JP3516117B2 - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents
画像処理方法およびその装置Info
- Publication number
- JP3516117B2 JP3516117B2 JP08737397A JP8737397A JP3516117B2 JP 3516117 B2 JP3516117 B2 JP 3516117B2 JP 08737397 A JP08737397 A JP 08737397A JP 8737397 A JP8737397 A JP 8737397A JP 3516117 B2 JP3516117 B2 JP 3516117B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- coordinates
- parking frame
- parking
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
に区切られた駐車エリアを撮像手段により撮像して得ら
れた画像を処理して、各駐車枠の車輌を認識する技術に
関連する。殊にこの発明は、前記認識処理に先立ち、前
記画像上の各駐車枠がいずれの位置に現れるかを、駐車
枠毎に設定するための画像処理方法および装置に関す
る。
ラにより所定の観測位置を撮像して得られた画像を取り
込んで、対象物の存在の有無判別やその特徴の計測など
を行う装置が開発されている。この種装置では、処理に
先立ち、入力画像上で対象物のサーチを行うための処理
領域や計測処理にかかる基準点などの設定を行う必要が
ある。
タによりモニタに表示された入力画像を用いて行われる
もので、マウスなどにより表示画面上の所定の点が指定
されると、装置内部の制御部により指定された位置の座
標が取り込まれ、処理に必要なデータの生成などが行わ
れる。
車エリアについて、各駐車枠内に車輌が存在するか否か
を認識するような場合、まずオペレータによりこの駐車
エリアの画像上で各駐車枠の構成点となる複数個の点が
指定されると、制御部は、これら指定点の位置に基づき
各駐車枠内の車輌を認識するための観測領域を設定して
メモリ内に登録する。また道路上の車輌の流れを計測す
るような場合には、道路の画像上で、道路の各境界線に
つきそれぞれ2点以上の構成点が指定され、制御部は、
これら指定点の座標から各境界線を表す直線の方程式を
特定し、メモリ内に登録する。
の基準点となる特定の点の位置を設定する場合には、画
像上でこの特定の点の位置として指定された座標がその
まま取り込まれて、メモリ内に記憶されることになる。
内の車輌を認識するには、あらかじめ駐車枠毎に位置デ
ータを設定する必要がある。しかしながら、この設定処
理時に、車輌などにより画像上の頂点が隠された駐車枠
があると、その駐車枠については、位置データを精度良
く設定できなくなる可能性がある。
最小単位は1画素であるが、この1画素に対応する実際
の空間内の領域のスケールは、撮像位置より遠方位置に
なるほど大きくなる。このような場合、画像上で指定さ
れた位置が実際に指定すべき位置より1画素ずれただけ
で、実際に認識処理される位置は目的とする位置から大
きくずれることになる。このように処理対象領域や計測
処理の基準点の設定位置に誤差が生じると、高精度の認
識処理を行うことは不可能となる。また複数人のオペレ
ータにより指定が行われる場合には、オペレータ毎に指
定する位置がばらついて、処理結果が不安定になるな
ど、従来の画素単位での指定では、高精度の認識処理を
行うことは不可能である。
もので、各駐車枠の位置データを設定する場合に、車輌
の存在により画像上の頂点の位置が確認できない駐車枠
についても、その位置を精度良く反映した位置データを
設定できるようにすることを、目的とする。
て、撮像手段より取り込まれた画像上で、目的とする点
のおおよその位置を指定した後、この指定された点を含
む画像領域の拡大画像上で、前記目的とする点の正確な
位置を再指定することにより、この再指定位置の座標に
基づき、各駐車枠の位置データを精度良く求められるよ
うにして、車輌の認識精度を大幅に向上することを目的
とする。
の大きさの枠毎に区切られた駐車エリアを撮像手段によ
り撮像して得られた画像を入力して、各駐車枠の車輌を
認識する装置において、各駐車枠につき、それぞれその
駐車枠が入力画像上のいずれの位置に現れるかを示す位
置データを設定するための方法であって、モニタに表示
された画像上で、各駐車枠の頂点のうち、1以上の駐車
枠を含む矩形枠を構成する複数の点の指定を受け付ける
第1のステップと、前記第1のステップで指定された各
点の座標をそれぞれ車輌を支持する平面上の座標に変換
する第2のステップと、前記第2のステップによる変換
結果を用いて、前記車輌を支持する平面上における各駐
車枠の頂点の座標を算出する第3のステップと、前記第
3のステップで算出された各頂点の座標をそれぞれ前記
入力画像上の座標に変換する第4のステップと、前記第
4のステップにより変換された入力画像上の各頂点の座
標により各駐車枠の位置データを設定して、前記装置の
メモリに登録する第5のステップとを、一連に実施する
ことを特徴とする。
区切られた駐車エリアを撮像手段により撮像して得られ
た画像を入力して、各駐車枠内の車輌を認識するための
装置に、前記画像を表示するためのモニタと、前記モニ
タに表示された画像上の所定の点を指定するための入力
手段と、前記各駐車枠につき、それぞれその駐車枠が前
記入力画像上のいずれの位置に現れるかを示す位置デー
タを記憶するための記憶手段と、前記入力手段により、
各駐車枠の頂点のうち、1以上の駐車枠を含む矩形枠を
構成する点が複数個指定されたとき、これら指定された
点の座標を車輌を支持する平面上の座標に変換する第1
の変換手段と、前記第1の変換手段による変換結果を用
いて、前記車輌を支持する平面上における各駐車枠の頂
点の座標を算出する算出手段と、前記算出手段により算
出された各頂点の座標をそれぞれ前記入力画像上の座標
に変換する第2の変換手段と、前記第2の変換手段によ
り変換された入力画像上の各頂点の座標に基づき各駐車
枠の位置データを設定して、前記記憶手段に登録する位
置データ設定手段とを具備させている。
に、前記入力手段による頂点の指定に応じて、その指定
位置により含む所定の画像領域を拡大してモニタに表示
する拡大処理手段と、拡大表示された画像上で前記入力
手段による前記頂点の位置の再指定を受け付けて、その
再指定された位置を前記構成点の正確な座標を特定する
特定手段とを具備させている。また、前記第1の変換手
段は、前記矩形枠を構成する複数の点について、それぞ
れ前記特定手段により特定された座標を用いた変換処理
を実行するように構成される。
は、前記指定位置を含む画像領域の拡大画像に2値化ま
たはエッジ抽出処理を行って、その処理結果をモニタに
表示するように構成される。
手段は、前記設定された各駐車枠の位置データの中から
前記撮像手段の視野内に含まれる位置データのみを選択
する選択手段を含んでいる。
入力画像上において、各駐車枠の頂点のうち、1以上の
駐車枠を含む矩形枠を構成する複数の点が指定される
と、指定された各点の座標は、車輌を支持する平面上の
座標に変換される。ついでこの変換結果から前記車輌を
支持する平面における各駐車枠の頂点の座標が算出さ
れ、さらに算出された座標が画像 上の座標に変換され
る。これにより、車輌などにより隠された駐車枠があっ
ても、駐車エリア内のすべての駐車枠の位置を精度良く
反映した位置データを登録することができる。
ータの設定のための頂点を指定すると、その指定位置を
含む所定大きさの画像領域がモニタに拡大表示される。
ついでオペレータが、その拡大表示画像上で前記特定の
点の正確な位置を再指定することにより、前記頂点の位
置を画素レベルよりも細かい単位で設定することができ
る。したがって、この再指定位置の座標を用いることに
より、各駐車枠の位置データを精度良く設定することが
できる。
車枠の頂点が指定されると、この指定位置を含む画像領
域の拡大画像の2値化またはエッジ抽出処理した結果が
モニタに表示されるので、オペレータは駐車枠を構成す
る境界線などを正確に認識して、頂点の正確な位置を指
定できる。
の位置データの中から撮像手段の視野内に含まれる位置
データのみを選択することにより、実際の画像上には表
われない観測不能な駐車枠の位置データが削除される。
の概略構成および設置例を示す。 この駐車場観測装置
は、所定大きさの枠毎に区切られた駐車エリアPAを観
測して各駐車枠内の車輌の駐車状況を判別するためのも
ので、駐車エリアの近傍位置に配備された支柱3にテレ
ビカメラ1と制御ボックス2とを取り付けて構成され
る。
長さ方向(図中矢印Aで示す方向)に2区画、幅方向に
4区画の計8区画の駐車枠R1〜R8が形成されてお
り、テレビカメラ1(以下単に「カメラ1」という)
は、前記方向Aに向けて上方から駐車エリアPAを撮像
するように取り付けられる。制御ボックス2の内部に
は、画像処理装置4(図2に示す)や図示しない伝送装
置が組み込まれている。このうち画像処理装置4は、カ
メラ1からの画像を取り込んでその画像から車輌を示す
特徴を抽出するなどして、各駐車枠に車輌が駐車してい
るか否かなどを認識する。伝送装置は、この認識結果
を、図示しない管理センターなどに伝送するためのもの
で、これにより駐車エリアから離れた場所において、そ
の駐車状況をリアルタイムで管理することが可能とな
る。
し、前記カメラより取り込まれた駐車エリアPAの画像
上で各駐車枠の画像がいずれの位置に現れるかを示すデ
ータ(以下これを「各駐車枠の位置データ」という)が
記憶されており、カメラからの入力画像上における特徴
抽出位置を各駐車枠の位置データと照合することによ
り、各駐車枠における車輌の有無などを認識する。
ち、前記各駐車枠の位置データの設定にかかる構成のみ
を抽出して示すもので、A/D変換部5,画像メモリ
6,拡大処理部7,2値化処理部8,入力部9,モニタ
10,演算処理部11,データメモリ12などにより構
成される。なお上記構成のうち、入力部9,モニタ10
は、位置データ設定後は取り外せるように、装置本体に
外付けしてもよい。
データは、A/D変換部5によりディジタル変換された
後、画像メモリ6へと格納されるとともに、モニタ10
へと出力される。図3は、入力画像の表示画面の一例で
あって、駐車エリアPAの各駐車枠の境界線や車輌の画
像が現れている。なおこの図示例では、前記各駐車枠の
うち、右上の駐車枠R8の右端部が撮像視野からはずれ
ており、画像上に出現しない状態となっている。
ら成るもので、オペレータは、この表示画面を見ながら
入力部9を操作し、画像上の駐車エリアPAの構成点の
うち、各駐車枠の位置データの設定に必要な複数個の点
を順次指定する。
標を画素レベルよりも細かい単位で取得できるように、
指定された各点について、それぞれその近傍の画像領域
を拡大してモニタ10に表示し、この拡大画像上で前記
指定点の詳細な位置を再指定するように構成している。
拡大処理部7は、この画像の拡大処理を行うためのもの
で、拡大処理後の画像は、オペレータが画像上の境界線
を認識しやすいように、2値化処理部8により2値化処
理された後、モニタ10に表示される。
演算処理部11は、入力された各指定点の座標を取り込
んで後記する演算処理を実施し、各駐車枠の位置データ
を算出する。この算出結果は、モニタ10に表示されて
オペレータによるチェックを受けた後、データメモリ1
2へと格納される。
枠の位置データの登録にかかる一連の手順を示すもの
で、以下、図5〜図10を参照しつつ、上記各構成によ
る処理の流れを説明する。
3に示したような画像が入力されると、オペレータは、
モニタ10の表示画面を参照しながら入力部9を操作し
て、各駐車枠の位置データの設定に必要な点を指定する
(ステップ2)。なおここで指定される点は、各駐車枠
を形成する複数の境界線の交点のうち、入力画像上で視
認可能であり、かつ1以上の駐車枠を包括する長方形領
域の頂点に当たる4点とする。
点の指定例を示すもので、指定対象として駐車エリアP
Aの手前列中央部の2つの駐車枠の画像r2,r3を包
括する長方形領域の各頂点にあたる交点A,B,C,D
を指定する場合に、まず第1の交点Aを指定した状態を
示す。この交点Aの指定された座標(xA,yA )[以
下これを指定座標(xA ,yA )という]は、演算処理
部11に取り込まれるとともに、拡大処理部7に与えら
れる。拡大処理部7は、この座標入力を受けて、画像メ
モリ6より指定座標点を中心とする所定大きさの画像領
域(以下これを「指定領域」という)の画像データを読
み出して、これを所定倍に拡大する(ステップ3)。
中心としてx軸方向に2wx+1 ,y軸方向に2w
y+1の範囲にある画像領域を指定領域とし、この領域
内の画像をβ倍に拡大するものとすると、この拡大処理
された画像上の各座標点(x´,y´)により示される
画素の濃度値f´(x´,y´)は、つぎの(1)式に
より算出される。
原指定領域内の座標点(m,n)により示される画素の
濃度値であり、m,n,a,bは、それぞれ(2)〜
(5)式により表される。また上記処理により生成され
る拡大画像のx´,y´の各座標値は、それぞれxA−
wX β≦x´≦xA+wxβ,yA−wyβ≦y´≦
yA+wyβの範囲内にあるものとする。
れた画像を2値化処理し、その結果をモニタ10へと出
力する(ステップ4)。なおこの2値化処理に用いられ
るしきい値thは、前記指定領域内の各画素の濃度値f
(x,y)をつぎの(6)式にあてはめることにより算
出される。
像の表示例を示すもので、拡大画像と原入力画像とを、
前記指定座標(xA,yA)の位置を合わせた状態で合
成した画像が表示されている。
ステップ5で、オペレータにより拡大画像上で前記交点
の正確な位置の再指定が行われる。図7は、前記拡大画
像に対する頂点Aの再指定処理を示すもので、マウスな
どのポインティングデバイスを境界線の頂点の拡大部分
の中心位置に合わせることにより、前記交点Aの正確な
座標位置(x´A,y´A)[以下この座標を再指定座
標(x´A,y´A)という]が指定される。
A,y´A)を取り込んで、つぎの(7)(8)式を実
行し、前記再指定座標(x´A,y´A)を原入力画像
上の座標(dxA,dyA)に変換する(ステップ
6)。
様に、ステップ2〜6の手順が実行され、それぞれ各交
点についての原入力画像上での再指定座標(dxB,d
yB )(dxC,dyC)(dxD,dyD)が求め
られる。これによりステップ7が「YES」となり、ス
テップ8以下の位置データの算出処理へと移行する。
PA内の各駐車枠が同一の大きさに区切られていること
を前提とするもので、まずステップ8では、演算処理部
11により、前記各交点の再指定座標の変換結果を用い
て、実際の空間座標系における各交点A,B,C,Dの
位置が算出される。この空間座標系は、図8に示すよう
に、前記カメラ1の設定位置Qより地面に垂直に下した
垂線をY軸とし、このY軸と地面との交点(前記支柱の
設置位置にほぼ対応する)を原点Oとして、X軸,Z軸
を設定したものである。各交点A,B,C,Dは、いず
れも駐車エリアPAの境界線上の点であるから、地面
上、すなわち前記空間座標系のXZ平面上に位置するこ
とになる。
メラ1の焦点距離をF,カメラ1の俯角をθ(いずれも
図8に示す)と定義するとともに、入力画像のx,y各
軸方向の画素数をWT,HTとおき、カメラ1のCCD
素子の横方向,縦方向(それぞれカメラ座標系のx,y
軸方向に対応する)の各サイズをCDW,CDHとおく
と、入力画像上の任意の座標(x,y)に前記XZ平面
上で対応する座標(X,Z)[以下これを「地面座標」
という]は、それぞれつぎの(9)(10)式により算
出される。
画像上での詳細な位置データ(dxA,dyA)(dx
B,dyB)(dxC,dyC)(dxD,dyD)を
上記(9)(10)式のx,yに代入することにより、
各交点の地面座標(XA,ZA)(XB,ZB)
(XC,ZC)(XD,ZD)が算出される。
出結果を用いて前記駐車エリアPAの各駐車枠の頂点、
すなわち各境界線により形成されるすべての交点の座標
が算出される(ステップ9)。ここで図9に示すよう
に、前記長方形領域の右端頂点となる頂点Aを基準とし
て、それぞれ−1≦i≦3,0≦j≦2の範囲で変動す
る引数i,jを設定し、駐車エリアPA内の各交点の
X,Z座標を、これら引数i,jにより表すと、各地面
座標(Xij,Zij)は、つぎの(11)(12)式によ
り算出される。なお前記引数i,jの変動範囲は、あら
かじめオペレータにより入力された駐車枠数などの設定
データにより決定されるものである。
と、演算処理部11は、この算出結果を(13)(1
4)式に代入して、各交点の入力画像上の正確な位置
(xij,yij)を算出する(ステップ10)。この算出
結果はモニタ10へと表示されてオペレータによりチェ
ックされるもので、実際の入力画像上に含まれていない
頂点が算出されている場合には、その算出結果は削除さ
れる(ステップ11)。
果の表示例であって、モニタ10の表示画面上に、前記
算出結果に基づく各交点の座標位置(図中・印で示す)
がプロットされるとともに、これら交点位置をつないだ
線分により、各駐車枠の境界線が表示されている。
すなわち実際の入力画像に現れる領域を示すもので、オ
ペレータが、この枠外にプロットされている交点(図中
×印で示す)を削除することにより、前記入力画像上に
現れていない駐車枠R8に対応する算出結果が削除され
る。この後、前記領域16内に表示された各交点の座標
により各駐車枠の位置データが設定され、データメモリ
12に格納される(ステップ13)。
各境界線の交点のうち、入力画像上で視認可能な交点に
ついてその正確な位置が特定された後、その特定結果を
用いて他の交点についての正確な位置も算出されるの
で、前記図3に示した駐車枠R1,R5,R6,R7の
ように、車輌の存在により画像上の交点の位置が確認で
きない駐車枠についても、その位置を精度良く反映した
位置データを設定してデータメモリ12内に登録するこ
とができる。しかも算出された各交点の位置データ中か
ら、入力画像上には存在しない駐車枠の交点にかかるデ
ータを削除するので、以後の認識処理を効率良く行うこ
とができる。
された入力画像上において、各駐車枠の頂点のうち、1
以上の駐車枠を含む矩形枠を構成する複数の点の指定を
受け付け、各指定点の座標を、車輌を支持する平面上の
座標に変換した後、この変換結果から前記車輌を支持す
る平面における各駐車枠の頂点の座標を算出し、さらに
算出された座標を画像上の座標に変換するので、仮に車
輌などにより隠された駐車枠があっても、駐車エリア内
のすべての駐車枠の位置を精度良く反映した位置データ
を登録することができる。
頂点の指定に応じて、その指定位置を含む所定大きさの
画像領域をモニタに拡大表示し、オペレータにこの拡大
画像上で指定点の正確な座標を再指定させるようにした
ので、指定点の座標を画素レベルよりも細かい単位で取
得して、各駐車枠の位置データを精度良く設定すること
ができる。
駐車枠の頂点の指定に対し、指定位置を含む画像領域の
拡大画像を2値化またはエッジ抽出処理した結果をモニ
タに表示するようにしたので、オペレータは駐車枠を構
成する境界線などを正確に認識でき、頂点の正確な位置
を簡単に再指定することができる。
の位置データの中から撮像手段の視野内に含まれる位置
データのみを選択するので、実際の画像上には表われな
い観測不能な駐車枠の位置データまでが登録されること
がなく、効率の良い認識処理を行うことができる。
および設置例を示す斜視図である。
構成のうち、各駐車枠の位置データの設定処理にかかる
構成を示すブロック図である。
ャートである。
説明図である。
ある。
す説明図である。
置関係を示す説明図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の大きさの枠毎に区切られた駐車エ
リアを撮像手段により撮像して得られた画像を入力し
て、各駐車枠の車輌を認識する装置において、各駐車枠
につき、それぞれその駐車枠が入力画像上のいずれの位
置に現れるかを示す位置データを設定するための方法で
あって、 モニタに表示された画像上で、各駐車枠の頂点のうち、
1以上の駐車枠を含む矩形枠を構成する複数の点の指定
を受け付ける第1のステップと、 前記第1のステップで指定された各点の座標をそれぞれ
車輌を支持する平面上の座標に変換する第2のステップ
と、 前記第2のステップによる変換結果を用いて、前記車輌
を支持する平面上における各駐車枠の頂点の座標を算出
する第3のステップと、 前記第3のステップで算出された各頂点の座標をそれぞ
れ前記入力画像上の座標に変換する第4のステップと、 前記第4のステップにより変換された入力画像上の各頂
点の座標により各駐車枠の位置データを設定して、前記
装置のメモリに登録する第5のステップ とを一連に実施
することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 所定の大きさの枠毎に区切られた駐車エ
リアを撮像手段により撮像して得られた画像を入力し
て、各駐車枠内の車輌を認識するための装置において、 画像を表示するためのモニタと、 前記モニタに表示された画像上の所定の点を指定するた
めの入力手段と、前記各駐車枠につき、それぞれその駐車枠が前記入力画
像上のいずれの位置に現れるかを示す位置データを記憶
するための記憶手段と、 前記入力手段により、各駐車枠の頂点のうち、1以上の
駐車枠を含む矩形枠を構成する点が複数個指定されたと
き、これら指定された点の座標を車輌を支持する平面上
の座標に変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段による変換結果を用いて、前記車輌
を支持する平面上における各駐車枠の頂点の座標を算出
する算出手段と、 前記算出手段により算出された各頂点の座標をそれぞれ
前記入力画像上の座標に変換する第2の変換手段と、 前記第2の変換手段により変換された入力画像上の各頂
点の座標に基づき各駐車枠の位置データを設定して、前
記記憶手段に登録する位置データ設定手段 とを具備して
成る画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載された画像処理装置にお
いて、 前記入力手段による頂点の指定に応じて、その指定位置
を含む所定の画像領域を拡大してモニタに表示する拡大
処理手段と、拡大表示された画像上で前記入力手段によ
る前記頂点の位置の再指定を受け付けて、その再指定さ
れた位置により前記構成点の正確な座標を特定する特定
手段とを備え、 前記第1の変換手段は、前記矩形枠を構成する複数の点
について、それぞれ前記特定手段により特定された座標
を用いた変換処理を実行する 画像処理装置。 - 【請求項4】 前記拡大処理手段は、前記指定位置を含
む画像領域の拡大画像に2値化またはエッジ抽出処理を
行って、その処理結果をモニタに表示する請求項3に記
載された画像処理装置。 - 【請求項5】 前記位置データ設定手段は、前記設定さ
れた各駐車枠の位置データの中から前記撮像手段の視野
内に含まれる位置データのみを選択する選択手段を含ん
で成る請求項2に記載された画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08737397A JP3516117B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08737397A JP3516117B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像処理方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269346A JPH10269346A (ja) | 1998-10-09 |
JP3516117B2 true JP3516117B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=13913102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08737397A Expired - Fee Related JP3516117B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3516117B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5287344B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-09-11 | 日産自動車株式会社 | 駐車支援装置及び障害物検知方法 |
CN111784627A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-10-16 | 福建电子口岸股份有限公司 | 一种车辆的集装箱对位方法 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP08737397A patent/JP3516117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10269346A (ja) | 1998-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100817656B1 (ko) | 화상 처리 방법, 3차원 위치 계측 방법 및 화상 처리 장치 | |
JP4380838B2 (ja) | ビデオ画像の道路標識自動認識方法及び道路標識自動認識装置並びに道路標識自動認識プログラム | |
JP4930046B2 (ja) | 路面判別方法および路面判別装置 | |
CN110926330B (zh) | 图像处理装置和图像处理方法 | |
JP2004334819A (ja) | ステレオキャリブレーション装置とそれを用いたステレオ画像監視装置 | |
JP4872769B2 (ja) | 路面判別装置および路面判別方法 | |
CN104700355A (zh) | 室内二维平面图的生成方法、装置和系统 | |
JP2012083157A (ja) | 屋外地物検知システム、屋外地物検知システム用プログラム、および屋外地物検知システム用プログラムの記録媒体 | |
CN111243003A (zh) | 车载双目摄像机及其检测道路限高杆的方法、装置 | |
JP4517003B2 (ja) | 道路標識自動認識システム | |
JPH10122819A (ja) | キャリブレーション方法およびその装置 | |
TWI682361B (zh) | 路面影像重建與載具定位之方法與系統 | |
CN114863096A (zh) | 室内停车场的语义地图构建及定位方法和装置 | |
JP3516118B2 (ja) | 物体認識方法および物体認識装置 | |
JP3516117B2 (ja) | 画像処理方法およびその装置 | |
JP3465531B2 (ja) | 物体認識方法およびその装置 | |
JP2009009539A (ja) | 円形状検出装置 | |
JPH11248431A (ja) | 3次元モデル生成装置および3次元モデル生成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
JPH08159716A (ja) | 道路消失点の算出方法及び車両の位置・姿勢計測装置 | |
JP3419968B2 (ja) | 画像認識装置及び方法 | |
JP2009077022A (ja) | 運転支援システム及び車両 | |
JPH08101893A (ja) | 画像処理装置におけるモデル画像データ登録装置 | |
JPH07195978A (ja) | 車両周囲表示装置 | |
JP2003208692A (ja) | 車両認識方法およびこの方法を用いた交通流計測装置 | |
JPH11190611A (ja) | 3次元計測方法およびその方法を用いた3次元計測処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040106 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |