JP3514760B2 - ツーピース型のオールプラスチックシール - Google Patents

ツーピース型のオールプラスチックシール

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JP3514760B2
JP3514760B2 JP50655394A JP50655394A JP3514760B2 JP 3514760 B2 JP3514760 B2 JP 3514760B2 JP 50655394 A JP50655394 A JP 50655394A JP 50655394 A JP50655394 A JP 50655394A JP 3514760 B2 JP3514760 B2 JP 3514760B2
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ザ・ウエスト・カンパニー・インコーポレーテッド
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/241Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with freeze-drying means

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ツーピース型のオールプラスチックシール
に関し、より詳細には、冷凍乾燥容器と共に使用するこ
とができ、また、金属のキャップシールを使用すること
なく、薬瓶を効果的にシールする、シール装置に関す
る。
発明の背景 長年にわたって、薬剤は、ゴム栓を有するガラス薬瓶
の如き容器の中に詰められてきた。パッケージ(容器)
の完全性、及び、他のパッケージング(容器詰め操作)
の要件に関する関心が高まってきているので、より満足
すべき容器アセンブリを提供するために、種々の改善が
採用されてきた。そのような開発の1つは、アルミニウ
ム又は他の金属、あるいは、金属合金を、キャップシー
ルとして用い、アルミニウムのシールを薬瓶の仕上げ部
の周囲でかしめるように曲げ、これにより、ゴム栓すな
わちゴムストッパを適所に確実に保持することであっ
た。この方法は、幾つかの環境すなわち用途においては
理想的であることが分かっているが、アルミニウムのシ
ールは、総ての医学的なパッケージの問題に対して、普
遍的な解決策ではない。
アルミニウムのシールが、欠点と共に利点をもたらし
ている、医療産業におけるある特定のパッケージングの
努力は、凍結乾燥操作において行われており、そのよう
な操作においては、ストッパが、該ストッパがその後完
全に挿入される凍結乾燥操作の前に、薬瓶の中へ部分的
に挿入される。アルミニウムのシールは、効果的な凍結
乾燥操作を阻害しており、その理由は、アルミニウムの
シールは、凍結乾燥工程の後に、適正にかしめることが
できないからである。また、適正且つ確実なシールを行
うためには、にシリコーン又は他の何等かの潤滑剤を必
要とする。最後に、アルミニウム及び他の金属は、取り
扱いの際に小さな粒子を発生し、そのような粒子は、充
填される薬瓶に入らないようにするのが難しく、従っ
て、検査又は他の経費のかかる製品管理工程を必要とす
る。シール要素としてアルミニウム又は他の金属を用い
ない効果的なシールを提供することができれば、医療製
品パッケージング産業に、大きな利益がもたらされるで
あろう。
凍結乾燥プロセス自体は、効率及び経済性を達成しよ
うとすれば、極めて厳密な制御を必要とする。特に重要
な点は、凍結乾燥の速度であり、そのような速度は、医
療又は他の内容物に損傷を与えたりあるいは他の影響を
及ぼさない速度になるように調節する必要があると共
に、経済的な理由から、可能な限り速くする必要があ
る。最善の製品を最善の価格で製造することができるよ
うに、効率を有効性とバランスさせることが常に望まれ
る。設計を改善すると、薬剤のパッケージングに極めて
大きな効果をもたらすであろう。
一般的に言って薬剤をパッケージングする際に、特
に、凍結乾燥プロセスにおいて経験する困難性の1つ
は、ストッパを薬瓶に挿入するために、過剰な力が用い
られるということである。そのようなストッパを挿入す
るための過剰な力が、ガラス薬瓶を粉砕して無数の粒子
にするということは、だれでも想像することができる。
これは、常に避けなければならないことである。一方で
は、ストッパを挿入するために用いられる力が十分では
なく、従って、ストッパが、容器を適正にシールしない
という問題がある。
ストッパ装着機械が提供されており、このストッパ装
着機械は、ストッパに与えられる力の大きさを調節し、
これにより、力の最大値及び最小値が制御される。しか
しながら、問題は常に存在し、特定のガラス及びゴムの
組み合わせは、製造公差の限界外にあり、依然として故
障が生ずる。特に、凍結乾燥プロセスにおいて、凍結乾
燥モードにおいては、ストッパを着座させる第1の力を
用い、また、シールモードにおいては、第2の力を用い
るように、挿入力の調節を大きく許容するストッパ及び
容器のある組み合わせが提供されれば、当業者において
は極めて大きな前進であろう。
金属のシールを使用しない1つの従来技術の装置が提
案されており、この装置は、ウオルター(Walter)の米
国特許第4,516,684号に記載されている。その設計は、
アルミニウム又は他の金属を排除していることは事実で
あるが、ゴムストッパの効力でシールしなければならな
い医薬に対しては、特に効果的なものはない。上記ウオ
ルターの米国特許から明らかなように、リシーラブルな
蓋、すなわち、再封止可能な蓋が提供され、この蓋は、
ゴムストッパの効力でシールしなければならない。上記
ウオルターの米国特許から明らかなように、ビンの首の
仕上げ部に取り付けられる再封止可能な蓋が提供され、
この場合には、蓋とビンの首との間に確実な係合がもた
らされる。しかしながら、これは医療製品用の設計では
なく、基本的には、モータオイル用の用途が示唆されて
いる。ゴムストッパで達成されるタイプの実際に効果的
なシールは全く提供されておらず、勿論、凍結乾燥プロ
セスにおいて使用可能な設計も全く示唆されていない。
アルミニウム又は他の金属から成るシールの必要性を
排除しようとする別の従来技術の設計が、ホンマ(Honm
a)の米国特許第4,279,353号に示されている。ホンマの
米国特許は、その全体がプラスチックで形成されたボト
ルキャップを記載しており、このボトルキャップにおい
ては、内側のストッパ部材は可撓性のプラスチック材料
から形成されており、また、外側キャップは、上記内側
の部材よりも高い剛性を有するプラスチック材料から形
成されている。ホンマの米国特許における新規な基本的
な特徴は、組合わされた形態で輸送及び貯蔵することの
できる複合体を使用することであり、そのような複合体
は、栓止め工程の際に、ボトルネックと封止的に係合す
るように容易に圧入嵌合され、輸送及び貯蔵の間に、不
用意に上記関係になることがない。ホンマの米国特許
は、均等に隔置された第1及び第2の環状の凹所と、下
方へ向かって一体的に伸長する内側シリングと、プルリ
ングとを備えている。この設計は、アセンブリ全体に直
接的に力を加えることにより、ストッパ部分に直接着座
することができるという要件を阻害する。
蓋アセンブリとして使用するように提案されている更
に別の従来技術の設計が、グティグ外(Gettig et a
l.)の米国特許第5,085,332に記載されている。この米
国特許においては、ワンピース型の設計である蓋が設け
られており、2つの分離可能な要素には、容器のリム
(周縁部)の周囲に設けられて独自の可撓性を有するス
カート部分を偏椅させるように移動可能な2つの要素が
設けられている。この装置は、外方へ広がったスカート
部分によって、機能され、上記スカート部分は、その周
囲に存在する外側スリーブによって内方へ偏倚されてい
る。上記ワンピース型の設計は、薬瓶のネックの中へ下
がるプラグ部分を備えるストッパと共に使用されるよう
になされており、従って、外側スリーブがロック位置へ
移動する前であっても、アセンブリが完全に閉じる前
に、プラスチックの内容物へ効果的にアクセスすること
を防止する。ゲティグ外の米国特許は、ストッパが挿入
されている時に、プラグの存在により、容器へのアクセ
スを許容しない。より重要なことは、ガラスが唯一の使
用可能な容器である場合には特に、ガラスの仕上げ部
が、周知の程度の寸法公差の変動を有しているので、ゲ
ティグ外の装置は、凍結乾燥蓋アセンブリに有効なシー
ルをもたらさない。
ドイツ特許No.DE−A−3 041 972に記載される装
置は、上記ゲティグ外の米国特許第5,085,332号の設計
と同様であり、2つの分離可能な要素を有するワンピー
ス型の設計であり、一方の要素は、容器のリムの周囲の
固有の弾性を有するスカート部分を偏倚するように移動
可能である。クローキャップが、その上にある外側の押
し下げリングによって、内方へ偏倚されて容器をシール
する。そのような装置は、容器のネックの中へ伸長する
プラグ部分を有するストッパと共に使用されるようにな
されており、従って、ゲティグ外の装置と同様に、上記
押し下げリングがロック位置へ動く前であっても、アセ
ンブリが完全に閉じる前には、容器の内容物に効果的に
アクセスすることが阻害される。上記ストッパは、凍結
乾燥プロセスの間に必要とされる容器の内容物へのアク
セスを阻止する。また、ゲティグ外の装置と同様に、上
記ドイツ等'972の設計は、ガラスの仕上げ部の寸法公差
が変動するために、凍結乾燥の蓋アセンブリにおいて、
効果的なシールをもたらすとは思われない。
凍結乾燥プロセスにおいては、二次的な栓止め工程を
排除することが重要な要件であるが、そのような要件は
現在まで満足することが可能ではなかった。理想的に言
えば、栓止め操作全体が、凍結乾燥チャンバの中で行う
ことができれば、当業界においては大きな利点がある。
この効果の利点は、シリコーンを用いることなく、その
プロセスを実施することができることであり、その理由
は、そのプロセスは、凍結乾燥チャンバの後に、ストッ
パを取り扱う操作を排除するからである。
従って、本発明の目的は、そのようなプロセスを提供
することである。
本発明の別の目的は、シール要素(封止要素)として
アルミニウム又は他の金属を用いることなく、医薬をパ
ッケージングするための効果的なシールを提供すること
である。
本発明の更に別の目的は、凍結乾燥パッケージングを
行うための改善されたシールを提供することにより、効
率と有効性をバランスさせることである。
本発明の他の目的は、特に、凍結乾燥モードにおい
て、ライナすなわちストッパを着座させる第1の力を用
い、また、シールモードにおいて、第2の力を使用す
る、凍結乾燥プロセスにおいて、挿入力の制御を大幅に
許容することのできる、ストッパ及び容器の複合体を提
供することである。
本発明の更に別の目的は、アセンブリ全体に力を直接
与えることにより、ライナすなわちストッパに直接的に
着座することができるという要件を可能とする設計を提
供することである。
本発明の1つの重要な目的は、血清蓋アセンブリに対
して、特に、標準的なガラスを用いる凍結乾燥蓋アセン
ブリに対して、効果的なシールを行うことを可能とす
る、蓋装置を提供することである。
他の目的は以下の記載から明らかとなろう。
発明の摘要 本発明の上記及び他の目的は、以下の態様で達成する
ことができることが分かった。すなわち、本発明は、開
放されたネックの仕上げ部を有する容器と共に使用され
る蓋装置を提供する。本装置は、内側キャップと、ライ
ナと、外側キャップとを備えている。
本発明の装置の内側キャップは、閉鎖端と、該閉鎖端
から垂下するスカートとを備えており、上記スカート
は、上記開放されたネックの仕上げ部の外径に特に係合
するような寸法を有する開放端において、終端となって
いる。内側キャップは、内方を向いた環状のリングを有
しており、該環状のリングは、中実のリング又は複数の
隆起したビードとすることができ、スカートの上記開放
端に近接して設けられており、最初に上記仕上げ部に係
合して、上記スカートが、最初に仕上げ部を越えて通過
するのを防止する。上記スカートは、上記開放端から軸
方向に伸長すると共に円周方向において隔置された複数
のスリットを備えており、これにより、上記ビードを上
記仕上げ部の底部に係合させる第1の軸方向の閉鎖力が
作用した時に、上記内側キャップが膨張するのを許容す
る。上記スリットは、上方位置にあるライナの下方で、
容器の開放されたネックの中に入る凍結乾燥通路を提供
するように位置決めされた、凍結乾燥ポートとして機能
することができる。
エラストマ製のライナが、内側キャップの中の設けら
れ、上記ライナは、内側キャップの閉鎖端に近接する上
方位置に設けられる。上記ライナは、上記容器のネック
から隔置され、且つ、例えば、凍結乾燥プロセスの間の
予備的に組み立てられた状態において、容器に対するア
クセスを許容するように、上記上方位置に支持される。
ビードが動いて仕上げ部の底部と整合すると、上記ライ
ナは、容器の仕上げ部に接するその位置で圧縮される。
上記ライナは、環状のディスクであるのが好ましく、こ
の環状のディスクは、上記スカートとライナとの間の摩
擦によって、上記ライナを上記上方位置に支持するに十
分な大きさだけ、上記内側キャップの内径よりも大きな
直径を有している。上記ライナは、ビードが仕上げ部の
底部と整合している時に、内側キャップの閉鎖端の内側
面によって、容器の仕上げ部に対して圧縮される。「ラ
イナ」という用語は、本明細書においては、図面に示す
エラストマ製のライナを意味するために使用している
が、「ライナ」はまた、薬瓶又は同様のもののネックの
中へ下方へ伸長する垂下プラグ部分を有するストッパの
如き他の形態にも当てはまる。現在使用されている、あ
るいは、将来使用されるであろう、通常のどのようなラ
イナ又はストッパも、本発明に使用することができ、
「ライナ」の用語は、そのような物品の総てを表すこと
を意図している。
外側キャップは、内側キャップの外側にロック式に係
合し、これにより、ライナが上方位置にある時に、外側
キャップを内側キャップ上で予備的な組み立て位置に位
置決めするような寸法の内径を有している。軸方向の第
1の閉鎖力よりも大きな軸方向の力を与えると、内側キ
ャップ及び外側キャップが分離する。好ましい実施例に
おいては、外側キャップは、リング及び溝から成る構造
によって、内側キャップの外側にロックされ、上記リン
グは、外側キャップの内側にあり、これにより、上記リ
ングは、内側キャップが仕上げ部の底部と整合している
間に、内側キャップの開放端に係合する。
また、内側キャップの上記閉鎖端の内側面に、内方を
向いた少なくとも1つの環状の隆起部を設け、該隆起部
には、ライナの寸法の最大変動並びにライナが圧縮され
た時の仕上げ部のクラウンの寸法の最大変動にわたっ
て、ライナが仕上げ部をシールするに十分な距離だけ、
内側面からライナを離すための、ライナ係合縁部を設け
るのが好ましい。
図面の簡単な説明 本発明の理解をより完全にするために、図面を参照す
るが、図面においては、 図1は、計量された液体薬剤を保有する通常のガラス
薬瓶が、本発明の蓋装置と組合わされ、該蓋装置が、凍
結乾燥の用途において使用されるように、シール前のモ
ードにある状態を拡大して示す等角投影図であり、 図2は、薬瓶シールモードによるツーピース型のアセ
ンブリを示す、図1と同様の図であり、 図3は、装置のカバーがアセンブリから取り外され、
シールディスクの上面が露出されている状態を拡大して
示す、図1及び図2と同様の部分的な等角投影図であ
り、 図4は、本発明のツーピース型のアセンブリの、半径
方向のノッチを有するプラスチック製の内側カップの平
面図であり、 図5は、図4の線5−5に沿って示す垂直断面図であ
り、 図6は、図4の線6−6に沿って示す垂直断面図であ
り、 図7は、図5の線7−7に沿って示す底面図であり、 図8は、図1の線8−8に沿って示す部分的な拡大垂
直断面図であり、 図9は、図8の線9−9に沿って示す断面図であり、 図10は、薬瓶のリムに対して下方へ圧接されている本
装置の中間位置を示す、図8と同様の図であり、 図11は、図10の線11−11に沿って示す断面図であり、 図12は、ツーピース型のアセンブリが薬瓶シールモー
ドにある状態を、図2の12−12に沿って拡大して示す垂
直部分断面図であり、 図13は、図12の線13−13に沿って示す断面図であり、 図14A及び図14Bは、最大及び最小の許容値を採用した
本発明の特徴を大幅に拡大して示す断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明 上述のように、本発明は、幅広い産業上の用途を有す
る。本発明は、薬剤を薬瓶すなわちガラスボトル(ガラ
ス瓶)の中に詰め込む製薬産業において、特に関心があ
る。特に、ガラスが唯一の使用可能な容器であり、ガラ
スの仕上げ部が、周知の程度の寸法公差の変動を有して
いる場合には、本発明は、血清蓋アセンブリ、特に、凍
結乾燥蓋アセンブリに極めて良く適している。
容器11が図1に示されており、この容器は流体13を有
しており、この流体は、この実施例においては、凍結乾
燥して粉末の形態にして貯蔵及び輸送ができ、更に、そ
の後、蒸留水又は脱イオン水の如き戻し流体を加えるこ
とにより、戻す(元の流体の状態に)ことができる。容
器11はまた、ウエストカンパニー(West Company)に
よって商標名フリップ・オフ(Flip−Off:登録商標)と
して製造されている、フリップ・オフ(登録商標)ブラ
ンドのオーバキャップの如きオーバキャップ15も備えて
いる。オーバキャップ15は、外側キャップ17に対して取
り外し可能に取り付けられ、その内容物を保護すると共
に、外側キャップ17の表面を使用されるまで保護された
状態に保持する。オーバキャップ15を取り除くと、外側
キャップ17が露出して、ライナディスク19へのアクセス
を許容する。上記ライナディスクは、後に説明するよう
に、内側キャップ21によって、適所に保持されている。
図1は、凍結乾燥の前に容器11に取り付けら、使用可
能な状態にある装置を示している。製品13Aを凍結乾燥
した後に、オーバキャップ15、外側キャップ17及びアセ
ンブリ全体が、軸方向下方へ押され、図2に示すように
アセンブリを完成させる。その後オーバキャップ15を取
り除くと、図3に示すように、針又はカニューレをその
先端に有する注射器を用いて、戻し流体を加え、容器を
意図したように使用することができる。
内側キャップ21は、本発明の幾つかの目的を最初に達
成する特徴を有する独特な構造を備えている。キャップ
21は、閉鎖端23を有しており、この閉鎖端は、ライナデ
ィスク19にアクセスするための中央孔25を有している。
図4には、中央孔25と閉鎖端23との間の関係が示されて
いる。閉鎖端23から垂下しているのは、スカート27であ
り、このスカートは、その開口した下端部31に、内側を
向いたビード29を有している。端部31は、図5に示す軸
線A−Aに対して、小さな角度βだけ内方へ傾斜してい
る。
この目的のために、内側キャップ21は、半径方向内方
を向いて円周方向において隔置された一連のリブ29を備
えており、これら一連のリブは、図示のように、円周方
向において隔置された軸方向のスロット33の間で伸長し
ている。上記リブは、内側キャップ21の下方の周縁部か
ら軸方向上方に隔置されている。端部31は、摩擦パッド
として機能すると共に、各々のリブ29の下方に位置して
おり、上記リブは、内側キャップ21の軸線A−Aに対し
て、内方且つ下方へテーパ状に傾斜する内側面を有して
いる。各パッドの下方部を通る円形の軌跡は、パッドの
弛緩した状態で、直径D(図4に示す)を有するのが好
ましく、この直径は、容器の仕上げ部の直径D1(図8に
示す)よりも若干小さい。上記直径は、内側キャップを
容器の仕上げ部に図8に示す態様で取り付けた時に、壁
部分27aが半径方向外方へ撓むような寸法であるのが好
ましい。端部31のパッドのほぼ全面が、容器の仕上げ部
の側壁に整合して面同士が接触する大きな接触面積を提
供し、この大きな接触面積は、キャップアセンブリを確
実に着座させると共に、凍結乾燥プロセスの間の移動を
制限する。
外側キャップ17の頂部16は、オーバーシール15のロッ
クフランジ15aを受け入れるための、中央開口18を有し
ている。上記頂部は、内方に向かうテーパ形状を有する
截頭円錐部20を有しており、該截頭円錐部は、外側キャ
ップの上記中央開口に向かっており、シール19の露出部
に対する良好なアクセスをもたらし、これにより、スト
ッパの全露出面積が適正に殺菌されることを確実にす
る。
後に理解されるように、角度βは、端部31が、後に説
明するように、容器の側部に対して平行になるに必要な
若干の距離だけ、中央から半径方向外方へ動くことがで
きるように、設計されている。スカート27はまた、円周
方向に隔置され且つ軸方向に伸長する複数のスリット33
も備えており、これらスリットは、上に説明したように
端部31が半径方向に動くことを許容する、図4乃至図7
の凍結乾燥ポートとして示されている。また、閉鎖端23
から垂下しているのは、先が尖っていて内方を向いた環
状のリング35であり、これらリングは、後に説明するよ
うに、ライナディスク19に係合する。
好ましい実施例においては、ライナ19は、2段階から
成る射出成形プロセスを用いて、内側キャップ21に成形
され、これにより、ライナ19は、キャップ21と一体の部
分になる。
図8に示されているのは、凍結乾燥モードにある本発
明の蓋装置であり、ポートすなわちスリット33は、図8
及び図9の矢印によって示される経路に沿って、内容物
を露出させるように、開口している。内側キャップ21
は、容器11の仕上げ部37に取り付けらてれおり、これに
より、矢印で示されるように、スリット33を貫通して仕
上げ部37の開放されたネック39の中へ入る流通路をもた
らしている。内側キャップ21は、図5に示す若干の角度
βが設けられているので、平坦面の端部31によって、容
器の仕上げ部37の上に確実に保持されている。キャップ
21は、容易には動かず、ビード付きのリング29が、後に
示すように、仕上げ部の底部41に係合するまでは、図示
の位置に留まることになる。
この観点において、スカート27の開放端31は、頂部す
なわち開放したネック43に着座するビード付きのリング
29によって、位置決めされている。外側キャップ17は、
キャップ21の溝45、並びに、開放端にあるキャップ17の
内側にある内方を向いたリング47によって、内側キャッ
プ21にロックされる。外側キャップ17は、装置が閉鎖さ
れるまでは、上記予備位置にロックされている。このア
センブリが、凍結乾燥プロセスにおいて、多数の同様な
アセンブリと並置されると、壁部とのあるいは他の容器
アセンブリとの小さな接触が、キャップを脱落させな
い。
図8に示すアセンブリの主要な特徴の中でも、キャッ
プ21の閉鎖端23に対するライナディスク19の位置に特に
注意する必要がある。ディスク19は、開放されたネック
39に対するアクセスをもたらすように、上記閉鎖端に近
接して設けられている。しかし、ディスク19が、仕上げ
部37の上面43の上で平らな状態に配置されると、開放さ
れたネック39に対するアクセスは不可能となる。ストッ
パディスク19はまた、キャップ21の閉鎖端23の内側面と
向かい合い、内方を向いた、尖っているすなわち鋭利な
環状のリング35に係合する。
リング35は、閉鎖端23の内側面からディスク19を離す
役割を果たし、これにより、後の収縮が、種々の容器仕
上げ部の寸法公差の広い変動を許容する。ガラス容器
は、大量に生産され、ガラスに固有な非晶質の性質が、
製造の間の厳密な寸法公差を阻害することがある。これ
は、本発明においては、蓋アセンブリをシールする時
に、重要な問題となり、その理由は、シールの完全性
は、製薬のパッケージングにおいて、考慮すべき大きな
要件であるからである。
図10は、図8と同様であり、この図は、軸方向の閉鎖
力を受けている時の、内側キャップ21の中間状態すなわ
ち中間位置を示している。スカート27Aは、図示のよう
に、ビード29が仕上げ部37の上方を通過するので、外方
へ押圧される。この時点において、スカート27Aの曲が
りが、ネックの開口39から離れた上方の位置に摩擦力で
保持されていたディスク19を圧縮し、これにより、完全
なシールが必要とされるまで、ライナディスク19を仕上
げ部から離れた状態に保持する。
内側キャップ21を図10に示す位置へ動かすために用い
られる力は、仕上げ部37に作用するビード29の抵抗に打
ち勝つに十分であるが、溝45及びリング47を互いに分離
するに十分な力よりも小さく、従って、外側キャップ17
は、図10に示す位置に留まったままである。図12におい
ては、ライナディスクが、仕上げ部の頂部43と内側キャ
ップ21の閉鎖端23の内側面との間で圧縮される。ライナ
ディスク19のこの圧縮は、凍結乾燥の後でも、蓋をシー
ルすることができ、これにより、この設計によって、シ
ールの完全性に関する産業的な基準は十分に満足され
る。ディスク19を適正に圧縮されない場合には、上記基
準の最も極端な形態は、いずれの場合においても満足さ
れないであろう。
最終的に、装置は、輸送を行うために完全にシールさ
れ、更に、図12に示すように、漏洩に対する保護が施さ
れる。リング47が、内側キャップ21の開放端31の周囲
で、外側キャップ17から内方へ伸長している。各寸法を
注意深く設定することにより、リング47は、更に、内側
ディスク19を仕上げ部の頂部43に位置決めすることがで
き、また、更に、内側キャップ21の不十分なリング29を
仕上げ部37の底部41にロックすることができる。
図14A及び図14Bは、寸法公差の広い変動範囲にわたっ
て作用する本発明の機能を示すことにより、本発明の重
要な特徴を示している。ライナディスク19Aが、内側キ
ャップ21の閉鎖端の間で、ガラス薬瓶11に対して圧接さ
れ、これにより、下方を向いた環状のリング(35A又は3
5B)に圧縮した状態で接触すると、ライナが圧縮された
時に、ライナ並びに仕上げ部のクラウンに関する寸法の
最大変動幅にわたって、ライナディスクが仕上げ部の頂
部43をシールすることを可能とする、ライナ(19A又は1
9B)の十分な間隔が存在する。
図14Aは、最小の許容寸法公差が選択されている場合
の極端な状態を示している。リング35Aは、依然とし
て、ライナ19Aをシールしており、仕上げ部の底部41A
は、依然として、ビード付きのリング29に係合してい
る。最大許容寸法公差の他方の極端な状態が示されてい
る図14Bにおいて、リング35Bは、ライナ19Bを圧縮する
余裕があり、また、仕上げ部の底部41も、ビード付きの
リング29に係合することができる。従って、蓋が、ガラ
ス容器の広範囲な仕上げ部を収容することができ、同時
に、商業的に受け入れられるに必要な基準を満足するシ
ールを初めてもたらすことができる。
本発明は、ガラス容器の製造において時々見受けられ
る寸法公差の大きな変動に関係無く、広範囲のボトルの
仕上げ部に使用することのできる、蓋装置を提供する。
第1に、本発明の総ての目的が、1つの装置で達成する
ことができる。アルミニウム及び他の金属から成るシー
ルが排除され、凍結乾燥の如き目的のために、容器に対
するアクセス性が維持される。広範囲の容器の仕上げ部
にわたって、良好なシールの完全性が達成される。
本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、以下
の請求の範囲によって確定される場合を除いて、本発明
を制限する意図はない。
フロントページの続き (72)発明者 アネス,ジョン・エム アメリカ合衆国ペンシルバニア州19343, ウエスト・グレンモア,インディアン・ スプリングス・ドライヴ 66 (72)発明者 ブラウン,ホーマー・ジェイ アメリカ合衆国ペンシルバニア州19075, オーランド,マークス・ロード 526 (56)参考文献 特開 昭56−74448(JP,A) 実開 平3−3554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 41/18 A61J 1/05 B65D 51/18

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開放したネック仕上げ部を有する容器と共
    に使用される蓋装置において、 閉鎖端、及び、該閉鎖端から垂下するスカートを有する
    内側キャップであって、前記スカートは、前記開放した
    ネック仕上げ部の外径に係合するような寸法を有する開
    放端で終端となっており、該内側キャップは、前記スカ
    ートの前記開放端付近に設けられると共に内方を向いて
    いる環状のビードを有しており、前記ビードは、最初に
    前記仕上げ部に係合し、前記スカートが前記仕上げ部を
    越えて最初に通過するのを防止するような寸法を有して
    おり、前記スカートは、前記開放端から軸方向に伸長す
    ると共に円周方向に隔置された複数のスリットを有し、
    これらスリットが、前記仕上げ部の底部に整合するよう
    に前記ビートを動かす第1の軸方向の閉鎖力が作用した
    時に、該内側キャップが膨張することを許容するように
    なされた、内側キャップと、 前記内側キャップの中で前記閉鎖端付近の上方位置に設
    けられるライナであって、該ライナを前記上方位置に支
    持するための手段を具備すると共に、前記ビードが前記
    仕上げ部の底部と整合するように動かされた時に、前記
    仕上げ部に接して固定的に位置する、ライナと、 前記内側キャップの外側に係合するような寸法の内径を
    有する外側キャップとを備え、前記内側キャップ及び外
    側キャップは、前記ライナが前記上方位置にある時に、
    前記外側キャップを前記内側キャップの予備組み立て位
    置に位置決めするためのロック手段を具備しており、該
    ロック手段は、前記軸方向の第1の閉鎖力よりも大きい
    軸方向の力が作用した時に、前記内側キャップ及び外側
    キャップを分離するようになされており、前記第1のロ
    ック手段は、前記内側キャップが前記仕上げ部の底部と
    整合している間に、前記内側キャップの前記開放端に係
    合するように位置決めされることを特徴とする蓋装置。
  2. 【請求項2】請求項1の蓋装置において、前記スカート
    は更に、前記上方位置にある前記ライナの下方で前記容
    器の開放されたネックに入る凍結乾燥通路をもたらすよ
    うに位置決めされた凍結乾燥ポートを備えていることを
    特徴とする蓋装置。
  3. 【請求項3】請求項1の蓋装置において、前記ロック手
    段は、前記内側キャップの外側に設けられて外方を向い
    た溝と、前記外側キャップの内周に設けられて内方を向
    いたリングとを備えることを特徴とする蓋装置。
  4. 【請求項4】請求項1の蓋装置において、前記ライナ
    は、ある直径を有する環状のディスクであり、前記直径
    が、前記スカートと前記ライナとの間の摩擦により、前
    記ライナを前記上方位置に支持するに十分な大きさだ
    け、前記内側キャップの内径よりも大きいことを特徴と
    する蓋装置。
  5. 【請求項5】請求項1の蓋装置において、前記ライナ
    は、前記ビードが前記仕上げ部の前記底部に整合してい
    る時に、前記内側キャップの前記閉鎖端の内側面によっ
    て、前記容器の前記仕上げ部に向けて圧縮されることを
    特徴とする蓋装置。
  6. 【請求項6】請求項5の蓋装置において、前記内側キャ
    ップの前記閉鎖端の内側面に設けられて内方を向いた少
    なくとも1つの環状の隆起部を更に備えており、該隆起
    部が、前記ライナの寸法の最大の変動並びに前記ライナ
    が圧縮されている時の前記仕上げ部のクラウンの寸法の
    最大の変動にわたって、前記ライナが前記仕上げ部をシ
    ールすることを許容するに十分な距離だけ、前記ライナ
    を前記内側面から隔置する、ライナ係合縁部を有するこ
    とを特徴とする蓋装置。
  7. 【請求項7】請求項1の蓋装置において、前記ライナ
    が、エラストマ製の平坦なディスクであることを特徴と
    する蓋装置。
  8. 【請求項8】請求項1の蓋装置において、前記ライナ
    が、垂下するプラグ部分を有するストッパであることを
    特徴とする蓋装置。
  9. 【請求項9】請求項1の蓋装置において、前記ライナ
    が、2段階の射出成形工程を用いて、前記内側キャップ
    に成形され、該内側キャップの一体部分となることを特
    徴とする蓋装置。
  10. 【請求項10】請求項1の蓋装置において、前記内側キ
    ャップは、前記仕上げ部を収容するために内方を向いた
    表面を有する終端部を具備しており、前記表面は内方へ
    傾斜しており、これにより、前記表面が前記仕上げ部と
    平行に接触されるように押圧されたとき、前記表面が外
    方へ押圧されて前記仕上げ部を把持できることを特徴と
    する蓋装置。
  11. 【請求項11】開放したネック仕上げ部を有する容器と
    共に使用される蓋装置において、 閉鎖端、及び、該閉鎖端から垂下するスカートを有する
    内側キャップであって、前記スカートは、前記開放した
    ネック仕上げ部の外径に係合するような寸法を有する開
    放端で終端となっており、該内側キャップは、前記スカ
    ートの前記開放端付近に設けられると共に内方を向いて
    いる環状のビードを有しており、前記ビードは、最初に
    前記仕上げ部に係合し、前記スカートが前記仕上げ部を
    越えて最初に通過するのを防止するような寸法を有して
    おり、前記スカートは、前記開放端から軸方向に伸長す
    ると共に円周方向に隔置された複数のスリットを有し、
    これらスリットが、前記仕上げ部の底部に整合するよう
    に前記ビードを動かす第1の軸方向の閉鎖力が作用した
    時に、該内側キャップが膨張することを許容するように
    なされた、内側キャップと、 前記内側キャップの中で前記閉鎖端付近の上方位置に設
    けられるライナであって、該ライナを前記上方位置に支
    持するための手段を具備すると共に、前記ビードが前記
    仕上げ部の底部と整合するように動かされた時に、前記
    仕上げ部に接して固定的に位置する、ライナと、 前記内側キャップの外側に係合するような寸法の内径を
    外側キャップとを備え、前記内側キャップ及び外側キャ
    ップは、前記ライナが前記上方位置にある時に、前記外
    側キャップを前記内側キャップの予備組み立て位置に位
    置決めするためのロック手段を具備しており、該ロック
    手段は、前記軸方向の第1の閉鎖力よりも大きい軸方向
    の力が作用した時に、前記内側キャップ及び外側キャッ
    プを分離するようになされており、前記ロック手段は、
    前記内側キャップの前記外側面に設けられて外方を向い
    た溝と、前記外側キャップの内周に設けられて内方を向
    いたリングとを備え、これにより、前記ロック手段は、
    前記内側キャップが前記仕上げ部の底部と整合している
    時に、前記内側キャップの前記開放端に係合するように
    位置決めされ、前記スカートは更に、前記上方位置にあ
    る前記ライナの下方で前記容器の前記開放されたネック
    の中に入る凍結乾燥通路をもたらすように位置決めされ
    た凍結乾燥ポートを備えることを特徴とする蓋装置。
  12. 【請求項12】請求項11の蓋装置において、前記ライナ
    は、前記ビードが前記仕上げ部の前記底部に整合してい
    る時に、前記内側キャップの前記閉鎖端の内側面によっ
    て、前記容器の前記仕上げ部に向けて圧縮されることを
    特徴とする蓋装置。
  13. 【請求項13】請求項12の蓋装置において、前記内側キ
    ャップの前記閉鎖端の内側面に設けられて内方を向いた
    少なくとも1つの環状の隆起部を更に備えており、該隆
    起部が、前記ライナの寸法の最大の変動並びに前記ライ
    ナが圧縮されている時の前記仕上げ部のクラウンの寸法
    の最大の変動にわたって、前記ライナが前記仕上げ部を
    シールすることを許容するに十分な距離だけ、前記ライ
    ナを前記内側面から隔置する、ライナ係合縁部を有する
    ことを特徴とする蓋装置。
  14. 【請求項14】請求項11の蓋装置において、前記ライナ
    が、エラストマ製の浮いたディスクであることを特徴と
    する蓋装置。
  15. 【請求項15】請求項11の蓋装置において、前記ライナ
    が、垂下するプラグ部分を有するストッパであることを
    特徴とする蓋装置。
  16. 【請求項16】請求項11の蓋装置において、前記ライナ
    が、2段階の射出成形工程を用いて、前記内側キャップ
    に成形され、該内側キャップの一体部分となることを特
    徴とする蓋装置。
  17. 【請求項17】請求項11の蓋装置において、前記内側キ
    ャップは、前記仕上げ部を収容するために内方を向いた
    表面を有する終端部を具備しており、前記表面は内方へ
    傾斜しており、これにより、前記表面が前記仕上げ部と
    平行に接触されるように押圧されたとき、前記表面が外
    方へ押圧されて前記仕上げ部を把持できることを特徴と
    する蓋装置。
  18. 【請求項18】所定の直径の仕上げ部を有する容器と共
    に使用される蓋装置において、 頂部、及び、該頂部の外周部から垂下するスカートを有
    する内側キャップと、 前記スカートの下縁部から軸方向に伸長し且つ円周方向
    において隔置された複数のスロットを形成する手段と、 前記内側キャップをボトルの仕上げ部の上方に位置決め
    すると共に、凍結乾燥を行うために前記スロットの一部
    を露出させるために、隣接するスロットの間に設けられ
    ると共に、前記スカートの前記下縁部から上方に隔置さ
    れ、更に、半径方向内方を向いた複数のリブと、 各々のリブの下方に設けられ、内方に向かっているテー
    パ形状の表面を有するパッドとを備え、各々のパッドの
    最も内方にある点を通る軌跡が、前記ボトルの仕上げ部
    の直径よりも若干小さい直径を有する円を形成し、これ
    により、前記内側キャップが、前記容器に取り付けられ
    た時に、前記各パッドと前記ボトルの仕上げ部との間に
    大きな面同士の接触が生じて、前記内側キャップを前記
    容器に確実に着座させることを特徴とする蓋装置。
  19. 【請求項19】排出開口を有する容器と共に使用される
    蓋において、 頂部、及び、該頂部から軸方向に垂下するスカートを有
    する内側キャップであって、前記スカートは、前記排出
    開口付近で前記容器に係合して第1の組み立て位置を提
    供する第1の係合手段で終端となっており、前記頂部
    は、第1の距離だけ、前記容器から隔置されており、前
    記スカートは、円周方向に隔置された複数のスリットを
    有している、内側キャップと、 前記頂部付近の位置で前記スカートによって保持された
    ライナであって、前記第1の距離よりも小さな厚みを有
    していて、前記スリットと協働して、前記第1の組み立
    て位置において、前記排出開口にアクセスするための空
    気通路を形成する、ライナと、 頂部、及び、垂下するスカートを有する外側キャップで
    あって、前記スカートが、前記第1の組み立て位置にお
    いて、その頂部付近で前記内側キャップの外側に係合す
    るための第2の係合手段をその終端部に具備している、
    外側キャップとを備え、 前記第1の係合手段は、前記排出開口と封止的に係合す
    るように前記内側キャップ及び前記ライナを動かすため
    の第1の軸方向の力が作用した時に、離れるようになさ
    れており、 前記第2の係合手段は、より大きな第2の力が作用した
    時に、前記外側キャップが前記内側キャップを包囲する
    関係に位置決めされるように、離れるように構成された
    ことを特徴とする蓋。
  20. 【請求項20】請求項19の装置において、前記第2の係
    合手段は、前記内側キャップの外側に設けられて外方を
    向いた溝と、前記外側キャップの内周に設けられて内方
    を向いたリングとを備えることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】請求項19の装置において、前記ライナ
    は、前記スカートと前記ライナとの間の摩擦によって前
    記ライナを前記上方位置に支持するに十分な大きさだ
    け、前記内側キャップの内径よりも大きい直径を有する
    ディスクであることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】請求項19の装置において、前記ライナ
    は、前記内側キャップの前記頂部の内側面によって、前
    記容器に向けて圧縮されることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】請求項22の装置において、前記内側キャ
    ップの前記頂部の内側面に設けられて内方を向いた少な
    くとも1つの環状の隆起部を更に備えており、該隆起部
    は、前記ライナの寸法の最大変動並びに前記ライナが圧
    縮した時の前記容器のクラウンの寸法の最大変動にわた
    って、前記ライナが前記容器をシールするに十分な距離
    だけ、ライナを前記内側面から隔置させるライナ係合縁
    部を有していることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】請求項19の装置において、前記ライナ
    が、エラストマ製の平坦なディスクであることを特徴と
    する装置。
  25. 【請求項25】請求項19の装置において、前記ライナ
    が、垂下するプラグ部分を有するストッパであることを
    特徴とする装置。
  26. 【請求項26】請求項19の装置において、前記ライナ
    が、2段階の射出成形工程を用いて、前記内側キャップ
    に成形され、前記内側キャップと一体の部分になること
    を特徴とする装置。
  27. 【請求項27】請求項19の装置において、前記内側キャ
    ップは、前記容器と接触するように内方を向いた表面を
    有する終端部を具備しており、前記表面は内方へ傾斜し
    ており、これにより、前記表面が前記容器と平行に接触
    するように押圧されると、前記表面が外方に押されて前
    記容器を把持できることを特徴とする装置。
JP50655394A 1992-08-21 1993-08-20 ツーピース型のオールプラスチックシール Expired - Lifetime JP3514760B2 (ja)

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