JP3516350B2 - シート切断装置 - Google Patents
シート切断装置Info
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- JP3516350B2 JP3516350B2 JP00847594A JP847594A JP3516350B2 JP 3516350 B2 JP3516350 B2 JP 3516350B2 JP 00847594 A JP00847594 A JP 00847594A JP 847594 A JP847594 A JP 847594A JP 3516350 B2 JP3516350 B2 JP 3516350B2
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- blade
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として小型プリンタ
などに搭載され、固定刃に対して可動刃がスライド式に
移動してロール紙や折り畳み連続紙を任意の長さにフル
カットまたはパーシャルカットするためのシート切断装
置に関する。
などに搭載され、固定刃に対して可動刃がスライド式に
移動してロール紙や折り畳み連続紙を任意の長さにフル
カットまたはパーシャルカットするためのシート切断装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＯＳ、ＥＣＲ用のミニプリンタ等に搭
載されるシート切断装置は、刃先線がＶ字形に窪んだ可
動刃と切断方向に真直な刃先線を有する固定刃とを交差
圧接し、可動刃をスライドさせて切断する通称ギロチン
式と呼ばれる切断装置が多用されており、シート材料の
全幅を切断するフルカットが可能なもの、一部を切残す
パーシャルカットが可能なもの、およびフルカットとパ
ーシャルカットのいずれかの切断がその都度任意に選択
できる切断装置の３種類のシート切断装置が知られてい
る。
載されるシート切断装置は、刃先線がＶ字形に窪んだ可
動刃と切断方向に真直な刃先線を有する固定刃とを交差
圧接し、可動刃をスライドさせて切断する通称ギロチン
式と呼ばれる切断装置が多用されており、シート材料の
全幅を切断するフルカットが可能なもの、一部を切残す
パーシャルカットが可能なもの、およびフルカットとパ
ーシャルカットのいずれかの切断がその都度任意に選択
できる切断装置の３種類のシート切断装置が知られてい
る。
【０００３】通称ギロチン式と呼ばれる従来の切断装置
として、 （１）実開昭62-172595 号公報に記載されたような鋸刃
状の薄刃刃物と、この鋸刃状の刃物が陥入する溝を有す
る相手刃とを対向して配置し、鋸刃状刃物と相手刃との
間にある用紙に鋸刃状の刃先を貫通させて切断するもの
が知られている。 （２）また、特開平1-289697号公報には、刃先線がＶ字
形に窪んだ切刃を有する薄板状の可動刃と、相手側の固
定刃からなり少なくとも一方の刃物が相手に対して凸と
なるように反りを有し、両方の刃先を交差圧接しながら
シートを両端から中央に向かって切断する装置が開示さ
れている。 （３）さらに、実開平2-110496号公報には中央部が窪ん
だＶ字形の刃先を有する可動刃と、真直な刃先の固定刃
からなり、可動刃が上下方向と左右方向の両方向に作動
して、シートの左右両側から中央に向けて切断する切断
装置が開示されている。
として、 （１）実開昭62-172595 号公報に記載されたような鋸刃
状の薄刃刃物と、この鋸刃状の刃物が陥入する溝を有す
る相手刃とを対向して配置し、鋸刃状刃物と相手刃との
間にある用紙に鋸刃状の刃先を貫通させて切断するもの
が知られている。 （２）また、特開平1-289697号公報には、刃先線がＶ字
形に窪んだ切刃を有する薄板状の可動刃と、相手側の固
定刃からなり少なくとも一方の刃物が相手に対して凸と
なるように反りを有し、両方の刃先を交差圧接しながら
シートを両端から中央に向かって切断する装置が開示さ
れている。 （３）さらに、実開平2-110496号公報には中央部が窪ん
だＶ字形の刃先を有する可動刃と、真直な刃先の固定刃
からなり、可動刃が上下方向と左右方向の両方向に作動
して、シートの左右両側から中央に向けて切断する切断
装置が開示されている。
【０００４】そして、この種のギロチン式のシート切断
装置では、カシメ加工、スポット溶接加工等により固定
刃を接合するフレーム上に設けられたガイドに、シート
を案内させて固定刃側からシートを挿入して切断する方
法が広く採用されている。また、シート切断装置にシー
ト材のガイドを装着しない場合には、プリンタ等の装置
側に板金加工あるいは樹脂等で成形されたシートのガイ
ドを設ける必要があるので、前もって切断装置にガイド
部を装着するという要求も多い。
装置では、カシメ加工、スポット溶接加工等により固定
刃を接合するフレーム上に設けられたガイドに、シート
を案内させて固定刃側からシートを挿入して切断する方
法が広く採用されている。また、シート切断装置にシー
ト材のガイドを装着しない場合には、プリンタ等の装置
側に板金加工あるいは樹脂等で成形されたシートのガイ
ドを設ける必要があるので、前もって切断装置にガイド
部を装着するという要求も多い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のギロチン式のシ
ート切断装置においては、常識的にシートは固定刃側か
ら通紙し、挿入するものとされていた。そして、ギロチ
ン式切断装置の一般的な構造は、図３に示すように固定
刃と可動刃とに相互に圧接力を付与するために、可動刃
は固定刃の厚さに応じた反りを有し、しかも可動刃とフ
レームとの間には固定刃の厚さに相当する隙間が生じて
いる。また、フレームに設けられた通紙窓がシートをガ
イドする役目を持っている。このような構造の切断装置
を用いてシートを切断すると、切断後に切断装置内に残
ったシートの切り口である先端部は、可動刃の平面に接
触している。次に可動刃が待機位置に復帰しようとする
とシートの先端部は可動刃に追随して上方に折り曲げら
れ、場合によっては可動刃とフレームとの間の隙間には
まり込んでしまう。そして、このままでシートが搬送さ
れると紙ジャムが発生するという不具合がある。
ート切断装置においては、常識的にシートは固定刃側か
ら通紙し、挿入するものとされていた。そして、ギロチ
ン式切断装置の一般的な構造は、図３に示すように固定
刃と可動刃とに相互に圧接力を付与するために、可動刃
は固定刃の厚さに応じた反りを有し、しかも可動刃とフ
レームとの間には固定刃の厚さに相当する隙間が生じて
いる。また、フレームに設けられた通紙窓がシートをガ
イドする役目を持っている。このような構造の切断装置
を用いてシートを切断すると、切断後に切断装置内に残
ったシートの切り口である先端部は、可動刃の平面に接
触している。次に可動刃が待機位置に復帰しようとする
とシートの先端部は可動刃に追随して上方に折り曲げら
れ、場合によっては可動刃とフレームとの間の隙間には
まり込んでしまう。そして、このままでシートが搬送さ
れると紙ジャムが発生するという不具合がある。
【０００６】そこで、従来の切断装置の通紙方向を逆向
きにして可動刃側から通紙しようとしたが、図３に示す
ように可動刃台金はシートをガイドできる構造にはなっ
ていないことが判明した。したがって、このままではプ
リンタ等の装置側にシートのガイド部を装着する必要が
ある。そして、前述した特開平1-289697号、実開平2-11
0496号には、シートの挿入方向やシートのガイドについ
ては何も記載がなく、考慮もされていないことが判明し
た。本発明は上述の問題点を解消して可動刃側からシー
トを挿入してもシートをガイドできる構造のシート切断
装置を提供することを目的とする。
きにして可動刃側から通紙しようとしたが、図３に示す
ように可動刃台金はシートをガイドできる構造にはなっ
ていないことが判明した。したがって、このままではプ
リンタ等の装置側にシートのガイド部を装着する必要が
ある。そして、前述した特開平1-289697号、実開平2-11
0496号には、シートの挿入方向やシートのガイドについ
ては何も記載がなく、考慮もされていないことが判明し
た。本発明は上述の問題点を解消して可動刃側からシー
トを挿入してもシートをガイドできる構造のシート切断
装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上述
の問題点を解消するため、種々検討した結果、フレーム
と可動刃刃材との間に発生する隙間が、可動刃台金と可
動刃刃材との間には発生しないこと、および図３に示す
従来の切断装置では、可動刃台金がシートをガイドでき
ない構造であることにも着目した。そのため、シートの
挿入方向を従来とは逆方向の可動刃側からとすると共
に、可動刃台金にシート材の通紙窓を設け、シート材を
ガイドとすることができる構造の台金を用いることにし
た。
の問題点を解消するため、種々検討した結果、フレーム
と可動刃刃材との間に発生する隙間が、可動刃台金と可
動刃刃材との間には発生しないこと、および図３に示す
従来の切断装置では、可動刃台金がシートをガイドでき
ない構造であることにも着目した。そのため、シートの
挿入方向を従来とは逆方向の可動刃側からとすると共
に、可動刃台金にシート材の通紙窓を設け、シート材を
ガイドとすることができる構造の台金を用いることにし
た。
【０００８】具体的に本発明の第１発明は、切断方向に
概ね真直な刃先を有しフレームに固着された固定刃と、
可動刃刃材が台金に固着されて前記固定刃に圧接した可
動刃からなり、前記台金には前記可動刃側からシートを
挿入することを可能にするようにシートのガイド部を設
け、通紙窓が形成されたことを特徴とするシート切断装
置である。また第２発明は、可動刃は、Ｖ字形に窪んだ
刃先を有する可動刃刃材が台金に固着され、前記台金は
Ｖ字形の刃先に対応する窪みを有し、該窪みの開口部が
連結されてシートのガイド部と、三角形の通紙窓を形成
されたことを特徴とする第１発明に記載のシート切断装
置であり、第３発明は、可動刃が固着される台金は、通
紙窓の下部に略Ｌ字形状のシート挿入側に突出するガイ
ド部を設けたことを特徴とする第１発明または第２発明
に記載のシート切断装置である。
概ね真直な刃先を有しフレームに固着された固定刃と、
可動刃刃材が台金に固着されて前記固定刃に圧接した可
動刃からなり、前記台金には前記可動刃側からシートを
挿入することを可能にするようにシートのガイド部を設
け、通紙窓が形成されたことを特徴とするシート切断装
置である。また第２発明は、可動刃は、Ｖ字形に窪んだ
刃先を有する可動刃刃材が台金に固着され、前記台金は
Ｖ字形の刃先に対応する窪みを有し、該窪みの開口部が
連結されてシートのガイド部と、三角形の通紙窓を形成
されたことを特徴とする第１発明に記載のシート切断装
置であり、第３発明は、可動刃が固着される台金は、通
紙窓の下部に略Ｌ字形状のシート挿入側に突出するガイ
ド部を設けたことを特徴とする第１発明または第２発明
に記載のシート切断装置である。
【０００９】
【作用】本発明では、図５、図６に示す従来のギロチン
式の切断装置において、シートを可動刃側から挿入する
ため可動刃台金がＶ字形の開口側を連結した構造とした
ものである。その結果、可動刃台金には、略三角形の通
紙窓が形成され、三角形の底辺側がシートをガイドする
働きをすることができる。したがって、本発明のシート
切断装置では、可動刃台金とフレームの２ヶ所に通紙窓
があることにもなる。
式の切断装置において、シートを可動刃側から挿入する
ため可動刃台金がＶ字形の開口側を連結した構造とした
ものである。その結果、可動刃台金には、略三角形の通
紙窓が形成され、三角形の底辺側がシートをガイドする
働きをすることができる。したがって、本発明のシート
切断装置では、可動刃台金とフレームの２ヶ所に通紙窓
があることにもなる。
【００１０】シートは、上記の可動刃台金に設けられた
通紙窓に拘束されて通紙されるから、フレームに設けら
れた通紙窓は可能な限り大きくした方が都合がよい。ま
た、固定刃はその刃先線の位置をフレームに設けられた
通紙窓の下側の面と同一とするか、または少し上に突出
するように固定することが望ましい。シートが、挿入さ
れてくると、その先端は可動刃台金に設けられた三角形
の底辺によってガイドされて滑らかに可動刃刃材と固定
刃との間に通紙される。シートが切断された後、その先
端は可動刃の平面に接触しないので、台金に設けられた
ガイドと可動刃の両端側によってフレームに設けられた
通紙孔に案内される。
通紙窓に拘束されて通紙されるから、フレームに設けら
れた通紙窓は可能な限り大きくした方が都合がよい。ま
た、固定刃はその刃先線の位置をフレームに設けられた
通紙窓の下側の面と同一とするか、または少し上に突出
するように固定することが望ましい。シートが、挿入さ
れてくると、その先端は可動刃台金に設けられた三角形
の底辺によってガイドされて滑らかに可動刃刃材と固定
刃との間に通紙される。シートが切断された後、その先
端は可動刃の平面に接触しないので、台金に設けられた
ガイドと可動刃の両端側によってフレームに設けられた
通紙孔に案内される。
【００１１】
【実施例】次に一実施例と図面に基づいて本発明を詳細
に説明する。図１は、本発明のシート切断装置の一実施
例を示し、待機状態での斜視図、図２は図１の断面図で
ある。可動刃１は、可動刃の刃先１５がＶ字形に窪んだ
可動刃刃材１１を、三角形の通紙窓１３を有し、三角形
の底辺がシートのガイド部１４となる台金１２に固定し
た。可動刃刃材の固定方法は、スライダ４を介して板ナ
ット５にビス止めにした。そして、スライダ４は後述す
るフレームよりも僅かに厚くして摺動可能にしてある。
フレーム３は、通紙孔３１とスライド孔３２を設け、通
紙孔３１の下方に固定刃２を固定した。そして、スライ
ダ４をスライド孔３２に嵌入すると共に、上述したよう
に可動刃刃材１１を台金に固定してシート切断装置を形
成した。
に説明する。図１は、本発明のシート切断装置の一実施
例を示し、待機状態での斜視図、図２は図１の断面図で
ある。可動刃１は、可動刃の刃先１５がＶ字形に窪んだ
可動刃刃材１１を、三角形の通紙窓１３を有し、三角形
の底辺がシートのガイド部１４となる台金１２に固定し
た。可動刃刃材の固定方法は、スライダ４を介して板ナ
ット５にビス止めにした。そして、スライダ４は後述す
るフレームよりも僅かに厚くして摺動可能にしてある。
フレーム３は、通紙孔３１とスライド孔３２を設け、通
紙孔３１の下方に固定刃２を固定した。そして、スライ
ダ４をスライド孔３２に嵌入すると共に、上述したよう
に可動刃刃材１１を台金に固定してシート切断装置を形
成した。
【００１２】可動刃１は可動刃刃材１１が、固定刃２の
厚さに応じた反りをもって可動刃刃材１１と固定刃２が
相互に圧接されると同時に噛み込み角を形成し、かつ可
動刃刃材１１がＶ字型に窪んでいるので固定刃の刃先２
１との間に剪断角を形成している。シート６は、図に示
す矢印方向から挿入され、ガイド部１４上を搬送され所
定の位置まで搬送された時、図示しない駆動源により可
動刃１が作動して可動刃の刃先１５によって押し下げら
れて切り落される。可動刃１が作動する時、ガイド部１
４も一緒に図面上の上の下方に作動する。切り落された
時には、残った方のシート先端部は、固定刃２の刃先と
同じ位置にあり、しかも可動刃の平面に接触していない
から、可動刃１が待機位置に復帰する際、シートの先端
部は可動刃１に追随して上方に持ち上げられるような現
象は生じない。したがって、シート６の先端が可動刃刃
先材とフレームとの間にはまり込むような不具合はな
い。
厚さに応じた反りをもって可動刃刃材１１と固定刃２が
相互に圧接されると同時に噛み込み角を形成し、かつ可
動刃刃材１１がＶ字型に窪んでいるので固定刃の刃先２
１との間に剪断角を形成している。シート６は、図に示
す矢印方向から挿入され、ガイド部１４上を搬送され所
定の位置まで搬送された時、図示しない駆動源により可
動刃１が作動して可動刃の刃先１５によって押し下げら
れて切り落される。可動刃１が作動する時、ガイド部１
４も一緒に図面上の上の下方に作動する。切り落された
時には、残った方のシート先端部は、固定刃２の刃先と
同じ位置にあり、しかも可動刃の平面に接触していない
から、可動刃１が待機位置に復帰する際、シートの先端
部は可動刃１に追随して上方に持ち上げられるような現
象は生じない。したがって、シート６の先端が可動刃刃
先材とフレームとの間にはまり込むような不具合はな
い。
【００１３】図３は、本発明のシート切断装置の他の実
施例を示し、図４は図３の断面図である。台金に設けら
れた三角形の通紙窓の底辺を、シートの挿入方向に突出
するように曲げ成形してガイド部１４が成形されてい
る。ガイド部をこのような形状とすることによって、幅
広のガイド部が得られ、より確実にシートの挿入と搬送
ができる。本実施例では、可動刃はＶ字状に窪んだ刃先
を有する可動刃刃先材を用いて、剪断角が得られる構造
としたが、可動刃の刃先が固定刃の刃先に対して傾きを
有する直線や緩やかな曲線としてもよい。
施例を示し、図４は図３の断面図である。台金に設けら
れた三角形の通紙窓の底辺を、シートの挿入方向に突出
するように曲げ成形してガイド部１４が成形されてい
る。ガイド部をこのような形状とすることによって、幅
広のガイド部が得られ、より確実にシートの挿入と搬送
ができる。本実施例では、可動刃はＶ字状に窪んだ刃先
を有する可動刃刃先材を用いて、剪断角が得られる構造
としたが、可動刃の刃先が固定刃の刃先に対して傾きを
有する直線や緩やかな曲線としてもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ギ
ロチン式のシート切断装置において、シートの先端がフ
レームと可動刃との隙間へのはまり込む現象を防止する
ために、可動刃刃材が固定される台金にシートのガイド
部と通紙窓を設けることにより、シートの挿入方向を従
来と逆の可動刃側とすることができた。その結果、切断
済のシートの先端位置が待機位置へ復帰する可動刃に追
随することがなくなり、シートのジャムの発生を大幅に
低減することができた。また、シートの通紙窓の下部を
ガイド部とすることができたので、切断装置やプリンタ
などに後からガイド部を装着することが不要となり、部
品点数を削減し製品コストを抑えた切断装置を提供する
ことが可能であり、工業上の効果は非常に大きい。
ロチン式のシート切断装置において、シートの先端がフ
レームと可動刃との隙間へのはまり込む現象を防止する
ために、可動刃刃材が固定される台金にシートのガイド
部と通紙窓を設けることにより、シートの挿入方向を従
来と逆の可動刃側とすることができた。その結果、切断
済のシートの先端位置が待機位置へ復帰する可動刃に追
随することがなくなり、シートのジャムの発生を大幅に
低減することができた。また、シートの通紙窓の下部を
ガイド部とすることができたので、切断装置やプリンタ
などに後からガイド部を装着することが不要となり、部
品点数を削減し製品コストを抑えた切断装置を提供する
ことが可能であり、工業上の効果は非常に大きい。
【図１】本発明のシート切断装置に係る一実施例の待機
状態における斜視図である。
状態における斜視図である。
【図２】本発明のシート切断装置に係る一実施例を示す
図１の断面図である。
図１の断面図である。
【図３】本発明のシート切断装置に係る他の実施例の待
機状態における斜視図である。
機状態における斜視図である。
【図４】本発明のシート切断装置に係る他の実施例を示
す図３の断面図である。
す図３の断面図である。
【図５】従来のギロチン式シート切断装置における組立
概念を示す斜視図である。
概念を示す斜視図である。
【図６】従来のギロチン式シート切断装置の一般的な構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
１ 可動刃、１１ 可動刃刃材、１２ 台金、１３ 通
紙窓、１４ ガイド部、１５ 可動刃の刃先、２ 固定
刃、２１ 固定刃の刃先、３ フレーム、３１通紙孔、
３２ スライド孔、スライダ、５ 板ナット、６ シー
ト
紙窓、１４ ガイド部、１５ 可動刃の刃先、２ 固定
刃、２１ 固定刃の刃先、３ フレーム、３１通紙孔、
３２ スライド孔、スライダ、５ 板ナット、６ シー
ト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B26D 1/08
Claims (3)
- 【請求項１】 切断方向に概ね真直な刃先を有しフレー
ムに固着された固定刃と、可動刃刃材が台金に固着され
て前記固定刃に圧接した可動刃からなり、前記台金には
前記可動刃側からシートを挿入することを可能にするよ
うにシートのガイド部を設け、通紙窓が形成されたこと
を特徴とするシート切断装置。 - 【請求項２】 可動刃は、Ｖ字形に窪んだ刃先を有する
可動刃刃材が台金に固着され、前記台金はＶ字形の刃先
に対応する窪みを有し、該窪みの開口部が連結されてシ
ートのガイド部と、三角形の通紙窓を形成されたことを
特徴とする請求項１に記載のシート切断装置。 - 【請求項３】 可動刃が固着される台金は、通紙窓の下
部に略Ｌ字形状のシート挿入側に突出するガイド部を設
けたことを特徴とする請求項１または２に記載のシート
切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00847594A JP3516350B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | シート切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00847594A JP3516350B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | シート切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214492A JPH07214492A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3516350B2 true JP3516350B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=11694147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00847594A Expired - Fee Related JP3516350B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | シート切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3516350B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4868450B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2012-02-01 | セイコーインスツル株式会社 | プリンタ |
| KR101968619B1 (ko) * | 2018-08-14 | 2019-04-12 | 여동훈 | 코일 포장용 아우터 에지 프로텍트 링 제작 시스템 |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP00847594A patent/JP3516350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07214492A (ja) | 1995-08-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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