JP3512751B2 - 移動体通信システムとその送信電力制御方法 - Google Patents
移動体通信システムとその送信電力制御方法Info
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
ムにおける無線基地局送信電力制御のための技術に関す
る。
8に示すように構成されている。図8において、移動体
通信システム900は、移動局910と無線基地局92
0との間で無線通信を行なうことにより、移動局910
からの通話等を可能にしている。そして,無線基地局9
20においては、移動局910との呼接続機能の殆ど
が、無線基地局制御装置930により集中制御されるよ
うに、構成されている。この無線基地局制御装置930
は、無線基地局920と、無線基地局インタフェース回
線940により相互接続されている。
いて、無線基地局制御装置930、または無線基地局9
20−無線基地局制御装置930間を相互接続する無線
基地局インタフェース回線940の全ての伝送路に障害
が発生した場合、無線基地局920および当該無線基地
局920がカバーしているエリア内の移動局910に対
するサービスが不可能になってしまう。これは、呼接続
機能を有している無線基地局制御装置930と無線基地
局920が切り離されることになり、当該無線基地局9
20が移動局910に対して呼制御できなくなるからで
ある。
たような障害が発生した場合、当該無線基地局920に
おける一時的なサービス停止はやむを得ないが、当該無
線基地局920が通常レベルにて送信電波を送出し続け
ると、当該無線基地局920がカバーしているエリア内
の移動局910は、隣接するサービス可能な無線基地局
920からの送信電波を捕捉しにくく、実質的に隣接す
るサービス可能な無線基地局920との通信を行なうこ
とができなくなる。したがって、移動体通信システム全
体におけるサービス提供不可エリアが比較的広くなって
しまう。
たものであり、無線基地局インタフェース回線の全障害
発生時には、隣接無線基地局との電波干渉を低減して、
当該無線基地局がカバーするエリア内の移動局がスムー
ズな無線基地局の選択を行なうことができるようにした
移動体通信システムの提供を目的とする。
め、本発明の請求項1記載の移動体通信システムは、無
線基地局と、この無線基地局の呼接続機能の少なくとも
一部を集中制御する無線基地局制御装置と、複数の移動
局とからなる移動体通信システムにおいて、上記無線基
地局が、無線基地局制御装置との間の無線基地局インタ
フェース回線を監視する回線障害監視機能部と、回線障
害監視機能部からの障害検出状態に対応して、送信電波
の電力制御を行なう送信電力制御機能部と、を設け、上
記回線障害監視機能部が、無線基地局インタフェース回
線の回線障害を0〜n段階に分けて検出し、上記送信電
力制御機能部が、0〜n段階の障害レベルに応じて送信
電波の電力制御を行う構成としてある。
ると、無線基地局インタフェース回線の全回線障害発生
時には、回線障害監視機能部が、この無線基地局インタ
フェース回線の全回線障害を検出して、送信電力制御機
能部が送信電波の電力を制御して低下させる。これによ
り、当該無線基地局からの送信電力が低下し、そのサー
ビスエリアが縮小されるので、当該無線基地局のサービ
スエリア内に位置する移動局は、隣接するサービス可能
な他の無線基地局からの送信電波を捕捉しやすくなり、
これらの無線基地局を選択することにより、これらの無
線基地局との間で通信を行なって、通話等を行なうこと
ができる。このようにして、移動体通信システム全体に
おいて、サービス提供不可エリアをできるだけ狭く抑制
することができる。
記送信電力制御機能部が、回線障害監視機能部からの障
害検出状態を記録する回線状態記録部を備えている構成
としてある。移動体通信システムをこのような構成とす
ると、回線障害監視機能部からの障害検出状態すなわち
回線状態が回線状態記録部に記録されているので、送信
電力制御機能部は、いつでも回線状態記録部から回線状
態を読み出すことができる。
記送信電力制御機能部が、回線状態と、回線状態に対応
する送信電力値からなる送信電力テーブルに基づいて、
送信電力の制御を行なう構成としてある。移動体通信シ
ステムをこのような構成とすると、送信電力制御機能部
が、この送信電力テーブルに基づいて、迅速に送信電力
の制御を行なうことができる。
記送信電力テーブルの送信電力値が任意に設定可能であ
る構成としてある。移動体通信システムをこのような構
成とすると、全回線障害時の送信電力値が任意に変更で
きるので、当該無線基地局の周囲に隣接する無線基地局
の設置状況等に応じて、全回線障害時のサービスエリア
を適宜に設定することができる。
請求項5記載の移動体通信システムの送信電力制御方法
は、無線基地局と、この無線基地局の呼接続機能の少な
くとも一部を集中制御する無線基地局制御装置と、複数
の移動局とからなる移動体通信システムにおいて、上記
無線基地局にて、無線基地局制御装置との間の無線基地
局インタフェース回線を、回線障害監視機能部により監
視し、回線障害監視機能部からの障害検出状態に対応し
て、送信電力制御機能部により送信電波の電力制御を行
ない、上記回線障害監視機能部は、無線基地局インタフ
ェース回線の回線障害を0〜n段階に分けて検出し、上
記送信電力制御機能部は、0〜n段階の障害レベルに応
じて送信電波の電力制御を行なう構成としてある。
このような構成とすると、無線基地局インタフェース回
線の全回線障害発生時には、回線障害監視機能部が、こ
の無線基地局インタフェース回線の全回線障害を検出し
て、送信電力制御機能部が送信電波の電力を制御して低
下させる。これにより、当該無線基地局からの送信電力
が低下し、そのサービスエリアが縮小されるので、当該
無線基地局のサービスエリア内に位置する移動局は、隣
接するサービス可能な他の無線基地局からの送信電波を
捕捉しやすくなり、これらの無線基地局を選択すること
により、これらの無線基地局との間で通信を行なって、
通話等を行なうことができる。このようにして、移動体
通信システム全体において、サービス提供不可エリアを
できるだけ狭く抑制することができる。
電力制御方法は、上記送信電力制御機能部が、回線障害
監視機能部からの障害検出状態を記録する回線状態記録
部を備えている構成としてある。移動体通信システムの
送信電力制御方法をこのような構成とすると、回線障害
監視機能部からの障害検出状態すなわち回線状態が回線
状態記録部に記録されているので、送信電力制御機能部
は、いつでも回線状態記録部から回線状態を読み出すこ
とができる。
電力制御方法は、上記送信電力制御機能部が、回線状態
と、回線状態に対応する送信電力値からなる送信電力テ
ーブルに基づいて、送信電力の制御を行なう構成として
ある。移動体通信システムの送信電力制御方法をこのよ
うな構成とすると、送信電力制御機能部が、この送信電
力テーブルに基づいて、迅速に送信電力の制御を行なう
ことができる。
電力制御方法は、上記送信電力テーブルの送信電力値が
任意に設定可能である構成としてある。移動体通信シス
テムの送信電力制御方法をこのような構成とすると、全
回線障害時の送信電力値が任意に変更できるので、当該
無線基地局の周囲に隣接する無線基地局の設置状況等に
応じて、全回線障害時のサービスエリアを適宜に設定す
ることができる。
の実施の形態について、図面を参照して説明する。ま
ず、本発明の移動体通信システムの第一の実施形態につ
いて、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に
よる移動体通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
0は、移動局100と、無線基地局110と、無線基地
局制御装置120と、無線基地局インタフェース回線1
30と、を設けてある。
で通信を行なうことにより、移動局100同士あるいは
移動局100と無線基地局110に有線接続された図示
しない固定局等との間で通話等を行なうことができるよ
うになっている。
ており、個々の移動局100との間で無線通信を行なう
ことにより、各移動局100からの通話等を可能にして
いる。
複数の無線基地局110に対して、無線基地局インタフ
ェース回線130を介して接続されており、各無線基地
局110の呼接続機能を集中制御するように構成されて
いる。
害監視機能部111と、送信電力制御機能部112と、
を設けてある。回線障害監視機能部111は、無線基地
局インタフェース回線130の障害を監視するように構
成されている。また、送信電力制御機能部112は、回
線障害監視機能部111による無線基地局インタフェー
ス回線130の障害または障害復旧の状態に対応して送
信する電波の送信電力を制御するように構成されてい
る。
0における送信電力制御について、説明する。無線基地
局110の回線障害監視機能部111が、無線基地局イ
ンタフェース回線130の全回線障害を検出すると、回
線障害監視機能部111は、障害情報を、送信電力制御
機能部112に通知する。これを受けて、送信電力制御
機能部112は、サービスエリアに向けて送信する電波
の送信電力を低下させるように制御し、これにより当該
無線基地局110は、サービスエリアへの送信電波の送
信電力を最小レベルまで下げ、あるいは停止レベルにす
る。
ビスエリア内に位置する移動局100は、隣接するサー
ビス可能な無線基地局110からの送信電波を捕捉し、
この無線基地局110との間で通信を行なうことによ
り、当該無線基地局110のサービス停止の影響を受け
ることなく、隣接するサービス可能な無線基地局110
との通信により、通話等を行なうことができる。
30の障害が復旧すると、無線基地局110の回線障害
監視機能部111が障害復旧状況を検出して、回線障害
監視機能部111は、復旧情報を、送信電力制御機能部
112に通知する。これを受けて、送信電力制御機能部
112は、サービスエリアに向けて送信する電波の送信
電力を通常レベルに戻すように制御し、これにより当該
無線基地局110は、サービスエリアへの送信電波の送
信電力を通常レベルにする。
ビスエリア内に位置する移動局100は、再び最も近い
当該無線基地局110との間で通信を行なうことによ
り、より確実に通話等を行なうことができるようにな
る。
動体通信システムの第二の実施形態について、図2を参
照して説明する。図2は、本実施形態による移動体通信
システムの構成を示すブロック図である。
0は、移動局200と、無線基地局210と、無線基地
局制御装置220と、無線基地局インタフェース回線2
30と、を設けてある。
で通信を行なうことにより、移動局200同士あるいは
移動局200と無線基地局210に有線接続された図示
しない固定局等との間で通話等を行なうことができるよ
うになっている。
ており、個々の移動局200との間で無線通信を行なう
ことにより、各移動局200からの通話等を可能にして
いる。
複数の無線基地局210に対して、無線基地局インタフ
ェース回線230を介して接続されており、各無線基地
局210の呼接続機能を集中制御するように構成されて
いる。
害監視機能部211と、送信電力制御機能部212と、
を設けてある。回線障害監視機能部211は、無線基地
局インタフェース回線230の障害を監視するように構
成されている。また、送信電力制御機能部212は、回
線障害監視機能部211による無線基地局インタフェー
ス回線230の障害または障害復旧の状態に対応して送
信する電波の送信電力を制御するように構成されてい
る。また、送信電力制御機能部212には、回線状態記
録部214を設けてある。さらに、この場合、無線基地
局インタフェース回線230は、二本の回線231,2
32から構成されている。
0における送信電力制御について、説明する。まず、無
線基地局インタフェース回線230の全回線障害による
送信電力低減について説明する。無線基地局210の回
線障害監視機能部211が、無線基地局インタフェース
回線230の全回線即ち回線231,232の障害を検
出すると、回線障害監視機能部211は、障害通知21
3として、無線基地局インタフェース回線全障害通知
を、送信電力制御機能部212に送出する。
は、図3のフローチャートに示すように、動作して、送
信電力を低下させるようになっている。すなわち、図3
において、送信電力制御機能部212は、ステップA1
にて、回線障害監視機能部211からの障害報告213
の有無を常時監視しており、障害報告213が有ると、
ステップA2にて、回線状態記録部214に対して障害
報告213を引き渡す。この回線状態記録部214で
は、無線基地局インタフェース回線231,232毎の
障害の発生/復旧を識別し、記録する。
テップA3にて、回線状態記録部214における記録内
容に基づいて、送信電力制御の要否を判定する。この場
合、送信電力制御機能部212は、無線基地局インタフ
ェース回線全障害発生/復旧時には、電力制御が必要で
あると判断して、ステップA4にて送信電力の制御を行
なう。すなわち、ステップA4における送信電力の制御
において、送信電力制御機能部212は、回線状態記録
部214の記録内容に基づいて障害の発生/復旧を判断
し、図4に示す送信テーブル215を参照して、送信電
力の変更を行なうようになっている。なお、上記送信テ
ーブル215は、送信電力制御機能部212内に設けら
れたテーブルであって、送信電力値は任意に変更可能で
ある。
合には、電力制御が不要であると判断して、ステップA
4をパスする。以上で、全回線障害発生時の送信電力の
低減が終了する。その後、送信電力制御機能部212
は、再びステップA1に戻って、回線障害監視機能部2
11からの障害報告213の有無を常時監視する。
無線基地局インタフェース回線230の全回線即ち回線
231,232の障害が復旧すると、無線基地局210
の回線障害監視機能部211が、無線基地局インタフェ
ース回線230の全回線即ち回線231,232の障害
復旧を検出して、回線障害監視機能部211は、障害報
告213として、無線基地局インタフェース回線復旧通
知を、送信電力制御機能部212に送出する。
は、図3のフローチャートに示すように、動作して、送
信電力を元に戻す、すなわち送信電力を(m−p)
(W)からm(W)に戻す。これにより、無線基地局2
10のサービスエリアは、再び下り制御チャンネルサー
ビス地域Pとなり、通常時のサービスエリアを提供する
ことになる。以上で、全回線復旧時の送信電力の変更が
終了する。
関係について、図5を参照して説明する。通常時の送信
電力をm(W)とし、全回線障害時の送信電力を(m−
p)(W)として、移動局200にて無線基地局選択用
として設定されたしきい値を、下り制御チャンネル選択
用の有効受信送信電力しきい値Xとする。無線基地局2
10からの送信電力がm(W)のとき、下り制御チャン
ネルキャリアレベルY1と下り制御チャンネル選択用の
有効受信電力しきい値Xとの交点までの距離Dを半径と
する範囲(下り制御チャンネルサービス地域P)が、通
常時の無線基地局210のサービスエリアとなる。
が(m−p)(W)のとき、下り制御チャンネルキャリ
アレベルY2と下り制御チャンネル選択用の有効受信電
力しきい値X1との交点までの距離dを半径とする範囲
(下り制御チャンネルサービス地域Q)が、全回線障害
発生時の無線基地局210のサービスエリアとなる。し
たがって、前述したように、送信電力制御機能部212
が送信電力をmから(m−p)に低下させることによ
り、当該無線基地局210のサービスエリアが縮小され
ることになる。
の無線基地局との関係について、図6を参照して説明す
る。図6において、無線基地局制御装置220に対し
て、複数個(図示の場合、4個)の無線基地局210,
210a,210b,210cが、それぞれ無線基地局
インタフェース回線230,230a,230b,23
0cにより接続されている。各無線基地局210,21
0a,210b,210cは、それぞれサービスエリア
P,P1,P2,P3を有している。
ンタフェース回線230で全回線障害が発生すると、当
該無線基地局210は、上述したようにその送信電力を
低下させ、そのサービスエリアPをサービスエリアQに
縮小させる。これにより、無線基地局210の通常時の
サービスエリアP内の移動局200のうち、他の無線基
地局210a,210b,210cのサービスエリアP
1,P2,P3との重なったオーバーラップエリアZ
1,Z2,Z3内の移動局200は、当該無線基地局2
10からの送信電波および電波干渉の影響を受けなくな
る。したがって、移動局20は、各無線基地局210
a,210b,210cからの送信電波を容易に捕捉す
ることができるようになり、これらのサービス可能な無
線基地局210a,210b,210cを選択して、こ
れらの無線基地局210a,210b,210cとの間
で通信を行なって、通話等のサービスを受けることがで
きる。
動体通信システム20によれば、当該無線基地局210
のサービスエリア内に位置する移動局200は、隣接す
るサービス可能な無線基地局210からの送信電波を捕
捉し、この無線基地局210との間で通信を行なうこと
により、当該無線基地局210のサービス停止の影響を
受けることなく、隣接するサービス可能な無線基地局2
10との通信により、通話等を行なうことができる。
30の障害が復旧すると、無線基地局210の回線障害
監視機能部211が障害復旧状況を検出して、回線障害
監視機能部211は、復旧情報を、送信電力制御機能部
212に通知する。これを受けて、送信電力制御機能部
212は、サービスエリアに向けて送信する電波の送信
電力を通常レベルに戻すように制御し、これにより当該
無線基地局210は、サービスエリアへの送信電波の送
信電力を通常レベルにする。
ビスエリア内に位置する移動局200は、再び最も近い
当該無線基地局210との間で通信を行なうことによ
り、より確実に通話等を行なうことができるようにな
る。
210の回線障害監視機能部211が、無線基地局イン
タフェース回線230の全回線障害を検出して、送信電
力制御機能部212が、送信電力テーブル215にした
がって、無線基地局インタフェース回線230の全回線
障害時にのみ、送信電力を低下させるようになっている
が、これに限らず、無線基地局インタフェース回線23
0の回線障害の度合いをn段階に分けて検出するように
してもよい。この場合、無線基地局210の回線障害監
視機能部211は、無線基地局インタフェース回線23
0の回線状態を、障害レベル0からnに分けて検出す
る。なお、障害レベル0は、通常の障害のない状態の標
準値である。そして、送信電力制御機能部212は、こ
れらの障害レベルに応じて送信電力値が設定された送信
テーブル215に基づいて、送信電波の電力制御を行な
う。したがって、無線基地局210は、無線基地局イン
タフェース回線230の障害の状態に応じて、全回線障
害以外の部分的な障害の場合にも、送信電力を制御する
ことにより、障害の程度に応じてサービスエリアを段階
的に縮小することができる。これにより、移動体通信シ
ステム20の他の回線への集中負荷を事前に迅速に回避
することができるので、回線障害による無線基地局制御
装置220の運用動作への影響を未然に防止することが
できる。
地局インタフェース回線の全回線障害発生時には、回線
障害監視機能部が、この無線基地局インタフェース回線
の全回線障害を検出して、送信電力制御機能部が送信電
波の電力を制御して低下させる。これにより、当該無線
基地局からの送信電力が低下し、そのサービスエリアが
縮小されるので、当該無線基地局のサービスエリア内に
位置する移動局は、隣接するサービス可能な他の無線基
地局からの送信電波を捕捉しやすくなり、これらの無線
基地局を選択することにより、これらの無線基地局との
間で通信を行なって、通話等を行なうことができる。こ
のようにして、移動体通信システム全体において、サー
ビス提供不可エリアをできるだけ狭く抑制することがで
きる。
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
時の送信電力制御の動作を示すフローチャートである。
ブルの一例を示す図である。
スエリアとの関係を示す図である。
隣接する無線基地局との関係を示す図である。
る。
ク図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 無線基地局と、この無線基地局の呼接続
機能の少なくとも一部を集中制御する無線基地局制御装
置と、複数の移動局とからなる移動体通信システムにお
いて、 上記無線基地局が、 無線基地局制御装置との間の無線基地局インタフェース
回線を監視する回線障害監視機能部と、 回線障害監視機能部からの障害検出状態に対応して、送
信電波の電力制御を行なう送信電力制御機能部と、を設け 、上記回線障害監視機能部が、無線基地局インタフェース
回線の回線障害を0〜n段階に分けて検出し、 上記送信電力制御機能部が、0〜n段階の障害レベルに
応じて送信電波の電力制御を行う ことを特徴とする移動
体通信システム。 - 【請求項2】 上記送信電力制御機能部が、回線障害監
視機能部からの障害検出状態を記録する回線状態記録部
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の移動体
通信システム。 - 【請求項3】 上記送信電力制御機能部が、回線状態
と、回線状態に対応する送信電力値からなる送信電力テ
ーブルに基づいて、送信電力の制御を行なうことを特徴
とする請求項1または2に記載の移動体通信システム。 - 【請求項4】 上記送信電力テーブルの送信電力値が任
意に設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の
移動体通信システム。 - 【請求項5】 無線基地局と、この無線基地局の呼接続
機能の少なくとも一部を集中制御する無線基地局制御装
置と、複数の移動局とからなる移動体通信システムにお
いて、 上記無線基地局にて、無線基地局制御装置との間の無線
基地局インタフェース回線を、 回線障害監視機能部により監視し、 回線障害監視機能部からの障害検出状態に対応して、送
信電力制御機能部により送信電波の電力制御を行ない、 上記回線障害監視機能部は、無線基地局インタフェース
回線の回線障害を0〜n段階に分けて検出し、 上記送信電力制御機能部は、0〜n段階の障害レベルに
応じて送信電波の電力制御を行う ことを特徴とする移動
体通信システムの送信電力制御方法。 - 【請求項6】 上記送信電力制御機能部が、回線障害監
視機能部からの障害検出状態を記録する回線状態記録部
を備えていることを特徴とする請求項5に記載の移動体
通信システムの送信電力制御方法。 - 【請求項7】 上記送信電力制御機能部が、回線状態
と、回線状態に対応する送信電力値からなる送信電力テ
ーブルに基づいて、送信電力の制御を行なうことを特徴
とする請求項5または6に記載の移動体通信システムの
送信電力制御方法。 - 【請求項8】 上記送信電力テーブルの送信電力値が任
意に設定可能であることを特徴とする請求項7に記載の
移動体通信システムの送信電力制御方法。
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