JP3511983B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents
紙幣収納装置Info
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Description
ンコ台間機等に使用される紙幣識別装置に用いられる紙
幣収納装置に関するものである。
る。従来の紙幣収納装置は、図10に示すように紙幣の
挿入口1と、この挿入口1に連結して設けられた通路2
と、この通路2に隣接して平行に設けられた紙幣の収納
部3とで構成されていた。そして、通路2に挿入された
紙幣は、ガイド板4で収納部3側へ押圧することによ
り、収納部3へ紙幣が収納されるようになっていた。5
は押え板であり、収納された紙幣を通路2側へ押圧する
ものである。
において2は紙幣の通路であり、この通路2に紙幣6が
挿入された状態である。この状態で図12に示すように
ガイド板4をA方向に押圧すると、紙幣6は通路2と収
納部3との間にある札受け7でたわみながら、収納部3
側へ押圧される。
3に示すように、紙幣6は札受け7を乗越え収納部3へ
移動する。ここで図14に示すようにガイド板4をB方
向に移動させて復旧させるとともにバネ8で通路2側へ
付勢された押え板5により紙幣6は収納部3へ収納され
る。
置がパチンコ台間機等に使用される場合、パチンコ台間
が狭いため、どうしても紙幣収納装置の薄型化が要求さ
れるようになってきた。
うな従来の構成では、紙幣6を通路2から収納部3に収
納するときに札受け7を乗越えるため、図12に示すよ
うに紙幣6が大きくたわむこととなる。このとき紙幣6
の移動に要するスペースは、ガイド板4の札受け7まで
の移動量に加え、前述した紙幣6のたわみ量以上の移動
をさせないと、札受け7とガイド板4との間で紙幣6を
挟み込んでしまい紙幣6を収納部3に収納できないこと
になる。従って、紙幣収納装置としては厚型になってし
まうという問題があった。
で、薄型化された紙幣収納装置を提供することを目的と
したものである。
に本発明の紙幣収納装置は、紙幣の収納時には第1の札
受けを退避させるとともに、前記紙幣の収納終了時には
前記第1の札受けを収納部側へ向かって回動しながら復
旧し、前記紙幣の前記収納部への移動時には前記紙幣の
端部を収納部側に押圧するとともに第1の札受けの復旧
後に前記押圧を解除する一時保持部材を設けた構成とし
たものである。
ことができる。
は、紙幣の挿入口と、この挿入口に連結して設けられた
通路と、この通路に隣接して平行に設けられた紙幣の収
納部とからなり、前記収納部は、紙幣を前記通路側へ付
勢する押え板と、前記通路上の紙幣を押圧して前記収納
部へ移動させるガイド板と、前記通路の前記収納部側を
形成する第1の札受けとを有し、前記紙幣の前記収納部
への移動時には前記第1の札受けを退避させるととも
に、前記紙幣の移動終了時には前記第1の札受けを前記
収納部側へ向かって回動しながら復旧し、前記紙幣の前
記収納部への移動時には前記紙幣の端部を収納部側に押
圧するとともに第1の札受けの復旧後に前記押圧を解除
する一時保持部材を設けた紙幣収納装置であり、このよ
うに紙幣の収納時に札受けを退避させているので、従来
のように紙幣が大きくたわむことがなく、ガイド板を札
受けの位置まで移動するだけで、紙幣を収納部に収納す
ることができるため、薄型化を実現することができる。
札受けを収納部側へ回動しながら復旧するので、紙幣が
多少たわんだとしても紙幣が札受けとガイド板との間に
挟み込まれることはなく、正常に紙幣を収納することが
できる。
紙幣の端部を収納部側に押圧するとともに第1の札受け
の復旧後に前記押圧を解除する紙幣の一時保持部材を設
けているので、たとえ紙幣の端がたわんだとしても、こ
の一時保持部材で紙幣の端を収納部側に押圧したわみを
補正するので、紙幣が札受けとガイド板の間に挟まれる
ことはなく、より確実に紙幣を収納することができる。
は、紙幣の四隅近傍を押圧する請求項1に記載の紙幣収
納装置であり、このように紙幣の最もたわみやすい部分
を押圧するので、一時保持部材の面積が小さくてもよ
い。すなわちこのことにより、簡単な機構での紙幣収納
装置を実現することができる。
の移動時には、前記紙幣の長手方向の端から退避すると
ともに、前記紙幣の移動終了時には収納部側へ回動しな
がら復旧する第2の札受けを有する請求項1に記載の紙
幣収納装置であり、この第2の札受けにより、収納され
た紙幣のたわみを補正しているため、通路を通過する紙
幣の端面と、収納されている紙幣の端面との接触を防止
することができ、薄型化を実現することができる。
用いて説明する。図2は本発明の紙幣収納装置の側面図
である。図2において11は紙幣の挿入口であり、この
挿入口11に連結して通路12が形成されている。
3は、図1に示すように紙幣通路12内に入る。14は
収納部であり、通路12に隣接して平行に設けられてい
る。15は押え板であり、バネ16で通路12側へ押圧
されている。19はガイド板であり、図3に示すように
紙幣通路12に挿入された紙幣13を収納部14側であ
るE方向に押圧し、紙幣13を収納部14側へ移動させ
る。このときL字形状をした札受け17は、図4に示す
ように紙幣13がガイド板19でE方向へ押圧された
後、支点18を軸にしてC方向に回動する。このように
して札受け17は、紙幣通路12から退避するようにな
っている。札受け17がC方向へ回動した後、図5に示
すように一時保持部材20を収納部14側であるE方向
に押圧し、紙幣13の端部を保持する。
向(元に戻す方向)に回動することによって紙幣13が
保持されるとともに、この札受け17により通路12が
元のように形成される。その後、図7に示すようにガイ
ド板19と、一時保持部材20を収納部14と反対側で
あるF方向に移動させ、初期の状態にする。こうするこ
とにより紙幣通路12は、初めて元の状態に戻り、次に
紙幣13がここに挿入されるのを待つ。
は紙幣13の略四隅を保持するように設けてある。こう
することにより、紙幣13のたわみを効率よく補正する
ことができ、札受け17にて紙幣13を確実に保持する
ことができる。21は紙幣13を長手方向から保持する
L字形状の札受けである。
12に挿入された紙幣13を収納部14側であるE方向
にガイド板19で押圧を開始すると同時に、支点22を
軸にして通路12から離れる方向すなわち、G方向に回
動する。このようにして、通路12から退避するように
なっている。またガイド板19による紙幣13のE方向
への移動終了後、収納部14側すなわちH方向に回動
し、紙幣13の長手方向の端を保持するようになってい
る。
設ければよい。挿入口11方向に設けることにより、収
納部14で収納された紙幣13のたわみを補正して通路
12を通過する紙幣13の端面と、収納されている紙幣
13の端面との接触を防止することができる。このため
図9に示すように、札受け21によって紙幣13の挿入
側も保持されるので、通路12と収納部14との距離を
短くすることができる。すなわち、ガイド板19による
紙幣13の移動距離を短くすることができ、紙幣収納装
置の薄型化が可能となるのである。
納時には第1の札受けを退避させるとともに、前記紙幣
の収納終了時には前記第1の札受けを収納部側へ向かっ
て回動しながら復旧し、前記紙幣の前記収納部への移動
時には前記紙幣の端部を収納部側に押圧するとともに第
1の札受けの復旧後に前記押圧を解除する一時保持部材
を設けた構成としたものであるため、従来のように紙幣
を大きくたわませる必要がなくなり、その分ガイド板に
よる紙幣の移動距離が短くなるので、紙幣収納装置の薄
型化が可能となる。また紙幣が少々たわんだとしても、
札受けが回動しながら復帰するので、札受けとガイド板
との間で紙幣を挟み込むことはない。
図
Claims (3)
- 【請求項1】 紙幣の挿入口と、この挿入口に連結して
設けられた通路と、この通路に隣接して平行に設けられ
た紙幣の収納部とからなり、前記収納部は、紙幣を前記
通路側へ付勢する押え板と、前記通路上の紙幣を押圧し
て前記収納部へ移動させるガイド板と、前記通路の前記
収納部側を形成する第1の札受けとを有し、前記紙幣の
前記収納部への移動時には前記第1の札受けを退避させ
るとともに、前記紙幣の移動終了時には前記第1の札受
けを前記収納部側へ向かって回動しながら復旧し、前記
紙幣の前記収納部への移動時には前記紙幣の端部を収納
部側に押圧するとともに第1の札受けの復旧後に前記押
圧を解除する一時保持部材を設けた紙幣収納装置。 - 【請求項2】 一時保持部材は、紙幣の四隅近傍を押圧
する請求項1に記載の紙幣収納装置。 - 【請求項3】 紙幣の収納部への移動時には、前記紙幣
の長手方向の端から退避するとともに、前記紙幣の移動
終了時には前記収納部側へ回動しながら復旧する第2の
札受けを有する請求項1に記載の紙幣収納装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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