JP3513596B2 - 通信装置、通信方式、通信方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 - Google Patents

通信装置、通信方式、通信方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体

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JP3513596B2
JP3513596B2 JP2001062299A JP2001062299A JP3513596B2 JP 3513596 B2 JP3513596 B2 JP 3513596B2 JP 2001062299 A JP2001062299 A JP 2001062299A JP 2001062299 A JP2001062299 A JP 2001062299A JP 3513596 B2 JP3513596 B2 JP 3513596B2
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博司 原田
雅行 藤瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信システ
ムの間をシームレスに移行して通信を行うのに好適な通
信装置、アドレス変換装置、通信方式、通信方法、アド
レス変換方法、これらをコンピュータ(DSP(Digita
l Signal Processor;ディジタル信号プロセッサ)、F
PGA(Field Programmable Gate Array)、または、
ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)を含む。)上に実現し、これに実行させるプログラ
ム、ならびに、当該プログラムを記録したコンピュータ
読取可能な情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信システムの標準化が世
界中で進みつつある。このような通信システムには、P
HS(Personal Handyphone System)を用いたPIAF
S(PHS Internet Access Forum Standard)や無線LA
Nの規格であるIEEE 802.11b、移動体電話回線を用いた
モデム接続による通信システムなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複数の通信システム用のインターフェースが接続さ
れた端末であっても、いずれかのインターフェースをユ
ーザがあらかじめ選択して利用しなければならなかっ
た。
【0004】また、ある通信システムを利用している途
中で当該通信システムが利用できなくなった場合、他の
通信システムにシームレスに切り替えることができなか
った。たとえば、ある通信システムを利用してマルチメ
ディアコンテンツなどの大容量情報をダウンロードして
いる途中で、当該通信システムが利用できなくなった場
合、他の通信システムに切り替えると、ダウンロードを
最初からやり直す必要があった。
【0005】このため、複数の通信システムの間をシー
ムレスに移行して通信ができるような移動体通信の手法
に対するユーザの要望はきわめて大きい。
【0006】本発明は、複数の通信システムの間をシー
ムレスに移行して通信を行うのに好適な通信装置、アド
レス変換装置、通信方式、通信方法、アドレス変換方
法、これらをコンピュータ上に実現し、これに実行させ
るプログラム、ならびに、当該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0008】本発明の第1の観点に係る通信装置は、複
数の通信システムからいずれかを選択して通信を行い、
検出部と、選択部と、接続通信部と、を備えるように構
成する。なお、本願では、この態様をAPI−1と呼
ぶ。
【0009】ここで、検出部は、複数の通信システムの
それぞれの信号レベルを検出する。
【0010】一方、選択部は、検出された信号レベルが
所定の閾値を超える通信システムのそれぞれについて所
定のパラメータを求め、当該パラメータにより、当該通
信システムからいずれかを選択する。
【0011】さらに、接続通信部は、選択された通信シ
ステムについて通信プロトコルスタックの物理層とMA
C(Media Access Control)層とを接続して通信を行
う。
【0012】また、本発明の通信装置は、以下のように
構成することができる。なお、本願では、この態様をA
PI−2と呼ぶ。
【0013】すなわち、接続通信部は、通信プロトコル
スタックの物理層とMAC層において、複数の通信シス
テムのうち、第1の情報伝送レートを用いる通信システ
ムを、これより高い第2の情報伝送レートを用いる通信
システムでエミュレートして、当該MAC層とLLC
(Logical Link Control)層とを接続して通信を行う。
【0014】API−2においては、第1の情報伝送レ
ートを用いる通信システムは、PHS(Personal Handy
phone System)インターフェースを用いる通信システム
であり、第2の情報伝送レートを用いる通信システム
は、IEEE 802.11b規格、IEEE 802.11a規格、もしくは、
ARIB-MMAC(HiSWANaおよびHiSWANb)規格に基づく無線L
AN(Local Area Network)インターフェースを用いる
通信システムであるように構成することができる。
【0015】また、本発明の通信装置は、アドレス変換
装置をさらに備え、以下のように構成することができ
る。なお、本願では、この態様をIF(InterFace)と
呼ぶ。
【0016】すなわち、アドレス変換装置は、検出され
た信号レベルを受け付け、複数の通信システムのいずれ
かのIPアドレスと、これと異なる所定の端末IPアド
レスとを送信時ならびに受信時に変換する。
【0017】一方、接続通信部は、所定の端末IPアド
レスを用いて、当該ネットワーク層とトランスポート層
とを接続して通信を行う。
【0018】なお、アドレス変換装置は、信号レベル受
付部と、選択部と、送受信時変換部と、を備え、以下の
ように構成する。
【0019】すなわち、信号レベル受付部は、複数の通
信システムのそれぞれについて検出された信号レベルの
入力を受け付ける。
【0020】一方、選択部は、受け付けられた信号レベ
ルが所定の閾値を超える通信システムのそれぞれについ
て所定のパラメータを求め、当該パラメータにより、当
該通信システムからいずれかを選択する。
【0021】さらに、送受信時変換部は、通信プロトコ
ルスタックのネットワーク層において、選択された通信
システムのIPアドレスと、これと異なる所定の端末I
Pアドレスと、を送信時ならびに受信時に変換する。
【0022】本発明の第2の観点に係る通信装置は、ア
ンテナと、構成情報記憶部と、電子素子部と、を備え、
以下のように構成する。
【0023】すなわち、アンテナは、複数の通信システ
ムが用いる通信周波数帯を感受帯域に含む。
【0024】一方、構成情報記憶部は、電子回路構成情
報を不揮発に記憶する。
【0025】さらに、電子素子部は、アンテナに接続さ
れ、不揮発に記憶された電子回路構成情報により可変に
電子回路を構成する。
【0026】そして、記憶された電子回路構成情報は、
アンテナと電子素子部とを、上記のAPI−1、API
−2、もしくは、IFの検出部、選択部、および、接続
通信部として機能させる。
【0027】本態様は、上記のAPI−1、API−
2、IFをソフトウェアラジオにより実現する手法であ
る。
【0028】また、上記のAPI−1、API−2、I
FをPC(Personal Computer)カード規格(PCMC
IA(PC Memory Card International Association)規
格)にしたがうPCカードを用いて実現し、以下のよう
に構成することができる。
【0029】すなわち、所定の端末IPアドレスは、当
該PCカードが挿入される端末に割り当てられるIPア
ドレスである。
【0030】一方、不揮発に記憶される電子回路構成情
報は、端末から更新可能である。
【0031】本発明の第3の観点に係る通信方式(通信
系)は、上記の通信装置と、当該通信装置が用いる複数
の通信システムのいずれか複数を用いて、当該通信装置
と通信する基地局と、を備えるように構成する。
【0032】本発明の第4の観点に係る通信方法は、複
数の通信システムからいずれかを選択して通信を行い、
検出工程と、選択工程と、接続通信工程と、を備え、以
下のように構成することができる。この態様はAPI−
1に対応するものである。
【0033】すなわち、検出工程では、複数の通信シス
テムのそれぞれの信号レベルを検出する。
【0034】一方、選択工程では、検出された信号レベ
ルが所定の閾値を超える通信システムのそれぞれについ
て所定のパラメータを求め、当該パラメータにより、当
該通信システムからいずれかを選択する。
【0035】さらに、接続通信工程では、選択された通
信システムについて通信プロトコルスタックの物理層と
MAC(Media Access Control)層とを接続して通信を
行う。
【0036】また、本発明の通信方法は、以下のように
構成することができる。この態様はAPI−2に対応す
るものである。
【0037】すなわち、接続通信工程では、通信プロト
コルスタックの物理層とMAC層において、複数の通信
システムのうち、第1の情報伝送レートを用いる通信シ
ステムを、これより高い第2の情報伝送レートを用いる
通信システムでエミュレートして、当該MAC層とLL
C層とを接続して通信を行う。
【0038】また、本発明の通信方法は、アドレス変換
工程(アドレス変換方法)をさらに備え、以下のように
構成することができる。この態様は、IFに対応するも
のである。
【0039】すなわち、アドレス変換工程では、検出さ
れた信号レベルを受け付け、複数の通信システムのいず
れかのIPアドレスと、これと異なる所定の端末IPア
ドレスとを送信時ならびに受信時に変換する。
【0040】一方、接続通信工程では、所定の端末IP
アドレスを用いて、当該ネットワーク層とトランスポー
ト層とを接続して通信を行う。
【0041】なお、アドレス変換工程(アドレス変換方
法)は、さらに、信号レベル受付工程と、選択工程と、
送受信時変換工程と、を備え、以下のように構成する。
【0042】すなわち、信号レベル受付工程では、複数
の通信システムのそれぞれについて検出された信号レベ
ルの入力を受け付ける。
【0043】一方、選択工程では、受け付けられた信号
レベルが所定の閾値を超える通信システムのそれぞれに
ついて所定のパラメータを求め、当該パラメータによ
り、当該通信システムからいずれかを選択する。
【0044】さらに、送受信時変換工程では、通信プロ
トコルスタックのネットワーク層において、選択された
通信システムのIPアドレスと、これと異なる所定の端
末IPアドレスと、を送信時ならびに受信時に変換す
る。
【0045】また、本発明のIFにおいては、通信シス
テムのIPアドレスを記憶するアドレス記憶部をさらに
備え、以下のように構成することができる。
【0046】すなわち、選択された通信システムのIP
アドレスが指定されたパケットが受信された場合、受信
されたパケットのうち、選択された通信システムのIP
アドレスが指定された部分を所定の端末IPアドレスに
書き換えて受信時変換を行い、アドレス記憶部に書き換
えられた選択された通信システムのIPアドレスを記憶
させる。
【0047】一方、所定の端末IPアドレスが指定され
たパケットを送信しようとする場合、送信されようとす
るパケットのうち、所定の端末IPアドレスが指定され
た部分をアドレス記憶部に記憶されたIPアドレスに書
き換えて送信時変換を行う。
【0048】また、上記発明は、通信システムのIPア
ドレスを記憶するキャッシュ部と、アドレス記憶部に記
憶されたIPアドレスが更新されたか否かを記憶する更
新記憶部と、をさらに備え、以下のように構成すること
ができる。
【0049】すなわち、アドレス記憶部に記憶させる選
択された通信システムのIPアドレスが、アドレス記憶
部にすでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、
更新記憶部に更新された旨を記憶する。
【0050】一方、送信時変換の際、更新記憶部に更新
された旨が記憶されている場合、アドレス記憶部に記憶
されたIPアドレスをキャッシュ部にコピーして記憶さ
せ、更新記憶部に更新されていない旨を記憶させる。
【0051】さらに、送信されようとするパケットのう
ち、所定の端末IPアドレスが指定された部分をキャッ
シュ部に記憶されたIPアドレスに書き換えて送信時変
換を行う。
【0052】また、本発明のIFは、以下のように構成
することができる。
【0053】すなわち、選択された通信システムのIP
アドレスが送付先として、所定の端末IPアドレスが付
加情報として、それぞれ指定されたパケットが受信され
た場合、アドレス記憶部に送付先として指定された選択
された通信システムのIPアドレスを記憶させ、受信さ
れたパケットについて、所定の端末IPアドレスを送付
先として指定し直す受信時変換を行う。
【0054】一方、所定の端末IPアドレスが発信元と
して指定されたパケットを送信しようとする場合、送信
されようとするパケットについて、アドレス記憶部に記
憶されたIPアドレスを発信元として、所定の端末IP
アドレスを付加情報として、それぞれ指定し直す送信時
変換を行う。
【0055】また、上記発明は、通信システムのIPア
ドレスを記憶するキャッシュ部と、アドレス記憶部に記
憶されたIPアドレスが更新されたか否かを記憶する更
新記憶部と、をさらに備え、以下のように構成すること
ができる。
【0056】すなわち、アドレス記憶部に記憶させる選
択された通信システムのIPアドレスが、アドレス記憶
部にすでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、
更新記憶部に更新された旨を記憶する。
【0057】一方、送信時変換の際、更新記憶部に更新
された旨が記憶されている場合、アドレス記憶部に記憶
されたIPアドレスをキャッシュ部にコピーして記憶さ
せ、更新記憶部に更新されていない旨を記憶させる。
【0058】さらに、送信されようとするパケットにつ
いて、アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスを発信
元として、所定の端末IPアドレスを付加情報として、
それぞれ指定し直す送信時変換を行う。
【0059】なお、上記の態様のAPI−1、API−
2、IFは、いずれか1つを採用してもよいし、いずれ
か複数を同時に採用してもよい。後者には、たとえば、
以下のような組合せが考えられる。 ・API−1とAPI−2 ・API−1とIF ・API−1とAPI−2とIF
【0060】また、本発明のAPI−1、API−2、
IFにおいて、複数の通信システムのそれぞれについ
て、所定のパラメータを、以下のいずれか1つ以上を参
照して計算するように構成することができる。 ・検出された信号レベル ・通信の情報伝送レート ・利用する際に必要な利用料金 ・あらかじめ設定した優先度
【0061】本発明の第5の観点に係るプログラムは、
コンピュータを上記API−1、API−2、IFにか
かる装置として機能させ、もしくは、上記API−1、
API−2、IFにかかる方法を実行させるものであ
る。
【0062】また、コンピュータとは独立して、本発明
のプログラムを記録した情報記録媒体を配布、販売する
ことができるほか、インターネットなどのコンピュータ
通信網を介して本発明のプログラムそのものを配布、販
売することができる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本願発明の範囲を制限するものではない。し
たがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要
素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用するこ
とが可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲
に含まれる。
【0064】(実施形態)図1は、本発明の実施形態に
て用いる通信プロトコルスタックの概要を示す模式図で
ある。以下、本図を参照して説明する。
【0065】本図に示す通信プロトコルスタック101
は、物理層102、MAC層103、LLC層104、
ネットワーク層105、トランスポート層106、アプ
リケーション層107からなる。
【0066】API−1 111は、物理層102をM
AC層103に接続するものであり、API−2 11
2は、MAC層103をLLC層104に接続するもの
であり、IF 113は、ネットワーク層105をトラ
ンスポート層106に接続するものである。
【0067】物理層102の最下層は、X個の通信シス
テムを用いる場合、PHS、IEEE 802.11b、…、IEEE 8
02.11a、System X等のように、X個に分割される。こ
れらは、API−1 111では、それぞれ、装置PHY
1、PHY 2、…、PHY N、PHY Xに対応する。API−1
111は、これらの装置PHY 1、PHY 2、…、PHY N、PHY
Xが通信を行う際の信号レベルの検知を行い、検知され
た信号レベルのほか、ユーザの好みや伝送速度、使用料
金などを考慮してパラメータを計算し、このパラメータ
により、いずれかのシステムを選択して、MAC層10
3との接続を行う。
【0068】一方MAC層103も、X個の通信システ
ムを用いる場合、PHS、IEEE 802.11b、…、IEEE 80
2.11a、System X等のように、X個に分割される。こ
れらのそれぞれに対応して、API−2 112では、
MAC 1、MAC 2、…、MAC N、MACXがある。API−2
112は、プロトコル変換インターフェースの役割を果
たす。たとえば、PHSの情報伝送レートは、IEEE 80
2.11bの情報伝送レートよりも低い。したがって、PH
S通信プロトコルを、IEEE 802.11bの物理層102なら
びにMAC層103によりエミュレートすることができ
ると考えられる。
【0069】API−2 112は、プロトコルのエミ
ュレーションを行うか否かを切り替えた上で、MAC層
103をLLC層104に接続する。
【0070】さらに、ネットワーク層105も、X個の
通信システムのそれぞれに対応するIPアドレスIP 1、
IP 2、…、IP N、IP X等のように、X個に分割される。
IF113は、これらのいずれかと、端末が用いる固定
のIPアドレスとの間のIPアドレス変換を行って、デ
ータセグメント制御を行い、ネットワーク層105とト
ランスポート層106とを接続する。
【0071】この通信プロトコルスタック101を用い
る場合、端末は固定のIPアドレスを用いて外界と通信
ができるため、外界との「中継」を行う通信システムが
途中で移行され、「中継」用の通信システムのIPアド
レスが変わっても、シームレスに通信を行うことができ
る。
【0072】(通信方式の概要構成)図2は、本発明の
実施形態に係る通信方式の概要構成を示す模式図であ
る。以下、本図を参照して説明する。なお、以下では、
理解を容易にするため、通信システムとしてPHS/P
IAFSと無線LAN/IEEE 802.11bの2つを用いるこ
ととするが、これ以外の通信システムを採用してもよい
し、これらと組み合わせて利用してもよく、いずれの実
施態様も本発明の範囲に含まれる。
【0073】図2に示す通信方式201では、2つの無
線端末202が、PHS/PIAFSとIEEE 802.11b/
無線LANの2つをシームレスに用いて通信を行う。こ
のため、PHS/PIAFSの基地局203と、IEEE 8
02.11b/無線LANの基地局204と、が用意されてい
る。
【0074】汎用のスイッチング装置205の電話接続
ポートに、PHS/PIAFSの基地局203と、IEEE
802.11b/無線LANの基地局204とが接続されてい
る。なお、IEEE 802.11b/無線LANの基地局204の
場合は、ターミナルアダプタ207を介した接続であ
る。
【0075】また、スイッチング装置205のイーサポ
ートには、有線端末209やコンテンツサーバ210な
どを含むLAN 211が接続されている。LAN 2
11から、ゲートウェイ212を介してWAN(Wide A
rea Network)213にアクセスすることもできる。
【0076】また、スイッチング装置205のシリアル
ポートにはモデム215が接続され、PSTN 216
とのアクセスも可能である。さらに、スイッチング装置
205は、ISDN217と基地局218を介してPD
C(Personal Digital Cellular) 219を用いた移
動端末220とも接続される。
【0077】このようにして、各種の無線端末202、
有線端末209、コンテンツサーバ210、移動端末2
20などのコンピュータが、相互に通信が可能なほか、
WAN 213などにもアクセス可能な通信方式201
を構成する。
【0078】(無線端末の構成)上記の通信方式201
の無線端末202は、PHS/PIAFSとIEEE 802.1
1b/無線LANとの2つの通信システムを用いる。図3
は、この無線端末202の概要構成を示す模式図であ
る。以下、本図を参照して説明する。
【0079】無線端末202は、PCカードスロットを
有するコンピュータ351と、PCカード規格に適合し
たインターフェースカード301と、を接続して構成さ
れる。
【0080】インターフェースカード301は、IEEE 8
02.11bに用いられる2.4GHz帯と、PHSに用いら
れる1.9GHz帯とを感受帯域とするアンテナ302
により、2つの通信システムを利用する。これにより、
アンテナを1つとすることができる。
【0081】アンテナ302は、DSPやFPGAなど
による電子素子部303に接続されており、電子素子部
303は、EEPROM(Electrically Erasable Prog
rammable Read Only Memory)などの不揮発性の構成情
報記憶部304に記憶されたプログラム(電子回路構成
情報)によって、上記のAPI−1、API−2、IF
を実現するソフトウェアラジオとして構成される。
【0082】電子素子部303と、コンピュータ351
とは、インターフェース305を介して接続される。
【0083】このほか、図4(a)に示すように、既存
のIEEE 802.11b/無線LAN用PCカードと、既存のP
HS/PIAFS用PCカードとを両方使い、上記のA
PI−1、API−2、IFを実現するインターフェー
ス変換回路を用いてコンピュータと接続する手法があ
る。
【0084】また、図4(b)に示すように、既存のIE
EE 802.11b/無線LAN用PCカードと、既存のPHS
/PIAFS用PCカードとを両方コンピュータに挿入
し、上記のAPI−1、API−2、IFをコンピュー
タ上で実現して、シームレス通信を実現する手法も考え
られる。
【0085】さらに、図4(c)に示すように、IEEE 8
02.11b無線LAN用PCカードと、既存のPHS/PI
AFS用PCカードを実現するためのハードウエアを、
DSP、FPGAもしくはASICで構成されるディジ
タル信号処理ハードウエアと、必要となる高周波帯回
路、中間周波数帯回路からなるソフトウエア無線機で構
成し、IEEE 802.11b無線LAN用PCカードと既存のP
HS/PIAFS用PCカードを実現するためのハード
ウエアをディジタル信号処理言語で記述し、コンピュー
タ、もしくは他の無線回線、有線回線を通じて、そのソ
フトウエア無線機に対してダウンロードする手法も考え
られる。この場合は、PCカードの部分もさらに効率化
を進めることができる。
【0086】これらの実施形態も、本発明の範囲に含ま
れる。
【0087】(API−1の詳細)図5は、インターフ
ェースカード301にて、API−1を実現するための
選択処理の流れを示すフローチャートである。以下、本
図を参照して説明する。なお、この処理は、定期的に実
行することが望ましいが、外部との通信を開始しようと
したときに実行し、所定時間外部との通信が途絶えた場
合は、休止することによって、消費電力を抑えることも
できる。
【0088】まず、各通信システムの信号レベルを検知
する(ステップS501)。次に、各通信システムのう
ち、所定の信号レベルの閾値を超えているものが何種類
かを調べる(ステップS502)。
【0089】閾値を超えたものが1つしかない場合(ス
テップS502;1つ)、当該通信システムを選択して
(ステップS503)、物理層102とMAC層103
との接続のための処理を行い(ステップS504)、本
処理を終了する。
【0090】ここで、本実施形態では、PHS/PIA
FSとIEEE 802.11b/無線LANとを用いるから、いず
れか一方のみが閾値を超えている場合は、そちらが選択
されることになる。
【0091】一方、閾値を超えたものが複数ある場合
(ステップS502;複数)、その中からいずれかを選
択するため、閾値を超えた通信システムのそれぞれにつ
いてパラメータを計算する(ステップS505)。この
パラメータは、以下のような種々の値を参照して計算す
る。 ・検出された信号レベル ・通信の情報伝送レート ・利用する際に必要な利用料金 ・あらかじめ設定した優先度
【0092】たとえば、パラメータは、検出された信号
レベルの値であってもよいし、これら4種の値のそれぞ
れに所定の係数を乗算した後に総和を取って得られる値
であってもよい。また、利用料金の値をパラメータとし
て当該パラメータが最も小さいもの(最も安価な通信シ
ステム)を選択するような態様や、情報伝送レートで利
用料金の値を除算した値をパラメータとして当該パラメ
ータが最も小さいもの(情報伝送のバイト単価が安価な
通信システム)を選択するような態様でもよい。
【0093】次に、当該パラメータが最大(パラメータ
の構成方法によっては、「最小」としてもよい。)の通
信システムがいずれであるかを調べ(ステップS50
6)、当該通信システムを選択して(ステップS50
7)、ステップS504に進む。
【0094】(API−2の詳細)図1を参照して説明
した通り、API−2は、MAC層103とLLC層1
04との接続を行うものである。API−2は、プロト
コル変換を行う層であり、たとえば、PHS/PIAF
SプロトコルをIEEE 802.11b/無線LANの物理層10
2/MAC層103上でエミュレートすることができ
る。
【0095】この場合、たとえば、IEEE 802.11bのパケ
ット送出パターンを、PHS/PIAFSのMAC層で
採用されている時分割多重/時間分割デュープレックス
の送出パターンにあわせ送出し、また、各ユーザーより
IEEE 802.11bを用いて一度に送るパケットの数をPHS
の時間フレームにあわせて送出すればよい。
【0096】(IFの詳細)IFは、IPアドレスの変
換を行うものである。TCP/IP通信では、各通信シ
ステム用にIPアドレスが割り当てられる。したがっ
て、通信を行う本体であるコンピュータ351(本実施
形態では、現実には、インターフェースカード301内
のインターフェース305)にIPアドレスが割り当て
られる。本願では、これを端末IPアドレスと呼ぶ。ま
た、インターフェースカード301が有するPHS/P
IAFS通信システム、IEEE 802.11b/無線LAN通信
システムのそれぞれにも端末IPアドレスとは異なるI
Pアドレスが割り当てられることになる。
【0097】図6は、送受信処理の流れを示すフローチ
ャートであり、この処理において、IFのアドレス変換
が実現されている。
【0098】本実施形態では、インターフェースカード
301内に利用している通信システムの履歴を記憶す
る。この「履歴」とは、具体的には、「最後に利用した
通信システムに割り当てられたIPアドレス」である。
【0099】本実施形態では、端末IPアドレスを情報
ドメインにも入れておくこととして、通信方式201内
で通信を行う。
【0100】すなわち、コンピュータ351から外部の
ネットワークへ向けてパケットを発する場合、このパケ
ットがコンピュータ351からインターフェースカード
301へ送られる際は、以下のような構成とする。 ・IPヘッダに指定された発信元は、端末IPアドレス
である。 ・IPパケットの情報ドメインには、端末IPアドレス
の付加情報は含まれていない。
【0101】このパケットは、インターフェースカード
301から出ていく際は、以下のような構成となる。 ・IPヘッダに指定された発信元は、PHS/PIAF
S通信システム、IEEE 802.11b/無線LAN通信システ
ムのいずれか選択された側のIPアドレスである。 ・IPパケットの情報ドメインには、端末IPアドレス
が付加情報として含まれている。
【0102】また、外部のネットワークからコンピュー
タ351へ向かってやってくるパケットは、インターフ
ェースカード301が受け付ける前は、以下のような構
成となる。 ・IPヘッダに指定された宛先は、PHS/PIAFS
通信システム、IEEE802.11b/無線LAN通信システム
のいずれか選択された側のIPアドレスである。 ・IPパケットの情報ドメインには、端末IPアドレス
が付加情報として含まれている。
【0103】このパケットがインターフェースカード3
01からコンピュータ351へ送られる際には、以下の
ような構成となる。 ・IPヘッダに指定された宛先は、端末IPアドレスで
ある。 ・IPパケットの情報ドメインには、端末IPアドレス
の付加情報は含まれていない。
【0104】通信方式201の中で無線端末202が他
の機器と通信を行う場合には、まず無線端末202側か
らパケットを送出するのが一般的である。したがって、
これを受け付けたサーバ側では、受け付けた付加情報
は、応答すべき情報のほか、そのまま応答パケットに付
加情報として含めることとして、鸚鵡返しに返送する。
【0105】以下、送受信処理の詳細について、本図を
参照して説明する。
【0106】インターフェースカード301がパケット
を受信したのか、送信しようとするのかを区別する(ス
テップS601)。
【0107】送信しようとする場合(ステップS60
1;送信)、通信システムを選択する(ステップS60
2)。
【0108】次に、当該選択された通信システムに割り
当てられているIPアドレスを取得する(ステップS6
03)。
【0109】当該パケットから発信元のIPアドレス
(これは、端末IPアドレスに等しい)を取り出し、こ
れを付加情報としてパケットの情報ドメインに追加し、
ステップS603で取得したIPアドレスを発信元のI
Pアドレスとして、パケットを再構築する(ステップS
604)。この際に、パケット長の変更/ゼロパディン
グ、CRC/チェックサムの再計算などの処理を行う。
【0110】そして、再構築されたパケットを、現在選
択されている通信システムを使って送信する(ステップ
S605)。
【0111】さらに、現在選択されている通信システム
のIPアドレスを、履歴として記憶して(ステップS6
06)、本処理を終了する。
【0112】一方、受信する場合(ステップS601;
受信)、当該パケットの情報ドメインから付加情報とし
て指定されている端末IPアドレスを取得する(ステッ
プS607)。
【0113】ここで、当該パケットの宛先のIPアドレ
スは、当該パケットを受信した通信システムのIPアド
レスとなっているはずである。また、付加情報として指
定されている端末IPアドレスはこのコンピュータ35
1に割り当てられているIPアドレスと等しいはずであ
る。
【0114】そこで、パケットの宛先のIPアドレスを
取得した端末IPアドレスで書き換えるとともに、端末
IPアドレスが入っている付加情報部分を除去してパケ
ットを再構築する(ステップS608)。この際にも、
パケット長の変更/ゼロパディング、CRC/チェック
サムの再計算などの処理を行う。
【0115】さらに、再構築されたパケットを、コンピ
ュータ351に送信して(ステップS609)、本処理
を終了する。
【0116】なお、上記の処理では、ステップS602
において、通信システムの選択を行っているが、送受信
は頻繁に発生するのに比べ、通信システム間の移行はさ
ほど頻繁ではない。したがって、毎回通信システムの選
択を行うのは、信号レベルの検知やパラメータの計算に
要する時間を考えると、性能低下の原因となることがあ
りうる。また、履歴の記憶域として、あまり高速でない
メモリなどを用いることがありうる。
【0117】そこで、通信システムの選択は、この送受
信とは別に定期的に行い、その結果は、履歴記憶域に記
憶する。さらに、それまで履歴記憶域に記憶されていた
値と、今選択された通信システムのIPアドレスとが異
なる場合には、高速にアクセスできるフラグを立て、履
歴が更新されたことを送受信処理側に通知する。
【0118】一方、送受信処理側では、別途IPアドレ
スをキャッシュする領域を設け、適宜このキャッシュ領
域に履歴記憶域の内容をコピーする。
【0119】そして、ステップS602では、フラグが
立っているか否かを調べ、立っている場合には、履歴記
憶域からキャッシュ領域へIPアドレスをコピーし、フ
ラグをクリアする。
【0120】さらに、現在選択されている通信システム
のIPアドレスとしては、常にキャッシュ領域に記憶さ
れているものを用いる。
【0121】IPアドレスの記憶には、少なくとも4バ
イト(将来は6バイト)の領域を要するが、フラグの記
憶は1ビットですむ。また、履歴記憶域からキャッシュ
領域へのコピーにかなりの時間がかかることがある。こ
のような場合に、本実施形態は効果的である。
【0122】もちろん、通信システムの選択において、
キャッシュ領域に相当する部分にそのまま当該選択され
た通信システムのIPアドレスを書き込む実施態様を採
用することもできる。
【0123】このほか、IFを用いない手法も考えられ
る。この手法では、外部には、コンピュータ351の端
末IPアドレスが公開され、インターフェースカード3
01が備えるPHS/PIAFS通信システムやIEEE 8
02.11b/無線LAN通信システムは、TCP/IP通信
におけるバケツリレーの中継点に過ぎない、とする手法
である。したがって、コンピュータ351から外部のネ
ットワークにパケットを送り出す場合は、当該端末IP
アドレスが当該パケットの発信元として指定され、これ
に対する応答など、コンピュータ351が外部のネット
ワークからパケットを受け付ける場合も、当該端末IP
アドレスが当該パケットの宛先として指定されることと
なる。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の通信システムの間をシームレスに移行して通信を
行うのに好適な通信装置、アドレス変換装置、通信方
式、通信方法、アドレス変換方法、これらをコンピュー
タ上に実現し、これに実行させるプログラム、ならび
に、当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信プロトコルスタッ
クの概要構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係る通信方式の概要構成を
示す模式図である。
【図3】無線端末の概要構成を示す模式図である。
【図4】他の実施形態の無線端末の概要構成を示す模式
図である。
【図5】API−1を実現するための選択処理の流れを
示すフローチャートである。
【図6】IFが実現されている送受信処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
101 通信プロトコルスタック 102 物理層 103 MAC層 104 LLC層 105 ネットワーク層 106 トランスポート層 107 アプリケーション層 111 API−1 112 API−2 113 IF 201 通信方式 202 無線端末 203 PHS/PIAFS基地局 204 IEEE 802.11b/無線LAN基地局 205 スイッチング装置 207 ターミナルアダプタ 209 有線端末 210 コンテンツサーバ 211 LAN 212 ゲートウェイ 213 WAN 215 モデム 216 PSTN 217 ISDN 218 PDC基地局 219 PDC 220 移動端末 301 インターフェースカード 302 アンテナ 303 電子素子部 304 構成情報記憶部 305 インターフェース 351 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−28614(JP,A) 特開 平8−191308(JP,A) 特開 平11−68875(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信システムからいずれかを選択し
    て通信を行う通信装置であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出部と、 前記検出された信号レベルが所定の閾値を超える通信シ
    ステムのそれぞれについて所定のパラメータを求め、当
    該パラメータにより、当該通信システムから第1の情報
    伝送レートを用いる通信システムを選択する選択部と、 通信プロトコルスタックの物理層とMAC(Media Acce
    ss Control)層において、前記複数の通信システムのう
    ち、前記第1の情報伝送レートを用いる通信システム
    を、これより高い第2の情報伝送レートを用いる通信シ
    ステムでエミュレートして、当該MAC層とLLC(Lo
    gical Link Control)層とを接続して通信を行う接続通
    信部と、 を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報伝送レートを用いる通信シ
    ステムは、PHS(Personal Handyphone System)イン
    ターフェースを用いる通信システムであり、 前記第2の情報伝送レートを用いる通信システムは、I
    EEE 802.11b規格、IEEE 802.11a
    規格、もしくは、ARIB−MMAC(HiSWANaおよびH
    iSWANb)規格に基づく無線LAN(Local Area Networ
    k)インターフェースを用いる通信システムであること
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】複数の通信システムからいずれかを選択し
    て通信を行う通信装置であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出部と、 複数の通信システムであってそのそれぞれが互いに異な
    るIP( Internet Protocol )アドレスを有するものか
    らいずれかを選択して通信を行うためのアドレス変換を
    行うアドレス変換装置であって、前記複数の通信システ
    ムのそれぞれについて検出された信号レベルの入力を受
    け付ける信号レベル受付部と、前記受け付けられた信号
    レベルが所定の閾値を超える通信システムのそれぞれに
    ついて所定のパラメータを求め、当該パラメータによ
    り、当該通信システムからいずれかを選択する選択部
    と、通信プロトコルスタックのネットワーク層におい
    て、前記選択された通信システムのIPアドレスと、こ
    れと異なる所定の端末IPアドレスと、を送信時ならび
    に受信時に変換する送受信時変換部と、を備え、前記検
    出された信号レベルを受け付け、前記複数の通信システ
    ムのいずれかのIPアドレスと、これと異なる所定の端
    末IPアドレスとを送信時ならびに受信時に変換するア
    ドレス変換装置と、 前記所定の端末IPアドレスを用いて、当該ネットワー
    ク層とトランスポート層とを接続して通信を行う接続通
    信部と、 通信システムのIPアドレスを記憶するアドレス記憶部
    と、 を備え、 前記アドレス変換装置は、 (a)前記接続通信部にて、前記選択された通信システ
    ムのIPアドレスが指定されたパケットが受信された場
    合、前記受信されたパケットのうち、前記選択された通
    信システムのIPアドレスが指定された部分を前記所定
    の端末IPアドレスに書き換えて受信時変換を行い、前
    記アドレス記憶部に前記書き換えられた通信システムの
    IPアドレスを記憶させ、 (b)前記接続通信部を介して、前記所定の端末IPア
    ドレスが指定されたパケットを送信しようとする場合、
    前記送信されようとするパケットのうち、前記所定の端
    末IPアドレスが指定された部分を前記アドレス記憶部
    に記憶されたIPアドレスに書き換えて送信時変換を行
    うことを特徴とする通信装置
  4. 【請求項4】 通信システムのIPアドレスを記憶するキ
    ャッシュ部と、 前記アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスが更新さ
    れたか否かを記憶する更新記憶部と、 をさらに備え、 前記アドレス変換装置は、 (c)前記アドレス記憶部に記憶させる前記選択された
    通信システムのIPアドレスが、前記アドレス記憶部に
    すでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、前記
    更新記憶部に更新された旨を記憶し、 (d)前記送信時変換の際、前記更新記憶部に更新され
    た旨が記憶されている場合、前記アドレス記憶部に記憶
    されたIPアドレスをキャッシュ部にコピーして記憶さ
    せ、前記更新記憶部に更新されていない旨を記憶させ、 (e)前記送信されようとするパケットのうち、前記所
    定の端末IPアドレスが指定された部分を前記キャッシ
    ュ部に記憶されたIPアドレスに書き換えて送信時変換
    を行うことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】複数の通信システムからいずれかを選択し
    て通信を行う通信装置であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出部と、 複数の通信システムであってそのそれぞれが互いに異な
    るIP( Internet Protocol )アドレスを有するものか
    らいずれかを選択して通信を行うためのアドレス変換を
    行うアドレス変換装置であって、前記複数の通信システ
    ムのそれぞれについて検出された信号レベルの入力を受
    け付ける信号レベル受付部と、前記受け付けられた信号
    レベルが所定の閾値を超える通信システムのそれぞれに
    ついて所定のパラメータを求め、当該パラメータによ
    り、当該通信システムからいずれかを選択する選択部
    と、通信プロトコルスタックのネットワーク層におい
    て、前記選択された通信システムのIPアドレスと、こ
    れと異なる所定の端末IPアドレスと、を送信時ならび
    に受信時に変換する送受信時変換部と、を備え、前記検
    出された信号レベルを受け付け、前記複数の通信システ
    ムのいずれかのIPアドレスと、これと異なる所定の端
    末IPアドレスとを送信時ならびに受信時に変換するア
    ドレス変換装置と、 前記所定の端末IPアドレスを用いて、当該ネットワー
    ク層とトランスポート層とを接続して通信を行う接続通
    信部と、通信システムのIPアドレスを記憶するアドレ
    ス記憶部と、 を備え、 前記アドレス変換装置は、 (a)前記接続通信部にて、前記選択された通信システ
    ムのIPアドレスが送付先として、前記所定の端末IP
    アドレスが付加情報として、それぞれ指定されたパケッ
    トが受信された場合、前記アドレス記憶部に前記送付先
    として指定された前記選択された通信システムのIPア
    ドレスを記憶させ、前記受信されたパケットについて、
    前記所定の端末IPアドレスを送付先として指定し直す
    受信時変換を行い、 (b)前記接続通信部を介して、前記所定の端末IPア
    ドレスが発信元として指定されたパケットを送信しよう
    とする場合、前記送信されようとするパケットについ
    て、前記アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスを発
    信元として、前記所定の端末IPアドレスを付加情報と
    して、それぞれ指定し直す送信時変換を行うことを特徴
    とする通信装置
  6. 【請求項6】 通信システムのIPアドレスを記憶するキ
    ャッシュ部と、 前記アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスが更新さ
    れたか否かを記憶する更新記憶部と、 をさらに備え、前記アドレス変換装置は、 (c)前記アドレス記憶部に記憶させる前記選択された
    通信システムのIPアドレスが、前記アドレス記憶部に
    すでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、前記
    更新記憶部に更新された旨を記憶し、 (d)前記送信時変換の際、前記更新記憶部に更新され
    た旨が記憶されている場合、前記アドレス記憶部に記憶
    されたIPアドレスを前記キャッシュ部にコピーして記
    憶させ、前記更新記憶部に更新されていない旨を記憶さ
    せ、 (e)前記送信されようとするパケットについて、前記
    アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスを発信元とし
    て、前記所定の端末IPアドレスを付加情報として、そ
    れぞれ指定し直す送信時変換を行うことを特徴とする
    求項5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記選択部は、前記複数の通信システムの
    それぞれについて、前記所定のパラメータを前記検出
    された信号レベル通信の情報伝送レート利用する際
    に必要な利用料金あらかじめ設定した優先度いずれ
    か1つ以上を参照して計算することを特徴とする請求項
    1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の通信システムが用いる通信周波
    数帯を感受帯域に含むアンテナと、電子回路構成情報を
    不揮発に記憶する構成情報記憶部と、 前記アンテナに接続され、前記不揮発に記憶された電子
    回路構成情報により可変に電子回路を構成する電子素子
    部と、 を備え、前記記憶された電子回路構成情報は、前記アン
    テナと前記電子素子部とを、前記検出部、前記選択部、
    および、前記接続通信部として機能させることを特徴と
    する請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれか1項 に記載の通
    信装置であって、 当該通信装置 は、PC(Personal Computer)カード規
    格(PCMCIA(PC Memory Card International Ass
    ociation)規格)にしたがうPCカードであり、 前記所定の端末IPアドレスは、当該PCカードが挿入
    される端末に割り当てられるIPアドレスであり、 前記不揮発に記憶される電子回路構成情報は、前記端末
    から更新可能であることを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれか1項 に記載の
    通信装置と、 前記通信装置が用いる複数の通信システムのいずれか複
    数を用いて、当該通信装置と通信する基地局と、 を備えることを特徴とする通信方式。
  11. 【請求項11】 複数の通信システムからいずれかを選択
    して通信を行う通信方法であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出工程と、 前記検出された信号レベルが所定の閾値を超える通信シ
    ステムのそれぞれについて所定のパラメータを求め、当
    該パラメータにより、当該通信システムから第1の情報
    伝送レートを用いる通信システムを選択する選択工程
    と、 通信プロトコルスタックの物理層とMAC(Media Acce
    ss Control)層において、前記複数の通信システムのう
    ち、前記第1の情報伝送レートを用いる通信システム
    を、これより高い第2の情報伝送レートを用いる通信シ
    ステムでエミュレートして、当該MAC層とLLC(Lo
    gical Link Control)層とを接続して通信を行う接続通
    信工程と、 を備えることを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の情報伝送レートを用いる通信
    システムは、PHS(Personal Handyphone System)イ
    ンターフェースを用いる通信システムであり、前記第2
    の情報伝送レートを用いる通信システムは、IEEE
    802.11b規格、IEEE 802.11a規格、も
    しくは、ARIB−MMAC(HiSWANaおよびHiSWANb)
    規格に基づく無線LAN(Local Area Network)インタ
    ーフェースを用いる通信システムであることを特徴とす
    請求項11に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】複数の通信システムからいずれかを選択
    して通信を行う通信方法であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出工程と、 複数の通信システムであって、そのそれぞれが互いに異
    なるIP( Internet Protocol )アドレスを有するもの
    から、いずれかを選択して通信を行うためのアドレス変
    換を行うアドレス変換方法であって、前記複数の通信シ
    ステムのそれぞれについて検出された信号レベルの入力
    を受け付ける信号レベル受付工程と、前記受け付けられ
    た信号レベルが所定の閾値を超える通信システムのそれ
    ぞれについて所定のパラメータを求め、当該パラメータ
    により、当該通信システムからいずれかを選択する選択
    工程と、通信プロトコルスタックのネットワーク層にお
    いて、前記選択された通信システムのIPアドレスと、
    これと異なる所定の端末IPアドレスと、を送信時なら
    びに受信時に変換する送受信時変換工程と、を備えるア
    ドレス変換方法により、前記検出された信号レベルを受
    け付け、前記複数の通信システムのいずれかのIPアド
    レスと、これと異なる所定の端末IPアドレスとを送信
    時ならびに受信時に変換するアドレス変換工程と、 前記所定の端末IPアドレスを用いて、当該ネットワー
    ク層とトランスポート層とを接続して通信を行う接続通
    信工程と、 を備え、 前記アドレス変換工程では、 (a)前記接続通信工程にて、前記選択された通信シス
    テムのIPアドレスが指定されたパケットが受信された
    場合、前記受信されたパケットのうち、前記選択された
    通信システムのIPアドレスが指定された部分を前記所
    定の端末IPアドレスに書き換えて受信時変換を行い、
    通信システムのIPアドレスを記憶するアドレス記憶部
    に前記書き換えられた通信システムのIPアドレスを記
    憶させ、 (b)前記接続通信工程にて、前記所定の端末IPアド
    レスが指定されたパケットを送信しようとする場合、前
    記送信されようとするパケットのうち、前記所定の端末
    IPアドレスが指定された部分を前記アドレス記憶部に
    記憶されたIPアドレスに書き換えて送信時変換を行う
    ことを特徴とする通信方法
  14. 【請求項14】 前記アドレス変換工程では、 (c)前記アドレス記憶部に記憶させる前記選択された
    通信システムのIPアドレスが、前記アドレス記憶部に
    すでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、前記
    アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスが更新された
    か否かを記憶する更新記憶部に更新された旨を記憶し、 (d)前記送信時変換の際、前記更新記憶部に更新され
    た旨が記憶されている場合、前記アドレス記憶部に記憶
    されたIPアドレスを通信システムのIPアドレスを記
    憶するキャッシュ部にコピーして記憶させ、前記更新記
    憶部に更新されていない旨を記憶させ、 (e)前記送信されようとするパケットのうち、前記所
    定の端末IPアドレスが指定された部分を前記キャッシ
    ュ部に記憶されたIPアドレスに書き換えて送信時変換
    を行うことを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
  15. 【請求項15】複数の通信システムからいずれかを選択
    して通信を行う通信方法であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出工程と、 複数の通信システムであって、そのそれぞれが互いに異
    なるIP( Internet Protocol )アドレスを有するもの
    から、いずれかを選択して通信を行うためのアドレス変
    換を行うアドレス変換方法であって、前記複数の通信シ
    ステムのそれぞれについて検出された信号レベルの入力
    を受け付ける信号レベル受付工程と、前記受け付けられ
    た信号レベルが所定の閾値を超える通信システムのそれ
    ぞれについて所定のパラメータを求め、当該パラメー
    により、当該通信システムからいずれかを選択する選択
    工程と、通信プロトコルスタックのネットワーク層にお
    いて、前記選択された通信システムのIPアドレスと、
    これと異なる所定の端末IPアドレスと、を送信時なら
    びに受信時に変換する送受信時変換工程と、を備えるア
    ドレス変換方法により、前記検出された信号レベルを受
    け付け、前記複数の通信システムのいずれかのIPアド
    レスと、これと異なる所定の端末IPアドレスとを送信
    時ならびに受信時に変換するアドレス変換工程と、 前記所定の端末IPアドレスを用いて、当該ネットワー
    ク層とトランスポート層とを接続して通信を行う接続通
    信工程と、 を備え、 前記アドレス変換工程では、 (a)前記接続通信工程にて、前記選択された通信シス
    テムのIPアドレスが送付先として、前記所定の端末I
    Pアドレスが付加情報として、それぞれ指定されたパケ
    ットが受信された場合、前記アドレス記憶部に前記送付
    先として指定された前記選択された通信システムのIP
    アドレスを記憶させ、前記受信されたパケットについ
    て、前記所定の端末IPアドレスを送付先として指定し
    直す受信時変換を行い、 (b)前記接続通信工程にて、前記所定の端末IPアド
    レスが発信元として指定されたパケットを送信しようと
    する場合、前記送信されようとするパケットについて、
    前記アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスを発信元
    として、前記所定の端末IPアドレスを付加情報とし
    て、それぞれ指定し直す送信時変換を行うことを特徴と
    する通信方法
  16. 【請求項16】 前記アドレス変換工程では、 (c)前記アドレス記憶部に記憶させる前記選択された
    通信システムのIPアドレスが、前記アドレス記憶部に
    すでに記憶されているIPアドレスと異なる場合、前記
    アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスが更新された
    か否かを記憶する更新記憶部に更新された旨を記憶し、 (d)前記送信時変換の際、前記更新記憶部に更新され
    た旨が記憶されている場合、前記アドレス記憶部に記憶
    されたIPアドレスを通信システムのIPアドレスを記
    憶するキャッシュ部にコピーして記憶させ、前記更新記
    憶部に更新されていない旨を記憶させ、 (e)前記送信されようとするパケットについて、前記
    アドレス記憶部に記憶されたIPアドレスを発信元とし
    て、前記所定の端末IPアドレスを付加情報として、そ
    れぞれ指定し直す送信時変換を行うことを特徴とする
    求項15に記載の通信方法。
  17. 【請求項17】 前記選択工程では、前記複数の通信シス
    テムのそれぞれについて、前記所定のパラメータを
    記検出された信号レベル通信の情報伝送レート利用
    する際に必要な利用料金あらかじめ設定した優先度
    いずれか1つ以上を参照して計算することを特徴とする
    請求項11から16のいずれか1項に記載の通信方法。
  18. 【請求項18】 複数の通信システムからいずれかを選択
    して通信を行う通信装置であって、 前記複数の通信システムのそれぞれの信号レベルを検出
    する検出部と、 前記検出された信号レベルが所定の閾値を超える通信シ
    ステムのそれぞれについて所定のパラメータを求め、当
    該パラメータにより、当該通信システムからいずれかを
    選択する選択部と、 通信を行う接続通信部と、 を備え、前記接続通信部は、 (a)前記選択された通信システムについて通信プロト
    コルスタックの物理層とMAC(Media Access Contro
    l)層とを接続し、 (b)前記通信プロトコルスタックの物理層とMAC
    (Media Access Control)層において、前記選択された
    通信システムを、前記選択された通信システムよりも高
    い情報伝送レートを用いる通信システムで、エミュレー
    トして、当該MAC層とLLC(Logical Link Contro
    l)層とを接続することを特徴とする通信装置。
  19. 【請求項19】 前記接続通信部は、さらに、 (c)前記通信プロトコルスタックのネットワーク層に
    おいて、前記選択された通信システムのIPアドレス
    と、これと異なる所定の端末IPアドレスと、を送信時
    ならびに受信時に変換して、当該ネットワーク層とトラ
    ンスポート層とを接続することを特徴とする請求項18
    に記載の通信装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータ(DSP(Digital Signal
    Processor;ディジタル信号プロセッサ)、FPGA
    (Field Programmable Gate Array)、または、ASI
    C(Application Specific Integrated Circuit)を含
    む。)を、請求項1から10、18、19のいずれか1項 に記載の
    通信装置の各部として機能させることを特徴とするプロ
    グラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータ(DSP(Digital Signal
    Processor);ディジタル信号プロセッサ)、FPGA
    (Field Programmable Gate Array)、または、ASI
    C(Application Specific Integrated Circuit)を含
    む。)に、請求項11から17のいずれか1項に記載の
    通信方法の各工程を実行させることを特徴とするプログ
    ラム。
  22. 【請求項22】 請求項20または21に記載のプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コ
    ンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディ
    スク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁
    気テープ、または、半導体メモリを含む。)。
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