JP3514629B2 - 情報転送装置 - Google Patents

情報転送装置

Info

Publication number
JP3514629B2
JP3514629B2 JP20981598A JP20981598A JP3514629B2 JP 3514629 B2 JP3514629 B2 JP 3514629B2 JP 20981598 A JP20981598 A JP 20981598A JP 20981598 A JP20981598 A JP 20981598A JP 3514629 B2 JP3514629 B2 JP 3514629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
identifier
call
information
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20981598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000049958A (ja
Inventor
俊之 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP20981598A priority Critical patent/JP3514629B2/ja
Publication of JP2000049958A publication Critical patent/JP2000049958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514629B2 publication Critical patent/JP3514629B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線網を介し
て各種情報についてのデータの転送を行う情報転送に関
する。
【0002】
【従来の技術】有線電話が接続される公衆網、ISDN
(Integrated Services DigitalNetwork)網、あるいは
PHS(Personal Handy-Phone System)網などの各種
電話網を介して、種々のデータの転送が行われている。
各種データを効率よく転送するためには、データの種別
に応じて適切な転送方式を用いる必要がある。特開平1
0−4588には、PHS網を介して情報転送を行う際
に、発呼側がPHS基本インタフェイス(RCR ST
D−28規格:第2世代コードレス電話システム標準規
格)に規定されている呼設定メッセージに伝送するデー
タの種類を示すサブアドレス情報を付加して発呼する先
行技術が開示されている。この先行技術の着呼側では、
サブアドレス情報から転送されるデータの種類を識別
し、データが音声であれば音声信号制御装置、データが
画像であれば画像通信制御装置、あるいは音声通信を行
うときには音声通信制御装置などの各種通信制御装置の
中から、サブアドレスに対応する通信制御装置を起動し
て呼接続を行う。対応する通信制御装置が規制中である
ときには、着呼は拒否される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−4588
の先行技術では、PHS端末間でのデータ通信におい
て、データの種類をサブアドレスによって通知するの
で、通信するデータの種類を着呼時に識別することがで
き、データの種類に応じて適切な通信制御を行うことが
できる。しかしながら、通信するデータが発呼側、また
は着呼側の所有するどのデータであるかを着呼時に識別
することはできない。このため、発呼側がデータを送信
する場合に、発呼側の送信するデータと着呼側の所有し
ているデータとが重複していれば、不要なデータを改め
て送信することになり、無駄なデータ通信を行ってしま
うことになる。また、発呼側がデータを取得する場合
に、発呼側が要求するデータを着呼側で所有しないとき
であっても、発呼側が要求していないデータを着呼側が
転送し、無駄なデータ転送が生じてしまう可能性があ
る。
【0004】本発明の目的は、発呼時にデータ通信の種
別や転送の対象となるデータの明確化を図り、無駄な情
報通信を避けることができる情報転送装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報通信可能
な電話回線網を介してデータの転送を行う情報転送装置
において、データに一意な識別子を付加して記憶するデ
ータ記憶手段と、発呼時に、転送の対象となるデータに
ついての識別子、および該データを送信するか取得する
かを示す通信種別を、呼設定用の伝送情報に付加して着
呼側に送信する発呼送信手段と、着呼時に、発呼側から
送信される呼設定用の伝送情報を受信し、該伝送情報か
ら通信種別および識別子を識別する着呼識別手段と、着
呼識別手段によって識別される発呼側からの通信種別が
データ取得を示す場合に、識別された識別子に対応する
データを、データ記憶手段から読出して、発呼側に送信
するデータ送信手段と、着呼識別手段によって識別され
る発呼側からの通信種別がデータ送信を示す場合に、識
別された識別子に対応するデータがデータ記憶手段に記
憶されているとき、または該通信種別がデータ取得を示
す場合に、該識別子に対応するデータがデータ記憶手段
に記憶されていないとき、発呼側に対して着呼を拒否し
て切断メッセージを送信する着呼拒否手段とを含むこと
を特徴とする情報転送装置である。
【0006】本発明に従えば、データ記憶手段にはデー
タに付加され、データに一意な識別子が記憶される。発
呼送信手段は、発呼時に、転送の対象となるデータにつ
いての識別子と、データを送信するか取得するかを示す
通信種別とを、呼設定用の伝送情報に付加して着呼側に
送信する。着呼側では、着呼識別手段が発呼側から送信
される呼設定用の伝送情報から通信種別および識別子を
識別する。データ送信手段は、着呼識別手段によって識
別される発呼側からの通信種別がデータ取得を示す場合
に、識別された識別子に対応するデータをデータ記憶手
段から読出して、発呼側に送信する。着呼拒否手段は、
着呼識別手段によって識別される発呼側からの通信種別
がデータ通信を示す場合に、識別された識別子に対応す
るデータがデータ記憶手段に記憶されていないとき、発
呼側に対して、着呼を拒否して切断メッセージを送信す
るので、無駄なデータ通信を避けることができる。
【0007】また本発明で前記識別子は、付加されるデ
ータを所有する情報転送装置の電話番号を含むように設
定され、取得するデータについての識別子を入力するた
めの識別子入力手段と、識別子入力手段に入力される識
別子を記憶する識別子記憶手段と、識別子からデータを
所有する情報転送装置の電話番号を抽出する識別子解析
手段とを含み、データ取得のための発呼時に、前記発呼
送信手段は、データ取得を示す通信種別と、識別子記憶
手段から読出す取得データの識別子とを、前記呼設定用
の伝送情報に付加し、該識別子から識別子解析手段によ
って抽出される電話番号へ発呼することを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、識別子にはデータを所有
する情報転送装置の電話番号が含まれ、取得するデータ
についての識別子は識別子入力手段に入力される。識別
子入力手段に入力される識別子は識別子記憶手段に記憶
される。データ取得のための発呼時には、データ取得を
示す通信種別と、識別子記憶手段に記憶されている識別
子とが、発呼送信手段によって呼設定用の伝送情報に付
加され、また識別子解析手段によって識別子から抽出さ
れる電話番号に発呼される。識別子に電話番号を含めて
おくことによって、データ取得に必要となる操作を簡略
化し、迅速にデータ取得を行うことができる。
【0009】また本発明で前記識別子記憶手段は、前記
着呼識別手段によって識別される通信種別がデータ送信
を示す場合に、着呼識別手段によって識別される識別子
を記憶することを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、識別子記憶手段には、着
呼識別手段によって識別される通信種別がデータ送信を
示す場合に識別された識別子が記憶される。識別子記憶
手段に記憶されている識別子を利用して、受信するデー
タに付加する識別子としたり、データの受信に障害が生
じたときに、改めてデータの再送信を依頼するために利
用することができる。
【0011】また本発明で前記識別子記憶手段は、受信
するデータに対応する識別子を記憶し、データ受信中に
回線が切断された場合に、受信中であったデータに対応
する識別子を該識別子記憶手段から読出し、識別された
識別子とデータ取得を示す通信種別とを、呼設定用の伝
送情報に付加して、データの送信元へ送信する再発呼送
信手段を備えることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、データ受信中に回線が切
断された場合には、受信中であったデータに対応する識
別子を識別子記憶手段から読出して、読出された識別子
とデータ取得を示す通信種別とを、呼設定用の伝送情報
に付加して、データの送信元へ再発呼送信手段によって
送信するので、回線の切断によって完全に受信すること
ができなかったデータを確実に取得することができる。
【0013】また本発明は、前記データ記憶手段に記憶
されるデータは、前記データ送信手段によって送信され
ると、消去可能となり、データ記憶手段に記憶されるデ
ータが消去されるとき、データの送信先を該データに対
応する識別子とともに記憶する送信先記憶手段を備え、
前記着呼拒否手段は、前記着呼識別手段によって識別さ
れる通信種別がデータ取得であり、かつ識別される識別
子に対応するデータが前記データ記憶手段に記憶されて
いない場合に、該識別子に基づいて送信先記憶手段を検
索し、該当する送信先が存在するときは、前記切断メッ
セージに送信先情報を付加して発呼側に送信することを
特徴とする。
【0014】本発明に従えば、送信先記憶手段にはデー
タの送信先をデータに対応する識別子とともに記憶して
おき、データの取得を示す通信種別で着呼が行われる
と、識別子に対応するデータがデータ記憶手段に記憶さ
れていなくても、送信先記憶手段に識別子が記憶されて
いれば、着呼を拒否する切断メッセージに送信先情報を
付加して発呼側へ送信する。発呼側は、送信先情報に基
づいてデータの送信先からデータの取得を行うことがで
きるので、始めにデータを所有していても、データを送
信した後はデータ記憶手段から送信したデータを除去し
て、新たなデータの記憶にデータ記憶手段を有効に利用
することができる。
【0015】また本発明は、前記発呼送信手段によっ
て、送信種別をデータ取得として送信した後で、着呼側
から前記送信先情報が付加された切断メッセージを受信
した場合に、該送信先情報からデータを所有する情報転
送装置の電話番号を抽出する送信先解析手段をさらに備
え、該発呼送信手段は、データの取得を示す送信種別
と、データ取得に失敗したデータに対応する識別子と
を、前記呼設定用の伝送情報に付加して、送信先解析手
段によって抽出される電話番号へ送信して、発呼を行う
ことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、送信先解析手段は、発呼
送信手段によって通信種別をデータ取得として送信した
後で、着呼側から送信先情報が付加された切断メッセー
ジを受信した場合に、送信先情報からデータを所有する
情報転送装置の電話番号を抽出する。発呼送信手段は、
データの取得を示す通信種別と、データ取得に失敗した
データに対応する識別子とを、呼設定用の伝送情報に付
加して、送信先解析手段によって抽出される電話番号へ
送信し、発呼を行うので、データを確実に取得すること
ができる。
【0017】また本発明は、前記通信種別が付加された
伝送情報で受ける場合に、着呼拒否を行うか否かが予め
設定可能な拒否設定手段を備え、前記着呼拒否手段は、
拒否設定手段に着呼拒否が設定される場合は、前記着呼
識別手段によって通信種別が識別される着呼に対して、
前記着呼の拒否を行うことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、拒否設定手段に予め通信
種別が付加された伝送情報で着呼を受けた場合に着呼拒
否を行うことを設定しておけば、着呼拒否手段は、着呼
識別手段によって通信種別が識別される着呼に対して、
着呼の拒否を行うので、携帯端末などの情報転送装置で
電池消耗を防ぐことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面に基づいて説明する。本実施形態では、呼設
定用の転送情報は、サブアドレス情報を使用している。
【0020】図1は、本発明を適用する情報転送装置と
して、PHS端末1の概略的な電気的構成を示す。PH
S端末1は呼制御部2、通信制御部3、サブアドレス生
成部4、サブアドレス識別部5、送信先記憶部6、送信
先情報記憶部7、制御部8、表示部9、入力部10、デ
ータ記憶部11、識別子記憶部12、識別子解析部13
と、RAM14およびROM15を含む。呼制御部2は
RCR STD−28規格などのPHS基本インタフェ
イスに従って呼制御を行う。通信制御部3は、データ通
信の転送制御を行う。サブアドレス生成部4は、発呼時
に通信種別とデータ識別子とからサブアドレス情報を生
成する。サブアドレス識別部5は、着呼時に、サブアド
レス情報を解析して、通信種別とデータ識別子とを識別
する。送信先記憶部6は、通信種別データ送信に設定し
て発呼後データの送信先をその識別子とともに記憶す
る。送信先情報解析部7は、着呼側から送信先情報の付
加された切断メッセージを受信した場合に、切断メッセ
ージに含まれる送信先情報からデータを所有するPHS
端末1の電話番号を抽出する。制御部8は、PHS端末
1の全体の制御を行う。表示部9は、各種データの内容
や、発呼先の電話番号、処理に関するメッセージとを表
示する。入力部10は、各種データの入力、特に発呼す
る電話番号やデータ識別子の入力や、データの送信を取
得の指示の入力を行う。データ記憶部11は、データに
一意な識別子を付加して記憶する。識別子記憶部12は
入力部10等から入力されるデータ識別子を記憶する。
識別子解析部13は、識別子からデータを所有するPH
S端末の電話番号を抽出する。
【0021】PHS端末1内の以上説明したような各要
素は、ワークメモリRAM14の記憶領域を、制御部8
などに含まれるCPUがROM15に格納されている制
御プログラムに従って構成する。
【0022】入力部10にはデータの送信を指示するた
めのデータ送信スイッチ16、データの取得を指示する
ためのデータ取得スイッチ17、着呼を設定するための
着呼拒否設定スイッチ18などが接続される。また制御
部8は、時計19から日付や時刻についてのデータを得
ることができる。子制御部には、アンテナ20を介して
PHSの基地局などとの間で、無線電波を利用してデー
タの送信やデータの受信を行うことができる。PHS端
末1が動作する電力は、電池21から供給される。
【0023】データ記憶部11には、PHS端末1のユ
ーザが作成するデータや、他のPHS端末1などから受
信するデータを、データに対応する一意な識別子ととも
に記憶する。データに付与する識別子は当該データに固
有の値をとり、かつデータを作成したPHS端末を特定
することができることが望ましい。本実施形態では、デ
ータを作成したPHS端末1の電話番号と、データの作
成時刻を組合わせてデータの識別としている。たとえ
ば、電話番号が「0501234567」であるPHS
端末1が1998年3月20日13時45分33秒に作
成したデータに対しては、識別子を「05012345
67T199803201345330000」とす
る。本実施形態の識別子では、文字「T」を電話番号と
時刻との区切り記号として用いる。識別子の最後には数
字4桁を付加し、同時刻に作成したデータに対して、順
に付与するシーケンス番号として用いる。
【0024】データ記憶部11には、データと識別子と
を関連付けて記憶する。関連付けの方法としては、たと
えばデータと識別子とを含む構造体として記憶したり、
データの記憶領域と識別子の記憶領域とを分け、対応す
るデータと識別子とをそれぞれ同一の順番のアドレスに
記憶するようにすることもできる。さらにポインタを用
いてデータと識別子とを対応付けることもできる。デー
タと識別子とが関連付けて記憶されているので、所望の
データを識別子とともに読出したり、識別子からデータ
を検索することが可能である。
【0025】サブアドレス生成部4は、通信種別とデー
タ識別子とを、PHS基本インタフェイスで規定されて
いるサブアドレス情報のフォーマットに含める処理を行
う。本実施形態では、通信種別のうち、発呼側から着呼
側へ送信するデータ送信処理を「P」、発呼側が着呼側
からデータを取得するデータ取得処理を「G」、それ以
外の処理を「B」と表示する。サブアドレス生成部4
は、入力部10に対して、ユーザから指示された処理
が、他のPHS端末1へのデータの送信である場合は、
サブアドレスに「P」を含み、他のPHS端末1からの
データの取得である場合はサブアドレスに「G」を含
め、それ以外の場合はサブアドレスに「B」を含める。
呼設定メッセージの中のサブアドレス情報としては発サ
ブアドレスと着サブアドレスとがある。本実施形態で
は、発サブアドレスの方に、通信情報とデータ識別情報
とを含める。
【0026】図2は、本実施形態で使用する発サブアド
レス情報の要素の構成を示す。発サブアドレス情報は、
1オクテットが8ビットで構成され、最大23オクテッ
トの情報から成る。図2(a)として基本的な構成を示
すように、1番目のオクテットが発サブアドレスの情報
要素識別子であり、2番目のオクテットが発サブアドレ
ス内容長、3番目のオクテットがサブアドレス種別、奇
数/偶数表示、予約としてコード化されている。4番目
以降のオクテットはサブアドレス情報である。ユーザ特
有のサブアドレス情報に関しては、フィールドが20オ
クテットあり、ユーザの使用に従ってコード化すること
ができる。図2(b)は、発サブアドレス情報の例を示
し、識別子が「0501234567T1998032
01345330000」であるデータを送信する場合
に、サブアドレス生成部4が生成する発サブアドレスを
示す。
【0027】図3は、本実施形態のサブアドレス情報で
用いられる文字構成を示す。1つのオクテットは、2つ
の4ビットで表される文字を有する。文字が「1」から
「9」までは、10進数としての数値を4ビットの2進
数として表したものに対応する。文字「0」は4ビット
の2進数の値としては「10」に相当する。4ビットの
16進数表示では、「C」〜「F」に対応するコードと
して、「T」、「P」、「G」、「B」をそれぞれ対応
させる。
【0028】図1のサブアドレス識別部5は着呼時にサ
ブアドレス情報を解析して、通信種別とデータ識別子と
を識別し、データ識別子を検索キーとしてデータ記憶部
11を検索する。通信種別がデータ送信を示す「P」で
あり、データ記憶部11に発呼側の指定した識別子に該
当するデータが存在する場合は、既にそのデータは受信
済であるとして着呼を拒否する。また、通信種別がデー
タ取得を示す「G」であり、データ記憶部11に発呼側
の指定した識別子に該当するデータが存在しない場合
も、着呼を拒否する。通信識別がデータ送信を示す
「P」であり、データ記憶部11に発呼側の指定した識
別子に該当するデータが存在しない場合は、着呼を受付
け、データを受信する。通信種別がデータ取得を示す
「G」であり、データ記憶部11に発呼側の指定した識
別子に該当するデータが存在する場合も、着呼を受付
け、該当するデータを読出して発呼側に送信する。これ
によってデータの受信が重複して行われたり、存在しな
いデータを送信しようとしたりする事態を避けることが
できる。
【0029】送信先記憶部6は、PHS端末1からデー
タを送信する際に、送信先の電話番号をデータの識別子
とともに記憶する。着呼時に通信種別がデータ取得を示
す「G」であり、データ記憶部11に発呼側の指定した
識別子に該当するデータが存在しない場合は、送信先情
報を呼制御部2に送信し、呼制御部2では切断メッセー
ジに送信先情報を含めて発呼側へ送信する。これによっ
て、データの送信によってデータ記憶部11から消去し
てしまったようなデータを取得する着呼があっても、着
呼を拒否するとともにデータの送信先を発呼側に伝える
ことができる。
【0030】図4は、送信先情報を含む切断メッセージ
の構成を示す。1〜8番目のオクテットは、RCR標準
の切断メッセージに含まれる情報要素であり、9番目以
降のオクテットが本実施形態で送信先情報として付加す
る情報要素である。1番目のオクテットがプロトコル識
別子、2〜3番目のオクテットが呼番号、4番目のオク
テットが切断を示すメッセージ種別、5〜8番目のオク
テットが理由表示として構成される。理由表示では、ユ
ーザによる通信拒否を示すように、コード化を行ってい
る。9番目のオクテットは、固定シフト情報要素を示
し、ユーザ特有のコード群に移行することを表す。10
番目以降のオクテットは、本実施形態で規定する送信先
情報であり、10番目のオクテットが送信先情報を示す
情報要素の識別子、11番目のオクテットが12番目の
オクテット以降のオクテット数を示す送信先情報内容
長、12番目以降のオクテットが送信先電話番号として
構成される。送信先電話番号は、図3に示す文字コード
に従ってコード化される。
【0031】図1の送信先情報解析部7は、送信先情報
を含む切断メッセージを受信した場合に、切断メッセー
ジの送信先情報から電話番号を抽出し、識別子解析部1
3にその電話番号を送信する。識別子解析部13では、
発呼時に、指定したデータの識別子と抽出した電話番号
とを関連付けてデータ記憶部11に記憶し、以後そのデ
ータを取得する際の発信先として、送信先情報から抽出
した電話番号を指定する。
【0032】制御部8は、入力部10への入力や着呼等
のイベントに応じて、全体の制御を行う。特にデータ受
信中に回線が切断された場合、またはデータ取得時に着
呼側から送信先情報を含む切断メッセージを受信した場
合には、受信に失敗したデータを取得するための再発呼
処理を行う。
【0033】表示部9は、液晶表示装置(LCD)によ
って構成され、PHS端末1に保存されている文字、画
像等のデータの表示や、送信/取得可能なデータの一覧
表示、送信/取得する際の発呼先電話番号、PHS端末
1の状態等の表示を行う。入力部10は、キーボードや
液晶表示装置と一体化されたタブレット等から構成さ
れ、データ送信スイッチ16あるいはデータ取得スイッ
チ17に対するユーザからの送信/取得指示の入力、送
信/取得するデータの指定、取得するデータの識別子と
の入力を受付ける。
【0034】識別子解析部13は、データ取得の際、識
別子記憶手段12から取得するデータの識別子を読出
し、発呼先の電話番号を識別する。識別子解析部13に
は、データ取得時に送信先情報を含む切断メッセージを
受信した場合に、受信した送信先情報から抽出する電話
番号、発呼時に指定したデータ識別子と関連付けて記憶
する取得先記憶部22を備える。データ取得の際には、
まず取得するデータを識別して、取得先記憶部22を検
索する。検索の結果、該当する取得先電話番号が存在す
れば、その電話番号を発呼先として、該当する取得先電
話番号が存在しなければ、データ識別子の先頭に含まれ
るデータ作成のPHS端末1の電話番号を発呼先とす
る。
【0035】識別子記憶部12には、入力部10から入
力されるデータ識別子を記憶する。また、着呼時に通信
種別がデータ送信を示す「P」であり、データ記憶部1
1に発呼側の指定した識別子に該当するデータが存在し
ない場合には、受信するデータの識別子を記憶する。そ
の後の通信回線切断などのためにデータを受信すること
ができなくなった場合は、識別子記憶手段12から受信
できなかったデータの識別子を読出し、通信種別にデー
タ取得「G」を指定してデータの送信元へ発呼する。
【0036】図5は、図1のPHS端末1が着呼時に行
う処理を示す。ステップS101では、着呼識別手段で
あるサブアドレス識別部5が、着呼時に呼制御部2で受
信した呼設定メッセージを解析し、発サブアドレスに含
まれる通信種別とデータ識別子とを抽出する。ステップ
S102では、抽出したデータ識別子を検索キーとし
て、データ記憶部11を検索する。ステップS103で
は、発サブアドレスの通信種別を、データ送信「P」を
示す文字コードと比較し、通信種別がデータ送信である
か否かを判断する。通信種別が「P」を示す文字コード
と一致する場合は、ステップS104で、データ記憶部
11の検索結果を調べ、識別子が一致するデータがある
か否かを判断する。識別子が一致するデータがあると判
断されるときには、着呼拒否手段として、ステップS1
05で切断メッセージを送信して着呼を拒否する。
【0037】ステップS103で、通信種別はデータ送
信でないと判断されるときには、ステップS106で、
発サブアドレスの通信種別がデータ取得「G」を示す文
字コードと一致するか否かを判断する。文字コードが一
致して、通信種別はデータ取得であると判断されるとき
には、ステップS107で、データ記憶部11の検索結
果を調べ、該当するデータが存在するか否かを判断す
る。該当するデータが存在するときには、ステップS1
08で、呼設定受付メッセージを送信して、データの受
信処理に移行する。
【0038】ステップS107で、識別子が一致するデ
ータがないと判断されるときには、データ取得を要求さ
れても、発呼側に送信するデータが存在しないので、ス
テップS109で送信先記憶部6を、データ識別子を検
索キーとして検索する。ステップS110では、発呼側
が要求するデータが、他のPHS端末を送信先として、
送信されているか否かが判断される。送信先があると判
断されるときには、ステップS111で送信先情報を切
断メッセージに付加する。ステップS110で送信先が
ないと判断されるとき、またはステップS111で送信
先を切断メッセージに付加したとき、ステップS105
で発呼側に対する切断メッセージ送信を行う。またステ
ップS104で、識別子が一致するデータがないと判断
されるとき、またはステップS106で通信種別がデー
タ取得でないと判断されるときには、ステップS108
で呼設定の受付を行う。ステップS104で、識別子一
致データがないときには、発呼側から送信されるデータ
を受付けることができ、またステップS106で送信種
別がデータ取得でないと判断されるときには、ステップ
S103で通信種別はデータ送信でもないと既に判断さ
れているので、データ通信の要求ではなく、音声通話な
どの要求であるとして、呼設定受付を行う。
【0039】図6は、図1のPHS端末1間での情報転
送の動作例として、複数の端末PS31〜端末PS33
が接続される通信回線で、端末PS31から端末PS3
2へのデータ送信失敗後、データを取得するための再発
呼を行うまでのシーケンスを示す。端末PS31、PS
32、PS33は、それぞれ図1のPHS端末1と同等
な構成を有してデータ通信が可能である。電話番号は、
順に「0501230001」、「050123000
2」、「050123003」であるとする。
【0040】まず端末31が、自機の作成したデータを
ステップS201で端末PS32へ送信する。ここで、
端末PS31の送信するデータの作成日時は1998年
3月23日14時14分25秒であるものとする。端末
PS31では、入力部10からデータの送信指示を受
け、送信するデータの識別子をデータ記憶部11から読
出し、サブアドレス生成部4で通信種別とデータ識別子
とを含む発サブアドレス「P0501230001T1
99803231414250000」を作成する。呼
制御部2は、呼設定メッセージに、作成された発サブア
ドレスを付加して端末PS32へ発呼する。
【0041】端末PS32では、サブアドレス識別部5
が呼設定メッセージの発サブアドレスを解析して、通信
種別とデータ識別子を識別し、受信したデータ識別子を
検索キーとして、データ記憶部11を検索する。検索の
結果、一致する識別子が存在しない場合には、その識別
子を識別子記憶部12に保存して、ステップS202で
呼設定応答を返す。一致する識別子が存在する場合は、
切断メッセージを送信する。
【0042】端末PS31では、ステップS203で、
データ記憶部11からデータを読出して送信を開始す
る。端末PS32では、端末PS31から受信されるデ
ータを受信する。受信データ保存領域の不足等によって
データを受信することができなくなった場合は、ステッ
プS204で切断メッセージを送信する。
【0043】端末PS31は、端末PS32が回線を切
断した後、同じデータを他の端末PS33に対して、ス
テップS205で送信した場合を想定する。送信の手順
は、端末PS32へ送信した場合と同様である。端末P
S33への送信では、送信中の障害もなく、データの送
信が完了したものとする。端末PS31では、データを
送信した後、送信先記憶部6に送信先電話番号「050
1230003」と識別し、「0501230001T
199803231414250000」を関連付けて
記憶する。また端末PS31は、端末PS33へのデー
タ送信後、そのデータをデータ記憶部11から削除し
て、他のデータの記憶が可能な状態にしているものとす
る。
【0044】端末PS32では、受信データ保存領域に
空きができるなど、受信可能な状態にステップS206
で復帰する。識別子記憶部12に保存された識別子「0
501230001T199803231414250
000」に対応するデータの取得を行う。サブアドレス
生成部4は、通信種別とデータ識別子とを含む発サブア
ドレス「G0501230001T199803231
414250000」を指定する。呼制御部2は、呼設
定メッセージに、この発サブアドレスを付加し、識別子
解析部13が識別子から抽出した発呼先「050123
0001」に対して、ステップS207で発呼する。
【0045】端末PS31では、サブアドレス識別部5
が受信した呼設定メッセージの発サブアドレスを解析し
て、通信種別とデータ識別子とを識別し、受信したデー
タ識別子をキーとして、データ記憶部11を検索する。
データ記憶部11には、既にこの識別子に対応するデー
タが削除されており、一致する識別子は存在しない。次
に送信先記憶部6を検索する。検索の結果、該当する送
信先「0501230003」が存在するため、この送
信先情報を呼制御部2に送信し、呼制御部2では切断メ
ッセージにこの送信先情報を含めて端末PS32へステ
ップS208で送信する。
【0046】端末PS32では、送信先情報解析部7が
切断メッセージから電話番号を抽出し、識別子解析部1
3にその電話番号を送信する。識別子解析部13では、
発呼時に指定したデータの識別子と、ステップS209
で取得先記憶部21に記憶する。端末PS32では、切
断後、再度データの取得を行う。このとき、識別子解析
部13は、取得データの識別子から取得先記憶部21を
検索し、該当する電話番号「0501230003」を
発呼先として呼制御部2に送信する。呼制御部2は、呼
設定メッセージに、サブアドレス生成部4の生成した発
サブアドレス「G0501230001T199803
231414250000」を付加し、識別子解析部1
3から受信した発呼先へステップS210で発呼する。
【0047】また、図1に示される着呼拒否スイッチ1
8が投入されていると、制御部8は、通信種別が付加さ
れる着呼に対して自動的に拒否する。これによって、P
HS端末1の電源となる電池21の消耗を防ぐことがで
きる。
【0048】以上の実施形態では、呼設定用の伝送情報
として、PHSでのサブアドレス情報を使用して示して
いるけれども有線電話網での発信者番号通知情報に付加
してもよく、またISDN網でのサブアドレス情報を使
用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発呼時に
通信種別としてデータの送信を行うか取得を行うかを明
確にし、識別子によって転送の対象となるデータを明確
にすることができるので、発呼側に既に存在するデータ
を取得したり、着呼側に存在しないデータを取得しよう
としたりするような、無駄なデータ通信を避けることが
できる。情報転送装置が、PHS端末などの、携帯無線
端末であるときには、電源となっている電池の無駄な消
耗も避けることができる。
【0050】また本発明によれば、識別子には電話番号
が含まれ、識別子解析手段によって電話番号が抽出され
るので、識別子を指定してデータの取得のための発呼を
行う場合に、データを保有する情報転送装置に対して自
動的に発呼を行ってデータを取得することができる。
【0051】また本発明によれば、着呼識別手段が通信
種別がデータ送信を示すと識別する着呼時に、識別子を
識別子記憶手段に記憶するので、データの受信が途中で
中断するようなときに、記憶されている識別子を利用し
て受信側から送信元へデータの再送を要求することが可
能になる。
【0052】また本発明によれば、データ受信中に回線
が切断された場合に、識別子記憶手段に記憶されている
データ取得を示す通信種別とともに、データの送信元へ
再発呼するので受信失敗時に自動的にデータの再発呼に
よる取得を行うことができる。
【0053】また本発明によれば、データ記憶手段に記
憶されているデータを送信して、データ記憶手段からデ
ータを消去した後などでも、送信先をそのデータに対す
る識別子とともに送信先記憶手段に記憶しておくので、
データの取得の要求があっても、単に切断メッセージを
送信して着呼拒否を行うだけではなく、送信先について
の情報を発呼側に送信することができる。発呼側では、
着呼側にデータ取得時には要求したデータが存在しない
場合であっても、現在、そのデータを所有する送信先と
しての情報転送装置の情報を取得することができる。
【0054】また本発明によれば、データの取得を失敗
しても、着呼側から送信先情報の付加された切断メッセ
ージを受信した場合にデータを保有する情報転送装置に
自動的にデータ取得のための発呼を行うことができる。
【0055】また本発明によれば、データ転送のための
着呼を拒否するように設定することができるので携帯無
線電話端末などで、自動的にデータ通信を行って電池が
消耗してしまうのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPHS端末1の概略的
なシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態でサブアドレス生成部4が生成
するサブアドレスの構成要素を示す図である。
【図3】図1の実施形態で使用する文字コードを示す図
表である。
【図4】図1の実施形態で使用する切断メッセージの構
成要素を示す図である。
【図5】図1の実施形態での着呼時の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】図1の実施形態での通信手順を示すシーケンス
図である。
【符号の説明】
1 PHS端末 2 呼制御部 3 通信制御部 4 サブアドレス生成部 5 サブアドレス識別部 6 送信先記憶部 7 送信先情報記憶部 8 制御部 9 表示部 10 入力部 11 データ記憶部 12 識別子記憶部 13 識別子解析部 16 データ送信スイッチ 17 データ取得スイッチ 18 着呼拒否スイッチ 22 取得先記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信可能な電話回線網を介してデー
    タの転送を行う情報転送装置において、 データに一意な識別子を付加して記憶するデータ記憶手
    段と、 発呼時に、転送の対象となるデータについての識別子、
    および該データを送信するか取得するかを示す通信種別
    を、呼設定用の伝送情報に付加して着呼側に送信する発
    呼送信手段と、 着呼時に、発呼側から送信される呼設定用の伝送情報を
    受信し、該伝送情報から通信種別および識別子を識別す
    る着呼識別手段と、 着呼識別手段によって識別される発呼側からの通信種別
    がデータ取得を示す場合に、識別された識別子に対応す
    るデータを、データ記憶手段から読出して、発呼側に送
    信するデータ送信手段と、 着呼識別手段によって識別される発呼側からの通信種別
    がデータ送信を示す場合に、識別された識別子に対応す
    るデータがデータ記憶手段に記憶されているとき、また
    は該通信種別がデータ取得を示す場合に、該識別子に対
    応するデータがデータ記憶手段に記憶されていないと
    き、発呼側に対して着呼を拒否して切断メッセージを送
    信する着呼拒否手段とを含むことを特徴とする情報転送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記識別子は、付加されるデータを所有
    する情報転送装置の電話番号を含むように設定され、 取得するデータについての識別子を入力するための識別
    子入力手段と、 識別子入力手段に入力される識別子を記憶する識別子記
    憶手段と、 識別子からデータを所有する情報転送装置の電話番号を
    抽出する識別子解析手段とを含み、 データ取得のための発呼時に、前記発呼送信手段は、デ
    ータ取得を示す通信種別と、識別子記憶手段から読出す
    取得データの識別子とを、前記呼設定用の伝送情報に付
    加し、該識別子から識別子解析手段によって抽出される
    電話番号へ発呼することを特徴とする請求項1記載の情
    報転送装置。
  3. 【請求項3】 前記識別子記憶手段は、前記着呼識別手
    段によって識別される通信種別がデータ送信を示す場合
    に、着呼識別手段によって識別される識別子を記憶する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報転送装置。
  4. 【請求項4】 前記識別子記憶手段は、受信するデータ
    に対応する識別子を記憶し、 データ受信中に回線が切断された場合に、受信中であっ
    たデータに対応する識別子を該識別子記憶手段から読出
    し、識別された識別子とデータ取得を示す通信種別と
    を、呼設定用の伝送情報に付加して、データの送信元へ
    送信する再発呼送信手段を備えることを特徴とする請求
    項2または3記載の情報転送装置。
  5. 【請求項5】 前記データ記憶手段に記憶されるデータ
    は、前記データ送信手段によって送信されると、消去可
    能となり、 データ記憶手段に記憶されるデータが消去されるとき、
    データの送信先を該データに対応する識別子とともに記
    憶する送信先記憶手段を備え、 前記着呼拒否手段は、前記着呼識別手段によって識別さ
    れる通信種別がデータ取得であり、かつ識別される識別
    子に対応するデータが前記データ記憶手段に記憶されて
    いない場合に、該識別子に基づいて送信先記憶手段を検
    索し、該当する送信先が存在するときは、前記切断メッ
    セージに送信先情報を付加して発呼側に送信することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報転送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記発呼送信手段によって、送信種別を
    データ取得として送信した後で、着呼側から前記送信先
    情報が付加された切断メッセージを受信した場合に、該
    送信先情報からデータを所有する情報転送装置の電話番
    号を抽出する送信先解析手段をさらに備え、 該発呼送信手段は、データの取得を示す送信種別と、デ
    ータ取得に失敗したデータに対応する識別子とを、前記
    呼設定用の伝送情報に付加して、送信先解析手段によっ
    て抽出される電話番号へ送信して、発呼を行うことを特
    徴とする請求項5記載の情報転送装置。
  7. 【請求項7】 前記通信種別が付加された伝送情報で受
    ける場合に、着呼拒否を行うか否かが予め設定可能な拒
    否設定手段を備え、 前記着呼拒否手段は、拒否設定手段に着呼拒否が設定さ
    れる場合は、前記着呼識別手段によって通信種別が識別
    される着呼に対して、前記着呼の拒否を行うことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報転送装置。
JP20981598A 1998-07-24 1998-07-24 情報転送装置 Expired - Fee Related JP3514629B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20981598A JP3514629B2 (ja) 1998-07-24 1998-07-24 情報転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20981598A JP3514629B2 (ja) 1998-07-24 1998-07-24 情報転送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000049958A JP2000049958A (ja) 2000-02-18
JP3514629B2 true JP3514629B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=16579082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20981598A Expired - Fee Related JP3514629B2 (ja) 1998-07-24 1998-07-24 情報転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514629B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20055009A0 (fi) * 2005-01-05 2005-01-05 Nokia Corp Datan lähettäminen matkaviestinjärjestelmässä

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000049958A (ja) 2000-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7522913B2 (en) Communication terminal handling user-to-user information received during a call
JP2991960B2 (ja) 個人電話番号を有する加入者への呼接続システム
US6798872B1 (en) Caller information display system and recording medium
JPH06188831A (ja) パーソナル通信方式
JP3055766B2 (ja) 通信方法及び該通信方法を実施する通信装置
US8107933B2 (en) Method for identifying a telecommunications subscriber
US7359501B2 (en) Telephone call dialling
KR20010026476A (ko) 이동통신 시스템에서 발신자정보 등록 및 서비스방법
JPH11252252A (ja) 移動体通信端末
JP3514629B2 (ja) 情報転送装置
JP3883104B2 (ja) 情報提供システム及び通信端末並びにネットワーク装置
JPH11191800A (ja) 通信システムおよび通信端末装置
JP2002101207A (ja) 通信端末、その情報通信方法および情報通信システム
JPH11136316A (ja) 着信端末機
CN1954567A (zh) 启动增强通信连接的方法和电信系统
JPH11177713A (ja) 通信端末装置
JP2642385B2 (ja) 通信システム
JPH1093729A (ja) 情報伝達方法及び受信端末
JP2001203819A (ja) データ登録方法およびデータ登録装置ならびに通信端末
JP3252760B2 (ja) Cug呼制御方法
JP3972024B2 (ja) 通信制御システム、通信端末装置及びゲートキーパ装置
KR100986264B1 (ko) 이동단말기에 저장된 멀티미디어 데이터 전송 방법
JPH09116620A (ja) 通信装置
JP2003196206A (ja) 個人情報送受信機能付き情報端末
JPH10233843A (ja) 電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040113

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees