JP3514709B2 - 交差点に識別情報を配置する方法 - Google Patents

交差点に識別情報を配置する方法

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JP3514709B2 JP2000223569A JP2000223569A JP3514709B2 JP 3514709 B2 JP3514709 B2 JP 3514709B2 JP 2000223569 A JP2000223569 A JP 2000223569A JP 2000223569 A JP2000223569 A JP 2000223569A JP 3514709 B2 JP3514709 B2 JP 3514709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別の目的で交差
点に付する識別情報の配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交差点の名称としては、一般に「〜町〜
丁目」とか「〜駅前」等のように、設置されている場所
を示す名称が用いられている。そして、この名称には、
地図上の一点を定める役目もあるので、各交差点に対し
て異なる名称が付されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地名に基づく名称を交
差点に付与した場合には、自動車の運転者や歩行者とい
った道路の使用者に対し、曲がるべき交差点を的確に把
握させるのが難しいという問題がある。例えば、名称を
記載した表示板は文字が小さく遠方からの視認が困難で
ある。特に、長い名称が付された交差点では、交差点の
直前まで近付かないと名称が読み取れないこともある。
このため、曲がるべき交差点を見逃してしまう虞があ
る。また、「小学校西側」、「小学校南側」など、似通
った名称の交差点が続いている地域などでは、曲がりた
い交差点とは別の交差点で曲がってしまう虞もある。
【0004】また、同乗者の指示によって車両の運転を
している場合には、交差点の名称が遠方からは読み取り
難いことから、同乗者は、「そこを右」とか「コンビニ
の交差点を左」など、運転者に対して曖昧な指示をしが
ちである。同様に、カーナビゲーションシステムでは、
交差点名称で案内せずに「200m先を右」などという
指示になりがちであり、やはり、指示が曖昧になってし
まう。このため、車両の運転者は、同乗者やナビゲーシ
ョンシステムからの指示だけに頼ることができず、運転
をしながら自らも曲がるべき交差点を判断する必要があ
る。そして、この判断は、極く短い時間で行わなければ
ならないので、大きな負担が掛かってしまう。
【0005】この場合において、道案内用に特化した識
別情報を用い、或る交差点に配置する識別情報を、近隣
の交差点の識別情報とは異なる態様とすれば、交差点を
曲がる際の判断要素を減らすことができ、道路の使用者
は、曲がるべき交差点を容易に且つ確実に認識すること
ができる。しかし、多くの交差点に対し、限られた数の
識別情報を効率よく配置することは困難である。
【0006】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、多数の交差点に対して
も、近隣の交差点の識別情報とは異なる態様の識別情報
を選択し、効率よく配置することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
発明は、自動車の運転者や歩行者等といった道路の使用
者によって識別される識別情報を、コンピュータを用い
て各交差点に配置する方法であって、前記コンピュータ
は、前記識別情報の付与対象となる地域内の各交差点
に、互いに重複しないように任意の識別子を設定するス
テップと、ある識別子の交差点が隣りのどの交差点と道
路で繋がっているかを示す接続情報を、前記各交差点に
設定するステップと、識別情報の配置対象となる基準交
差点について仮の識別情報を設定するステップと、前記
接続情報に基づいて定められたN番目(Nは2以上の自
然数)まで隣り合う交差点の識別情報と仮の識別情報と
を比較し、これらの識別情報の態様が一致しているか否
かを判断するステップと、N番目までの交差点に使われ
ていない態様の仮の識別情報を当該基準交差点の識別情
報に確定するステップとを実行し、識別情報の配置対象
となる交差点に対し、道路で繋がっている近隣の交差点
の識別情報とは異なる態様の識別情報を選択して配置す
ることを特徴とする識別情報の配置方法である。
【0008】ここで、「接続情報で示される隣りの交差
点」とは、識別情報が付与される対象交差点が対象とな
る。従って、識別情報が付与されない非対象交差点は隣
の交差点には含まれず、対象外である。
【0009】請求項2に記載のものは、前記識別情報が
色情報であることを特徴とする請求項1に記載の識別情
報の配置方法である。
【0010】請求項3に記載のものは、前記識別情報
が、文字や数字等の記号情報であることを特徴とする請
求項1に記載の識別情報の配置方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明では、交差点を曲がる際の
判断要素をできるだけ少なく簡潔にして、自動車等の車
両の運転者や歩行者などに対する負担を軽減するため、
道案内用に特化した目印を識別情報として用い、この識
別情報を交差点に付するようにした。ここで、「道案内
用に特化した目印」とは、右左折等を行う交差点を運転
者に把握させ得る程度の目印であり、例えば「赤色」,
「青色」,「黄色」等の色情報、「あ」,「い」,
「う」,「A」,「B」,「C」等の文字情報、
「1」,「2」,「3」等の数字情報によって構成され
る。
【0012】識別情報として色情報を採用した場合に
は、例えば、専用の識別情報表示部材、交差点内の地
面、横断歩道を示すゼブラマーク、交差点近傍のガード
レール等を所定色に彩色する。そして、識別情報表示部
材によって識別情報を表示する場合には、例えば、図1
に示す識別情報表示部材1を用いることができる。
【0013】例示した識別情報表示部材1は、交差点を
囲える程度の大きさに設けた略リング状の部材であり、
交差点の隅部に立設された4本の支柱2…の上端部に取
り付けられている。そして、この識別情報表示部材1の
表面及び支柱2は識別情報としての所定色、例えば、緑
色、紫色、…に彩色されている。また、識別情報表示部
材1における車両進行方向の正面部分には、信号表示部
3を設けてある。この信号表示部3は、信号機として機
能する部分であり、青色、黄色、赤色の何れかの色に発
光する。また、この信号表示部3は、当該交差点に進入
する道路に対応する数だけ設けられる。従って、図1の
ように略十字に交差している交差点では、信号表示部3
は略90度毎に設けられる。このような構成の識別情報
表示部材1を用いると、運転者に対して車両が交差点内
に進入したこと、並びに、車両が交差点から出たことを
確実に認識させることができる。
【0014】なお、既存の信号機については、支柱や腕
材などを識別情報としての所定色に塗装することで、識
別情報表示部材1として機能させることができる。ま
た、所定色に着色された横断幕や旗(バナー)といった
布状の部材や看板状の部材も識別情報表示部材1として
機能させることができる。これらの布状部材や看板状部
材は、識別情報を簡易的に付与する場合において好適に
用いられる。そして、夜間や暗い場所に設置する場合に
は、ライトアップすることで支障無く使用することがで
きる。
【0015】また、上記の識別情報として、文字情報や
数字情報等の記号情報と色情報とを組み合わせることも
可能である。例えば、図2に示すように、地色を赤色に
した板の表面に「C1」の記号情報を記載して標識4を
構成してもよい。
【0016】そして、この識別情報は、近隣の交差点に
ついては異なる態様のものを選択的に配置する。これは
「今走行している道路において、曲がるべき交差点を運
転者に認識させれば足りる。」という発想に基づいてい
る。即ち、曲がるべき交差点の近隣に存在する数箇所の
交差点の識別情報を異ならせれば、運転者は、自分が曲
がるべき交差点を特定することができるからである。以
下、識別情報を各交差点に配置する方法について説明す
る。なお、この方法は、例えば、一般的なコンピュータ
によって実現される。また、以下の説明では、識別情報
として色情報を用いた場合について説明する。
【0017】まず、図3に示すように、識別情報の付与
対象となる地域内の各交差点に、互いに重複しないよう
に任意の識別子(T1〜T16)を設定する。ここで、
識別情報の付与対象とする各交差点は、地域内の全交差
点であっても良く、地域内の主要な交差点に限定しても
良い。さらに、既に信号機が設置されている交差点とし
ても良い。要するに、付与対象の交差点は、地域内の実
状に応じて任意に定めることができる。本実施形態で
は、主要な交差点、例えば、道幅5.5m以上の道路同
士が交差する交差点を対象交差点とし、この対象交差点
について識別情報を付与するようにした。これは、地域
内の全交差点に識別情報を付与してしまうと、路地等の
細い道同士が交差した場所にまで識別情報が付与される
ことになり、効率が悪く、又、識別情報の必要数が増え
て判り難くなるということを考慮したためである。
【0018】上記の識別子は、識別情報の付与対象とな
る交差点が特定できればどのようなものであっても良い
が、昇順或いは降順が定められるものが好ましい。これ
は、この識別子によって識別情報の設定順序を特定でき
るためである。そこで、本実施形態では、識別子として
T1〜T16を用い、図3中に○印を付して示した対象
交差点に設定した。そして、T1が設定された交差点か
ら順番に識別情報を設定するようにした。なお、図3中
において○印のない交差点は非対象交差点であり、識別
情報の付与対象から除かれる。
【0019】識別情報の付与対象となる各交差点に識別
子を設定したならば、次に、ある識別子の交差点が隣の
どの識別子の交差点と道路で繋がっているかを示す接続
情報を、識別情報の付与対象となる地域内の各交差点に
設定する。例えば、識別子T1が設定された交差点(以
下、交差点T1と称する。他の交差点についても同
様。)については、交差点T2,交差点T3,交差点T
4と道路で繋がっているので、接続情報としてT1(T
2,T3,T4)を設定する。また、交差点T2に関し
ては、交差点T1,交差点T5,交差点T6と道路で繋
がっているので、接続情報としてT2(T1,T5,T
6)を設定する。さらに、交差点T3には接続情報T3
(T1,T8,T7)を設定し、交差点T4には接続情
報T4(T1,T8,T9,T10)を設定する。そし
て、以下同様に、交差点T16まで接続情報を設定す
る。
【0020】なお、交差点T4のように、付与対象とな
る領域外の交差点にも繋がっている交差点については、
この領域外の交差点も接続情報の対象に含ませるのが好
ましい。また、複数の領域に分けて識別情報を付与する
場合には、各領域の境界部分の交差点を重複させること
が好ましい。しかし、本実施形態では、説明を簡略にす
るため、領域外の交差点は考慮しないことにする。
【0021】各交差点T1〜T16に接続情報を設定し
たならば、次に、識別情報を配置する対象の基準交差点
を定め、この基準交差点に対して仮の識別情報を設定す
る。この基準交差点は、例えば、上記の識別子に基づい
て定められ、識別情報が配置されていない交差点の内、
最も若い番号の識別子の交差点を基準交差点とする。即
ち、最初の識別情報を配置する場合には交差点T1が基
準交差点となる。また、交差点T1に識別情報が配置さ
れている場合には、2番目に若い識別子が設定されてい
る交差点T2が基準交差点となる。そして、仮の識別情
報は、カラーテーブルに則って設定される。このカラー
テーブルには優先順位があり、例えば、優先順位が高い
順から、「緑色」,「紫色」,「白色」,「灰色」,
「橙色」,「桃色」,「水色」…といった色が設定され
ている。
【0022】従って、図4に示すように、識別情報を最
初に配置する場合には、基準交差点として交差点T1が
定められ、この交差点T1に対する仮の識別情報として
「緑色」が設定される。
【0023】仮の識別情報を設定したならば、基準交差
点の近隣に存在する他の交差点に、同じ態様の識別情報
が配置されているか否かを判断する。この判断は、各交
差点に設定された接続情報に基づいて行われ、基準交差
点に直接的に繋がっている他の交差点(隣の交差点であ
り、以下補助交差点と称する。)について行う1段階目
の判断と、各補助交差点に対して直接的に繋がっている
他の交差点について行う2段階目の判断とからなる。即
ち、本実施形態では、基準交差点から2番目までの範囲
で隣り合う交差点の識別情報と仮の識別情報とを比較
し、これらの識別情報の態様が一致しているか否かを判
断している。
【0024】交差点T1についての1段階目の判断で
は、交差点T1の接続情報T1(T2,T3,T4)に
基づき、交差点T2と交差点T3と交差点T4とについ
て識別情報が判断される。この場合、各交差点の識別情
報は未定であるので、「緑色」の識別情報とは「非一
致」の態様と判断される。
【0025】次に、交差点T1についての2段階目の判
断がなされる。即ち、交差点T2を補助交差点として、
交差点T2の接続情報T2(T1,T5,T6)に基づ
き、基準交差点以外の交差点T5及び交差点T6につい
て識別情報が判断される。ここでも、各交差点の識別情
報は未定であるので、「緑色」の識別情報とは「非一
致」の態様と判断される。同様に、交差点T3を補助交
差点としてT3(T1,T7,T8)に基づく判断がな
され、交差点T4を補助交差点としてT4(T1,T
8,T9,T10)に基づく判断がなされる。これらの
判断でも、各交差点T7,T8,T9,T10の識別情
報は未定であるので、「緑色」の識別情報とは「非一
致」の態様と判断される。
【0026】その結果、交差点T1に設定した仮の識別
情報である「緑色」は、近隣の交差点(T2〜T10)
に使われていない態様の識別情報と判断され、この「緑
色」を交差点T1の識別情報として確定(配置)する。
【0027】交差点T1に識別情報を配置したならば、
次に、基準交差点を交差点T2に移し、交差点T2の識
別情報を定める。この交差点T2に対する処理も交差点
T1の処理と同様にしてなされる。
【0028】即ち、図5に示すように、交差点T2に対
し、仮の識別情報としてまず「緑色」が設定され、交差
点T2の隣に存在する他の交差点に、同じ態様の識別情
報が配置されているか否かを判断する。
【0029】この1段階目の判断では、交差点T2の接
続情報T2(T1,T5,T6)に基づき、交差点T1
と交差点T5と交差点T6とについて識別情報が判断さ
れる。ここでは、交差点T5及び交差点T6の識別情報
は未定であるので仮の識別情報とは一致しないが、交差
点T1の識別情報は「緑色」であり仮の識別情報と一致
している。このため、仮の識別情報である「緑色」は近
隣の他の交差点の識別情報と「一致」した態様と判断さ
れる。
【0030】この「一致」の判断結果に基づいて、仮の
識別情報が新たに設定される。即ち、カラーテーブルに
おいて、「緑色」の次に優先順位が高い「紫色」が仮の
識別情報として設定される。そして、この仮の識別情報
である「紫色」について、交差点T2の近隣に存在する
他の交差点に対し、同じ態様の識別情報が配置されてい
るか否かが判断される。
【0031】即ち、1段階目の判断では、交差点T1,
T5,T6について「紫色」の識別情報の有無が判断さ
れる。この場合、各交差点には「紫色」の識別情報が設
定されていないので、「非一致」の態様と判断される。
次に、2段階目の判断がなされ、交差点T1を補助交差
点として、交差点T1の接続情報T1(T2,T3,T
4)に基づき、交差点T3と交差点T4について識別情
報が判断される。ここでも、各交差点の識別情報は未定
であるので、「紫色」の識別情報とは「非一致」の態様
と判断される。同様に、交差点T5を補助交差点として
T5(T2,T10,T11,T12)に基づく判断が
なされ、交差点T6を補助交差点としてT6(T2,T
12,T13)に基づく判断がなされる。これらの判断
でも、各交差点T10,T11,T12,T13の識別
情報は未定であるので、「紫色」の識別情報とは「非一
致」の態様と判断される。
【0032】その結果、交差点T2に設定した仮の識別
情報である「紫色」は、近隣の交差点(T1,T3〜T
6,T10〜T13)に使われていない態様の識別情報
と判断され、この「紫色」を交差点T2の識別情報とし
て確定する。
【0033】交差点T2に識別情報を配置したならば、
次に、基準交差点を交差点T3に移し、交差点T3の識
別情報を定める。
【0034】図6に示すように、この処理では、交差点
T3に対し、仮の識別情報としてまず「緑色」が設定さ
れ、交差点T3の隣に存在する交差点T1,T7,T8
に同じ態様の識別情報が配置されているか否かを判断す
る。この場合、交差点T1の識別情報が「緑色」である
ため「一致」と判断される。これにより、新たな識別情
報として、次に優先順位が高い「紫色」が設定され、交
差点T1,T7,T8に「紫色」の識別情報が配置され
ているかが判断される。この場合、各交差点の識別情報
は「紫色」ではないので、各交差点T1,T7,T8の
隣に位置する各交差点T2,T4,T13,T14に対
して「紫色」の識別情報が配置されているかが判断され
る。この場合、交差点T2の識別情報が「紫色」である
ので、やはり「一致」と判断される。その結果、新たな
識別情報として次に優先順位が高い「白色」が設定さ
れ、各交差点T1,T2,T4,T7,T8,T13,
T14に「白色」の識別情報が配置されているかが判断
される。この場合、各交差点の識別情報は「白色」では
ないので、この「白色」が交差点T3の識別情報として
確定される。
【0035】以下、同様な手順で交差点T4,T5…の
識別情報を確定する。例えば、交差点T4については、
図7に示すように、基準交差点の隣に位置する補助交差
点T1,T8,T9,T10の内、交差点T1の識別情
報が「緑色」であること、補助交差点T1の隣に位置す
る交差点T2の識別情報が「紫色」であること、及び、
補助交差点T1,T8の隣に位置する交差点T3の識別
情報が「白色」であることから「白色」の次に優先順位
が高い「灰色」が識別情報として配置される。また、交
差点T5については、図8に示すように、基準交差点の
隣に位置する補助交差点T2,T10,T11,T12
の内、交差点T2の識別情報が「紫色」であること、補
助交差点T2の隣に位置する交差点T1の識別情報が
「緑色」であること、及び、補助交差点T10の隣に位
置する交差点T4の識別情報が「灰色」であることから
「白色」が識別情報として配置される。
【0036】このようにして交差点T16まで識別情報
が配置されると、図9に示すように、各交差点T1〜T
16には所定色の識別情報が配置される。
【0037】ところで、この識別方法の配置方法では、
対象となる交差点が変わる毎に、カラーテーブルにおけ
る最も優先順位の高い色に戻って色を仮配置するもので
あるが、本発明の配置方法はこれに限定されるものでは
ない。例えば、対象となる交差点が変わる毎に、前回配
置した色の次の優先順位の色を仮配置することもでき
る。
【0038】具体的には、ある交差点が「白色」の識別
情報で確定したならば、次の交差点には「灰色」の識別
情報を仮配置し、近隣の交差点に「灰色」の識別情報が
設定されているかどうかを確認する。そして、「灰色」
の識別情報が設定されていなかった場合には、「灰色」
の識別情報を当該交差点の識別情報として確定する。一
方、「灰色」の識別情報が設定されていた場合には、次
の優先順位である「橙色」を仮配置する。このような方
法を採ると、各色を均等に配置することができる。
【0039】なお、この方法では、カラーテーブルを構
成する色の数を予め規定しておく必要がある。これは、
色数を規定しておかないと、使用する色が多くなってし
まうからである。このため、対象地域内の各交差点を識
別し得る色数を予め算出しておき、その色数でカラーテ
ーブルを作成しておくことが好ましい。また、識別に必
要な色数は、2番目までの交差点を対象とした場合、概
ね6〜10色で足りることが経験上判っている。このた
め、10色でカラーテーブルを作成しておいてもよい。
【0040】そして、この識別情報の配置に基づいて、
各交差点T1〜T16に設置した識別情報表示部材1や
支柱2に彩色を施す。その結果、ある限られた範囲内に
存在する交差点には、近隣の交差点とは異なる色の識別
情報が付される。そして、識別に影響しない程度に離隔
させることにより、同じ色の識別情報を複数の交差点に
使用できるので、識別に必要な識別情報の色数を減らす
ことができる。例えば、図9の例では、16個の交差点
に対して6色の識別情報で済んでいる。このように、各
交差点を識別するために必要な識別情報の種類を少なく
することができる。このため、曲がろうとする交差点
を、認識が容易な識別情報で特定することかできる。そ
の結果、運転者や歩行者等の道路の使用者は、曲がるべ
き交差点で確実に曲がることができる。
【0041】特に、同乗者からの指示によって車両の運
転をしている場合、同乗者は「緑色の交差点を右折」と
か「紫色の交差点を越えて次の角を左折」のように、明
確な指示を運転者に与えることができる。この場合にお
いて、色の情報は、各人において共通の概念として定着
しているので、運転者と同乗者とで意思の疎通が確実に
行え、誤って他の交差点を曲がってしまうことを防止で
きる。
【0042】また、本実施形態では、支柱2や識別情報
表示部材1といった大形の部材に彩色を施すので、歩行
者や運転者、同乗者は、比較的遠方からでも交差点の識
別情報を認識することができる。従って、曲がろうとす
る交差点を見逃し難いし、また、比較的早期に認識する
ことができる。
【0043】そして、運転者は、これから曲がろうとす
る交差点を容易に且つ確実に認識できるので、曲がるべ
き交差点の判断を比較的早期に且つ短時間で済ますこと
ができる。これにより、交差点を曲がる際の判断要素が
少なくなり、交差点を曲がる際の負担を軽減することが
できる。その結果、運転者は、心理的にゆとりをもって
運転することができ、交差点の右左折等を余裕をもって
行える。例えば、車線変更が必要な場合でも、この車線
変更を事前に済ますことができるし、前方や他の車線を
走行している他の車両にも注意を払うことができる。
【0044】ところで、上記した方法で配置した識別情
報は、様々な形態で道路の使用者に提供することができ
る。例えば、識別情報を地図上に記載しても良い。ま
た、ディスプレイ上にリアルタイムで位置表示を行うナ
ビゲーションシステムにこの識別情報を用いてもよい。
さらに、ディスプレイにリアルタイムで地図を表示しな
い道案内システムにも識別情報を用いることができる。
以下、識別情報の提供形態について説明する。
【0045】まず、識別情報が記載された地図について
説明する。この地図を用いることにより、目的地までの
道案内をより確実にすることができる。例えば、図10
に例示した地図(図9の識別情報の配置を記載した地
図)では、出発地Aから目的地Bまでの区間を同乗者か
らの指示で移動する場合において、「緑色の交差点を左
折」、「紫色の交差点を右折」、「橙色の交差点を右
折」というように、少ない情報量であっても正確な指示
を出すことができる。また、情報量が少ないので、運転
者は事前に正確なルートを記憶することもできる。
【0046】一方、地図には、色分けされた交差点の記
号(例えば丸印)を記載すれば足りるので、小さな文字
で交差点の名称を記載しなくても済む。このため、地図
の表示がすっきりとして見易くすることができる。ま
た、交差点の名称を略称で表記している地図では、実際
の名称と略称との差によって運転者等に誤解を与える虞
もあったが、識別情報を記載した地図では、このような
誤解を与え難くすることができ、使い勝手の向上が図れ
る。
【0047】また、近年では、コンパクトディスク(以
下CDと称する。)、デジタルビデオディスク(以下D
VDと称する。)、ハードディスク、光磁気ディスク等
の電子情報を記録できるコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に地図情報を記録し、この記録媒体に記録した地
図情報をモニター等の表示装置で表示させるようにした
電子地図も普及しているが、上記の識別情報を含む地図
情報をこれらの記録媒体に記録するように構成してもよ
い。
【0048】次に、上記の識別情報を含む地図情報を用
いたナビゲーションシステムについて説明する。
【0049】図11は、このナビゲーションシステムの
構成を説明するブロック図である。このナビゲーション
システムは、CPUやRAMを含んで構成された制御部
11を備えており、この制御部11には、制御プログラ
ム等を記憶したROM12、現在位置を認識する位置認
識部13、映像や音声の制御を行う映像音声制御回路1
4、CDやDVD等の記録媒体15に記録された情報を
読み取る記録媒体読取機構としてのディスクドライブ機
構16、及び、入力キー等によって構成された入力操作
部17等が電気的に接続されている。
【0050】制御部11は、ROM12に記録された制
御プログラムに基づき、入力操作部17からの操作情報
に応じた動作を実行する。位置認識部13は、GPSア
ンテナ18を介して衛星からの時刻信号を受信し、この
時刻情報に基づいて車両の現在位置を認識する。そし
て、認識した車両の現在位置の情報を制御部11に出力
する。映像音声制御回路14には、液晶表示素子等によ
って構成されたディスプレイ19とスピーカー20とが
電気的に接続されている。そして、この映像音声制御回
路14は、制御部11からの制御コマンドに応じて、地
図情報や車両の現在位置情報(例えば、緯度経度の情
報)、並びに、交差点の識別情報等をディスプレイ19
に表示させる。また、必要に応じて、スピーカー20か
らメッセージ等の音声を出力させる。
【0051】ディスクドライブ機構16に装着されるC
DやDVD等の記録媒体15には、地図データと全交差
点目印データとが記録されている。地図データは、道路
や土地等の形状情報やランドマークの情報などによって
構成されており、その場所を示す位置情報(例えば、緯
度経度の情報)とともに記録されている。全交差点目印
データは、例えば、図11(b)に示すように、識別情
報(目印)の種類情報、識別情報の位置情報、及び、識
別情報の音声読み上げ情報から構成されている。種類情
報は、例えば、「緑色」や「紫色」といった色情報から
なり、交差点の識別子(例えば、上記のT1〜T16)
に関連付けられた状態で記録されている。位置情報は、
その交差点の位置を示す情報であり、例えば緯度経度の
情報で構成される。そして、この位置情報もまた交差点
の識別子に関連付けられた状態で記録されている。音声
読み上げ情報は、スピーカー20から所用の音声を出力
させるためのデータであり、例えば、「緑色の交差点
を」、「紫色の交差点を」、「左折です」、「右折で
す」等の音声を出力させるためのデータによって構成さ
れる。
【0052】そして、制御部11は、入力操作部17に
よる操作で目的地に関する情報(目的地点の位置情報)
が入力されると、最適経路設定手段として機能し、位置
認識部13からの現在位置の情報(出発地点の位置情
報)と、目的地点の位置情報とから目的地点までの最適
経路を設定する。例えば、出発地が図9に符号Aで示す
場所であって、目的地が符号Bで示す場所である場合に
は、制御部11は、交差点T13を左折した後に交差点
T7を右折し、次に交差点T8を右折する経路が最適と
判断し、この経路を最適経路として設定する。
【0053】また、制御部11は、位置認識部13から
の現在位置の情報に基づき、車両の現在の位置及び進行
方向を取得する。即ち、最新の位置情報に基づいて車両
の現在位置を認識し、最新の位置情報と過去の位置情報
とを比較することで車両の進行方向を取得する。このよ
うに、制御部11と位置認識部13は、現在地情報取得
手段として機能する。そして、制御部11は、最新の位
置情報に基づいて、車両が走行している周辺の地図情報
を選択し、映像音声制御回路14に制御コマンドを出力
する。この制御コマンドを受け取った映像音声制御回路
14は、制御部11が選択した地図情報を記録媒体15
から読み出し、ディスプレイ19に表示させる。この地
図の表示は、所定周期毎に更新される。従って、ディス
プレイ19には、車両が現在走行している周辺の地図情
報が表示される。
【0054】さらに、右左折すべき交差点に車両が近付
いたならば、制御部11は、動作指示手段として機能
し、その交差点の識別情報と右左折等の動作とを音声に
よって運転者に指示する。例えば、右左折すべき交差点
の位置情報と車両の現在位置情報とを比較し、これらの
位置の差が所定範囲内になったことを条件に、制御部1
1は、映像音声制御回路14に制御コマンドを出力す
る。この制御コマンドを受け取った映像音声制御回路1
4は、全交差点目印データの音声読み上げ情報を取得
し、スピーカー20に音声信号を出力する。そして、こ
の音声信号によってスピーカー20からは、識別情報及
び右左折等の動作を運転者に指示するための音声が出力
される。
【0055】具体的には、車両が交差点T13の手前に
達した場合には、スピーカー20からは、「緑色の交差
点を左折です。」の音声が出力される。同様に、車両が
交差点T7の手前に達すると「紫色の交差点を右折で
す。」の音声が出力され、車両が交差点T8の手前に達
すると「橙色の交差点を右折です。」の音声が出力され
る。勿論、この場合において、音声と併せて右左折する
交差点等をディスプレイ19上で表示するようにしても
よい。例えば、右左折すべき交差点を色で表示し、右左
折する方向を矢印で示すようにしてもよい。
【0056】これにより、運転者は、これから曲がろう
とする交差点を間違えることなく認識できる。また、交
差点を識別するための情報が色の情報であるので、ナビ
ゲーションシステムからの指示を誤って認識し難く、こ
の点でも交差点を間違えることなく認識できる。
【0057】このように、曲がるべき交差点が容易に且
つ確実に認識できるため、運転者にとっては、交差点を
曲がる際の判断要素が少なくなり、負担が軽減される。
その結果、運転者は、交差点の右左折が余裕を持って行
え、前方や他の車線を走行している他の車両に注意を払
うことができる。
【0058】なお、上記のカーナビゲーションシステム
はあくまで例示であって種々の変形が可能である。例え
ば、図12に示すように、ICメモリ等の記録メディア
21(記録媒体の一種)に記録された情報を読み出し可
能なメディアドライブ22を制御部11に電気的に接続
し、上記の全交差点目印データを地図データとは別個に
記録メディア21へ記録させてもよい。この場合、映像
音声制御回路14は、記録媒体15から地図情報を読み
出し、記録メディア21から全交差点目印データを読み
出し、交差点の識別情報を地図情報の上に重ね書きす
る。
【0059】また、図13に示すように、上記した識別
情報を付した交差点に交差点データ発信部23(識別情
報送信手段)を設けて、この交差点データ発信部23が
無線で発信した識別情報を車両に搭載したデータ受信部
24(識別情報受信手段)で受信し、曲がるべき交差点
の手前に車両が達した際に、受信した無線信号に基づ
き、この交差点に対応する識別情報及び右左折等の動作
を運転者に指示するように構成しても良い。
【0060】この構成では、ディスクドライブ機構16
に装着される記録媒体15には、地図データのみが記録
されている。そして、入力操作部17によって目的地に
関する情報が入力されると、制御部11は、目的地点ま
での最適経路を設定する。また、制御部11は、位置認
識部13からの現在位置の情報に基づき、車両の現在の
位置及び進行方向を取得し、最新の位置情報に基づい
て、車両が走行している周辺の地図情報を選択する。映
像音声制御回路14は、制御部11が選択した地図情報
を記録媒体15から読み出し、ディスプレイ19に表示
させる。
【0061】さらに、右左折すべき交差点に車両が近付
いたならば、制御部11は、データ受信部24を監視
し、交差点データ発信部23からの無線情報を待つ。こ
の無線情報は、その交差点に付された識別情報を示して
いる。例えば、図9の交差点T1に設けた交差点データ
発信部23からは「緑色」の識別情報が送信され、交差
点T2の交差点データ発信部23からは「紫色」の識別
情報が送信される。そして、データ受信部24が無線情
報を受信したならば、制御部11は、動作指示手段とし
て機能し、その交差点の識別情報と右左折等の動作とを
音声によって運転者に指示する。例えば、交差点T8を
右折する場合には、「橙色の交差点を右折です。」の音
声をスピーカー20から出力させる。
【0062】従って、この構成でも、運転者は、これか
ら曲がろうとする交差点を間違えることなく認識でき
る。そして、曲がるべき交差点が容易に且つ確実に認識
できるため、運転者にとっては、交差点を曲がる際の判
断要素が少なくなり、負担が軽減される。
【0063】また、これらのナビゲーションシステムに
おいて、経路を計算する処理は、制御部11に限らな
い。例えば、交通情報センターのコンピュータなど外部
のコンピュータであっても良い。この場合、外部のコン
ピュータから必要な情報を無線信号で制御部11に送信
すればよい。さらに、これらのナビゲーションシステム
は乗用車等の車両に搭載されるものであるが、本発明
は、使用者が携帯する携帯型のナビゲーションシステム
や、携帯電話を利用したナビゲーションシステムにも同
様に適用できる。
【0064】次に、道案内用のシステムについて説明す
る。この道案内用システムは、使用者の現在位置をリア
ルタイムで表示しない点が上記のナビゲーションシステ
ムと相違する。この道案内用システムでは、例えば、利
用者は、自らのコンピュータからインターネットなどを
経由してシステムのコンピュータにアクセスし、現在地
と目的地とを入力する。そして、接続先のコンピュータ
は、最適経路を検索してその道順を示す道案内情報を利
用者に提供する。そして、このシステムにおいては、曲
がるべき交差点を上記の識別情報で特定した道案内情報
が利用者に提供される。例えば、曲がるべき交差点の識
別情報と、道を示す線と、曲がる方向を示す矢印等で構
成された簡略化された地図が提供される。また、
「(1)赤色の交差点を右折。(2)青色の交差点を左
折。(3)…」といったような文字による道案内情報が
提供される。
【0065】ところで、本発明は上記の各実施形態に限
定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0066】例えば、上記の実施形態では、基準交差点
から2番目までの範囲で隣り合う交差点の識別情報と仮
の識別情報とを比較していたが、これに限定されるもの
ではなく、基準交差点からN番目(Nは2以上の自然
数)までの範囲で隣り合う交差点を比較対象にすること
ができる。例えば、基準交差点から3番目までの交差点
を比較対象としてもよい。
【0067】また、上記の実施形態では、カラーテーブ
ルなど予め規定されたテーブル情報に則って識別情報を
付与していたが、これに限定されるものではない。例え
ば、既存の交差点名称から抽出した文字を識別情報とし
て用いることもできる。具体例を挙げると、「あざみの
小学校前」という名称が付与された交差点が仮にあった
場合には、「あ」、「ざ」〜「校」、「前」の合計8文
字を識別情報の候補とする。そして、これらの候補の
内、近隣の交差点(N番目の交差点まで)に使われてい
ない文字を当該交差点の識別情報とする。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を発揮する。即ち、コンピュータに、前記識別
情報の付与対象となる地域内の各交差点に、互いに重複
しないように任意の識別子を設定するステップと、ある
識別子の交差点が隣りのどの交差点と道路で繋がってい
るかを示す接続情報を、前記各交差点に設定するステッ
プと、識別情報の配置対象となる基準交差点について仮
の識別情報を設定するステップと、前記接続情報に基づ
いて定められたN番目(Nは2以上の自然数)まで隣り
合う交差点の識別情報と仮の識別情報とを比較し、これ
らの識別情報の態様が一致しているか否かを判断するス
テップと、N番目までの交差点に使われていない態様の
仮の識別情報を当該基準交差点の識別情報に確定するス
テップとを実行させ、識別情報の配置対象となる交差点
に対し、道路で繋がっている近隣の交差点の識別情報と
は異なる態様の識別情報を選択して配置するようにした
ので、多数の交差点に対しても、近隣の交差点の識別情
報とは異なる態様の識別情報を選択し、効率よく配置で
きる。即ち、同じ態様の識別情報を複数の交差点に使用
でき、識別に必要な識別情報の種類を減らすことができ
る。このため、認識が容易な色や記号を識別情報として
使用することができる。従って、交差点を曲がる際の判
断要素を減らすことができ、道路の使用者は、曲がるべ
き交差点を容易に且つ確実に認識することができる。
【0069】特に、車両の運転者にあっては、同乗者か
らの指示の明確化も図れるので、運転者と同乗者の意思
の疎通を確実に図ることもできる。その結果、運転者に
対する負担を軽減させることができる。
【0070】また、識別情報を色情報にした場合には、
色情報は、道路を使用する多くの人に共通な概念である
ので、各人における意思の疎通を確実に図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】識別情報表示部材を設けた交差点を説明する図
である。
【図2】識別情報を表示した標識を備えた交差点を説明
する図である。
【図3】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
各交差点に識別子を設定した状態を説明する図である。
【図4】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
交差点T1への設定を説明する図である。
【図5】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
交差点T2への設定を説明する図である。
【図6】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
交差点T3への設定を説明する図である。
【図7】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
交差点T4への設定を説明する図である。
【図8】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
交差点T5への設定を説明する図である。
【図9】識別情報の配置方法を説明する模式図であり、
各交差点に配置された識別情報を説明する図である。
【図10】各交差点に配置された識別情報を記載した地
図等を説明する図である。
【図11】カーナビゲーションシステムの構成を説明す
るブロック図であり、(a)はシステムのブロック図、
(b)は全交差点目印データの説明図である。
【図12】カーナビゲーションシステムの他の構成を説
明するブロック図である。
【図13】カーナビゲーションシステムの他の構成を説
明するブロック図である。
【符号の説明】
1 識別情報表示部材 2 支柱 3 信号表示部 4 標識 11 制御部 12 ROM 13 位置認識部 14 映像音声制御回路 15 記録媒体 16 ディスクドライブ機構 17 入力操作部 18 GPSアンテナ 19 ディスプレイ 20 スピーカー 21 記録メディア 22 メディアドライブ 23 交差点データ発信部 24 データ受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09B 29/10 G09B 29/10 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/0969 E01F 9/00 G01C 21/00 G09B 29/00 G09B 29/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の運転者や歩行者等といった道路
    の使用者によって識別される識別情報を、コンピュータ
    を用いて各交差点に配置する方法であって、 前記コンピュータは、 前記識別情報の付与対象となる地域内の各交差点に、互
    いに重複しないように任意の識別子を設定するステップ
    と、 ある識別子の交差点が隣りのどの交差点と道路で繋がっ
    ているかを示す接続情報を、前記各交差点に設定するス
    テップと、 識別情報の配置対象となる基準交差点について仮の識別
    情報を設定するステップと、 前記接続情報に基づいて定められたN番目(Nは2以上
    の自然数)まで隣り合う交差点の識別情報と仮の識別情
    報とを比較し、これらの識別情報の態様が一致している
    か否かを判断するステップと、 N番目までの交差点に使われていない態様の仮の識別情
    報を当該基準交差点の識別情報に確定するステップとを
    実行し、 識別情報の配置対象となる交差点に対し、道路で繋がっ
    ている近隣の交差点の識別情報とは異なる態様の識別情
    報を選択して配置することを特徴とする識別情報の配置
    方法。
  2. 【請求項2】 前記識別情報が色情報であることを特徴
    とする請求項1に記載の識別情報の配置方法。
  3. 【請求項3】 前記識別情報が、文字や数字等の記号情
    報であることを特徴とする請求項1に記載の識別情報の
    配置方法。
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