JP3515612B2 - 遊技媒体供給ユニットの取り付け装置 - Google Patents

遊技媒体供給ユニットの取り付け装置

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JP3515612B2
JP3515612B2 JP14960894A JP14960894A JP3515612B2 JP 3515612 B2 JP3515612 B2 JP 3515612B2 JP 14960894 A JP14960894 A JP 14960894A JP 14960894 A JP14960894 A JP 14960894A JP 3515612 B2 JP3515612 B2 JP 3515612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊技装置間に設けられる
遊技媒体供給ユニットの取り付け装置に関し、特に島側
のホルダに着脱可能にする遊技媒体供給ユニットの取り
付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台等の遊技装置が設置さ
れた島には、パチンコ玉等の遊技媒体を供給するための
遊技媒体供給ユニットが遊技装置間に1台ずつ設けられ
ている。このような遊技媒体供給ユニットは、島側に設
けられたホルダに装着され、手動のレバー等によって施
解錠できるようになっている。このレバー操作は、隣の
遊技装置の遊技面をキーで開け、遊技装置側から行うよ
うになっている。これにより、係員のみが着脱可能とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方式では、遊技媒体供給ユニットを着脱する度に遊
技装置の遊技面の開閉操作をしなければならないので、
作業が面倒であった。また、その遊技装置での遊技も中
断することになり、遊技者にとって迷惑になっていた。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、着脱操作の簡単な遊技媒体供給ユニットの取
り付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、遊技装置間に設けられる遊技媒体供給ユ
ニットの取り付け装置において、島側に固定され、前記
遊技媒体供給ユニットが装着されるホルダと、前記遊技
媒体供給ユニットを前記ホルダに対して施解錠可能にす
る施解錠機構部と、前記遊技媒体供給ユニットの表側面
に設けられる操作機構部と、前記遊技媒体供給ユニット
内に設けられ前記操作機構部の動きに連動して前記施解
錠機構部の施解錠状態を制御する連結機構部と、を有す
ることを特徴とする遊技媒体供給ユニットの取り付け装
置が提供される。
【0006】
【作用】島側には、遊技媒体供給ユニットが装着される
ホルダが固定されている。施解錠機構部は、遊技媒体供
給ユニットをホルダに対して施解錠可能にする。操作機
構部は遊技媒体供給ユニットの表側面に設けられ、この
操作機構部の動きに連動して連結機構部が施解錠機構部
の施解錠状態を制御する。
【0007】これにより、表側パネルの操作機構部を操
作するだけで遊技媒体供給ユニットをホルダに対して着
脱することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2はパチンコ台ユニットの外観を示す正面図
である。本実施例のパチンコ台ユニットは、遊技媒体供
給ユニットとしてのカードリーダユニット10、および
遊技装置としてのパチンコ台20によって構成されてい
る。カードリーダユニット10およびパチンコ台20
は、一対で島に設けられており、カードリーダユニット
10の操作によってパチンコ台20側に貸し玉が供給さ
れる。
【0009】カードリーダユニット10の正面には、カ
ード利用可能ランプ11、操作パネル12、カード挿入
口13、鍵挿入部14が上から順に設けられている。こ
のカードリーダユニット10は、後述する操作により、
島側から抜き差しできるようになっている。カード利用
可能ランプ11は、プリペイドカードが使用可能なとき
に点灯する。操作パネル12は、プリペイドカードから
の引出し金額を設定するためのパネルである。カード挿
入口13には、遊技者個人のプリペイドカードが挿入さ
れる。
【0010】パチンコ台20の遊技面21の下部には、
玉受け皿23が設けられている。この玉受け皿23に
は、パチンコ台20の裏面に設けられた貸し玉供給装置
からの貸し玉が玉供給口22を介して供給される。玉受
け皿23の下には予備皿24が設けられており、その横
にはハンドル25が設けられている。
【0011】また、玉受け皿23には、供給指令ボタン
26が設けられている。この供給指令ボタン26を押す
ことにより、操作パネル12で設定された引出し金額に
応じた数の貸し玉が玉受け皿23に供給される。
【0012】さらに、玉受け皿23の上部には、表示部
27、玉貸し可能ランプ28、および返却ボタン29が
設けられている。表示部27は、LEDまたは液晶で構
成されており、カードリーダユニット10の操作パネル
12で設定された引出し金額や、カード挿入口13に挿
入されたプリペイドカード内の端数金額等が切り換え表
示される。玉貸し可能ランプ28はLEDで構成されて
おり、プリペイドカードの残高が設定された引出し金額
以上ある場合等に点灯する。返却ボタン29は、遊技終
了時等にプリペイドカードを返却するときに押すボタン
である。
【0013】図1は取り付け状態にあるカードリーダユ
ニット10の外観を示す側面図である。カードリーダユ
ニット10は、島側に固定されたホルダ30に装着され
ている。ホルダ30の背面部には、ホールコンピュータ
等とのデータの授受を行うためのコネクタユニット30
aと、施解錠機構部40が設けられている。施解錠機構
部40の上下端付近には、それぞれ錠部材41、42が
設けられており、後述する構成によってカードリーダユ
ニット10をホルダ30に対して施錠状態または解錠状
態にする。また、施解錠機構部40の下端付近には、動
力受け部材43が設けられている。この動力受け部材4
3は、カードリーダユニット10が施錠状態にあるとき
には、カードリーダユニット10側に設けられた連結機
構部50と連動可能になっている。
【0014】カードリーダユニット10には、その表側
面に鍵挿入部14を有する操作部材140と、連結機構
部50とが設けられている。連結機構部50は、連結部
材51が操作部材140と連結しており、操作部材14
0を鍵によって回動することにより連動して回動する。
これらの具体的な構成は以下に示す。
【0015】まず、施解錠機構部40の具体的な構成に
ついて説明する。図3はホルダ30の背面部から見た構
成を示す図である。施解錠機構部40は、本体が上下に
延びるレール400で概ね構成されている。レール40
0には、後述するスライド部材が摺動可能に取り付けら
れており、このスライド部材に前述の錠部材41、4
2、および動力受け部材43が取り付けられている。ま
た、ホルダ30の背面部には、コネクタユニット30a
が取り付けられている。
【0016】図4はカードリーダユニット10が装着さ
れていない状態のホルダ30の正面図である。ホルダ3
0には、錠部材用の穴31、32と、動力受け部材用の
穴33が形成されている。これらの穴31、32、33
には、それぞれ錠部材41、42、動力受け部材43の
先端が挿入され、カードリーダユニット10側に突き出
ている。各穴31、32、33は、それぞれ錠部材4
1、42、動力受け部材43の縦幅よりもある程度以上
長く形成されており、錠部材41、42、動力受け部材
43が上下に所定距離だけ移動できるようになってい
る。
【0017】なお、図3および図4では発明と直接関係
のないネジ穴等は省略してある。図5はカードリーダユ
ニット10の本体ケースの背面部から見た構成を示す図
である。本体ケース100には、カードリーダユニット
10がホルダ30に装着されたときにホルダ30の穴3
1、32、33とそれぞれ重なる位置に、穴101、1
02、103が形成されている。これら穴101、10
2、103は、それぞれ重なる穴31、32、33と形
状や大きさがほぼ同じになるように形成されている。ま
た、本体ケース100には、切り欠き104が形成され
ている。この切り欠き104には、コネクタユニット3
0aと接続される図示されていないスロットが取り付け
られる。
【0018】図6は施解錠機構部40の下側部の具体的
な構成を示す図である。また、図7は図6のA−A線に
沿う断面図である。レール400は、両側端辺が立ち上
げられることにより溝状に形成され、この溝状部分には
ほぼ平板状のスライド部材430がスライド可能に設け
られている。このスライド部材430には、動力受け部
材43が一体に形成されている。動力受け部材43は、
スライド部材430とほぼ垂直方向(図6では紙面手前
方向、図7では紙面右方向)に立ち上げられ、さらにそ
の先端の連結片431がカードリーダユニット10側に
向くように形成されている。また、動力受け部材43に
は、連結片431とは反対方向に向く手動片432が形
成されている。手動片432には、後述するバネ44を
逃がすための切り欠き432aが形成されている。
【0019】このような動力受け部材43を有するスラ
イド部材430には、円柱状の取り付け部材45が一体
に移動できるように取り付けられている。スライド部材
430は、この取り付け部材45によって、レール40
0に形成された長穴402にスライド可能に取り付けら
れている。通常、取り付け部材45は、スライド部材4
30の重み等によって、長穴402の下側縁端部に当接
するようになっている。なお、以後はこの状態にあると
きを、スライド部材430および動力受け部材43の最
下位置と呼ぶ。
【0020】スライド部材430には、取り付け部材4
5を介して、端部スライド部材420の一端がスライド
可能に取り付けてられている。この端部スライド部材4
20には、スライド部材430に沿う長穴420aが形
成されており、この長穴420aの長さの範囲でスライ
ド部材430に対してスライドするようになっている。
一方、端部スライド部材420の他端は、円柱状の取り
付け部材46が一体に移動できるように取り付けられて
いる。端部スライド部材420の他端は、この取り付け
部材46を介して、レール400に形成された長穴40
3にスライド可能に取り付けられている。
【0021】端部スライド部材420の中央よりやや上
側部分には、取り付け片421が固着されている。この
取り付け片421には、レール400に形成されたスト
ッパ401との間に渡るバネ44が取り付けられてい
る。
【0022】端部スライド部材420は、通常はバネ4
4の弾性力および自身の重みによって下方に引きつけら
れる。このとき、端部スライド部材420の長穴420
aの上側縁端部は、取り付け部材45とほぼ当接してい
る。また、このとき、取り付け部材46はレール400
の長穴403の下側縁端部とほぼ当接している。以後は
この状態にあるときを端部スライド部材420の最下位
置と呼ぶ。
【0023】ところで、端部スライド部材420には、
錠部材42が一体に形成されている。この錠部材42
は、ホルダ30の穴32およびカードリーダユニット1
0の穴102に挿入される位置にある。錠部材42に
は、先端に向かって上り傾斜のテーパ部42aと、下側
に向くフック部42bとが形成されている。フック部4
2bは、端部スライド部材420が最下位置にあるとき
には穴102に係止するようになっている。なお、フッ
ク部42bの下方への突出量は、錠部材42および動力
受け部材43の上下方向への可動距離範囲よりも小さく
なるように、形成されている。
【0024】このような構成を有する施解錠機構部40
の下側部は、ホルダ30にカードリーダユニット10が
装着されるときには、動力受け部材43が穴103に挿
通される。一方、錠部材42は、テーパ部42aが穴1
02の縁端部に接触するため、上方に力を受け、穴10
2に挿入されるにつれて端部スライド部材420全体が
押し上げられていく。なお、この場合、端部スライド部
材420は、長穴420aの下側縁端部が取り付け部材
45と接触するまではレール400およびスライド部材
430に対して力を与えないため、単独で上方にスライ
ドする。
【0025】そして、カードリーダユニット10の本体
ケース100の背面部がホルダ30とほぼ接触する位置
まで挿入されると、端部スライド部材420は再び最下
位置に下降し、錠部材42のフック部42bが穴102
に係止し、カードリーダユニット10の本体ケース10
0が錠部材42によって施錠される。
【0026】一方、動力受け部材43の連結片431
が、後述する連結機構部50によって押し上げられる
か、または手動片432が遊技場の従業員等の手によっ
て押し上げられると、動力受け部材43と一体形成され
たスライド部材430も当然押し上げられる。このスラ
イド部材430の移動に伴って、取り付け部材45も上
方に移動する。さらに、この取り付け部材45は、端部
スライド部材420の長穴420aを押し上げるため、
端部スライド部材420も同時に上方に移動する。これ
により、錠部材42のフック部42bの穴102との係
止が解除され、錠部材42は解錠状態になる。
【0027】なお、動力受け部材43の押し上げる動力
が解除された場合には、バネ44の弾性力によって、ス
ライド部材430および動力受け部材43は、元の最下
部の位置に引き下げられる。
【0028】図8は施解錠機構部40の上側部の具体的
な構成を示す図である。また、図9は図8のB−B線に
沿う断面図である。スライド部材430の上側には、円
柱状の取り付け部材49が一体に移動できるように取り
付けられている。スライド部材430は、この取り付け
部材49によって、レール400に形成された長穴40
5にスライド可能に取り付けられている。この可動距離
範囲は、下側の長穴402に対してのものとほぼ同じで
ある。
【0029】さらに、スライド部材430には、取り付
け部材49によって、上側の端部スライド部材410の
一端がスライド可能に取り付けられている。この端部ス
ライド部材410には、スライド部材430に沿う長穴
410aが形成されている。端部スライド部材410
は、この長穴410aの長さの範囲でスライド部材43
0に対してスライドするようになっている。一方、端部
スライド部材410の他端には、円柱状の取り付け部材
48が一体に移動できるように取り付けられている。端
部スライド部材410の他端は、この取り付け部材48
によって、レール400に形成された長穴404にスラ
イド可能に取り付けられている。
【0030】端部スライド部材410の最上端には、取
り付け片411が一体に形成されている。この取り付け
片411には、スライド部材430に形成された取り付
け片412との間に渡るバネ47が取り付けられてい
る。通常、端部スライド部材410は、このバネ47の
弾性力および自身の重みによって下方に引きつけられ
る。このとき、端部スライド部材410の長穴410a
の上側縁端部は、取り付け部材49にほぼ当接してい
る。また、このとき、取り付け部材48はレール400
の長穴404の下側縁端部とほぼ当接している。以後は
この状態にあるときを端部スライド部材410の最下位
置と呼ぶ。
【0031】ところで、端部スライド部材410には、
錠部材41が一体に形成されている。この錠部材41
は、ホルダ30の穴31およびカードリーダユニット1
0の穴101に挿入される位置にある。錠部材41に
は、先端に向かって上り傾斜のテーパ部41a、および
下側に向くフック部41bが形成されており、端部スラ
イド部材410が最下位置にあるときには、フック部4
1bが穴101に係止するようになっている。なお、フ
ック部41bの下方への突出量は、錠部材41の上下方
向への可動距離範囲よりも小さくなるように、形成され
ている。
【0032】このような構成を有する施解錠機構部40
の上側部は、ホルダ30にカードリーダユニット10が
装着されるときには、錠部材41は、テーパ部41aが
穴101の縁端部に接触するため、上方に力を受け、穴
101に挿入されるにつれて端部スライド部材410全
体が押し上げられていく。なお、この場合、端部スライ
ド部材410は、長穴410aの下側縁端部が取り付け
部材49と当接するまで、また取り付け部材48が長穴
404の上側縁端部に当接するまでは、レール400お
よびスライド部材430に対して力を与えないため、単
独で上方にスライドする。
【0033】そして、カードリーダユニット10の本体
ケース100の背面部がホルダ30とほぼ接触する位置
まで挿入されると、端部スライド部材410は再び最下
位置に下降し、錠部材41のフック部41bが穴101
に係止し、カードリーダユニット10の本体ケース10
0が錠部材41によって施錠される。
【0034】一方、前述したように、動力受け部材43
の連結片431が、後述する連結機構部50によって、
または手動片432が遊技場の従業員等の手によって押
し上げられると、動力受け部材43と一体形成されたス
ライド部材430も当然押し上げられる。このスライド
部材430の移動に伴って、取り付け部材49も上方に
移動する。さらに、この取り付け部材49は、端部スラ
イド部材410の長穴410aを押し上げるため、端部
スライド部材410も同時に上方に移動する。これによ
り、錠部材41のフック部41bの穴101との係止が
解除され、錠部材41は解錠状態になる。
【0035】動力受け部材43への押し上げ力が解除さ
れた場合には、前述したように、バネ44の作用によっ
て、スライド部材430が元の最下位置に引き下げられ
る。これによって、端部スライド部材410も同時に元
の最下位置に引き下げられる。
【0036】なお、スライド部材430上の取り付け片
412は、ホルダ30側に取り付けてもよい。これによ
り、動力受け部材43の押し上げ力が解除された場合に
は、バネ44だけでなくバネ47の弾性力も加わるの
で、スライド部材430の引下げ動作をより敏速にする
ことができる。
【0037】次にカードリーダユニット10側の施解錠
機構の構成について説明する。図10はカードリーダユ
ニット10の内部の主要機構部の構成を示す図である。
また、図11は図10のC−C線に沿う断面図である。
なお、ここでは、カードリーダユニット10の施解錠機
構に関係のある部分だけを示しており、カードリーダや
制御回路等の他の構成は省略してある。操作部材140
はシリンダ錠であり、その正面側の鍵挿入部14に専用
の鍵14aを差し込み、正面側から見て右に回すことに
より、それに連動して操作部材140内の軸141(図
11)が回動する。この軸141には、連結機構部50
の連結部材51が接続されている。連結部材51は、概
ね、ほぼ板状の本体部510で構成されており、図10
の紙面手前側の1辺には、本体部510に対して上方に
ほぼ直角に曲げて形成されたガイド部511が設けられ
ている。また、本体部510の図10面上の左右の両端
部には、取り付け部510a、510bがそれぞれ立ち
上げられて形成されている。取り付け部510aは操作
部材140の軸に接続固定され、一方、取り付け部51
0bは本体ケース100に固定された取り付け片52
に、取り付け部材53を介して回動自在に取り付けられ
ている。
【0038】取り付け部510aには、押し上げ部材5
12が形成されている。また、連結部材51の取り付け
部510b側には、スライド部材55が設けられてい
る。このスライド部材55の端部には、動力受け部材4
3を押し上げるための押し上げ部材550が形成されて
いる。
【0039】また、連結部材51には、本体部510と
ガイド部511との折り目部分に、バネ54の一端が取
り付けられている。このバネ54の他端は、本体ケース
100の底部付近に固定されている。このため、連結部
材51は、鍵14aの回動操作方向とは反対方向に力を
受け、通常は本体部510が水平面に対してほぼ45°
だけ傾くようになっている。また、このときには、図1
1に示すように、押し上げ部材512の上端部は、スラ
イド部材60の下端部に形成された力受け部材65とほ
ぼ接触するようになっている。
【0040】本体ケース100には、リセット用のスラ
イド部材60が上下方向にスライド可能に取り付けられ
ている。スライド部材60には、上下方向に延びる長穴
61、62が形成されている。スライド部材60は、こ
れら長穴61、62の長さの範囲で上下にスライドでき
るように、取り付け部材63、64によって本体ケース
100の側板に取り付けられている。スライド部材60
の下端部には、力受け部材65が形成されている。ま
た、スライド部材60の下端部には、他端が本体ケース
100の底板付近に取り付けられたバネ67の一端が取
り付けられている。このバネ67の弾性力により、スラ
イド部材60は常に下方に引っ張られている。
【0041】スライド部材60の上端部には、スイッチ
部材66が形成されている。本体ケース100における
スイッチ部材66の上方には、リミットセンサ68が設
けられている。このリミットセンサ68は、スライド部
材60が一定量上方にスライドすると、その上端のスイ
ッチ部材66を検知して図示されていない制御装置に検
知信号を出力するようになっている。この検知信号の出
力によって、図示されていない端数表示スイッチと連動
させることにより、カードリーダユニット10の電気的
機能がリセットされる。
【0042】図12は連結機構部50の平面図である。
また、図13は連結機構部50の側面図である。さらに
図14は本体ケース100の背面部側から見た連結機構
部50の正面図である。図12に示すように、本体部5
10には、スライド部材55が取り付けられている。ス
ライド部材55には、本体部510の長手方向に沿う長
穴551および552が形成されている。スライド部材
55は、これら長穴551および552に取り付け部材
56、57を取り付けることにより本体部510にスラ
イド可能に取り付けられている。
【0043】また、本体部510には、スライド方向に
延びるガイド穴510cが形成されている。このガイド
穴510cには、スライド部材55に形成された補助部
553がスライド可能に挿入されている。
【0044】図13に示すように、本体部510の下面
部には、取り付け部材513が固定されている。この取
り付け部材513には、バネ58を介してスライド部材
55の補助部553が接続されている。これにより、ス
ライド部材55は、通常は最も取り付け部510b側に
位置するようになっている。このとき、押し上げ部材5
50は、取り付け部510bとほぼ同一平面上に位置す
る。
【0045】また、押し上げ部材550は、本体部51
0がほぼ水平状態にあるときには、図14に示すように
施解錠機構部40の動力受け部材43の連結片431と
接触するような位置に設けられている。さらに、この押
し上げ部材550は、角が円弧状に形成されている。
【0046】このような構成の連結機構部50では、図
10〜図14に示したように、通常の状態では、連結部
材51の本体部510はバネ54の弾性力によって水平
面に対して、正面から見て左方向に約45°傾いてい
る。この状態で、図10のように鍵14aを鍵挿入部1
4に挿入し、その鍵14aを正面から見て右方向に回す
と、連結部材51も同方向に回動を開始する。また、こ
れと同時に、連結部材51の押し上げ部材512がスラ
イド部材60の力受け部材65を押し上げ始める。
【0047】鍵14aを最初の状態から45°以上回す
と、リミットセンサ68がスライド部材60のスイッチ
部材66を検知し、これによりカードリーダユニット1
0の電気的機能がリセットされる。また、鍵14aを回
す力を緩めると、連結部材は、バネ67の力によって元
の状態に戻る。
【0048】一方、鍵14aの操作により、連結部材5
1のスライド部材55に形成された押し上げ部材550
も作用を行う。図15は連結部材51のスライド部材5
5に形成された押し上げ部材550の作用を説明する図
であり、(A)は定常状態を示す図、(B)は鍵14a
を45°回したときの状態を示す図、(C)はさらに4
5°回したときの状態を示す図である。押し上げ部材5
50は、鍵14aを回さない定常状態では、図(A)の
ように動力受け部材43の連結片431とは離れてい
る。そして、鍵14aを45°回すと、初めて押し上げ
部材550が動力受け部材43の連結片431と接触す
る。また、さらに鍵14aを回すことにより、押し上げ
部材550は動力受け部材43を押し上げていく。この
とき、押し上げ部材550の角は円弧状に形成されてい
るので、滑らかに動力受け部材43を押し上げる。そし
て、図(B)の状態から鍵14aをさらに45°回した
図(C)のときには、施解錠機構部40側の可動リミッ
トとなって連結部材51の回動が停止する。このときに
は、施解錠機構部40は十分に解錠状態となっている。
【0049】次に、以上のような各機構を備えた本実施
例のカードリーダユニット10全体の着脱操作について
説明する。まず、カードリーダユニット10をホルダ3
0に装着するときには、カードリーダユニット10を島
側に押し込むことにより、施解錠機構部40によって自
動的に施錠される。図6〜図9で説明したように、錠部
材41および42は独立して動作するので、摺動抵抗を
軽減することができ、カードリーダユニット10をスム
ーズに装着できる。また、カードリーダユニット10を
多少上下に傾けて挿入しても、上下の錠部材41および
42を確実に施錠状態にすることができる。
【0050】さらに、図10〜図13で示したように、
連結機構部50の押し上げ部材550はスライド部材5
5に形成されているので、挿入時に押し上げ部材550
が障害物に当たってもスライド部材55がパネル側にス
ライドし、衝撃を緩和することができる。
【0051】一方、カードリーダユニット10をホルダ
30から引き抜くためには、図10に示したように、鍵
14aを鍵挿入部14に挿入し、正面側から見て右側に
回す、この鍵14aを45°回した状態では、リミット
センサ68が機能して、この状態で図示されていない端
数表示スイッチを押すことにより、カードリーダユニッ
ト10内の電気的機能がリセットされ、さらに45°回
すと、施解錠機構部40が解錠状態になり、カードリー
ダユニット10を手前側に引き抜くことができる。
【0052】なお、カードリーダユニット10用の鍵1
4aがない場合には、隣に設置されているパチンコ台の
蓋を開け、図6、7で示した手動片432を手動で持ち
上げることにより、施解錠機構部40を解錠状態にする
ことができる。
【0053】このように、本実施例では、鍵14aの回
転力を連結機構部50により施解錠機構部40に伝達し
て解錠可能にしたので、パチンコ台の蓋を開けたりする
ことなく、簡単にカードリーダユニット10をホルダ3
0から引き抜くことができる。
【0054】なお、本実施例では、施解錠機構部40を
ホルダ30側に設けたが、これをカードリーダユニット
10内に設けるようにしてもよい。これにより、カード
リーダユニット10を別の規格の製品に付け替える場合
でもホルダ30の交換をする必要がない。また、施解錠
機構部40を取り付けるためのホルダ30の剛性や取り
付け方法等を問題にしなくて済む。
【0055】また、本実施例では、遊技媒体供給ユニッ
トとしてカードリーダユニット10を示したが、通常の
玉貸機であってもよい。あるいは遊技装置としてはパチ
ンコ台20の代わりにスロットマシンとし、遊技媒体供
給ユニットとしてはメダル貸し機であってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、施解錠
機構部によって、島側に固定されたホルダに対して遊技
媒体供給ユニットを施解錠可能にし、遊技媒体供給ユニ
ットの表側面の操作機構部の動きに連動して連結機構部
で施解錠機構部の施解錠状態を制御するようにしたの
で、表側面の操作機構部を操作するだけで遊技媒体供給
ユニットをホルダに対して容易に着脱することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】取り付け状態にあるカードリーダユニットの外
観を示す側面図である。
【図2】パチンコ台ユニットの外観を示す正面図であ
る。
【図3】ホルダの背面部から見た構成を示す図である。
【図4】カードリーダユニットが装着されていない状態
のホルダの正面図である。
【図5】カードリーダユニットの本体ケースの背面部か
ら見た構成を示す図である。
【図6】施解錠機構部の下側部の具体的な構成を示す図
である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】施解錠機構部の上側部の具体的な構成を示す図
である。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】カードリーダユニットの内部の主要機構部の
構成を示す図である。
【図11】図10のC−C線に沿う断面図である。
【図12】連結機構部の平面図である。
【図13】連結機構部の側面図である。
【図14】本体ケースの背面部側から見た連結機構部の
正面図である。
【図15】連結部材のスライド部材に形成された押し上
げ部材の作用を説明する図であり、(A)は定常状態を
示す図、(B)は鍵14aを45°回したときの状態を
示す図、(C)はさらに45°回したときの状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 カードリーダユニット 14 鍵挿入部 14a 鍵 20 パチンコ台 30 ホルダ 31〜33 穴 40 施解錠機構部 41,42 錠部材 43 動力受け部材 50 連結機構部 51 連結部材 55 スライド部材 100 本体ケース 101,102,103 穴 140 操作部材 400 レール 430 スライド部材 550 押し上げ部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−71030(JP,A) 特開 平5−345076(JP,A) 特開 平4−203184(JP,A) 実開 平3−56483(JP,U) 実開 昭63−120686(JP,U) 実開 平1−144086(JP,U) 実公 昭47−2647(JP,Y2) 実公 昭38−2849(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 352 A63F 7/02 327

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技装置間に設けられる遊技媒体供給ユ
    ニットの取り付け装置において、 島側に固定され、前記遊技媒体供給ユニットが装着され
    るホルダと、 前記遊技媒体供給ユニットを前記ホルダに対して施解錠
    可能にする施解錠機構部と、 前記遊技媒体供給ユニットの表側面に設けられる操作機
    構部と、前記遊技媒体供給ユニット内に設けられ 前記操作機構部
    の動きに連動して前記施解錠機構部の施解錠状態を制御
    する連結機構部と、 を有することを特徴とする遊技媒体供給ユニットの取り
    付け装置。
  2. 【請求項2】 前記施解錠機構部は、前記ホルダに取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技媒
    体供給ユニットの取り付け装置。
  3. 【請求項3】 前記施解錠機構部は、前記遊技媒体供給
    ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技媒体供給ユニットの取り付け装置。
  4. 【請求項4】 前記施解錠機構部は、前記連結機構部か
    らの動力を受けて上下にスライドするスライド部材と、
    前記スライド部材の動きに連動して前記遊技媒体供給ユ
    ニットを解錠するように設けられる錠部材と、を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体供給ユニット
    の取り付け装置。
  5. 【請求項5】 前記錠部材は、前記スライド部材の動き
    とは独立して前記遊技媒体供給ユニットを施錠するよう
    に設けられていることを特徴とする請求項4記載の遊技
    媒体供給ユニットの取り付け装置。
  6. 【請求項6】 前記錠部材は、複数個設けられているこ
    とを特徴とする請求項5記載の遊技媒体供給ユニットの
    取り付け装置。
  7. 【請求項7】 前記操作機構部は、特定の鍵を挿入する
    鍵挿入部と、前記鍵が回動操作されることによって前記
    連結機構部を動作させる操作部材と、を有することを特
    徴とする請求項1記載の遊技媒体供給ユニットの取り付
    け装置。
  8. 【請求項8】 前記連結機構部は、前記施解錠機構部と
    の連結部分が前記遊技媒体供給ユニットの前記ホルダへ
    の挿入方向にスライド可能となるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体供給ユニット
    の取り付け装置。
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