JP3516390B2 - セラミックばねを用いた弾性支持構造 - Google Patents

セラミックばねを用いた弾性支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲した板状のセ
ラミックばねを用いた弾性支持構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガスタービンでは、圧縮機から
の圧縮空気が、燃焼器内で燃料と混合されて燃焼し、そ
の高温高圧の燃焼ガスがタービンに送られるが、前記燃
焼器が周方向に並んで複数個配置されている場合、各燃
焼器の燃焼筒の下流端部は円弧状に形成され、全燃焼器
の燃焼筒の下流端部を周方向に並べて円筒を形成し、タ
ービンの円筒状のノズルに対応するようにされる。
【0003】前記燃焼筒を耐熱性向上のためにセラミッ
ク製とした場合、その下流端部の外周側および内周側に
は、リング状のセラミック製シール部材が配置され、こ
れらシール部材とその内外周の金属製ハウジングとの間
には、耐熱性に優れる例えばセラミック製の平板状の板
ばねが介在されて、燃焼筒の下流端部およびシール部材
が径方向に相対移動自在に支持されている。その板ばね
のばね力により、シール部材が燃焼筒の下流端部の外周
面および内周面に押し当てられて、燃焼筒の下流端部の
内外周のシールが図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したよう
に、リング状のシール部材の内外周と、その内外周のハ
ウジングとの間に平板状の板ばねもしくはコイルばね
等、既存ばねを介在させるのでは、ハウジングとシール
部材との間の径方向スペースを大きく取る必要があり、
それだけガスタービンが大型化することになる。
【0005】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
ので、弯曲した内周側の部材と弯曲した外周側の部材と
の間に、その両部材間のスペースを大きく取ることなく
介在させることができ、前記両部材の一方を他方に対し
て径方向に相対移動可能に支持するセラミックばねとこ
れを用いた弾性支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明に係る弾性構造は、ガスタービンの環状
の車室の周方向に沿って複数個が等間隔で配置された燃
焼器の燃焼筒の下流側に接続される遷移ダクトにおい
て、前記遷移ダクトの内周側および外周側で、セラミッ
ク材料からなる円弧状に弯曲した細長い板状のセラミッ
クばねが、第1の部材の弯曲した外面と第2の部材の弯
曲した内面との間に介在しており、前記セラミックばね
は、その長手方向両端部で第1の部材に接触し、中央部
で第2の部材に接触しており、前記第1の部材および第
2の部材の一方が、前記遷移ダクトの内外周をシールす
るセラミック製のシールリングで、他方がハウジングに
設けたばね受け部材であり、前記セラミックばねのばね
力により、前記シールリングが前記ばね受け部材に対し
て径方向に相対移動可能に支持されている。この構成に
よれば、遷移ダクトの内周側および外周側に、それぞれ
一方がシールリングで、他方がばね受け部材である、
曲した内周側の第1の部材の外面と弯曲した外周側の
2の部材の内面との間に介在させることにより、両部材
間の径方向スペースを大きく取ることなく、そのセラミ
ックばねのばね力により、前記シールリングが前記ばね
受け部材に対して径方向に相対移動可能に支持すること
ができる。さらに、前記セラミックばねの弾性力によ
り、前記シールリングが前記遷移ダクトの下流端部の内
外周面に圧接される。これにより、セラミック部品であ
る複数の遷移ダクトの下流端部の内外周のシールを、シ
ールリングで行うことができる。
【0007】また、セラミックばねが単純な円弧状であ
るから、製造が容易である。さらに、曲率半径を異なら
せることにより、ばね定数を容易に変更できる。
【0008】
【0009】前記構成の弾性支持構造において、好まし
くは、前記第1の部材の外面および第2の部材の内面は
円弧状または円周状であり、前記セラミックばねは円弧
状に形成されて、自然状態でその曲率半径が、前記第1
の部材の外面および第2の部材の内面の各曲率半径より
も小さく設定されている。この構成によれば、単純な円
弧状のセラミックばねを用いて、両部材間のスペースを
より小さくしながら、そのセラミックばねのばね力で両
部材の一方を他方に対して径方向に相対移動可能に支持
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施形態に係るセラミックばねを用いたガスタービンを
示す一部破断した側面図である。同図において、ガスタ
ービン1は、圧縮機2で空気IAを圧縮して燃焼器3に
導くとともに、ガスまたは液体燃料Fを、燃焼器3内に
噴射して燃焼させ、その高温高圧の燃焼ガスのエネルギ
によりタービン4を駆動する構成になっている。このタ
ービン4は圧縮機2を駆動するとともに、例えば発電機
(図示せず)のような負荷を駆動する。
【0011】前記圧縮機2として、軸流圧縮機を備えた
ガスタービン1を例示してある。この軸流圧縮機2は、
回転軸12の外周面に配置された多数個の動翼13と、
ハウジング14の内周面に複数段に配置された静翼15
との組合せにより、吸気ダクト16から吸入した空気I
Aを圧縮して、その圧縮空気Aを環状に形成された車室
17に送給する。
【0012】燃焼器3は、環状の車室17に、その周方
向に沿って複数個(例えば6個)が等間隔で配置されて
おり、車室17に送給された圧縮空気Aが、矢印a,b
で示すように、燃焼筒21内の燃焼室22に導入され
る。一方、燃焼器3の燃料ノズル23から燃料Fが燃焼
室22内に噴射され、この燃料Fが圧縮空気Aと混合さ
れて燃焼し、その高温高圧の燃焼ガスGが、燃焼筒21
の下流側(燃焼ガスGの流れ方向の下流側)に接続され
た遷移ダクト26を通って、タービン4に流入する。
【0013】図2は、ガスタービン1の下半部に位置す
る燃焼器3の要部を拡大した縦断面図を示す。同図にお
いて、ガスタービン1の軸心Cは燃焼器3の上方に位置
している。前記燃焼筒21および遷移ダクト26はとも
に、セラミック製である。
【0014】遷移ダクト26の上流端部は、ベース部4
1aが金属製ハウジング14にボルト連結されたサポー
ト部材41を介して、金属製ハウジング14に支持され
ている。このサポート部材41は、遷移ダクト26の外
面の大部分を覆う筒状の金属製部材であって、遷移ダク
ト26の上流部に近接したフランジ状の連結部41b
に、コイルスプリング42および金属製リング部材43
を介して遷移ダクト26の上流端部が連結されている。
遷移ダクト26の外周面には環状の突条47が設けられ
るとともに、サポート部材41の内周面には前記突条4
7を受け止める環状の突条48が設けられ、これにより
遷移ダクト26の下流側への移動が制限される。
【0015】各遷移ダクト26の下流端部26aは、タ
ービン4の第1段ノズル53の上流側に対向しており、
図3(A)に背面図で示すように、前記ノズル53の一
部周域に対応するように、円弧状に形成されている。こ
こでは、燃焼器3が6個の場合を示しており、遷移ダク
ト26の下流端部26aは、タービン4の第1段ノズル
53の1/6の周域に対応させてある。その遷移ダクト
26の下流端部26aの内周面は、図2に示すセラミッ
ク製のシールリング49およびセラミックばね50を介
してハウジング14側の金属製ばね受け部材65に支持
されている。遷移ダクト26の下流端部26aの外周面
も、セラミック製のシールリング69およびセラミック
ばね70を介してハウジング14側の金属製ばね受け部
材66に支持されている。また、遷移ダクト26の下流
端部26aの内周側に対応する前記ばね受け部材65
は、タービン軸心Cの回りにリング状に形成され、ハウ
ジング14に固定されている。遷移ダクト26の下流端
部26aの外周側に対応する前記ばね受け部材66も、
タービン軸心回りに円弧状またはリング状に形成され、
ハウジング14に固定されている。
【0016】セラミックばね50,70のセラミック部
材としては、例えば炭化珪素(SiC)、酸化アルミニ
ウム(Al2 3 )、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、
窒化珪素(Si3 4 )等を用いることができる。特
に、強度と靱性を兼ね備えている点で窒素珪素が好まし
い。例えば窒素珪素に、シリカ(SiO2 )、酸化アル
ミニウム(Al2 3 )および酸化マグネシウム(Mg
O)のうち少なくとも1種と希土類酸化物とを焼結助剤
として添加し、成形後に1600〜2000℃で焼成し
てなる、次の特性を備えた窒素珪素セラミックが好まし
い。相対密度が95%以上、特に98%以上、さらに9
9%以上。JIS R1601による4点曲げ試験によ
る室温強度が500MPa以上、特に600MPa以上
で、かつ1000℃での強度が200MPa以上、特に
300MPa以上、さらに400MPa以上。JIS
R 1607のIF法(圧子圧入法)による破壊靱性
(K1C)が5MPa・m1/2 以上、特に5.5MPa・
1/2 以上。
【0017】シールリング49,69は、図4に斜線を
施して示すように、ガスタービンの軸心Cの回りに並ん
で配置されて、周方向6に分割された複数の円弧状のセ
ラミック製リング片49a,69aからなり、ばね受け
部材65は周方向に2分割された円弧状のばね受け半体
65aからなる。
【0018】内周側のセラミックばね50は、円弧状に
弯曲した細長い板状に形成されて、自然状態でその曲率
半径が、内周側のシールリング49の円周状の内面49
0およびこのシールリング49に対応するばね受け部材
65の円周状の外面651の各曲率半径よりも小さく設
定されたセラミック部材からなり、その長手方向両端部
の内面でばね受け部材65の外面651に接触し、中央
部の外面で内周側のシールリング49の内面490に接
触している。この場合、セラミックばね50の形状にお
ける「細長い板状」とは、縦横比が3以上で、通常は5
0以下の板状のものを言う。後述する他のセラミックば
ね60,70についても同様である。このセラミックば
ね50のばね力により、リング状に弯曲した内周側の第
1の部材であるばね受け部材65に対して、リング状に
弯曲した外周側の第2の部材であるシールリング49が
径方向に相対移動可能に支持されている。
【0019】このような支持構造により、内周側の第1
の部材であるばね受け部材65と、外周側の第2の部材
であるシールリング49との間に、両部材間のスペース
を大きくすることなくセラミックばね50を介在させる
ことができる。
【0020】また、外周側のセラミックばね70も円弧
状に弯曲した細長い板状に形成されて、自然状態でその
曲率半径が、外周側のシールリング69の円周状の外面
691およびこのシールリング69に対応するばね受け
部材66の円周状の内面660の各曲率半径よりも小さ
く設定されたセラミック部材からなり、その長手方向両
端部の内面でシールリング69の外面691に接触し、
中央部でばね受け部材66の内面660に接触してい
る。このセラミックばね70のばね力により、リング状
に弯曲した内周側の第1の部材であるシールリング69
が、リング状に弯曲した外周側の第2の部材であるばね
受け部材66に対して径方向に相対移動可能に支持され
ている。ばね受け部材66およびシールリング69は周
方向に6分割されている。
【0021】この場合も、内周側の第1の部材であるシ
ールリング69と、外周側の第2の部材であるばね受け
部材66との間に、両部材間のスペースを大きくするこ
となくセラミックばね70を介在させることができる。
【0022】これらセラミックばね50,70の弾性力
により、シールリング49,69が遷移ダクト26の下
流端部の内外周面に圧接される。これにより、セラミッ
ク部品である複数の遷移ダクト26の下流端部の内外周
のシールを、複数のリング片49a,69aからなるシ
ールリング49,69で行うことができ、大型のガスタ
ービンに対応できる。
【0023】前記各遷移ダクト26の下流端部の両側面
には、図3(B),(C)に部分平面図で示すように、
周方向に隣接する遷移ダクト26の側面との間をシール
するシール溝51が形成されている。そのシール溝51
に、図3(E)に示す別部材のシール板52を、図3
(D)に鎖線で示すように嵌め込むことにより、隣合う
遷移ダクト26の下流端部の両側面でシール板52を図
3(F)のように挟んで、両下流端部間がシールされて
いる。シール板52は、シール溝51に嵌め込んだの
ち、その上下の爪52aを外側へ折り曲げて、シール溝
51から径方向の内外方に脱落するのが防止される。
【0024】タービン4の第1段ノズル53もセラミッ
ク部品からなる。このノズル53は、図5に示すよう
に、周方向に分割された複数のノズルセグメント54に
より形成される。各ノズルセグメント54の外周壁部5
5には突部55aが形成されている。また、ノズル53
の外周に配置されてハウジング14(図2)に固定され
る金属製リング部材57の内周部には、その周方向に並
べて複数の凹部57aが形成されている。ノズルセグメ
ント54の凸部55aと金属製リング57の凹部57a
とが、図5に示すように噛み合うことにより、ノズルセ
グメント54の周方向についての位置決めが図られてお
り、図2に示す燃焼ガスGの流れ方向へは移動自在とさ
れている。ノズルセグメント54の凸部55aは、その
下流側の面がハウジング14の受け部14aで受け止め
られている。
【0025】また、第1段ノズル53の内周面は、遷移
ダクト26の下流端部の内外周面の場合と同様に、シー
ルリング59(第2の部材)およびセラミックばね60
を介してハウジング14側のばね受け部材67(第1の
部材)に支持されている。この場合のシールリング59
も、周方向に分割された複数のセラミック製リング片か
らなり、セラミックばね60もシールリング59の内周
面と曲率半径が異なる円弧状に弯曲した細長い板状に形
成されたセラミック材料からなる。このセラミックばね
60の弾性力により、シールリング59が第1段ノズル
53の内周面に圧接される。これにより、セラミック部
品である複数のノズルセグメント54からなる第1段ノ
ズル53の内周のシールを、複数のリング片からなるシ
ールリング59で行うことができ、大型のガスタービン
に対応できる。
【0026】また、第1段ノズル53の外周には、リン
グ状のばねホルダ61が配置され、前記金属製リング部
材57とともにハウジング14にボルト締めされてい
る。このばねホルダ61により、周方向に並べて配置さ
れる複数のコイルスプリング62が保持され、これらス
プリングコイル62の弾性力がばね受け部材63を介し
てノズルセグメント54の凸部55aの上流側の面に軸
方向に作用する。このようなノズル53の支持構造によ
り、セラミック部品である第1段ノズル53と金属製リ
ング部材57などとの熱膨張差をコイルスプリング62
で吸収することができ、ノズル53が損傷しにくくな
る。
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の弾性支持構造に
よれば、シールリングとばね受け部材間のスペースを大
きく取ることなく、そのセラミックばねのばね力によ
り、前記シールリングを前記ばね受け部材に相対移動可
能に支持することができる。さらに、前記セラミックば
ねの弾性力により、前記シールリングが前記遷移ダクト
の下流端部の内外周面に圧接される。これにより、セラ
ミック部品である複数の遷移ダクトの下流端部の内外周
のシールを、シールリングで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る弾性支持構造を有す
るガスタービンを示す一部破断した概略側面図である。
【図2】図1の燃焼器の要部を拡大して詳細に示す縦断
面図である。
【図3】(A)は同燃焼器における遷移ダクトの背面
図、(B)は同遷移ダクトの下流端部の一部を示す平面
図、(C)は同遷移ダクトの下流端部の他部を示す平面
図、(D)は同遷移ダクトの下流端部の側面図、(E)
はシール板を示す斜視図、(F)は隣合う遷移ダクトの
下流端部のシール構造を示す要部平面図である。
【図4】同燃焼器における遷移ダクトの下流端部の支持
構造を示す背面図である。
【図5】タービンのノズルを示す正面図である。
【符号の説明】
50,60,70…セラミックばね、49,59…シー
ルリング(第2の部材)、65…ばね受け部材(第1の
部材)、66…ばね受け部材(第2の部材)、67…ば
ね受け部材(第1の部材)、69…シールリング(第1
の部材)、490,660…内面、651,691…外
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 敏文 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ 株式会社 総合研究所内 (72)発明者 嵜元 敏和 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ 株式会社 総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−104701(JP,A) 特開 平2−95733(JP,A) 特開 昭54−27611(JP,A) 特開 昭60−30431(JP,A) 特開 平1−95224(JP,A) 実開 昭63−123842(JP,U) 実開 平2−100061(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/18 F16J 15/10 F23R 3/42 F23R 3/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンの環状の車室の周方向に沿
    って複数個が等間隔で配置された燃焼器の燃焼筒の下流
    側に接続される遷移ダクトにおいて、 前記遷移ダクトの内周側および外周側で、 セラミック材
    料からなる円弧状に弯曲した細長い板状セラミックば
    が、第1の部材の弯曲した外面と第2の部材の弯曲し
    た内面との間に介在しており、 前記セラミックばねは、その長手方向両端部で第1の部
    材に接触し、中央部で第2の部材に接触しており、 前記第1の部材および第2の部材の一方が、前記遷移ダ
    クトに圧接されて遷移ダクトの内外周をシールするセラ
    ミック製のシールリングで、他方がハウジングに設けた
    ばね受け部材であり、 前記セラミックばねのばね力により、前記シールリング
    が前記ばね受け部材に対して径方向に相対移動可能に支
    持されている弾性支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項において、 前記第1の部材の外面および第2の部材の内面は円弧状
    または円周状であり、 前記セラミックばねは円弧状に形成されて、自然状態で
    その曲率半径が、前記第1の部材の外面のおよび第2の
    部材の内面の各曲率半径よりも小さく設定されている弾
    性支持構造。
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