JP3513043B2 - 太陽電池セルの測定方法及び測定装置 - Google Patents
太陽電池セルの測定方法及び測定装置Info
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Description
領域側の電極とこれと極性の異なる第2導電領域側の電
極とを有し、他方面に第3導電側電極を有する太陽電池
セルの測定方法及び測定装置に関する。
断面図、図4(b)に従来型シリコン太陽電池の裏面図
を示す。図1は一般的にBSFR(Back surf
acefield and Reflector)型太
陽電池と呼ばれる。この太陽電池セル20は、P型シリ
コン基板21の表面に光エネルギーにより発生するキャ
リアーを効率よく取り込む為、N+拡散層22がN型不
純物を熱拡散することにより形成されており、その上に
は、発生した電気を効率よく取り出す為、表面電極24
が櫛型状に形成されている。さらに、N+拡散層22と
表面電極24は、入射する光の表面反射を低減する為、
反射防止膜25によって覆われている。また、P型シリ
コン基板21の裏面には、キャリア−の発生量を増加さ
せる為、P+拡散層23がP型不純物を熱拡散すること
により形成されており、その上には、裏面から抜け出し
てしまう長波長光を反射させ、かつ発生した電気を取り
出す為、図4(b)に示すように裏面電極26が太陽電
池裏面のほぼ全面に形成されている。
装置を示す。図5(a)は従来型の太陽電池測定装置の
上面図、図5(b)は従来型の太陽電池測定装置の側面
図のである。この測定装置30は、上部からは疑似太陽
光を載置した太陽電池20に照射して電圧対電流特性を
測定する。測定装置は、太陽電池セル20を載置するた
めの銅材料からなるセル載置部31と、セルを真空引き
してセル載置部31に固定するための真空吸着部32
と、セルの温度を検知する熱電対33と、セル取り出し
開口34とからなる熱伝導性ブロック35、電圧検知用
プローブ36と電流検知用プローブ37を備える昇降装
置39、昇降装置の昇降開始と停止、及び真空吸着部3
2のオンオフを行うスイッチ40とからなる。
5の測定装置(測定時の接続は図示せず)を用いて図6
のように電気接続し疑似太陽光を照射して電圧対電流特
性を測定する。すなわち、セルの表面電極24と裏面電
極に電圧計と電流計28を接続して、開放電圧の測定時
には電流計回路を切断して測定し、短絡電流測定時には
電圧計回路を切断して測定する。
測定装置は、従来の太陽電池セルに適したものであった
ため、両面接合型太陽電池セルの測定には使用できない
という問題点を有していた。両面接合型太陽電池セルの
測定に従来の測定装置を使用すると以下のような問題が
発生する。
極とN電極の導電極性の異なる裏面電極があるため、短
絡してしまう。また、従来の測定装置では、このような
2種類の電極に対応した端子がないため、太陽電池のセ
ルを移動させたり、一部の電極を絶縁したりする必要が
あり、測定が繁雑であった。
接合型太陽電池セルの出力を簡単に測定できる測定方法
及び測定装置を提供することにある。
セルの測定方法は、一方面に第1導電側電極と第2導電
側電極とを有し、他方面に第3導電側電極を有する太陽
電池セルの測定方法であって、第3導電側電極と第2導
電側電極との接続を選択することでその間に発生する電
流及び電圧を測定し、第1導電側電極と第2導電側電極
との接続を選択することでその間に発生する電流及び電
圧を測定することを特徴とする。
は、請求項1記載の太陽電池セルの測定方法において、
他方面の第3導電側電極にプローブが接続されたのに応
答して当該第3導電側電極または第1導電側電極のいず
れか一方を選択することを特徴とする。
は、一方面に第1導電側電極と第2導電側電極とを有
し、他方面に第3導電側電極を有する太陽電池セルの測
定装置であって、太陽電池セルの一方面が接触する部分
に設けられ互いに電気的に分離された第1導電側電極に
対応する第1端子及び第2導電側電極に対応する第2端
子と、第3導電側電極に接続される第3端子と、第3端
子と第2端子との接続または第1端子と第2端子との接
続のいずれか一方を選択する手段と、選択された第3端
子と第2端子との接続により第3導電側電極と第2導電
側電極との間に発生する電流または電圧を測定する手段
と、選択された第1端子と第2端子との接続により第1
導電側電極と第2導電側電極との間に発生する電流また
は電圧を測定する手段と、を有することを特徴とする。
は、請求項3記載の太陽電池セルの測定装置において、
互いに電気的に分離された第1導電側電極に対応する端
子と第2導電側電極に対応する端子とを有することを特
徴とする。
の断面図、図1(b)に両面接合型太陽電池の裏面図を
示す。図1は従来のBSFR型太陽電池を改良した太陽
電池であり、一般的に両面接合型太陽電池と呼ばれる。
図1の太陽電池セル1の表面側の構造は従来のBSFR
型太陽電池とまったく変わらず、P型シリコン基板2の
表面側には、N+拡散層3、この拡散層に接続された表
面電極4(第3導電側電極)、反射防止膜5が設けられ
ている。一方、P型シリコン基板2の裏面には、P型不
純物を熱拡散することにより形成されたP+拡散層6,
N型不純物を熱拡散することにより形成されたN+拡散
層7それぞれが部分的に形成されている。それらの上に
は酸化膜層8が形成され、その酸化膜層8の開口を介し
て、図1(b)に示すように、電気的に分離された、P
+拡散層6上には裏面P電極9A(第2導電側電極)と
N+拡散層7上には裏面N電極9B(第1導電側電極)
とからなる裏面電極9が設けられている。
を示す。図2(a)は測定装置の上面図、図2(b)は
側面図である。この測定装置10は、図示しない温度調
整器の上に載置され、両面接合型太陽電池セルを測定で
きるように、太陽電池セルの裏面側が接触する部分に、
電気的に互いに分離された電流端子12I,13I、電
圧端子12V,13Vが設けられ、図1の太陽電池セル
1がこの測定装置に載置されると、裏面P電極9Aと裏
面N電極9Bとが、それぞれ、端子12I,12V(第
2端子)と端子13I,13V(第1端子)とに接続さ
れる。この測定装置は、太陽電池を載置するためのセル
載置部11Aと上記4つの各端子を電気的に分離するた
めの熱伝導性の良い電気絶縁部11Bからなる熱伝導性
ブロック11が設けられ、熱伝導性ブロック11は、銅
などの熱伝導性のよい材料でできており、さらに、太陽
電池セルの温度を検知して設定温度に維持するための熱
電対15、セル載置部11Aに載置された太陽電池セル
1を固着するために真空引きを行う真空吸着部16、太
陽電池セルの取り出すための開口18が設けられてい
る。なお、セル載置部11Aの表面は、シート状または
テープ状の熱伝導性のよい絶縁材料でおおわれて極性の
異なる裏面電極が互いに短絡しないようにしている。ま
た、図1の太陽電池セル1の表面電極4に接続されるべ
き電圧検知用プローブ14Vと電流検知用プローブ14
I(第3端子)を上昇または下降させるための昇降装置
17が設けられ、測定時には、電圧検知用プローブ14
Vと電流検知用プローブ14Iを下降させて表面電極4
に接触すると共に下降しきったことを検知して、切り替
えスイッチ19が動作し、セル載置部11Aに載置され
た太陽電池セル1は真空引きされて固定される。
準備が整う。この時の回路構成を、図3に示す。疑似太
陽光SSを照射して熱電対15により所定温度に制御す
る。切り替えスイッチ19は、表面電極4からの出力を
検知するための電圧検知用プローブ14Vと電流検知用
プローブ14Iを選択する場合(測定モード1)と端子
13Iと13Vとを選択する場合(測定モード2)があ
る。測定モード1では、表面電極4と裏面P電極9Aと
の間に発生する電流及び電圧を4端子法で測定し、測定
モード2では、裏面P電極9Aと裏面N電極9Bとの間
に発生する電流及び電圧を4端子法で測定する。なお、
切り替えスイッチ19を、13Iと14I双方に接続
し、13Iと13V双方に接続するような測定モード
(測定モード3)を設ければ、表面電極4と裏面P電極
9A及び裏面N電極9Bとの間に発生する電流及び電圧
を4端子法で測定できる。各測定モードでは、可変電圧
源E0を変化させて各電圧値と電流値を読み取る。ま
た、切り替えスイッチ19は、本実施の形態の場合、昇
降装置17の下降の完了に応答して、直ちにいずれかの
測定モードにして測定可能にしたが、手動で切り替えス
イッチ19を操作してもよいが、本実施の形態のように
することで、迅速な測定が可能になる。また、太陽電池
のセルの電極の配置が、この測定装置の各端子に対応す
るのであれば、両面接合型太陽電池に限らず、広く他の
太陽電池セルの測定に用いることができる。
の電極を有する太陽電池セルを簡単に測定する事ができ
る。
ある。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】一方面に第1導電側電極と第2導電側電極
とを有し、他方面に第3導電側電極を有する太陽電池セ
ルの測定方法であって、第3導電側電極と第2導電側電極との接続を選択するこ
とでその間に発生する電流及び電圧を測定し、第1導電
側電極と第2導電側電極との接続を選択することでその
間に発生する 電流及び電圧を測定することを特徴とする
太陽電池セルの測定方法。 - 【請求項2】他方面の第3導電側電極にプローブが接続
されたのに応答して当該第3導電側電極または第1導電
側電極のいずれか一方を選択することを特徴とする請求
項1記載の太陽電池セルの測定方法。 - 【請求項3】一方面に第1導電側電極と第2導電側電極
とを有し、他方面に第3導電側電極を有する太陽電池セ
ルの測定装置であって、太陽電池セルの一方面が接触する部分に設けられ互いに
電気的に分離された第1導電側電極に対応する第1端子
及び第2導電側電極に対応する第2端子と、第3導電側
電極に接続される第3端子と、第3端子と第2端子との
接続または第1端子と第2端子との接続のいずれか一方
を選択する手段と、選択された第3端子と第2端子との
接続により第3導電側電極と第2導電側電極との間に発
生する電流または電圧を測定する手段と、選択された第
1端子と第2端子との接続により第1導電側電極と第2
導電側電極との間に発生する電流または電圧を測定する
手段と、を有することを特徴とする太陽電池セルの測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04939199A JP3513043B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 太陽電池セルの測定方法及び測定装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04939199A JP3513043B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 太陽電池セルの測定方法及び測定装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000252483A JP2000252483A (ja) | 2000-09-14 |
JP3513043B2 true JP3513043B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
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Family Applications (1)
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JP4461625B2 (ja) * | 2001-03-13 | 2010-05-12 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 太陽電池セル特性の連続自動測定方法および装置 |
JP2015036671A (ja) * | 2013-08-16 | 2015-02-23 | 横河電機株式会社 | 光起電力測定システム |
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1999
- 1999-02-26 JP JP04939199A patent/JP3513043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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