JP3512159B2 - コンボリューショナルインタリーブ装置,コンボリューショナルデインタリーブ装置,コンボリューショナルインタリーブ方法,およびコンボリューショナルデインタリーブ方法 - Google Patents

コンボリューショナルインタリーブ装置,コンボリューショナルデインタリーブ装置,コンボリューショナルインタリーブ方法,およびコンボリューショナルデインタリーブ方法

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JP3512159B2 JP12003999A JP12003999A JP3512159B2 JP 3512159 B2 JP3512159 B2 JP 3512159B2 JP 12003999 A JP12003999 A JP 12003999A JP 12003999 A JP12003999 A JP 12003999A JP 3512159 B2 JP3512159 B2 JP 3512159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星放送・地上
波放送・ケーブルテレビジョン放送などのディジタル伝
送やハードディスクなどの記憶装置の読み出し・書き込
みにおいて必要とされるコンボリューショナルインタリ
ーブ装置,コンボリューショナルデインタリーブ装置,
コンボリューショナルインタリーブ方法,およびコンボ
リューショナルデインタリーブ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンボリューショナルインタリーブ方法
はバースト誤りに対する対策として有効なものである。
これを、衛星放送を例にとって説明すると、地上の放送
局からの電波は衛星に送出され、衛星で中継されて、家
庭に設けた衛星放送受信機によって受信される。ここ
で、放送局から衛星を介して家庭に向けて送信された電
波は、その伝送経路中で雷や雨等があると妨害を受け、
妨害を受けている間中、データに誤りが生じてしまう。
これがバースト誤りと言われるものである。
【0003】ディジタル伝送では予めエラー訂正用の情
報が本来のデータに付加されているので、各セグメント
において一定範囲内のビットの誤りであればこれを訂正
することが可能であるが、バースト誤りは、一定範囲を
越えて連続した誤りが生じるため、これを訂正すること
ができない。
【0004】そこで、予め伝送すべきデータを時間的に
分散させておくことにより、伝送の過程でバースト誤り
が生じたとしても、受信側で予め分散されていたデータ
の時間的位置を復元する際に、バースト誤りが分散さ
れ、個々のデータ単位では誤りをエラー訂正可能な範囲
のビット数に収まるようにすることができる。
【0005】このように、予め伝送すべきデータを時間
的に分散させておく一手法がコンボリューショナルイン
タリーブ方法であり、受信側で予め分散されていたデー
タの時間的位置を復元する一手法がコンボリューショナ
ルデインタリーブ方法である。
【0006】このような目的で使用される,コンボリュ
ーショナルインタリーブ装置として、従来、例えば特開
平7−170201号公報に示されたものがあった。図
13はこの公報から抜粋したコンボリューショナルイン
タリーブ装置を示すものである。この図13において、
入力端子1000からシリアルに入力された入力データ
はクロック入力端子2000から入力される高速クロッ
クによりシリアル/パラレル変換シフトレジスタ300
0に読み込まれ、このシフトレジスタ3000によりN
段のパラレル信号に変換される。
【0007】そして、シリアル/パラレル変換シフトレ
ジスタ3000は、N分周回路4000によって1/N
に分周されたクロック信号とともにN段のパラレル信号
を出力する。このN段のパラレル信号はそれぞれのデー
タに遅延を与えるシフトレジスタ5001,5002,
5003,…,500(N−1)に入力されて、それぞ
れのシフトレジスタの段数であるM,2M,3M,…,
(N−1)M段に比例した遅延時間が与えられる。そし
て、これらのシフトレジスタ5001,5002,50
03,…,500(N−1)により遅延されたN段のパ
ラレル信号はパラレル/シリアル変換シフトレジスタ6
000に入力され、ここで、シリアル信号に変換され
て、入力端子1000のデータをインタリーブしたデー
タとして出力端子7000から出力される。
【0008】また、図14は図13のコンボリューショ
ナルインタリーブ装置によってインタリーブしたデータ
をデインタリーブする従来のコンボリューショナルデイ
ンタリーブ装置を示すものである。図14において、入
力端子11000から入力された入力データはクロック
入力端子12000から入力される高速クロックにより
シリアル/パラレル変換シフトレジスタ13000に読
み込まれ、このシフトレジスタ13000によりN段の
パラレル信号に変換される。
【0009】そして、シリアル/パラレル変換シフトレ
ジスタ13000は、N分周回路14000によって1
/Nされたクロック信号とともにN段のパラレル信号を
出力する。このN段のパラレル信号はそれぞれのデータ
に遅延を与えるシフトレジスタ900(N−1),…,
9003,9002,9001に入力されて、それぞれ
のシフトレジスタの段数である(N−1)M,…,3
M,2M,M段に比例した遅延時間が与えられる。これ
らのシフトレジスタ900(N−1),…,9003,
9002,9001により遅延されたN段のパラレル信
号はパラレル/シリアル変換シフトレジスタ16000
に入力され、ここで、シリアル信号に変換されて、入力
端子11000のデータをデインタリーブしたデータと
して出力端子17000から出力される。
【0010】このような、図13のコンボリューショナ
ルインタリーブ装置および図14のコンボリューショナ
ルデインタリーブ装置は多段のシフトレジスタを複数必
要とし、回路規模が大きくなるという問題があった。か
かる問題を解決できる他の従来例として、RAM を用いて
構成したコンボリューショナルインタリーブ装置があっ
た。この他の従来例のコンボリューショナルインタリー
ブ装置の構成について図15を用いて説明する。
【0011】この図15のコンボリューショナルインタ
リーブ装置において、13は読み出し手段14にデータ
を出力するシングルポートRAM 、9は本コンボリューシ
ョナルインタリーブ装置の入力データを入力データ書き
込み手段12,出力信号セレクタ15に対し出力する入
力データ制御手段、10は下位アドレスセレクタ7とRA
M 制御手段11に対し制御信号を出力するセレクト信号
発生手段、11は前記RAM 13と出力信号セレクタ15
に対し制御信号を出力するRAM 制御手段、3は前記RAM
13の書き込み手段12と読み出し手段14に対しアド
レスを出力するアドレス生成手段、12は前記RAM 13
に対しアドレスとデータを出力する書き込み手段、14
は前記RAM 13に対しアドレスとデータを出力する読み
出し手段、15は本コンボリューショナルインタリーブ
装置の出力信号を生成する出力信号セレクタである。
【0012】また、アドレス生成手段3において、4は
出力タイミング調整手段8および読み出し手段14に対
しチャンネル毎の上位アドレスを出力する上位アドレス
生成手段、5は出力タイミング調整手段8および読み出
し手段14に対しチャンネル毎の下位アドレスを出力す
る下位アドレス生成手段である。また、下位アドレス生
成手段5において、6はチャンネル毎の下位アドレスを
下位アドレスセレクタ7へ出力するカウンタ群、60な
いし6Cはそれぞれチャンネルch0ないしchCに対
応して設けられたカウンタ、7は下位アドレスを出力タ
イミング調整手段8へ出力する下位アドレスセレクタで
ある。そして、この図15におけるセレクト信号発生手
段10とアドレス生成手段3の両者は、図16の動作原
理説明における入力側セレクタの役割を果たす。また、
この図15における出力信号セレクタ15とアドレス生
成手段3の両者は、図16の動作原理説明における出力
側セレクタの役割を果たす。
【0013】この従来のコンボリユーショナルインタリ
ーブ装置の動作原理について、図16を用いて説明す
る。コンボリューショナルインタリーブ装置では、チャ
ンネル毎にビット幅(b) 、ビット幅単位のデータの個数
である深さ(m) ×チャンネル番号数(N) 段(0≦N ≦C)、
周波数f のクロックに同期するシングルポートRAM 102
の記憶領域を有するとともに、シングルポートRAM102の
入力側と出力側に、入力データ毎に互いに同期して巡回
的に切り替わるセレクタ100/101 が存在する。これらの
セレクタ100/101はch0からスタートして順次チャン
ネル番号をインクリメントし、chCに達するとch0
に戻って再び同じ動作を行うという切り替えを繰り返す
ものである。
【0014】最初にセレクタ100/101 はともにch0を
選択するが、このch0には遅延要素が存在しないた
め、ch0の信号は本コンボリューショナルインタリー
ブ装置内を、遅延されることなく通過する。次にセレク
タ100/101 はともにch1を選択するが、このch1で
はRAM 102−0によりFIFOが実現されており、こ
のRAM 102−0により遅延された信号が出力される。
以下同様に、セレクタ100/101 はともに、ch2、ch
3、…、chN−1を選択し、RAM 102−1、RAM 1
02−2、…、RAM 102−(N−2)によりch1の
2、3、…、N−1(>1)倍遅延された信号がそれぞ
れ出力される。そして同様にセレクタ100/101 はともに
chNを選択するが、このchNではRAM 102−(N
−1)によりch1のN(>1)倍遅延された信号が出
力される。
【0015】以下、同様にセレクタ100/101 はともにc
hCを選択するが、このchCではRAM 102−(C−
1)によりch1のC(>N)倍遅延された信号がそれ
ぞれ出力される。そして次の時点ではセレクタ100/101
はともにch0の選択に戻り、以下、上述の動作を繰り
返す。このように、コンボリューショナルインタリーブ
装置は、選択されたチャンネルに対応する前記RAM の記
憶領域内から最も古いデータを読み出し、読み出したア
ドレスに本コンボリューショナルインタリーブ装置の入
力データを書き込み、読み出したデータを本コンボリュ
ーショナルインタリーブ装置の出力データとする。以上
の処理を繰り返すことによって、コンボリューショナル
インタリーブ装置は入力データのコンボリューショナル
インタリーブを行う。
【0016】次にこの他の従来のコンボリューショナル
インタリーブ装置の動作について説明する。この従来の
コンボリューショナルインタリーブ装置は、入力データ
制御手段9によりインタリーブすべき入力データを入力
データ端子1より取り込み、書き込み手段12により、
これをRAM13に書き込む。その際、各chのbビット
データに対し下位アドレス生成手段5のch0ないしc
hCのそれぞれに対応するカウンタ60ないし6CがRA
M13の下位アドレスをカウントし、これを下位アドレ
スセレクタ7がセレクトする。このセレクトされた下位
アドレスは、上位アドレス生成手段4から出力するRAM
13の上位アドレスとともに、出力タイミング調整手段
8により出力タイミングを調整したうえで、書き込み手
段12に出力され、RAM13の書き込みアドレスを与え
る。
【0017】その際、ch0のデータに関しては、入力
データ制御手段9がRAM 13を経由させることなく、直
接出力信号セレクタ15へデータを送出し、RAM 制御手
段11はこの入力データ制御手段9から直接出力信号セ
レクタ15に送られてきた,遅延されていないデータを
選択して出力データ端子2から外部に出力する。
【0018】また、ch1ないしchNないしchCの
データに関しては、それぞれのchに対応して記憶エリ
アが順次大きくなる記憶領域が上位アドレス生成手段4
によってRAM 13に設定される。各記憶領域の内部のア
ドレスは下位アドレス生成手段5のカウンタ群6によっ
て発生され、これらが下位アドレスセレクタ7によって
各chを順次選択する毎に選択される。そして、bビッ
トのデータが順次到来する各チャンネルに関しては各記
憶領域内の或るアドレスにデータを書き込み、次の時点
でそのデータを読み出すとともにそのデータを次のアド
レスに書き込む,という操作を各ch毎にそれぞれの記
憶領域に対して行う。これらの操作により、ch1ない
しchNないしchCのデータに対し順次長い遅延時間
を与えることができる。
【0019】次に、図15のコンボリューショナルイン
タリーブ装置によってインタリーブされたデータをデイ
ンタリーブする従来のコンボリューショナルデインタリ
ーブ装置の構成について図17を用いて説明する。この
従来のコンボリューショナルデインタリーブ装置におい
て、33は読み出し手段34に対しデータを出力するシ
ングルポートRAM 、29は本コンボリューショナルデイ
ンタリーブ装置の入力データを書き込み手段32と出力
信号セレクタ35に対し出力する入力データ制御手段、
30は下位アドレスセレクタ27とRAM 制御手段31に
対し制御信号を出力するセレクト信号発生手段、31は
前記RAM 33および出力信号セレクタ35に対し制御信
号を出力するRAM 制御手段、23は前記RAM 33の書き
込み手段32と読み出し手段34に対しアドレスを出力
するアドレス生成手段、32は前記RAM 33に対しアド
レスとデータを出力する書き込み手段、34は前記RAM
33に対しアドレスとデータを出力する読み出し手段、
35は本コンボリューショナルデインタリーブ装置の出
力信号を生成する出力信号セレクタである。
【0020】また、アドレス生成手段23において、2
4はチャンネル毎の上位アドレスを出力タイミング調整
手段28と読み出し手段34に対し出力する上位アドレ
ス生成手段、25はチャンネル毎の下位アドレスを出力
タイミング調整手段28と読み出し手段34に対し出力
する下位アドレス生成手段である。
【0021】また、下位アドレス生成手段25におい
て、26はチャンネル毎の下位アドレスを下位アドレス
セレクタ27に対し出力するカウンタ群、260ないし
26Cはそれぞれチャンネルch0ないしchCに対応
して設けられたカウンタ、27は下位アドレスを出力タ
イミング調整手段28に対し出力する下位アドレスセレ
クタである。
【0022】なお、セレクト信号発生手段30とアドレ
ス生成手段23の両者は、図18の動作原理説明におけ
る入力側セレクタの役割を果たす。また、出力信号セレ
クタ35とアドレス生成手段23の両者は、図18の動
作原理説明における出力側セレクタの役割を果たす。
【0023】この従来のコンボリューショナルデインタ
リーブ装置の動作原理について、図18を用いて説明す
る。コンボリューショナルデインタリーブ装置では、チ
ャンネル毎にビット幅(b) 、深さ(m) ×(最大チャンネ
ル番号数(C)-チャンネル番号数(N)-1)段(0≦N ≦C)、周
波数f のクロックに同期するシングルポートRAM の記憶
領域1112を有するとともに、シングルポートRAM1
112の入力側と出力側に、互いに同期して巡回的に切
り替わるセレクタ1110/1111が存在する。これ
らのセレクタ1100/1101はch0からスタート
して順次チャンネル番号をインクリメントし、chCに
達するとch0に戻って再び同じ動作を行うという切り
替えを繰り返すものである。
【0024】最初セレクタ1110/1111はともに
ch0を選択するが、このch0ではRAM 1112−0
によりコンボリューショナルインタリーブ装置のch1
のC(>N)倍遅延された信号が出力される。次にセレ
クタ1110/1111はともにch1を選択するが、
このch1ではRAM 1112−1により、コンボリュー
ショナルインタリーブ装置のch1の(C−1)倍遅延
された信号が出力される。以下同様に、セレクタ111
0/1111はともに、ch2、ch3、…、chN−
1を選択し、RAM 1112−2、RAM1112−3、
…、RAM1112−(N−1)によりコンボリューショ
ナルインタリーブ装置のch1の(C−2)、(C−
3)、…、(C−(N−1))(>1)倍遅延された信
号がそれぞれ出力される。そして同様にセレクタ111
0/1111はともにchNを選択するが、このchN
ではRAM 1112−Nによりコンボリューショナルイン
タリーブ装置のch1の(C−N)倍遅延された信号が
出力される。以下、同様にセレクタ1110/1111
はともにchCを選択するが、このchCには遅延要素
が存在しないため、chCの信号は本コンボリューショ
ナルデインタリーブ装置内を遅延されることなく通過す
る。そして次の時点ではセレクタ1110/1111は
ともにch0の選択に戻り、以下、上述の動作を繰り返
す。
【0025】このように、コンボリューショナルデイン
タリーブ装置は、セレクタで選択されたチャンネルに対
応する前記RAM の記憶領域内から最も古いデータを読み
出し、読み出したアドレスに本コンボリューショナルデ
インタリーブ装置の入力データを書き込み、読み出した
データを本コンボリューショナルデインタリーブ装置の
出力データとする。以上の処理を繰り返すことによっ
て、入力データは、コンボリューショナルインタリーブ
が行われる前と同様のデータ形式に戻る。
【0026】次にこの従来のコンボリューショナルデイ
ンタリーブ装置の動作について説明する。この従来のコ
ンボリューショナルデインタリーブ装置は、入力データ
制御手段29によりデインタリーブすべき入力データを
入力データ端子21より取り込み、書き込み手段32に
より、これをRAM 33に書き込む。その際、各chのb
ビットデータに対し下位アドレス生成手段25のch0
ないしchNないしchCのそれぞれに対応するカウン
タ260ないし26Nないし26CがRAM 33の下位ア
ドレスをカウントし、これを下位アドレスセレクタ27
がセレクトする。このセレクトされた下位アドレスは、
上位アドレス生成手段24から出力するRAM33の上位
アドレスとともに、出力タイミング調整手段28により
出力タイミングを調整したうえで、書き込み手段32に
よりRAM 33に出力され、その書き込みアドレスを与え
る。
【0027】その際、chCのデータに関しては、入力
データ制御手段29がRAM 33を経由させることなく、
直接出力信号セレクタ35へデータを送出し、RAM 制御
手段31はこの入力データ制御手段29から直接出力信
号セレクタ35に送られてきた,遅延されていないデー
タを選択して出力データ端子22から外部に出力する。
【0028】また、ch0ないしchNないしchC−
1のデータに関しては、それぞれのchに対応して記憶
エリアが順次小さくなる記憶領域が上位アドレス生成手
段24によってRAM 33に設定される。各記憶領域の内
部のアドレスは下位アドレス生成手段25のカウンタ群
によって発生され、これらが下位アドレスセレクタ27
によって各chを順次選択する毎に選択される。そし
て、bビットのデータが順次到来する各チャンネルに関
しては各記憶領域の或るアドレスにデータを書き込み、
次の時点でそのデータを読み出すとともにそのデータを
次のアドレスに書き込む,という操作を各ch毎にそれ
ぞれの記憶領域に対して行う。これらの操作により、c
h0ないしchNないしchC−1のデータに対し順次
短い遅延時間を与えることができる。
【0029】これにより、図15のコンボリューショナ
ルインタリーブ装置により各ch0ないしchNないし
chCに対し順次長い遅延時間が与えられていたのが、
この図16のコンボリューショナルデインタリーブ装置
により各ch0ないしchNないしchCに対し順次短
い遅延時間が与えられることとなり、総合的にみれば全
てのchに対し同一の遅延時間が与えられることとな
り、図15のコンボリューショナルインタリーブ装置に
よって並べ替えられたデータ配列が図16のコンボリュ
ーショナルデインタリーブ装置によって復元される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルシ
ステムを集積回路化しようとする際には、より多くの回
路を同一の集積回路上に搭載しようとするが、このコン
ボリューショナルインタリーブ/コンボリューショナル
デインタリーブ装置を含むシステムにおいても同様の要
求が存在する。このため、この種のシステムにおいて
は、そのコンボリューショナルインタリーブ/コンボリ
ューショナルデインタリーブ装置に対してもより一層の
省面積化、低消費電力化の向上が要求される。本発明
は、RAM 制御方式を最適化することにより、省面積化、
低消費電力化の向上を実現できるコンボリューショナル
インタリーブ装置,コンボリューショナルデインタリー
ブ装置,コンボリューショナルインタリーブ方法,およ
びコンボリューショナルデインタリーブ方法を得ること
を目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
係るコンボリューショナルインターリーブ装置は、入出
力データ幅をbビット、ビット幅単位のデータの個数で
ある深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル
番号数をCとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数で
あり、b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ
毎に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に
入出力を切り替えながらコンボリューショナルインタリ
ーブを行うコンボリューショナルインタリーブ装置にお
いて、データ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビットの
第1記憶手段と、本コンボリューショナルインタリーブ
装置の入力データをビット連結手段または第2記憶手段
または出力データ制御手段に振り分ける入力データ制御
手段と、前記入力データ制御手段からの入力データを遅
延するための前記第2記憶手段と、前記入力データ制御
手段と前記第2記憶手段からの入力データを連結しデー
タ幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データを
生成するための前記ビット連結手段と、前記第1記憶手
段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、前記第1
記憶手段の出力データを本コンボリューショナルインタ
リーブ装置のデータ幅bビットの出力データに変換する
ためのビット分離手段と、前記ビット分離手段からの出
力データを本コンボリューショナルインタリーブ装置の
外部へ出力する前記出力データ制御手段とを備えるよう
にしたものである。本願の請求項1の発明は、上述のよ
うに構成したことにより、 RAM アドレス生成手段を最適
化し、最小限のアドレス生成回路面積と、 RAM アクセス
回数の低減により最小限の消費電力で、コンボリューシ
ョナルインタリーブを行うことを可能にするとともに、
低動作周波数で動作する RAM でも実行することを可能と
する。
【0032】また、本願の請求項2の発明に係るコンボ
リューショナルインターリーブ装置は、請求項1記載の
コンボリューショナルインタリーブ装置において、前記
アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネルを
多くともk個毎のグループに分けた第iのグループに対
しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延量)の遅
延を行うようにアドレス生成を行うものであり、第iの
グループは第ikないし第((i+1)k−1)チャン
ネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦((C/k)
の整数部分)の関係を満たす整数であり、(i+1)k
−1≦Cであるとする)からなるものであり、上記第2
記憶手段は、第nチャンネルのデータに与えるべきnT
の遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上記第1
記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行いうる記憶
容量を有するとともに、上記bビットかつ深さmのデー
タが入力される毎に、上記第1記憶手段,第2記憶手段
に入力するデータのチャンネルと,上記第1記憶手段が
出力するデータのチャンネルが同一チャンネル番号のチ
ャンネルとなるように順次切り替えを行う切り替え手段
を備えるようにしたものである。本願の請求項2の発明
は、上述のように構成したことにより、 RAM アドレス生
成手段を最適化し、最小限のアドレス生成回路面積と、
RAM アクセス回数の低減により最小限の消費電力で、コ
ンボリューショナルインタリーブを行うことを可能にす
るとともに、低動作周波数で動作する RAM でも実行する
ことを可能とする。
【0033】また、本願の請求項3の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置は、請求項2記載のコ
ンボリューショナルインタリーブ装置において、上記C
は奇数であり、上記kは2であり、上記SおよびTはS
=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第(2h+
1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係を満たす
整数)に対しTの遅延を行い、第2hチャンネルに対し
遅延を行わないようにしたものである。本願の請求項
の発明は、上述のように構成したことにより、RAM アド
レス生成手段を最適化し、最小限のアドレス生成回路面
積と、RAM アクセス回数の低減により最小限の消費電力
で、コンボリューショナルインタリーブを行うことを可
能にするとともに、低動作周波数で動作するRAMでも実
行することを可能とする。
【0034】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置は、請求項1記載のコ
ンボリューショナルインタリーブ装置において、前記第
2記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の種類の記憶手
段により構成されているようにしたものである。本願の
請求項の発明は、上述のように構成したことにより、
RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限のアドレス生
成回路面積と、RAM アクセス回数の低減により最小限の
消費電力で、コンボリューショナルインタリーブを行う
ことを可能にするとともに、低動作周波数で動作するRA
Mでも実行することを可能とする。
【0035】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置は、請求項記載のコ
ンボリューショナルインタリーブ装置において、前記第
1記憶手段を RAM により構成するようにしたものであ
る。本願の請求項の発明は、上述のように構成したこ
とにより、RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限の
アドレス生成回路面積と、RAM アクセス回数の低減によ
り最小限の消費電力で、コンボリューショナルインタリ
ーブを行うことを可能にするとともに、低動作周波数で
動作するRAMでも実行することを可能とする。
【0036】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置は、請求項記載のコ
ンボリューショナルインタリーブ装置において、前記 RA
M j (j は2以上の自然数 ) の入出力ポートを有する
ものとしたものである。本願の請求項の発明は、上述
のように構成したことにより、RAM アドレス生成手段を
最適化し、最小限のアドレス生成回路面積と、RAM アク
セス回数の低減により最小限の消費電力で、コンボリュ
ーショナルインタリーブを行うことを可能にするととも
に、低動作周波数で動作するRAMでも実行することを可
能とする。
【0037】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置は、入出力データ幅
をbビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
とする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、b,
m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎に第0チ
ャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力を切
り替えながらコンボリューショナルデインタリーブを行
うコンボリューショナルデインタリーブ装置において、
データ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビットの第1記
憶手段と、本コンボリューショナルデインタリーブ装置
の入力データをビット連結手段または第2記憶手段また
は出力データ制御手段に振り分ける入力データ制御手段
と、前記入力データ制御手段からの入力データを遅延す
るための前記第2記憶手段と、前記入力データ制御手段
と前記第2記憶手段からの入力データを連結しデータ幅
がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データを生成
するための前記ビット連結手段と、前記第1記憶手段の
アドレスを生成するアドレス生成手段と、前記第1記憶
手段の出力データを本コンボリューショナルデインタリ
ーブ装置のデータ幅bビットの出力データに変換するた
めのビット分離手段と、前記ビット分離手段からの出力
データを本コンボリューショナルデインタリーブ装置の
外部へ出力する前記出力データ制御手段とを備えるよう
にしたものである。本願の請求項の発明は、上述のよ
うに構成したことにより、RAM アドレス生成手段を最適
化し、最小限のアドレス生成回路面積と、RAM アクセス
回数の低減により最小限の消費電力で、コンボリューシ
ョナルインタリーブを行うことを可能にするととも
に、低動作周波数で動作するRAMでも実行することを可
能とする。
【0038】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインターリーブ装置は、請求項記載
のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
に対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S(Sは
0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うようにアドレス
生成を行うものであり、第iのグループは第ikないし
第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
からなるものであり、上記第2記憶手段は、第nチャン
ネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延(TはS
≦Tなる所定の遅延量)に対し上記第1記憶手段による
遅延で不足する分の遅延を行いうる記憶容量を有すると
ともに、上記bビットかつ深さmのデータが入力される
毎に、上記第1記憶手段,第2記憶手段に入力するデー
タのチャンネルと,上記第1記憶手段が出力するデータ
のチャンネルが同一チャンネル番号のチャンネルとなる
ように順次切り替えを行う切り替え手段を備えるように
したものである。本願の請求項の発明は、上述のよう
に構成したことにより、RAM アドレス生成手段を最適化
し、最小限のアドレス生成回路面積と、RAM アクセス回
数の低減により最小限の消費電力で、コンボリューショ
ナルインタリーブを行うことを可能にするとともに、
低動作周波数で動作するRAMでも実行することを可能と
する。
【0039】また、本願の請求項9の発明に係るコンボ
リューショナルデインターリーブ装置は、請求項8記載
のコンボリューショナルデインタリーブ装置において、
上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよ
びTはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第
(2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係
を満たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2hチャ
ンネルに対しては遅延を行わないようにしたものであ
る。本願の請求項9の発明は、上述のように構成したこ
とにより、 RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限の
アドレス生成回路面積と、 RAM アクセス回数の低減によ
り最小限の消費電力で、コンボリューショナルデインタ
リーブを行うことを可能にするとともに、低動作周波数
で動作する RAM でも実行することを可能とする。
【0040】また、本願の請求項10の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ装置は、請求項7記載
のコンボリューショナルデインタリーブ装置において、
前記第2記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の種類の
記憶手段により構成されているようにしたものである。
本願の請求項10の発明は、上述のように構成したこと
により、 RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限のア
ドレス生成回路面積と、 RAM アクセス回数の低減により
最小限の消費電力で、コンボリューショナルデインタリ
ーブを行うことを可能にするとともに、低動作周波数で
動作する RAM でも実行することを可能とする。
【0041】また、本願の請求項11の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ装置は、請求項7記載
のコンボリューショナルデインタリーブ装置において、
前記第1記憶手段を RAM により構成するようにしたもの
である。本願の請求項11の発明は、上述のように構成
したことにより、RAM アドレス生成手段を最適化し、最
小限のアドレス生成回路面積と、RAM アクセス回数の低
減により最小限の消費電力で、コンボリューショナルデ
インタリーブを行うことを可能にするとともに、低動作
周波数で動作するRAMでも実行することを可能とする。
【0042】また、本願の請求項12の発明に係るコン
ボリューショナルデインターリーブ装置は、請求項11
記載のコンボリューショナルデインタリーブ装置におい
て、前記 RAM j (j は2以上の自然数 ) の入出力ポー
トを有するものとしたものである。本願の請求項12
発明は、上述のように構成したことにより、RAM アドレ
ス生成手段を最適化し、最小限のアドレス生成回路面積
と、RAM アクセス回数の低減により最小限の消費電力
で、コンボリューショナルデインタリーブを行うことを
可能にするとともに、低動作周波数で動作するRAMでも
実行することを可能とする。
【0043】また、本願の請求項13の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法は、入出力データ幅
をbビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
とする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、b,
m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎に第0チ
ャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力を切
り替えながらコンボリューショナルインタリーブを行う
コンボリューショナルインタリーブ方法において、第1
記憶手段はデータ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビッ
トの記憶を行いうるものとし、入力データ制御手段によ
り入力データをビット連結手段または第2記憶手段また
は出力データ制御手段に振り分け、第2記憶手段により
前記入力データ制御手段からの入力データを遅延し、前
記ビット連結手段により前記入力データ制御手段と前記
第2記憶手段からの入力データを連結してデータ幅がj
×bビットの前記第1記憶装置の入力データを生成し、
アドレス生成手段により前記第1記憶手段のアドレスを
生成し、ビット分離手段により前記第1記憶手段の出力
データをコンボリューショナルインタリーブされたデー
タ幅bビットの出力データに変換し、前記出力データ制
御手段により前記ビット分離手段からの出力データを出
力するようにしたものである。本願の請求項13の発明
は、上述のように構成したことにより、RAM アドレス生
成手段を最適化し、最小限のアドレス生成回路面積と、
RAM アクセス回数の低減により最小限の消費電力で、コ
ンボリューショナルインタリーブを行うことを可能にす
るとともに、低動作周波数で動作するRAMでも実行する
ことを可能とする。
【0044】また、本願の請求項14の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法は、請求項13記載
のコンボリューショナルインタリーブ方法において、
記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネル
を多くともk個毎のグループに分けた第iのグループに
対しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延量)の
遅延を行うようにアドレス生成を行うものとし、その際
第iのグループを第ikないし第((i+1)k−1)
チャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦((C
/k)の整数部分)の関係を満たす整数であり、(i+
1)k−1≦Cであるとする)からなるものとし、上記
第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与えるべき
nTの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上記
第1記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行いうる
記憶容量を有するとともに、上記bビットかつ深さmの
データが入力される毎に、上記第1記憶手段,第2記憶
手段に入力するデータのチャンネルと,上記第1記憶手
段が出力するデータのチャンネルが同一チャンネル番号
のチャンネルとなるように順次切り替えを行うようにし
たものである。本願の請求項14の発明は、上述のよう
に構成したことにより、RAM アドレス生成手段を最適化
し、最小限のアドレス生成回路面積と、RAM アクセス回
数の低減により最小限の消費電力で、コンボリューショ
ルインタリーブを行うことを可能にするとともに、低
動作周波数で動作するRAMでも実行することを可能とす
る。
【0045】また、本願の請求項15の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法は、請求項14記載
のコンボリューショナルインタリーブ方法において、
記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記SおよびT
はS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第(2
h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係を満
たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2hチャンネ
ルに対しては遅延を行わないようにしたものである。
願の請求項15の発明は、上述のように構成したことに
より、RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限のアド
レス生成回路面積と、RAM アクセス回数の低減により最
小限の消費電力で、コンボリューショナルインタリーブ
を行うことを可能にするとともに、低動作周波数で動作
するRAMでも実行することを可能とする。
【0046】また、本願の請求項16の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法は、入出力データ
幅をbビット、ビット幅単位のデータの個数である深さ
をm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数を
Cとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、
b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎に第
0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力
を切り替えながらコンボリューショナルデインタリーブ
を行うコンボリューショナルデインタリーブ方法におい
て、第1記憶手段はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
) ビットの記憶を行いうるものとし、入力データ制御
手段により入力データをビット連結手段または第2記憶
手段または出力データ制御手段に振り分け、第2記憶手
段により前記入力データ制御手段からの入力データを遅
延し、前記ビット連結手段により前記入力データ制御手
段と前記第2記憶手段からの入力データを連結しデータ
幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データを生
成し、アドレス生成手段により前記第1記憶手段のアド
レスを生成し、ビット分離手段により前記第1記憶手段
の出力データをコンボリューショナルデインタリーブさ
れたデータ幅bビットの出力データに変換し、前記出力
データ制御手段により前記ビット分離手段からの出力デ
ータを出力するようにしたものである。本願の請求項
の発明は、上述のように構成したことにより、RAM ア
ドレス生成手段を最適化し、最小限のアドレス生成回路
面積と、RAM アクセス回数の低減により最小限の消費電
力で、コンボリューショナルデインタリーブを行うこと
を可能にするとともに、低動作周波数で動作するRAMで
も実行することを可能とする。
【0047】また、本願の請求項17の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法は、請求項16記
載のコンボリューショナルデインタリーブ方法におい
て、前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャ
ンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグル
ープに対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S
(Sは0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うようにア
ドレス生成を行うものとし、その際第iのグループを第
ikないし第((i+1)k−1)チャンネル(kはC
以下の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)
の関係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであ
るとする)からなるものとし、上記第2記憶手段は、第
nチャンネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延
(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上記第1記憶手
段による遅延で不足する分の遅延を行いうる記憶容量を
有するとともに、上記bビットかつ深さmのデータが入
力される毎に、上記第1記憶手段,第2記憶手段に入力
するデータのチャンネルと,上記第1記憶手段が出力す
るデータのチャンネルが同一チャンネル番号のチャンネ
ルとなるように順次切り替えを行うようにしたものであ
る。本願の請求項17の発明は、上述のように構成した
ことにより、 RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限
のアドレス生成回路面積と、 RAM アクセス回数の低減に
より最小限の消費電力で、コンボリューショナルデイン
タリーブを行うことを可能にするとともに、低動作周波
数で動作する RAM でも実行することを可能とする。
【0048】また、本願の請求項18の発明に係るコン
ボリューショナルデインターリーブ方法は、請求項17
記載のコンボリューショナルデインタリーブ方法におい
て、上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sお
よびTはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、
第2hチャンネル(hは0≦2h≦Cの関係を満たす整
数)に対してはTの遅延を行い、第(2h+1)チャン
ネルに対しては遅延を行わないようにしたものである。
本願の請求項18の発明は、上述のように構成したこと
により、 RAM アドレス生成手段を最適化し、最小限のア
ドレス生成回路面積と、 RAM アクセス回数の低減により
最小限の消費電力で、コンボリューショナルデインタリ
ーブを行うことを可能にするとともに、低動作周波数で
動作する RAM でも実行することを可能とする。
【0049】また、本願の請求項19の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ装置は、入出力データ幅
をb ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
とする(nは0≦n≦Cの関係を満たす整数であり、b,
m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎に第0チ
ャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力を切
り替えながらコンボリューショナルインタリーブを行う
コンボリューショナルインタリーブ装置において、第1
および第2の遅延部からなり、第nチャンネルのデータ
に対しnT(TはT>0なる所定の遅延量)の遅延を行
うものであり、上記第1の遅延部はチャンネルを多くと
もk個毎のグループに分けた第iのグループに対しそれ
ぞれikS(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延
を行うものであり、第iのグループは第ikないし第
((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
からなるものであり、上記第2の遅延部は上記第nチャ
ンネルのデータに与えるべきnTの遅延に対し上記第1
の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延手段を備
え、前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の
自然数 ) ビットの遅延手段であるものとしたものであ
る。本願の請求項19の発明は、上述のように構成した
ことにより、グループ内のチャンネル間で共通に発生さ
せるべき遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生さ
せ、チャンネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2
の遅延部により個別に発生させるので、遅延部手段の制
御及び構成が簡略化される。
【0050】また、本願の請求項20の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ装置は、入出力データ
幅を b ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さ
をm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数を
Cとする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、
b ,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎に第
0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力
を切り替えながらコンボリューショナルデインタリーブ
を行うコンボリューショナルデインタリーブ装置におい
て、第1および第2の遅延部からなり、第nチャンネル
のデータに対し(C−n)T(TはT>0なる所定の遅
延量)の遅延を行うものであり、上記第1の遅延部はチ
ャンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグ
ループに対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S
(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延を行うもの
であり、第iのグループは第ikないし第((i+1)
k−1)チャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i
≦((C/k)の整数部分)の関係を満たす整数であ
り、(i+1)k−1≦Cであるとする)からなるもの
であり、上記第2の遅延部は上記第nチャンネルのデー
タに与えるべき(C−n)Tの遅延に対し上記第1の遅
延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延手段を備え、
前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
) ビットの遅延手段であるものとしたものである。
願の請求項20の発明は、上述のように構成したことに
より、グループ内のチャンネル間で共通に発生させるべ
き遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャ
ンネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部
により個別に発生させるので、遅延部手段の制御及び構
成が簡略化される。
【0051】また、本願の請求項21の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法は、入出力データ幅
b ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
とする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、 b
m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎に第0チ
ャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力を切
り替えながらコンボリューショナルインタリーブを行う
コンボリューショナルインタリーブ方法において、第n
チャンネルのデータに対しnT(TはT>0なる所定の
遅延量)の遅延を行う遅延手段を第1および第2の遅延
部から構成し、上記第1の遅延部によりチャンネルを多
くともk個毎のグループに分けた第iのグループに対し
それぞれikS(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の
遅延を行うものとし、その際、第iのグループを第ik
ないし第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下
の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関
係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであると
する)からなるものとし、上記第2の遅延部により上記
第nチャンネルのデータに与えるべきnTの遅延に対し
上記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行い、前
記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の自然数 )
ビットの遅延手段であるものとしたものである。本願の
請求項21の発明は、上述のように構成したことによ
り、グループ内のチャンネル間で共通に発生させるべき
遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャン
ネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部に
より個別に発生させるので、遅延部手段の制御及び構成
が簡略化される。
【0052】また、本願の請求項22の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法は、入出力データ
幅を b ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さ
をm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数を
Cとする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であり、
b ,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎に第
0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入出力
を切り替えながらコンボリューショナルデインタリーブ
を行うコンボリューショナルデインタリーブ方法におい
て、第nチャンネルのデータに対し(C−n)T(Tは
T>0なる所定の遅延量)の遅延を行う遅延手段を第1
および第2の遅延部から構成し、上記第1の遅延部によ
りチャンネルを多くともk個毎のグループに分けた第i
のグループに対しそれぞれ(C−((i+1)k−
1))S(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延を
行うものとし、その際第iのグループを第ikないし第
((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
からなるものとし、上記第2の遅延部により上記第nチ
ャンネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延に対
し上記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行い、
前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
) ビットの遅延手段であるものとしたものである。本
願の請求項22の発明は、上述のように構成したことに
より、グループ内のチャンネル間で共通に発生させるべ
き遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャ
ンネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部
により個別に発生させるので、遅延部手段の制御及び構
成が簡略化される。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1 ないし図12を用いて説明する。 (実施の形態1)本実施の形態1のコンボリューショナ
ルインタリーブ装置は、RAM のアドレスカウンタを、2
チャンネルを1単位としてまとめることにより、RAM の
周辺回路の回路規模およびその消費電力の増大を抑える
ようにしたものである。
【0058】本実施の形態1のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の構成について図1を用いて説明する。
本実施の形態1のコンボリューショナルインタリーブ装
置において、53は読み出し手段54へデータを出力す
るシングルポートRAM (請求項3の第1記憶手段)、4
6は本コンボリューショナルインタリーブ装置の入力デ
ータ61をレジスタ49と出力信号セレクタ55とシフ
トレジスタセレクタ59へ出力する入力データ制御手
段、50は入力データ制御手段46と上位アドレス生成
手段41と下位アドレスセレクタ44とシフトレジスタ
セレクタ59,60とRAM制御手段61に制御信号を出
力するセレクト信号発生手段、59はシフトレジスタ群
48へデータを出力するシフトレジスタセレクタ、48
はシフトレジスタセレクタ60に2チャンネルを1グル
ープとするグループ毎のシフトレジスタの出力を出力す
るシフトレジスタ群(請求項3の第2記憶手段)、48
1,483ないし48C−2,48Cはそれぞれチャン
ネルch1,ch3ないしchC−2,chCに対応し
て設けられたシフトレジスタ、60はビット連結手段4
7へデータを出力するシフトレジスタセレクタ、49は
ビット連結手段47ヘデータを出力するレジスタ、49
1は入力データ制御手段46の出力データを保持し出力
信号セレクタ55に出力するレジスタ、492はシフト
レジスタセレクタ60の出力データを保持し出力信号セ
レクタ55に出力するレジスタ、47は前記RAM53の
書き込み手段52へデータを出力するビット連結手段、
41は出力タイミング調整手段45を介して前記書き込
み手段52に前記RAM53の上位アドレスを出力する上
位アドレス生成手段、42は出力タイミング調整手段4
5を介して前記RAM書き込み手段52に前記RAM53の下
位アドレスを出力する下位アドレス生成手段、45は前
記RAM 53の書き込み手段52にアドレスと制御信号を
出力する出力タイミング調整手段、52は前記RAM 53
にデータ/アドレス/制御信号を出力する書き込み手
段、54は前記RAM53ヘアドレス/制御信号を出力
し、出力信号セレクタ55へデータを出力する読み出し
手段、55はビット分離手段56へデータを出力する出
力信号セレクタ、56は出力データ制御手段58とレジ
スタ57へデータを出力するビット分離手段、57は出
力データ制御手段58へデータを出力するレジスタ、5
8は本コンボリューショナルインタリーブ装置の出力6
2を外部に出力する出力データ制御手段、61は前記RA
M 53および出力信号セレクタ55を制御するRAM制御
手段である。
【0059】また、下位アドレス生成手段42におい
て、43は下位アドレスセレクタ44へ2チャンネルを
1グループとするグループ毎の下位アドレスを出力する
カウンタ群、432,434ないし43Nないし43C
−1はそれぞれチャンネルch2/ch3,ch4/c
h5ないしchN/chN+1ないしchC−1/ch
Cに対応して設けられたカウンタ、44は出力タイミン
グ調整手段45に下位アドレスを出力する下位アドレス
セレクタである。
【0060】なお、セレクト信号発生手段50とアドレ
ス生成手段40とで、後述する動作原理説明における入
力側セレクタの役割を果たす。また、出力信号セレクタ
55とアドレス生成手段40で、後述する動作原理説明
における出力側セレクタの役割を果たす。
【0061】本実施の形態1のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の動作原理を図2およびタイミングチャ
ートを示す図3を用いて説明する。実施の形態1のコン
ボリューショナルインタリーブ装置は、図16の102 −
0,…,102 −(C−1)を図2のシフトレジスタ(請
求項1の第2の遅延部)122−0,…,122 −(C−
1)/2とビット幅2bのシングルポートRAM内の領域
(請求項1の第1の遅延部)…,123 −(N/2−
1),…,123 −((C−1)/2−1)に置き換え、
巡回的に切り替えを行うセレクタ120/121 を用いるこ
とにより実現する。これらのセレクタ120/121 はch
0からスタートして順次チャンネル番号をインクリメン
トし、chCに達するとch0に戻って再び同じ動作を
行うという切り替えを繰り返すものである。
【0062】最初セレクタ120/121はともにch0を選
択するが、このch0には本来の遅延要素が存在しない
ため、ch0の信号は本コンボリューショナルインタリ
ーブ装置内を本来の遅延がなされることなく通過する。
次にセレクタ120/121はともにch1を選択するが、こ
のch1ではシフトレジスタ122−0によりFIFO
が実現されており、このシフトレジスタ122−0によ
り本来の遅延がなされた信号が出力される。そして同様
にセレクタ120/121はともにchNを選択するが、この
chNのデータは図示しないレジスタにより次のchN
+1が選択されるまで保持され、このデータが次のch
N+1とともにRAM 123−(N/2−1)に入力さ
れ、chNのデータはこのRAM 123−(N/2−1)
よりch1のN(>1)倍遅延されて出力される。
【0063】また、chN+1ではシフトレジスタ12
2−N/2によりch1のシフトレジスタ122−0と
同等の遅延がなされ、これにRAM 123−(N/2−
1)によりch1のN(>1)倍の遅延が加えられるた
め、結局ch1の(N+1)倍遅延された信号が出力さ
れる。
【0064】以下、同様にセレクタ120/121はchCを
選択するが、このchCではシフトレジスタ122−
(C−1)/2によりch1のシフトレジスタ122−
0と同等の遅延がなされ、これにRAM 123−((C−
1)/2−1)によりch1のC−1(>N)倍の遅延
が加えられるため、結局ch1のC倍遅延された信号が
出力される。そして次の時点ではセレクタ120 /121はc
h0の選択に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0065】これをより詳しく述べれば、時点tにおい
て、前記セレクタ120/121 がチャンネル番号Nを選択
している場合、図1の入力データ制御手段46ヘ本コン
ボリューショナルインタリーブ装置の入力データが入力
され、このデータがレジスタ49により保持される。1
時点後(前記セレクタ120 /121 はチャンネル番号数N
+1を選択している)、シフトレジスタ122−N/2へ
本コンボリューショナルインタリーブ装置の入力データ
が入力され、シフトレジスタ122 −N/2がシフト動作
を行い、ビット連結手段47によりシフトレジスタセレ
クタ69の出力を下位bビット、レジスタ49の出力を
上位bビットとして同時にシングルポートRAM123 −
(N/2−1)へ書き込み、t+N×m×(C+1)時
点において、同時に読み出し、ビット分離手段56およ
び出力データ制御手段58により上位bビットを本コン
ボリューショナルインタリーブ装置の出力とし、下位b
ビットをレジスタ57に格納する。t+1+N×m×
(C十1)時点において、出力データ制御手段58によ
りレジスタ57の出力を本コンボリューショナルインタ
リーブ装置の出力とする。以上の処理を繰り返すことに
より、コンボリューショナルインタリーブが可能とな
る。
【0066】次に、本実施の形態1によるコンボリュー
ショナルインタリーブ装置の動作を図1を用いて説明す
る。本実施の形態1のコンボリューショナルインタリー
ブ装置は、入力データ制御手段46によりインタリーブ
すべき入力データを入力データ端子61より取り込み、
書き込み手段52により、これをRAM 53に書き込む。
その際、各chのbビットデータ2ch分のデータに対
し1つのアドレスカウンタが割り当てられる。そして、
下位アドレス生成手段42のch2およびch3(以
下、ch2/ch3と記す)ないしchN−1およびc
hN(以下、chN−1/chNと記す)ないしchC
−1およびchC(以下、chC−1/chCと記す)
のそれぞれに対応するカウンタ432ないし43Nない
し43C−1がRAM 53の下位アドレスをカウントす
る。これらの下位アドレス生成手段42のカウンタ群4
3を構成するカウンタをセレクト信号発生手段50が発
生する制御信号に応じて下位アドレスセレクタ44がセ
レクトするとともに、上位アドレス生成手段41から出
力するRAM 53の上位アドレスとともに、出力タイミン
グ調整手段45により出力タイミングを調整したうえで
書き込み手段52により、RAM 53に書き込みアドレス
を与える。
【0067】その際、まずch0のデータが入力され、
次の時点でch1のデータが入力されるが、ch0のデ
ータに関しては、セレクト信号発生手段50は、入力デ
ータ制御手段46がRAM 53を経由させることなく、レ
ジスタ491を介して直接出力信号セレクタ55へch
0のデータを送出するように制御を行う。また、セレク
ト信号発生手段50により制御されるRAM制御手段61
は、出力信号セレクタ55が、入力データ制御手段46
から直接出力信号セレクタ55に送られてきた,RAM5
3により遅延されていないデータを選択して出力データ
端子62から外部に出力するように制御を行う。
【0068】また、ch1のデータに関しては、入力デ
ータ制御手段46からのデータがシフトレジスタセレク
タ59,60により選択されたch1のシフトレジスタ
481によりその容量に応じた所定の遅延時間T(>
0)だけ遅延され、レジスタ492に入力される。セレ
クト信号発生手段50により制御されるRAM制御手段6
1は、出力信号セレクタ55が、このレジスタ492か
ら入力された、ch1のシフトレジスタ481により遅
延されたデータを選択して出力データ端子62から外部
に出力するように制御を行う。
【0069】また、ch2ないしchNないしchCの
データに関しては、それぞれのchに対応して2chを
1単位として遅延時間2Tに相当する分ずつ記憶エリア
が順次大きくなる記憶領域が上位アドレス生成手段41
および下位アドレス生成手段42のカウンタ群によって
RAM 53に設定され、これらが図示しない上位アドレス
セレクタおよび下位アドレスセレクタ44によって各c
hを、2chを1単位として順次選択する毎に選択さ
れ、bビットのデータ2ch分が順次到来するチャンネ
ルに関しては各記憶領域のあるアドレスにデータを書き
込み、次の時点でそのデータを読み出すとともにそのデ
ータを次のアドレスに書き込む,という操作を2ch毎
にそれぞれの記憶領域に対して行う。
【0070】また、ch1,ch3ないしchN+1,
chN+3ないしchCの奇数チャンネルに対しては、
セレクト信号発生手段50の制御により、シフトレジス
タセレクタ59,60が、シフトレジスタ群48の中か
ら該当するchのシフトレジスタを2chおきに順次選
択してゆく。これらのシフトレジスタに対し、ch0,
ch2ないしchN−1ないしchC−1の偶数チャン
ネルからの遅延時間Tの増大分に相当する容量を有する
ように、その容量を予じめ設定しておき、シフトレジス
タセレクタ60から出力されたデータをレジスタ49を
介してビット連結手段47でch0,ch2ないしch
N−1ないしchC−1の偶数チャンネルのデータと連
結することにより、ch0ないしchNないしchCの
データに対し順次長くなる遅延時間を与えることができ
る。
【0071】従って、ch1のデータが入力された後
に、ch2のデータが入力され、次の時点でch3のデ
ータが入力されるが、ch2のデータに関しては、セレ
クト信号発生手段50は、入力データ制御手段46がこ
れをレジスタ49に入力し、レジスタ49がch2のデ
ータに対し、シフトレジスタ483により遅延されるc
h3のデータと同時に到着するように補償を行うととも
に、ビット連結手段47により、これらch2のデータ
とch3のデータが連結され、この連結されたch2の
データとch3のデータがRAM 53に入力されるように
制御を行う。
【0072】また、このときセレクト信号発生手段50
は、上位アドレス生成手段41を制御して、RAM 53の
ch2に相当する記憶領域のアドレスを発生させるとと
もに、下位アドレスセレクタ44を制御して、下位アド
レス生成手段42のカウンタ群43のカウンタ432の
出力を選択し、ch3に相当する記憶領域のアドレスを
出力させる。出力タイミング調整手段45はこれらch
2/ch3に相当する記憶領域のアドレスを出力するタ
イミングを調整し、RAM 53の書き込み手段52に出力
する。これにより、ch2/ch3のデータがRAM 53
のch2/ch3に相当する記憶領域に書き込まれる。
【0073】また、セレクト信号発生手段50により制
御されるRAM制御手段61は、出力信号セレクタ55
が、RAM 53から読み出し手段54を介して出力信号セ
レクタ55に送られてきた,2Tに相当する分遅延され
たデータを選択する。ビット分離手段56はこの出力信
号セレクタ55から同時に出力されたch2,ch3の
データを分離し、ch2のデータに関してはこれをその
まま出力データ制御手段58を介して、出力データ端子
62から外部に出力させる。また、ch3のデータに関
しては、これをレジスタ57に入力し、ここで所定の遅
延時間T(>0)だけ遅延させる。そして、レジスタ5
7のデータは出力データ制御手段58を介して、出力デ
ータ端子62から外部に出力させる。
【0074】これにより、ch3のデータはch2のデ
ータに対して、所定の遅延時間T(>0)分の遅延が多
く与えられて外部に出力される。以下、同様の操作によ
り、偶数チャンネルに対しては、RAM53によりTの偶
数倍の遅延時間が与えられ、奇数チャンネルに対して
は、シフトレジスタおよびRAM53により、Tの奇数倍
の遅延時間が与えられる。
【0075】以上の構成により、従来では、1チャンネ
ルについて1つのアドレス生成回路が必要であったが、
これが2チャンネルについて1つでよいことから、アド
レス生成回路が1/2に削減され、大幅な省面積化が可
能となる。さらに、従来は、シングルポートRAMにお
いて1チャンネルの入力データに対し、lread/write
の処理が必要であったが、2チャンネルの入力データに
対しlread/write の処理でよいことになり、低消費電
力化が可能となる。また、RAMのアクセス回数が低減す
ることから、低い動作周波数で動作するRAMでも実行す
ることが可能となる。さらに、シフトレジスタ122 を併
用することにより、シングルポートRAMのアドレス生
成部が簡略化され、RAMのアドレス生成を容易に実現
することが可能となる。
【0076】なお、上記実施の形態1では2チャンネル
を1つのグループとして、1グループにつき1つのアド
レス生成回路を割り当てるようにしたが、3以上の複数
チャンネルに対し1つのアドレス生成回路を割り当てる
ようにしてもよい。より一般的には、入出力データ幅を
b ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
(nは0≦n≦Cの関係を満たす整数であり、b,m,C
は自然数)としてもよい。特に、DVB仕様に適用する
場合は、C=11、すなわちチャンネル数が12であ
り、深さは17である。また、米国地上波仕様に適用す
る場合は、C=51、すなわちチャンネル数が52であ
り、深さは4である。また、上記実施の形態1では隣り
合う2つのチャンネル間の遅延量の差に相当する遅延を
シフトレジスタで与えるようにしたが、この差以上の遅
延をシフトレジスタで与えるようにしてもよい。さら
に、上記実施の形態1では、RAMとしてシングルポー
トRAMを用いるようにしたが、マルチポートRAMを
用いて、入出力をより高速に行うようにしてもよい。
【0077】(実施の形態2)本実施の形態2のコンボ
リューショナルデインタリーブ装置は、RAM のアドレス
カウンタを、2チャンネルを1単位としてまとめること
により、RAM の周辺回路の回路規模およびその消費電力
の増大を抑えるようにしたものである。
【0078】本実施の形態2のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の構成について図4を用いて説明す
る。本実施の形態2のコンボリューショナルデインタリ
ーブ装置において、83は読み出し手段84へデータを
出力するシングルポートRAM (請求項11の第1記憶手
段)、76は本コンボリューショナルデインタリーブ装
置の入力データ91をビット連結手段77とレジスタ7
91とシフトレジスタセレクタ89へ出力する入力デー
タ制御手段、80は上位アドレス生成手段71と下位ア
ドレスセレクタ74と入力データ制御手段76とシフト
レジスタセレクタ89,90とRAM制御手段81に制御
信号を出力するセレクト信号発生手段、89はシフトレ
ジスタ群78ヘデータを出力するシフトレジスタセレク
タ、78はシフトレジスタセレクタ90に2チャンネル
を1グループとするグループ毎のシフトレジスタの出力
を出力するシフトレジスタ群(請求項11の第2記憶手
段)、780,782ないし78N,78N+2ないし
78C−3,78C−1はそれぞれチャンネルch0,
ch2ないしchN,chN+2ないしchC−3,c
hC−1に対応して設けられたシフトレジスタ、90は
レジスタ79およびレジスタ792へデータを出力する
シフトレジスタセレクタ、79はビット連結手段77ヘ
データを出力するレジスタ、791は入力データ制御手段
76の出力データを保持し出力信号セレクタ85に出力
するレジスタ、792はシフトレジスタセレクタ90の
出力データを保持し出力信号セレクタ85に出力するレ
ジスタ、77は前記RAM 83の書き込み手段82へデー
タを出力するビット連結手段、71は出力タイミング調
整手段75を介して前記書き込み手段82に前記RAM 8
3の上位アドレスを出力する上位アドレス生成手段、7
2は出タイミング調整手段75を介して前記書き込み
手段82に前記RAM 83の下位アドレスを出力する下位
アドレス生成手段、75は前記RAM83の書き込み手段
82にアドレスと制御信号を出力する出力タイミング調
整手段、82は前記RAM 83にデータ/アドレス/制御
信号を出力する書き込み手段、84は前記RAM 83ヘア
ドレス/制御信号を出力し、出力信号セレクタ85へデ
ータを出力する読み出し手段、85はビット分離手段8
6へデータを出力する出力信号セレクタ、86は出力デ
ータ制御手段88とレジスタ87へデータを出力するビ
ット分離手段、87は出力データ制御手段88へデータ
を出力するレジスタ、88は本コンボリューショナルデ
インタリーブ装置の出力92を外部に出力する出力デー
タ制御手段、81はRAM83および出力信号セレクタ8
5を制御するRAM制御手段である。
【0079】また、下位アドレス生成手段72におい
て、73は下位アドレスセレクタ74へ2チャンネルを
1グループとするグループ毎の下位アドレスを出力する
カウンタ群、730,732ないし73Nないし73C
−3はそれぞれチャンネルch0/ch2,chN/c
hN+2ないしchN/chN+1ないしchC−3/
chC−2に対応して設けられたカウンタ、74は出力
タイミング調整手段75に下位アドレスを出力する下位
アドレスセレクタである。なお、セレクト信号発生手段
80とアドレス生成手段70とで、後述する動作原理説
明における入力側セレクタの役割を果たす。また、出力
信号セレクタ85とアドレス生成手段70とで、後述す
る動作原理説明における出力側セレクタの役割を果た
す。
【0080】本実施の形態2のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の動作原理を図5およびタイミングチ
ャートを示す図6を用いて説明する。実施の形態2のコ
ンボリューショナルデインタリーブ装置は、図18の1
1122 −0,…,1112−(C−1)を図5のシフ
トレジスタ(請求項9の第2の遅延部)の132 −0,
…,132 −(C−1)/2とビット幅2bのシングルポ
ートRAM 内の領域(請求項9の第1の遅延部)133 −
0,…,133 −N/2,…に置き換え、巡回的に切り替
えを行うセレクタ130/131 を用いることにより実現
する。これらのセレクタ130/131 はch0からスタ
ートして順次チャンネル番号をインクリメントし、ch
Cに達するとch0に戻って再び同じ動作を行うという
切り替えを繰り返すものである。
【0081】最初セレクタ130 /131 はch0を選択す
るが、ch0ではシフトレジスタ132−0により後述
するchC−1のシフトレジスタ132−(C−1)/
2と同等の遅延がなされ、これが図示しないレジスタに
より次のch1が選択されるまで保持され、このデータ
が次のch1とともにRAM 133−0に入力され、これ
らは後述するchC−1のC−1(>N)倍の遅延がな
される。
【0082】このため、シフトレジスタ132−0が存
在するch0では、chC−1のC倍遅延された信号が
出力され、ch1ではシフトレジスタ132−0が存在
しないため、chC−1のC−1倍遅延された信号が出
力される。そして同様にセレクタ130 /131 はchNを
選択するが、このchNで選択されたデータはシフトレ
ジスタ132−N/2およびRAM 133−N/2により
ch1のC−N(>1)倍遅延された信号が出力され
る。また、chN+1で選択されたデータはchNで選
択されたデータとともにRAM 133−N/2に入力され
るが、このchN+1にはシフトレジスタ132−N/
2が存在しないため、RAM 133−N/2によりch1
のC−(N+1)(>1)倍遅延された信号が出力され
る。さらに、chC−1ではシフトレジスタ132−
(C−1)/2のみによって遅延がなされ、これがレジ
スタ792により保持されてレジスタ79の遅延分が補
償される。以下、同様にセレクタ130 /131 はchCを
選択するが、このchCにはレジスタ79の遅延分を補
償するレジスタ791以外には遅延要素が存在しないた
め、chCの信号は本コンボリューショナルデインタリ
ーブ装置内を本来の遅延がなされることなく通過する。
そして次の時点ではセレクタ130 /131 はch0の選択
に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0083】これをより詳しく述べれば、時点tにおい
て、前記セレクタ130 /131 がチャンネル番号Nを選択
している場合、チャンネル番号数Nのシフトレジスタ13
2 −N/2ヘ本コンボリューショナルデインタリーブ装
置の入力データが入力され、シフトレジスタ132 −N/
2がシフトし、シフトレジスタ132 −N/2の出力をレ
ジスタ79へ格納する。1時点後(前記セレクタはチャ
ンネル番号数N+1を選択している)、レジスタ79の
出力を上位bビット、本デインタリーブ装置の入力デー
タを下位bビットとして同時にシングルポートRAM133へ
書き込みt+(C−(N+1))×m×(C+1)時点
において、同時に読み出し、上位bビットを本コンボリ
ューショナルデインタリーブ装置の出力とし、下位bビ
ットをレジスタ87に格納する。t+1+(C−(N+
1))×m×(C+1)の時点において、レジスタ87
の出力を本コンボリューショナルデインタリーブ装置の
出力とする。以上の処理を繰り返すことにより、コンボ
リューショナルデインタリーブが可能となる。
【0084】次に、本実施の形態2によるコンボリュー
ショナルデインタリーブ装置の動作を図4を用いて説明
する。本実施の形態2のコンボリューショナルデインタ
リーブ装置は、入力データ制御手段76によりデインタ
リーブすべき入力データを入力データ端子91より取り
込み、書き込み手段82により、これをRAM 83に書き
込む。その際、各chのbビットデータ2ch分のデー
タに対し1つのアドレスカウンタが割り当てられる。そ
して、下位アドレス生成手段72のch0およびch1
(以下、ch0/ch1と記す)ないしchN−1およ
びchN(以下、chN−1/chNと記す)ないしc
hC−3およびchC−2(以下、chC−3/chC
−2と記す)のそれぞれに対応するカウンタ730ない
し73Nないし73C−3がRAM83の下位アドレスを
カウントする。これを下位アドレスセレクタ74がセレ
クトするとともに、上位アドレス生成手段71から出力
するRAM 83の上位アドレスとともに、出力タイミング
調整手段75により出力タイミングを調整したうえで書
き込み手段82により、RAM 83に書き込みアドレスを
与える。
【0085】その際、まずch0のデータが入力され、
次の時点でch1のデータが入力されるが、ch0ない
しchNないしchC−2のデータに関しては、それぞ
れのchに対応して2chを1単位として遅延時間2T
(>0)に相当する分ずつ記憶エリアが順次大きくなる
記憶領域が上位アドレス生成手段71および下位アドレ
ス生成手段72のカウンタ群によってRAM 83に設定さ
れ、これらが図示しない上位アドレスセレクタおよび下
位アドレスセレクタ74によって各chを、2chを1
単位として順次選択する毎に選択され、bビットのデー
タ2ch分が順次到来するチャンネルに関しては各記憶
領域のあるアドレスにデータを書き込み、次の時点でそ
のデータを読み出すとともにそのデータを次のアドレス
に書き込む,という操作を2ch毎にそれぞれの記憶領
域に対して行う。
【0086】また、ch1,ch3ないしchN+1,
chN+3ないしchCの奇数チャンネルに対しては、
セレクト信号発生手段80の制御により、シフトレジス
タセレクタ89,90が、シフトレジスタ群78の中か
ら該当するchのシフトレジスタを2chおきに順次選
択してゆく。これらのシフトレジスタに対し、ch0,
ch2ないしchN−1ないしchC−3の偶数チャン
ネルからの遅延時間Tの増大分に相当する容量を有する
ように、その容量を予じめ設定しておき、シフトレジス
タセレクタ90から出力されたデータをレジスタ79を
介してビット連結手段77でch0,ch2ないしch
N−1ないしchC−3の偶数チャンネルのデータと連
結することにより、ch0ないしchNないしchC−
2のデータに対し順次長くなる遅延時間を与えることが
できる。従って、ch0のデータに関しては、セレクト
信号発生手段80は入力データ制御手段76からのデー
タがシフトレジスタセレクタ89,90により選択され
たch0のシフトレジスタ780によりその容量に応じ
た所定の遅延時間T(>0)だけ遅延され、レジスタ7
9に入力されるように制御を行う。
【0087】レジスタ79はこのch0のデータを入力
データ制御手段76を介してch1のデータが到着する
まで保持し、ビット連結手段77はこのレジスタ79か
らのch0のデータと入力データ制御手段76からのc
h1のデータを連結してRAM83の書き込み手段82に
出力されるように制御を行う。また、このときセレクト
信号発生手段80は、上位アドレス生成手段71を制御
して、RAM 83のch0に相当する記憶領域のアドレス
を発生させるとともに、下位アドレスセレクタ74を制
御して、下位アドレス生成手段72のカウンタ群73の
カウンタ730の出力を選択し、ch1に相当する記憶
領域のアドレスを出力させる。出力タイミング調整手段
75はこれらch0/ch1に相当する記憶領域のアド
レスを出力するタイミングを調整し、RAM 83の書き込
み手段82に出力する。これにより、ch0/ch1の
データがRAM 83のch0/ch1に相当する記憶領域
に書き込まれる。
【0088】また、セレクト信号発生手段80により制
御されるRAM制御手段81は、RAM83から読み出し手段
84を介して出力信号セレクタ85に送られてきた,
(C−1)Tに相当する分遅延されたデータを選択す
る。ビット分離手段86はこの出力信号セレクタ85か
ら同時に出力された送られてきたch0,ch1のデー
タを分離し、ch0のデータに関してはこれをレジスタ
87に入力し、ここで所定の遅延時間T(>0)だけ遅
延させる。そして、レジスタ87のデータは出力データ
制御手段88を介して、出力端子92から外部に出力さ
せる。また、ch1のデータに関してはこれをそのまま
出力データ制御手段88を介して、出力端子92から外
部に出力させる。これにより、出力データ端子92から
はシフトレジスタ780及びRAM83により所定の遅延
時間CTだけ遅延されたデータが外部に出力される。以
下、同様の操作により、偶数チャンネルに対しては、RA
M83によりTの奇数数倍の遅延時間が与えられ、奇数
チャンネルに対しては、シフトレジスタおよびRAM83
により、Tの偶数倍の遅延時間が与えられる。
【0089】また、chC−1のデータに関しては、入
力データ制御手段76からのデータがシフトレジスタセ
レクタ89,90により選択されたchC−1のシフト
レジスタ78C−1によりその容量に応じた所定の遅延
時間T(>0)だけ遅延され、レジスタ792に入力さ
れる。セレクト信号発生手段80により制御されるRAM
制御手段81は、出力信号セレクタ85が、このレジス
タ792から入力された、chC−1のシフトレジスタ
78C−1により遅延されたデータを選択して出力デー
タ端子92から外部に出力するように制御を行う。
【0090】chCのデータに関しては、セレクト信号
発生手段50は、入力データ制御手段76がRAM 83を
経由させることなく、レジスタ791を介して直接出力
信号セレクタ85へchCのデータを送出するように制
御を行う。また、セレクト信号発生手段80により制御
されるRAM制御手段81は、出力信号セレクタ85が、
入力データ制御手段76から直接出力信号セレクタ85
に送られてきた,本来の遅延がなされていないデータを
選択して出力データ端子92から外部に出力するように
制御を行う。
【0091】これにより、図1のコンボリューショナル
インタリーブ装置により各ch0ないしchNないしc
hCに対し順次長い遅延時間が与えられていたのが、こ
の図4のコンボリューショナルデインタリーブ装置によ
り各ch0ないしchCに対し順次短い遅延時間が与え
られることとなる。このため、総合的にみれば各ch0
ないしchNないしchCに対しては同一の遅延時間が
与えられることとなり、図1のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置によって並べ替えられたデータ配列が図
4のコンボリューショナルデインタリーブ装置によって
復元される。
【0092】以上の構成により、従来は1チャンネルに
ついて1つのアドレス生成回路が必要であったが、2チ
ャンネルについて1つでよいことから、アドレス生成回
路が1/ 2に削減され、大幅な省面積化が可能となる。
さらに、従来は、シングルポートRAM において1入力デ
ータに対し、1read/write の処理が必要であったが、
2入力データに対し1read/write の処理でよいことに
より、低消費電力化が可能となる。また、RAMのアクセ
ス回数が低減することから、低い動作周波数で動作する
RAMでも実行することが可能となる。さらに、シフトレ
ジスタ132 を用いることにより、シングルポートRAM の
アドレス生成部が簡略化され、RAMのアドレス生成を
容易に実現することが可能となる。
【0093】なお、上記実施の形態2では2チャンネル
を1つのグループとして、1グループにつき1つのアド
レス生成回路を割り当てるようにしたが、3以上の複数
チャンネルに対し1つのアドレス生成回路を割り当てる
ようにしてもよい。より一般的には、入出力データ幅を
b ビット、ビット幅単位のデータの個数である深さを
m、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC
(nは0≦n≦Cの関係を満たす整数であり、b,m,C
は自然数)としてもよい。特に、DVB仕様に適用する
場合は、C=11、すなわちチャンネル数が12であ
り、深さは17である。また、米国地上波仕様に適用す
る場合は、C=51、すなわちチャンネル数が52であ
り、深さは4である。また、上記実施の形態2では隣り
合う2つのチャンネル間の遅延量の差に相当する遅延を
シフトレジスタで与えるようにしたが、この差以上の遅
延をシフトレジスタで与えるようにしてもよい。さら
に、上記実施の形態2では、RAMとしてシングルポー
トRAMを用いるようにしたが、マルチポートRAMを
用いて、入出力をより高速に行うようにしてもよい。
【0094】(実施の形態3)本実施の形態3のコンボ
リューショナルインタリーブ装置はRAM のアドレスカウ
ンタを2チャンネルを1単位としてまとめることによ
り、RAM の周辺回路の回路規模およびその消費電力の増
大を抑えるようにしたものである。また、すべての遅延
をRAMのみで実現することにより、種類が異なる記憶回
路を混在させることなく装置を構成できるようにしたも
のである。
【0095】本実施の形態3のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の構成について図7を用いて説明する。
本実施の形態3のコンボリューショナルインタリーブ装
置において、213は読み出し手段214へデータを出
力するシングルポートRAM (請求項6の記憶手段)、2
06は本コンボリューショナルインタリーブ装置の入力
データ221をビット連手段207と出力信号セレク
タ215に出力する入力データ制御手段、208はビッ
ト連結手段207へデータを出力するレジスタ、207
は書き込み手段212へデータを出力するビット連結手
段、210はアドレス生成手段200とアドレス生成手
段223とRAM 制御手段211と出力信号セレクタ21
5へ制御信号を出力するセレクト信号発生手段、211
はRAM 213へ制御信号を出力するRAM 制御手段、20
0は書き込み手段212と読み出し手段214へRAM ア
ドレスを出力するアドレス生成手段、212はRAM 21
3へRAM アドレスとデータを出力する書き込み手段、2
14はRAM 213へRAM アドレスを出力し出力信号セレ
クタ215へデータを出力する読み出し手段、215は
レジスタ208とビット分離手段216へデータを出力
する出力信号セレクタ、216は出力データ制御手段2
18とレジスタ217へデータを出力するビット分離手
段、217は出力データ制御手段218へデータを出力
するレジスタ、218はデインタリーバ出力データ22
2を出力する出力データ制御手段である。
【0096】また、アドレス生成手段200において、
201はセレクト信号発生手段210が発生するセレク
ト信号に基づきRAM 213の上位アドレスを生成し、出
力タイミング調整手段205へ出力する上位アドレス生
成手段、202はセレクト信号発生手段210が発生す
るセレクト信号に基づきRAM 213の下位アドレスを生
成し、出力タイミング調整手段205へ出力する下位ア
ドレス生成手段、205は書き込み手段212と読み出
し手段214へRAM アドレスを出力する出力タイミング
調整手段である。
【0097】また、下位アドレス生成手段202におい
て、203は2チャンネル毎の下位アドレスを下位アド
レスセレクタ204へ出力するカウンタ群、2032,
2034ないし203Nないし203C−1はそれぞれ
チャンネルch2/ch3,ch4/ch5ないしch
N/chN+1ないしchC−1,chCに対して設け
られたカウンタ、204は下位アドレスを出力タイミン
グ調整手段205へ出力する下位アドレスセレクタであ
る。
【0098】また、アドレス生成手段223において、
224はRAM 上位アドレスを出力タイミング調整手段2
21へ出力する上位アドレス生成手段、225はRAM 下
位アドレスを出力タイミング調整手段221へ出力する
下位アドレス生成手段、221はRAM アドレスを書き込
み手段212と読み出し手段214へ出力する出力タイ
ミング調整手段である。
【0099】そして、セレクト信号発生手段210とア
ドレス生成手段200とアドレス生成手段223とで、
後述する動作原理説明における入力側セレクタの役割を
果たす。また、出力信号セレクタ215とアドレス生成
手段200とアドレス生成手段223とで、後述する動
作原理説明における出力側セレクタの役割を果たす。
【0100】本実施の形態3のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の動作原理を図8およびタイミングチャ
ートを示す図9を用いて説明する。実施の形態3のコン
ボリューショナルインタリーブ装置は、図16の102 −
0,…,102 −(C−1)を図8のビット幅bのシング
ルポートRAM 内の領域142−0,…,142 −C/2とビ
ット幅2bのシングルポートRAM 内の領域…,143−
(N/2−1),…,143 −((C−1)/2−1)に
置き換え、巡回的に切り替えを行うセレクタ140/1
41を用いることにより実現する。これらのセレクタ1
40/141はch0からスタートして順次チャンネル
番号をインクリメントし、chCに達するとch0に戻
って再び同じ動作を行うという切り替えを繰り返すもの
である。
【0101】なお、142 −0,…,142 −C/2…,は
143 −(N/2−1),…,143 −((C−1)/2−
1)とは別のRAMに収容してもよいし、142 −0,…,1
42−C/2を2つずつまとめることにより、143 −(N
/2−1),…,143 −((C−1)/2−1)とビッ
ト幅を揃え、143 −(N/2−1),…,143 −((C
−1)/2−1)と同じRAMに収容してもよい。
【0102】最初セレクタ140/141 はch0を選択する
が、このch0には本来の遅延要素が存在しないため、
ch0の信号は本コンボリューショナルインタリーブ装
置内を本来の遅延がなされることなく通過する。次にセ
レクタ140/141 はch1を選択するが、ch1ではRAM
213内の領域142−0によりFIFOが実現されて
おり、このRAM 213内の領域142−0により遅延さ
れた信号が出力される。そして同様にセレクタ140/141
はchNを選択するが、このchNのデータは図示しな
いレジスタにより次のchN+1が選択されるまで保持
され、chNのデータはRAM 213内の領域143−
(N/2−1)によりch1のN(>1)倍遅延された
信号が出力される。また、chN+1ではRAM 213内
の領域142−N/2によりch1のRAM213内の領
域142−0と同等の遅延がなされ、これに加えてRAM
213内の領域143−(N/2−1)によりch1の
N(>1)倍の遅延がなされ、結局ch1の(N+1)
倍遅延された信号が出力される。以下、同様にセレクタ
140/141 はchCを選択するが、chCではRAM 213
内の領域142−C/2によりch1のRAM 213内の
領域142−0と同等の遅延がなされ、RAM 213内の
領域143−((C−1)/2−1)によりch1のC
−1(>N)倍の遅延がなされ、結局ch1のC倍遅延
された信号が出力される。そして次の時点ではセレクタ
140/141 はch0の選択に戻り、以下、上述の動作を繰
り返す。
【0103】これをより詳しく述べれば、時点tにおい
て、前記セレクタ140/141 がチャンネル番号Nを選択し
ている場合、入力データ制御手段206は図7の本コン
ボリューショナルインタリーブ装置の入力データ221
を出力信号セレクタ215を介して図7のレジスタ20
8へ格納する。1時点後、(前記セレクタは、チャンネ
ル番号N+1を選択している)RAM 213内の領域142
−N/2内からもっとも古いデータを読み出し、読み出
したアドレスに、本コンボリューショナルインタリーブ
装置の入カデータを書き込む。さらに読み出したデータ
を下位bビット、レジスタ208の出力を上位bビット
として同時に前記RAM213内の領域143 −(N/2
−1)へ書き込む。t+N×m×(C+1)時点におい
て、これらのデータを同時に読み出し、上位bビットを
本コンボリューショナルインタリーブ装置の出力とし、
下位bビットをレジスタ217に格納する。t+1+N
×m×(C+1)時点において、レジスタ217の出力
を本コンボリューショナルインタリーブ装置の出力とす
る。以上の処理を繰り返すことによりコンボリューショ
ナルインタリーブが可能となる。
【0104】次に動作について説明する。本実施の形態
3のコンボリューショナルインタリーブ装置は、入力デ
ータ制御手段206によりインタリーブすべき入力デー
タを入力データ端子221より取り込み、書き込み手段
212により、これをRAM 213に書き込む。その際、
各chのbビットデータ2ch分のデータに対し1つの
アドレスカウンタが割り当てられる。そして、下位アド
レス生成手段202のch2およびch3(以下、ch
2/ch3と記す)ないしchN−1およびchN(以
下、chN−1/chNと記す)ないしchC−1およ
びchC(以下、chC−1/chCと記す)のそれぞ
れに対応するカウンタ2032ないし203Nないし2
03C−1がRAM 213の下位アドレスをカウントす
る。これらのカウンタを下位アドレスセレクタ202が
セレクトするとともに、上位アドレス生成手段201か
ら出力するRAM 213の上位アドレスとともに、出力タ
イミング調整手段205により出力タイミングを調整し
たうえで書き込み手段212により、RAM 213に書き
込みアドレスを与える。
【0105】その際、まずch0のデータが入力され、
次の時点でch1のデータが入力されるが、ch0のデ
ータに関しては、セレクト信号発生手段210は、入力
データ制御手段206がRAM 213を経由させることな
く、直接出力信号セレクタ215へch0のデータを送
出するように制御を行う。また、セレクト信号発生手段
210により制御されるRAM制御手段211は、出力信
号セレクタ215がこの入力データ制御手段206から
直接出力信号セレクタ215に送られてきた,遅延され
ていないデータを選択するように制御を行う。
【0106】また、ch1のデータに関しては、出力信
号セレクタ215からレジスタ208に送られてきたc
h0のデータと入力データ制御手段206からのch1
のデータとがビット連結手段207によって連結され
る。セレクト信号発生手段210により制御されるRAM
制御手段211はこの連結されたch0とch1のデー
タが書き込み手段212を介してRAM 213に同時に書
き込まれるように制御を行う。その際、セレクト信号発
生手段210およびRAM 制御手段211は、アドレス生
成手段223により生成された上位アドレスと下位アド
レスとがRAM 213のアドレスとして使用され、このア
ドレス生成手段223によって生成されたアドレスに関
しては各記憶領域のあるアドレスにデータを書き込み、
次の時点でそのデータを読み出すとともにそのデータを
次のアドレスに書き込む,という操作を2ch毎にそれ
ぞれの記憶領域に対して行うことにより、ch0および
ch1のデータに関し、RAM 213がFIFOとして動
作し所定時間の遅延がなされるように制御を行う。
【0107】そして、RAM 213から同時に読み出され
たこれらch0およびch1のデータはセレクト信号発
生手段210の制御により出力信号セレクタ215を介
してビット分離手段216に入力され、ch0のデータ
に関してはそのまま出力データ制御手段218に出力さ
れ、ch1のデータに関してはレジスタ217を介して
出力データ端子222から外部に出力するように制御さ
れる。これにより、ch1のデータに関しては図1のシ
フトレジスタ群に相当する遅延が実現される。
【0108】また、ch2ないしchNないしchCの
データに関しては、セレクト信号発生手段210の制御
により、それぞれのchに対応して2chを1単位とし
て順次記憶エリアが大きくなる記憶領域が上位アドレス
生成手段201および下位アドレス生成手段202のカ
ウンタ群によってRAM 213に設定され、これらが図示
しない上位アドレスセレクタおよび下位アドレスセレク
タ204によって2chを1単位として順次選択する毎
に選択され、bビットのデータ2ch分が順次到来する
チャンネルに関しては各記憶領域のあるアドレスにデー
タを書き込み、次の時点でそのデータを読み出すととも
にそのデータを次のアドレスに書き込む,という操作を
2ch毎にそれぞれの記憶領域に対して行う。
【0109】また、ch1,ch3ないしchNないし
chCの奇数チャンネルに対しては、セレクト信号発生
手段210の制御により、アドレス生成手段223がRA
M213の領域を用いて奇数チャンネルとこれに隣接す
る偶数チャンネルが持つべき遅延時間の差に相当する遅
延時間を生じるように、RAM213のアドレス生成を行
う。これにより、ch2/ch3に対しては2T/3T
の遅延時間が、…、chC−3/chC−2に対しては
(C−3)T/(C−2)Tの遅延時間が、それぞれ与
えられる。この動作は図1のシフトレジスタにより与え
られる遅延と同等の遅延をRAM213を用いて行うもの
ある。これにより、ch1,ch3,…,chC−2,
chCに対してはTの遅延時間が、それぞれ与えられ
る。
【0110】このため、アドレス生成手段223は、図
1のシフトレジスタ群48の中から該当するchのシフ
トレジスタを2chおきに順次選択してゆき、これらの
シフトレジスタがch0,ch2ないしchN−1ない
しchC−1の偶数チャンネルからの遅延時間の増大分
に相当する容量を有するように設定しているのと同等の
遅延時間を与えることにより、RAM213ch0ないし
chNないしchCのデータに対し順次長くなる遅延時
間を与えることができる。
【0111】すなわち、chNのデータはch0と同
様、入力されると出力信号セレクタ215によりレジス
タ208に入力され、ビット連結手段207にchN+
1のデータと連結されてRAM213に入力される。RAM2
13はアドレス生成手段223およびアドレス生成手段
200により、chNおよびchN+1に対応する記憶
領域がそれぞれ設定され、これらによりchNおよびc
hN+1のデータはそれぞれ(N+1)Tに相当する遅
延時間が与えられる。このchNおよびchN+1のデ
ータはRAM213から同時に読み出され、出力信号セレ
クタ215によりビット分離手段216に入力される。
【0112】ビット分離手段216はchNのデータに
ついては直ちにこれを出力データ制御手段218を介し
て出力端子222より出力する。またchN+1のデー
タについては一旦これをレジスタ217により保持し、
出力データ制御手段218を介して出力端子222より
出力する。従って、セレクト信号発生手段210がch
0ないしchCに向けて順次チャンネルを変更してゆく
ように制御を行うことにより、チャンネル番号の増加に
応じてTずつ長くなる遅延をそれぞれのチャンネルに与
えることができる。
【0113】以上の構成により、従来は、1チャンネル
について1つのアドレス生成回路が必要であったが、2
チャンネルについて1つでよいことから、アドレス生成
回路が1/ 2に削減され、大幅な省面積化が可能とな
る。また、シフトレジスタを用いないでRAMのみで実
現できることから、より集積度が高まり、実施の形態1
に比べ、さらなる集積化が可能となる。なお、上記実施
の形態3では2チャンネルを1つのグループとして、1
グループにつき1つのアドレス生成回路を割り当てるよ
うにしたが、3以上の複数チャンネルに対し1つのアド
レス生成回路を割り当てるようにしてもよい。
【0114】より一般的には、入出力データ幅をb ビッ
ト、ビット幅単位のデータの個数である深さをm、チャ
ンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC(nは0
≦n≦Cの関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然
数)としてもよい。特に、DVB仕様に適用する場合
は、C=11、すなわちチャンネル数が12であり、深
さは17である。また、米国地上波仕様に適用する場合
は、C=51、すなわちチャンネル数が52であり、深
さは4である。
【0115】また、上記実施の形態3では隣り合う2つ
のチャンネル間の遅延量の差に相当する遅延については
シフトレジスタではなくRAMの領域で与えるようにし
たが、この専用のRAM領域により、チャンネル間の遅延
量の差以上の遅延を与えるようにしてもよい。さらに、
上記実施の形態3では、RAMとしてシングルポートRAMを
用いるようにしたが、マルチポートRAMを用いて、入出
力をより高速に行うようにしてもよい。
【0116】(実施の形態4)本実施の形態4のコンボ
リューショナルデインタリーブ装置はRAM のアドレスカ
ウンタを、2チャンネルを1単位としてまとめることに
より、RAM の周辺回路の回路規模およびその消費電力の
増大を抑えるようにしたものである。また、すべての遅
延をRAMのみで実現することにより、種類が異なる記憶
回路を混在させることなく装置を構成できるようにした
ものである。
【0117】本実施の形態4のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の構成について図10を用いて説明す
る。本実施の形態4のコンボリューショナルデインタリ
ーブ装置において、243は読み出し手段244 へデータ
を出力するシングルポートRAM (請求項14の記憶手
段)、236は本コンボリューショナルデインタリーブ
装置の入力データ251をビット連結手段237と出力信
号セレクタ245に出力する入力データ制御手段、23
8はビット連結手段237ヘデータを出力するレジス
タ、237は書き込み手段242ヘデータを出力するビ
ット連結手段、240はアドレス生成手段230とアド
レス生成手段253とRAM 制御手段241と出力信号セ
レクタ245へ制御信号を出力するセレクト信号発生手
段、241はRAM243へ制御信号を出力するRAM 制御手
段、231は書き込み手段242と読み出し手段244
へRAMアドレスを出力する上位アドレス生成手段、25
3は書き込み手段212と読み出し手段244へRAM ア
ドレスを出力するアドレス生成手段、242はRAM 24
3へRAM アドレスとデータを出力する書き込み手段、2
44はRAM 243へRAMアドレスを出力し出力信号セレ
クタ245へデータを出力する読み出し手段、245は
レジスタ238とビット分離手段246ヘデータを出力
する出力信号セレクタ、246は出力データ制御手段2
48とレジスタ247ヘデータを出力するビット分離手
段、247は出力データ制御手段248へデータを出力
するレジスタ、248は本デインタリーバの出力データ
252を出力する出力データ制御手段である。
【0118】また、アドレス生成手段230において、
231は、セレクト信号発生手段240のセレクト信号
に基づきRAM 243の上位アドレスを生成し、出力タイ
ミング調整手段235へ出力する上位アドレス生成手
段、232はRAM 243の下位アドレスを生成し、出力
タイミング調整手段235へ出力する下位アドレス生成
手段、235は書き込み手段242と読み出し手段24
4へRAM アドレスを出力する出力タイミング調整手段で
ある。
【0119】また、下位アドレス生成手段232におい
て、233は2チャンネル毎の下位アドレスを下位アド
レスセレクタ234へ出力するカウンタ群、2330,
2332ないし233Nないし233C−3はそれぞれ
チャンネルch0およびch1,ch2およびch3な
いしchNおよびchN+1ないしchC−3およびc
hC−2に対応して設けられたカウンタ、234は下位
アドレスを出力タイミング調整手段235へ出力する下
位アドレスセレクタである。
【0120】また、アドレス生成手段253において、
254はRAM 243の上位アドレスを出力タイミング調
整手段251へ出力する上位アドレス生成手段、255
はRAM 243の下位アドレスを出力タイミング調整手段
251へ出力する下位アドレス生成手段、251はRAM
243のアドレスを書き込み手段242と読み出し手段
244へ出力する出力タイミング調整手段である。
【0121】そして、セレクト信号発生手段240とア
ドレス生成手段230とアドレス生成手段253とで、
後述する動作原理説明における入力側セレクタの役割を
果たす。また、出力信号セレクタ245とアドレス生成
手段230とアドレス生成手段253とで、後述する動
作原理説明における出力側セレクタの役割を果たす。
【0122】本実施の形態4のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の動作原理を図11およびタイミング
チャートを示す図12を用いて説明する。実施の形態4
のコンボリューショナルデインタリーブ装置は、図18
の112 −0,…,112 −(C−1)を図11のビット幅
bのシングルポートRAM 内の領域152 −0,…,152 −
((C−1)/2)とビット幅2bのシングルポートRA
M内の領域153 −0,…,153 −(N/2),…に置き
換え、巡回的に切り替えを行うセレクタ150/151
を用いることにより実現する。これらのセレクタ150
/151はch0からスタートして順次チャンネル番号
をインクリメントし、chCに達するとch0に戻って
再び同じ動作を行うという切り替えを繰り返すものであ
る。
【0123】なお、152 −0,…,152 −((C−1)
/2)と153 −0,…,153 −(N/2),…とは別の
RAMに収容してもよいし、152 −0,…,152 −((C
−1)/2)を2つずつまとめることにより、153 −
0,…,153 −(N/2),…とビット幅を揃え、153
−0,…,153 −(N/2),…と同じRAMに収容して
もよい。最初セレクタ150/151 はch0を選択するが、
ch0ではRAM 243内の領域152−0により後述す
るchC−1のRAM 243内の領域152−((C−
1)/2)と同等の遅延がなされ、RAM 243内の領域
153−0により後述するchC−1のC−1(>N)
倍の遅延がなされ、結局chC−1のC倍遅延された信
号が出力される。
【0124】次にセレクタ150/151 はch1を選択する
が、ch1ではRAM 243内の領域152−0が存在し
ないため、chC−1のC−1倍遅延された信号が出力
される。そして同様にセレクタ150/151 はchNを選択
するが、このchNのデータは図示しないレジスタによ
り次のchN+1が選択されるまで保持され、chNの
データはRAM 243内の領域152−N/2およびRAM
243内の領域153−N/2によりchC−1のC−
N(>1)倍遅延された信号が出力される。また、ch
N+1ではRAM 243内の領域152−N/2が存在し
ないため、RAM 243内の領域153−N/2によりc
hC−1のC−(N+1)(>1)倍遅延された信号が
出力される。さらに、chC−1ではRAM 243内の領
域152−((C−1)/2)のみによって本来の遅延
がなされる。以下、同様にセレクタ150/151 はchCを
選択するが、chCには本来の遅延要素が存在しないた
め、chCの信号は本コンボリューショナルデインタリ
ーブ装置内を本来の遅延がなされることなく通過する。
そして次の時点ではセレクタ150/151 はch0の選択に
戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0125】これにより、図7のコンボリューショナル
インタリーブ装置により各ch0ないしchCに対し順
次長い遅延時間が与えられていたのが、この図10のコ
ンボリューショナルデインタリーブ装置により各ch0
ないしchNないしchCに対し順次短い遅延時間が与
えられることとなり、総合的にみれば各ch0ないしc
hNないしchCに対し同一の遅延時間が与えられるこ
ととなり、図7のコンボリューショナルインタリーブ装
置によって並べ替えられたデータ配列が図10のコンボ
リューショナルデインタリーブ装置によって復元され
る。
【0126】これをより詳しく述べれば、時点tにおい
て、前記セレクタ150/151 はチャンネル番号Nを選択し
ている場合、本コンボリューショナルデインタリーブ装
置の入力データをRAM 243の領域152−N/2内から
もっとも古いデータを読み出し、読み出したアドレス
に、本コンボリューショナルデインタリーブ装置の入力
データを書き込む。さらに読み出したデータを図10の
レジスタ238へ格納する。1時点後、(前記セレクタ
は、チャンネル番号N+1を選択している)本コンボリ
ューショナルデインタリーブ装置の入力データを下位b
ビット、レジスタ238の出力を上位bビットとして、
同時に前記RAM 243の領域153−N/2へ書き込む。
t+N×m×(C+1)時点において、同時に読み出
し、上位bビットを本コンボリューショナルデインタリ
ーブ装置の出力とし、下位bビットをレジスタ247に
格納する。t+1+N×m×(C+1)時点において、
レジスタ247の出力を本コンボリューショナルデイン
タリーブ装置の出力とする。以上の処理を繰り返すこと
により、コンボリューショナルデインタリーブが可能と
なる。
【0127】次に動作について説明する。本実施の形態
4のコンボリューショナルデインタリーブ装置は、入力
データ制御手段236によりデインタリーブすべき入力
データを入力データ端子251より取り込み、書き込み
手段242により、これをRAM 243に書き込む。その
際、各chのbビットデータ2ch分のデータに対し1
つのアドレスカウンタが割り当てられる。そして、下位
アドレス生成手段232のch0およびch1(以下、
ch0/ch1と記す)ないしchN−1およびchN
(以下、chN−1/chNと記す)ないしchC−3
およびchC−2(以下、chC−3/chC−2と記
す)のそれぞれに対応するカウンタ2330ないし23
3C−3がRAM 243の下位アドレスをカウントする。
これらのカウンタを下位アドレスセレクタ232がセレ
クトするとともに、上位アドレス生成手段231から出
力するRAM 243の上位アドレスとともに、出力タイミ
ング調整手段235により出力タイミングを調整したう
えで書き込み手段242により、RAM 243に書き込み
アドレスを与える。
【0128】その際、ch0のデータは入力されると出
力信号セレクタ245によりレジスタ238に入力さ
れ、ビット連結手段237にch1のデータと連結され
てRAM243に入力される。RAM243はアドレス生成手
段253およびアドレス生成手段230により、ch0
およびch1に対応する記憶領域がそれぞれ設定され、
これらによりch0およびch1のデータはそれぞれC
Tに相当する遅延時間が与えられる。このch0および
ch1のデータはRAM243から同時に読み出され、出
力信号セレクタ245によりビット分離手段246に入
力される。ビット分離手段246はch0のデータにつ
いては直ちにこれを出力データ制御手段248を介して
出力端子252より出力する。またch1のデータにつ
いては一旦これをレジスタ247により保持し、出力デ
ータ制御手段248を介して出力端子252より出力す
る。
【0129】また、ch2ないしchNないしchC−
2のデータに関しては、セレクト信号発生手段240の
制御により、それぞれのchに対応して2chを1単位
として順次記憶エリアが小さくなる記憶領域が上位アド
レス生成手段231および下位アドレス生成手段232
のカウンタ群233によってRAM 243に設定され、こ
れらが図示しない上位アドレスセレクタおよび下位アド
レスセレクタ234によって各chを2chを1単位と
して順次選択する毎に選択され、bビットのデータ2c
h分が順次到来するチャンネルに関しては各記憶領域の
あるアドレスにデータを書き込み、次の時点でそのデー
タを読み出すとともにそのデータを次のアドレスに書き
込む,という操作を2ch毎にそれぞれの記憶領域に対
して行う。
【0130】また、ch2ないしchN−1ないしch
C−1の偶数チャンネルに対しては、セレクト信号発生
手段240の制御により、アドレス生成手段253が、
RAM243の領域を用いて奇数チャンネルとこれに隣接
する偶数チャンネルが持つべき遅延時間の差に相当する
遅延時間を生じるように、RAM243のアドレス生成を
行う。これにより、ch0/ch1に対してはCT/
(C−1)Tの遅延時間が、ch2/ch3に対しては
(C−2)T/(C−3)Tの遅延時間が、…、chC
−3/chC−2に対しては3T/2Tの遅延時間が、
それぞれ与えられる。この動作は図4のシフトレジスタ
により与えられる遅延と同等の遅延をRAM243を用い
て行うものある。これにより、ch0,ch2,…,c
hC−3,chC−1に対してはTの遅延時間が、それ
ぞれ与えられる。
【0131】すなわち、アドレス生成手段253は、図
4のシフトレジスタ群78の中から該当するchのシフ
トレジスタを2chおきに順次選択してゆき、これらの
シフトレジスタがch1,ch3ないしchNないしc
hCの奇数チャンネルからの遅延時間の増大分に相当す
る容量を有するように設定しているのと同等の遅延時間
を与えることにより、ch0ないしchNないしchC
−2のデータに対し順次短くなる遅延時間を与えること
ができる。従って、セレクト信号発生手段240がch
0ないしchC−2に向けて順次チャンネルを変更して
ゆくように制御を行うことにより、チャンネル番号の増
加に応じてTずつ短くなる遅延をそれぞれのチャンネル
に与えることができる。
【0132】そして、chC−1のデータが入力され、
最後にchCのデータが入力されるが、chC−1のデ
ータに関しては、出力信号セレクタ245からレジスタ
238に送られてきたchCのデータと入力データ制御
手段236からのchC−1のデータとがビット連結手
段237によって連結される。セレクト信号発生手段2
40により制御されるRAM制御手段241は、この連結
されたデータが書き込み手段242を介してRAM 243
に書き込まれるように制御を行う。その際、セレクト信
号発生手段240およびRAM制御手段241は、アドレ
ス生成手段253により生成された上位アドレスと下位
アドレスとがRAM 243のアドレスとして使用され、こ
のアドレス生成手段253によって生成されたアドレス
に関しては各記憶領域のあるアドレスにデータを書き込
み、次の時点でそのデータを読み出すとともにそのデー
タを次のアドレスに書き込む,という操作を2ch毎に
それぞれの記憶領域に対して行うことにより、chCに
関しては遅延を行うことなく、またchC−1に関して
はRAM 243がFIFOとして動作し所定時間の遅延が
なされるように制御を行う。
【0133】また、chCのデータに関しては、セレク
ト信号発生手段240は、入力データ制御手段236が
RAM 243を経由することなく、直接出力信号セレクタ
245へデータを送出するように制御を行う。また、セ
レクト信号発生手段240により制御されるRAM制御手
段241は、出力信号セレクタ245がこの入力データ
制御手段236から直接出力信号セレクタ245に送ら
れてきた,遅延されていないデータを選択する。
【0134】そして、RAM 243から読み出されたこれ
らchCおよびchC−1のデータはセレクト出力信号
セレクタ245を介してビット分離手段246に入力さ
れ、chCのデータに関してはそのまま、chC−1の
データに関してはレジスタ247を介して出力データ端
子252から外部に出力する。これにより、図4のシフ
トレジスタ群に相当する遅延が実現される。
【0135】以上の構成により、従来は、1チャンネル
について1つのアドレス生成回路が必要であったが、2
チャンネルについて1つでよいことから、アドレス生成
回路が1/ 2に削減され、大幅な省面積化が可能とな
る。また、シフトレジスタを用いないで実現できること
から、より集積化率が高まり、実施の形態2に比べ、さ
らに省面積化が可能となる。なお、上記実施の形態4で
は2チャンネルを1つのグループとして、1グループに
つき1つのアドレス生成回路を割り当てるようにした
が、3以上の複数チャンネルに対し1つのアドレス生成
回路を割り当てるようにしてもよい。
【0136】より一般的には、入出力データ幅をb ビッ
ト、ビット幅単位のデータの個数である深さをm、チャ
ンネル番号数をn、最大チャンネル番号数をC(nは0
≦n≦Cの関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然
数)としてもよい。特に、DVB仕様に適用する場合
は、C=11、すなわちチャンネル数が12であり、深
さは17である。また、米国地上波仕様に適用する場合
は、C=51、すなわちチャンネル数が52であり、深
さは4である。また、上記実施の形態4では隣り合う2
つのチャンネル間の遅延量の差に相当する遅延について
はシフトレジスタではなくRAMの領域で与えるように
したが、この専用のRAM領域により、チャンネル間の
遅延量の差以上の遅延を与えるようにしてもよい。さら
に、上記実施の形態4では、RAMとしてシングルポー
トRAMを用いるようにしたが、マルチポートRAMを
用いて、入出力をより高速に行うようにしてもよい。
【0137】(実施の形態5)
【0138】本実施の形態5のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置は、実施の形態3のようにRAM のアドレ
スカウンタを、2チャンネルを1単位としてまとめた場
合に、アドレスカウンタを加算器およびレジスタ群で構
成することにより、RAM の周辺回路の回路規模の増大を
さらに抑えるようにしたものである。
【0139】本実施の形態5のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の構成について図19を用いて説明す
る。本実施の形態5のコンボリューショナルインタリー
ブ装置において、313は読み出し手段314へデータ
を出力するシングルポートRAM (請求項6の記憶手
段)、306は本コンボリューショナルインタリーブ装
置の入力データ321をビット連結手段307と出力信
号セレクタ315に出力する入力データ制御手段、30
8はビット連結手段307へデータを出力するレジス
タ、307は書き込み手段312へデータを出力するビ
ット連結手段、310はアドレス生成手段300とRAM
制御手段311と出力信号セレクタ315へ制御信号を
出力するセレクト信号発生手段、311はRAM 313へ
制御信号を出力するRAM 制御手段、300は書き込み手
段312と読み出し手段314へRAM アドレスを出力す
るアドレス生成手段、312はRAM 313へRAM アドレ
スとデータを出力する書き込み手段、314はRAM 31
3へRAM アドレスを出力し出力信号セレクタ315へデ
ータを出力する読み出し手段、315はレジスタ308
とビット分離手段316へデータを出力する出力信号セ
レクタ、316は出力データ制御手段318とレジスタ
317へデータを出力するビット分離手段、317は出
力データ制御手段318へデータを出力するレジスタ、
318はデインタリーバ出力データ322を出力する出
力データ制御手段である。
【0140】また、アドレス生成手段300において、
301はセレクト信号発生手段310のセレクト信号に
基づきRAM 313の上位アドレスを生成し、出力タイミ
ング調整手段305へ出力する上位アドレス生成手段、
302はセレクト信号発生手段310からのセレクト信
号に基づきRAM 313の下位アドレスを生成し、出力タ
イミング調整手段305へ出力する下位アドレス生成手
段、305は書き込み手段312と読み出し手段314
に対しRAM アドレスを出力する出力タイミング調整手段
である。
【0141】また、下位アドレス生成手段302におい
て、331は2チャンネル毎の閾値を保持するレジス
タ、330はこのレジスタ331の出力に下位アドレス
セレクタ3042の出力を加算する加算器、3041は
この加算器330の出力をレジスタ群303に出力する
下位アドレスセレクタ、303−0ないし303−(C
−1)/2−1はそれぞれチャンネルch2及びch3
ないしchC−1及びchCに対応して設けられたレジ
スタ、303−(C−1)/2はch1,ch3,…c
hC−2に対応して設けられたレジスタ、305は下位
アドレスセレクタ3042の出力アドレスを書き込み手
段312へ出力する出力タイミング調整手段である。そ
して、セレクト信号発生手段310とアドレス生成手段
300とで、後述する動作原理説明における入力側セレ
クタの役割を果たす。また、出力信号セレクタ315と
アドレス生成手段300とで、後述する動作原理説明に
おける出力側セレクタの役割を果たす。
【0142】本実施の形態5のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置は、図7に示す実施の形態3の下位アド
レス生成手段202と下位アドレス生成手段225内の
カウンタに相当する手段を、加算器330とレジスタ群
303により実現することにより、カウンタを統合し、
コンボリューショナルインターリーブ装置をさらに省面
積化するようにしたものである。従って、この下位アド
レス生成手段の動作について、下位アドレスセレクタ3
04が選択しているチャンネル毎の処理を以下に示す。
なお、実施の形態3と同様の動作についてはその説明を
省略する。まず、下位アドレスセレクタ3041,30
42がch0を選択している場合、下位アドレスはこれ
を生成しない。その理由は、インターリーブ装置のch
0にはデータの遅延要素は存在しないからである。
【0143】次に、下位アドレスセレクタ3041が奇
数番号のチャネル、すなわち、ch1,ch3,ch
5,…等を選択している場合、レジスタ303−(C−
1)/2が選択され、下位アドレスセレクタ3042は
出力タイミング調整手段305と加算器330にデータ
を出力する。加算器330は入力データに“1”を加算
し、その結果がレジスタ331に記憶された閾値を越え
れば“0”を、そうでなければ加算結果を下位アドレス
セレクタ3041に出力する。下位アドレスセレクタ3
041はこの値をレジスタ303−(C−1)/2に出
力する。このとき、下位アドレスセレクタ3041が奇
数番号中の最大チャネルを選択していれば、レジスタ3
03−(C−1)/2を入力データ値に更新する。下位
アドレスセレクタ3041がチャネル2を選択している
場合、レジスタ303−0が選択され、下位アドレスセ
レクタ3042はその出力を出力タイミング調整手段3
05と加算器330に出力する。
【0144】チャネル毎の閾値として、レジスタ331
はレジスタ303−0に対応する閾値を加算器330に
出力する。加算器330は入力データに“1”を加算
し、その結果が閾値を越えれば“0”を、そうでなけれ
ば加算結果を下位アドレスセレクタ3041に出力す
る。下位アドレスセレクタ3041はこの“0”もしく
は加算結果のいずれかをレジスタ303−0に出力し、
レジスタ303−0を入力データ値に更新する。下位ア
ドレスセレクタ3041がチャネル4を選択している場
合、レジスタ303−1が選択され、下位アドレスセレ
クタ3042はその出力を出力タイミング調整手段30
5と加算器330に出力する。チャネル毎の閾値とし
て、レジスタ331はレジスタ303−1に対応する閾
値を加算器330に出力する。加算器330は入力デー
タに“1”を加算し、その結果が閾値を越えれば“0”
を、そうでなければ加算結果を下位アドレスセレクタ3
041に出力する。下位アドレスセレクタ3041はこ
の“0”もしくは加算結果のいずれかをレジスタ303
−1に出力し、レジスタ303−1を入力データ値に更
新する。
【0145】同様に、下位アドレスセレクタ3041が
チャネルNを選択している場合、レジスタ303−(N
/2−1)が選択され、下位アドレスセレクタ3042
はその出力を出力タイミング調整手段305と加算器3
30に出力する。チャネル毎の閾値として、レジスタ3
31はレジスタ303−(N/2−1)の閾値を加算器
330に出力する。加算器330は入力データに“1”
を加算し、その結果が閾値を越えれば“0”を、そうで
なければ加算結果を下位アドレスセレクタ304に出力
する。下位アドレスセレクタ3041はこの“0”もし
くは加算結果のいずれかをレジスタ303−(N/2−
1)に出力し、レジスタ303−(N/2−1)を入力
データ値に更新する。以上の動作を繰り返すことによ
り、RAMの下位アドレスカウントを、加算器とレジス
タにより実現できるため、アドレスカウンタを用いる実
施の形態3に比べ回路規模を縮小できる。
【0146】(実施の形態6)本実施の形態6のコンボ
リューショナルデインタリーブ装置は、実施の形態4の
ようにRAM のアドレスカウンタを、2チャンネルを1単
位としてまとめた場合に、アドレスカウンタを加算器お
よびレジスタ群で構成することにより、RAM の周辺回路
の回路規模の増大をさらに抑えるようにしたものであ
る。
【0147】本実施の形態6のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の構成について図20を用いて説明す
る。本実施の形態6のコンボリューショナルデインタリ
ーブ装置において、413は読み出し手段414へデー
タを出力するシングルポートRAM (請求項14の記憶手
段)、406は本コンボリューショナルデインタリーブ
装置の入力データ421をビット連結手段407と出力
信号セレクタ415に出力する入力データ制御手段、4
08はビット連結手段407へデータを出力するレジス
タ、407は書き込み手段412へデータを出力するビ
ット連結手段、410はアドレス生成手段400とRAM
制御手段411と出力信号セレクタ415へ制御信号を
出力するセレクト信号発生手段、411はRAM 413へ
制御信号を出力するRAM 制御手段、400は書き込み手
段412と読み出し手段414へRAM アドレスを出力す
るアドレス生成手段、412はRAM 413へRAM アドレ
スとデータを出力する書き込み手段、414はRAM 41
3へRAM アドレスを出力し出力信号セレクタ415へデ
ータを出力する読み出し手段、415はレジスタ408
とビット分離手段416へデータを出力する出力信号セ
レクタ、416は出力データ制御手段418とレジスタ
417へデータを出力するビット分離手段、417は出
力データ制御手段418へデータを出力するレジスタ、
418はデインタリーバ出力データ422を出力する出
力データ制御手段である。
【0148】また、アドレス生成手段400において、
401はセレクト信号発生手段410からRAM 413の
上位アドレスを生成し、出力タイミング調整手段405
へ出力する上位アドレス生成手段、402はセレクト信
号発生手段410からRAM 413の下位アドレスを生成
し、出力タイミング調整手段405へ出力する下位アド
レス生成手段、405は書き込み手段412と読み出し
手段414に対しRAMアドレスを出力する出力タイミン
グ調整手段である。
【0149】また、下位アドレス生成手段402におい
て、431は2チャンネル毎の閾値を保持するレジス
タ、430はこのレジスタ431の出力に下位アドレス
セレクタ4042の出力を加算する加算器、4041は
この加算器430の出力をレジスタ群403に出力する
下位アドレスセレクタ、403−0ないし403−(C
−1)/2−1はそれぞれチャンネルch0及びch1
ないしchC−3及びchC−2に対応して設けられた
レジスタ、403−(C−3)/2+1はch0,ch
2,…chC−1に対応して設けられたレジスタ、40
5は下位アドレスセレクタの出力アドレスを書き込み手
段412へ出力する出力タイミング調整手段である。
【0150】そして、セレクト信号発生手段410とア
ドレス生成手段400とで、後述する動作原理説明にお
ける入力側セレクタの役割を果たす。また、出力信号セ
レクタ415とアドレス生成手段400とで、後述する
動作原理説明における出力側セレクタの役割を果たす。
【0151】本実施の形態6のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置は、図10に示す実施の形態4の下位ア
ドレス生成手段202と下位アドレス生成手段225内
のカウンタに相当する手段を、加算器430とレジスタ
群403により実現することにより、カウンタを統合
し、コンボリューショナルデインターリーブ装置をさら
に省面積化するようにしたものである。従って、この下
位アドレス生成手段の動作について、下位アドレスセレ
クタ404が選択しているチャンネル毎の処理を以下に
示す。なお、実施の形態4と同様の動作についてはその
説明を省略する。まず、下位アドレスセレクタ404
1,4042がchCを選択している場合、下位アドレ
スはこれを生成しない。その理由はインターリーブ装置
のchCにデータの遅延要素は存在しないからである。
次に、下位アドレスセレクタ404が偶数番号のチャネ
ル、すなわち、ch0,ch2,ch4,…等を選択し
ている場合、レジスタ403−(C−3)/2+1が選
択され、下位アドレスセレクタ4042は出力タイミン
グ調整手段405と加算器430にデータを出力する。
加算器430は入力データに“1”を加算し、その結果
がレジスタ431に記憶された閾値を越えれば“0”
を、そうでなければ加算結果を下位アドレスセレクタ4
041に出力する。
【0152】下位アドレスセレクタ4041はこの値を
レジスタ403−(C−3)/2+1に出力する。この
とき、下位アドレスセレクタ4041が偶数番号中の最
大チャネルを選択していれば、レジスタ403−(C−
3)/2+1を入力データ値に更新する。下位アドレス
セレクタ4041がチャネル2を選択している場合、レ
ジスタ403−0が選択され、下位アドレスセレクタ4
042はその出力を出力タイミング調整手段405と加
算器430にデータを出力する。チャネル毎の閾値とし
て、レジスタ431はレジスタ403−0の閾値を加算
器430にデータを出力する。加算器430は入力デー
タに“1”を加算し、その結果が閾値を越えれば“0”
を、そうでなければ加算結果を下位アドレスセレクタ4
041に出力する。下位アドレスセレクタ4041はこ
の“0”もしくは加算結果のいずれかをレジスタ403
−0に出力し、レジスタ403−0を入力データ値に更
新する。下位アドレスセレクタ4041がチャネル4を
選択している場合、レジスタ403−1が選択され、下
位アドレスセレクタ4042はその出力を出力タイミン
グ調整手段405と加算器430にデータを出力する。
チャネル毎の閾値として、レジスタ431はレジスタ4
03−1に対応する閾値を加算器430に出力する。加
算器430は入力データに“1”を加算し、その結果が
閾値を越えれば“0”を、そうでなければ加算結果を下
位アドレスセレクタ4041に出力する。
【0153】下位アドレスセレクタ4041はこの
“0”もしくは加算結果のいずれかをレジスタ403−
1に出力し、レジスタ403−1を入力データ値に更新
する。同様に、下位アドレスセレクタ4041がチャネ
ルNを選択している場合、レジスタ403−N/2が選
択され、下位アドレスセレクタ4042はその出力を出
力タイミング調整手段405と加算器430に出力す
る。チャネル毎の閾値として、レジスタ431はレジス
タ403−N/2の閾値を加算器430にデータを出力
する。加算器430は入力データに“1”を加算し、そ
の結果が閾値を越えれば“0”を、そうでなければ加算
結果を下位アドレスセレクタ404に出力する。下位ア
ドレスセレクタ4041はこの“0”もしくは加算結果
のいずれかをレジスタ403−N/2に出力し、レジス
タ403−N/2を入力データ値に更新する。以上の動
作を繰り返すことにより、RAMの下位アドレスカウン
トを、加算器とレジスタにより実現できるため、アドレ
スカウンタを用いる実施の形態4に比べ回路規模を縮小
できる。
【0154】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1の発明に
係るコンボリューショナルインタリーブ装置によれば、
入出力データ幅をbビット、ビット幅単位のデータの個
数である深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャン
ネル番号数をCとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整
数であり、b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力デ
ータ毎に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回
的に入出力を切り替えながらコンボリューショナルイン
タリーブを行うコンボリューショナルインタリーブ装置
において、データ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビッ
トの第1記憶手段と、本コンボリューショナルインタリ
ーブ装置の入力データをビット連結手段または第2記憶
手段または出力データ制御手段に振り分ける入力データ
制御手段と、前記入力データ制御手段からの入力データ
を遅延するための前記第2記憶手段と、前記入力データ
制御手段と前記第2記憶手段からの入力データを連結し
データ幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力デー
タを生成するための前記ビット連結手段と、前記第1記
憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、前記
第1記憶手段の出力データを本コンボリューショナルイ
ンタリーブ装置のデータ幅bビットの出力データに変換
するためのビット分離手段と、前記ビット分離手段から
の出力データを本コンボリューショナルインタリーブ装
置の外部へ出力する前記出力データ制御手段とを備える
ようにしたので、 RAM アドレス生成手段を最適化でき、
アドレス生成回路面積が最小限となり、 RAM アクセス回
数が低減できることにより、最小限の消費電力で、コン
ボリューショナルインタリーブを行うことが可能にな
り、しかも低動作周波数で動作する RAM でも実行するこ
とが可能となる効果がある。
【0155】また、本願の請求項2の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項1記
載のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
に対しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延量)
の遅延を行うようにアドレス生成を行うものであり、第
iのグループは第ikないし第((i+1)k−1)チ
ャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦((C/
k)の整数部分)の関係を満たす整数であり、(i+
1)k−1≦Cであるとする)からなるものであり、上
記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与えるべ
きnTの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上
記第1記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行いう
る記憶容量を有するとともに、上記bビットかつ深さm
のデータが入力される毎に、上記第1記憶手段,第2記
憶手段に入力するデータのチャンネルと,上記第1記憶
手段が出力するデータのチャンネルが同一チャンネル番
号のチャンネルとなるように順次切り替えを行う切り替
え手段を備えるようにしたので、 RAM アドレス生成手段
を最適化でき、アドレス生成回路面積が最小限となり、
RAM アクセス回数が低減できることにより、最小限の消
費電力で、コンボリューショナルインタリーブを行うこ
とが可能になり、しかも低動作周波数で動作する RAM
も実行することが可能となる効果がある。
【0156】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項2記
載のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよび
TはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第
(2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係
を満たす整数)に対しTの遅延を行い、第2hチャンネ
ルに対し遅延を行わないようにしたので、RAM アドレス
生成手段を最適化でき、アドレス生成回路面積が最小限
となり、RAM アクセス回数が低減できることにより、最
小限の消費電力で、コンボリューショナルインタリーブ
を行うことが可能になり、しかも低動作周波数で動作す
るRAMでも実行することが可能となる効果がある。
【0157】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項1記
載のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
前記第2記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の種類の
記憶手段により構成されているようにしたので、RAM ア
ドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成回路面積が
最小限となり、RAM アクセス回数が低減できることによ
り、最小限の消費電力で、コンボリューショナルインタ
リーブを行うことが可能になり、しかも低動作周波数で
動作するRAMでも実行することが可能となる効果があ
る。
【0158】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項
載のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
前記第1記憶手段を RAM により構成するようにしたの
で、RAM アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成
回路面積が最小限となり、RAM アクセス回数が低減でき
ることにより、最小限の消費電力で、コンボリューショ
ナルインタリーブを行うことが可能になり、しかも低動
作周波数で動作するRAMでも実行することが可能となる
効果がある。
【0159】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項
載のコンボリューショナルインタリーブ装置において、
前記 RAM j (j は2以上の自然数 ) の入出力ポートを有
するものとしたので、RAM アドレス生成手段を最適化で
き、アドレス生成回路面積が最小限となり、RAM アクセ
ス回数が低減できることにより、最小限の消費電力で、
コンボリューショナルインタリーブを行うことが可能に
なり、しかも低動作周波数で動作するRAMでも実行する
ことが可能となる効果がある。
【0160】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、入出力デ
ータ幅をbビット、ビット幅単位のデータの個数である
深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号
数をCとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であ
り、b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎
に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入
出力を切り替えながらコンボリューショナルデインタリ
ーブを行うコンボリューショナルデインタリーブ装置に
おいて、データ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビットの
第1記憶手段と、本コンボリューショナルデインタリー
ブ装置の入力データをビット連結手段または第2記憶手
段または出力データ制御手段に振り分ける入力データ制
御手段と、前記入力データ制御手段からの入力データを
遅延するための前記第2記憶手段と、前記入力データ制
御手段と前記第2記憶手段からの入力データを連結しデ
ータ幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データ
を生成するための前記ビット連結手段と、前記第1記憶
手段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、前記第
1記憶手段の出力データを本コンボリューショナルデイ
ンタリーブ装置のデータ幅bビットの出力データに変換
するためのビット分離手段と、前記ビット分離手段から
の出力データを本コンボリューショナルデインタリーブ
装置の外部へ出力する前記出力データ制御手段とを備え
るようにしたので、 RAM アドレス生成手段を最適化で
き、アドレス生成回路面積が最小限となり、RAM アクセ
ス回数が低減できることにより、最小限の消費電力で、
コンボリューショナルインタリーブを行うことが可能
になり、しかも低動作周波数で動作するRAMでも実行す
ることが可能となる効果がある。
【0161】また、本願の請求項の発明に係るコンボ
リューショナルインタリーブ装置によれば、請求項
記載のコンボリューショナルインタリーブ装置におい
て、前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャ
ンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグル
ープに対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S
(Sは0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うようにア
ドレス生成を行うものであり、第iのグループは第ik
ないし第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下
の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関
係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであると
する)からなるものであり、上記第2記憶手段は、第n
チャンネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延
(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上記第1記憶手
段による遅延で不足する分の遅延を行いうる記憶容量を
有するとともに、上記bビットかつ深さmのデータが入
力される毎に、上記第1記憶手段,第2記憶手段に入力
するデータのチャンネルと,上記第1記憶手段が出力す
るデータのチャンネルが同一チャンネル番号のチャンネ
ルとなるように順次切り替えを行う切り替え手段を備え
るようにしたので、RAM アドレス生成手段を最適化で
き、アドレス生成回路面積が最小限となり、RAM アクセ
ス回数が低減できることにより、最小限の消費電力で、
コンボリューショナルインタリーブを行うことが可能
になり、しかも低動作周波数で動作するRAMでも実行す
ることが可能となる効果がある。
【0162】また、本願の請求項9の発明に係るコンボ
リューショナルデインタリーブ装置によれば、請求項8
記載のコンボリューショナルデインタリーブ装置におい
て、 上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記S
およびTはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段
は、第(2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦C
の関係を満たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2
hチャンネルに対しては遅延を行わないようにしたの
で、 RAM アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成
回路面積が最小限となり、 RAM アクセス回数が低減でき
ることにより、最小限の消費電力で、コンボリューショ
ナルデインタリーブを行うことが可能になり、しかも低
動作周波数で動作する RAM でも実行することが可能とな
る効果がある。
【0163】また、本願の請求項10の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ装置によれば、請求項
7記載のコンボリューショナルデインタリーブ装置にお
いて、前記第 2 記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の
種類の記憶手段により構成されているようにしたので、
RAM アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成回路
面積が最小限となり、 RAM アクセス回数が低減できるこ
とにより、最小限の消費電力で、コンボリューショナル
デインタリーブを行うことが可能になり、しかも低動作
周波数で動作する RAM でも実行することが可能となる効
果がある。
【0164】また、本願の請求項11の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ装置によれば、請求項
7記載のコンボリューショナルデインタリーブ装置にお
いて、前記第1記憶手段を RAM により構成するようにし
たので、RAM アドレス生成手段を最適化でき、アドレス
生成回路面積が最小限となり、RAM アクセス回数が低減
できることにより、最小限の消費電力で、コンボリュー
ショナルデインタリーブを行うことが可能になり、しか
も低動作周波数で動作するRAMでも実行することが可能
となる効果がある。
【0165】また、本願の請求項12の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ装置によれば、請求項
11記載のコンボリューショナルデインタリーブ装置に
おいて、前記 RAM j (j は2以上の自然数 ) の入出力
ポートを有するものとしたので、RAM アドレス生成手段
を最適化でき、アドレス生成回路面積が最小限となり、
RAM アクセス回数が低減できることにより、最小限の消
費電力で、コンボリューショナルデインタリーブを行う
ことが可能になり、しかも低動作周波数で動作するRAM
でも実行することが可能となる効果がある。
【0166】また、本願の請求項13の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法によれば、入出力デ
ータ幅をbビット、ビット幅単位のデータの個数である
深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号
数をCとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であ
り、b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎
に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入
出力を切り替えながらコンボリューショナルインタリー
ブを行うコンボリューショナルインタリーブ方法におい
て、第1記憶手段はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
) ビットの記憶を行いうるものとし、入力データ制御
手段により入力データをビット連結手段または第2記憶
手段または出力データ制御手段に振り分け、第2記憶手
段により前記入力データ制御手段からの入力データを遅
延し、前記ビット連結手段により前記入力データ制御手
段と前記第2記憶手段からの入力データを連結してデー
タ幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データを
生成し、アドレス生成手段により前記第1記憶手段のア
ドレスを生成し、ビット分離手段により前記第1記憶手
段の出力データをコンボリューショナルインタリーブさ
れたデータ幅bビットの出力データに変換し、前記出力
データ制御手段により前記ビット分離手段からの出力デ
ータを出力するようにしたので、RAM アドレス生成手段
を最適化でき、アドレス生成回路面積が最小限となり、
RAM アクセス回数が低減できることにより、最小限の消
費電力で、コンボリューショナルインタリーブを行うこ
とが可能になり、しかも低動作周波数で動作するRAMで
も実行することが可能となる効果がある。
【0167】また、本願の請求項14の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法によれば、請求項
記載のコンボリューショナルインタリーブ方法におい
て、前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャ
ンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグル
ープに対しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延
量)の遅延を行うようにアドレス生成を行うものとし、
その際第iのグループを第ikないし第((i+1)k
−1)チャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦
((C/k)の整数部分)の関係を満たす整数であり、
(i+1)k−1≦Cであるとする)からなるものと
し、上記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与
えるべきnTの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に
対し上記第1記憶手段による遅延で不足する分の遅延を
行いうる記憶容量を有するとともに、上記bビットかつ
深さmのデータが入力される毎に、上記第1記憶手段,
第2記憶手段に入力するデータのチャンネルと,上記第
1記憶手段が出力するデータのチャンネルが同一チャン
ネル番号のチャンネルとなるように順次切り替えを行う
ようにしたので、RAM アドレス生成手段を最適化でき、
アドレス生成回路面積が最小限となり、RAM アクセス回
数が低減できることにより、最小限の消費電力で、コン
ボリューショナルインタリーブを行うことが可能にな
り、しかも低動作周波数で動作するRAMでも実行するこ
とが可能となる効果がある。
【0168】また、本願の請求項15の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法によれば、請求項
記載のコンボリューショナルインタリーブ方法におい
て、上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sお
よびTはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、
第(2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関
係を満たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2hチ
ャンネルに対しては遅延を行わないようにしたので、RA
M アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成回路面
積が最小限となり、RAM アクセス回数が低減できること
により、最小限の消費電力で、コンボリューショナルイ
ンタリーブを行うことが可能になり、しかも低動作周波
数で動作するRAMでも実行することが可能となる効果が
ある。
【0169】また、本願の請求項16の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法によれば、入出力
データ幅をbビット、ビット幅単位のデータの個数であ
る深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番
号数をCとする ( nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であ
り、b,m,Cは自然数 ) データ群に対し入力データ毎
に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入
出力を切り替えながらコンボリューショナルデインタリ
ーブを行うコンボリューショナルデインタリーブ方法に
おいて、第1記憶手段はデータ幅j×b ( jは2以上の
自然数 ) ビットの記憶を行いうるものとし、入力データ
制御手段により入力データをビット連結手段または第2
記憶手段または出力データ制御手段に振り分け、第2記
憶手段により前記入力データ制御手段からの入力データ
を遅延し、前記ビット連結手段により前記入力データ制
御手段と前記第2記憶手段からの入力データを連結しデ
ータ幅がj×bビットの前記第1記憶装置の入力データ
を生成し、アドレス生成手段により前記第1記憶手段の
アドレスを生成し、ビット分離手段により前記第1記憶
手段の出力データをコンボリューショナルデインタリー
ブされたデータ幅bビットの出力データに変換し、前記
出力データ制御手段により前記ビット分離手段からの出
力データを出力するようにしたので、RAM アドレス生成
手段を最適化でき、アドレス生成回路面積が最小限とな
り、RAM アクセス回数が低減できることにより、最小限
の消費電力で、コンボリューショナルデインタリーブを
行うことが可能になり、しかも低動作周波数で動作する
RAMでも実行することが可能となる効果がある。
【0170】また、本願の請求項17の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法によれば、請求項
16記載のコンボリューショナルデインタリーブ方法に
おいて、前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段が
チャンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iの
グループに対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))
S(Sは0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うように
アドレス生成を行うものとし、その際第iのグループを
第ikないし第((i+1)k−1)チャンネル(kは
C以下の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部
分)の関係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦C
であるとする)からなるものとし、上記第2記憶手段
は、第nチャンネルのデータに与えるべき(C−n)T
の遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し上記第1
記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行いうる記憶
容量を有するとともに、上記bビットかつ深さmのデー
タが入力される毎に、上記第1記憶手段,第2記憶手段
に入力するデータのチャンネルと,上記第1記憶手段が
出力するデータのチャンネルが同一チャンネル番号のチ
ャンネルとなるように順次切り替えを行うようにしたの
で、 RAM アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成
回路面積が最小限となり、 RAM アクセス回数が低減でき
ることにより、最小限の消費電力で、コンボリューショ
ナルデインタリーブを行うことが可能になり、しかも低
動作周波数で動作する RAM でも実行することが可能とな
る効果がある。
【0171】また、本願の請求項18の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法によれば、請求項
17記載のコンボリューショナルデインタリーブ方法に
おいて、上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記
SおよびTはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段
は、第2hチャンネル(hは0≦2h≦Cの関係を満た
す整数)に対してはTの遅延を行い、第(2h+1)チ
ャンネルに対しては遅延を行わないようにしたので、 RA
M アドレス生成手段を最適化でき、アドレス生成回路面
積が最小限となり、 RAM アクセス回数が低減できること
により、最小限の消費電力で、コンボリューショナルデ
インタリーブを行うことが可能になり、しかも低動作周
波数で動作する RAM でも実行することが可能となる効果
がある。
【0172】また、本願の請求項19の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ装置によれば、入出力デ
ータ幅をb ビット、ビット幅単位のデータの個数である
深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号
数をCとする(nは0≦n≦Cの関係を満たす整数であ
り、b,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎
に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入
出力を切り替えながらコンボリューショナルインタリー
ブを行うコンボリューショナルインタリーブ装置におい
て、第1および第2の遅延部からなり、第nチャンネル
のデータに対しnT(TはT>0なる所定の遅延量)の
遅延を行うものであり、上記第1の遅延部はチャンネル
を多くともk個毎のグループに分けた第iのグループに
対しそれぞれikS(Sは0<S≦Tなる所定の遅延
量)の遅延を行うものであり、第iのグループは第ik
ないし第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下
の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関
係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであると
する)からなるものであり、上記第2の遅延部は上記第
nチャンネルのデータに与えるべきnTの遅延に対し上
記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延手
段を備え、前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2
以上の自然数 ) ビットの遅延手段であるものとしたの
で、グループ内のチャンネル間で共通に発生させるべき
遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャン
ネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部に
より個別に発生させるため、遅延部手段の制御及び構成
を簡略化できる効果がある。
【0173】また、本願の請求項20の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ装置によれば、入出力
データ幅を b ビット、ビット幅単位のデータの個数であ
る深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番
号数をCとする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数で
あり、 b ,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ
毎に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に
入出力を切り替えながらコンボリューショナルデインタ
リーブを行うコンボリューショナルデインタリーブ装置
において、第1および第2の遅延部からなり、第nチャ
ンネルのデータに対し(C−n)T(TはT>0なる所
定の遅延量)の遅延を行うものであり、上記第1の遅延
部はチャンネルを多くともk個毎のグループに分けた第
iのグループに対しそれぞれ(C−((i+1)k−
1))S(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延を
行うものであり、第iのグループは第ikないし第
((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
からなるものであり、上記第2の遅延部は上記第nチャ
ンネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延に対し
上記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延
手段を備え、前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは
2以上の自然数 ) ビットの遅延手段であるものとしたの
で、グループ内のチャンネル間で共通に発生させるべき
遅延を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャン
ネル間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部に
より個別に発生させるため、遅延部手段の制御及び構成
を簡略化できる効果がある。
【0174】また、本願の請求項21の発明に係るコン
ボリューショナルインタリーブ方法によれば、入出力デ
ータ幅を b ビット、ビット幅単位のデータの個数である
深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番号
数をCとする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数であ
り、 b ,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ毎
に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に入
出力を切り替えながらコンボリューショナルインタリー
ブを行うコンボリューショナルインタリーブ方法におい
て、第nチャンネルのデータに対しnT(TはT>0な
る所定の遅延量)の遅延を行う遅延手段を第1および第
2の遅延部から構成し、上記第1の遅延部によりチャン
ネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグルー
プに対しそれぞれikS(Sは0<S≦Tなる所定の遅
延量)の遅延を行うものとし、その際、第iのグループ
を第ikないし第((i+1)k−1)チャンネル(k
はC以下の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部
分)の関係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦C
であるとする)からなるものとし、上記第2の遅延部に
より上記第nチャンネルのデータに与えるべきnTの遅
延に対し上記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を
行い、前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上
の自然数 ) ビットの遅延手段であるものとしたので、グ
ループ内のチャンネル間で共通に発生させるべき遅延
を、第1の遅延部によりまとめて発生させ、チャンネル
間での遅延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部により
個別に発生させるため、遅延部手段の制御及び構成を簡
略化できる効果がある。
【0175】また、本願の請求項22の発明に係るコン
ボリューショナルデインタリーブ方法によれば、入出力
データ幅を b ビット、ビット幅単位のデータの個数であ
る深さをm、チャンネル番号数をn、最大チャンネル番
号数をCとする(nは0≦n≦ C の関係を満たす整数で
あり、 b ,m,Cは自然数)データ群に対し入力データ
毎に第0チャンネルから第Cチャンネルの順に巡回的に
入出力を切り替えながらコンボリューショナルデインタ
リーブを行うコンボリューショナルデインタリーブ方法
において、第nチャンネルのデータに対し(C−n)T
(TはT>0なる所定の遅延量)の遅延を行う遅延手段
を第1および第2の遅延部から構成し、上記第1の遅延
部によりチャンネルを多くともk個毎のグループに分け
た第iのグループに対しそれぞれ(C−((i+1)k
−1))S(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延
を行うものとし、その際第iのグループを第ikないし
第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
からなるものとし、上記第2の遅延部により上記第nチ
ャンネルのデータに与えるべき(C−n)Tの遅延に対
し上記第1の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行い、
前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
) ビットの遅延手段であるものとしたので、グループ
内のチャンネル間で共通に発生させるべき遅延を、第1
の遅延部によりまとめて発生させ、チャンネル間での遅
延量の差異を含む遅延量を第2の遅延部により個別に発
生させるため、遅延部手段の制御及び構成を簡略化でき
る効果がある。
【0176】
【0177】
【0178】
【0179】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のコンボリューショナルインタリ
ーブ装置の構成を示した図である。
【図2】 実施形態lのコンボリューショナルインタリ
ーブ装置の動作を示した図である。
【図3】 実施形態1のコンボリューショナルインタリ
ーブ装置のタイミングチャートを示した図である。
【図4】 実施形態2のコンボリューショナルデインタ
リーブ装置の構成を示した図である。
【図5】 実施形態2のコンボリューショナルデインタ
リーブ装置の動作を示した図である。
【図6】 実施形態2のコンボリューショナルデインタ
リーブ装置のタイミングチャートを示した図である。
【図7】 実施形態3のコンボリューショナルインタリ
ーブ装置の構成を示した図である。
【図8】 実施形態3のコンボリューショナルインタリ
ーブ装置の動作を示した図である。
【図9】 実施形態3のコンボリューショナルインタリ
ーブ装置のタイミングチャートを示した図である。
【図10】 実施形態4のコンボリューショナルデイン
タリーブ装置の構成を示した図である。
【図11】 実施形態4のコンボリューショナルデイン
タリーブ装置の動作を示した図である。
【図12】 実施形態4のコンボリューショナルデイン
タリーブ装置のタイミングチャートを示した図である。
【図13】 特開平7−170201号公報に示された
従来のコンボリューショナルインタリーブ装置の構成を
示した図である。
【図14】 図13の従来のコンボリューショナルイン
タリーブ装置から類推される従来のコンボリューショナ
ルデインタリーブ装置の構成を示した図である。
【図15】 従来のさらに他のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の構成を示した図である。
【図16】 従来のさらに他のコンボリューショナルイ
ンタリーブ装置の動作を示した図である。
【図17】 従来のさらに他のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の構成を示した図である。
【図18】 従来のさらに他のコンボリューショナルデ
インタリーブ装置の動作を示した図である。
【図19】 実施形態5のコンボリューショナルインタ
リーブ装置の構成を示した図である。
【図20】 実施形態6のコンボリューショナルデイン
タリーブ装置の構成を示した図である。
【符号の説明】
40,70,200,230 アドレス生成手段 41,71,201,231 上位アドレス生成手段 42,72,202,232 下位アドレス生成手段 43,73,203,233 カウンタ群 44,74,204,234 下位アドレスセレクタ 45,75,205,235 出力タイミング調整手段 46,76,206,236 入力データ制御手段 47,77,207,237 ビット連結手段 48,78 シフトレジスタ群 49,79,208,238 レジスタ 50,80,210,240 セレクト信号発生手段 51,81,211,241 RAM制御手段 52,82,212,242 書き込み手段 53,83,213,243 RAM 54,84,214,244 読み出し手段 55,85,215,245 出力信号セレクタ 56,86,216,246 ビット分離手段 57,87,217,247 レジスタ 58,88,218,248 出力データ制御手段 59,89 シフトレジスタセレクタ 60,90 シフトレジスタセレクタ120,121,130,131,140,141,1
50,151 セレクタ 123−(N/2−1),123−((C−1)/2−
1),133−0,133−N/2,143−(N/2
−1),143−((C−1)/2−1),153−
0,153−N/2 シングルポートRAM内の領域 122−0,122−N/2,122−(C−1)/
2,132−0,132−N/2,132−(C−1)
/2,142−0,142−N/2,142−(C−
1)/2,152−0,152−N/2,152−
((C−1)/2) シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 - 13/53

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力データ幅をbビット、ビット幅単
    位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数を
    n、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦Cの
    関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然数) ータ
    群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャン
    ネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリュ
    ーショナルインタリーブを行うコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 データ幅j×b(jは2以上の自然数) ビットの第1記
    憶手段と、 本コンボリューショナルインタリーブ装置の入力データ
    をビット連結手段または第2記憶手段または出力データ
    制御手段に振り分ける入力データ制御手段と、 前記入力データ制御手段からの入力データを遅延するた
    めの前記第2記憶手段と、 前記入力データ制御手段と前記第2記憶手段からの入力
    データを連結しデータ幅がj×bビットの前記第1記憶
    装置の入力データを生成するための前記ビット連結手段
    と、 前記第1記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手
    段と、 前記第1記憶手段の出力データを本コンボリューショナ
    ルインタリーブ装置のデータ幅bビットの出力データに
    変換するためのビット分離手段と、 前記ビット分離手段からの出力データを本コンボリュー
    ショナルインタリーブ装置の外部へ出力する前記出力デ
    ータ制御手段とを備えたことを特徴とするコンボリュー
    ショナルインタリーブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
    ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
    に対しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延量)
    の遅延を行うようにアドレス生成を行うものであり、第
    iのグループは第ikないし第((i+1)k−1)チ
    ャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦((C/
    k)の整数部分)の関係を満たす整数であり、(i+
    1)k−1≦Cであるとする)からなるものであり、 上記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与える
    べきnTの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し
    上記第1記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行い
    うる記憶容量を有するとともに、 上記bビットかつ深さmのデータが入力される毎に、上
    記第1記憶手段,第2記憶手段に入力するデータのチャ
    ンネルと,上記第1記憶手段が出力するデータのチャン
    ネルが同一チャンネル番号のチャンネルとなるように順
    次切り替えを行う切り替え手段を備えたことを特徴とす
    るコンボリューショナルインタリーブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよび
    TはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第
    (2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係
    を満たす整数)に対しTの遅延を行い、第2hチャンネ
    ルに対し遅延を行わないことを特徴とするコンボリュー
    ショナルインタリーブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 前記第2記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の種類の
    記憶手段により構成されていることを特徴とするコンボ
    リューショナルインタリーブ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 前記第1記憶手段をRAM により構成したことを特徴とす
    るコンボリューショナルインタリーブ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコンボリューショナルイ
    ンタリーブ装置において、 前記RAMがj個(jは2以上の自然数) の入出力ポートを有
    するものであることを特徴とするコンボリューショナル
    インタリーブ装置。
  7. 【請求項7】 入出力データ幅をbビット、ビット幅単
    位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数を
    n、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦C
    の関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然数)
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルデインタリーブを行うコンボリューショナ
    ルデインタリーブ装置において、 データ幅j×b(jは2以上の自然数)ビットの第1記憶
    手段と、 本コンボリューショナルデインタリーブ装置の入力デー
    タをビット連結手段または第2記憶手段または出力デー
    タ制御手段に振り分ける入力データ制御手段と、 前記入力データ制御手段からの入力データを遅延するた
    めの前記第2記憶手段と、 前記入力データ制御手段と前記第2記憶手段からの入力
    データを連結しデータ幅がj×bビットの前記第1記憶
    装置の入力データを生成するための前記ビット連結手段
    と、 前記第1記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手
    段と、 前記第1記憶手段の出力データを本コンボリューショナ
    ルデインタリーブ装置のデータ幅bビットの出力データ
    に変換するためのビット分離手段と、 前記ビット分離手段からの出力データを本コンボリュー
    ショナルデインタリーブ装置の外部へ出力する前記出力
    データ制御手段とを備えたことを特徴とするコンボリュ
    ーショナルデインタリーブ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のコンボリューショナルデ
    インタリーブ装置において、 前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
    ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
    に対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S(Sは
    0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うようにアドレス
    生成を行うものであり、第iのグループは第ikないし
    第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
    数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
    たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
    からなるものであり、 上記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与える
    べき(C−n)Tの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延
    量)に対し上記第1記憶手段による遅延で不足する分の
    遅延を行いうる記憶容量を有するとともに、 上記bビットかつ深さmのデータが入力される毎に、上
    記第1記憶手段,第2記憶手段に入力するデータのチャ
    ンネルと,上記第1記憶手段が出力するデータのチャン
    ネルが同一チャンネル番号のチャンネルとなるように順
    次切り替えを行う切り替え手段を備えたことを特徴とす
    るコンボリューショナルデインタリーブ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコンボリューショナルデ
    インタリーブ装置において、 上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよび
    TはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第
    (2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係
    を満たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2hチャ
    ンネルに対しては遅延を行わないことを特徴とするコン
    ボリューショナルデインタリーブ装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のコンボリューショナル
    デインタリーブ装置において、 前記第2記憶手段と前記第1記憶手段とは同一の種類の
    記憶手段により構成されていることを特徴とするコンボ
    リューショナルデインタリーブ装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のコンボリューショナル
    デインタリーブ装置において、 前記第1記憶手段をRAM により構成したことを特徴とす
    るコンボリューショナルデインタリーブ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のコンボリューショナ
    ルデインタリーブ装置において、 前記RAMがj個(jは2以上の自然数) の入出力ポートを有
    するものであることを特徴とするコンボリューショナル
    デインタリーブ装置。
  13. 【請求項13】 入出力データ幅をbビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦C
    の関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然数)
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルインタリーブを行うコンボリューショナル
    インタリーブ方法において、 第1記憶手段はデータ幅j×b(jは2以上の自然数)
    ビットの記憶を行いうるものとし、 入力データ制御手段により入力データをビット連結手段
    または第2記憶手段または出力データ制御手段に振り分
    け、 第2記憶手段により前記入力データ制御手段からの入力
    データを遅延し、 前記ビット連結手段により前記入力データ制御手段と前
    記第2記憶手段からの入力データを連結してデータ幅が
    j×bビットの前記第1記憶装置の入力データを生成
    し、 アドレス生成手段により前記第1記憶手段のアドレスを
    生成し、 ビット分離手段により前記第1記憶手段の出力データを
    コンボリューショナルインタリーブされたデータ幅bビ
    ットの出力データに変換し、 前記出力データ制御手段により前記ビット分離手段から
    の出力データを出力するようにしたことを特徴とするコ
    ンボリューショナルインタリーブ方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のコンボリューショナ
    ルインタリーブ方法において、 前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
    ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
    に対しそれぞれikS(Sは0<Sなる所定の遅延量)
    の遅延を行うようにアドレス生成を行うものとし、その
    際第iのグループを第ikないし第((i+1)k−
    1)チャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i≦
    ((C/k)の整数部分)の関係を満たす整数であり、
    (i+1)k−1≦Cであるとする)からなるものと
    し、 上記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与える
    べきnTの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延量)に対し
    上記第1記憶手段による遅延で不足する分の遅延を行い
    うる記憶容量を有するとともに、 上記bビットかつ深さmのデータが入力される毎に、上
    記第1記憶手段,第2記憶手段に入力するデータのチャ
    ンネルと,上記第1記憶手段が出力するデータのチャン
    ネルが同一チャンネル番号のチャンネルとなるように順
    次切り替えを行うことを特徴とするコンボリューショナ
    ルインタリーブ方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のコンボリューショナ
    ルインタリーブ方法において、 上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよび
    TはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第
    (2h+1)チャンネル(hは0≦2h+1≦Cの関係
    を満たす整数)に対してはTの遅延を行い、第2hチャ
    ンネルに対しては遅延を行わないことを特徴とするコン
    ボリューショナルインタリーブ方法。
  16. 【請求項16】 入出力データ幅をbビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦C
    の関係を満たす整数であり、b,m,Cは自然数)
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルデインタリーブを行うコンボリューショナ
    ルデインタリーブ方法において、 第1記憶手段はデータ幅j×b(jは2以上の自然数)
    ビットの記憶を行いうるものとし、 入力データ制御手段により入力データをビット連結手段
    または第2記憶手段または出力データ制御手段に振り分
    け、 第2記憶手段により前記入力データ制御手段からの入力
    データを遅延し、 前記ビット連結手段により前記入力データ制御手段と前
    記第2記憶手段からの入力データを連結しデータ幅がj
    ×bビットの前記第1記憶装置の入力データを生成し、 アドレス生成手段により前記第1記憶手段のアドレスを
    生成し、 ビット分離手段により前記第1記憶手段の出力データを
    コンボリューショナルデインタリーブされたデータ幅b
    ビットの出力データに変換し、 前記出力データ制御手段により前記ビット分離手段から
    の出力データを出力するようにしたことを特徴とするコ
    ンボリューショナルデインタリーブ方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンボリューショナ
    ルデインタリーブ方法において、 前記アドレス生成手段は、上記第1記憶手段がチャンネ
    ルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグループ
    に対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S(Sは
    0<Sなる所定の遅延量)の遅延を行うようにアドレス
    生成を行うものとし、その際第iのグループを第ikな
    いし第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の
    自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係
    を満たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとす
    る)からなるものとし、 上記第2記憶手段は、第nチャンネルのデータに与える
    べき(C−n)Tの遅延(TはS≦Tなる所定の遅延
    量)に対し上記第1記憶手段による遅延で不足する分の
    遅延を行いうる記憶容量を有するとともに、 上記bビットかつ深さmのデータが入力される毎に、上
    記第1記憶手段,第2記憶手段に入力するデータのチャ
    ンネルと,上記第1記憶手段が出力するデータのチャン
    ネルが同一チャンネル番号のチャンネルとなるように順
    次切り替えを行うことを特徴とするコンボリューショナ
    ルデインタリーブ方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のコンボリューショナ
    ルデインタリーブ方法において、 上記Cは奇数であり、上記kは2であり、上記Sおよび
    TはS=Tの関係を満たし、上記第2記憶手段は、第2
    hチャンネル(hは0≦2h≦Cの関係を満たす整数)
    に対してはTの遅延を行い、第(2h+1)チャンネル
    に対しては遅延を行わないことを特徴とするコンボリュ
    ーショナルデインタリーブ方法。
  19. 【請求項19】 入出力データ幅を b ビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦
    C の関係を満たす整数であり、 b ,m,Cは自然数)デー
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルインタリーブを行うコンボリューショナル
    インタリーブ装置において、 第1および第2の遅延部からなり、第nチャンネルのデ
    ータに対しnT(TはT>0なる所定の遅延量)の遅延
    を行うものであり、上記第1の遅延部はチャンネルを多
    くともk個毎のグループに分けた第iのグループに対し
    それぞれikS(Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の
    遅延を行うものであり、第iのグループは第ikないし
    第((i+1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然
    数,iは0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満
    たす整数であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)
    からなるものであり、上記第2の遅延部は上記第nチャ
    ンネルのデータに与えるべきnTの遅延に対し上記第1
    の遅延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延手段を備
    え、前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の
    自然数 ) ビットの遅延手段であることを特徴とするコン
    ボリューショナルインタリーブ装置。
  20. 【請求項20】 入出力データ幅を b ビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦
    C の関係を満たす整数であり、 b ,m,Cは自然数)デー
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルデインタリーブを行うコンボリューショナ
    ルデインタリーブ装置において、 第1および第2の遅延部からなり、第nチャンネルのデ
    ータに対し(C−n)T(TはT>0なる所定の遅延
    量)の遅延を行うものであり、上記第1の遅延部はチャ
    ンネルを多くともk個毎のグループに分けた第iのグル
    ープに対しそれぞれ(C−((i+1)k−1))S
    (Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延を行うもの
    であり、第iのグループは第ikないし第((i+1)
    k−1)チャンネル(kはC以下の自然数,iは0≦i
    ≦((C/k)の整数部分)の関係を満たす整数であ
    り、(i+1)k−1≦Cであるとする)からなるもの
    であり、上記第2の遅延部は上記第nチャンネルのデー
    タに与えるべき(C−n)Tの遅延に対し上記第1の遅
    延部の遅延で不足する分の遅延を行う遅延手段を備え、
    前記第1の遅延部はデータ幅j×b ( jは2以上の自然
    ) ビットの遅延手段であることを特徴とするコンボリ
    ューショナルデインタリーブ装置。
  21. 【請求項21】 入出力データ幅を b ビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦
    C の関 係を満たす整数であり、 b ,m,Cは自然数)デー
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルインタリーブを行うコンボリューショナル
    インタリーブ方法において、 第nチャンネルのデータに対しnT(TはT>0なる所
    定の遅延量)の遅延を行う遅延手段を第1および第2の
    遅延部から構成し、 上記第1の遅延部によりチャンネルを多くともk個毎の
    グループに分けた第iのグループに対しそれぞれikS
    (Sは0<S≦Tなる所定の遅延量)の遅延を行うもの
    とし、その際、第iのグループを第ikないし第((i
    +1)k−1)チャンネル(kはC以下の自然数,iは
    0≦i≦((C/k)の整数部分)の関係を満たす整数
    であり、(i+1)k−1≦Cであるとする)からなる
    ものとし、上記第2の遅延部により上記第nチャンネル
    のデータに与えるべきnTの遅延に対し上記第1の遅延
    部の遅延で不足する分の遅延を行い、前記第1の遅延部
    はデータ幅j×b ( jは2以上の自然数 ) ビットの遅延手
    段であることを特徴とするコンボリューショナルインタ
    リーブ方法。
  22. 【請求項22】 入出力データ幅を b ビット、ビット幅
    単位のデータの個数である深さをm、チャンネル番号数
    をn、最大チャンネル番号数をCとする(nは0≦n≦
    C の関係を満たす整数であり、 b ,m,Cは自然数)デー
    タ群に対し入力データ毎に第0チャンネルから第Cチャ
    ンネルの順に巡回的に入出力を切り替えながらコンボリ
    ューショナルデインタリーブを行うコンボリューショナ
    ルデインタリーブ方法において、 第nチャンネルのデータに対し(C−n)T(TはT>
    0なる所定の遅延量)の遅延を行う遅延手段を第1およ
    び第2の遅延部から構成し、 上記第1の遅延部によりチャンネルを多くともk個毎の
    グループに分けた第iのグループに対しそれぞれ(C−
    ((i+1)k−1))S(Sは0<S≦Tなる所定の
    遅延量)の遅延を行うものとし、その際第iのグループ
    を第ikないし第((i+1)k−1)チャンネル(k
    はC以下の自然数,iは0≦i≦((C/k)の整数部
    分)の関係を満たす整数であり、(i+1)k−1≦C
    であるとする)からなるものとし、上記第2の遅延部に
    より上記第nチャンネルのデータに与えるべき(C−
    n)Tの遅延に対し上記第1の遅延部の遅延で不足する
    分の遅延を行い、前記第1の遅延部はデータ幅j×b
    ( jは2以上の自然数 ) ビットの遅延手段であることを特
    徴とするコンボリューショナルデインタリーブ方法。
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