圧付加装置7と、接合時に、
接合点近傍を押圧する押圧手段8とを備える。
【0016】接合ツール5は、略円柱状であり、軸線L
を回転軸線として回転用モータ6で回転駆動される。接
合ツール先端の平坦面中央から、回転軸線Lに沿ってピ
ン10が下方に突出する。押圧付加装置7は、たとえば
サーボモータを有し、接合ツール6の回転軸線L方向に
ブラケット4を直進移動させ、押圧力を作用させる。
【0017】押圧手段8は、ワークW1に当接して押圧
力を作用させる押し付け部材15と、押し付け部材にね
力を作用させるばね部材16とを有する。フレーム4
は、L字状に屈曲し、先端部には、接合ツール5の下方
に臨み、接合ツール5および押し付け部材15の押圧力
を受ける受け部11が設けられる。
【0018】図2は、スポット接合装置1の押圧手段8
近傍を示す斜視図である。押圧手段8は、ブラケット4
の下に固定される基部19と、基部19の下に固定さ
れ、ばね部材16が収容される上フレーム17と、接合
ツール5の回転軸線L方向に移動可能に上フレーム17
の下に連結される下フレーム18と、下フレーム18の
下端に固定される環状の押し付け部材15とから構成さ
れる。ばね部材16は、圧縮コイルばねであり、接合ツ
ール5を中心にして、上フレーム17内に収容される。
下フレーム18は、上フレーム17に対して上下に移動
可能に連結され、下フレーム18が上昇すると、ばね部
材16が圧縮される。
【0019】押し付け部材15は、接合ツール5の回転
軸線Lを中心とする環状の部材であり、接合ツール5の
直径よりわずかに大きい内径を有し、接合時に接合点近
傍を押し付ける。下フレーム18が下限位置にあると
き、押し付け部材15の下端面は、接合ツール5の最下
端よりも下方に配置される。押し付け部材15に対向し
て配置される受け部11は、前記押し付け部材15と同
径かそれ以上に大きい直径を有する円柱状であり、接合
時に、この受け部11の上面と押し付け部材15の下面
とで2枚のワークW1、W2の接合点の周囲を挟持して
密着させる。
【0020】押圧手段8のうち、少なくとも押し付け部
材15は熱伝導性の良好な材料、たとえば銅などからな
り、これによって、接合時に過熱されるワークW1、W
2から熱を奪い、ワークW1,W2の耐食性が低下する
といったことを防ぐことができる。
【0021】図3は、スポット接合装置1の接合方法を
示す図である。図1をも参照して接合方法について説明
する。 (1)まず、重ねて配置される2枚のワークW1,W2
まで、ロボットでスポット接合装置1を移動させ、所定
の接合点の下に受け部11が配置されるように位置決め
し、接合ツール5を回転用モータ6で回転させる。 (2)接合装置1を持ち上げて受け部11を接合点の下
に当接させるとともに、押圧付加装置7でブラケット4
を下降させる。すると、ブラケット4に取り付けられる
接合ツール5および押圧手段8が下降し、まず、押圧手
段8の押し付け部材15がワークW1に当接する。さら
にブラケット4を下降させると、押圧手段8のばね部材
16が圧縮され、ワークW1、W2に押圧力が作用し、
接合点近傍が押し付けられることとなる。これによっ
て、接合点において、ワークW1とワークW2との間に
隙間が形成されるような場合であっても、互いに密着す
るようになる。 (3)さらにブラケット4を降下させると、ばね力によ
ってさらに押圧力が作用するとともに、接合ツール5が
降下し、ツール先端のピン10が接合点に押し付けられ
る。高速で回転するピン10が接合点に押し付けられる
と、摩擦熱が発生してワークW1,W2が軟化し、ピン
10が挿入される。ピン10が接合点で、ワークW1,
W2に接合面を超えて挿入され、回転することによっ
て、接合部近傍の母材が攪拌されて塑性流動を起こす。
また、このとき摩擦熱が発生するが、接合点を囲むよう
に環状の押し付け部材15がワークW1に当接してお
り、前述したように、押し付け部材15は、熱伝導性の
良好な材料からなるので、接合点からワークの周囲に伝
達して広がろうとする熱は、押し付け部材15から逃が
される。これによって、高熱となるのは接合点近傍と
し、ワークのそれ以外領域に高熱が伝わることが防がれ
る。 (4)所定時間攪拌すると、スポット接合装置1の押圧
付加装置7によってブラケット4を上昇させる。これに
よって、接合ツール5は回転しながら上昇し、接合点か
らピン10が引き抜かれる。このときも、押圧手段8に
よって接合点近傍が押圧され続け、2枚のワークW1,
W2の密着状態が保たれる。つまり、塑性流動部が冷や
されて硬化するまで2枚のワークW1,W2は密着して
いることとなる。また、押圧手段8の押し付け部材15
が当接していることにより、冷却効果も向上する。 (5)さらにブラケット4を上昇させることによって、
押圧手段8の押し付け部材15もワークW1から離反
し、押圧力が解除される。このようにして、ワークW
1,W2は接合点でスポット接合される。その後、次の
接合点までスポット接合装置1を移動させ、上述した
(1)からの動作を繰り返す。
【0022】このようにして、連続してスポット接合す
ることができる。また、その際、ばね部材16を用いた
押圧手段8を用いることによって、接合ツール5の昇降
動作に同期し、接合ツール5がワークW1に当接する直
前に押し付け部材15で接合点近傍を押圧し、接合ツー
ル5のピン10を引き抜いた直後に、押圧力を解除する
ように動作させることができる。
【0023】上述した実施形態では、押し付け部材15
を熱伝導性の高い材料で構成したが、本発明の他の実施
形態として、押し付け部材15を中空とし、図2で仮想
線でしめすように、一対の冷却管路20,21を連結
し、一方の管路20から押し付け部材15内を介して他
方の管路21へ冷却水を通過させるように構成してもよ
い。このように構成することによって、押し付け部材1
5をワークに当接させたとき、加熱するワークを強制的
に冷却することができ、さらに効率よく冷却させること
ができる。
【0024】図4は、本発明の他の実施形態のスポット
接合装置30の構成を示す斜視図である。本実施形態の
スポット接合装置30では、一対の押し付け部材32,
33を有する押圧手段31を備え、この押し付け部材3
2,33に対応する直方体状の受け部34を有する。そ
の他の構成は、前述したスポット接合装置1と同様であ
るので、同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0025】押圧手段31の押し付け部材32,33は
直方体状であり、接合ツール5の外径とほぼ同じ長さを
有し、接合ツール5を挟んで左右両側に配置される。そ
して、これら押し付け部材32,33がそれぞれ個別に
ばね部材35,36によって押圧力を作用させる。つま
り、押圧力付加装置7によってブラケット4を降下させ
たとき、押し付け部材32,33が個別にワークに押し
付けられる。このとき、受け部材34は、図示するよう
に、2つの押し付け部材32,33に対向して左右に延
びる直方体状であり、押し付け部材32,33および接
合ツール5からの押圧力を受ける。
【0026】このように、本実施形態の押圧手段31
は、前述したスポット装置1の環状の押し付け部材15
と異なり、接合ツール5の両側で押圧するので、押圧領
域が少なくて済む。したがって、図4に示すように、板
状のワークW3に、屈曲したワークW4の屈曲部を接合
するときなど、接合する領域が狭い場合であっても、確
実に押圧力を作用させて接合点付近のワークW3,W4
を密着させることができる。
【0027】また、たとえば接合点付近でワークが段差
となり、厚さが異なる場合であっても、押し付け部材3
2,33は個別に伸縮して押圧力を作用させるので、こ
のような段差にも対応することができる。
【0028】また、この押し付け部材32,33を熱伝
導性の良好な金属で形成することで、ワークが加熱され
ることを防ぐことができる。また、前述と同様に、押し
付け部材32,33に冷却水を通過させるように構成す
ることで、さらに効率よく冷却することができる。
【0029】上述した各実施形態では、押圧手段が作用
させる押圧力は、ばねによる押圧力としたが、本発明は
これに限らず、たとえば油圧シリンダ、空気圧シリン
ダ、またはサーボモータを用い、押し付け部材を接合ツ
ールとは別途に回転軸線L方向に昇降させて押圧するよ
うに構成してもよい。この場合、押し付け部材の昇降動
作は、接合ツールの昇降動作に連動するように制御し、
接合ツールが降下する前に押し付け部材を降下させて押
圧力を作用させ、接合ツールを引き上げた後に、押し付
け部材を引き上げるように制御する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、被接合物の接合点近傍
を押圧する押圧手段が設けられるので、2枚の被接合物
の間に隙間がある場合であっても、前記押圧手段で押圧
することによって接合点での隙間がなくなり、これによ
って接合品質が低下することが確実に防がれる。
【0031】また、本発明によれば、押圧手段を接合ツ
ールに連動して動作させることにより、連続したスポッ
ト接合作業を行なうことができる。
【0032】また本発明によれば、接合点近傍に押し付
けられる押し付け部材は、高い熱伝導性を有するので、
接合点で発生した熱をこの押し付け部材を介して逃がす
ことができ、これによって、高熱は接合点近傍だけと
し、それ以外の領域が高温となることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるスポット接合装置
1の構成を示す図である。
【図2】スポット接合装置1の押圧手段8近傍の構成を
示す斜視図である。
【図3】本発明のスポット接合方法を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態のスポット接合装置30
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,30 スポット接合装置 5 接合ツール 8,31 押圧手段 11,34 受け部 15,32,33 押し付け部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−175089(JP,A) 特開2001−259863(JP,A) 独国特許出願公開19731638(DE,A 1) C.Schilling et a l.,A PRELIMINARY I NVESTIGATION ON TH E STATIC PROPERTIE S OF FRICTION STIR SPOT WELDS,Second International sym posium on Friction Stir Welding,英国,T he Welding Institu te,2000年 6月26日,Qualit y Hotel 11, Gothenb urg, Swedenで開催された第 2回FSW国際シンポジウムで発表 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合ツールを回転させながら先端を被接
    合物に押圧し、接合ツールの回転による摩擦熱で被接合
    物を軟化、攪拌して塑性流動を起こし、重ねられた被接
    合物を接合点でスポット接合するスポット接合装置にお
    いて、 接合時に、被接合物の接合点近傍を押圧し、この押圧力
    を、ばね、油圧、空気圧またはモータによって発揮する
    押圧手段を有することを特徴とするスポット接合装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段は、接合ツールの回転軸線
    方向への移動に連動し、接合ツール先端が被接合物を押
    圧する直前から被接合物を押圧し、接合ツール先端が接
    合点から引き抜かれた後にも塑性流動部が冷やされて硬
    化するまで押圧し続けるように動作することを特徴とす
    る請求項1記載のスポット接合装置。
  3. 【請求項3】 接合ツール先端および押圧手段の押圧力
    を受ける受け部を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載のスポット接合装置。
  4. 【請求項4】 接合ツールを昇降駆動して接合ツールに
    押圧力を作用させる押圧付加装置を含み、 前記押圧手段は、 被接合物に当接して押圧力を作用させる押し付け部材
    と、 押圧付加装置と押し付け部材15との間に設けられる圧
    縮ばねとを有し、 この押し付け部材は、高い熱伝導性を有し、中空とされ
    て冷却水が通過され、当接する被接合物の熱を強制的に
    逃がすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに
    記載のスポット接合装置。
  5. 【請求項5】 接合ツールを回転させながら先端を被接
    合物に押圧し、接合ツールの回転による摩擦熱で被接合
    物を軟化、攪拌し、重ねられた被接合物を接合点でスポ
    ット接合するスポット接合方法において、 接合ツールによる被接合物の押圧時に、被接合物の接合
    点近傍を押圧し、この押圧力を、ばね、油圧、空気圧ま
    たはモータによって発揮することを特徴とするスポット
    接合方法。
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