JP3514597B2 - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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JP3514597B2
JP3514597B2 JP33400296A JP33400296A JP3514597B2 JP 3514597 B2 JP3514597 B2 JP 3514597B2 JP 33400296 A JP33400296 A JP 33400296A JP 33400296 A JP33400296 A JP 33400296A JP 3514597 B2 JP3514597 B2 JP 3514597B2
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秀夫 菊地
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク、磁気ディスクなどの記録媒体、特にカート
リッジに前記ディスクが内蔵された各種記録媒体、ある
いはディスク以外の磁気記録媒体などがカートリッジに
内蔵された記録媒体を再生しまたは記録する記録媒体駆
動装置に係り、特に設置部に設置された記録媒体が駆動
部に送り込まれる構造の記録媒体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、記録媒体駆動装置の一例とし
て、複数の記録媒体が挿入されて選択されるディスク装
置を示している。このディスク装置に挿入される記録媒
体は、ミニディスク(MD)などのようなカートリッジ
C内にディスクが内蔵されたものである。このディスク
装置では、筐体1の前面に化粧部であるノーズ部2が設
けられ、このノーズ部2に広い開口面積の挿入口2aが
設けられている。ノーズ部2の内側には箱状のディスク
設置部3が設けられ、このディスク設置部3には隔壁に
より区分された収納スペースH1,H2,H3が設けら
れている。ミニディスク(MD)のカートリッジCは前
記挿入口2aからそれぞれの収納スペースH1,H2,
H3内に挿入される。
【0003】筐体1の奥側にはディスク駆動部4が設け
られている。このディスク駆動部4は一対のローラを有
する搬送手段5と共に図示上下方向に移動して、ディス
ク設置部3内のいずれかのカートリッジCを選択する位
置に対向する。選択されたカートリッジCは、いずれか
の収納スペースH1,H2,H3内から押し出され、搬
送手段5の一対のローラに挟持されてディスク駆動部4
上にて駆動可能な位置へ装填される。そしてスピンドル
モータ4aの駆動軸に設けられたクランプテーブルによ
り、カートリッジC内のディスクの中心部がクランプさ
れ、カートリッジC内のディスクはスピンドルモータ4
aにより回転駆動される。またカートリッジCがディス
ク駆動部4上に設置された時点で、カートリッジCに設
けられたシャッタが開放され、カートリッジCの窓から
光ヘッドが対向してディスクに記録された信号の読取り
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来のディ
スク装置では、いずれかの収納スペースH1,H2,H
3内のカートリッジCを搬送手段5の一対のローラ内へ
押し出し、さらに搬送手段5のローラの回転力でカート
リッジCがディスク駆動部4に向けて搬送される。この
構造では、以下の欠点がある。 (1)ディスク設置部3とディスク駆動部4と間に、ロ
ーラを有する搬送手段5が介在するため、この搬送手段
5を配置するスペースを確保するために、ディスク設置
部3とディスク駆動部4とを離して配置する必要があ
る。よって筐体1の奥行き寸法が大きくなる。
【0005】(2)ディスク駆動部4により駆動が完了
したカートリッジCを元の収納スペースに戻すときに
は、ディスク駆動部4上のカートリッジCを図示左方向
へ押し出して搬送手段5のローラ間で挟持できる位置ま
で移動させることが必要である。したがって、カートリ
ッジCを移動させるための機構として、駆動を開始する
ときにいずれかの収納スペース内のカートリッジCを搬
送手段5の位置まで押し出すための機構、および搬送手
段5、さらに駆動を終了したカートリッジCをディスク
駆動部4から搬送手段5のローラで挟持可能な位置まで
押し戻すための機構が必要になる。したがって、装置全
体の構造が複雑になり、また駆動源も多数必要になる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ローラを用いた搬送手段がなくても、設置部と駆
動部との間でディスクを確実に移送できるようにして、
装置の奥行寸法を小型化できるようにしたディスク装置
を提供することを目的としている。
【0007】また本発明は、設置部側の押し出し機構
と、駆動部側の引込み機構の2種類の機構により、設置
部と駆動部間で記録媒体を確実に移送できるようにして
機構を簡略化したディスク装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体が設
置される設置部と、この設置部から移送された記録媒体
を駆動する駆動部とを有する記録媒体駆動装置におい
て、前記設置部内の記録媒体の一方の側部に形成された
凹部を掛止る送り込み部材と、この送り込み部材を前
記駆動部の方向へ移動させて記録媒体を設置部内から所
定量突出した受け渡し位置まで移動させる送り駆動部材
と、前記受け渡し位置に移動した記録媒体の他方の側部
に形成された凹部を掛止る引込み部材と、この引込み
部材を移動させて前記記録媒体を駆動部内にて駆動可能
な位置まで移動させる引込み駆動部材とを有し、前記記
録媒体が受け渡し位置に移動したときに、前記引込み部
材が前記記録媒体の一方の凹部を掛止するとともに、そ
の直後に前記送り込み部材が前記記録媒体の他方の凹部
の掛止を解除するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0009】上記において、設置部は、個々に記録媒体
を収納できる複数の収納スペースに区分され、前記送り
込み部材はそれぞれの収納スペース毎に設けられてお
り、いずれかの収納スペースに対向する選択位置へ移動
する選択ベースが設けられ、この選択ベースに、選択さ
れた収納スペースに対応する送り込み部材を駆動する前
記送り駆動部材と、引込み部材と、引込み駆動部材とが
搭載され、前記引込み部材により記録媒体が選択ベース
内に引込まれて駆動部にて駆動可能な位置に至る構造と
することが可能である。
【0010】この場合に、選択ベースに、いずれかの収
納スペース内の記録媒体を装置外方へ押し出す排出部材
が設けられており、前記送り駆動部材が前記送り込み部
材を駆動するときと逆の方向へ動作するときに、この送
り駆動部材により前記排出部材が記録媒体を排出する方
向へ制御されるものとすることが可能である。
【0011】
【0012】上記記録媒体は、例えば磁気ディスク、光
磁気ディスク、光ディスクなどがカートリッジに収納さ
れたものである。具体的には例えば以下の実施の形態で
例示するようなミニディスク(MD)である。送り込み
部材はレバー状のものが好ましく、このレバー状のもの
には、記録媒体に掛止される突起状の送り片が形成され
る。送り込み部材に移動力を与える駆動機構は、選択ベ
ース側に配置されたモータなどの動力源と、この動力源
により往復駆動される送り駆動部材(送り駆動レバー)
とから構成され、送り込み部材は、この送り駆動部材の
移動力により一方向へ駆動され、送り込み部材はスプリ
ングなどの付勢部材により前記方向と逆の方向へ戻され
るものとなる。
【0013】上記送り込み部材により、設置部(収納ス
ペース)内の記録媒体を駆動部方向へ所定距離移動した
受け渡し位置まで移動させ、その後は、駆動部側に設け
られた引込み部材により記録媒体が駆動部で駆動可能な
位置まで引込まれる。また駆動部にて駆動が終了した記
録媒体は、前記引込み部材により前記受渡位置まで戻さ
れ、さらに送り込み部材の移動力で設置部(収納スペー
ス)内に戻される。したがって、上記の送り込み部材と
引込み部材の2種の機構により、設置部と駆動部との間
で記録媒体を確実に移送することができる。
【0014】上記において、送り込み部材は、記録媒体
の側面に形成された凹部に掛止する掛止部(送り片)が
設けられているものとすることが可能である。前記凹部
は例えばカートリッジの側面に形成されているものであ
る。また掛止部はこの凹部に挿入される突起形状のもの
である。
【0015】また、機器の筐体内の設置部に記録媒体が
1個だけ設置されるものであってもよいが、設置部に記
録媒体を収納する収納スペースが複段に区分されて設け
られているものとすることが可能である。この場合に、
選択ベースが記録媒体の並び方向へ移動して、いずれか
の収納スペース内の記録媒体に対向する選択位置へ移動
する。そして、この選択ベースに搭載された前記送り駆
動部材により、選択された収納スペースに対応する送り
込み部材が駆動され、また引込み部材もこの選択ベース
に設けられる。
【0016】前記選択ベースにターンテーブルや光ヘッ
ドを有する駆動部が搭載されて、駆動部が選択された収
納スペースに対向する位置へ移動する構造とすることが
可能である。あるいは駆動部のターンテーブルや光ヘッ
ドなどが所定の位置に定位して設けられ、駆動部の一部
となるカートリッジホルダ(記録媒体ホルダ)などが選
択ベースに搭載されていずれかの収納スペースを選択す
る位置へ移動するものとしてもよい。この場合、いずれ
かの収納スペース内から引き出されたカートリッジなど
の記録媒体が選択ベース内のホルダに保持され、選択ベ
ースと共に記録媒体が移動し、記録媒体が駆動部にて駆
動可能な位置へ送られる。
【0017】また、記録媒体がディスクを収納したカー
トリッジを有するものでは、カートリッジの一方の側部
の凹部に送り込み部材が掛止され、他方の側部の凹部に
引込み部材が形成される構造にすると、送り込み部材か
ら引込み部材へ記録媒体を確実に受け渡すことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明のディス
ク装置の一例を示す平面図で、図1は記録媒体が設置部
の収納スペースに設置された状態、図2は記録媒体が駆
動部に装填された状態、図3は設置部の収納スペース内
から記録媒体が排出される状態をそれぞれ示す。図4は
ディスク装置の側面図である。図5ないし図8は、送り
込み部材の動作を示す部分平面図である。図1と図2に
示す装置全体の平面図および側面図において、符号Aは
筐体、Bは複数の記録媒体(カートリッジ)Cを設置で
きる設置部、Dは選択ベースである。選択ベースDは筐
体A内にてY1−Y2方向へ昇降して記録媒体Cの選択
を行なうものであり、この選択ベースD内に、記録媒体
Cの駆動部E、記録媒体Cを選択ベースD内へ引込む引
込み機構F、設置部B内のディスクに送り出し力および
排出力を与える送り込み・排出機構Gおよびこの送り込
み・排出機構Gを駆動する駆動源であるモータMが搭載
されている。
【0019】この記録媒体駆動装置に装填される記録媒
体Cは、図1に平面図として示されるように、カートリ
ッジ内に、光磁気記録再生方式のミニディスクが収納さ
れている。またカートリッジの送り込み方向であるX1
方向の先部の両側面には凹部C1とC2が形成されてい
る。また記録媒体Cのカートリッジの側部にはシャッタ
Sが設けられ、記録媒体Cが駆動部E内に引込まれると
きに、図示しないシャッタ開放部材によりこのシャッタ
Sがスライドさせられ、シャッタSが開放される。そし
てシャッタSにより開放された窓にディスクが露出す
る。
【0020】前記駆動部Eには、記録媒体C内のディス
クの中心部がクランプされるクランプテーブルと、前記
シャッタSが開放された窓からディスクに対向する光ヘ
ッドなどのディスク駆動部材が搭載されている。前記設
置部Bでは、設置ケース11内に、縦方向に6段に区分
された収納スペース12a,12b,12c…,12f
が形成されている。設置ケース11は前記筐体Aの内部
に設置され固定されている。筐体AのX2方向の前方に
は、化粧部となるノーズ部(図示せず)が取り付けられ
る。このノーズ部には設置ケース11の開口面積とほぼ
同じ面積の開口部が形成されており、ユーザは、この開
口部から記録媒体Cを挿入し、収納スペース12a,1
2b,…に装填する。
【0021】図1に示すように、設置ケース11の側部
にはそれぞれの収納スペース12a,12b,…に対応
する保持部材13が設けられている。この保持部材13
の先部には保持片13aが形成されている。保持部材1
3にはスプリングの弾性力が与えられ、保持片13aが
各収納スペース12a,12b,…内の記録媒体Cの側
部に圧接され、各収納スペース内に挿入された記録媒体
Cが保持される。また、保持部材13の他端には検知片
13bが一体に形成されており、検知片13bには検知
スイッチが対向している。収納スペース内に記録媒体C
が正規の挿入位置まで挿入されると、保持部材13が
時計方向へ回動し、検知片13bが検知スイッチから離
れ、収納スペース内に記録媒体Cが存在していることが
検知される。
【0022】図4に示すように、筐体Aの側板の外側に
は、X1ーX2方向へ移動する昇降駆動部材14が設け
られており、筐体A内に設けられた図示しない選択モー
タにより、この昇降駆動部材14がX1−X2方向へ所
定距離移動させられる。前記選択ベースDには軸15,
15が設けられ、この軸15,15が、昇降駆動部材1
4に形成された傾斜駆動穴14a,14a内に挿入され
ている。図4では、軸15,15が傾斜駆動穴14a,
14aの最下段に位置しており、選択ベースDは最下部
に移動し、駆動部Eは最下段の収納スペース12fに対
向している。図4の位置から昇降駆動部材14がX1方
向へ駆動されると、傾斜駆動穴14a,14aにより軸
15,15が持ち上げられ、選択ベースDが上昇させら
れて、駆動部Eがいずれかの収納スペースに対向する位
置へ移動する。
【0023】図1ないし図3に示すように、前記選択ベ
ースDには、X1−X2方向へ摺動自在に設けられた引
込み部材16が設けられている。この引込み部材16に
は、受け渡し位置に至った記録媒体Cの側部に形成さ
れた凹部C2に掛止される引込み爪16aと、駆動部E
内に装填されている記録媒体Cを前記受け渡し位置に
押し戻す押し出し爪16bとが一体に形成されている。
選択ベースDには、軸19を中心として回動駆動される
アーム状の引込み駆動部材18が設けられ、この引込み
駆動部材18の先端に、支持軸17を介して前記引込み
部材16が連結されている。引込み駆動部材18は、前
記引込み爪16aが凹部C2に掛止できるようにスプリ
ングで付勢されている。また、選択ベースDには、前記
引込み駆動部材18を回動駆動する駆動モータ(図示せ
ず)が搭載されている。
【0024】選択ベースDに搭載された送り込み・排出
機構Gでは、摺動レバー状の送り駆動部材21が設けら
れ、この送り駆動部材21は、選択ベースDの一方の側
部にて、X1−X2方向へ摺動自在に支持されている。
選択ベースDに搭載されている前記モータMの回転出力
は、選択ベースDに設けられた歯車列に与えられ、この
歯車列から、送り駆動部材21に形成されたラックに送
り力が与えられて、送り駆動部材21がX1−X2方向
へ駆動される。図1は送り駆動部材21が中立位置(ホ
ームポジション)に位置している状態を示している。
この中立位置から送り駆動部材21がX1方向へ移動
すると、後に説明する送り込み部材(送り込みレバー4
1)が動作して、収納スペース12a,12b,…内の
記録媒体Cが受け渡し位置に送り出される。
【0025】選択ベースDには、軸22を中心として回
動する連係レバー23が設けられている。連係レバー2
3の一方の端部にはピン26が固定されている。送り駆
動部材21には摺動辺(逃げ部)21aが形成されてお
り、送り駆動部材21が図1に示す中立位置からX1
方向へ移動するときには、ピン26が前記摺動辺21a
を摺動するため、連係レバー23は図1に示すように時
計方向へ回動したままである。送り駆動部材21の前記
摺動辺21aのX1側の端部には駆動部21bが形成さ
れており、送り駆動部材21が中立位置からX2方向
へ移動するときには、前記駆動部21bがピン26に係
合してこれを押し、連係レバー23は図3に示すように
反時計方向へ駆動される。
【0026】連係レバー23の他端には連結長穴23a
が形成されて、制御部材25に設けられた連結ピン24
が前記連結長穴23a内に挿入されている。前記制御部
材25は前記選択レバーDの側部にてX1−X2方向へ
摺動自在に支持されたものであり、前記連係レバー23
が反時計方向へ回動すると、図3に示すように、制御部
材25はX1方向へ駆動される。この制御部材25のX
2側の端部には、排出部材27を制御する制御片25a
が一体に形成されている。前記排出部材27は、選択レ
バーDに軸28により回動自在に支持されており、排出
スプリング29により、常に反時計方向へ付勢されてい
る。排出部材27の先部には、記録媒体CをX2方向へ
押し出す押し出し部27aが一体に形成されている。ま
た排出部材27には規制突起27bが一体に形成されて
おり、前記排出スプリング29の付勢力を受けて規制突
起27bが、前記制御片25aに圧接されている。
【0027】図1では、X2方向へ移動している制御部
材25により排出部材27の反時計方向への回動が規制
されて、押し出し部27aが記録媒体CのX1−X2方
向の移動を妨げない位置にあるが、図3に示すように、
制御部材25がX1方向へ移動すると、排出部材27が
排出スプリング29の付勢力により反時計方向へ駆動さ
れ、収納スペース内の記録媒体Cが、押し出し部27a
に押されて排出される。
【0028】図5ないし図8に拡大して示されるよう
に、設置ケース11の左側板11aの外側に、送り込み
機構Iおよび挿入防止機構Jが配置されている。送り込
み機構Iおよび挿入防止機構Jは、上下に6段に区分さ
れた各収納スペース12a,12b,…のそれぞれの側
部に個別に設けられている。設置ケース11の左側板1
1aの外側には間隔を開けてガイド側板43が設けられ
ている。またガイド側板43と左側板11aとの空間部
は、区分壁44により上下に6段に区分されている。
【0029】送り込み機構Iでは、左側板11aとガイ
ド側板43との間でX1−X2方向へ摺動自在な摺動部
材38が設けられている。この摺動部材38は各収納ス
ペース12a,12b,…の側方に位置しており、摺動
部材38はその上方に位置する区分壁44の下面にてX
1−X2方向へ摺動自在に支持されている。また摺動部
材38は戻しばね42aによりX2方向へ付勢されてい
る。摺動部材38の下面には送り込み部材となる送り込
みレバー41が設けられている。この送り込みレバー4
1は軸39により摺動部材38に回動自在に連結されて
いる。送り込みレバー41と摺動部材38との間には付
勢ばね42bが掛けられ、送り込みレバー41はこの付
勢ばね42bの付勢力により平面図において時計方向へ
付勢されている。
【0030】前記摺動部材38に一体に形成された被圧
片38aは、ガイド側板43に形成されたスリット(図
示せず)から外方へ突出している。選択ベースDに設け
られた前記送り駆動部材21のX2側の端部には駆動片
21cが一体的に折り曲げ形成されている。選択ベース
Dが図4においてY1−Y2方向へ昇降移動し、駆動部
Eが収納スペース12a,12b,…のいずれかに対向
した選択位置に至ると、その選択された収納スペースの
側方に位置する前記摺動部材38の被圧片38aに、送
り駆動部材21の駆動片21cが係合できるように対向
する。その状態で、送り駆動部材21がX1方向へ駆動
されると、駆動片21cにより被圧片38aがX1方向
へ押され、摺動部材38がX1方向へ駆動される。
【0031】送り込みレバー41は摺動部材38と共に
X1方向へ移動するが、この行程で送り込みレバー41
の摺動端41aがガイド側板43の内面に形成された凸
ガイド面43a,凹ガイド面43b,凸ガイド面43c
を順に摺動する。送り込みレバー41は付勢ばね42b
により時計方向へ付勢されているが、図5の状態では摺
動端41aが凸ガイド面43aに位置しているため、送
り込みレバー41は左側板11aと平行である。
【0032】摺動部材38がX1方向へ移動すると、図
6に示すように摺動端41aが凹ガイド面43bを摺動
して送り込みレバー41が軸39を支点として時計方向
へ回動し、送り込みレバー41の先端の送り片41b
が、設置ケース11の左側板11aのスリット11bか
ら収納スペース内に入る。さらに摺動部材38がX1方
向へ移動すると、摺動端41aが凸ガイド面43cに至
り送り込みレバー41は反時計方向へ回動する。また、
送り駆動部材21がX2方向へ復帰移動するときには摺
動部材38および送り込みレバー41が戻しばね42a
によりX2方向へ戻されるが、このときにも途中で送り
込みレバー41が一旦時計方向へ回動する。
【0033】摺動部材38と送り込みレバー41が図5
の初期状態からX1方向へ駆動されると、図6に示すよ
うに、送り込みレバー41の先端に位置する送り片41
bが、選択された収納スペース内の挿入位置にある記
録媒体Cの凹部C1に嵌合し、送り込みレバー41の移
動力により記録媒体CがX1方向へ送られる。送り込み
レバー41が図5の状態から図6に示す位置まで移動す
る間に、収納スペース内の記録媒体Cがで示す受け渡
し位置まで送り出される。さらに送り込みレバー41が
図6にて一点鎖線で示す位置まで移動すると、送り片4
1bが凹部C1から抜け出て、送り込みレバー41から
記録媒体Cへ与えられる送り力が解除される。
【0034】挿入防止機構Jは、各収納スペース12
a,12b、…の側方に配置されており、それぞれの挿
入防止機構Jには挿入防止部材71が設けられている。
この挿入防止部材71は、前記区分壁44に支持された
支持軸72により回動自在に支持されている。支持軸7
2にはトーションばねによる付勢ばね73が設けられ、
挿入防止部材71は付勢ばね73により反時計方向へ付
勢されている。挿入防止部材71が反時計方向へ回動す
ると、図7に示すように、挿入規制部71aが、左側板
11aのスリット11cから収納スペース内に入り込
み、図示左方向からこの収納スペース内に新たな記録媒
体Cが重複して挿入されるのが阻止される。
【0035】送り込み機構Iを構成する前記摺動部材3
8のX2側の端部には規制片38bが一体に形成されて
いる。また挿入防止部材71のX1側の端部には掛止ピ
ン71bが一体に形成されている。図5では、前記規制
片38bがガイド側板43と掛止ピン71bとの間に入
り、規制片38bが掛止ピン71bに掛止された状態を
示している。このとき、挿入防止部材71の挿入規制部
71aが収納スペースの側方に逃げている。図5の状態
から摺動部材38がX1方向へ移動すると、規制片38
bと掛止ピン71bとが外れ、図7に示すように挿入防
止部材71が反時計方向へ回動可能になる。
【0036】次に、上記記録媒体駆動装置の動作を説明
する。記録媒体Cの駆動を行なっていない待機状態で
は、選択ベースDは例えば図4に示すように最下段に位
置するイニシャライズ位置で停止している。また、選択
ベースDに設けられた引込み機構Fでは、引込み駆動部
材18が図1に示すように時計方向へ回動しており、引
込み部材16は選択ベースD内で図示左側に位置してい
る。
【0037】同じく選択ベースDに位置している送り込
み・排出機構Gでは、送り駆動部材21が図1に示す中
立位置(ホームポジション)に停止している。したが
って、図5に示すように、送り駆動部材21のX2側端
部に形成された駆動片21cは、摺動部材38の被圧片
38aから離れ、送り込み機構Iの摺動部材38は戻し
ばね42aによりX2方向へ戻されている。このとき摺
動部材38に支持されている送り込みレバー41の摺動
端41aは凸ガイド面43aに当たり、送り込みレバー
41は反時計方向へ回動している。また摺動部材38の
規制片38bが、挿入防止部材71の掛止ピン71bに
掛止され、挿入防止部材71の反時計方向への回動が規
制されて、挿入規制部71aは設置部Bの各収納スペー
ス12a,12b,…の側方に退行している。
【0038】また図1に示す連係レバー23の一端に設
けられたピン26は、送り駆動部材21の摺動辺21a
に当たり、連係レバー23が図1の状態から反時計方向
へ回動するのが規制されている。したがって、連係レバ
ー23の他端に連結されている制御部材25はX2方向
へ移動しており、この制御部材25のX2側の端部の制
御片25aにより規制突起27bがX2方向へ押され、
排出部材27が時計方向へ回動させられて、排出部材2
7と一体の押し出し部27aが各収納スペース12a,
12b,…の側方へ待避している。
【0039】記録媒体Cは、図1に示す待機状態のとき
に、図示左方向から設置ケース11内のいずれかの収納
スペース12a,12b,…内に挿入される。各収納ス
ペース内に挿入された記録媒体Cは、保持部材13の保
持片13aにより側方から弾性的に押圧されて保持され
る。また前記保持部材13の他端は検知片13bとなっ
ており、各保持部材13の検知片13bには個別に検知
スイッチが対向している。収納スペース内にて記録媒体
Cが正規の挿入位置まで挿入されていると、保持部材
13が軸13cを支点として時計方向へ回動し、検知片
13bが検知スイッチから離れる。よって、各収納スペ
ース毎に設けられた検知スイッチの切換状態を監視する
ことにより、どの収納スペースに記録媒体Cが挿入され
ているのか認識できる。
【0040】設置部Bの収納スペース12a,12b,
…に記録媒体Cが挿入されていることが検知されている
状態で、記録媒体の選択スイッチが操作されると、筐体
Aに設けられた選択モータが始動し、その動力で昇降駆
動部材14が図4に示す位置からX1方向へ駆動され
る。昇降駆動部材14がX1方向へ移動すると、傾斜駆
動穴14a,14aにより選択ベースDが持ち上げられ
る。選択ベースD内の駆動部Eが選択すべき収納スペー
スに対向したときに、昇降駆動部材14の移動が停止す
る。
【0041】選択ベースDがいずれかの収納スペースを
選択する選択位置にて停止すると、選択ベースDに設け
られている送り駆動部材21の駆動片21cが、選択さ
れた収納スペースの側方に位置する摺動部材38の被圧
片38aを駆動できる位置に対向する。選択ベースDが
所定の選択位置で停止した直後に、選択ベースDに設け
られたモータMが始動し、このモータMの動力で、送り
込み・排出機構Gを構成している送り駆動部材21が図
1に示す中立位置を起点としてX1方向へ駆動され
る。このとき、連係レバー23のピン26は摺動辺21
aを摺動するため、連係レバー23は図1に示す姿勢の
ままである。
【0042】送り駆動部材21がX1方向へ移動する
と、送り駆動部材21に形成された駆動片21cが被圧
片38aに当たり、摺動部材38がX1方向へ引かれ
る。摺動部材38がX1方向へ移動する過程で、図6で
実線で示すように、摺動端41aが凹ガイド面43bに
入り、送り込みレバー41が時計方向へ回動して送り片
41bが記録媒体Cの一方の側部の凹部C1内に入る。
その後の送り込みレバー41のX1方向への移動力によ
り記録媒体CがX1方向へ送られる。送り込みレバー4
1により記録媒体Cが図1および図6に示す受け渡し位
置まで送り出されると、摺動端41aが凸ガイド面4
3cに至り、送り込みレバー41は反時計方向へ回動し
て、送り片41bが凹部C1から抜け出る。
【0043】記録媒体Cが受け渡し位置へ移動する
と、図1に示すように、待機していた引込み部材16の
引込み爪16aが、記録媒体Cの他方の側部に形成され
た凹部C2に掛止される。受け渡しのタイミングとして
は、受け渡し位置へ移動した記録媒体Cの側部の凹部
C2が引込み部材16の引込み爪16aに掛止された直
後に、送り込みレバー41の送り片41bが凹部C1か
ら抜け出るように設定することが好ましい。記録媒体C
が受け渡し位置に移動したことが、選択ベースD内の
検知部材により検知されると、選択ベースD上の図示し
ないモータが始動して、図1に示す引込み機構Fの引込
み駆動部材18が反時計方向へ回動し、引込み部材16
がX1方向へ移動して、受け渡し位置の記録媒体Cが
駆動部E内に引込まれ、記録媒体Cが図2に示す駆動位
置に装填される。
【0044】記録媒体Cが駆動位置に引込まれるまで
にシャッタSが開放され、駆動位置にて、記録媒体C
のカートリッジ内のディスクの中心部が、駆動部E内の
クランプテーブルにクランプされる。そしてディスクが
回転駆動され、駆動部E内の光ヘッドにより再生動作あ
るは記録動作が行なわれる。また、図5に示す状態から
送り駆動部材21がX1方向へ移動し、駆動片21cに
より摺動部材38がX1方向へ引かれると、摺動部材3
8の規制片38bが挿入防止部材71の掛止ピン71b
から外れる。よって、記録媒体Cが設置部BからX1方
向へ所定距離移動した時点で、挿入防止部材71は付勢
ばね73の付勢力により反時計方向へ回動し、挿入規制
部71aが、左側板11aのスリット11cから収納ス
ペース内(設置ケース11内)に突出する。
【0045】また記録媒体Cが駆動部E内の駆動位置
に引込まれて装填された後には、モータMが逆転して送
り駆動部材21がX2方向へ復帰し、図1に示す中立位
置で停止する。よって摺動部材38も戻しばね42a
によりX2方向へ戻され、図7に示すように、規制片3
8bが挿入防止部材71の掛止ピン71bに対し図5と
逆側に掛止される。この状態では、挿入防止部材71が
時計方向へ回動できないように規制され、記録媒体Cが
駆動部Eに移送された収納スペース内に挿入規制部71
aが突出する。よって、その収納スペースに外部から新
たな記録媒体Cが挿入されても、挿入防止部材71に阻
止される。そのため、記録媒体Cが駆動部Eに送られて
いるときの収納スペースに、重複して新たな記録媒体C
が誤って挿入されることを防止できる。
【0046】次に、駆動部Eで再生などが終了した記録
媒体Cは、必ず設置部B内の元の収納スペースに戻され
る。このとき選択ベースD内のモータにより、引込み機
構Fの引込み駆動部材18が図2の状態から時計方向へ
駆動され、引込み部材16がX2方向へ移動し、引込み
部材16に形成された押し出し爪16bにより記録媒体
CがX2方向へ押され、記録媒体Cが図1にで示す受
け渡し位置ヘ戻される。これと同時に、モータMによ
り、再度送り駆動部材21がX1方向へ移動し、駆動片
21cにより被圧片38aが引かれ、摺動部材38がX
1方向へ移動して、送り込みレバー41が受け渡し位置
へ戻った記録媒体Cの凹部C1に掛止できる位置に移動
する。送り込みレバー41がX1方向へ再度移動すると
きに、摺動部材38に設けられた規制片38bが挿入防
止部材71から離れるため、図7に示している挿入防止
部材71のロックが解除され挿入防止部材71は自由状
態になる。
【0047】受け渡し位置に戻された記録媒体Cの凹
部C1が、送り込みレバー41の送り片41bに掛止さ
れた後に、モータMが正転に切換えられて、送り駆動部
材21がX2方向へ移動し、摺動部材38および送り込
みレバー41も戻しばね42aによりX2方向へ戻され
る。送り込みレバー41がX2方向へ戻る過程で、送り
込みレバー41の送り片41bが凹部C1に掛止され、
送り込みレバー41のX2方向へ戻り力により、受け渡
し位置の記録媒体Cが、図1に示す収納スペース内の
挿入位置まで戻される。記録媒体Cが収納スペースに
戻るとき、図8に示すように、記録媒体CのX2側の端
部により自由状態の挿入防止部材71が押されて挿入防
止部材71が時計方向へ回動した後に、摺動部材38の
規制片38bが挿入防止部材71の掛止ピン71bとガ
イド側板43との間に入り込み、図5と同じ初期状態に
戻る。
【0048】次に、図1に示す挿入位置にある記録媒
体Cを排出するときには、図4に示す昇降駆動部材14
を移動させて選択ベースDを昇降させ、選択ベースD
を、排出したい記録媒体Cが収納されている収納スペー
スに対向する位置へ移動させる。そしてモータMによ
り、中立位置にある送り駆動部材21をX2方向(摺
動部材38および送り込みレバー41を動作させるのと
逆の方向)へ移動させる。その結果、送り駆動部材21
の駆動部21bによりピン26が押されて連係レバー2
3が反時計方向へ駆動される。そして、図3に示すよう
に、連係レバー23の他端に連結されている制御部材2
5がX1方向へ移動する。このとき、排出スプリング2
9の付勢力により排出部材27が反時計方向へ回動させ
られ、排出部材27の押し出し部27aにより、記録媒
体Cが収納スペース内から押し出され、記録媒体Cが手
で取り出し可能な位置まで排出される。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明では、設置部内の記
録媒体が送り込み部材により受け渡し位置まで送り込
まれ、その後に引込み部材により受け渡し位置の記録
媒体が駆動部方向または選択ベース内に引込まれる。よ
って、従来のように設置部と駆動部との間に、ローラを
備えた搬送手段を配置する必要がなくなり、設置部と駆
動部を接近して配置でき、筐体の奥行き寸法を小さくで
きる。
【0050】また、送り込み部材を動作させる送り駆動
部材により、排出部材が駆動されるため、駆動源および
駆動機構を最少限に構成できる。
【0051】さらに、記録媒体の一方の側部の凹部に送
り込み部材が掛止され、記録媒体の他方の側部の凹部に
引込み部材が掛止されると、設置部と駆動部との間の受
け渡しを確実にでき、記録媒体をスムーズに移送でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体駆動装置の一実施の形態を示
す平面図であり、記録媒体が設置部に挿入された状態を
示す、
【図2】本発明の記録媒体駆動装置の一実施の形態を示
す平面図であり、記録媒体が駆動部に装填された状態を
示す、
【図3】本発明の記録媒体駆動装置の一実施の形態を示
す平面図であり、記録媒体が設置部から排出される動作
を示す、
【図4】図1ないし図3に示す記録媒体駆動装置の側面
図、
【図5】送り込み部材と挿入防止部材の動作を示す部分
平面図であり、記録媒体の挿入待機状態を示す、
【図6】送り込み部材と挿入防止部材の動作を示す部分
平面図であり、記録媒体が受け渡し位置へ移動した状態
を示す、
【図7】送り込み部材と挿入防止部材の動作を示す部分
平面図であり、挿入防止部材が収納スペース内に突出し
た状態を示す、
【図8】送り込み部材と挿入防止部材の動作を示す部分
平面図であり、駆動部から設置部へ記録媒体が戻された
状態を示す、
【図9】従来の記録媒体駆動装置の側面図、
【符号の説明】
A 筐体 B 記録媒体の設置部 C 記録媒体(カートリッジ) D 選択ベース E 駆動部 F 引込み機構 G 送り込み・排出機構 I 送り込み機構 J 挿入防止機構 11 設置ケース 12a,12b,12c,… 収納スペース 14 昇降駆動部材 16 引込み部材 18 引込み駆動部材 21 送り駆動部材 23 連係レバー 25 制御部材 27 排出部材 29 排出スプリング 38 摺動部材 41 送り込み部材(送り込みレバー) 41a 摺動端 41b 送り片 42a 戻しばね 42b 付勢ばね 43 ガイド側板 43a 凸ガイド面 43b 凹ガイド面 43c 凸ガイド面 71 挿入防止部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が設置される設置部と、この設
    置部から移送された記録媒体を駆動する駆動部とを有す
    る記録媒体駆動装置において、 前記設置部内の記録媒体の一方の側部に形成された凹部
    掛止る送り込み部材と、この送り込み部材を前記駆
    動部の方向へ移動させて記録媒体を設置部内から所定量
    突出した受け渡し位置まで移動させる送り駆動部材と、
    前記受け渡し位置に移動した記録媒体の他方の側部に形
    成された凹部を掛止る引込み部材と、この引込み部材
    を移動させて前記記録媒体を駆動部内にて駆動可能な位
    置まで移動させる引込み駆動部材とを有し、 前記記録媒体が受け渡し位置に移動したときに、前記引
    込み部材が前記記録媒体の一方の凹部を掛止するととも
    に、その直後に前記送り込み部材が前記記録媒体の他方
    の凹部の掛止を解除するようにしたことを特徴とする記
    録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 設置部は、個々に記録媒体を収納できる
    複数の収納スペースに区分され、前記送り込み部材はそ
    れぞれの収納スペース毎に設けられており、いずれかの
    収納スペースに対向する選択位置へ移動する選択ベース
    が設けられ、この選択ベースに、選択された収納スペー
    スに対応する送り込み部材を駆動する前記送り駆動部材
    と、引込み部材と、引込み駆動部材とが搭載され、前記
    引込み部材により記録媒体が選択ベース内に引込まれて
    駆動部にて駆動可能な位置に至る請求項1記載の記録媒
    体駆動装置。
  3. 【請求項3】 選択ベースに、いずれかの収納スペース
    内の記録媒体を装置外方へ押し出す排出部材が設けられ
    ており、前記送り駆動部材が前記送り込み部材を駆動す
    るときと逆の方向へ動作するときに、この送り駆動部材
    により前記排出部材が記録媒体を排出する方向へ制御さ
    れる請求項2記載の記録媒体駆動装置。
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