JP3514174B2 - 楽器用スタンド - Google Patents
楽器用スタンドInfo
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- JP3514174B2 JP3514174B2 JP19272099A JP19272099A JP3514174B2 JP 3514174 B2 JP3514174 B2 JP 3514174B2 JP 19272099 A JP19272099 A JP 19272099A JP 19272099 A JP19272099 A JP 19272099A JP 3514174 B2 JP3514174 B2 JP 3514174B2
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- pedal
- legs
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-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D13/00—Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
- G10D13/06—Castanets, cymbals, triangles, tambourines without drumheads or other single-toned percussion musical instruments
- G10D13/063—Cymbals
- G10D13/065—Hi-hats
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンバルの演奏時
に用いられるハイハットスタンド等の楽器用スタンドに
関する。
に用いられるハイハットスタンド等の楽器用スタンドに
関する。
【０００２】
【従来の技術】図６にシンバルの演奏に用いられる従来
のハイハットスタンドを示す。このハイハットスタンド
１は、折畳み自在なスタンド脚２に取付けられた中空の
スタンド本体３と、このスタンド本体３を摺動自在に貫
通する作動ロッド４と、この作動ロッド４を上方へ付勢
するばね装置５と、スタンド本体３の下部に取付けられ
たペダル装置６等を備え、スタンド本体３の上部に下側
固定シンバル７を取付け、作動ロッド４の上部に上側可
動シンバル８を下側固定シンバル７に対向させて取付け
ている。
のハイハットスタンドを示す。このハイハットスタンド
１は、折畳み自在なスタンド脚２に取付けられた中空の
スタンド本体３と、このスタンド本体３を摺動自在に貫
通する作動ロッド４と、この作動ロッド４を上方へ付勢
するばね装置５と、スタンド本体３の下部に取付けられ
たペダル装置６等を備え、スタンド本体３の上部に下側
固定シンバル７を取付け、作動ロッド４の上部に上側可
動シンバル８を下側固定シンバル７に対向させて取付け
ている。
【０００３】前記スタンド脚２は、スタンド本体３の周
囲に略等角度離れて配置される３本の脚９ａ，９ｂ，９
ｃと、各脚９ａ，９ｂ，９ｃの上端を連結する第１の脚
金具１０と、各脚９ａ，９ｂ，９ｃの中間部に一端が折
畳み自在に連結された３本のステー１１ａ，１１ｂ，１
１ｃと、各ステー１１ａ，１１ｂ、１１ｃの他端を連結
する第２の脚金具１２とを備え、第１、第２の脚金具１
０、１２が前記スタンド本体３にボルトによって固定さ
れている。
囲に略等角度離れて配置される３本の脚９ａ，９ｂ，９
ｃと、各脚９ａ，９ｂ，９ｃの上端を連結する第１の脚
金具１０と、各脚９ａ，９ｂ，９ｃの中間部に一端が折
畳み自在に連結された３本のステー１１ａ，１１ｂ，１
１ｃと、各ステー１１ａ，１１ｂ、１１ｃの他端を連結
する第２の脚金具１２とを備え、第１、第２の脚金具１
０、１２が前記スタンド本体３にボルトによって固定さ
れている。
【０００４】前記ばね装置５は、スタンド本体３の下部
の外周に固定されたパイプ１３と、このパイプ１３内に
組み込まれた図示しない復帰用ばねとを備え、このばね
によって前記作動ロッド４およびペダル装置６のペダル
１６に上方への復帰習性を付与している。
の外周に固定されたパイプ１３と、このパイプ１３内に
組み込まれた図示しない復帰用ばねとを備え、このばね
によって前記作動ロッド４およびペダル装置６のペダル
１６に上方への復帰習性を付与している。
【０００５】前記ペダル装置６は、スタンド本体３の下
端に固定され床面上に設置される側面視Ｌ字状のペダル
フレーム１４と、このペダルフレーム１４のヒール１５
に後端側（演奏者側端）が上下方向に回動自在に連結さ
れた前記ペダル１６と、このペダル１６の前端を前記作
動ロッド４の下端に連結する伝達部材１７等からなり、
演奏時に前記ペダル１６を足で踏み込んで作動ロッド４
を前記ばね装置５のばねに抗して引き下げると、上側可
動シンバル８が下側固定シンバル７を打撃するように構
成されている。
端に固定され床面上に設置される側面視Ｌ字状のペダル
フレーム１４と、このペダルフレーム１４のヒール１５
に後端側（演奏者側端）が上下方向に回動自在に連結さ
れた前記ペダル１６と、このペダル１６の前端を前記作
動ロッド４の下端に連結する伝達部材１７等からなり、
演奏時に前記ペダル１６を足で踏み込んで作動ロッド４
を前記ばね装置５のばねに抗して引き下げると、上側可
動シンバル８が下側固定シンバル７を打撃するように構
成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ハイハットスタンド１は、スタンド脚２とペダル装置６
によってスタンド本体３を支持する構造のものがほとん
どであった。しかしながら、スタンド脚２は３本の脚９
ａ，９ｂ，９ｃを備えているので、演奏性という点で問
題があった。すなわち、スタンド脚２を開いてハイハッ
トスタンド１を床面上に設置すると、隣り合う脚９ａ，
９ｂ，９ｃどうしの開き角θは、図７に示すように略１
２０度で、左右２本の脚９ａ，９ｂがペダル１６の両側
に対称的に位置し、中央の脚９ｃがスタンド本体３とペ
ダル１６を結ぶ直線上で演奏者から見てスタンド本体３
より前方に位置しているため、演奏時に左右の脚９ａ，
９ｂがペダル１６の操作の妨げとなる。特に、一人の演
奏者がシンバルやバスドラム等の複数の楽器を担当する
場合は、複数の楽器用スタンドを近接させてセッティン
グする必要があるため、脚の数が増加すると演奏者の足
元が煩雑になり、足が脚に接触したりしてペダル操作の
妨げとなるばかりか、楽器用スタンドのセッティングの
障害となる。
ハイハットスタンド１は、スタンド脚２とペダル装置６
によってスタンド本体３を支持する構造のものがほとん
どであった。しかしながら、スタンド脚２は３本の脚９
ａ，９ｂ，９ｃを備えているので、演奏性という点で問
題があった。すなわち、スタンド脚２を開いてハイハッ
トスタンド１を床面上に設置すると、隣り合う脚９ａ，
９ｂ，９ｃどうしの開き角θは、図７に示すように略１
２０度で、左右２本の脚９ａ，９ｂがペダル１６の両側
に対称的に位置し、中央の脚９ｃがスタンド本体３とペ
ダル１６を結ぶ直線上で演奏者から見てスタンド本体３
より前方に位置しているため、演奏時に左右の脚９ａ，
９ｂがペダル１６の操作の妨げとなる。特に、一人の演
奏者がシンバルやバスドラム等の複数の楽器を担当する
場合は、複数の楽器用スタンドを近接させてセッティン
グする必要があるため、脚の数が増加すると演奏者の足
元が煩雑になり、足が脚に接触したりしてペダル操作の
妨げとなるばかりか、楽器用スタンドのセッティングの
障害となる。
【０００７】そこで、このような問題を解決するため
に、例えば特開平１０−２３２６７０号公報、米国特許
第５１０５７０６号のように、スタンド脚を２本の脚で
構成したハイハットスタンドが提案されている。このよ
うなハイハットスタンドにおいては、脚の数が少ないた
め、演奏者の足元をすっきりさせることができるという
利点がある。
に、例えば特開平１０−２３２６７０号公報、米国特許
第５１０５７０６号のように、スタンド脚を２本の脚で
構成したハイハットスタンドが提案されている。このよ
うなハイハットスタンドにおいては、脚の数が少ないた
め、演奏者の足元をすっきりさせることができるという
利点がある。
【０００８】しかしながら、最近ではより一層快適な演
奏を楽しめるようにするために足元をさらにすっきりさ
せることができ、複数の楽器用スタンドを容易にセッテ
ィングし得る楽器用スタンドの開発が要請されている。
奏を楽しめるようにするために足元をさらにすっきりさ
せることができ、複数の楽器用スタンドを容易にセッテ
ィングし得る楽器用スタンドの開発が要請されている。
【０００９】本発明は上記した要請に応えるべくなされ
たもので、その目的とするところは、演奏者の足元をす
っきりさせ、より一層快適な演奏を楽しめるようにする
とともにセッティングを容易に行えるようにした楽器用
スタンドを提供することにある。
たもので、その目的とするところは、演奏者の足元をす
っきりさせ、より一層快適な演奏を楽しめるようにする
とともにセッティングを容易に行えるようにした楽器用
スタンドを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第１の本発明は、スタンド本体と、このスタンド本体
の下部に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、こ
のペダル装置とともに前記スタンド本体を支持するスタ
ンド脚とを備え、このスタンド脚を前記スタンド本体お
よび前記ペダルフレームを挟んで前記ペダル装置とは反
対側に位置する１本のみの脚と、この脚の下端から水平
方向に延在する足部とで構成したことを特徴とする。
に第１の本発明は、スタンド本体と、このスタンド本体
の下部に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、こ
のペダル装置とともに前記スタンド本体を支持するスタ
ンド脚とを備え、このスタンド脚を前記スタンド本体お
よび前記ペダルフレームを挟んで前記ペダル装置とは反
対側に位置する１本のみの脚と、この脚の下端から水平
方向に延在する足部とで構成したことを特徴とする。
【００１１】また、第２の発明は、上記第１の発明にお
いて、前記足部を折畳み自在に構成したことを特徴とす
る。
いて、前記足部を折畳み自在に構成したことを特徴とす
る。
【００１２】本発明においては、脚が一本であるため、
脚の本数を削減することができる。スタンド本体の安定
性を高めるためには、脚に複数の足部を設けておけばよ
い。足部は折畳まれると、楽器用スタンドの持ち運びを
容易にする。
脚の本数を削減することができる。スタンド本体の安定
性を高めるためには、脚に複数の足部を設けておけばよ
い。足部は折畳まれると、楽器用スタンドの持ち運びを
容易にする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図１は本発明をハイハ
ットスタンドに適用した第１の実施の形態を示す要部の
斜視図、図２は同スタンドの断面図である。なお、従来
技術の欄で示した構成部材等と同一のものについては同
一の符号をもって示し、その説明を適宜省略する。
形態に基づいて詳細に説明する。図１は本発明をハイハ
ットスタンドに適用した第１の実施の形態を示す要部の
斜視図、図２は同スタンドの断面図である。なお、従来
技術の欄で示した構成部材等と同一のものについては同
一の符号をもって示し、その説明を適宜省略する。
【００１４】これらの図において、本実施の形態におい
ては、作動ロッド４を上方へ付勢する復帰用ばね２０を
スタンド本体３の内部に組み込んだハイハットスタンド
に適用した例を示す。
ては、作動ロッド４を上方へ付勢する復帰用ばね２０を
スタンド本体３の内部に組み込んだハイハットスタンド
に適用した例を示す。
【００１５】前記スタンド本体３は、下パイプ２１と、
この下パイプ２１の上端に接続された中パイプ２２およ
び上パイプ２３（図６参照）と、これらのパイプ２１，
２２，２３を摺動自在に貫通する前記作動ロッド４とか
らなり、上パイプ２３の上端に下側固定シンバル７が上
向きに取付けられ、作動ロッド４の上端側に上側可動シ
ンバル８が下向きに取付けられている。
この下パイプ２１の上端に接続された中パイプ２２およ
び上パイプ２３（図６参照）と、これらのパイプ２１，
２２，２３を摺動自在に貫通する前記作動ロッド４とか
らなり、上パイプ２３の上端に下側固定シンバル７が上
向きに取付けられ、作動ロッド４の上端側に上側可動シ
ンバル８が下向きに取付けられている。
【００１６】前記下パイプ２１は、下端側がペダル装置
６のペダルフレーム１４に固定され、内部には前記復帰
用ばね２０が弾装されている。この復帰用ばね２０の上
端は、前記作動ロッド４に設けたばね受けリング２４に
圧接され、下端が下パイプ２１の下端開口部を閉塞する
蓋部材２５に圧接されている。
６のペダルフレーム１４に固定され、内部には前記復帰
用ばね２０が弾装されている。この復帰用ばね２０の上
端は、前記作動ロッド４に設けたばね受けリング２４に
圧接され、下端が下パイプ２１の下端開口部を閉塞する
蓋部材２５に圧接されている。
【００１７】前記作動ロッド４の下端は、前記蓋部材２
５に設けた貫通穴を貫通してスタンド本体３の下方に突
出し、ペダル装置６に連結されている。ペダル装置６
は、床面に設置される前記ペダルフレーム１４を備えて
いる。このペダルフレーム１４は、正面視ロ字状に形成
されることにより、下フレーム１４Ａおよび上フレーム
１４Ｂと、これらの上、下フレーム１４Ａ，１４Ｂを連
結する左右一対の支柱１４Ｃ，１４Ｄとからなり、上フ
レーム１４Ｂの上面中央に前記下パイプ２１の下端が固
定され、作動ロッド４の下端部が上フレーム１４Ｂの下
方に延在している。下フレーム１４Ａとヒール１５は、
２本の連結バー２６によって連結されている。そして、
前記作動ロッド４の下端とペダル１６の前端は、ベルト
等の可撓性を有する伝達部材１７によって連結され、ペ
ダル１６の後端が、前記ヒール１５に上下方向に回動自
在に連結されている。
５に設けた貫通穴を貫通してスタンド本体３の下方に突
出し、ペダル装置６に連結されている。ペダル装置６
は、床面に設置される前記ペダルフレーム１４を備えて
いる。このペダルフレーム１４は、正面視ロ字状に形成
されることにより、下フレーム１４Ａおよび上フレーム
１４Ｂと、これらの上、下フレーム１４Ａ，１４Ｂを連
結する左右一対の支柱１４Ｃ，１４Ｄとからなり、上フ
レーム１４Ｂの上面中央に前記下パイプ２１の下端が固
定され、作動ロッド４の下端部が上フレーム１４Ｂの下
方に延在している。下フレーム１４Ａとヒール１５は、
２本の連結バー２６によって連結されている。そして、
前記作動ロッド４の下端とペダル１６の前端は、ベルト
等の可撓性を有する伝達部材１７によって連結され、ペ
ダル１６の後端が、前記ヒール１５に上下方向に回動自
在に連結されている。
【００１８】前記スタンド本体３の下部には、前記スタ
ンドフレーム１４とともにスタンド本体３を安定した状
態に支持するスタンド脚４０が取付けられている。この
スタンド脚４０は、前記スタンド本体３の前方に位置す
る１本の脚４１からなり、この脚４１の上端が前記中パ
イプ２２の下端部外周に蝶ねじ４３によって取付けたリ
ング状の脚金具４２に連結ピン４４を介して上下方向に
回動自在に連結されている。また脚４１の中間部は、下
パイプ２１の下端部外周に設けた蝶ねじ４５によって取
付けた脚金具４６にステー４７を介して連結されてい
る。そして、脚４１の下端には、スタンド本体３の左右
方向に略水平に延在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂが取
付金具４９を介して取付けられており、これらの足部４
８Ａ，４８Ｂの中間部と前記脚４１に取付けた金具５０
をステー５１Ａ，５１Ｂによってそれぞれ連結してい
る。また、各足部４８Ａ，４８Ｂの先端には、ゴム脚５
２がそれぞれ冠着され、床面に接触している。このよう
な足部４８Ａ，４８Ｂは、個々独立に製作することも可
能であるが、前記脚４１と同様に１本の細長い金属板に
よって製作され、止めねじ５３によって前記取付金具４
９に固定されている。また、本実施の形態においては、
脚４１および２本の足部４８Ａ，４８Ｂをそれぞれ細長
い金属板によって製作した例を示したが、これに限ら
ず、図３に示す第２の実施の形態のようにパイプで製作
してもよい。パイプで製作した場合は強度、剛性が大き
いため、ステーが不要である。
ンドフレーム１４とともにスタンド本体３を安定した状
態に支持するスタンド脚４０が取付けられている。この
スタンド脚４０は、前記スタンド本体３の前方に位置す
る１本の脚４１からなり、この脚４１の上端が前記中パ
イプ２２の下端部外周に蝶ねじ４３によって取付けたリ
ング状の脚金具４２に連結ピン４４を介して上下方向に
回動自在に連結されている。また脚４１の中間部は、下
パイプ２１の下端部外周に設けた蝶ねじ４５によって取
付けた脚金具４６にステー４７を介して連結されてい
る。そして、脚４１の下端には、スタンド本体３の左右
方向に略水平に延在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂが取
付金具４９を介して取付けられており、これらの足部４
８Ａ，４８Ｂの中間部と前記脚４１に取付けた金具５０
をステー５１Ａ，５１Ｂによってそれぞれ連結してい
る。また、各足部４８Ａ，４８Ｂの先端には、ゴム脚５
２がそれぞれ冠着され、床面に接触している。このよう
な足部４８Ａ，４８Ｂは、個々独立に製作することも可
能であるが、前記脚４１と同様に１本の細長い金属板に
よって製作され、止めねじ５３によって前記取付金具４
９に固定されている。また、本実施の形態においては、
脚４１および２本の足部４８Ａ，４８Ｂをそれぞれ細長
い金属板によって製作した例を示したが、これに限ら
ず、図３に示す第２の実施の形態のようにパイプで製作
してもよい。パイプで製作した場合は強度、剛性が大き
いため、ステーが不要である。
【００１９】このように本発明においては、スタンド脚
４０を１本の脚４１のみとし、この脚４１の下端に左右
方向に延在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂを設けている
ので、実質的にスタンド脚４０の脚４１を２本と見なす
ことができる。したがって、図６に示した従来のスタン
ド脚２に比べて脚を２本削減することができ、また上記
特開平１０−２３２６７０号公報に記載されたハイハッ
トスタンドに比べて１本少なくすることができる。
４０を１本の脚４１のみとし、この脚４１の下端に左右
方向に延在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂを設けている
ので、実質的にスタンド脚４０の脚４１を２本と見なす
ことができる。したがって、図６に示した従来のスタン
ド脚２に比べて脚を２本削減することができ、また上記
特開平１０−２３２６７０号公報に記載されたハイハッ
トスタンドに比べて１本少なくすることができる。
【００２０】また、脚４１に２本の足部４８Ａ，４８Ｂ
を設け、これらの足部４８Ａ，４８Ｂとペダルフレーム
１４とで三脚を構成しているので、スタンド本体３が前
後、左右方向に傾倒せず、上記した従来のハイハットス
タンド１と同様に安定した状態で支持することができ
る。
を設け、これらの足部４８Ａ，４８Ｂとペダルフレーム
１４とで三脚を構成しているので、スタンド本体３が前
後、左右方向に傾倒せず、上記した従来のハイハットス
タンド１と同様に安定した状態で支持することができ
る。
【００２１】また、脚４１の２本の足部４８Ａ，４８Ｂ
はペダル装置６より前方に位置しているので、演奏者の
足元がすっきりして演奏時に足が脚４１や足部４８Ａ．
４８Ｂに接触するおそれがなく、ペダル１６の操作性が
向上し快適な演奏を楽しむことができる。また、脚４１
の数が少ないと、スタンド脚４０による床面の専有面積
が小さくなるので、複数の楽器用スタンドのセッティン
グが容易になり有利である。なお、セッティングに際し
て他の楽器用スタンドと干渉する場合は、蝶ねじ４３，
４５を緩めて脚金具４２，４６を回転させ、２本の足部
４８Ａ，４８Ｂをペダル装置６に対してスタンド本体３
の安定性を損なわない角度範囲内で傾斜させるとよい。
はペダル装置６より前方に位置しているので、演奏者の
足元がすっきりして演奏時に足が脚４１や足部４８Ａ．
４８Ｂに接触するおそれがなく、ペダル１６の操作性が
向上し快適な演奏を楽しむことができる。また、脚４１
の数が少ないと、スタンド脚４０による床面の専有面積
が小さくなるので、複数の楽器用スタンドのセッティン
グが容易になり有利である。なお、セッティングに際し
て他の楽器用スタンドと干渉する場合は、蝶ねじ４３，
４５を緩めて脚金具４２，４６を回転させ、２本の足部
４８Ａ，４８Ｂをペダル装置６に対してスタンド本体３
の安定性を損なわない角度範囲内で傾斜させるとよい。
【００２２】図４は本発明の第３の実施の形態を示すス
タンド脚の正面図である。この実施の形態においては、
左右の足部４８Ａ，４８Ｂを個々独立に製作して一端を
取付金具４９に連結ピン５５によって回動自在に連結
し、使用時において足部４８Ａ，４８Ｂが正面視逆Ｖ字
状になるようにしている。その他の構造は上記した第１
の実施の形態と同一である。
タンド脚の正面図である。この実施の形態においては、
左右の足部４８Ａ，４８Ｂを個々独立に製作して一端を
取付金具４９に連結ピン５５によって回動自在に連結
し、使用時において足部４８Ａ，４８Ｂが正面視逆Ｖ字
状になるようにしている。その他の構造は上記した第１
の実施の形態と同一である。
【００２３】このような構造においては、不使用時に足
部４８Ａ，４８Ｂ，４８Ｃを折畳むことができるため、
持ち運びが容易であるという利点がある。
部４８Ａ，４８Ｂ，４８Ｃを折畳むことができるため、
持ち運びが容易であるという利点がある。
【００２４】図５は本発明の第４の実施の形態を示す斜
視図である。この実施の形態においては、左右方向に延
在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂに加えて前方に延在す
る１本の足部４８Ｃを脚４１に付加し、この足部４８Ｃ
をステー５１Ｃによって補強している。その他の構造
は、上記した第１の実施の形態と全く同一である。
視図である。この実施の形態においては、左右方向に延
在する２本の足部４８Ａ，４８Ｂに加えて前方に延在す
る１本の足部４８Ｃを脚４１に付加し、この足部４８Ｃ
をステー５１Ｃによって補強している。その他の構造
は、上記した第１の実施の形態と全く同一である。
【００２５】このような構造においては、脚４１を３本
の足部４８Ａ，４８Ｂ，４８Ｃで構成したので、スタン
ド本体３が左右および前方に傾倒するのを確実に防止す
ることができ、スタンド本体３をより一層安定した状態
で支持することができる。
の足部４８Ａ，４８Ｂ，４８Ｃで構成したので、スタン
ド本体３が左右および前方に傾倒するのを確実に防止す
ることができ、スタンド本体３をより一層安定した状態
で支持することができる。
【００２６】なお、上記した実施の形態においては、ハ
イハットスタンドに適用した例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ペダル装置６を備えた楽
器用のスタンド全般に適用することができる。また、図
１に示す実施の形態においては、２本の足部４８Ａ，４
８Ｂを左右方向に延在させたが、右斜め前方および左斜
め前方に延在するようにＶ字状に交差するものであって
もよい。
イハットスタンドに適用した例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ペダル装置６を備えた楽
器用のスタンド全般に適用することができる。また、図
１に示す実施の形態においては、２本の足部４８Ａ，４
８Ｂを左右方向に延在させたが、右斜め前方および左斜
め前方に延在するようにＶ字状に交差するものであって
もよい。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る楽器用
スタンドによれば、脚の数を１本としたので、演奏者の
足が接触したりすることがなく、ペダル装置の操作性を
向上させるとともに、複数の楽器用スタンドのセッティ
ングを容易にする。また、脚に複数本の足部を設けてい
るので、スタンド脚自体の安定性も良好で、スタンド本
体をペダルフレームとともに従来のスタンド脚と同様に
安定した状態で支持することができる。
スタンドによれば、脚の数を１本としたので、演奏者の
足が接触したりすることがなく、ペダル装置の操作性を
向上させるとともに、複数の楽器用スタンドのセッティ
ングを容易にする。また、脚に複数本の足部を設けてい
るので、スタンド脚自体の安定性も良好で、スタンド本
体をペダルフレームとともに従来のスタンド脚と同様に
安定した状態で支持することができる。
【図１】 本発明をハイハットスタンドに適用した第１
の実施の形態を示す要部の斜視図である。
の実施の形態を示す要部の斜視図である。
【図２】 同スタンドの断面図である。
【図３】 本発明の第２の実施の形態を示すスタンド脚
の要部の背面図である。
の要部の背面図である。
【図４】 本発明の第３の実施の形態を示すスタンド脚
の要部の正面図である。
の要部の正面図である。
【図５】 本発明の第４の実施の形態を示す要部の斜視
図である。
図である。
【図６】 従来のハイハットスタンドの外観斜視図であ
る。
る。
【図７】 従来のスタンドにおけるペダルと脚の位置関
係を示す図である。
係を示す図である。
１…ハイハットスタンド、２…スタンド脚、３…スタン
ド本体、４…作動ロッド、６…ペダル装置、７…下側固
定シンバル、８…上側可動シンバル、９ａ，９ｂ，９ｃ
…脚、１０…第１の脚金具、１１ａ，１１ｂ，１１ｃ…
ステー、１２…第２の脚金具、１４…ペダルフレーム、
１６…ペダル、４０…スタンド脚、４１…脚、４８Ａ，
４８Ｂ，４８Ｃ…足部。
ド本体、４…作動ロッド、６…ペダル装置、７…下側固
定シンバル、８…上側可動シンバル、９ａ，９ｂ，９ｃ
…脚、１０…第１の脚金具、１１ａ，１１ｂ，１１ｃ…
ステー、１２…第２の脚金具、１４…ペダルフレーム、
１６…ペダル、４０…スタンド脚、４１…脚、４８Ａ，
４８Ｂ，４８Ｃ…足部。
Claims (2)
- 【請求項１】 スタンド本体と、このスタンド本体の下
部に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、このペ
ダル装置のペダルフレームとともに前記スタンド本体を
支持するスタンド脚とを備え、このスタンド脚を前記ス
タンド本体および前記ペダルフレームを挟んで前記ペダ
ル装置とは反対側に位置する１本のみの脚と、この脚の
下端から水平方向に延在する足部とで構成したことを特
徴とする楽器用スタンド。 - 【請求項２】 請求項１記載の楽器用スタンドにおい
て、前記 足部を折畳み自在に構成したことを特徴とする楽器
用スタンド。
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP19272099A JP3514174B2 (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 楽器用スタンド |
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